JPH0470716B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0470716B2 JPH0470716B2 JP60135334A JP13533485A JPH0470716B2 JP H0470716 B2 JPH0470716 B2 JP H0470716B2 JP 60135334 A JP60135334 A JP 60135334A JP 13533485 A JP13533485 A JP 13533485A JP H0470716 B2 JPH0470716 B2 JP H0470716B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- signal
- semiconductor integrated
- line
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 17
- 230000004044 response Effects 0.000 claims 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
- G11C11/408—Address circuits
- G11C11/4087—Address decoders, e.g. bit - or word line decoders; Multiple line decoders
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/10—Decoders
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/08—Word line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, for word lines
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は半導体集積回路装置、特に、行アド
レス信号と列アドレス信号を同一の信号線を用い
て伝達し、切換スイツチにより行デコーダおよび
列デコーダに伝達するような構成のMOSダイナ
ミツクRAM(ランダムアクセスメモリ)におい
て、デコーダの出力部に設けられるデカツプルト
ランジスタに印加される高電圧を緩和するための
半導体集積回路装置に関する。
レス信号と列アドレス信号を同一の信号線を用い
て伝達し、切換スイツチにより行デコーダおよび
列デコーダに伝達するような構成のMOSダイナ
ミツクRAM(ランダムアクセスメモリ)におい
て、デコーダの出力部に設けられるデカツプルト
ランジスタに印加される高電圧を緩和するための
半導体集積回路装置に関する。
[従来の技術]
第2図は、行アドレス信号と列アドレス信号を
同じ信号線を用いて伝達し、行選択時および列選
択時には切換スイツチによりそれぞれ行デコーダ
および列デコーダに送る構成のMOSダイナミツ
クRAMにおけるデコーダ部の従来の回路構成を
示す図である。以下、第2図を参照して、行デコ
ーダ回路出力部の構成および動作について説明す
る。
同じ信号線を用いて伝達し、行選択時および列選
択時には切換スイツチによりそれぞれ行デコーダ
および列デコーダに送る構成のMOSダイナミツ
クRAMにおけるデコーダ部の従来の回路構成を
示す図である。以下、第2図を参照して、行デコ
ーダ回路出力部の構成および動作について説明す
る。
まず、行デコーダ系について説明する。アドレ
ス信号線1−1〜1−nを介して与えられるアド
レス信号A1〜Ao,1〜oを受けてデコードする
行デコーダ3と、ローアドレスストローブ信号
RASに同期してオン・オフし、行デコーダ3の
出力信号線をプリチヤージするためのプリチヤー
ジトランジスタ4と、デコーダ3の出力信号線に
設けられ、行デコーダ3とワード線5とを切離す
るための信号をそのゲートに受けてオン・
オフするデカツプルトランジスタ8と、ワード線
駆動信号RXをワードライン5へ伝達するための
ワードドライバトランジスタ6とから構成され
る。行デコーダ3は、そのゲートの各々がアドレ
ス信号線1−1〜1−nに接続され、そのドレイ
ンが出力信号線に共通に接続され、かつそのソー
スがそれぞれ接地される電界効果型トランジスタ
2−1〜2−nから構成される。プリチヤージト
ランジスタ4は、そのゲートに信号を受け、
そのソースが電源電圧Vccに接続され、かつその
ドレインが行デコーダ3の出力信号線に接続され
る。デカツプルトランジスタ8は、そのゲートに
信号を受け、そのソースがプリチヤージト
ランジスタ4のドレインとノード11を介して接
続され、そのドレインとノード10を介してワー
ドドライバトランジスタ6のゲートに接続され
る。
ス信号線1−1〜1−nを介して与えられるアド
レス信号A1〜Ao,1〜oを受けてデコードする
行デコーダ3と、ローアドレスストローブ信号
RASに同期してオン・オフし、行デコーダ3の
出力信号線をプリチヤージするためのプリチヤー
ジトランジスタ4と、デコーダ3の出力信号線に
