JPH0470867A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ、ファックスや複写機等の画像形成
装置であって、原稿の画像読取りを行う読取り部を設け
た電子写真プリンタに関し、特に画像形成部をプロセス
カートリッジとしたものである。

〔発明の背景〕

画像形成装置において、保守・点検・交換の簡便を目的
として、像担持体を中心としてその周囲に配設されるべ
き帯電器、現像器、トナーボックス、必要に応じクリー
ニング装置等の各構成要素が一体で、画像形成装置に対
して着脱可能なカートリッジとして構成することが近時
多くなって来ている。

第２図にその構成例を示す。

第２図はプロセスカートリッジを複写機に実装した状態
を示す図である。

１７はガラス製原稿載置台であって複写時には矢印方向
に往復動する。原稿載置台１７上に載せられた原稿上の
画像は原稿照明ランプ１８によって照明され、集束性光
伝送体（商品名　セル７オツクレンズ）　１９によって
、原稿の移動と同期して、矢印方向に回転し予め帯電器
２によって全面に電荷された像担持体ｌ上に静電潜像を
形成する。

静電潜像は現像器３ｂで現像される。

記録紙Ｐは送紙ａ−ラ２０によって１枚ずつ給送され、
レジスター０−ラ２１を経て像担持体ｌに接し転写器８
により像担持体上の画像を転写され、分離電極２２によ
って像担持体ｌより分離され、案内板２３に沿って進み
、定着ローラ２４、排紙ローラ２５を経て装置外へ排出
される。画像転写を終わった像担持体面は除電電極２６
で残留電荷を消去され、クリーナ４で残留トチ−を除去
された後、帯電器２で再び帯電されて画像形成プロセス
にはいる。

この複写機では、像担持体１１帯電器２、現像装置３、
転写器８、分離電極２２、除電電極２６、クリーナ４、
照明ランプ１８、案内板２７．２８．２９が一体の７０
セスカートリツジ（−点鎖線で表示）３（ｌとし、本体
側に設置されたレール状保持部材３１同３２に摺動して
着脱し得るように取付けられている。尚プロセスカート
リ７ジ３０は使用時には、図示されていないロック手段
によって所定位置に固定される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上に述べた従来のカートリッジ構成をも
った画像形成装置には次のような問題がある。

まず、第２図のカートリッジ構成では、カートリッジに
組み込まれる主要構成要素が像担持体Ｉの周辺で、記録
紙Ｐの給送路の上側にのみ配設されている。即ち、帯電
器２、現像器３ｂ、トナボックス３ｃ、クリーナ４は像
担持体ｌの周囲のうち記録紙Ｐの給送路の上側にのみ集
中している。

下側にあるのは転写器８と分離電極２２である。このた
め、各構成要素の寸法には制約があるが、それには工夫
するとしても、トナーボックスだけは貯蔵量を多くしよ
うとすると容積を大きくせざるを得ず、形状のバランス
を考慮すると横幅が大きくなるという問題がある。

第２の問題は、記録紙の給送路が像担持体ｌの下側にな
っているために像担持体ｌ上のトナー画像は記録紙Ｐの
上側の面に転写される。これをそのまま、定着ローラで
定着して排出すると画像面誌上を向いていることになる
。そうするとプリンター等で１頁目から順に複数頁分を
プリレトアウトすると１頁目が一番下、即ち、頁順が逆
になって積み重ねられることになる。しかし、これでは
あらためて頁の揃え直しをしなけれはならず手間がかか
るので、これを避けるために定着し終わった記録紙を１
回折り返し反転させるＷ成が必要（こなる。

第３に、記録紙の給送路が露呈できないｔ；め給送路の
清掃や紙づまりの処置にやや難がある。

本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて、記録紙の給
送路を像担持体の上面側に配設し、給送路の上側にトナ
ーボックスを設けたことにより、縦方向に寸法を伸ばす
ことによりトナーボックスの容量が大きくでき且つ、記
録紙の転写面が下側の面になることにより、折り返し反
転構成を用いることなく、頁揃えができるようにしたレ
ーザやＬＥＤ＠　！光装置を有する画像形成装置を提供
しようとするものである。

