JPH047159Y2 - - Google Patents

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JPH047159Y2
JPH047159Y2 JP1986191145U JP19114586U JPH047159Y2 JP H047159 Y2 JPH047159 Y2 JP H047159Y2 JP 1986191145 U JP1986191145 U JP 1986191145U JP 19114586 U JP19114586 U JP 19114586U JP H047159 Y2 JPH047159 Y2 JP H047159Y2
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core tube
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heater
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JP1986191145U
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JPS6398350U (ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • C03B37/029Furnaces therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光フアイバ線引装置に係り、特に光フ
アイバ中の構造欠陥の発生を抑制し得る線引装置
に関する。
[従来の技術] 一般に、光フアイバの伝送損失は光フアイバが
置かれている環境によつても左右されるが、特に
フアイバ中に存在する構造欠陥に大きく依存して
経時的に増加する。従つて、光フアイバ中に内存
する構造欠陥をいかに減少させるかが光フアイバ
の耐環境性及び信頼性向上の大きなポイントとな
る。
光フアイバの構造欠陥はプリフオーム中にはほ
とんど存在せず、線引工程において発生すること
が知られている。
第2図aに従来の光フアイバ線引装置の概略構
成を示す。炉心管31の外周部にこれを囲繞する
ようにヒータ32が設けられている。そして、ヒ
ータ32により炉心管31内に第2図bの如き温
度分布を形成し、この状態で炉心管31内にその
上部からプリフオーム33を導入すると共にこれ
を線引きして光フアイバ34を下方へ送り出す。
この際、プリフオーム33は炉心管31内で加熱
されて軟化するが、この軟化状態においてプリフ
オーム33中に構造欠陥がその熱平衡状態となる
まで発生する。その後、プリフオーム33が光フ
アイバ34に引き落とされて冷却される過程にお
いて構造欠陥が閉じ込められ光フアイバ34中に
残留する。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来は線引工程において構造欠陥が
発生し、その結果光フアイバの伝送損失が増大化
するという問題を生じていた。
なお、線引きされるイメージガイドに気泡が残
存しないようにするために、第1の炉心管の内側
で且つその上端側に、内部を中空にした断熱用の
第2の炉心管を設け、この第2の炉心管の中空部
に液体或いはガスで冷却するようにしたイメージ
ガイドの線引装置が提案されている(実開昭58−
184539号)。しかしながら、実開昭58−184539号
には、第2の炉心管の中空部に冷媒を流すという
思想が開示されているにとどまり、良好な線引き
を行うことのできる具体的な第2の炉心管の構造
及び冷媒の循環経路については開示されていな
い。たとえば、第2の炉心管の中空部の任意の位
置から冷媒を流し、他の位置から冷媒を排出させ
るように考えた場合、中空部での冷媒の流動は不
均一なものとなるため、炉心管内部をその半径方
向に均一に冷却することはできず、第1の炉心管
部に不均一な温度分布が形成されてしまう。その
ため、このような線引装置で線引きされたイメー
ジガイドには半径方向での温度差により熱歪が発
生し、強度劣化による破断が起る虞れがある。従
つて、このイメージガイドの線引装置により光フ
アイバを線引した場合にも、同じ様に強度劣化に
よる破断が起る恐れがあり、このようなイメージ
ガイドの線引装置を直ちに光フアイバの線引装置
に適用できるものではない。
かくして、本考案の目的は、上記従来技術の問
題点を解消し、炉心管内にその半径方向に均一な
温度分布を形成して不均一な加熱による光フアイ
バの強度劣化を引き起こすことなく、プリフオー
ムの先端部とその残部との温度差を極めて急俊に
することにより、構造欠陥の発生をほとんど抑制
して光フアイバを線引きすることができる光フア
イバの線引装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の光フアイバ線引装置は上記目的を達成
するために、第1の炉心管の外周部にヒータが設
けられており、第1の炉心管の上端からその内部
にプリフオームを導入してこれをヒータにより加
熱すると共に線引きして下端から光フアイバを送
り出す装置において、第1の炉心管の内部で且つ
その上端側に上記ヒータからの伝熱を緩衝させる
ための第2の炉心管を設け、該第2の炉心管の下
端を上記第1の炉心管と接合せしめて該第1の炉
心管と上記第2の炉心管との間にその下端部が閉
じられた空隙を形成し、該空隙内に該空隙を内側
空隙と外側空隙とに分割する仕切体をその下端部
が前記両炉心管とは接触しないように設け、上記
内側炉心管の上方から流入した冷媒が上記仕切体
の下を通つて上記外側空隙の上方へ流出する流通
路を形成したものである。
[作用] 上述したように構造欠陥はプリフオームの軟化
時にその熱平衡状態となるまで発生する。そこ
で、構造欠陥が熱平衡状態となるよりも早くプリ
フオームを急速加熱して軟化することができれば
構造欠陥の発生は抑制される。
本考案は以上の着眼点に基づいて考案されたも
のである。すなわち、第1の炉心管の内部で且つ
その上端側に第2の炉心管を設け、この第2の炉
心管の下端を第1の炉心管と接合せしめて第1の
炉心管と第2の炉心管との間にその下端部が閉じ
られた空隙を形成し、この空隙内に空隙を内側空