設けられ、行デコーダ3とワード線5とを切離す
るための信号をそのゲートに受けてオン・
オフするデカツプルトランジスタ8と、ワード線
駆動信号RXをワードライン5へ伝達するための
ワードドライバトランジスタ6とから構成され
る。行デコーダ3は、そのゲートの各々がアドレ
ス信号線1−1〜1−nに接続され、そのドレイ
ンが出力信号線に共通に接続され、かつそのソー
スがそれぞれ接地される電界効果型トランジスタ
2−1〜2−nから構成される。プリチヤージト
ランジスタ4は、そのゲートに信号を受け、
そのソースが電源電圧Vccに接続され、かつその
ドレインが行デコーダ3の出力信号線に接続され
る。デカツプルトランジスタ8は、そのゲートに
信号を受け、そのソースがプリチヤージト
ランジスタ4のドレインとノード11を介して接
続され、そのドレインとノード10を介してワー
ドドライバトランジスタ6のゲートに接続され
る。
ワードドライバトランジスタ6は、その一方導
通端子にワード線駆動信号RXを受け、その他方
導通端子はワード線5に接続される。
通端子にワード線駆動信号RXを受け、その他方
導通端子はワード線5に接続される。
ここで、破線で示される容量7は、トランジス
タ6のゲート容量であり、破線で示される容量9
は、デカツプルトランジスタ8のドレインとワー
ドドライバトランジスタ6のゲートを接続する配
線の浮遊容量である。
タ6のゲート容量であり、破線で示される容量9
は、デカツプルトランジスタ8のドレインとワー
ドドライバトランジスタ6のゲートを接続する配
線の浮遊容量である。
列デコーダ系は、アドレス信号線1−1〜1−
nにそれぞれ接続され、列アドレス信号を列デコ
ーダ12に伝達するための信号線13−1〜13
−nと、アドレス信号線13−1〜13−nの
各々に対して設けられ、そのゲートにアドレスス
イツチ信号ADSWを受けてオン・オフし、列選
択時に列アドレス信号を列デコーダ12へ伝達す
るためのスイツチトランジスタ14−1〜14−
nと、与えられた列アドレス信号をデコードする
ための列デコーダ12とから構成される。
nにそれぞれ接続され、列アドレス信号を列デコ
ーダ12に伝達するための信号線13−1〜13
−nと、アドレス信号線13−1〜13−nの
各々に対して設けられ、そのゲートにアドレスス
イツチ信号ADSWを受けてオン・オフし、列選
択時に列アドレス信号を列デコーダ12へ伝達す
るためのスイツチトランジスタ14−1〜14−
nと、与えられた列アドレス信号をデコードする
ための列デコーダ12とから構成される。
第3図は第2図に示される回路における各信号
のタイミングを示す波形図である。以下、第2図
および第3図を参照して従来のデコーダ回路の動
作について説明する。
のタイミングを示す波形図である。以下、第2図
および第3図を参照して従来のデコーダ回路の動
作について説明する。
まず、行選択を駆動する基本信号である
信号が立ち上がり“H”になることにより、プリ
チヤージトランジスタ4がオン状態となつて電源
(電圧Vcc=5V)に行デコーダ3の出力信号線が
接続され、同時に信号が“H”となつて、
デカツプルトランジスタ8がオン状態となり、ノ
ード10,11がトランジスタ4を介して充電さ
れる。プリチヤージトランジスタ4、デカツプル
トランジスタ8のしきい値電圧を共に1Vとする
と、ノード10,11の電位は4Vになる。次に、
信号が“L”に立ち下がつてトランジスタ
4がオフ状態となり、行デコーダ出力系は電気的
にフローテイング状態となる。続いて行アドレス
信号A1(1)〜Ao(o)が各アドレス信号線1−
1〜1−nを介して行アドレスデコーダ3へ与え
られる。この与えられた行アドレス信号のうち1
つでも“H”のものがあれば、行アドレスデコー
ダ3に含まれるトランジスタ2−1〜2−nのう
ち、“H”が入力された信号線につながるトラン
ジスタがオンし、ノード10,11の電位はその
トランジスタを介して放電され0Vになる。入力
された行アドレス信号がすべて“L”の行デコー
ダ3のみにおいてノード10,11の電位が4V
のまま保持され、行デコーダ3のセツトが完了す
る。このとき、ノード10の電位は4Vであるか
ら、ワードドライバトランジスタ6はオン状態に
あり、続いて入力される“H”のワード線駆動信
号RX(電圧5V)がワード線5へ伝達され、ワー
ド線5の電位も5Vになる。その後、信号は
“L”になり、デカツプルトランジスタ8はオフ
状態となる。ワード線駆動信号RXが入力される
と、ワードドライバトランジスタ6のゲート容量
7による容量結合のために、ノード10の電位が
上昇し、ノード10に存在する配線浮遊容量9を
も考慮すると、実際には8V程度に達する。
信号が立ち上がり“H”になることにより、プリ
チヤージトランジスタ4がオン状態となつて電源
(電圧Vcc=5V)に行デコーダ3の出力信号線が
接続され、同時に信号が“H”となつて、
デカツプルトランジスタ8がオン状態となり、ノ
ード10,11がトランジスタ4を介して充電さ
れる。プリチヤージトランジスタ4、デカツプル
トランジスタ8のしきい値電圧を共に1Vとする
と、ノード10,11の電位は4Vになる。次に、
