JPH0470485B2 - - Google Patents

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JPH0470485B2
JPH0470485B2 JP9398389A JP9398389A JPH0470485B2 JP H0470485 B2 JPH0470485 B2 JP H0470485B2 JP 9398389 A JP9398389 A JP 9398389A JP 9398389 A JP9398389 A JP 9398389A JP H0470485 B2 JPH0470485 B2 JP H0470485B2
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corner joint
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pair
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Tadao Tokuyama
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は例えば陳列棚や作業台、調理台、その
他の各種組立家具類におけるコーナー固定装置に
係り、殊更金属製支柱の一定高さ位置へ、天板や
仕切り板板、棚板などの水平な支持骨となる金属
製囲い枠材のコーナー部を、軽快に能率良く且つ
安定・堅牢に組立固定できるように工夫したもの
である。
<従来の技術> この種のコーナー固定装置として、本出願人は
先に「水平な板材と支柱との交叉結合装置」と題
する特願昭62−235594号を提案した。そして、こ
れではその構成上結合具Eを加圧板25と受圧板
24との向かい合う一対として用意し、その受圧
板24にナツト27を予じめ固定保持させておく
一方、加圧板25にナツト27と対応するボルト
挿通孔30を貫通形成しておくと共に、そのボル
ト挿通孔30を経て受圧板24のナツト27に、
ボルト26を螺合締結することによつて、天板A
や仕切り板B、棚板、その他の水平に使用される
各種板材のコーナー部を、支柱Cの一定高さ位置
へ組立固定し得るようになつている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、その後も鋭意研究を重ねてきた結果
によれば、上記先行発明の場合加圧板25と受圧
板24から成る結合具Eのほかに、ボルト26と
ナツト27を用意する必要があり、その螺合締結
操作も加えなければならないので、未だ支柱Cに
対する各種板材の組立作業性に劣る。
又、各種板材のコーナー部にはボルト逃し口2
3を、結合具Eの加圧板25には上記ボルト挿通
孔30を、各々対応的に正しく形成しておく必要
があるため、その構成上の全体としても未だ複雑
化し、調理台を陳列棚などとしての製品につき、
コスト高を招来することになる。
更に、各種板材はその水平な支持骨となる囲い
枠材から別個独立しておらず、それ自体として断
面コ字型の内枠19と、これに溶接された外枠2
0との一体品から成り、上記結合具Eやボルト2
6によつて、支柱Cへ言わば直接組立固定される
ようになつているため、その板材の囲い枠材をな
す外枠20から天板部20aのみを取りはずし、
調理台や陳列棚などの全体デザインや使用目的に
合わせて、これを例えばトレー板やメツシユ板、
その他の別異なデザイン形態品と交換使用するよ
うなこともできず、その調理台や陳列棚などの多
品種化にとつて不利である。
<課題を解決するための手段> 本発明はこのような課題の改善を企図してお
り、、そのための構成上断面ほぼ直角なV字型に
曲成された支柱本体から、左右一対の折返し片を
内向きに張り出した金属製の支柱と、 天板や仕切り板などの水平な支持骨として機能
するように、断面ほぼコ字型に曲成された枠材本
体から、ほぼU字型をなして向かい合う上下一対
の折曲げ片を外向きに張り出した金属製の囲い枠
材と、 その囲い枠材へ上方からの載架状態として、係
脱自在に係止される天板や仕切り板、棚板、その
他の平面から見て四角形な板材とを備え、 上記囲い枠材のコーナー部を、板材のそれと対
応する平面視の直角に突き合わせ可能な45度とし
て切り離し、その切り離し端部の相互を支柱の一
定な高さ位置へ、合成樹脂製のコーナージヨイン
トとこれに圧入される固定ピンとの雌雄一対を介
して組立固定するに当り、 そのコーナージヨイントには、上記囲い枠材に
おける枠材本体の中空内部に嵌合する第1ブロツ
ク片と、同じく両折曲げ片の中空内部に嵌合する
第2ブロツク片とを、その何れも囲い枠材のコー
ナー部に対応する平面視の直角なV字型として、
相互の連続一体に形成し、 その第2ブロツク片の交叉する両辺面部から
各々支持ステーを介して、支柱の中空内部に挿入
される左右一対の可動翼片をやはり連続一体に張
り出すことによつて、その両翼片と第2ブロツク
片の両辺面部との向かい合う相互間に、支柱の折
