JPH0469863B2 - - Google Patents
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- JPH0469863B2 JPH0469863B2 JP62296983A JP29698387A JPH0469863B2 JP H0469863 B2 JPH0469863 B2 JP H0469863B2 JP 62296983 A JP62296983 A JP 62296983A JP 29698387 A JP29698387 A JP 29698387A JP H0469863 B2 JPH0469863 B2 JP H0469863B2
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- blow molding
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/24—Lining or labelling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/24—Lining or labelling
- B29C2049/2412—Lining or labelling outside the article
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2009/00—Layered products
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/58—Upholstery or cushions, e.g. vehicle upholstery or interior padding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/744—Labels, badges, e.g. marker sleeves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は吹込成型の分野で利用される吹込成形
に於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモ
ールドの端末処理方法及びその装置に関するもの
である。
に於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモ
ールドの端末処理方法及びその装置に関するもの
である。
従来の技術
従来、吹込成形によつて発泡体を裏打ちしたラ
ミネート材(以下副インサート物という)をブロ
ー本体(以下主インサート物という)に添設した
成形品を作る場合は、金型のキヤビテイに副イン
サート物を予め敷設した後に樹脂素材をダイから
金型内にパリソンを押し出して吹き込み成形し、
副インサート物にパリソンを接触重合させ、その
後に離型して成形する方法と金型装置が採用され
ていた。
ミネート材(以下副インサート物という)をブロ
ー本体(以下主インサート物という)に添設した
成形品を作る場合は、金型のキヤビテイに副イン
サート物を予め敷設した後に樹脂素材をダイから
金型内にパリソンを押し出して吹き込み成形し、
副インサート物にパリソンを接触重合させ、その
後に離型して成形する方法と金型装置が採用され
ていた。
本発明が解決しようとする問題点
従来の方法及び金型装置によると、成形時の熱
による発泡体の膨張によつて、副インサート物の
一部である外側のラミネート材の周縁端部が、離
型後製品化した段階で主インサート物の表面より
突出してしまうというように、副インサート物と
主インサート物との境界に於いて副インサート物
の端末が突出したまゝとなつたり、副インサート
物の裁断面のまゝ露出してしまつて体裁が悪く、
またパリソンの熱とその膨張過程で副インサート
物と主インサート物との境界が乱れて美観を損
い、デザイン上の制約を受け商品価値を低める
等、吹込成形に於ける発泡体を裏打ちしたラミネ
ート材の端末処理には技術上の問題があつた。こ
のため、吹込成形が有用な成形方法でありなが
ら、吹込成形に於いては発泡体を裏打ちしたラミ
ネート材が副インサート物として使用されず、逆
に副インサート物としてかゝる素材を用いる場合
には吹込成形により成形することは困難であつ
た。
による発泡体の膨張によつて、副インサート物の