信号が“L”に立ち下がつてトランジスタ
4がオフ状態となり、行デコーダ出力系は電気的
にフローテイング状態となる。続いて行アドレス
信号A1(1)〜Ao(o)が各アドレス信号線1−
1〜1−nを介して行アドレスデコーダ3へ与え
られる。この与えられた行アドレス信号のうち1
つでも“H”のものがあれば、行アドレスデコー
ダ3に含まれるトランジスタ2−1〜2−nのう
ち、“H”が入力された信号線につながるトラン
ジスタがオンし、ノード10,11の電位はその
トランジスタを介して放電され0Vになる。入力
された行アドレス信号がすべて“L”の行デコー
ダ3のみにおいてノード10,11の電位が4V
のまま保持され、行デコーダ3のセツトが完了す
る。このとき、ノード10の電位は4Vであるか
ら、ワードドライバトランジスタ6はオン状態に
あり、続いて入力される“H”のワード線駆動信
号RX(電圧5V)がワード線5へ伝達され、ワー
ド線5の電位も5Vになる。その後、信号は
“L”になり、デカツプルトランジスタ8はオフ
状態となる。ワード線駆動信号RXが入力される
と、ワードドライバトランジスタ6のゲート容量
7による容量結合のために、ノード10の電位が
上昇し、ノード10に存在する配線浮遊容量9を
も考慮すると、実際には8V程度に達する。
この後、アドレス切換信号ADSWが立ち上が
り、スイツチトランジスタ14−1〜14−nが
オン状態となり、列デコーダ12と信号線13−
1〜13−nとが接続され、続いて入力される列
アドレス信号は列デコーダ12へ伝達される。こ
の列アドレス信号は信号線1−1〜1−nにより
伝達されるので、トランジスタ2−1〜2−nの
ゲートにも入力されることになる。一般には、こ
の列アドレス信号は、すぐその前に入力された行
アドレス信号とは異なつているので、ワード線選
択時に選択された行デコーダ3のトランジスタ2
−1〜2−nのいくつかがオン状態となり、その
オン状態のトランジスタを介してノード11の電
圧は放電されて0Vになる。したがつて、最終的
には、選択された行デコーダにおけるデカツプル
トランジスタ8のソース、ゲートおよびドレイン
の電位は、それぞれ0V、0Vおよび8Vとなり、ソ
ース・ドレイン間、ゲート・ドレイン間には共に
8V程度の高電圧が印加されている。
り、スイツチトランジスタ14−1〜14−nが
オン状態となり、列デコーダ12と信号線13−
1〜13−nとが接続され、続いて入力される列
アドレス信号は列デコーダ12へ伝達される。こ
の列アドレス信号は信号線1−1〜1−nにより
伝達されるので、トランジスタ2−1〜2−nの
ゲートにも入力されることになる。一般には、こ
の列アドレス信号は、すぐその前に入力された行
アドレス信号とは異なつているので、ワード線選
択時に選択された行デコーダ3のトランジスタ2
−1〜2−nのいくつかがオン状態となり、その
オン状態のトランジスタを介してノード11の電
圧は放電されて0Vになる。したがつて、最終的
には、選択された行デコーダにおけるデカツプル
トランジスタ8のソース、ゲートおよびドレイン
の電位は、それぞれ0V、0Vおよび8Vとなり、ソ
ース・ドレイン間、ゲート・ドレイン間には共に
8V程度の高電圧が印加されている。
最近ではワード線を昇圧する場合が多くなつて
きたが、この場合にはワード線駆動信号RXは7V
程度になるので、それに対応して、列選択時のデ
カツプルトランジスタ8のソース、ゲートおよび
ドレインの電位はそれぞれ0V、0Vおよび10Vと
なり、ソース・ドレイン間、ゲート・ドレイン間
には共に10Vにも達するような高電圧が印加され
るようになる。
きたが、この場合にはワード線駆動信号RXは7V
程度になるので、それに対応して、列選択時のデ
カツプルトランジスタ8のソース、ゲートおよび
ドレインの電位はそれぞれ0V、0Vおよび10Vと
なり、ソース・ドレイン間、ゲート・ドレイン間
には共に10Vにも達するような高電圧が印加され
るようになる。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の回路構成では、上述のように、デカツプ
ルトランジスタ8に高電圧が印加されるので、デ
カツプルトランジスタ8の劣化、破壊あるいは誤
動作のために信頼性の著しい低下を招くという欠
点があつた。
ルトランジスタ8に高電圧が印加されるので、デ
カツプルトランジスタ8の劣化、破壊あるいは誤
動作のために信頼性の著しい低下を招くという欠
点があつた。
それゆえ、この発明の目的は、上述のような欠
点を除去し、デカツプルトランジスタに印加され
る高電圧を緩和し、それにより信頼性の高い半導
体集積回路装置を提供することである。
点を除去し、デカツプルトランジスタに印加され
る高電圧を緩和し、それにより信頼性の高い半導
体集積回路装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
この発明にかかる半導体集積回路装置は、デカ
ツプルトランジスタに印加される高電圧を緩和す
るための電圧緩和手段を新たに設けたものであ
る。
ツプルトランジスタに印加される高電圧を緩和す