返し片と囲い枠材の折曲げ片との受け入れ可能な
左右一対のスリツトを開口させると共に、 その両翼片と第2ブロツク片の出隅部との向か
い合う相互間に、固定ピンの受け入れ口を区成す
る一方、 上記固定ピンには、そのコーナージヨイントの
ピン受け入れ口に圧入される軸脚部と、その軸脚
部の上端から水平に張り出し連続しつつ、支柱の
中空内部を被覆化粧し得る平面視のほぼ直角なV
字型の傘状頭部とを設けて、 上記コーナージヨイントの両翼片を支柱の中空
内部へ挿入した上、そのピン受け入れ口へ上方か
ら固定ピンの軸脚部を圧入させて、そのコーナー
ジヨイントを両翼片の弾性変形作用により、支柱
の一定な高さ位置へ組立固定し、これと相前後し
てコーナージヨイントの第1、2ブロツク片に、
囲い枠材をその切り離し端部から各々差し込む如
く、嵌合一体化させるように設定したことを主な
特徴とするものである。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構
成を詳述すると、第1,2図はその本発明におけ
る組立家具類の一例として、厨房用調理台の概略
全体を表わしており、Pは合計4本の支柱、F
1,F2は支柱Pの上段と中段又は下段に位置し
つつ、その隣り合う支柱Pの相互間へ水平に横架
された天板用囲い枠材と仕切り板用囲い枠材であ
り、これらを骨組としてその内部に、平面視の四
角形な天板11と仕切り板12が各々上方からの
所謂落し込み載架状態として、係脱自在に係止さ
れている。
予じめ天板11や仕切り板12が、その支持骨
となる囲い枠材F1,F2から別個独立している
わけであり、その囲い枠材F1,F2へ係脱自在
に係止されるようになつているため、これらを第
1図のような平板の形態のみに限らず、第2図の
ようなトレー板やメツシユ板などの各種形態品と
自由に交換使用することもできる。尚、上記天板
11と仕切り板12は水平に使用される板材の代
表例であり、これに代る棚板などから具体化され
ることもあり得る。
又、上記天板11の囲い枠材F1と仕切り板1
2の囲い枠材F2は、その互いに同一として区別
なく兼用されていると共に、何れもその直角なコ
ーナー部が仕切り離されており、その切り離し端
部が別個なコーナージヨイントJと固定ピンWを
介して、支柱Pへ次のように組立固定されるよう
になつている。
即ち、先づ支柱Pの各個は第3〜5図に抽出す
る通り、ステンレス鋼板から平面視の直角なほぼ
V字型に曲成された支柱本体13と、その支柱本
体13から向かい合う左右一対として、内方へ連
続するL字状に折り返された折返し片14とを備
えていると共に、その両折り返し片14の下段位
置には脚座具Sと対応する位置決め凸子15も、
各々内向きの突き起し状態に加工形成されてい
る。
尚、支柱Pのそれ自身としては上記金属板に対
するプレス加工だけに限らず、アルミニウムやそ
の他の金属材料から押出成形することにより、上
記のような形態に作成しても良い。
脚座具Sは支柱Pへの圧入キヤツプ16と、高
さ調整座17とのネジ締結体から成るものとし
て、好ましくは66−ナイロンやガラス繊維入り6
−ナイロンなどのポリアミド型樹脂を初め、アセ
タール樹脂(商品名−ジユラコン)やその他の高
強度な熱可塑性合成樹脂から射出成形されてい
る。
その圧入キヤツプ16は第6〜12図のよう
に、支柱Pの開放下端縁部と当接する蓋板部18
から上向き連続的に膨隆し、且つ支柱Pの中空内
部に適合するほぼV字型の挿入ブロツク部19を
備えており、そのブロツク部19の上下方向に沿
つて切り欠き列設された左右一対のスリツト20
が、支柱Pの上記折返し片14と係合することに
よつて、その支柱Pへ下方から圧入キヤツプ16
が円滑に安定良く挿入され得るようになつてい
る。
しかも、圧入キヤツプ16の蓋板部18が、支
柱Pの下端縁部と当接する最終位置まで押し込み
挿入された時には、上記ブロツク部19がそのス
リツト20を通じて、支柱Pにおける上記折返し
片14の位置決め凸子15と強く摩擦接触し、キ
ヤツプ16がその支柱Pに対して脱落不能な圧入
状態に保持されることとなる。
又、その圧入キヤツプ16の中心部にはネジ孔
21が形成されており、これに下方から第11,
12図のような高さ調整座17のネジ軸部22が
螺合締結されている。その螺合進退操作によつ
て、支柱Pの据付け高さを調整し、天板11や仕
切り板12の水平度を保てるようになつているの
である。23はその高さ調整座17の球状接地部
を示しているが、これに代る第2図のような自在
車輪から調整座17を形作ることにより、調理台
の全体を移動可能な所謂ワゴン形態としても勿論
良い。
次に、上記囲い枠材F1,F2はその天板11
用と仕切り板12用との互いに同一であるため、
今その天板11の囲い枠材F1を代表例に採り上
げて、その構成を説明すると、これは第13,1
4図に抽出するように、ステンレス鋼板から断面
ほぼコ字型に曲成された枠材本体24と、その枠
材本体24から連続的に外方へ張り出しつつ、互