更にまた、Ｗ積の画像読取りを行う読取り部を設けた７
アンクスやスキャナー付のプリンタ等の画像形成装置で
は、原稿を読取り部へ搬送し、画像読取りを終えた原稿
を装置外へ排出する原稿の搬送路を必要とし、前記の記
録紙の搬送路以外に原稿の搬送路をも設けた画像形成装
置では装置か大型となり、原稿或は記録紙か搬送不良を
起したときは、その処理が容易でないという問題があっ
ｔ二。

本発明は、上記問題を解決し、原稿や記録紙の搬送路が
露呈できる構成で、トナーボックスや現像器等が着脱可
能としたコンパクトな画像形成装置を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上記の目的を達成するために次の如き手段構
成を有する。

即ち、本発明の画像形成装置の構成は、像担持体の上面
側に記録紙の給送径路と転写手段とが配設され、前記給
送路の下方側で像担持体の周囲に帯電手段及び現像器が
配設されたプロセスカートリッジか、上方より着脱可能
に設けられた画像形成装置において、前記記録紙の給送
径路と、上部に位置した原稿の読取部への給紙及び排紙
径路とが、ほぼ平行に配置されていることを特徴とする
。

更に本発明の好ましい態様は、前記プロセスカートリッ
ジを下方に残した上部筐体の開放が、記録紙あるいは原
稿の給送径路の開放となることを特徴とする。

〔実施例〕

本発明の画像形成装置の一実施例を第１図に示す。

図において５１は像担持体たる感光体ドラムであって矢
印方向に駆動回転される。５２は帯電手段ｌ；る帯電器
、５３は現像器、５４は転写手段すなわち転写器さらに
５５はクリーニング装置であってこれ等は前記感光体ド
ラム５１の図面に面してそれぞれ配置される。

前記の感光体ドラム５１はその上部を記録紙の給送径路
としていて従って前記の帯電器５２、現像器５３ならび
にクリーニング装置５５は感光体トラム５１の下方側に
、一方前記転写器５４は感光体ドラム５１の上面側に位
置される。

前記感光体ドラム５１を始めその周面に配置される各プ
ロセス資材は、左右の側面に記録紙を通過させるための
開口部ＡおよびＢと、底面にレーザ照射のためのスリッ
トＣを備えるプロセスカートリッジ５０に収められ一体
として装置本体イこ装着される。

さらに前記プロセスカートリッジ５０はその上面とガイ
ド板６Ｉとの間にＷ稿読取りを終えたｗｓの排紙径路を
形成している。前記の排紙径路は読取り装置の配置上、
記録紙の給送径路と若干間隔を距でて設けられることが
ら給送径路に対しはｙ平行に形成することが可能であり
、それによって装置をコンパクトに構成すると共に、プ
ロセスカートリッジ５０内のスペースを利用して図示の
ような比較的容量の大きい補給用のトナーホンパ５６を
内蔵させることも出来る。

前記装置による原稿画像の読取りとトナー画像の転写は
次の如くして行われる。

Ｗ稿は画像面を下向きの状態で下から頁順に原稿載置台
７０に収容され、排出ローラ７１の回転によって下から
一枚づつ読取り部７２に搬送される。

読取り部７２においてはプラテンローラ７３Ａの搬送に
よりイメージャンサ７３Ｂの走査を受けてその画像が読
取られ画像信号として像露光装置５７に入力される。

画像読取りを終えた原稿はプロセスカートリッジ５０上
面の排紙径路を経て排紙ローラ７４を介し装置外部のト
レイ７５上に画像面を下向きとしたまま下から頁順に積
層される。

一方、前記像露光装置５７に入力された画像信号は、半
導体レーザでレーザビームに置き換えられ、ポリゴンミ
ラーの回転走査により前記スリットＣを経て帯電器５２
によって電位を印加された感光体ドラム５１の局面に投
射されて静電潜像を形成する。

この潜像は前記現像器５３の現像スリーブ５３Ａによっ
て現像されてトナー像とされる。

これに並行して記録紙を収容した給紙カセット８０から
は搬出ローラ８１の回転によって上側から一枚づつ記録
紙が搬出され、タイミングローラ８２を介して前記のト
ナー像に同期するよう転写部、に給紙される。