るための電圧緩和手段を新たに設けたものであ
る。
好ましくは電圧緩和手段はデカツプルトランジ
スタのドレインとドライバトランジスタのゲート
との間に配置され、そのゲートに電源電圧を受け
る1個のトランジスタである。
スタのドレインとドライバトランジスタのゲート
との間に配置され、そのゲートに電源電圧を受け
る1個のトランジスタである。
[作用]
電圧緩和手段、好ましくは1個の追加されたト
ランジスタにより、従来デカツプルトランジスタ
に印加されていた電圧が電圧緩和用のトランジス
タとデカツプルトランジスタとに二分されるた
め、デカツプルトランジスタに印加される電圧を
緩和することができ、信頼性の高い安定な動作を
行なう半導体集積回路装置を得ることができる。
ランジスタにより、従来デカツプルトランジスタ
に印加されていた電圧が電圧緩和用のトランジス
タとデカツプルトランジスタとに二分されるた
め、デカツプルトランジスタに印加される電圧を
緩和することができ、信頼性の高い安定な動作を
行なう半導体集積回路装置を得ることができる。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図はこの発明の一実施例である半導体集積
装置の構成を示す図である。第1図において、こ
の発明の特徴として、従来の半導体集積回路装置
と異なり、デカツプルトランジスタ8のドレイン
とその一方導通端子がノード16を介して接続さ
れ、その他方導通端子がノード10を介してワー
ドドライバトランジスタ6のゲートに接続され、
かつそのゲートに電源電圧Vccを受ける電圧緩和
用のトランジスタ15が設けられる。次に、第1
図に示される構成を有する半導体集積回路装置の
トランジスタ15による電圧の緩和動作を説明す
る。一例としてワード線を昇圧した場合、すなわ
ち、信号RXの電位が7Vの場合について説明す
る。信号RXが入力されたとき(信号RXが“H”
のとき)、ワードドライバトランジスタ6のゲー
ト容量7による容量結合で、ノード10の電位が
10Vになるまでは、第2図に示される従来の回路
構成による動作と同一である。しかし、新たに追
加されたトランジスタ15のゲートが電源電位
(Vcc=5V)に接続されているので、ノード16
の電位は4Vに抑えられる。ここでトランジスタ
15のしきい値電圧を1Vと仮定した。したがつ
て、選択された行デコーダにおいて、最終的には
ノード10,16および11の電位はそれぞれ、
10V、4Vおよび0Vに、またトランジスタ15,
8のゲートの電位はそれぞれ5V、0Vとなる。こ
の結果、デカツプルトランジスタ8のソース1
1・ドレイン16間およびソース・ゲート間の電
圧は共に4V程度に抑えられ、またトランジスタ
15に印加される電圧も最大でソース・ドレイン
間(ノード10とノード16の間)の6V程度で
あり、トランジスタ8,15に印加される電圧は
十分に緩和されることになる。
装置の構成を示す図である。第1図において、こ
の発明の特徴として、従来の半導体集積回路装置
と異なり、デカツプルトランジスタ8のドレイン
とその一方導通端子がノード16を介して接続さ
れ、その他方導通端子がノード10を介してワー
ドドライバトランジスタ6のゲートに接続され、
かつそのゲートに電源電圧Vccを受ける電圧緩和
用のトランジスタ15が設けられる。次に、第1
図に示される構成を有する半導体集積回路装置の
トランジスタ15による電圧の緩和動作を説明す
る。一例としてワード線を昇圧した場合、すなわ
ち、信号RXの電位が7Vの場合について説明す
る。信号RXが入力されたとき(信号RXが“H”
のとき)、ワードドライバトランジスタ6のゲー
ト容量7による容量結合で、ノード10の電位が
10Vになるまでは、第2図に示される従来の回路
構成による動作と同一である。しかし、新たに追
加されたトランジスタ15のゲートが電源電位
(Vcc=5V)に接続されているので、ノード16
の電位は4Vに抑えられる。ここでトランジスタ
15のしきい値電圧を1Vと仮定した。したがつ
て、選択された行デコーダにおいて、最終的には
ノード10,16および11の電位はそれぞれ、
10V、4Vおよび0Vに、またトランジスタ15,
8のゲートの電位はそれぞれ5V、0Vとなる。こ
の結果、デカツプルトランジスタ8のソース1
1・ドレイン16間およびソース・ゲート間の電
圧は共に4V程度に抑えられ、またトランジスタ
15に印加される電圧も最大でソース・ドレイン
間(ノード10とノード16の間)の6V程度で
あり、トランジスタ8,15に印加される電圧は
十分に緩和されることになる。
なお、上記実施例においては、行デコーダ回路
の出力部について説明したが、列デコーダ回路の
出力部においても同様の議論が成立つ。
の出力部について説明したが、列デコーダ回路の
出力部においても同様の議論が成立つ。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、デカツプルト
ランジスタに印加される電圧を緩和するための緩
和手段、好ましくは1個のトランジスタを設けた
ので、たとえばワード線を昇圧するような場合に
おいても、デカツプルトランジスタに印加される
