JPH0471767A - 湯漏れ検出装置付き減圧鋳造機 - Google Patents

湯漏れ検出装置付き減圧鋳造機

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JPH0471767A
JPH0471767A JP18469490A JP18469490A JPH0471767A JP H0471767 A JPH0471767 A JP H0471767A JP 18469490 A JP18469490 A JP 18469490A JP 18469490 A JP18469490 A JP 18469490A JP H0471767 A JPH0471767 A JP H0471767A
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JP
Japan
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molten metal
cavity
mold
leakage
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP18469490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nishiyama
西山 裕次
Tadataka Kaneko
金子 忠孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0471767A publication Critical patent/JPH0471767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋳型のキャビティ内に溶湯を吸引して鋳造す
る減圧鋳造機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の減圧鋳造機の構造が第5図に示されている。
図中2は鋳型であり、内部のキャビティ2aと外部2c
との通気が可能な構造となっている。さらに、鋳型2は
、溶湯3oが蓄えられている容器22より高い位置で定
盤6上に載置されている。
そして、鋳型2のキャビティ2aと容器22内の溶湯3
0とは湯口管24を介して連通している。
鋳型2の周囲は気密ケース4によって気密状態に覆われ
ており、気密ケース4の内部は配管7aコネクタ8、吸
引ホース7及び集塵機12を介して減圧装置14と連通
している。
減圧装置14が駆動されて気密ケース4内が減圧される
と、通気性のある鋳型2の壁および鋳型2の見切り部2
bを介してキャビティ2a内の減圧が行われ、容器22
内の溶湯30が湯口管24を通ってキャビティ2a内に
吸引される。これによって、キャビティ2a内が溶湯3
0で満たされると溶湯30の流れは停止して、キャビテ
ィ2a内の溶湯30は冷えて徐々に固化する。そしてこ
のキャビティ2a内の溶湯30が完全に固化した時点で
、減圧装置14が停止して吸引が解除される。これによ
って湯口管24内の未凝固の溶湯30は自重によって容
器22内に戻り、これで鋳造が終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この減圧鋳造機において鋳型2にヒビ割
れ等が発生すると、溶湯30をキャビティ2a内に吸引
しているときに溶湯30が鋳型2の外側に漏出すること
がある。この場合、溶湯30の漏出があっても、減圧装
置14によって気密ケース4内は減圧されているため、
溶湯30の漏出はますます増大する。このため、定盤6
上に溶湯30が流れ出て固化したり、さらには配管7a
コネクタ8、吸引ホース7にまで溶湯30が入り込んで
固化するなどして、定盤6上の整備や部品の交換に長時
間を要するという問題が生じる。
本発明は上記知見に基づいて、溶湯30の漏出を検出し
、漏出が生じたときには速やかに溶湯30の吸引を停止
させることにより、湯漏れによる損害を最小限に食い止
めることを解決すべき課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、溶湯を蓄えておく容器と、前記容器よりも
高い位置に配置されており、キャビティと外部との通気
が可能な鋳型と、前記鋳型のキャビティと前記容器内の
溶湯間を連通させる手段と、 前記鋳型の周囲を気密状態で覆う気密ケースと、前記気
密ケース内の圧力を、前記容器内の溶湯が前記連通手段
を介して前記キャビティ内に吸弓されるのに必要な所定
圧力にまで減圧させる手段と、 前記キャビティ内に吸引された溶湯が前記鋳型の外側に
漏出したことを検出する手段と、溶湯の漏出が検出され
たときに、前記気密ケース内の圧力を前記所定圧力から
上昇させて、溶湯の吸引を停止させる手段とを有するこ