一部である外側のラミネート材の周縁端部が、離
型後製品化した段階で主インサート物の表面より
突出してしまうというように、副インサート物と
主インサート物との境界に於いて副インサート物
の端末が突出したまゝとなつたり、副インサート
物の裁断面のまゝ露出してしまつて体裁が悪く、
またパリソンの熱とその膨張過程で副インサート
物と主インサート物との境界が乱れて美観を損
い、デザイン上の制約を受け商品価値を低める
等、吹込成形に於ける発泡体を裏打ちしたラミネ
ート材の端末処理には技術上の問題があつた。こ
のため、吹込成形が有用な成形方法でありなが
ら、吹込成形に於いては発泡体を裏打ちしたラミ
ネート材が副インサート物として使用されず、逆
に副インサート物としてかゝる素材を用いる場合
には吹込成形により成形することは困難であつ
た。
本発明は従来の欠点を除去するため、吹込成形
によつて金型内にパリソンを形成する際に、副イ
ンサート物と主インサート物との境界に相当する
部分に、主インサート物に溝を形成し、この溝に
副インサート物の端縁或いは端部に形成した折り
返し面を接触挾着或いは包被することにによつて
副インサート物の端末の突出や露出をなくし、境
界の体裁を良好にし、成形品の美観並びに商品価
値を高めることを目的としたものである。
によつて金型内にパリソンを形成する際に、副イ
ンサート物と主インサート物との境界に相当する
部分に、主インサート物に溝を形成し、この溝に
副インサート物の端縁或いは端部に形成した折り
返し面を接触挾着或いは包被することにによつて
副インサート物の端末の突出や露出をなくし、境
界の体裁を良好にし、成形品の美観並びに商品価
値を高めることを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、ブロー本体1とこのブロー本体1に
添設する発泡体2を裏打ちしたラミネート材3と
の境界7に相当する部分に沿つて、金型Aのキヤ
ビテイBに突起物Cを形成し、該突起物Cで囲ま
れた区域D内に、ラミネート材3の外面3bがキ
ヤビテイBに接するようにラミネート材3を装填
し、ラミネート材3の端縁3aの折り返し面5
を、前記突起物Cに当接し、吹込成形によつてキ
ヤビテイBの全域にパリソンを膨ませる時に、前
記突起物C及び折り返し面5に沿つて成形樹脂4
に附形される溝6に、発泡体2を裏打ちしたラミ
ネート材3の端縁3a或いは折り返し面5を接
触・挾着或いは包被し吹込成形時の吹込圧力によ
り圧縮されていた発泡体2を離型によつて復元膨
張させて成るものである。
添設する発泡体2を裏打ちしたラミネート材3と
の境界7に相当する部分に沿つて、金型Aのキヤ
ビテイBに突起物Cを形成し、該突起物Cで囲ま
れた区域D内に、ラミネート材3の外面3bがキ
ヤビテイBに接するようにラミネート材3を装填
し、ラミネート材3の端縁3aの折り返し面5
を、前記突起物Cに当接し、吹込成形によつてキ
ヤビテイBの全域にパリソンを膨ませる時に、前
記突起物C及び折り返し面5に沿つて成形樹脂4
に附形される溝6に、発泡体2を裏打ちしたラミ
ネート材3の端縁3a或いは折り返し面5を接
触・挾着或いは包被し吹込成形時の吹込圧力によ
り圧縮されていた発泡体2を離型によつて復元膨
張させて成るものである。
作 用
本発明によれば、金型Aに対して吹込成形を行
うとパリソンはその膨みでキヤビテイB全域に接
合し、突起物Cを設けた部分では、突起物Cの外
側C3に於いてパリソンが直接接触し、内側C2に
於いては内側C1に接触しているラミネート材3
の端縁3a或いは折り返し面5を介してパリソン
が接し、成形樹脂4には突起物Cとラミネート材
3の端縁3a或いは折り返し面5に対応して溝6
が形成される。これと同時に区域D内に於けるパ
リソンが受ける吹込圧によつて発泡体2は圧縮さ
れる。
うとパリソンはその膨みでキヤビテイB全域に接
合し、突起物Cを設けた部分では、突起物Cの外
側C3に於いてパリソンが直接接触し、内側C2に
於いては内側C1に接触しているラミネート材3
の端縁3a或いは折り返し面5を介してパリソン
が接し、成形樹脂4には突起物Cとラミネート材
3の端縁3a或いは折り返し面5に対応して溝6
が形成される。これと同時に区域D内に於けるパ
リソンが受ける吹込圧によつて発泡体2は圧縮さ
れる。
冷却硬化後、離型するとパリソンはブロー本体
1となり境界7に生じた溝6にラミネート材3の
端縁3a或いは折り返し面5が接触・挾着或いは
