JPH0471961A - 舵取装置の回転型制御弁 - Google Patents

舵取装置の回転型制御弁

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Publication number
JPH0471961A
JPH0471961A JP18160390A JP18160390A JPH0471961A JP H0471961 A JPH0471961 A JP H0471961A JP 18160390 A JP18160390 A JP 18160390A JP 18160390 A JP18160390 A JP 18160390A JP H0471961 A JPH0471961 A JP H0471961A
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JP
Japan
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rotor
oil
groove
sleeve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18160390A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yajitsu
矢実 茂
Masanobu Ichinose
一ノ瀬 正信
Chiyousei Iwabuchi
岩渕 彫世
Kazumasa Takakusaki
高草木 一正
Hisashi Ota
太田 久司
Etsuji Shimoyama
下山 悦二
Isao Fujio
勲 藤生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧制御タイプのパワーステアリングにおい
て、直進時より方向変更時における舵取時の油路の変換
時に発生する流体の衝撃を最小限にして、ハンドル操作
を心地よく行うことを可能とした舵取装置の回転型制御
弁に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
油圧タイプの舵取装置は、リング状のスリーブとその内
部に挿入されているロータとが組合わさ7て方向制御弁
の役目をなして油路変換を行い、オイルポンプより流入
する油を舵取用シリンダーに流出入させ、該舵取用シリ
ンダーのピストンを移動させる働きをするものである。
スリーブの内周側面及びロータの外周側面には、所定間
隔に複数の溝が形成されており、その溝同士が連結して
油路を形成し、直進時はスリーブとロータとの間に油が
流れ、方向変換時には所定箇所の油路が閉鎖され、油の
流れ方向が制御される構成である。
このような構成において、ロータの外周側面とスリーブ
の内周側面にそれぞれ形成された溝部は、ロータがスリ
ーブ内を回転するときに、ロータ溝とスリーブ溝とが僅
かにずれることによって、油路が開放されたり、或いは
部分的に閉鎖されるが、その閉鎖かU開′故に移るとき
等の油の流れが急激に変化するときに衝撃が生ずるもの
であるが、そのisによって、機器に振動を与えたり、
騒音を生じさせることになる。
このような状況から、溝部の幅方向両側縁に、溝部の長
手方向に沿った直線状の面取部を形成し、油の流れの急
激な変化を少しでも緩和するような構造としているが、
それでも瞬間的に油の流入がおこなわれることになる。
〔課題を解決するための手段〕
・そこで1、本発明を、バルブロータのロータ部と1、
該ロータ部が回転自在に挿入されたバルブスリーブとか
らなり、そのロータ部の外周側面に、該ロータ部の軸長
手方向と略同方向の縦長のロータ溝を放射状に複数設け
、該複数のロータ溝の幅方向両側縁箇所に、三角形状の
面取部をロータ溝の長手方向に形成した舵取装置の回転
型制御弁としたり、或いは、パルプロータのロータ部と
、該ロータ部が回転自在に挿入されたバルブスリーブと
からなり、そのロータ部の外周側面に、該ロータ部の軸
長手方向き略同方向の縦長のロータ溝を放射状に複数設
け、該複数のロータ溝の幅方向両側縁箇所に、三角形状
の面取部をロータ溝の長手方向に形成し、且つロータ部
、の回転時において、前記面取部の最大突出部位置をバ
ルブスリーブの切換孔の近傍に位置させた舵取装置の回
転型制御弁としたことにより、油路変換時の衝撃を最小
限に食い止め、前記課題を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
Aは舵取主軸であって、該舵取主軸Aを構成するロータ
部1は円・筒状に形成されており、後述するバルブスリ
ーブBに内装されて方向制御弁の役目をなすように構成
されたものである。
円筒状のロータ部1の外周に、その円周方向に沿って複
数のロータ溝2.2.・・・が等間隔に形成されたもの
であって、図の実施例では6個の縦長のロータ溝2.2
.−・・が放射状に形成されている。
そのロータ溝2.2.・・・は平面的に見て長方形状と
なるように形成され、その底面は円弧状となっており、
一つおきのロータ溝2の底面には油戻し孔3が形成され
ており、核油戻し孔3がロータ部1中心箇所に形成され
た中空筒状の油戻し路4に連通し、ここから後述する戻
しボート18に連通ずるように構成されている(第2図
参照)。
ロータ溝2の幅方向の両側縁で、且つ該ロータ溝2の長
手方向に沿って面取部5.5が形成されており、該面取
部5.5は平面的に見て偏平三角形状に形成されている
0面取部5の、三角形状の頂点箇所である最大突出部5
aの位置は、後述するバルブスリーブBのスリーブ溝l