高電圧を緩和し、信頼性の高い半導体集積回路装
置を得ることができる。
ランジスタに印加される電圧を緩和するための緩
和手段、好ましくは1個のトランジスタを設けた
ので、たとえばワード線を昇圧するような場合に
おいても、デカツプルトランジスタに印加される
高電圧を緩和し、信頼性の高い半導体集積回路装
置を得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例である半導体集積
回路装置の構成を示す図である。第2図は従来の
半導体集積回路装置の回路構成を示す図である。
第3図は従来の半導体集積回路装置の動作を説明
するための波形図である。 図において、3は行デコーダ、4はプリチヤー
ジ用トランジスタ、6はワードドライバトランジ
スタ、8はデカツプルトランジスタ、15は電圧
緩和用トランジスタをそれぞれ示す。なお、図
中、同符号は同一または相当部分を示す。
回路装置の構成を示す図である。第2図は従来の
半導体集積回路装置の回路構成を示す図である。
第3図は従来の半導体集積回路装置の動作を説明
するための波形図である。 図において、3は行デコーダ、4はプリチヤー
ジ用トランジスタ、6はワードドライバトランジ
スタ、8はデカツプルトランジスタ、15は電圧
緩和用トランジスタをそれぞれ示す。なお、図
中、同符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アドレスデコーダ回路とメモリセル選択線と
の間に設けられ、第1の動作タイミング信号に応
答してオン・オフし、前記アドレスデコーダ回路
の出力信号線をプリチヤージするための第1のト
ランジスタと、前記出力信号線に設けられ、第2
の動作タイミング信号に応答してオン・オフして
前記出力信号線上の信号を伝達するための第2の
トランジスタと、前記第2のトランジスタから伝
達される信号をそのゲートに受けてオン・オフ
し、第3の動作タイミング信号を前記メモリセル
選択線上へ伝達するための第3のトランジスタと
を備える半導体集積回路装置において、 前記第2のトランジスタのオフ時に前記第2の
トランジスタに印加される電圧を緩和するための
電圧緩和手段を設けたことを特徴とする半導体集
積回路装置。 2 前記電圧緩和手段は、 前記第2トランジスタの出力側の導通端子と前
記第3トランジスタのゲートとの間に設けられ、
そのゲートに電源電圧を受けるMOSトランジス
タである、特許請求の範囲第1項記載の半導体集
積回路装置。 3 前記トランジスタの数は1個である、特許請
求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。 4 前記アドレスデコーダ回路は行アドレスデコ
ーダ回路であり、前記メモリセル選択線はワード
線である、特許請求の範囲第1項ないし第3項の
いずれかに記載の半導体集積回路装置。 5 前記アドレスデコーダ回路は列アドレスデコ
ーダ回路であり、前記メモリセル選択線はビツト
線選択線である、特許請求の範囲第1項または第
2項記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60135334A JPS61294695A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 半導体集積回路装置 |
KR1019850009110A KR900005152B1 (ko) | 1985-06-20 | 1985-12-04 | 반도체 집적회로장치 |
US06/838,303 US4811304A (en) | 1985-06-20 | 1986-03-10 | MDS decoder circuit with high voltage suppression of a decoupling transistor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60135334A JPS61294695A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 半導体集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61294695A JPS61294695A (ja) | 1986-12-25 |
JPH0470716B2 true JPH0470716B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=15149336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60135334A Granted JPS61294695A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4811304A (ja) |
JP (1) | JPS61294695A (ja) |