いに向かい合う小さなU字型として折り曲げられ
た上下一対の折曲げ片25とを備えており、従い
囲い枠材F1の外面は開放状態にある。
又、囲い枠材F1の直角なコーナー部では、第
15〜19図から明白なように、そのコ字型の枠
材本体24が互いに突き合う平面視の45度として
切りり離されていると共に、同じく両折曲げ片2
5が平面視のV字型に切り欠かれている。26は
囲い枠材F1のコーナー部付近に位置しつつ、そ
のコ字型の枠材本体24から内方へ突き起された
向かい合う上下一対づつの係止凸子であつて、コ
ーナージヨイントJの後述する係止凹溝と対応
し、その係止凹溝と係止し合うことになる。27
は囲い枠材F1の外面を施蓋する化粧バー材であ
つて、アルミニウムや合成樹脂などの押出材か
ら、係止脚部28とカバー部29を備えた第20
図のような断面形状に作成されており、その係止
脚部28が囲い枠材F1の両折曲げ片25による
区画内部へ、囲い枠材F1の切り離し端部から押
し込みスライドさせる如く嵌め付けられている。
その状態において、カバー部29により囲い枠材
F1の外面が安全に、且つ美麗に被覆化粧される
こととなる。
但し、化粧バー材27としては上記の押出材に
代えて、ステンレス鋼板から第21図のような断
面ほぼ横向きU字型にプレス加工し、その係止脚
部28が囲い枠材F1の両折曲げ片25へ係止す
るように、これを囲い枠材F1の外面から嵌め付
けても良い。その嵌め付け上、係止脚部28を強
制的に弾性変形させて、その復元圧力により囲い
枠材F1へ固定すると共に、その外面をカバー部
29によつて化粧するわけである。
尚、囲い枠材1のそれ自身としても上記支柱P
と同様に、金属板に対するプレス加工のほか、ア
ルミニウムやその他の金属材料から押出成形する
ことができる。上記化粧バー材27として、着色
合成樹脂から押出成形するならば、囲い枠材F1
に一層優美な着色カラーも付与できることとな
る。
更に、上記囲い枠材F1を支柱Pへ組立固定す
るためのコーナージヨイントJと固定ピンWは、
その前者に後者の圧入される雌雄一対をなしてお
り、何れも上記脚座具Sと同様な高強度の合成樹
脂を材料として、第25〜29図のような形態に
各々射出成形されている。
即ち、コーナージヨイントJは平面視の比較的
に長い左右一対の辺面部から直角なV字型に屈曲
された第1ブロツク片30と、その両辺面部の出
隅部に連続して張り出す短かい左右一対の辺面部
からやはり直角なV字型に屈曲された第2ブロツ
ク片31と、その第2ブロツク片31における両
辺面部の中途位置から、各々支持ステー32を介
して連続的に外方へ張り出す左右一対の分別され
た可動翼片33とを備えており、その両可動翼片
33が第16図のように、上記支柱Pの中空内部
へ挿入されるに反して、残る第1、2のブロツク
片30,31は支柱Pの両折返し片25により区
画された入隅の外部へ、正しく臨むようになつて
いる。
上記第1ブロツク片30は囲に枠材F1のコ字
型をなす枠材本体24の中空内部に嵌合されるも
のとして、その枠材本体24に対応する断面四角
形を呈しており、その上面と下面には囲い枠材F
1の上記係止凸子26と係止し合う係止凹溝34
が形成されている。
この点、図では第1ブロツク片30を強度に富
む断面H字型とし、その長手方向の中途位置に配
列された仕切り補強リブ35の上面と下面へ、係
止凹溝34を付与している。但し、逆に係止凸子
26をコーナージヨイントJの第1ブロツク片3
0へ、その係止凹溝34を囲い枠材F1へ各々対
応形成しても、勿論良い。
他方、第2ブロツク片31は同じく囲い枠材F
1の両折曲げ片25により区画された中空内部へ
嵌合するものとして、上記第1ブロツク片30よ
りも上方並びに下方へ等しく張り出す背高い四角
形(長方形)をなしており、その上面と下面がV
字型の交叉部においてのみ、囲い枠材F1の板厚
に等しい寸法分だけ若干背高く隆起されている。
その第1、2ブロツク片30,31に対する囲い
枠材F1の嵌め付け完了時、その相互の面一な整
合状態を保つために役立つ。
上記可動翼片33の左右一対は第2ブロツク片
31とほぼ同じ長さ(高さ)を備えており、しか
も左右一対の支持ステー32によつて、第2ブツ
ク片31の両辺面部を外方から囲む平面視のV字
配置型に対峙しているが、その交叉部は言わば切
り欠かれた分離開放状態にある。そして、その両
翼片33の向かい合う凹曲面と第2ブロツク片3
1の先鋭な出隅部との相互間には、固定ピンWの
受け入れ口Oが上下方向への貫通状態に区成され
ている。
そのピン受け入れ口Oを形成する仮想円の中心
が、第1、第2ブロツク片30,31の左右対称
中心線Y−Y上に位置していること、言うまでも
ない。又、コーナージヨイントJは第26,27
図のように、その全体として水平中心線X−Xを
境界とする上下対称形態にあり、そのため上反転
させてもそのまま支障なく使うことができる。
36は支持ステー32を介在させたことに相対
して、第2ブロツク片31の両辺面部と両翼片3
3との向かい合う相互間に区成された左右一対の