とを特徴とする湯漏れ検出装置付き減圧鋳造機によって
解決される。
〔作 用〕
本発明によると、溶湯の漏出検出手段によってキャビテ
ィ内の溶湯が鋳型の外側に漏出したことが検出されると
、鋳型の周囲を覆っている気密ケース内の圧力を上昇さ
せて溶湯の吸引を停止させる。鋳型は溶湯が蓄えられて
いる容器より高い位置に配置されているために、吸引か
停止されると溶湯は自重によってキャビティから連通手
段を経由して容器内に戻る。
このようにして、鋳型からの溶湯の漏出は最小限に抑え
られ、復旧作業は著しく容易となる。
〔実施例〕
以下、図面を基に実施例を具体的に説明する。
第1図に、本発明の一実施例に係る湯漏れ検出装置付き
減圧鋳造機のシステム構成図が示されている。
図中2は内部にキャビティ2aを有する鋳型であり、溶
湯30が蓄えられている容器22より高い位置で、定盤
6上に載置されている。鋳型2には通気性のある砂型か
好適に用いられ、内部のキャビティ2aと外部2Cとの
通気が可能な構造となっている。そして、鋳型2のキャ
ビティ2aと容器22内の溶湯30とは湯口管24を介
して連通している。即ち、湯口管24が連通手段として
機能する。
図中4は鋳型2の周囲を気密状態に覆う気密ケースで、
その側壁に大気開放弁42と湯漏れ検出センサ40が、
第1図と第2図に示すように配設されている。即ち、湯
漏れ検出手段であるところの湯漏れ検出センサ40は鋳
型2の下部周辺にほぼ均等に8台が配置されており、ど
の位置で湯の漏出が発生しても、いずれかの湯漏れ検出
センサ40で検出できる構造になっている。
湯漏れ検出センサ40には、溶湯30の放射光を検出し
て電気信号に変換する光センサや溶湯の赤外線を検出し
て電気信号に変換する赤外線センサ、あるいは溶湯の温
度を検出して電気信号に変換する温度センサ等が好適に
用いられる。湯漏れ検出センサ40の電気信号は後記す
る湯漏れ制御装置50に入力される。
大気開放弁42は、湯漏れ制御装置50からの開弁信号
(ON−OFF電気信号)により、気密ケース4の内部
と外部とを連通させる弁であり、エアーシリンダ42b
により開閉動作を行う。
図中42aは湯漏れ制御装置50からの電気信号でエア
ーシリンダ42bへ供給する空気の流れ方向を切り換え
る電磁弁である。
気密ケース4の内部は配管7a、コネクタ8、真空ポン
プ開閉弁44、吸引ホース7及び集塵機12を介して減
圧装置14と連通している。
真空ポンプ開閉弁44は、湯漏れ制御装置50からの閉
弁信号(ON−OFF電気信号)により、気密ケース4
の内部と減圧装置14との間を遮断する弁であり、大気
開放弁42と同様に、エアーシリンダ44bにより開閉
動作を行う。図中44aは湯漏れ制御装置50からの電
気信号でエアーシリンダ44bへ供給する空気の流れ方
向を切り換える電磁弁である。
湯漏れ制御装置50は湯漏れ検出センサ4oの信号に基
づいて、大気開放弁42と真空ポンプ開閉弁44とを開
閉制御する働きをし、本実施例においてはシーケンサ−
が用いられる。運転中は、大気開放弁42は全開、真空
ポンプ開閉弁44は全開に保持される。
次にこの減圧鋳造機の作動を説明する。
先ず減圧装置14が駆動されると、前述のように減圧装
置14と気密ケース4の内部とは集塵機12、吸引ホー
ス7、真空ポンプ開閉弁44(全開林態)及びコネクタ
8、配管7aを介して連通しているために、気密ケース
4の内部が減圧される。
ここで、前述のように鋳型2は通気性が有るために気密
ケース4の内部が減圧されると、鋳型2のキャビティ2
a内も減圧され、容器22内の溶湯30が湯口管24を
通ってキャビティ2a内に吸引される。これにより、キ
ャビティ2a内が溶湯30に満たされると溶湯30の流
れは停止して、キャビティ2a内の溶湯30および湯口
管24内上部の溶湯30は冷えて徐々に固化する。そし
てこのキャビティ2a内の溶&30が完全に固化した時
点で、減圧装置14か停止して吸引が解除される。この
時、真空ポンプ開閉弁44を全開にし、かつ大気開放弁
42を全開にして吸引を解除させても良い。これによっ
て、湯口管24の中の未固化の溶湯30は自重で容器2
2内に戻り、鋳造が終了する。
この減圧鋳造による方法は、湯回りか良いことの他に溶
湯への気泡の巻き込みか少なく、さらにキャビティ2a
の上方部、即ち反湯口側から湯口側に向かう指向性凝固
か得やすく、巣のない良好な鋳造製品か得られる。
ここで、鋳型のヒビ割れ等により第3図に示すように、
鋳型2から溶湯30が漏出すると(30aを参照)、湯
漏れ検出センサ4oによって溶湯30の漏出が検出され
る。そして、その信号が湯漏れ制御装置50に入力され
る。湯漏れ制御装置50は、第4図の湯漏れ発生時の制
御フローチャートに示すように、8台の湯漏れ検出セン
サ40の内の少なくとも1台のセンサが溶湯3oの漏出