包被され、また発泡体2は圧縮から解放されて復
元膨張し、発泡体2の膨みに伴つてその膨張力は
区域D内に於ける硬化した部分を反力点としてラ
ミネート材3に働き、ラミネート材3は外方に膨
み、ブロー本体1と発泡体2付のラミネート材3
との境界7が成形される。
1となり境界7に生じた溝6にラミネート材3の
端縁3a或いは折り返し面5が接触・挾着或いは
包被され、また発泡体2は圧縮から解放されて復
元膨張し、発泡体2の膨みに伴つてその膨張力は
区域D内に於ける硬化した部分を反力点としてラ
ミネート材3に働き、ラミネート材3は外方に膨
み、ブロー本体1と発泡体2付のラミネート材3
との境界7が成形される。
実施例
本発明の実施の一例を、座席の外装面の成形品
を例示した図面について説明する。
を例示した図面について説明する。
Aは金型で、該金型AのキヤビテイBに板状突
起物Cを形成する。該板状突起物Cを設ける位置
は、ブロー本体1に発泡体2を裏打ちしたラミネ
ート材3(即ち副インサート物)を添設して成形
した際のラミネート材3とブロー本体1との境界
7に相当する位置に形成する。従つて、ブロー本
体1に対する発泡体2付のラミネート材3の全外
形の形状如何によつて、両者の境界は夫々異つて
来るものであるから、前記板状突起物Cもその境
界に沿つて形成される。そして、予め裁断されて
いる発泡体2付のラミネート材3を前記板状突起
物Cで区切られた区域D内に装填する。この際、
ラミネート材3の外面3bは突起物Cの間の区域
D内のキヤビテイBに接し、第3図のようにラミ
ネート材3の端縁3aの折り返し面5は、短くと
も板状突起物Cの内側C1の先端C2に達するかま
た第6図のように長くとも先端C2を越えて外側
C3の途中までに達する長さとする。
起物Cを形成する。該板状突起物Cを設ける位置
は、ブロー本体1に発泡体2を裏打ちしたラミネ
ート材3(即ち副インサート物)を添設して成形
した際のラミネート材3とブロー本体1との境界
7に相当する位置に形成する。従つて、ブロー本
体1に対する発泡体2付のラミネート材3の全外
形の形状如何によつて、両者の境界は夫々異つて
来るものであるから、前記板状突起物Cもその境
界に沿つて形成される。そして、予め裁断されて
いる発泡体2付のラミネート材3を前記板状突起
物Cで区切られた区域D内に装填する。この際、
ラミネート材3の外面3bは突起物Cの間の区域
D内のキヤビテイBに接し、第3図のようにラミ
ネート材3の端縁3aの折り返し面5は、短くと
も板状突起物Cの内側C1の先端C2に達するかま
た第6図のように長くとも先端C2を越えて外側
C3の途中までに達する長さとする。
前述のように発泡体2付のラミネート材3を金
型AのキヤビテイBに装填した後に、吹込成形に
よつて金型A内に、硬化後に成形樹脂4となるパ
リソンを膨ませると、吹込んだ気体圧によつてパ
リソンは金型AのキヤビテイB・板状突起物Cの
外側C3及び先端C2・発泡体2及びラミネート材
3の折り返し面5に押しつけられる。この際、発
泡体2は吹込成形時の熱やパリソンの熱によつて
加熱されて膨張し得る状態となるが、吹込気体の
圧力によるパリソンの膨みによる圧力が加えられ
るため、膨張を阻止される。これと同時にパリソ
ンが発泡体2に接触し、熱熔着か又はアンカー効
果によつてパリソンの表面に貼着される。板状突
起物Cで囲まれた区域D外で、板状突起物Cの外
側C3に直接接触して成形され、区域D内ではラ
ミネート材3の端縁3aの折り返し面5を挾んで
板状突起物Cの内側C1に沿つて成形されて溝6
となり、ラミネート材3の端縁3a或いは折り返
し面5は溝6に接触〔第7図イ〕挾着〔第7図
ロ〕或いは包被〔第7図ハ〕された状態で熔着固
定される。
型AのキヤビテイBに装填した後に、吹込成形に
よつて金型A内に、硬化後に成形樹脂4となるパ
リソンを膨ませると、吹込んだ気体圧によつてパ
リソンは金型AのキヤビテイB・板状突起物Cの
外側C3及び先端C2・発泡体2及びラミネート材
3の折り返し面5に押しつけられる。この際、発
泡体2は吹込成形時の熱やパリソンの熱によつて
加熱されて膨張し得る状態となるが、吹込気体の
圧力によるパリソンの膨みによる圧力が加えられ
るため、膨張を阻止される。これと同時にパリソ
ンが発泡体2に接触し、熱熔着か又はアンカー効
果によつてパリソンの表面に貼着される。板状突
起物Cで囲まれた区域D外で、板状突起物Cの外
側C3に直接接触して成形され、区域D内ではラ
