JPS6127163A - 減圧鋳造装置 - Google Patents

減圧鋳造装置

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Publication number
JPS6127163A
JPS6127163A JP14839784A JP14839784A JPS6127163A JP S6127163 A JPS6127163 A JP S6127163A JP 14839784 A JP14839784 A JP 14839784A JP 14839784 A JP14839784 A JP 14839784A JP S6127163 A JPS6127163 A JP S6127163A
Authority
JP
Japan
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vessel
molten metal
mold
casting
chill plate
Prior art date
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Granted
Application number
JP14839784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0556229B2 (ja
Inventor
Takanori Kamiya
神谷 孝則
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0556229B2 publication Critical patent/JPH0556229B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は通気性を有した鋳型(石膏、セラミックス等)
を使用した場合の減圧鋳造装置に関するもので、薄肉、
形状複雑な製品の鋳造に利用されるものである。
〔従来技術〕
本発明に係る従来技術としては特公昭59−14306
号「吸引鋳造装置」の公報がある。
これを第2図により説明すれば、1゛は溶湯、2゛は石
膏よりなる鋳型、3′は製品キャビティー、4”は製品
キャビティー内の溶湯、5゛はチルプレート、6゛は減
圧装置とすれば、溶湯l′は減圧装置6′の作用により
、石膏よりなる鋳型内を一600mm1g程度減圧し、
溶湯1”を製品キャビティー3゛へ吸引注入する、この
結果製品キャビティー3゛へ導入された溶湯4′は減圧
状態を維持しつつ凝固する。
更に溶湯は上端をチルプレート5”に接しておりかつ下
端は容器内の溶湯1゛に連続しているために、溶湯には
明確な温度勾配が形成され、この結果製品キャビティー
内の溶湯はひけ巣などが生じることなく指向性凝固し、
またピンホールや肥大組織などが発生することなく凝固
し、湯回り不良やスラグ巻込みなどを生じることがなく
、鋳造歩留りが大きい旨開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記吸引鋳造装置は次のような問題がある
1、キャビティー内の溶湯4”に加わる力は、鋳造装置
内と大気との差圧から、溶湯を吸い上げる力を差し引い
たものであり、真の加圧力は小さく、鋳造欠陥や湯回り
不良が出る可能性があり、 2、溶湯充填時のキャビティー内の減圧力は、溶湯の比
重×ストークの長さに等しく、キャビティー内を一60
0mHgで充填しようとした場合、非常に長いストーク
が必要であり、溶湯がAβの場合には2.9m必要とな
る。
3、鋳型は容器本体とチルプレートに密着しているため
に鋳型の吸引面積が小さく、排気速度が溶湯の充填速度
に追従できず、薄肉部に湯回り不良が発生するという問
題点がある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は上記問題点を解決するために薄肉、形状
複雑な製品、例えば、自動車エンジンに使用されるター
ボロータ1等の部品を減圧鋳造装置により鋳造する場合
に、減圧装置により、石膏型内を減圧して溶湯を導入し
、溶湯は指向性凝固をすると共に薄肉部において湯回り
不良が発生することがないように、チルプレートが上下
にスライド可能な構造の移動容器と、セラミックよりな
る湯口を有する固定容器とにより鋳造装置を構成し、前
記固定容器に移動容器とをピストンの作用により密着さ
せて、固定容器に移動容器を密着させた場合の内部の空
間を吸引排気作用を行う減圧装置に連結して、チルプレ
ートと郭定される通気性の鋳型(石膏、セラミック、砂
等)中の空気を排気して減圧鋳造するものである。
(作用) 上記技術的手段は、次にように作用する。すなわち、移
動容器と固定容器とをピストンにより密着させ、固定容
器に設けたセラミックよりなる湯口と、スライド可能で
かつバネにて一方向へ押されているチルプレート上に石
膏等よりなる鋳型を載置し、鋳型の斜面と固定容器湯口
の斜面とをシールにて気密を保持しつつ、減圧装置によ
り吸引しながら上部湯口より注湯すれば、通気性のある
鋳型の円筒、側面全体より減圧装置により吸引する結果
、吸引面積が広いため効率的に迅速にキャビティー内の
空気を排気することができ、薄肉部への湯回り性が向上
し、かつ、上方より注湯することによりキャビティー内
の溶湯に、鋳造装置内と大気圧との差圧力が加わり、押
湯効果が増し、ひけ巣が発生しなく、鋳造歩留りを向上
させるものである。
(実施例) 以下具体的な実施例について説明する。