O内に形成された切換孔11の近傍の位it(略一致す
る場合を含む、)になるように構成されている。
面取部5は上述したように平面的に見た形状が偏平三角
形状であるが、ロータ部1の軸芯方向に沿った断面方向
より見た形状も略偏平三角形状となり(第6同参照)、
ロータ溝2の両側縁の最大突出部5a箇所が最も深(切
れ込まれている。
面取部5の最大突出部5aは、第5図に示すように、ロ
ータ溝2の幅方向両側縁で、且つ面取部5の中心O2よ
り点対称の位1に2個対で形成されている。
次に面取部5において、その長手方向中心位置(略中心
も含む)に対応して最大突出部5aが形成され、平面的
に見て偏平二等辺三角形状の面取部5として構成するこ
ともある(第15図参照)。
舵取主軸Aのロータ部lの一方側(第1図において下側
)には、ハンドル番こ連結する操作軸7と、また他方側
(第1図において上側)にはピニオンギアを形成したピ
ニオン軸8とが連結している。
また、第1図、第2図に示すように、ロータ部lと操作
軸7とは一体品として形成されており、またピニオン軸
8は、操作軸7の内部に内装されているトーションバー
6を介して連結され、バルブスリーブBがピニオン軸8
0回転と同期するようにピン等を介して固着されている
そのバルブスリーブBのリング状に形成された筒状部9
の内周側面、即ち、前記ロータ部lのロータ溝2.2.
・・・に対応する位置には、ロータ溝2.2間の間隔に
相当する溝となったスリーブ溝10.10.・・・が形
成されており、さらに該スリーブ溝10,10.・・・
のそれぞれには切換孔11が穿設されている。即ち、ス
リーブ溝10にはそれぞれ一方側舵取切換孔11a(右
舵取用)又は他方側舵取切換孔11b(左舵取用)の何
れか一方が穿設されている。さらに、具体的には、第2
図に示すように、−大側舵取切換孔11aと他方側舵取
切換孔11bとが、放射状となった6個のスリーブ溝1
0,10.・・・に交互に形成されている。また、−大
側舵取切換孔11aは、スリーブ溝10の上方側に、他
方側舵取切換孔11bは、スリーブ溝10の下方側に、
ロータ溝2の長手方向に対して、互い違いの位置となる
ように配置されている。
また、さらに筒状部9の内周側面でスリーブ溝10.1
0の間にオイルポンプからの油が流入する流入路12が
形成されている。該流入路12は、後述する流入ポート
17に連通している(第2図。
第8回参照)。
前記筒状部9の外周側面上の円周方向に3本の仕切り溝
条13a、13b、13cが、オイルシール溝14を介
して形成されている。その仕切り溝条13a、13bに
は切換孔11がそれぞれ穿設されている。具体的には、
仕切り溝条13aの円周の数箇所には一方側舵取切換孔
11aが穿設され、仕切り溝条13bの円周の数箇所に
は他方側舵取切換孔11bが穿設され、さらに、仕切り
溝条13cの円周の数箇所には流入路12が穿設されて
いる。その仕切り溝条13a、13b、13cは、それ
ぞれオイルシール溝14内のオイルシール15にて水密
的に仕切られている(第2図。
第8図参照)。
上述したように、バルブスリーブBの内部にロータ部1
が内装され、方向制御弁としてケーシングCに収容され
ている。
そのケーシングCは、本体16にオイルポンプより流入
する油の流入ポート17及び戻しポート18より形成さ
れ、さらに舵取用シリンダー22に油を流入させる一方
側舵取用ポー)19と他方側舵取用ポート20が形成さ
れている。
第17図乃至第19図において、21は、ロータ溝2に
面取部5を形成するための砥石車であって、該砥石車2
1の円周研削面21a及び平坦研削面21bにて面取部
5が形成される。
砥石車21は、ロータ溝2の長手方向に対して砥石車2
1の回転軸21cが角度θで交わるようになっている。
〔作用〕
先ずロータ部1がバルブスリーブB内を回転して流入路
12より流入した油がロータ部1とバルブスリーブBと
の間を循環し、この時点ではシリンダのピストンは平衡
状態にある。
そして、次にハンドルをいずれかの方向に切る時に(第
9図、第1O図参照)、ロータ部lの外周側面に形成し
たロータ溝2.2.・・・が、バルブスリーブBの筒状
部9の内周側面に形成したスリーブ溝10,10.・・
・におのおの交わり始めた瞬間に面取部5より油がスリ
ーブ溝10に移動するもので、そのときに先ず油は面取
部5に集中し、そして第10図乃至第14図に示すよう
に、その傾斜面5b、5bに沿って、最大突出部5aに
向かう、該最大突出部5a先端はスリーブ溝lOの流入
路12近傍の位置となり、面取部5を通過する油の流れ
は流入路12に集中することになる。
これら第10図乃至第14図に示す流動は略瞬時に行わ
れる。
(発明の効果) 請求項1の発明においては、バルブロータのロータ部l
と、該ロータ部lが回転自在に挿入されたバルブスリー
ブBとからなり、そのロータ部1の外周側面に、該ロー
タ部lの軸長手方向と略同方向の縦長のロータ溝2を放
射状に複数設け、該複数のロータ溝2.2.・・・の輻
方向両側縁箇所に、三角形状の面取部5をロータ溝2の
長手方向に形成した舵取装置の回転型制御弁としたこと
により、油路変換に伴う油の流れの急激な変化を緩やか
な変化にすることができ、衝撃、騒音等の発生を防止す
ることができる。具体的に説明すると、ロータ部1の回
転により、油路が、切り換えられた場合、圧油の流れが
徐々に切換孔11に流すことができるため、滑らかな油
路切換となり、操舵フィーリングを極めて良好にできる
効果がある。
また、ロータ溝2は大量生産にて一定に加工し、その三
角形状の面取部5を適宜形成することで、所望の特性に
容易にできる利点がある。