スリツトであつて、ここには支柱Pの折返し片1
4と囲い枠材F1の両折曲げ片25とが、各々受
け入れられることになる。37は両翼片33の外
面に切り欠き付与された条溝であつて、上下方向
に沿い延在しており、その薄肉化により各翼片3
3が支持ステー34を支点として弾性変形しやす
く、又支柱Pと部分的に接触することにより、そ
の中空内部へ円滑に挿入できるようになつてい
る。
上記ピン受け入れ口Oを形作る仮想円の直径寸
法dは、固定ピンWの後述する軸脚部よりも予じ
め若干小さく関係設定されており、しかもそ両凹
曲面の中途高さ位置には、向かい合う一対の係合
凸子38が内向きに張り出し形成されている。固
定ピンWがコーナージヨイントJのピン受け入れ
口O内へ圧入された時には、その両翼片33が第
2ブロツク片31との支持ステー32を支点とし
て、相反する左右方向へ拡開作用し、その弾圧摩
擦力により固定ピンW並びに支柱Pと強く結合一
体化するようになつている。その両翼片33を可
動のそれと称する所以である。
尚、そのような翼片33の動きを円滑化する意
味から、その支持ステー32の長さ(高さ)Hも
翼片33や第2ブロツク片31のそれより短小化
されている。
他方、固定ピンンWは第30〜33図に抽出す
るように、上記ピン受け入れ口O内へ圧入される
軸脚部39と、その上端部から連続して水平に張
り出す傘状頭部40とを有しており、その頭部4
0が支柱Pと対応する平面視のほぼV字型をなし
ている。その場合、天板11用では固定ピンWの
頭部40が、支柱Pの開放上端部を施蓋化粧でき
るように、比較的大きく張り出し形成されている
に反し、仕切り板12用では第34〜39図のよ
うにその固定ピンWの頭部40が、支柱Pの中空
内部に埋没しつつ、上下方向へスライドできるよ
うに小さく張り出し形成されている。
但し、その何れにあつても頭部40の入隅部か
らは、囲い枠材F1,F2のコーナー部やその第
2ブロツク片31の出隅部を被覆化粧するカバー
辺部41が、内向きに張り出されている。
固定ピンWの軸脚部39は上記コーナージヨイ
ントJのピン受け入れ口Oと雌雄関係に立つ断面
形状と、その深さに対応する長さ(高さ)とを備
えているが、その凸曲面には上記ピン受け入れ口
Oの係合凸子38と係合する左右一対の凹条72
が、上下方向に沿つて列設されている。又、その
軸脚部39における両翼片33の開放出隅部と対
応する個所は、断面扇型の背筋部43として仮想
円に連続しており、その背面中心にもやはり上下
方向に沿う条溝44が切り欠かれている。その条
溝44の役目は、上記した翼片33の条溝37と
同一である。
更に、軸脚部39は楔として機能すべく、その
下端には全体的な先細り状の円錐勾配が付与され
ており、上記コーナージヨイントJのピン受け入
れ口O内へ円滑に圧入操作できるようになつてい
る。その勾配面が固定ピンWの軸心線と交叉する
角度を、符号θによつて図示している。45は天
板11の囲いい枠材F1と仕切り板1の囲い枠材
F2との上下相互間隔を適宜の一定に保つべく、
支柱Pの中空内部へ離脱不能に挿入設置されたス
ペーサー管である。
第40〜49図は本発明の変形実施例を示して
おり、その構成上第1〜39図の基本実施例と異
なる点は、次の通りである。
第1図に、上記基本実施例ではコーナージヨイ
ントJの第1、2ブロツク片30,31と、囲い
枠材F1とを組立固定するに当り、その第1ブロ
ツク片30に形成した係止凹溝34と、枠材本体
24から突き起し加工した係止凸子26とを対応
的に係止させているが、変形実施例の場合には第
1ブロツク片30の上面へ、一対のビス受け入れ
切欠34aを設ける一方、これと合致対応する貫
通孔26aを囲い枠体F1のコーナー部付近にお
いて、その枠材本体24に開口形成し、囲い枠材
F1とコーナージヨイントJとを嵌合させた後、
その貫通孔26aから第1ブロツク片30の切欠
34aへ、水平にタツピングビス46を螺入する
ことにより、その囲い枠材F1とコーナージヨイ
ントJとを爾後的な離脱不能に結合一体化してい
る。
第2に、上記基本実施例ではコーナージヨイト
Jにおけるピン受け入れ口Oの凹曲面から、一対
の係合凸子38を内向きに張り出す一方、その凸
子38と係合する左右一対の凹条42を、固定ピ
ンWにおける軸脚部39の凸曲面へ列設すること
により、その相互の強い摩擦力を得られるように
構成しているが、変形実施例の場合にはそのよう
な係合凸子38をコーナージヨイントJへ設ける
ことに代えて、固定ピンWにおける軸脚部39の
平坦な入隅へ、第44〜47図のような釘型凸条
38aの左右一対を、上下方向に沿つて張り出し
形成することにより、その固定ピンWをコーナー
ジヨイントJのピン受け入れ口O内へ圧入した
時、その両凸条38aが第2ブロツク片31の出
隅部と強く摩擦係合するように関係設定してい
る。
尚、その際固定ピンWの軸脚部39には、上記
凹条42も言わば残存されているが、これはピン
受け入れ口Oに対する軸脚部39の挿入円滑化に
