JPH0471840B2 - - Google Patents

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JPH0471840B2
JPH0471840B2 JP16866784A JP16866784A JPH0471840B2 JP H0471840 B2 JPH0471840 B2 JP H0471840B2 JP 16866784 A JP16866784 A JP 16866784A JP 16866784 A JP16866784 A JP 16866784A JP H0471840 B2 JPH0471840 B2 JP H0471840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underframe
mast
loading platform
vehicle body
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16866784A
Other languages
English (en)
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JPS6145900A (ja
Inventor
Teruaki Sumitomo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Express Co Ltd
Original Assignee
Nippon Express Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Express Co Ltd filed Critical Nippon Express Co Ltd
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Publication of JPS6145900A publication Critical patent/JPS6145900A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用技術分野〕 本発明は、ビル、マンション、倉庫などの高所
室に対し、建屋外から荷物を搬入、搬出する車載
式の揚荷装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、マンションなどの高層階に荷物を搬入
する場合、従来では、伸縮するマストを荷台上に
旋回可能に備えた専用車体を建屋近傍の路上に停
車、詳しくは、車体の前後方向が建屋の長手方向
にそうように停車させ、搭載せるマストを90°旋
回させてマストの伸縮方向を建屋側に向け、この
マストを所望階層に至るまで伸長させ、上方作業
者と下方作業者の相互連絡によりマスト先端を所
望階のべランダなどに連結したのち保安上の確認
を行い、次いでマストにそつて昇降する荷台に、
家具などの荷物を搭載拘束して搬入荷扱いをして
いた。
従つて、この種従来の揚荷装置には、次に述べ
るような重大な問題点がある。
(a) 車体の前後方向軸線が、建屋と壁面と平行に
なるように車体が停車せざるを得ないため、こ
の軸線方向に対し伸縮するマストの伸縮方向が
直交する結果となり、重量物の揚荷に際し、車
体に対してローリング的な転倒応力が作用し、
狭い車巾の車体には揚荷重量に限度があり、大
巾な制限をうける。即ち、高層、重量物に対す
る耐転倒応力の範囲が小さく、従つて揚荷物重
量に大きな制限をうける。
(b) 車体に対して揚荷装置が固定的に連結されて
いるため、車体は揚荷装置の運搬機能しかもつ
ておらず、長時間、長時日の揚荷作業中、この
車体は作業現場に単なる台車として放置され、
車体を他の目的に使用することができないとい
う無駄がある。
(c) 車体は揚荷装置の専用車であり、引越しなど
のない時には単に車庫内に格納されているだけ
で、稼働効率がわめて悪く、不経済である。
〔発明の目的〕
本発明は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消せしめ、簡単な台枠構成によつて揚荷
作業中の転倒応力に充分耐えさせ、長時日にわた
る作業中は、車体を台枠から分離し、車体として
の別作業に従事しうるようになし、経済的効果も
計れる揚荷装置を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点を解消するための手段として、本発
明の揚荷装置は、台枠に対し、伸縮可能なマスト
を起伏自在にとりつけ、該マストにそつて荷台を
昇降するように設けた車載式の揚荷装置におい
て、上記台枠を長方形状に形成するとともに、こ
の台枠に連着せる上記マストの伸縮方向を台枠の
長手方向に一致させ、上記台枠の四隅部に、昇降
可能で、かつ、車体の荷台高さより長尺の支持脚
を設け、更に台枠の中央部に、車体の荷台上に接
して台枠を旋回せしめ、而も荷台と分離せる旋回
機構を配設したことを特徴とするものである。
〔実施例の説明〕
第1〜5図について本発明実施例の詳細を説明
する。第1図は揚荷装置を搭載した状態の車体の
平面図、第2図は同上側面図、第3図は台枠を
90°旋回し、マストの伸縮方向を建屋方向に向け
た状態の平面図、第4図は車体を除去した揚荷作
業状態を示す側面図、第5図は同上正面図であ
る。
1は荷台2を備えた車体で、該車体の荷台2上
には、揚荷装置Aが分離可能に搭載されている。
この揚荷装置Aは次のように構成してある。3は
平面形状が長方形状の台枠で、該台枠3の前端両
側には、拡巾されたフレーム4が対称的に突設し
てあり、この両フレーム4端には支持脚5が昇降
可能にとりつけられている。また台枠3の後端隅
部にも支持脚6が昇降可能に設けてあり、これら
支持脚5,6は、地面から車体1の台枠2面上の
距離、即ち、荷台2の高さより長尺に形成してあ
る。上記台枠3の後端隅部に設けた支持脚6は、
台枠3の水平方向に出入可能に設けたフレーム
(図示略)にとりつけ、拡巾できるようにするこ
ともある。
7は上記台枠3の中央下側にとりつけた旋回機
構で、該旋回機構7は車体1の荷台2上面に接
し、台枠3が荷台上で自由に旋回しうるようにし
てある。また特に図示してないが、荷台2上に搭
載された台枠3は、ピン構造により荷台2にロツ
クできるようにし、車体1の路面走行中に台枠
3、詳しくは揚荷装置Aが荷台2から落下しない
ようにしてある。
8は上記台枠3の後部に起伏可能に連着された
伸縮自在のマストで、このマスト8は消防自動車
の梯子車のような構造であるので、詳細な説明は
省略する。図中9は荷受台で、この荷台は、特に
図示してないが、第4図矢印で示すように、この
荷受台が建屋方向にスライドし、室内にひきこま