ミネート材3の端縁3aの折り返し面5を挾んで
板状突起物Cの内側C1に沿つて成形されて溝6
となり、ラミネート材3の端縁3a或いは折り返
し面5は溝6に接触〔第7図イ〕挾着〔第7図
ロ〕或いは包被〔第7図ハ〕された状態で熔着固
定される。
吹込気圧によつて成形されたパリソンを冷却硬
化後に金型から離形すると、圧縮されていた発泡
体2は圧力から解放されて膨張し、その膨張は区
域D内に相当する部分に於ける硬化した成形樹脂
4を反力点としてブロー本体1の外方に向つて行
われ、ラミネート材3に対する張力として作用し
てラミネート材3は外方に膨らみ、同様にして側
面の部分も横方向に膨む。そして発泡体2の周縁
2a及びラミネート材3の端縁3a或いは折り返
し面5は相対的に前記の膨張力によつて溝6若し
くは溝6の内面に押しつけられ、ブロー本体1の
溝6に接触・挾着或いは包被された状態で熔着固
定され、ラミネート材3の折り返し面5に対応し
た位置がラミネート材3とブロー本体1の境界7
となり、該境界7に於いて発泡体2の周縁2a及
びラミネート材3の端縁3aは突出したり露出し
たりすることがなく成形される。
化後に金型から離形すると、圧縮されていた発泡
体2は圧力から解放されて膨張し、その膨張は区
域D内に相当する部分に於ける硬化した成形樹脂
4を反力点としてブロー本体1の外方に向つて行
われ、ラミネート材3に対する張力として作用し
てラミネート材3は外方に膨らみ、同様にして側
面の部分も横方向に膨む。そして発泡体2の周縁
2a及びラミネート材3の端縁3a或いは折り返
し面5は相対的に前記の膨張力によつて溝6若し
くは溝6の内面に押しつけられ、ブロー本体1の
溝6に接触・挾着或いは包被された状態で熔着固
定され、ラミネート材3の折り返し面5に対応し
た位置がラミネート材3とブロー本体1の境界7
となり、該境界7に於いて発泡体2の周縁2a及
びラミネート材3の端縁3aは突出したり露出し
たりすることがなく成形される。
尚、発泡体2を裏打ちしたラミネート材3は、
第3図に示した実施例のほか、第8図に示したよ
うに発泡体2をラミネート材3の端縁3aの折り
返し面5の部分まで延設したものを用いる場合も
あり、この場合には第9図に示したように発泡体
2の端縁2bは、ラミネート材3の折り返し面5
と共に溝6に挾着或いは包被された状態で溶着固
定される。
第3図に示した実施例のほか、第8図に示したよ
うに発泡体2をラミネート材3の端縁3aの折り
返し面5の部分まで延設したものを用いる場合も
あり、この場合には第9図に示したように発泡体
2の端縁2bは、ラミネート材3の折り返し面5
と共に溝6に挾着或いは包被された状態で溶着固
定される。
効 果
依つて本発明によれば、発泡体を裏打ちしたラ
ミネート材をブロー本体にブロー成形によつて添
設する場合に、発泡体付のラミネート材の端縁或
いは折り返し面は、両者の境界に沿つて形成され
るブロー本体の溝に接触・包被或いは挾着した状
態で溶着固定されるので、端縁が突出したり露出
したりすることなく境界が美しく成形されて外観
が良好となり、商品価値を高めることが出来る。
ミネート材をブロー本体にブロー成形によつて添
設する場合に、発泡体付のラミネート材の端縁或
いは折り返し面は、両者の境界に沿つて形成され
るブロー本体の溝に接触・包被或いは挾着した状
態で溶着固定されるので、端縁が突出したり露出
したりすることなく境界が美しく成形されて外観
が良好となり、商品価値を高めることが出来る。
また、吹込成形が有用な成形法でありながら、
成形品の外観・体裁という点から射出成形或いは
真空成形等に比べて劣り、又この点を補う他の素
材のインサート物がやはり端末処理の上で制約を
受けていたが、本発明によれば発泡体を裏打ちし
たラミネート材をブロー本体に添設して成形する
場合にも吹込成形を利用出来、きわめて簡単な方
法で端末処理が可能となつたことにより吹込成形
の応用分野は大巾に拡大し、成形後に接触性と弾
力性を併せ持つた良品質の成形品を得るために簡
単な方法と吹込成形用金型装置によつて発泡体付
のラミネート材を広く採用出来る。
成形品の外観・体裁という点から射出成形或いは
真空成形等に比べて劣り、又この点を補う他の素
材のインサート物がやはり端末処理の上で制約を
受けていたが、本発明によれば発泡体を裏打ちし
たラミネート材をブロー本体に添設して成形する
場合にも吹込成形を利用出来、きわめて簡単な方
法で端末処理が可能となつたことにより吹込成形
