JPH0471046A - 共有メモリの部分書込み制御方式 - Google Patents

共有メモリの部分書込み制御方式

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JPH0471046A
JPH0471046A JP2184470A JP18447090A JPH0471046A JP H0471046 A JPH0471046 A JP H0471046A JP 2184470 A JP2184470 A JP 2184470A JP 18447090 A JP18447090 A JP 18447090A JP H0471046 A JPH0471046 A JP H0471046A
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buffer memory
write
memory
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Toshihisa Taniguchi
谷口 俊久
Makoto Kishi
誠 岸
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メモリ多階層のマルチプロセッサシステムに
おける共有メモリに対する部分書込み制御方式に係り、
特に、バッファメモリを有する処理装置が、該バッファ
メモリを利用して部分書込みを全書込みの形に変換し、
複数の処理装置が共有する中間バッファメモリ(ワーク
ストレージ)に書込み処理する場合の制御に関する。
〔従来の技術〕
一般に、メモリへの部分書込みは、部分書込みを行なう
べき領域を含むワード等のアクセス単位を一度読出して
、そのデータの一部と書込みデータとのマージ処理を行
なってから改めて書込むために、2メモリサイクルを必
要とする。
ところで、処理の高速化を意図する計算機においては、
処理装置に高速バッファメモリを設けて、使用頻度の高
い情報を主メモリからこのバッファメモリに写し取って
おき、処理装置は、メモリ参照要求のつど主メモリを参
照することなく、バッファメモリの内容を使用し、かく
して処理の高速化を達成する方法が採用されることが多
い。このバッファメモリを利用すれば、主メモリへの部
分書込み指令が発せられた際に、その部分書込みを行な
うべき領域を含むワードがバッファメモリにある限り、
これを読出して書込みデータとマージすることにより修
正されたワードを形成し、これを主メモリに対する全書
込み(これを本明細書では特殊全書込みと呼ぶ)として
書込みを行なうことができる。この方法によれば、部分
書込みの動作も1メモリサイクルで遂行される。
しかしながら、主メモリを複数の処理装置が共有するシ
ステムでは、前記特殊全書込みが実行される直前に他の
処理装置から同じワード位置への書込みが行われた場合
に、この新しいデータが特殊全書込みのためにバッファ
メモリ内の旧データで再度置換されてしまうという問題
がある。
この事情を第4図によって詳述する。第4図で、処理装
置1のバッファメモリ(BS)2に写し取られていたデ
ータD、は主メモリ(MS)50の元のデータD、に一
致しているものとする。いま、処理装置lでデータD1
による部分書込みの指令が発せられると、データD、に
対するバッファメモリ2内でのデータD1の部分書込み
によりデータD、を形成し、このデータD、を書込みデ
ータとして主メモリ50への特殊全書込みが行なわれる
ところで、この直前に他の処理装置100がらの要求に
よりデータD、の位置にデータD、が書込まれたとすれ
ば、そこのデータはり、のようになっている。ここで処
理装置1がらの前記特殊全書込みが行われれば、データ
D、はデータD、(=データD、)になってしまう。本
来ならば、この位置のデータはデ〜りり、のようになる
べきところである。
従来、この問題を解決するため、例えば特公昭54−4
0343号公報に記載のように、ある処理装置からの特
殊全書込みの要求を受ける鋳に他の処理装置からの書込
み要求を実行した場合には、主メモリ制御部が両要求の
書込みアドレスを比較し、一致した場合に特殊全書込み
を元の部分書込みに再変更するという方法が知られてい
るが、この方法は、特殊全書込み要求が到達してからア
ドレスの比較を行なうため、制御は複数であり、時間的
にもきわどいところがある。
この解決策の一つに、例えば特開昭60−140444
号公報に記載されているように、処理装置にあるバッフ