れる装置が設けてあり、ピアノなどの重量物の搬
入作業を可能としたものである。またこの荷受台
9の上面外周に、積荷の高低に応じた側板が着脱
自在に設けられ、荷物の落下が防止されるように
してある。
10はマスト8の角度調整用のシリンダであ
り、揚荷装置Aは、上述のように構成されてい
る。
次に荷扱い作業について説明すると、第1,2
図に示すように、車体1の荷台2上に図のように
揚荷装置Aを搭載して現場に直交する。そして第
4,5図で示すように、車体1の前後方向軸線が
建屋11の壁面にそうように停車させたのち、台
枠3と荷台2とのロツクを解き、第3図に示すよ
うに台枠3を90°旋回させ、マスト8の先端、詳
しくは、マスト8の伸縮方向が壁面と直交するよ
うに位置づける。台枠3を90°旋回すると、この
台枠3の前後端は荷台2の両側縁から側方にはみ
出され、この状態で支持脚5,6を下降させ、各
支持脚5,6の下端を路面または地上に敷設せる
枕木12上に載置し、更に支持脚5,6を下降す
ると、この反力によつて台枠3は荷台2上により
浮上し、台枠3は車体1から完全に分離せしめら
れる。この状態で車体1は台枠3から離れること
ができ、揚荷作業が終了するまでの間他の作業に
使用しうる。
次にマスト8と台枠3との間に設けたシリンダ
10によつてマスト8を上向きに角度調整したの
ち、マスト8の下部に設けた電動ウインチ13に
よつてマスト8を所望階に達するように伸長せし
める。そして、所望階に待機せる上方作業者との
相互連絡によつてマスト8の先端を所望階のベラ
ンダなどに連着し、揚荷の準備作業は全て終り、
あとは荷受台9の上面外周に側板をとりつけ、荷
物が落下しないように積載し、荷受台9を上記電
動ウインチ13によつてマスト8にそつて上昇せ
しめ、上方作業者らにより室内に搬入せしめる。
空の荷受台9は下降せしめられ、再び積荷が行わ
れ、この作業を繰り返し行うものである。
全ての揚荷作業が完了すると、上記と逆の作業
でマスト8を縮小し、台枠3を車体の荷台2上に
載置せしめたのち、これを90°旋回させて第1,
2図の状態となし、車体1は次の現場、または車
庫に直行する。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、次のような効果
がある。
(a) マストを連結する台枠が長方形状であり、而
もマストの伸縮方向が台枠の長手方向と一致す
る構造であつて、加えて、この台枠の四隅部
に、荷台の高さより長尺の支持脚が昇降可能に
とりつけられているため、従来のように、車体
の巾方向で荷重による転倒応力をうけることな
く、台枠の長手方向て転倒応力をうけることが
でき、耐転倒応力が大きいことから、揚荷重量
の制限が大巾に改善され、同規模でも従来より
重い荷物の荷扱いができる特長がある。
(b) 車体とは無関係に台枠が接地するため、揚荷
作業中車体は揚荷装置から離れ、他の荷役作業
に使用できる経済的な効果がある。また、従来
のように専用車でなくて済むことから、揚荷装
置が搭載できる車体であればよく、車種の制約
をうけることがない。
(c) 揚荷作業の依頼のない場合、揚荷装置を車庫
などに放置しておき、車体はそれなりに別の目
的に使用し得られ、車体の稼働効率が大巾に増
大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は揚荷装置を搭載した状態の車体の平面
図、第2図は同上側面図、第3図は台枠を90°旋
回した状態の平面図、第4図は車体を除去した揚
荷作業状態の一部省略側面図、第5図は同上正面
図である。 1……車体、2……荷台、3……台枠、4……
フレーム、5,6……支持脚、7……旋回機構、
8……マスト、9……荷受台、10……シリン
ダ、13……電動ウインチ、A……揚荷装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 台枠に対し、伸縮可能なマストを起伏自在に
    とりつけ、該マストにそつて荷台を昇降するよう
    に設けた車載式の揚荷装置において、上記台枠を
    長方形状に形成するとともに、この台枠に連着せ
    る上記マストの伸縮方向を台枠の長手方向に一致
    させ、上記台枠の四隅部に、昇降可能で、かつ、
    車体の荷台高さより長尺の支持脚を設け、更に台
    枠の中央部に、車体の荷台上に接して台枠を旋回
    せしめ、而も荷台と分離せる旋回機構を配設した
    ことを特徴とする車載式の揚荷装置。
JP16866784A 1984-08-10 1984-08-10 車載式の揚荷装置 Granted JPS6145900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16866784A JPS6145900A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 車載式の揚荷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16866784A JPS6145900A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 車載式の揚荷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145900A JPS6145900A (ja) 1986-03-05
JPH0471840B2 true JPH0471840B2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=15872264

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JP16866784A Granted JPS6145900A (ja) 1984-08-10 1984-08-10 車載式の揚荷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772078B2 (ja) * 1986-07-10 1995-08-02 昭和飛行機工業株式会社 リフト車
JPH0774080B2 (ja) * 1986-08-02 1995-08-09 昭和飛行機工業株式会社 リフト車
JPS63212700A (ja) * 1987-02-27 1988-09-05 昭和飛行機工業株式会社 リフト車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6145900A (ja) 1986-03-05

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