給紙された記録紙は感光体ドラム５１の周面に密着して
前記転写器５４においてトナー像を転写され、定着器８
３においてトナーを溶着しｊ；のち画像面を下向きにし
た状態で装置外部のトレイ８４上に排出されて下から頁
順に積層される。

従って読取りを終えて前記トレイ７５に排出される原稿
と複写を終えて前記トレイ８４に排出される記録紙は共
に前記原稿載置台７０に収容される際の原稿の頁順と全
く同一の頁順に自動的に揃えられることとなる。

なおトナー像転写後の感光体ドラム５１は前記クリーニ
ング装置５５においてブレード５５Ａにより残留トナー
を除去、清掃されて次の画像形成のプロセスに移る。

ここでは複写モードを説明したがファクシミリモードで
は読取った画像はモデムを通して電送する。また、電送
されてきたデータはプリントモードとしてプリンタ出力
を行う。

さらに装置本体の上部は軸６０Ａを支点として開閉する
上部筐体６０ｉこよって構成されていて、該上部筐体６
０は前記ガイド板６Ｉを一体として−・点鎖線をもって
示す角度に迄回転し、装置本体の上部を大きく開放する
ことが出来るようになっている。

従って前記上部筐体６０を開蓋することｉ＝より原稿の
排紙径路の開放とプロセスカートリッジ５０の上方から
の装脱着か可能となる。

すなわち前記プロセスカートリッジ５０は訪後側面のガ
イドレール（図示せず）を介して装置本体に対し垂直方
向から挿入あるいは脱出されるが、挿入に際しては自重
によって下方にスライドしていたシャンタ板５８Ａ　＃
よび５８Ｂが本体側の係合ビン５９Ａ８よび５９Ｂによ
って係止されて前記の開口部ＡおよびＢを開放し、一方
脱出に際してはンヤ７り板５８Ａおよび５８Ｂが係合ビ
ン５９Ａおよび５９Ｂより退避して自重により下方にス
ライドし開口部ＡおよびＢを遮蔽した状態で取出されて
塵埃や異物の侵入が防止される。

なお装置本体の下部にオブ／ヨンの給紙装置１００を付
設して給紙力セント９０により異なるサイズの記録紙を
給紙することも出来る。

〔発明の効果〕

本発明は、画像形成装置に対し原稿の画像読取り系なら
びに銃取り後の排紙搬送系を極めてコンパクトに内蔵し
た上さらに排紙される原稿および記録紙か自動的に頁揃
えされるようｆこ構成したもので、その結果高度の機能
を備えながら取扱◇・か簡易でジャム処理その他のメン
テナンスも容易な実用性に優れた画像形成装置が提供さ
れることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像形成装置の断面構成図、第２図は
従来の画像形成装置の構成例を示す断面図。 ５０−・・プロセスカートリッジ ５ト・・感光体ドラム　　　５２・・・帯電器５３・・
・現像器　　　　　　５４・・・転写器５５・・・クリ
ーニング装置 ５６・・トナーホ／バ　　　５７・・・像露光装置５８
Ａ　、　５８Ｂ・・・・／ヤンタ板６０−・上部筐体 ７０・・原稿載置台 ８０・・・給紙カセット ８３・・定着器 Ｃ・・スリット ５９Ａ、５９Ｂ・・・係合ビン ６１・・・ガイド板 ７２・・（画像）読取り部 ８２・・・タイミングローラ Ａ、Ｂ・・・開口部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体の上面側に記録紙の給送径路と転写手段
   とが配設され、前記給送径路の下方側で像担持体の周囲
   に帯電手段及び現像器が配設されたプロセスカートリッ
   ジが、上方より着脱可能に設けられた画像形成装置にお
   いて、前記記録紙の給送径路と、上部に位置した原稿の
   読取部への給紙及び排紙径路とが、ほぼ平行に配置され
   ていることを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記プロセスカートリッジを下方に残した上部筐
   体の開放が、記録紙あるいは原稿の給送径路の開放とな
   ることを特徴とする請求項（１）記載の画像形成装置。