の応用分野は大巾に拡大し、成形後に接触性と弾
力性を併せ持つた良品質の成形品を得るために簡
単な方法と吹込成形用金型装置によつて発泡体付
のラミネート材を広く採用出来る。
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は本
発明により成形した発泡体付のラミネート材を座
部及び背部に添設した座部の斜視図、第2図は本
発明の金型装置、第3図は金型のキヤビテイに対
向して突設した突起物の間に、発泡体付のラミネ
ート材を装填した状態の金型の片側の断面図、第
4図は吹込成形中の金型の片側の断面図で、発泡
体が金型内への吹込気圧体によつてパリソンを介
して圧縮されている状態を示している。第5図は
金型から離形した成形品の断面図である。第6図
はラミネート材の端縁の折り返し面を板状突起物
の外側の途中まで添わせた状態を示した要部の拡
大断面図、第7図イ,ロ,ハはラミネート材の端
縁と溝との関係を示した要部の断面図で、イは端
縁を溝に接触させて溶着固定した状態を示し、ロ
は端縁を溝に挾着させて溶着固定した状態を示
し、ハは端縁を溝に包被させて溶着固定した状態
を示している。第8図は発泡体を折り返し面の部
分まで延設したラミネート材を金型に装填した要
部の拡大断面図、第9図は第8図に示したラミネ
ート材の折り返し面と発泡体の端縁を成形樹脂の
溝によつて挾着させて溶着固定した状態を示した
要部の拡大断面図である。 符号: 1……ブロー本体、A……金型、2…
…発泡体、B……キヤビテイ、2a……周縁、C
……突起物、2b……端縁、C1……内側、3…
…ラミネート材、C2……先端、3a……端縁、
C3……外側、3b……外面、D……区域、4…
…成形樹脂、5……折り返し面、6……溝、7…
…境界。
発明により成形した発泡体付のラミネート材を座
部及び背部に添設した座部の斜視図、第2図は本
発明の金型装置、第3図は金型のキヤビテイに対
向して突設した突起物の間に、発泡体付のラミネ
ート材を装填した状態の金型の片側の断面図、第
4図は吹込成形中の金型の片側の断面図で、発泡
体が金型内への吹込気圧体によつてパリソンを介
して圧縮されている状態を示している。第5図は
金型から離形した成形品の断面図である。第6図
はラミネート材の端縁の折り返し面を板状突起物
の外側の途中まで添わせた状態を示した要部の拡
大断面図、第7図イ,ロ,ハはラミネート材の端
縁と溝との関係を示した要部の断面図で、イは端
縁を溝に接触させて溶着固定した状態を示し、ロ
は端縁を溝に挾着させて溶着固定した状態を示
し、ハは端縁を溝に包被させて溶着固定した状態
を示している。第8図は発泡体を折り返し面の部
分まで延設したラミネート材を金型に装填した要
部の拡大断面図、第9図は第8図に示したラミネ
ート材の折り返し面と発泡体の端縁を成形樹脂の
溝によつて挾着させて溶着固定した状態を示した
要部の拡大断面図である。 符号: 1……ブロー本体、A……金型、2…
…発泡体、B……キヤビテイ、2a……周縁、C
……突起物、2b……端縁、C1……内側、3…
…ラミネート材、C2……先端、3a……端縁、
C3……外側、3b……外面、D……区域、4…
…成形樹脂、5……折り返し面、6……溝、7…
…境界。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブロー本体1とこのブロー本体1に添設する
発泡体2を裏打ちしたラミネート材3との境界7
に相当する部分に沿つて、金型AのキヤビテイB
に突起物Cを形成し、該突起物Cで囲まれた区域
D内に、ラミネート材3の外面3bがキヤビテイ
Bに接するようにラミネート材3を装填し、ラミ
ネート材3の端縁3aの折り返し面5を、前記突
起物Cに当接し、吹込成形によつてキヤビテイB
の全域にパリソンを膨ませる時に、前記突起物C
及び折り返し面5に沿つて成形樹脂4に附形され
る溝6に、発泡体2を裏打ちしたラミネート材3
の端縁3a或いは折り返し面5を接触・挾着或い
は包被し吹込成形時の吹込圧力により圧縮されて
いた発泡体2を離型によつて復元膨張させたこと
を特徴とする吹込成形に於ける発泡体を裏打ちし
たラミネート材インモールドの端末処理方法。 2 金型AのキヤビテイBに、ブロー本体1とこ
のブロー本体1に添設する発泡体2を裏打ちした
ラミネート材3との境界に相当する部分に沿つて
突起物Cを形成したことを特徴とする吹込成形に
