JPH0469149A - バルブスリーブ油路溝の面取部形成方法 - Google Patents

バルブスリーブ油路溝の面取部形成方法

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Publication number
JPH0469149A
JPH0469149A JP18160290A JP18160290A JPH0469149A JP H0469149 A JPH0469149 A JP H0469149A JP 18160290 A JP18160290 A JP 18160290A JP 18160290 A JP18160290 A JP 18160290A JP H0469149 A JPH0469149 A JP H0469149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
cylindrical grinding
grinding wheel
valve sleeve
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18160290A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyousei Iwabuchi
岩渕 彫世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
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Publication of JPH0469149A publication Critical patent/JPH0469149A/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転式制御弁のバルブスリーブに形成したスリ
ーブ油路溝おける圧力変化緩衝用の面取を正確、簡易且
つ迅速に形成することができるバルブスリーブ油路溝の
面取部形成方法。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より油圧タイプのパワーステアリング装置では、第
6図に示すように、舵取時の油路変換を行うにはバルブ
スリーブA及び舵取主軸Bより構成される回転式制御弁
が使用されている。
そのバルブスリーブAの内周側面及び舵取主軸Bのロー
タ部外周側面には、各々複数の油路の役目をなす溝が形
成されており、舵取主軸BをバルブスリーブA内で回転
させることによって油路が開閉し、油の流れ方向を変更
する構成となっている。
そこで、舵取主軸Bを回転させて閉鎖状態にある油路を
開放状態にするため、遮断されていたバルブスリーブA
側のスリーブ油路溝と舵取主軸A側のロータ油路溝とを
交わらせたときに、ロータ溝からスリーブ油路溝に流れ
る油が内部圧力等にて急激に流れ込んで衝撃が発生する
ことになる。
上記衝撃は機器に悪影響を及ぼすのみならず、運転手に
も不快感を与えることになるので、その衝撃を少しでも
減少させる目的でバルブスリーブAのスリーブ油路溝の
幅方向両側縁に第6図に示すような面取部6,6を形成
し、ロータ溝内の油をスリーブ溝の幅方向両側縁に形成
した面取部から先に少しずつバルブスリーブ側のスリー
ブ溝に送り出しているものである。
該面取部6は、バルブスリーブ側の油吸入口より取り入
れた油をバルブスリーブと舵取主軸との間に循環させる
役目もなす等重要な部分である。
上記のような理由から、面取部は、溝の幅方向両側で左
右対称的に等しくなければならないものであるが、実際
にその加工は極めて困難であり、スリーブ溝5の幅方向
両側縁に形成される面取部6.6は殆ど左右非対称な形
状となり、ひいては油の流れも不均一で、ハンドル操作
にも悪影響を及ぼすものである。
〔課題を解決するための手段〕 そこで本発明を、内部が中空で、且つ内周面に放射状に
複数の軸方向向きのスリーブ溝を形成したバルブスリー
ブを適宜に固定し、該バルブスリーブの内径より小径の
円筒状砥石車を、前記バルブスリーブの軸線に一致する
ように、該バルブスリーブ内に挿入し、且つ円筒状砥石
車の軸線とスリーブ溝の幅方向中心とを一致させ、且つ
その円筒状砥石車の筒状研削加工面を前記スリーブ溝の
幅方向の両側縁頂部に適宜の押圧力にて当接させ、その
円筒状砥石車を回転させて、面取加工するバルブスリー
ブ油路溝の面取部形成方法としたことにより舵取主軸の
ロータ部に形成されたロータ溝の幅方向両側縁の面取部
を簡易且つ迅速にでき、しかもその精度は極めて正確な
ものにすることができ、前記課題を解決したものである
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成部材について述べると、バルブスリーブAは
中空円筒状に形成された筒状部1の内周側面1aと外周
側面1bとの間を貫通する吸入路2及び切換孔3が形成
されており、該切換孔3は右旋回用孔と左旋回用孔とが
ある。上記の吸入路2は外部オイルポンプからの油を吸
入し、切換孔3は吸入した油を舵取用シリンダーに流出
入させるものである。
上記吸入路2と切換孔3は筒状部1の軸線方向において
位置が異なるように形成されている。
また筒状部1の外周側面1bには仕切溝条4が円周方向
に複数形成され、吸入路2及び切換孔3の右旋回用孔、
左旋回用孔とが仕切られている。
筒状部1の内周側面1aには等間隔に複数のスリーブ溝
5.5.・・・が形成されており、該スリーブ溝5の幅
方向両側縁で、且つスリーブ溝5の長手方向に沿って本
発明にて形成される面取部6゜6が設けられている。
そのバルブスリーブAの筒状部1の内周側面1aに舵取
主軸Bのロータ部7が挿入されて回転制御弁を構成して
いるものであって、ロータ部7の外周側面1bには等間
隔に複数のロータ溝8.8゜・・・が形成されている。
その舵取主軸Bはロータ部7と動力伝達軸9とからなり
、ロータ部7の軸長方向の一方にハンドルに連結する動
力伝達軸9が形成され、ロータ部7の他方には、ピニオ
ン軸Pに連結されている。
その舵取主軸Bとピニオン軸PはケーシングCに内蔵さ
れている。
上記面取部6の形成には円筒状砥石車lOを使用するも
のであって、該円筒状砥石車lOは円筒状に形成され、
且つその円周側面が筒状研削加工面10aとなっている
その円筒状砥石車10の回転軸tabはモータ等の原動
機に連結されて回転する。
次に、成形方法について説明すると、まず、バルブスリ
ーブAを加工装置に固定する。具体的には、第2図に示
すようにバルブスリーブAの軸線方向一端をチャック1
2にて固定支持する。
