JPH0338525Y2 - - Google Patents

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JPH0338525Y2
JPH0338525Y2 JP10148985U JP10148985U JPH0338525Y2 JP H0338525 Y2 JPH0338525 Y2 JP H0338525Y2 JP 10148985 U JP10148985 U JP 10148985U JP 10148985 U JP10148985 U JP 10148985U JP H0338525 Y2 JPH0338525 Y2 JP H0338525Y2
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JP
Japan
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spindle
valve
port
parallel
circumferential surface
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JP10148985U
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、操作レバーの回動により、弁箱内の
スピンドルを回転させることで方向制御を行なう
ロータリー切換バルブを2連に並列させた形態
の、ダブル型ロータリー切換バルブについての改
良に関する。
従前のダブル型のロータリー切換バルブAは、
バツクホーなどの土木掘削機において、それの作
業機を昇降作動させる油圧装置の油圧回路に、中
立・上げ・下げ・の三つのセクシヨンが選択され
るように設ける形態のものについていえば、第1
図乃至第3図に示している如く、ドラム状に形成
した弁箱1の周壁10に、入口ポートaと上げの
ポジシヨンとなるポートbと中立となるポートc
と下げのポジシヨンとなるポートdを、周方向に
四等配した部位を選択しかつ周方向に整列する状
態として、軸方向に2連に開設しておき、その弁
箱1内には操作レバー2の操作により自在に回転
するようスピンドル3を収蔵し、そのスピンドル
3には、軸心線と直交する方向に沿い軸心部位を
横切つて貫通する透孔30,30を、前記弁箱1
に設けた各ポートに対応させて軸方向に2連に並
列させて開設し、かつ、そのスピンドル3の周面
には、弁箱1の入口ポートa,aから導入される
オイルを各ポートに切換えて誘導するための切欠
き溝状の誘導路31,31を軸方向に2連に並列
させて形設することで構成してあつて、操作ハン
ドル2を操作してスピンドル3を回転させ、第2
図において、実線に示しているように、透孔30
が入口ポートaとポートcとを連通した状態とす
ることで中立の状態(第4図)となり、同第2図
で鎖線のイに示す状態とすることで、入口ポート
aが上げとするポートbに連通した状態となり、
また、同第2図で鎖線のロに示す状態とすること
で、入口ポートaが下げとするポートdに連通し
た状態となるようにしてある。
このようになつているダブル型のロータリー切
換バルブAは、土木掘削機の車体に2連に装備さ
れている油圧ポンプの各系統を、一緒に切換え制
御できるように用いられているが、2連の入口ポ
ートa,aから取入れる各系統のオイルを、夫々
単流として取出すようになつているので、2系統
のオイルをさらに合流させて、土木掘削機の車体
に設けられる作業部を倍の速度で作動させるよう
にする場合には、別に合流弁を必要とし、かつ、
この合流弁を組込むためのスペースを必要とする
煩わしさが出てくる。
本考案は、上述の如く、2系統の油圧回路のオ
イルの方向制御と合流とを併せて行なう場合に、
方向制御弁(ダブル型のロータリー切換バルブ)
と別体の合流弁を用いなければならない煩わしさ
を解消せしめるためになされたものであつて、ダ
ブル型のロータリー切換バルブを、それの容積を
大きくしたり面倒な機構を要することなく、その
弁箱内に、合流弁を内蔵した形態のものとして、
ダブル型のロータリー切換弁だけで、方向制御と
2系統の単流を合流させる制御とが一緒に行なえ
るようにしたことを目的とする。
そして、このために本考案においては、弁箱の
周壁に、入口ポート及び複数のセクシヨンの各ポ
ートを、周方向に整列させかつ軸方向に2連に並
列せしめて開設し、弁箱内には操作レバーにより
回転するスピンドルを収蔵し、そのスピンドルの
周面には、切欠き溝状の誘導路を、軸方向に2連
に並列させて形設するダブル型のロータリー切換
バルブにおいて、それのスピンドルの周面に設け
る2連の誘導路を、互いに連続または連通させた
ことを特徴とするダブル型のロータリー切換バル
ブを提起するものである。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。なお、
図面符号は同効の構成部材については従来手段と
同一の符号を用いるものとする。
第5図において、1は弁箱で、有底の筒状に形
成した主体部1aとそれの開放口側の端部に組付
けた蓋板1bとでドラム状に形成してあり、それ
の周壁10には、前記開放口に寄る側と端壁11
に寄る側とに、入口ポートaと作業部を上げとす
るポジシヨンとなるポートbと中立のポジシヨン
となるポートcと作業部を下げとするポジシヨン
となるポートdと、周方向に四等配された位置に
おいて周方向に整列するよう配位されて、夫々開
設してあつて(第9図)、これにより、前記入口
ポートa及び前述複数のポジシヨン(セクシヨ
ン)の各ポートb,c,dが、軸方向に2連に並
列するように装設してある。これら2連に並列す
る各ポートa,a,b,b,c,c,d,dのう
ち、ポートb,b及びポートc,cは、それらの
一方を盲栓で塞ぐか、省略される。
3は前記弁箱1内に回転自在に収蔵されたスピ
ンドルで、基端側には軸杆部3aが一体に形設し
てあり、その軸杆部3aは、前記弁箱1の主体部
1aの閉塞側の端壁11の中心部位に開設せる軸
穴11aを貫通して外部に突出し、その突出端部
に操作レバー2の基端部が一体に連結していて、