於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモー
ルドの端末処理金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29698387A JPH01136718A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 吹込成形に於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモールドの端末処理方法及びその金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29698387A JPH01136718A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 吹込成形に於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモールドの端末処理方法及びその金型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01136718A JPH01136718A (ja) | 1989-05-30 |
JPH0469863B2 true JPH0469863B2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=17840734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29698387A Granted JPH01136718A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 吹込成形に於ける発泡体を裏打ちしたラミネート材インモールドの端末処理方法及びその金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01136718A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE50005756D1 (de) * | 1999-02-16 | 2004-04-29 | Moeller Plast Gmbh | Verfahren und Blasformwerkzeug zur Herstellung von Blasformteilen mit einer Dekorbeschichtung |
US6994543B2 (en) * | 2003-05-08 | 2006-02-07 | Huang Sheng Chang | Internally label-sticking mold |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167246A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-20 | 株式会社イノアックコーポレーション | 内装材およびその製造方法 |
JPS6240176A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-21 | Yuasa Battery Co Ltd | ナトリウム−硫黄電池の製造法 |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP29698387A patent/JPH01136718A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167246A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-20 | 株式会社イノアックコーポレーション | 内装材およびその製造方法 |
JPS6240176A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-21 | Yuasa Battery Co Ltd | ナトリウム−硫黄電池の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01136718A (ja) | 1989-05-30 |
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