ァメモリのためのアドレス登録ディレクトリ(バッファ
メモリ内のデータの主メモリ上のアドレスが登録される
)の写しとして主メモリ側に設けられているアドレス登
録ディレクトリを利用し、他の処理装置からの書込み要
求があったときに、この主メモリ側のアドレス登録ディ
レクトリを参照して、その書込みアドレスがバッファメ
モリに写し取られているブロックに属することを検知し
たならば、特殊全書込みを抑止し、部分書込みとして処
理する方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
バッファメモリ、中間バッファメモリ(ワークストレー
ジ)、主メモリのメモリ多階層をとり、中間バッファメ
モリが主メモリとの間で、書込み要求の処理をストア・
イン方式で行なうシステムにおいては、一般に中間バッ
ファメモリに書込み要求の対象ブロックが存在しない時
は、主メモリから該当ブロックを転送して中間バッファ
メモリに登録した後、該中間バッファメモリ上のブロッ
クに対して書込み動作を行なう。この場合、処理の一層
の高速化の為に、主メモリからのブロック転送の待ち時
間の間に、中間バッファメモリを後続のアクセス要求に
使用させる処理方式をとることがある。その際、ブロッ
ク転送を起動した書込み要求は、再アクセスステージに
移動し、ブロック転送でデータが中間バッファメモリ上
に登録された後、再び該中間バッファメモリにアクセス
することとなる。この関係を第5図を用いて説明する。
第5図において、201及び202は図示しない処理装
置1及び2から発行されたアクセス要求、20及び21
はこれらアクセス要求を保持するアクセス要求バッファ
、23及び24は再アクセスステージでのアクセス要求
を保持する再アクセスステージバッファである。207
及び208は特殊全書込み要求を元の部分書込み要求へ
変換する変換論理部で、これについては後述する。30
は複数のアクセス要求の中からアクセスを受付けるもの
を選択する受付制御回路である。205は中間バッファ
メモリ(WS)、2oe、はWS205のためのアドレ
ス登録ディレクトリ(WAA)、50は主メモリ(MS
)である。なお、バッファメモリ(BS)は処理装置1
が有しているとする。
いま、例えばアクセス要求201が受付は制御回路30
で受付けられてWS 205にアクセスした際、WAA
 206を検索し、WS 205に対象ブロックが存在
しないことが判定されると、MS5oに経路211を介
してブロック転送要求を出し、該アクセス要求201は
201′として再アクセスステージバッファ23へ移動
する。そして、MS50からブロック転送データがWS
 205に転送される迄の空き時間、後続の例えばアク
セス要求202に対してWS 205へのアクセスを許
可する。一方、再アクセスステージバッファ23のアク
セス要求201′は、MS50からWS205へ経路2
10を通ってデータブロックが登録された後、再び受付
は制御回路30を通過してWS205にアクセスする。
ここで便宜上、アクセス要求201,202を第1回目
のアクセスリクエストでFAリクエスト、再アクセスス
テージバッファ24のアクセス要求201’ 、202
’ をRDリクエストと呼ぶことにする。
さて、上記構成をとるシステムに先の特開昭60−14
0444号公報に記載の部分書込み制御方法を適用した
場合を考えてみる。
第5図において、処理装置2のアクセス要求202が受
付制御回路30で受付けられ、WS205に書込み動作
が行われたとする。この時、その書込みアドレスのデー
タを含むブロックが処理装置1のBSに写し取られてい
れば、いわゆるブロックキャンセルが行われる。同時に
、特殊全書込み要求がアクセス要求ブツファ20.再ア
クセスステージバッファ23に存在するかどうか調べ、
存在すれば、変換論理部207.208において当該特
殊全書込み要求を元の部分書込み要求に切換える。
このように、従来技術においては、他の処理装置からの
書込み動作によるブロックキャンセルの発生に基づき、
そのとき保持されているFAリクエストおよびRDリク
エストの両方について、特殊全書込み要求を元の部分書
込み要求に切換える論理が必要になり、処理が複雑化す
る問題があった。
本発明の目的は、特殊全書込み要求を元の部分書込み要
求に切換える処理論理の単純化を可能とする共有メモリ
の部分書込み制御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、各処理装置から
のアクセス要求を受は取って中間バッファメモリ(WS