役立つ。その凹条42の切り欠きによつて、固定
ピンWの軸脚部39がピン受け入れ口Oの凹曲面
へ、部分的に接触することとなるからである。
第3に、上記基本実施例ではコーナージヨイン
トJのピン受け入れ口O内へ、固定ピンWの軸脚
部39を圧入した時、そのコーナージヨイントJ
の両翼片33と支柱Pの両折返し片14とが、そ
の平坦面同志で強く接触し合う如く、相互の摩擦
係合される関係状態にある。
そのため、特に天板11の囲い枠材F1をコー
ナージヨイントJと固定ピンWによつて、支柱P
の上段位置へ組立固定すると共に、その囲い枠材
F1に操作手を掛けつつ、調理台を勢い良く持ち
上げたような場合に、コーナージヨイントJと固
定ピンWが囲い枠材F1との組立状態を保つたま
まで、その全体に支柱Pから上方へ引き抜かれて
しまう心配がある。
そこで、変形実施例では第40〜43図から明
白な通り、コーナージヨイントJにおける両翼片
33の中途高さ位置から、その第2ブロツク片3
1とのスリツト36内に向かつて、抜け止め凸子
47を張り出し形成する一方、これれと合致対応
する凸子受け入れ孔48を、支柱Pの両折返し片
14へ貫通開口させることにより、その支柱Pの
中空内部にコーナージヨイントJの両翼片33が
挿入された時、その両翼片33の抜け止め凸子4
7と支柱Pの凸子受け入れ孔48とが係止し合う
ように定めている。
し、逆にそ抜け止め凸子47を支柱Pの両折返
し片14から内向きに突き起し、これに対応する
凸子受け入れ孔48を言わば凹溝形態として、コ
ーナージヨイントJの両翼片33へ切り欠き付与
することも可能である。
仕切り板12の囲い枠材F2を支柱Pの中段位
置へ組立固定すべきコーナージヨイントJは、上
記スペーサー管45により支柱Pからの離脱不能
に拘束さる結果、上記のような変形実施例の抜け
止め構成を敢えて採用する必要はない。尚、変形
実施例におけるその他の構成は上記基本実施例と
実質上同一であるため、その第40〜49図に第
1〜39図との対応符号を記入するにとどめて、
その詳細な説明を省略する。
<作用> 上記のようなコーナージヨイントJと固定ピン
Wとの雌雄一対を用いて、支柱Pの上段位置へ天
板11の囲い枠材F1を組立固定するに当つて
は、次の通り作業する。
即ち、第15図は本発明の全体的な分解状態を
示しているが、その状態から先づ支柱Pの中空内
部へ、上方からコーナージヨイントJの可動翼片
33を挿入すると共に、そのコーナージヨイント
Jの上面を第16図のように、支柱Pの開放上端
縁部と整合する面一状態に保つ。
この点、第40〜49図に示した変形実施例で
は、コーナージヨイントJの翼片33からスリツ
ト36内へ張り出す抜け止め凸子47が、支柱P
の折返し片14に開口する凸子受け入れ孔48と
係止するようになつているため、その係止作用を
上記支柱Pへの挿入操作によつて達成しさえすれ
ば、翼片33や第2ブロツク片31を含むコーナ
ージヨイントJの上面が、自づと支柱Pの開放上
端縁部と正しい整合状態に保持されることとな
り、その保持上の特別な人為操作を加える必要も
ない。
そこで、次にコーナージヨイントJのピン受け
入れ口O内へ、上方から第17図のように固定ピ
ンWを押し込み圧入する。そうすれば、固定ピン
Wの軸脚部39がそのピン受け入れ口Oの内壁面
と強く摩擦係合すること勿論であるが、そのピン
受け入れ口Oは軸脚部39の太さよりも若干径小
化されていると共に、これらは係合凸子38も内
向きに張り出されており、又第40〜49図の変
形実施例では、逆に軸脚部39から釘型凸条38
aが張り出されてもいる。
そのため、上記圧入過程においてはコーナージ
ヨイントJの可動翼片33が、その支柱P内に拘
束された状態のもとで、第2ブロツク片31との
支持ステー32を支点として、相反する左右方向
へ強制的に押し開き変形されることとなり、その
弾圧摩擦力によつて支柱Pと強く組立一体化され
るのである。
このような支柱Pに対するコーナージヨイント
Jの組立状態では、そのコーナージヨイントJの
第1、2ブロツク片30,31が第17図のよう
に、平面から見てV字型の支柱Pにおける入隅の
外部へ、正しく露出する位置関係となり、又、同
じくV字型をなす第2ブロツク片31の交叉部
が、支柱Pを上方から施蓋する固定ピンWの就中
カバー片部41により、併せて上方から自づと被
覆化粧される結果になる。更に、コーナージヨイ
ントJのスリツト36内には、支柱Pの折返し片
14が受け入れられている処、そのスリツト36
は未だ部分的な開口状態に保たれている。
最後に、上記の関係状態にあるコーナージヨイ
ントJの第1、2ブロツク片30,31へ、予じ
めコーナー部において切り離されている囲い枠材
F1を、その各個の切り離し端部から第18図の
ように差し込み嵌合させる。
つまり、上記スリツト36は囲い枠材F1の折
曲げ片25をコーナージヨイントJの第2ブロツ
ク片31に、併せて囲い枠材F1の枠材本体24
を同じく第1ブロツク片30に各々対応させつつ
差し込んで、その枠材本体24の係止凸子26と