この操作レバー2の回動操作で自在に回転するよ
うにしてある。そして、前記軸杆部3aには、弁
箱1内に位置する部位に、ストツパー3bが設け
てあり、そのストツパー3bが前記弁箱1の端壁
11の内面側に設けた軸方向から見て扇形の窪部
11b内に位置して、その窪部11bにより回動
範囲が規制されることで、該スピンドル3の前記
操作レバー2による回動範囲を、第9図に示して
いる中立の状態位置を中心に、正逆に略45度の角
度範囲となるように制限している。
30,30は上記スピンドル3に設けた透孔
で、第5図にあるよう、前記弁箱1の周壁10に
設けた入口ポートa,a及びポートb,bと対応
する位置において、該スピンドル3の軸心線と直
交する方向に沿いそのスピンドル3の軸心部を横
切つて貫通するよう設けてある。
31,31は上記スピンドル3の周面に設けた
切欠き溝状の誘導路で、第5図及び第7図に示し
ている如く、周方向において前記透孔30,30
と夫々揃う位置において、スピンドル3の上周面
側と下周面側とを夫々溝状に切欠くことで形成し
てあつて、該スピンドル3の上周面側と下周面側
とに夫々軸方向に2連に並列するように形成して
ある。
Wは前記2連に並設した誘導路31,31を連
通させる連通路で、前記2連に並設した誘導路3
1,31を仕切るようにそれらの間に形成される
仕切壁32,32に透孔を貫通させることで形成
してある。
第8図は、別の実施例を示している。この実施
例では、スピンドル3の周面に2連に並列させて
形成する誘導路31,31を連通させるのに、誘
導路31,31の間に形成される前記仕切壁3
2,32を切除することで行なつている。
なお、図示する実施例装置において、40…は
スピンドル3の周面に装着したオイルシールを示
している。
上述の如く構成せる実施例装置は次のように作
用する。
操作レバー2の操作によりスピンドル3を回転
させて、第9図の状態とすれば、第12図に示し
ている如く、弁箱1に2連に設けてある入口ポー
トa,aから導入される2つの油圧系統のオイル
はそれぞれポートc,cに流れる。
次に、スピンドル3を回して第10図の状態と
すれば、入口ポートa,aから導入されるオイル
が弁箱1内に入つて誘導路31,31で誘導され
るときに合流することから、第13図に示してい
る状態となつて、2系統のオイルが弁箱1内で合
流してポートbから出ていくようになる。
また、スピンドル3を回して第11図の状態と
すれば、第14図に示す如く、入口ポートa,a
から導入される2系統のオイルが弁箱1内で合流
してポートdから出ていくようになる。
以上説明したように、本考案によるダブル型の
ロータリー切換弁は、弁箱内に収蔵するスピンド
ルの周面に2連に並列させて形設する切欠き溝の
誘導路を、互いに連通させるか連続するように形
成しておくことで、2連に設けてある入口ポート
a,aから導入する2系統のオイルを、弁箱内で
合流させて一つのポートに取出すようにしている
のだから極めて簡単な構造で、2系統のオイルを
方向制御と同時に合流させることが出来るように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前のダブル型のロータリー切換弁の
縦断正面図、第2図は同上の縦断側面図、第3図
は同上のスピンドルの斜視図、第4図は同上の記
号図、第5図は本考案によるダブル型のロータリ
ー切換弁の縦断正面図、第6図は同上の部分の縦
断側面図、第7図は同上のスピンドルの斜視図、
第8図は同上の別の実施例のスピンドルの斜視
図、第9図、第10図、第11図は同上の作用の
説明図、第12図、第13図、第14図は、同上
の記号による作用の説明図である。 図面符号の説明、A……切換バルブ、a……入
口ポート、b,c,d……ポート、1……弁箱、
1a……主体部、1b……蓋板、10……周壁、
11……端壁、11a……軸穴、11b……窪
部、2……操作レバー、3……スピンドル、3a
……軸杆部、3b……ストツパー、30……透
孔、31……誘導路、32……仕切壁、40……
Oリング、W……連通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱の周壁に、入口ポート及び複数のセクシヨ
    ンの各ポートを、周方向に整列させかつ軸方向に
    2連に並列せしめて開設し、弁箱内には操作レバ
    ーにより回転するスピンドルを収蔵し、そのスピ
    ンドルの周面には、切欠き溝状の誘導路を、軸方
    向に2連に並列させて形設するダブル型のロータ
    リー切換バルブにおいて、それのスピンドルの周
    面に設ける2連の誘導路を、互いに連続または連
    通させたことを特徴とするダブル型のロータリー
    切換バルブ。
JP10148985U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0338525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10148985U JPH0338525Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10148985U JPH0338525Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629764U JPS629764U (ja) 1987-01-21
JPH0338525Y2 true JPH0338525Y2 (ja) 1991-08-14

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JP10148985U Expired JPH0338525Y2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02

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JPS629764U (ja) 1987-01-21

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