JPH0471318B2 - - Google Patents

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JPH0471318B2
JPH0471318B2 JP60139318A JP13931885A JPH0471318B2 JP H0471318 B2 JPH0471318 B2 JP H0471318B2 JP 60139318 A JP60139318 A JP 60139318A JP 13931885 A JP13931885 A JP 13931885A JP H0471318 B2 JPH0471318 B2 JP H0471318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
rectifier
inverter
abnormality detection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60139318A
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English (en)
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JPS61296677A (ja
Inventor
Kazuhiko Asada
Hideki Oomori
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS61296677A publication Critical patent/JPS61296677A/ja
Publication of JPH0471318B2 publication Critical patent/JPH0471318B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する誘導加熱調
理器に関するものである。
従来の技術 従来この種の誘導加熱調理は、交流電源と、整
流器と、高周波電力を発生するインバータと、前
記インバータを制御する制御回路と、制御回路
と、整流器の出力または前記インバータの内部に
接続した電源異常検知回路を有し、電源異常検知
回路は整流器の入力電圧を整流器の出力電圧また
はインバータの内部の電圧で検知し、整流器の出
力電圧またはインバータの内部電圧が所定の範囲
外になつた場合制御回路に停止信号を出力し、こ
の制御回路は電源異常検知回路からの停止信号に
よつてインバータの発振を停止するものが一般的
であつた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、整流器の出力電圧
とインバータ内部の電圧にはいずれもインバータ
によるノイズがのつて電源異常検知回路が誤動作
しやすく、またインバータが電圧形インバータの
場合には、インバータの内部に高周波に対して電
圧を安定にするためにコンデンサを有しているの
で、整流器の入力電圧の変動に対して整流回路の
出力電圧とインバータ内部の電圧はいずれも遅れ
るので、電源異常検知が遅れ、その結果インバー
タ内部に過電圧を発生してインバータを構成する
素子が破壊することがあるという問題がある。破
壊を防ぐには素子の耐圧を高くする必要があり、
その場合にはコストが高くなるという問題があ
る。
本発明はこのような従来の問題点を解消したも
ので、動作面での信頼性にすぐれた誘導加熱調理
器を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本発明の誘導加熱調
理器は、入力端子を備え、当該入力端子に入力す
る電源電圧を全波整流する整流器と、前記整流器
の出力端子に接続された高周波電力を発生するイ
ンバータと、前記電源電圧を監視し、電源電圧の
異常電圧を検知する電源異常検知回路と、前記電
源異常検知回路が異常電圧を検知すると前記イン
バータの発振を停止する制御回路とを備え、前記
電源異常検知回路は、第1、第2、第3の抵抗の
一端をそれぞれ接続し、第1および第2の抵抗の
他端を前記整流器の入力端子の両方にそれぞれ接
続するとともに、第3の抵抗の他端を前記整流器
の出力端子の一方に接続した入力回路と、前記第
1、第2、第3の抵抗の共通接続点における全波
波形の電圧が所定範囲外になると前記インバータ
の発振を停止する信号を前記制御回路に出力する
比較回路とを備えたものである。
作 用 この構成では、整流器の入力端子側の電圧はイ
ンバータによるノイズを受けないため、電源異常
検知回路が誤検知することがなく、またインバー
タが電圧形インバータの場合には、インバータ内
部にコンデンサを有するが、このコンデンサによ
る電源電圧検知の遅れが整流器の入力端子側では
ないので、その結果、整流器の入力端子側に接続
された電源電圧の異常を正確かつ迅速に検知で
き、インバータに過電圧が発生するのを確実に防
止できる。また、従来過電圧が発生するために素
子の耐圧を高くしていたのを上記構成により素子
の耐圧を低くできる。さらに、3つの抵抗を本発
明の接続とすることで全波波形の電圧を得ること
ができ、電源異常検知回路の入力回路を全波整流
器を用いることなく、簡易な構成で実現すること
ができる。
実施例 以下発明の一実施例について添付図面を参照し
ながら説明する。第1図において誘導加熱調理器
は、交流電源1と、入力端子を備え、入力端子が
交流電源に接続された全波の整流器2と、この整
流器2の出力端子に接続された高周波電力を発生
するインバータ3と、インバータ3に接続されて
同インバータ3の発振停止を制御する制御回路4
と、入力側を前記整流器2の入力端子に接続し、
出力側を前記制御回路4に接続した電源異常検知
回路5を有する。電源異常検知回路5は、入力回
路50、平均回路51および比較回路52から構
成されている。入力回路50は、第1の抵抗6、
第2の抵抗7、第3の抵抗8の一端をそれぞれ接
続し、第1及び第2の抵抗6,7の一端を整流器
2の入力端子の両方に接続している。第3の抵抗
8の一端は整流器2の出力端子の一方に接続さ
れ、前記第1、第2、第3の抵抗6,7,8の共
通接続点から交流電源1の電圧に比例した全波波
形の電圧を検知できるようにしている。この入力
回路50の全波波形電圧を平均化する平均回路5
1は、抵抗9,10およびコンデンサ11から構
成されている。平均回路51で平均化された直流
電圧を入力する比較回路52は、コンパレータ1
2,13と、しきい値の電圧を発生する抵抗1
4,15,16と、直流電源18と、コンパレー
タ12,13をプルアツプする抵抗17で構成さ
れている。比較回路52は整流器2の入力端子間