次に、請求項2の発明においては、前記請求項1の発明
において、ロータ部1の回転時において、面取部5の最
大突出部5a位置をバルブスリーブBの切換孔11の近
傍に位置させたことにより、油路変換に伴い応答性の優
れた構造にすることができる。この効果について詳述す
ると、面取部5の最大突出部5aを頂点とする偏平三角
形状に形成されていることにより、ロータ溝2よりバル
ブスリーブBのスリーブ溝10に流入する際に、バルブ
スリーブBの筒状部9を回転するロータ部lのロータ溝
2がスリーブ溝10の方向に徐々に移動するに従って面
取部5の容積が次第に拡がるようにスリーブ溝lOに交
わり、油の流入がゼロの状態から比例的に上昇するよう
になるので、油の急激な流入変化を防止することができ
る。
特に、請求項2の発明では、面取部5の最大突出部5a
がスリーブ溝10内に形成した切換孔11の近傍に位置
させたことで、最大突出部5aよりその切換孔11との
距離を最小にすることができ、面取部5の傾斜面5bに
沿って流れる油は最大突出部5aに集中し、該最大突出
部5aから放出される油はすぐに切換孔11に吸入され
るので油の流れに無駄がなく、対応の優れたものにする
ことができる。
以上のように、最大突出部5aを切換孔11の近傍に位
置させたことで、切換孔11への圧油の流れが滑らかに
なり、切換時の応答性を格段と向上させることができる
大きな効果を奏する。
他の構成は、請求項1の発明と同様であり、これと同等
の効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
は一部断面にした舵取主軸とケーシングとの全体略示図
、第2図は本発明の要部拡大図、第3図は本発明の要部
斜視図、第4図はロータ溝箇所の拡大斜視図、第5図は
ロータ溝の平面図、第6図は第5図Vl−Vl矢視断面
図、第7図は第5図■−■矢視断面図、第8図はバルブ
スリーブを一部断面にしたロータ部との関連を示す側面
図、第9図、第10図はロータ部とバルブスリーブとの
要部拡大断面図、第11図、第12図は本発明の作用を
示す断面図、第13図、第14図は本発明の作用を示す
斜視図、第15図は本発明の別の実施例を示す平面図、
第16図は従来技術を示す斜視図、第17図乃至第19
図は本発明の面取部を形成方法を示す略示図である。 1・・・・・・ロータ部、  B・・・・・・バルブス
リーブ、2・・・・・・ロータ溝、  5・・・・・・
面取部、5a・・・・・・最大突出部、】】・・・・・
・切換孔。 第11図 第13図 第12図 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バルブロータのロータ部と、該ロータ部が回転自
    在に挿入されたバルブスリーブとからなり、そのロータ
    部の外周側面に、該ロータ部の軸長手方向と略同方向の
    縦長のロータ溝を放射状に複数設け、該複数のロータ溝
    の幅方向両側縁箇所に、三角形状の面取部をロータ溝の
    長手方向に形成したことを特徴とした舵取装置の回転型
    制御弁。
  2. (2)バルブロータのロータ部と、該ロータ部が回転自
    在に挿入されたバルブスリーブとからなり、そのロータ
    部の外周側面に、該ロータ部の軸長手方向と略同方向の
    縦長のロータ溝を放射状に複数設け、該複数のロータ溝
    の幅方向両側縁箇所に、三角形状の面取部をロータ溝の
    長手方向に形成し、且つロータ部の回転時において、前
    記面取部の最大突出部位置をバルブスリーブの切換孔の
    近傍に位置させたことを特徴とした舵取装置の回転型制
    御弁。
JP18160390A 1990-07-11 1990-07-11 舵取装置の回転型制御弁 Pending JPH0471961A (ja)

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JP18160390A JPH0471961A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 舵取装置の回転型制御弁

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JP18160390A JPH0471961A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 舵取装置の回転型制御弁

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JPH0471961A true JPH0471961A (ja) 1992-03-06

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JP18160390A Pending JPH0471961A (ja) 1990-07-11 1990-07-11 舵取装置の回転型制御弁

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JP (1) JPH0471961A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592051U (ja) * 1992-05-12 1993-12-14 自動車機器株式会社 動力舵取装置のロータリバルブ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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