)や主メモリ(MS)のアクセス制御を行うメモリ制御
装置に、ブロックキャンセルのときにFAリクエスト中
の特殊全書込み要求についてそれを元の部分書込み要求
に切り換える手段と、アクセス要求をRDリクエストス
テージに移行する際に、特殊全書込み要求を一義的に元
の部分書込み要求に切り換える手段とを設けたことを特
徴とする。
[作 用] アクセス要求をRDリクエストステージに移行する際に
、特殊全書込み要求を一義的に元の部分書込み要求に切
り換えることにより、RDリクエスト中に特殊全書込み
リクエストの存在しないことが保証される。従って、ブ
ロックキャンセルが発生した時、FAリクエストについ
てのみ特殊全書込み要求が存在かるかどうか調べて、特
殊全書込み要求を元の部分書込み要求に切り換える処理
を行えばよく、RDリクエストに対応する当該処理論理
は不要となる。
最近の多階層メモリシステムでは、WS八へ分書込みを
行う時、アクセス対象ブロックがWSに存在しない場合
には、部分書込みデータとMSから転送してきたデータ
とをマークピットに従ってマージし、全書込みとして処
理する。つまり、RDリクエストに関しては、全書込み
も部分書込みも処理性能は同じであり、RDリクエスト
について特殊全書込みを一律に元の部分書込み要求に戻
しても処理性能が低下することはない。
〔実施例〕
第1図は本発明で対象としているシステムの全体構成図
を示したものである。処理装置(IP)1は、バッファ
メモリ (BS)2とそのアドレス登録ディレクトリ 
(BAA)3を有し、主メモリ(MS)50へのアクセ
ス要求はすべてアクセス要求制御部(RQCTL)4が
処理する。別の処理装置(IOP)100にもアクセス
要求部11が設けられている。
主メモリ制御装置(MCU)200は、IPIのRQC
TL4に接続されたアクセス要求バッフy (RQCT
L)20を有し、ココにIPIからのアクセス要求をス
タックして処理する。別のアクセス要求バッファ((R
QBFB)21は、工0P100からのアクセス要求を
スタックして処理する。これらのアクセス要求バッファ
20.21にスタックされたアクセス要求は、受付制御
回路(PRI)30によって順次受付けられて、バッフ
ァメモリ(WS)205へのアクセスが実行される。受
付けられたアクセス要求については、WSのアドレス登
録ディレクトリ (WAA)206を検索し、対象ブロ
ックがWS205にあれば該WS 205をアクセスし
、WS 205にない時は、MS50よりブロックを転
送してWS 205へ登録した後、アクセスする。なお
、第1図では、再アクセスステージに関連する構成は省
略しである。
MCU20oには、また、IPI内(7)BAA3の写
しであるアドレス登録ディレクトリ(FAA)4oが設
けられている。なお、MS50とWS205は、いずれ
も8バイトのワード単位で読出し、書込みが行なわれる
ものとする。
以下、各種アクセス要求の処理手順を説明する。
まず、IPI内で命令やオペランドの読出し要求が生じ
、そのデータがBS2になかったとき、すなわち該当す
るアドレスがBAA3に登録されていなかったときは、
RQCTL4からWS 205へのブロック転送要求が
発行される。このブロック転送要求は、RQCTL4か
らRQB FA 20に入り、PRI30で受付けられ
、対象ブロックがWS205にあると、WS 205を
アクセスし、WS−BSSツブロック転送行われ、デー
タはBS2に吸込まれ、そのブロックアドレスはBAA
3に登録される。これと同時に、このブロックアビレス
はFAA40にも登録される。すなわち、BAA3とF
AA40にはブロック転送時に同一ブロックアドレスが
同時登録される。もし、対象ブロックがWS 205に
もなければ、MS50よりWS 205へのブロック転
送が行われた後、データがBS2に取込まれる。
次に、IPIからMS50への書込みの処理を説明する
。IPI内で部分書込み要求が発生すると、RQCTL
4は該当アドレスについてBAA3を参照し、そのアド
レスがBAA3内に登録されていれば、対応するBS2
のアドレスからデ−タを読出して、この読出したデータ
に対して、書込みデータを部分書込みフラグに従って所
定のバイト位置に組み込み、その結果できた8バイトの
データをBS2に全書込みする。同時に、この8バイト
のデータを書込みデータとして、RQCTL4からMS
50への特殊全書込み要求をRQBFA20に送付する
。もし、この部分書込み要求アドレスがBAA3に存在
しなければ、BS2へのアクセスは行われず、通常の部