の電圧に比例した直流電圧を出力する平均回路5
1の電圧を入力しているが、この電圧は直流電源
18を抵抗14、抵抗15、抵抗16の分圧によ
つて得られる2つのしきい値の電圧とコンパレー
タ12およびコンパレータ13で比較され、コン
デンサ11の電圧が2つのしきい値の間であれば
制御回路4にハイの信号が出力され、そうでない
場合にはローの信号が出力される。
制御回路4は、電源異常検知回路5からの信号
がハイの場合にインバータ3を発振し、ローの場
合にはインバータ3を停止する。
従つて交流電源1の電圧が所定の範囲外になつ
た場合に電源異常検知回路5から制御回路4に停
止信号が出力され、インバータ3の発振が停止す
るので、電源電圧の異常時にインバータ3を停止
して、インバータ3内の素子に高電圧が印加され
るのを防止でき、素子の耐圧を低くすることがで
きる。
また、整流器2の入力端子側の電圧はインバー
タ3によるノイズを受けないため、電源異常検知
回路5が誤検出することがなく、またインバータ
3が電圧形インバータの場合には、インバータ内
部にコンデンサを有するが、このコンデンサによ
る電源電圧検知の遅れが整流器2の入力端子側で
はないので、その結果、整流器2の入力端子側に
接続された電源電圧の異常を正確かつ迅速に検知
でき、インバータ3に過電圧が発生するのを確実
に防止できる。また、従来過電圧が発生するため
に素子の耐圧を高くしていたのを上記構成により
素子の耐圧を低くできる。さらに、3つの抵抗
6,7,8を接続とすることで全波波形の電圧を
得ることができ、電源異常検知回路5の入力回路
50を全波整流器を用いることなく、簡易な構成
で実現することができる。
尚、上記実施例では、電源異常検知回路5に平
均回路51を用いたが、この平均回路51に代え
てピークホールド回路を用いても良い。また、上
記実施例では電源異常検知回路5は整流器2の入
力電圧が高い場合も低い場合も停止信号を出力す
るが、例えば比較回路を構成するコンパレータを
1個にして、整流器2の入力電圧が高い場合また
は低い場合のいずれか一方だけで停止信号を出力
する構成にしてもよいのはもちろんのことであ
る。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発
明によれば、整流器の入力端子側の電圧はインバ
ータによるノイズを受けないため、電源異常検知
回路が誤検知することがなく、またインバータが
電圧形インバータの場合には、インバータ内部に
コンデンサを有するが、このコンデンサによる電
源電圧検知の遅れが整流器の入力端子側では発生
しないので、その結果、整流器の入力端子側に接
続された電源電圧の異常を正確かつ迅速に検知で
き、インバータに過電圧が発生するのを確実に防
止できる。また、従来過電圧が発生するために素
子の耐圧を高くしていたが、上記構成により素子
の耐圧を低くできる。さらに、3つの抵抗を本発
明の接続とすることで全波波形の電圧を得ること
ができ、電源異常検知回路の入力回路を全波整流
器を用いることなく、簡易な構成で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す誘導加熱調理
器の回路図である。 2……整流器、3……インバータ、4……制御
回路、5……電源異常検知回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子を備え、当該入力端子に入力する電
    源電圧を全波整流する整流器と、前記整流器の出
    力端子に接続された高周波電力を発生するインバ
    ータと、前記電源電圧を監視し、電源電圧の異常
    電圧を検知する電源異常検知回路と、前記電源異
    常検知回路が異常電圧を検知すると前記インバー
    タの発振を停止する制御回路とを備え、前記電源
    異常検知回路は、第1、第2、第3の抵抗の一端
    をそれぞれ接続し、第1および第2の抵抗の他端
    を前記整流器の入力端子の両方にそれぞれ接続す
    るとともに、第3の抵抗の他端を前記整流器の出
    力端子の一方に接続した入力回路と、前記第1、
    第2、第3の抵抗の共通接続点における全波波形
    の電圧が所定範囲外になると前記インバータの発
    振を停止する信号を前記制御回路に出力する比較
    回路とを備えた誘導加熱調理器。
JP13931885A 1985-06-25 1985-06-25 誘導加熱調理器 Granted JPS61296677A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13931885A JPS61296677A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 誘導加熱調理器

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JP13931885A JPS61296677A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 誘導加熱調理器

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JPS61296677A JPS61296677A (ja) 1986-12-27
JPH0471318B2 true JPH0471318B2 (ja) 1992-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2713424B2 (ja) * 1988-06-15 1998-02-16 松下冷機株式会社 電源異常検知回路
JPH02270289A (ja) * 1989-04-10 1990-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231325A (en) * 1975-09-04 1977-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Inverter controlling device

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JPS5231325A (en) * 1975-09-04 1977-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Inverter controlling device

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