KR (1) | KR900005152B1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4963765A (en) * | 1989-07-03 | 1990-10-16 | Texas Instruments Incorporated | High speed CMOS transition detector circuit |
JP2612618B2 (ja) * | 1989-10-13 | 1997-05-21 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路装置 |
GB9007791D0 (en) * | 1990-04-06 | 1990-06-06 | Foss Richard C | High voltage boosted wordline supply charge pump and regulator for dram |
GB9007790D0 (en) * | 1990-04-06 | 1990-06-06 | Lines Valerie L | Dynamic memory wordline driver scheme |
JPH0812754B2 (ja) * | 1990-08-20 | 1996-02-07 | 富士通株式会社 | 昇圧回路 |
US5160860A (en) * | 1991-09-16 | 1992-11-03 | Advanced Micro Devices, Inc. | Input transition responsive CMOS self-boost circuit |
JPH05307891A (ja) * | 1992-05-01 | 1993-11-19 | Nec Corp | 行デコーダ |
US5311481A (en) * | 1992-12-17 | 1994-05-10 | Micron Technology, Inc. | Wordline driver circuit having a directly gated pull-down device |
US5293342A (en) * | 1992-12-17 | 1994-03-08 | Casper Stephen L | Wordline driver circuit having an automatic precharge circuit |
KR100518399B1 (ko) | 2000-07-25 | 2005-09-29 | 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 내부 전압 레벨 제어 회로 및 반도체 기억 장치 및 그들의제어 방법 |
TWI621337B (zh) * | 2013-05-14 | 2018-04-11 | 半導體能源研究所股份有限公司 | 信號處理裝置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130470A (ja) * | 1974-09-09 | 1976-03-15 | Nippon Electric Co | |
JPS52122059A (en) * | 1974-10-08 | 1977-10-13 | Mostek Corp | Phase inverting stage input circuit |
JPS53101236A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Toshiba Corp | Address selection circuit for mos dynamic memory |
JPS56156987A (en) * | 1980-05-06 | 1981-12-03 | Nec Corp | Semiconductor storage circuit |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4289982A (en) * | 1979-06-28 | 1981-09-15 | Motorola, Inc. | Apparatus for programming a dynamic EPROM |
JPS5694661A (en) * | 1979-12-27 | 1981-07-31 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device |
JPS5730192A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-18 | Fujitsu Ltd | Sense amplifying circuit |
JPS5774886A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-11 | Toshiba Corp | Semiconductor integrated circuit device |
JPS58212226A (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | ブ−トストラツプ回路 |