分書込み要求がRQCTL4からRQBFA20に送付
される。
全書込み要求がIPI内で発生した場合は、該当アドレ
スがBAA3にあれば、BS2にも8バイトの全書込み
を行ない、同時にRQCTL4からRQBFA20に全
書込み要求が送付される。
RQBFA20に入った書込み要求はPRI30にて受
付けられ、対象ブロックがWS 205にあると、その
ままWS205への書込み処理が行なれる。もし、対象
ブロックがWS 205になければ、MS50よりWS
 205へのブロック転送が行われた後、WS 205
への書込処理が行われ次に、l0P100からの書込み
要求がRQBFB2+に入ったときの処理を説明する。
RQBFB21の書込み要求がPRI30にて受付られ
ると、該当アドレスにおいてWS 205への書込みが
行われるが、これと並行して、そのアドレスについてB
AA3の写しであるFAA、40が参照される。この参
照でそのアドレスがFA、A40に存在していることが
わかると、FAA40におけるそのブロック登録を無効
(いわゆるブロックキャンセル)するとともに、そのア
ドレス情報が信号線68にてTPIに送り出され、BA
A3における当該ブロックの登録をブロックキャンセル
する。
このとき、同時に、そのアドレスがFAA40に存在し
ていることを示す信号が線69にてRQCTL4とRQ
BFA20に送付される。この信号が来た瞬間に、RQ
CTL4にて処理中の部分書込み要求があれば、その書
込みアドレスがBAA3に!録されていても、それの特
殊全書込み要求への変換を抑止して部分書込み要求のま
ま処理を進め、また、RQ、BFA20に存在している
特殊全書込み要求があれば、それを元の部分書込み要求
にもどす処理を行なう。
この処理により、もしもTPIの特殊全書込み要求アド
レスを含むワードとl0P100の書込み要求アドレス
を含むワードとか一致していても、WS 205に誤ま
った特殊全書込みが行なわれるのを防ぐことができる。
以上が本発明で対象としているシステムの処理の概要で
ある。
第2図は、第1図のMCU 200内の本発明に関連す
る部分の詳細構成を示したものである。第2図において
、20はIPIからのアクセス要求(FAリクエスト)
2o1を保持しているアクセス要求バッファ(RQBF
A)、21は■○P100からのアクセス要求202を
保持しているアクセス要求バッファ(RQBFB)であ
る。また、23及び24はアクセス要求201,202
に対応する再アクセスステージでのアクセス要求(RD
リクエスト)20]’ 、202’  を保持するスス
データバッファ(RDバッファ)である。207はIP
I内の8M2のブロックキャンセル時、RQBFA20
に存在する特殊全書込み要求を元の部分書込み要求に切
換える変換論理部である。
503はRDリクエスト中の特殊全書込み要求を一義的
に部分書込み要求に変換する変換回路であり、これが本
発明の特徴とする構成である。
アクセス要求201又は202が受付制御回路(PRI
)30で受付けられると、MCtJ200では、WAA
206を検索して、アクセス対象ブロックがWS 20
5に存在するか否かを調べる。
もし、対象ブロックがWA 205に存在すれば(IN
WS)、そのままWS205へアクセスする。WS20
5に存在しなければ(NIWS)、MS50に対してブ
ロック転送の起動をかけて、アクセス要求201又は2
02は再アクセスステージバッファ(RDバッファ)2
3又は24にRDリクエスト201′又は202′ と
して保留する。MS50からブロック・データが転送さ
れるまでの間は、WS 205は空いており、RQBF
A20又はRQBFB21の後続のアクセス要求をPR
I30で受付けてWS 205へアクセスする。RDリ
クエスト2ol′又は202′は、MS50から転送さ
れるブロックがWS 205へ到着すると再びPRI3
0で受付けられ、WS205へアクセスする。
ここまでは第5図で説明した動作と同様である。
次に、本発明の特徴的動作について説明する。
RQBFA20内(7) I P 1 ノア)yセ:y
、要求2゜1がPRI30で受付けられ、WAA 20
6での検索の結果、NIWSの場合、該アクセス要求2
01のコードが特殊全書込みを示していると、変換回路
503で該コードを部分書込みを示すコードに一義的に
変換し、RDバッファ23にRDリクエスト201′と
して部分書込み要求のリクエストを保留する。このRD
リクエスト201′は、MS50から転送されるブロッ