隙と外側空隙とに分割する仕切体をその下端部が
両炉心管とは接触しないように設け、内側炉心管
の上方から流入した冷媒が仕切体の下を通つて外
側空隙の上方へ流出する流通路を形成して、ヒー
タからの第1の炉心管上端側への伝熱を緩衝させ
ることにより冷却効果が大きく、第1の炉心管内
上端側に極めて急俊な温度勾配が形成され、上方
から導入されたプリフオームは急速に加熱される
こととなる。また、空隙の内側空隙の上方から流
入された冷媒は、仕切体の下を通つて外側空隙の
上方へ流出されるため、線引きされる光フアイバ
にその半径方向に温度差を与えるようなことはな
い。その結果、不均一な加熱による強度劣化を引
き起こすことなく、構造欠陥のほとんど存在しな
い光フアイバを得ることが可能となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に従つて説明
する。
第1図aは本考案の一実施例に係る光フアイバ
線引装置の構成を示す断面図である。第1の炉心
管21の外周部にこれを囲繞するようにヒータ2
4が設けられている。また、第1の炉心管21の
内部で且つその上端側には第2の炉心管22が設
けられ、この第2の炉心管22の下端は第1の炉
心管21に接合され、第1の炉心管21と第2の
炉心管22の間に下端部が閉じられた空隙が形成
されている。更にこの空隙内に仕切体23がその
下端部が2つの炉心管21,22とは接触しない
ように設けられ、この仕切体23を挟んで空隙内
が内側空隙と外側空隙とに分割され、冷媒(不活
性ガス等)が流通する流通路が形成されている。
このような構成の線引装置を用いて光フアイバ
の線引きを行つた。
まず、ヒータ24を作動させて第1の炉心管2
1内を加熱する。このとき第1の炉心管21の上
端側においては、第1の炉心管と第2の炉心管と
の間に形成された空隙の内側空隙の上方から冷媒
を流入し、冷媒が仕切体23の下を通つて外側空
隙の上方へ流出するようにしているため冷却効果
が大きく、ヒータ24からの伝熱が緩衝され、第
1の炉心管21の下端側よりも著しく低温とな
り、第1図bに示すような温度分布が第1の炉心
管内部に形成される。すなわち、最高温度Toを
示す位置Poより上側に極めて急俊な温度勾配が
形成されている。
この状態で第1の炉心管21の上端からその内
部にプリフオーム20を導入し、これを線引きし
て光フアイバ25を下方から送り出す。ここで、
プリフオーム20は、第1の炉心管21内の上端
側に形成されている極めて急俊な温度勾配により
急速に加熱されて構造欠陥が熱平衡状態となるよ
りも早く軟化し、線引きされる。また、炉心管の
内部をその半径方向に均一に冷却できるため、線
引きされる光フアイバにその半径方向に温度差を
与えるようなことはない。
このようにして、温度劣化を引き起こすことな
く、構造欠陥のほとんど存在しない光フアイバ2
5を得ることができた。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、次の如き
優れた効果が発揮される。
(1) プリフオームの先端部が極めて急速に且つ半
径方向に均一に加熱されることにより、強度劣
化がなく且つ構造欠陥のほとんどない光フアイ
バを製造することができる。
(2) 従つて、伝送損失の経時変化が少なく且つ耐
環境性、耐放射性及び長期信頼性に優れた光フ
アイバが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbはそれぞれ本考案の一実施例に
係る光フアイバ線引装置の構成を示す断面図及び
炉内温度分布図、第2図a及びbはそれぞれ従来
例の構成図及び炉内温度分布図である。 図中、20はプリフオーム、21は第1の炉心
管、22は第2の炉心管、23は仕切体、24は
ヒータ、25は光フアイバである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の炉心管の外周部にヒータが設けられてお
    り、上記第1の炉心管の上端から内部にプリフオ
    ームを導入してこれを上記ヒータにより加熱する
    と共に線引きして下端から光フアイバを送り出す
    装置において、上記第1の炉心管の内部で且つそ
    の上端側に上記ヒータからの伝熱を緩衝させるた
    めの第2の炉心管を設け、該第2の炉心管の下端
    を上記第1の炉心管と接合せしめて該第1の炉心
    管と上記第2の炉心管との間にその下端部が閉じ
    られた空隙を形成し、該空隙内に該空隙を内側空
    隙と外側空隙とに分割する仕切体をその下端部が
    前記両炉心管とは接触しないように設け、上記内
    側炉心管の上方から流入した冷媒が上記仕切体の
    下を通つて上記外側空隙の上方へ流出する流通路
    を形成したことを特徴とする光フアイバ線引装
    置。
JP1986191145U 1986-12-13 1986-12-13 Expired JPH047159Y2 (ja)

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JPS6398350U JPS6398350U (ja) 1988-06-25
JPH047159Y2 true JPH047159Y2 (ja) 1992-02-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2991338B1 (ja) * 1998-11-13 1999-12-20 住友電気工業株式会社 光ファイバ線引き方法および線引き炉
DE102004043206B4 (de) * 2004-09-03 2007-11-15 Schott Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von polygonförmigen Glaselementen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184539U (ja) * 1982-06-01 1983-12-08 日立電線株式会社 イメ−ジガイド線引装置

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