第1ブロツク片30の係止凹溝34とを係止させ
ることにより、コーナージヨイントJへ囲い枠材
F1のコーナー部を組立一体化するのである。
その場合、第40〜49図に示した変形実施例
では上記差し込み後、枠材本体24の貫通孔26
aから第1ブロツク片30のビス受け入れ切欠3
4aへ、タツピングビス46を螺入させることに
よつて、やはり囲い枠材F1とコーナージヨイン
トJとを組立固定することになる。
上記のような組立完了状態では、囲い枠材F1
の切り離し端部が自づと直角に突き合わされるこ
ととなり、しかも囲い枠材F1の上下両面はコー
ナージヨイントJのそれと、全体的な面一の整合
状態に保たれる。そして、上記作業を支柱Pが対
応位置する囲い枠材F1の各コーナー部へ加えた
後、その囲い枠材F1を水平な支持骨として、第
19,20図のように上方から天板11を落し込
み如く係脱自在に係止載架させることにより、第
1,2図のような厨房用調理台に完成させるので
ある。
但し、上記作業の順序については、先にコーナ
ージヨイントJの第1,2図ブロツク片30,3
1へ、囲い枠体F1を差し込み状に組立固定し、
次いでそのコーナージヨイントJの翼片33を支
柱P内へ挿入した上、最後にコーナージヨイント
Jへ固定ピンWを圧入させてもさしつかえない。
何れにしても、囲い枠材F1の外面を化粧バー材
27によつて被覆する作業は、上記組立の当初段
階のみならず、その中途過程又は最終段階に行な
うことができる。
支柱Pの中段位置や下段位置へ仕切り板12の
囲い枠材F2を組立固定する場合には、その固定
ピンWについてのみ傘状頭部40が小型のものを
使用して、第37〜39図から明白なように、や
はりコーナージヨイントJの翼片33を支柱Pの
中空内部へ挿入し、その後固定ピンWも支柱P内
をスライドさせる如くに挿入しつつ、上記天板1
1用囲い枠材F1の組立作業と同様に、これをコ
ーナージヨイントJのピン受け入れ口Oへ圧入操
作して、そのコーナージヨイントJを支柱Pの中
段位置や下段位置へ位置決め固定すれば良い。
そのコーナージヨイントJの第1、2ブロツク
片30,31には、天板11用囲い枠材F1と同
様な仕切り板12用の囲い枠材F2が、やはり差
し込み状に嵌合一体化されること勿論であり、そ
の組立完了状態ではコーナージヨイントJが支柱
Pの中空内部において、スペーサー管45を介し
て上下方向から挟まれた拘束状態に保たれること
にもなるため、その仕切り板12の囲い枠材F2
が不慮に位置ズレ落下するようなおそれもない。
<発明の効果> 以上のように、本発明に係る組立家具類のコー
ナー固定装置では、その構成上断面ほぼ直角なV
字型に曲成された支柱本体13から、左右一対の
折返し片14を内向きに張り出した金属製の支柱
Pと、 天板11や仕切り板12などの水平な支持骨と
して機能するように、断面ほぼコ字型に曲成され
た枠材本体24から、ほぼU字型をなして向かい
合う上下一対の折曲げ片25を外向きに張り出し
た金属製の囲い枠材F1,F2と、 その囲い枠材F1,F2へ上方からの載架状態
として、係脱自在に係止される天板11や仕切り
板12、棚板、その他の平面から見て四角形な板
材とを備え、 上記囲い枠材F1,F2のコーナー部を、板材
のそれと対応する平面視の直角に突き合わせ可能
な45度として切り離し、その切り離し端部の相互
を支柱Pの一定な高さ位置へ、合成樹脂製のコー
ナージヨイントJとこれに圧入される固定ピンW
との雌雄一対を介して組立固定するに当り、 そのコーナージヨイントJには、上記囲い枠材
F1,F2における枠材本体24の中空内部に嵌
合する第1ブロツク片30と、同じく両折曲げ片
25の中空内部に嵌合する第2ブロツク片31と
を、その何れも囲い枠材F1,F2のコーナー部
に対応する平面視の直角なV字型として、相互の
連続一体に形成し、 その第2ブロツク片31の交叉する両辺面部か
ら各々支持ステー32を介して、支柱Pの中空内
部に挿入される左右一対の可動翼片33をやはり
連続一体に張り出すことによつて、その両翼片3
3と第2ブロツク片31の両辺面部との向かい合
う相互間に、支柱Pの折返し片14と囲い枠材F
1,F2の折曲げ片25との受け入れ可能な左右
一対のスリツト36を開口させると共に、 その両翼片33と第2ブロツク片31の出隅部
との向かい合う相互間に、固定ピンWの受け入れ
口Oを区成する一方、 上記固定ピンWには、そのコーナージヨイント
Jのピン受け入れ口Oに圧入される軸脚部39
と、その軸脚部39の上端から水平に張り出し連
続しつつ、支柱Pの中空内部を被覆化粧し得る平
面視のほぼ直角なV字型の傘状頭部40とを設け
て、 上記コーナージヨイントJの両翼片33を支柱
Pの中空内部へ挿入した上、そのピン受け入れ口
Oへ上方から固定ピンWの軸脚部39を圧入させ
て、そのコーナージヨイントJを両翼片33の弾
性変形作用により、支柱Pの一定な高さ位置へ組
立固定し、これと相前後してコーナージヨイント
Jの第1、2ブロツク片30,31に、囲い枠材