クがWS205へ到着するときに再びPRI30で受付
けられ、書込みデータと転送ブロックデータがマークピ
ットに従ってマージ処理されてWS 205に書込まれ
る。
書込み要求に対しては、RDリクエストは特殊全書込み
でも部分書込みでも処理性能は同じである。即ち、第3
図に示すように、MSからのブロック転送データ303
と書込みデータ301のマージ処理において、マークビ
ット302が全て立っているか、一部立っているかの違
いで、WSへのブロック格納処理性能は変わらない。第
3図は部分書込みを示したものであるが、全書込み場合
はWS書込みブロックデータ304のDoの部分が全て
書込みデータ301に置き替わるだけである。
次に、ブロックキャンセルが発生した場合について説明
する。第2図において、RQBFB21内の■○P10
0のアクセス要求202がPRI30で受付けられ、W
AA 206での検索の結果、INWSの場合、該アク
セス要求202が書込みリクエストであればWS 20
5への書込みが行われる。これと並行して、IPI内の
BAA3の写しであるFAA40を検索し、書込みアド
レスがFAA40に存在していれば、いわゆるブロック
キャンセルが行われる。変換論理部207は、こめ書込
みアドレスがFAA40に存在していることを示す信号
を線69を通して受取ると、RQBFA20内に特殊全
書込み要求があるかどうか調べ、あれば、それを元の部
分書込み要求にもどす処理を行う。
ここで、従来技術では、第5図に示したように1、変換
論理部207の他にRDリクエスト用の変換論理部20
8も設け、ブロックキャンセル時、RDバッファ23の
RDリクエストについて、上記変換論理部207と同様
の処理を変換論理部208で行わせる必要があったが、
第2図では、このRDリクエスト用の変換論理部は不要
である。その代りに、変換回路503を必要とするが、
これは入力された特殊全書込み要求を一義的に部分書込
み要求に変換するだけであり、変換論理部207や20
8に比べて論理は単純であり、従って、簡単な構成で実
現できる。
以上説明した実施例では、バッファメモリを持つIP(
CPU)とこれを持たないTOPの場合を示したが、バ
ッファメモリ付きのCPLIを2台以上持つ、いわゆる
マルチプロセッサシステムについても、基本的には同じ
である。ただ、この場合には、バッファメモリのアドレ
ス登録ブイレフ1  (BAA)(7)写しであ6FA
Aを、MCU内に各CPU対応に設ける。そして、ある
CPUがらの主メモリ書込み要求を受付けたときは、他
の各CPUに対応するFAAを、主メモリへのアクセス
と並行して参照し、該当アドレスを登録しているFAA
があれば、それに対応するCPIJとRQBFで筋に説
明したのと同じ処理を行なえばよい。
また、的記実施例では、FAAはBAAと全く同じもの
(完全なコピー)として説明した。しかし、FAAのハ
ードウェア量削減のためには、エントリあたりの登録ア
ドレスビット数を少し削減してもよい、この場合には、
FAAからは余分なブロックキャンセル要求がBAAに
出されるが、それに対して、(1)そのままBAAもブ
ロックキャンセルするか、(2)BAAはそのエントリ
の登録アドレスの全ビットを比較し直して、一致時にの
みBAAとFAAをキャンセルするかの、2方式が考え
られる。この(1)、 (2)いずれの方式でも、特殊
全書込み要求の部分書込みへの変更は、FAAでの一致
検出時に直ちに行えばよい。
これは、IOPあるいはあるCPUからの主メモリ書込
み時におけるブロックキャンセルのためのFAA参照に
際して、その書込みアドレスと他のCPUの既登録アド
レスの一致が生ずる(すなわち、あるCPUのバッファ
メモリに写し取られているブロックに他のCPUやIO
Cからの書込み要求が生じる)確率は、一般に非常に小
さい。
したがって、FAA参照時のアドレス一致によって無条
件で該当CPUの特殊全書込みを部分書込みに戻しても
、それによるCPUの性能低下は、特殊全書込み方式の
採用による性能向上に比較すれば、無視できる程度のも
のであるという考察にもとづいている。
もちろん、CPUからの特殊全書込み要求を受付ける前
に他プロセツサからの書込み要求を実行した場合には、
メモリ制御部(MCU)が両要求の書込みアドレスを比
較し、一致した場合に特殊全書込みを元の部分書込みに
再変更するという方法もある。
本発明によれば、後者の方式の場合には、RDリクエス
トについてのアドレス比較機能も不要となり、ハードウ
ェア量の低減効果が大きい。
[発明の効果] 以上述べたように、メモリ多階層のマルチプロセッサシ