次いで、バルブスリーブAの内周側面1aの面取部6,
6を形成するスリーブ溝5を幅方向中心箇所にて左右対
称となるようにセットし、円筒状砥石車10の軸線Lt
oとバルブスリーブAの軸線り、とが平行となるように
配置する(第2図参照)。
即ち、第4図に示すようにスリーブ溝5幅方向中心Ls
と円筒状砥石車10の中心とが一致している状態であっ
て、スリーブ溝5の幅方向両側縁頂部Q、 Qまでの垂
直方向の移動距離dは等しくなっている(第5図参照)
このようにバルブスリーブAと円筒状砥石車10とを正
確に配置させ、円筒状砥石車lOを電動機等の(図示さ
れていない)原動機にて回転させ、該円筒状砥石車IO
の筒状研削加工面10aを筒状部lのスリーブ溝5に当
接させる。
特に、このとき筒状研削加工面10aは同時にスリーブ
溝5の幅方向両側縁頂部Q、 Qに当接していることが
重要である(第3図参照)。
その円筒状砥石車10は適宜の押圧力にてスリーブ溝5
の幅方向両側面を同時に研削加工してスリーブ溝5の両
側に対向する面取部6.6を形成する。
〔発明の効果〕
本発明においては、内部が中空で、且つ内周面に放射状
に複数の軸方向向きのスリーブ溝5,5゜・・・を形成
したバルブスリーブAを適宜に固定し、該バルブスリー
ブAの内径より小径の円筒状砥石車10を、前記バルブ
スリーブAの軸線に一致するように、該バルブスリーブ
A内に挿入し、且つ円筒状砥石車10の軸線とスリーブ
溝5の幅方向中心とを一致させ、且つその円筒状砥石車
IOの筒状研削加工面10aを前記スリーブ溝5の幅方
向の両側縁頂部Q、 Qに適宜の押圧力にて当接させ、
その円筒状砥石車10を回転させて、面取加工するバル
ブスリーブ油路溝の面取部形成方法としたことにより、
先ず第1にスリーブ溝5の幅方向の両側に同時に面取部
6,6を簡易且つ迅速に形成することができるし、第2
にスリーブ溝5の幅方向両側に形成される面取部6,6
は左右対称の同一形状のものにすることができる等の種
々の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、本発明において使用
する円筒状砥石車lOは、その筒状研削加工面10aを
スリーブ溝5の幅方向の中心に一致させ、且つ円筒状砥
石車10の筒状研削加工面10aがスリーブ溝5の幅方
向の両側縁頂部Q。
Qに同時に当接することにより、円筒状砥石車10を回
転させて研削加工を行うと、第5図に示すようにスリー
ブ溝5の幅方向の両側に同時に面取部6,6を形成する
ことができるものである。即ち、円筒状砥石車lOの筒
状研削加工面10aをスリーブ溝5の幅方向両側縁に同
時に当接させて研削加工を行うことで、−度に2箇所の
面取部6゜6形成ができるので、従来の方法による、ス
リーブ溝5の幅方向の両側縁を片側ずつ別々に行う工作
方法に比べて格段に迅速なる加工ができる。
さらに、面取部6,6の面積も円筒状砥石車lOのスリ
ーブ溝5に対する当接圧を適宜に変化させることで容易
に行うことができ、簡易な工作となり、ひいては部品の
低価格化に貢献することになる。
次に円筒状砥石車10は、スリーブ溝5の幅方向両側縁
に同時に当接するようにしたものであることから、円筒
状砥石車1oの筒状研削加工面10aのスリーブ溝5の
幅方向両側縁に対する当接圧は等しくなっており、第5
図に示すように円筒状砥石車10の筒状研削加工面10
aがスリーブ溝5の幅方向両側縁に当接した状態から円
筒状砥石車lOを垂直方向に移動路jlld削り込むこ
とにより、スリーブ溝5の幅方向両側縁も等しく移動距
離dの深さに研削加工されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
はバルブスリーブを示したバルブの断面図、第2図はバ
ルブスリーブの一部切除した斜視図、第3図は円筒状砥
石車をバルブスリーブのスリーブ溝に沿って面取部を形
成する状態を断面図、第4図は面取部の加工状態を示す
断面図、第5図は形成されつつある面取部の拡大図、第
6図は面取部の作用を示す要部断面図である。 A・・・・・・バルブスリーブ、5・・・・・・スリー
ブ溝、10・・・・・・円筒状砥石車、10a・・・・
・・筒状研削加工面、Q・・・・・・頂部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部が中空で、且つ内周面に放射状に複数の軸方
    向向きのスリーブ溝を形成したバルブスリーブを適宜に
    固定し、該バルブスリーブの内径より小径の円筒状砥石
    車を、前記バルブスリーブの軸線に一致するように、該
    バルブスリーブ内に挿入し、且つ円筒状砥石車の軸線と
    スリーブ溝の幅方向中心とを一致させ、且つその円筒状
    砥石車の筒状研削加工面を前記スリーブ溝の幅方向の両
    側縁頂部に適宜の押圧力にて当接させ、その円筒状砥石
    車を回転させて、面取加工するバルブスリーブ油路溝の
    面取部形成方法。
JP18160290A 1990-07-11 1990-07-11 バルブスリーブ油路溝の面取部形成方法 Pending JPH0469149A (ja)

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JP18160290A Pending JPH0469149A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 バルブスリーブ油路溝の面取部形成方法

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JP (1) JPH0469149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5299388A (en) * 1990-12-10 1994-04-05 A. E. Bishop & Associates Pty. Limited Machine for use in the manufacture of vehicle power steering gears

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5299388A (en) * 1990-12-10 1994-04-05 A. E. Bishop & Associates Pty. Limited Machine for use in the manufacture of vehicle power steering gears

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