F1,F2をその切り離し端部から各々差し込む
如く、嵌合一体化させるように設定してあるた
め、冒頭に述べた従来技術の課題を容易に完全解
決できる効果がある。
即ち、本発明ではコーナージヨイントJと、こ
れに圧入される固定ピンWとの雌雄一対によつ
て、囲い枠材F1,F2のコーナー部を支柱Pの
一定な高さ位置へ組立固定するようになつてお
り、その使用上コーナージヨイントJの翼片33
を支柱Pの中空内部へ挿入した上、そのコーナー
ジヨイントJのピン受け入れ口Oへ、上方から固
定ピンWの軸脚部39を圧入しさえすれば、その
相互の分別された状態にある左右一対の翼片33
が、支持ステー32を支点としつつ支柱P内おい
て弾性変形作用し、以つて支柱Pと強力に摩擦係
合することなり、又これと相前後してそのコーナ
ージヨイントJの第1、第2ブロツク片30,3
1へ、囲い枠材F1,F2を差し込み嵌合させれ
ば良いので、その余に別個なボルトとナツトや、
その回動操作工具などを用意する必要がなく、上
記組立作業を言わばワンタツチ式の高能率に行な
え、その操作性に著しく優れる。
その場合、コーナージヨイントJは合成樹脂製
として、その翼片33が弾性変形することによ
り、金属製の支柱Pと常時フイツトすることに加
え、そコーナージヨイントJには囲い枠材F1,
F2と嵌合する第1、2ブロツク片30,31
も、平面視の直角なV字型として一体に形成され
ているため、上記のような操作性に優れるにも拘
らざず、囲い枠材F1,F2のコーナー部を支柱
Pへ、頗る安定・堅牢に組立一体化できるのであ
る。
又、コーナージヨイントJには上記支柱Pへ挿
入される翼片33や、固定ピン受け入れ口Oのほ
かに、囲い枠材F1,F2内に嵌合する第1、2
ブロツク片30,31も予じめ形成されており、
しかもそのコーナージヨイントJ自身が固定ピン
Wと同じく、合成樹脂からの成形品であるため、
上記ボルトやナツトの受け入れ又は逃し用となる
開口を、囲い枠材F1,F2や支柱Pへ特別に設
置する必要がなく、その必要構成として著しく簡
素化されるのであり、量産効果も最大限に期待で
きることとなる。
更に、天板11や仕切り板12、棚板などの各
種板材と、その水平な支持骨となる囲い枠材F
1,F2とが、予じめの別個独立に形成されてお
り、その囲い枠材F1,F2へ上記板材を上方か
らの載架状態として、係脱自在に係止させるよう
になつているため、その天板11や仕切り板12
などの板材としても、単純な平板形態から成るも
のに限らず、そのトレー板やメツシユ板、その他
の別異なデザイン形態品と自由自在に交換するこ
とにより、厨房用調理台や作業台などの組立家具
類を容易に多品種化できる効果もあり、実益大な
ものと言える。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の適用に係る厨房用調理台
の2種を示す各概略斜面図、第3図はその支柱を
抽出して示す斜面図、第4図は第3図の4−4線
に沿う拡大断面図、第5図は支柱に対するコーナ
ージヨイントと脚座具の嵌め付け状態を示す正面
図、第6図〜8図はその脚座具の圧入キヤツプを
抽出して示す側面図、平面図並びに底面図、第
9,10図は第6図の9−9線と10−10線に
沿う各断面図、第11図は第5図の11−11線
断面図、第12図は脚座具の高さ調整座を抽出し
て示す側面図、第13図は囲い枠材を抽出して示
す平面図、第14図は第13図の14−14線断
面図、第15図は本発明の分解状態を示す斜面
図、第16〜19図はその分解状態からの組立過
程を示す各斜面図、第20図は第19図の20−
20線断面図、第21図は第20図に対応する化
粧バー材の変形例を示す断面図、第22図は第1
8図の22−22線断面図、第23,24図は第
22図の23−23線と24−24線に沿う各断
面図、第25,26図はコーナージイントを抽出
して示す平面図と側面図、第27図は第25図の
27−27線断面図、第28,29図は第26図
の28−28線と29−29線に沿う各断面図、
第30,31図は天板用の固定ピンを抽出して示
す平面図と側面図、第32図は第30図の32−
32線断面図、第33図は第31図の33−33
線断面図、第34,35図は第30,31図に対
応する仕切り板用の固定ピンを示す平面図と側面
図、第36図は第34図の36−36線断面図、
第37〜39図はその固定ピンによる組立過程を
示す各斜面図、第40,41図はコーナージヨイ
ントの変形例を示す平面図と側面図、第42図は
第40図の42−42線断面図、第43図は第4
1図の43−43線断面図、第44,45図は固
定ピンの変形例を示す斜面図と側面図、第46図
は第45図の46−46線断面図、第47図はそ
の変形例のコーナージヨイントと固定ピンとの対
応関係を示す分解状態の斜面図、第48図は同じ
く組立状態の断面平面図、第49図は第48図の
49−49線断面図である。 11……天板、12……仕切り板、13……支
柱本体、14……折返し片、20,36……スリ
ツト、24……枠材本体、25……折曲げ片、2