ステムにおいて、複数の処理装置で共有する中間バッフ
ァメモリ(WS)への特殊全書込みに伴うデータ破壊の
問題を確実に解決して、特殊全書込みの機能の充分な活
用が可能になる。しかも本発明は、WSがNIWSの時
、再アクセスステージにアクセス要求を遷移させる時に
一義的に特殊全書込み要求を部分書込み要求に変更する
為、少ないハードウェア量で確実・容易に実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で対象とするシステムの全体構成図、第
2図は本発明の要部の一実施例の詳細構成図、第3図は
RDリクエストでは特殊全書込みても部分書込みでも処
理性能は同じであることを説明するための図、第4図は
特殊全書込みに伴うデータ破壊を説明するための図、第
5図は第2図に対応する従来例の構成図である。 1.100・・・処理装置、  2・・・バッファメモ
リ(BM)、  3・・・3Mディレクトリ (BAA
)、40・・・BAA写しディレクトリ、 205・・・中間バッファメモリ(W S )、206
・・・WSディレクトリ、  200・・・メモリ制御
装置、 4,11・・・アクセス要求制御部、20.2
1・・・アクセス要求バッファ、23.24・・・再ア
クセスステージバッファ、50・・主メモリ、 207
・・・変換論理部、503・・変換回路。 事ソソ軒什タ ブ′Q′7り牽禾ヌ(テータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主メモリと、該主メモリの部分的写しをもつ中間
    バッファメモリと該中間バッファメモリを共有する複数
    の処理装置と、前記中間バッファメモリや主メモリのア
    クセス制御を行うメモリ制御装置とからなり、 前記複数の処理装置のうち少なくとも一つの処理装置は
    、前記中間バッファメモリの全部あるいは部分的写しを
    もつバッファメモリを内蔵し、該処理装置は、主メモリ
    への部分書込み要求が発生したときに、その書込アドレ
    スを含むブロックが前記バッファメモリに存在すれば、
    該バッファメモリの該当ブロックのデータと書込みデー
    タをマージして該部分書込み要求を全書込み要求(以下
    、これを特殊全書込み要求という)に変更する手段を有
    し、 前記メモリ制御装置は、各処理装置からのアクセス要求
    を選択し、前記中間バッファメモリにアクセス対象ブロ
    ックが存在すれば該中間バッファメモリへアクセスし、
    存在しない場合は、前記主メモリからブロック転送を行
    うとともに、当該アクセス要求を再アクセスステージに
    移行して後続のアクセス要求で中間バッファメモリをア
    クセスする手段を有する情報処理システムにおいて、 前記メモリ制御装置に、ある処理装置からの書込み要求
    を選択して前記中間バッファメモリへ書込みを行ったと
    きに、該書込みアドレスを含むブロックが他の処理装置
    のバッファメモリに存在するか調べ、存在すれば、該他
    の処理装置からのアクセス要求のうち、再アクセスステ
    ージ移行前の特殊全書込み要求についてそれを元の部分
    書込み要求に変える手段と、アクセス要求を再アクセス
    ステージに移行するときに、特殊全書込み要求について
    それを一義的に元の部分書込み要求に変える手段とを設
    けたことを特徴とする共有メモリの部分書込み制御方式
JP2184470A 1990-07-12 1990-07-12 共有メモリの部分書込み制御方式 Pending JPH0471046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289170A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Nec Electronics Corp データ処理装置、メモリコントローラ及びそのアクセス制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009289170A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Nec Electronics Corp データ処理装置、メモリコントローラ及びそのアクセス制御方法

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