JPS599990A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レ−ザの製造方法 |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP60135334A patent/JPS61294695A/ja active Granted
- 1985-12-04 KR KR1019850009110A patent/KR900005152B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1986
- 1986-03-10 US US06/838,303 patent/US4811304A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130470A (ja) * | 1974-09-09 | 1976-03-15 | Nippon Electric Co | |
JPS52122059A (en) * | 1974-10-08 | 1977-10-13 | Mostek Corp | Phase inverting stage input circuit |
JPS53101236A (en) * | 1977-02-16 | 1978-09-04 | Toshiba Corp | Address selection circuit for mos dynamic memory |
JPS56156987A (en) * | 1980-05-06 | 1981-12-03 | Nec Corp | Semiconductor storage circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR900005152B1 (ko) | 1990-07-20 |
JPS61294695A (ja) | 1986-12-25 |
US4811304A (en) | 1989-03-07 |
KR870000762A (ko) | 1987-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4161040A (en) | Data-in amplifier for an MISFET memory device having a clamped output except during the write operation | |
US5550504A (en) | Dram using word line potential control circuit | |
US4449207A (en) | Byte-wide dynamic RAM with multiplexed internal buses | |
KR20010030349A (ko) | 비트 라인 전압에 독립적으로 오프셋 전압을 발생시킬 수있는 반도체 메모리 장치 | |
JPS62500063A (ja) | 電子信号の立上り時間改良用補助回路 | |
JPH0470716B2 (ja) | ||
US4788457A (en) | CMOS row decoder circuit for use in row and column addressing | |
US4063118A (en) | MIS decoder providing non-floating outputs with short access time | |
JPH0752581B2 (ja) | Dram内のワード線信号発生器用ブートストラッピングレベル制御回路 | |
JP3182120B2 (ja) | サブロウデコーダ回路 | |
US5841718A (en) | Use of voltage equalization in signal-sensing circuits | |
JPH07234265A (ja) | テスト電位転送回路およびこれを用いた半導体記憶装置 | |
JPS6134619A (ja) | Mosトランジスタ回路 | |
US4649300A (en) | Bootstrap buffer | |
JPH0766675B2 (ja) | プログラマブルrom | |
JPH0115958B2 (ja) | ||
JP2504724B2 (ja) | Cmos romデ−タ選択回路 | |
JP2550684B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH0341694A (ja) | ワード線駆動回路 | |
JPS61230697A (ja) | ダイナミツク半導体メモリ装置 | |
JP2986939B2 (ja) | ダイナミックram | |
JPH053606B2 (ja) | ||
JPS59151387A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2995219B2 (ja) | 動的等速呼出記憶装置 | |
JPS63244395A (ja) | ダイナミツク型半導体記憶装置 |