を検出したときには大気開放弁42を開弁じ、真空ポン
プ開閉弁44を閉弁する。大気開放弁42の開弁によっ
て気密ケース4内は外部と連通し、さらに真空ポンプ開
閉弁44の閉弁によって減圧装置14からの吸引力が気
密ケース4にまで及ばなくなる。これによって、気密ケ
ース4内の圧力は大気圧に等しくなり、通気性を有する
鋳型2のキャヒティ2a内の圧力も大気圧に等しくなる
この結果、キャビティ2a内の溶湯3oは自重によって
容器22内に戻ることになり、溶湯3oの漏出は速やか
に停止する。
上記したように、本実施例によると定盤6上に溶湯30
が流れて固化することが最小限で抑えられ、配管7a、
コネクタ8、吸引ホース7にまで溶湯30が入り込んで
固化することが防止される。
このため、定盤6上の整備や部品の交換に長時間を要す
るといった問題は生じない。さらに、キャビティ2a内
の溶湯30が自重によって容器22内に戻るために溶湯
30の無駄も発生しない。
このように、本実施例によると湯漏れによる損害が最小
限に食い止められる。
〔発明の効果〕
本発明によると、キャビティ内の溶湯が鋳型の外側に漏
出しても、溶湯の漏出は最小限に抑えられるため、漏出
した溶湯の塊を取り除くために長時間の作業を要するこ
ともなく、また溶湯の漏出が検出されると他の溶湯は容
器内に戻るために溶湯の無駄が生じることがなく、湯漏
れによる損害が最小限に食い止められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る湯漏れ検出装置付き減
圧鋳造機のシステム構成図、第2図は第1図の■−■線
矢視図、第3図は本発明の一実施例に係る湯漏れ検出装
置付き減圧鋳造機において湯漏れが発生した時の図、第
4図は本発明の一実施例に係る湯漏れ検出装置付き減圧
鋳造機の湯漏れ発生時の制御フローチャートを示す。 第5図は従来の減圧鋳造機のシステム構成図である。 ・・・鋳型 ・・・気密ケース 4・・・減圧装置(減圧手段) 2・・・容器 4・・・湯口管(連通手段) 0・・・湯漏れ検出センサ(湯漏れ検出手段)2・・・
大気開放弁(吸引停止手段) 4・・・真空ポンプ開閉弁(吸引停止手段)0・・・湯
漏れ制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶湯を蓄えておく容器と、 前記容器よりも高い位置に配置されており、キャビティ
    と外部との通気が可能な鋳型と、前記鋳型のキャビティ
    と前記容器内の溶湯間を連通させる手段と、 前記鋳型の周囲を気密状態で覆う気密ケースと、前記気
    密ケース内の圧力を、前記容器内の溶湯が前記連通手段
    を介して前記キャビティ内に吸引されるのに必要な所定
    圧力にまで減圧させる手段と、 前記キャビティ内に吸引された溶湯が前記鋳型の外側に
    漏出したことを検出する手段と、溶湯の漏出が検出され
    たときに、前記気密ケース内の圧力を前記所定圧力から
    上昇させて、溶湯の吸引を停止させる手段とを有するこ
    とを特徴とする湯漏れ検出装置付き減圧鋳造機。
JP18469490A 1990-07-12 1990-07-12 湯漏れ検出装置付き減圧鋳造機 Pending JPH0471767A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013749A1 (ja) * 2004-08-03 2006-02-09 Masahito Goka 減圧鋳造法、鋳造システム及びその吸引送気装置
JP2008238243A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Daihatsu Motor Co Ltd 鋳造装置の溶湯漏れ検知機構
JP2009215126A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Shin Etsu Handotai Co Ltd 単結晶引上げ装置
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JP2011032138A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Yukichi Horioka 漏洩検出方法
JP2011184238A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Shin Etsu Handotai Co Ltd 単結晶引上げ装置
CN110280753A (zh) * 2018-03-19 2019-09-27 科华控股股份有限公司 一种反重力铸造用金属液泄漏探测防护装置及方法

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