6……係止凸子、27……化粧バー材、30,3
1……ブロツク片、32……支持ステー、33…
…可動翼片、34……係止凹溝、39……軸脚
部、40……頭部、41……カバー片部、47…
…抜け止め凸子、48……凸子受け入れ孔、J…
…コーナージヨイント、O……ピン受け入れ口、
P……支柱、W……固定ピン、F1,F2……囲
い枠材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面ほぼ直角なV字型に曲成された支柱本体
    13から、左右一対の折返し片14を内向きに張
    り出した金属製の支柱Pと、 天板11や仕切り板12などの水平な支持骨と
    して機能するように、断面ほぼコ字型の曲成され
    た枠材本体24から、ほぼU字型をなして向かい
    合う上下一対の折曲げ片25を外向きに張り出し
    た金属製の囲い枠材F1,F2と、 その囲い枠材F1,F2へ上方からの載架状態
    として、係脱自在に係止される天板11や仕切り
    板12、棚板、その他の平面から見て四角形な板
    材とを備え、 上記囲い枠材F1,F2のコーナー部を、板材
    のそれと対応する平面視の直角に突き合わせ可能
    な45度として切り離し、その切り離し端部の相互
    を支柱Pの一定な高さ位置へ、合成樹脂製のコー
    ナージヨイントJとこれに圧入される固定ピンW
    との雌雄一対を介して組立固定するに当り、 そのコーナージヨイントJには、上記囲い枠材
    F1,F2における枠材本体24の中空内部に嵌
    合する第1ブロツク片30と、同じく両折曲げ片
    25の中空内部に嵌合する第2ブロツク片31と
    を、その何れも囲い枠材F1,F2のコーナー部
    に対応する平面視の直角なV字型として、相互の
    連続一体に形成し、 その第2ブロツク片31の交叉する両辺面部か
    ら各々支持ステー32を介して、支柱Pの中空内
    部に挿入される左右一対の可動翼片33をやはり
    連続一体に張り出すことによつて、その両翼片3
    3と第2ブロツク片31の両辺面部との向かい合
    う相互間に、支柱Pの折返し片14と囲い枠材F
    1,F2の折曲げ片25との受け入れ可能な左右
    一対のスリツト36の開口させると共に、 その両翼片33と第2ブロツク片31の出隅部
    との向かい合う相互間に、固定ピンWの受け入れ
    口Oを区成する一方、 上記固定ピンWには、そのコーナージヨイント
    Jのピン受け入れ口Oに圧入される軸脚部39
    と、その軸脚部39の上端から水平に張り出し連
    続しつつ、支柱Pの中空内部を被覆化粧し得る平
    面視のほぼ直角なV字型の傘状頭部40とを設け
    て、 上記コーナージヨイントJの両翼片33を支柱
    Pの中空内部へ挿入した上、そのピン受け入れ口
    Oへ上方から固定ピンWの軸脚部39を圧入させ
    て、そのコーナージヨイントJを両翼片33の弾
    性変形作用により、支柱Pの一定な高さ位置へ組
    立固定し、これと相前後してコーナージヨイント
    Jの第1、2ブロツク片30,31に、囲い枠材
    F1,F2をその切り離し端部から各々差し込む
    如く、嵌合一体化させるように設定したことを特
    徴とする組立家具類のコーナー固定装置。 2 コーナージヨイントJの両翼片33に、その
    スリツト36内へ張り出す抜け止め凸子47の左
    右一対を設ける一方、 これと係止し合う凸子受け入れ孔48の左右一
    対を、支柱Pの折返し片14に対応開口させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の組立家具類のコー
    ナー固定装置。 3 固定ピンWの傘状頭部40を支柱Pの中空内
    部に沿つて昇降スライド可能な小型か、又は支柱
    Pの上端開口縁部へ施蓋状態に係止し得る大型と
    し、 その傘状頭部40の入隅部に、コーナージヨイ
    ントJおける第2ブロツク片31の交叉部を上方
    から被覆可能なカバー片部41を張り出し形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の組立家具類の
    コーナー固定装置。 4 コーナージヨイントの第1ブロツク片30と
    囲い枠材F1,F2の枠材本体24との何れか一
    方に係止凸子26を、残る他方にこれと係止し合
    う係止凹溝34を対応形成したことを特徴とする
    請求項1記載の組立家具類のコーナー固定装置。 5 囲い枠材F1,F2の開放する外面に別個な
    化粧バー材27を嵌め付けることにより、その外
    面を被覆化粧したことを特徴とする請求項1記載
    の組立家具類のコーナー固定装置。
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