Aは本発明に係る減圧鋳造装置で、1は固定容器、2は
移動容器、3はチルプレートで、3aはチルプレートの
軸で、移動容器の孔2aに嵌合している、3bはバネで
ある。4は湯口でセラミックよりなり、4aは湯口押え
、5は石膏よりなる鋳型で、6は製品キャビティー、7
は吸引バイブ、8は減圧装置で、8aはリリーフバルブ
、8bはストップバルブ、8Cは真空ポンプである。9
はフランジで、10は油圧又はエアのシリンダー及びピ
ストンである。
以上の構成において、その作用を述べれば、シリンダー
10によりフランジ9を介して、移動容器と固定容器を
密着させ、これによりチルプレートは上昇しバネ3bに
より鋳型5も、セラミック湯口4の傾斜面に密着し、シ
ールにより外気を遮断する、減圧装置80作用により吸
引パイプ7より排気すれば、固定容器と移動容器により
密閉された空間Bは次第に減圧し、石膏鋳型の全側面よ
りも積極的に吸引して製品キャビティー内も減圧し、そ
の結果溶湯は、製品キャビティーのすみずみまで流入す
る。
鋳造完了後、シリンダー10の作用により移動容器を固
定容器より離して、鋳型を取り出すものである。
〔発明の効果〕
本発明は次の特有の効果を生15る。すなわち、効果的
な吸収作用及び押湯効果により、鋳型内の薄肉部にも湯
回り良好であると共に、 +l)  チルプレート及びセラミック湯口により、完
全な指向性凝固が可能であり、凝固速度も速くなり、ピ
ンホールやひけ巣等の鋳造欠陥が生じない、 (2)吸引面積が広く効率的にキャビティー内の空気を
排気することができ、小型な真空ポンプにより対応が可
能である、 (3)コイルスプリングによって鋳型の高さがバラライ
でも鋳型を上方に押しつげることにより確実にシールが
できる、 (4)  湯口と鋳型の合せは、合せ部分よりも下でシ
ールをしており、こ部分は溶湯には自重のみしか加わら
ないために、溶湯が洩れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の一部断面を有する説明図であり、第
2図は従来例を簡略した説明図である。 1・・・固定容器、2・・・移動容器、3・・・チルプ
レート 4・・・湯口、5・・・鋳型。 10・・・シリンダーピストン 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 通気性の鋳型を密閉した空間に保持し、前記空間を減圧
    装置により減圧して鋳造する減圧鋳造装置において、通
    気性のある鋳型を載置して上下に移動できるチルプレー
    トをシリンダーピストンにより上下動する移動容器にス
    ライド可能にバネと共に取り付け、湯溶を注入するセラ
    ミック材よりなる湯口を固定容器に固着し、前記シリン
    ダーピストンにより移動容器と固定容器を密着、離間さ
    せる減圧鋳造機。
JP14839784A 1984-07-16 1984-07-16 減圧鋳造装置 Granted JPS6127163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14839784A JPS6127163A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 減圧鋳造装置

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JP14839784A JPS6127163A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 減圧鋳造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6127163A true JPS6127163A (ja) 1986-02-06
JPH0556229B2 JPH0556229B2 (ja) 1993-08-19

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ID=15451865

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JP14839784A Granted JPS6127163A (ja) 1984-07-16 1984-07-16 減圧鋳造装置

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JP (1) JPS6127163A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5358027A (en) * 1993-03-05 1994-10-25 Cmi International Vacuum-assisted gravity pour casting apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5358027A (en) * 1993-03-05 1994-10-25 Cmi International Vacuum-assisted gravity pour casting apparatus

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JPH0556229B2 (ja) 1993-08-19

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