JPH0355349B2 - - Google Patents

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JPH0355349B2
JPH0355349B2 JP56045826A JP4582681A JPH0355349B2 JP H0355349 B2 JPH0355349 B2 JP H0355349B2 JP 56045826 A JP56045826 A JP 56045826A JP 4582681 A JP4582681 A JP 4582681A JP H0355349 B2 JPH0355349 B2 JP H0355349B2
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valve member
spool valve
steering
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pressure
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JP56045826A
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JPS57160769A (en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/08Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
    • B62D5/083Rotary valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動力舵取装置に用いるロータリ形サー
ボバルブに関するものである。
動力舵取装置に用いられるロータリ形サーボバ
ルブは、互いに相対回転可能に嵌合するスリーブ
弁部材とスプール弁部材とからなり、ハンドル操
作によりスプール弁部材を回転させることにより
スリーブ弁部材との間で絞り部を形成させ、この
絞り部の絞り開度に応じた操舵圧力を発生させる
ようになつている。
この種のロータリ形サーボバルブにおいては、
第1図に示すようにスリーブ弁部材1のランド部
2との間で、絞り部3を形成するスプール弁部材
4のランド部5のエツジに、傾斜角の異なる2つ
の作用面をもつ面取り6を施すことによつて、ス
プール弁部材の回転角に対する操舵圧力に第7図
に示すような2段折れ特性を与えることができ、
操舵フイーリングを良好に保つことができるよう
になる。
しかしながら、絞り開度の縮小に伴つて圧力が
上昇すると、その絞り部を通過する圧油の流速が
大きくなるため、上述した面取りの切上がり部分
で流体が絞りランドの周壁から剥離してキヤビテ
ーシヨンを起こし、いわゆるシユー音と称せられ
る絞り音を発生する。
よつて本発明の目的は、ランド部に形成した作
用面の切上がり部にゆるやかな傾斜面を付与する
ことにより、キヤビテーシヨンを防止し、絞り音
を低減させることである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図は本発明のサーボバルブをラツクピニ
オン形の動力舵取装置に適用した例を示し、図中
10は動力舵取装置の本体をなすギヤハウジング
を示し、このギヤハウジング10にはピニオン軸
11が両端をそれぞれ軸受12,13によつて回
転可能に軸承され、これと交差する方向に摺動可
能なラツク軸14のラツク歯15と噛合してい
る。このラツク軸14の両端は所要の操縦リンク
機構を介して操向車輪に連結され、またラツク軸
14にはパワーシリンダ16のピストン17(第
3図参照)が作動的に連結されている。
前記ギヤハウジング10には弁ハウジング18
が固定され、この弁ハウジング18の弁孔19に
本発明のサーボバルブ20が収納されている。こ
のサーボバルブ20は前記ピニオン軸11の軸線
を中心として相対回転可能なスリーブ弁部材21
ならびにスプール弁部材22より構成され、この
スリーブ弁部材21は連結ピン23によつて前記
ピニオン軸11に連結され、またスプール弁部材
22には操向ハンドルに連結される操舵軸24が
一体的に形成され、この操舵軸24は前記ピニオ
ン軸11にトーシヨンバー25を介して可撓的に
連結されている。
前記スリーブ弁部材21の内周には第3図に示
すように、複数(実施例においては8個)の凹溝
27が円周上等角度間隔に形成され、これら凹溝
27の各間にランド部28が形成されている。ラ
ンド部28の1つとびには供給孔29が開口さ
れ、これら供給孔29は供給ポンプに通ずる供給
ポート30に連通されている。供給孔29が開口
されたランド部28(以下これを第1のランド部
と称し、残りを第2のランド部と称す)の両横に
連設された凹溝27,27には一対の分配孔3
1,32が開口され、これら一対の分配孔31,
32は前記パワーシリンダ16の左右室16a,
16bに通ずる給排ポート33,34にそれぞれ
連通されている。
またスプール弁部材22の外周には前記スリー
ブ弁部材21の各凹溝27にそれぞれ対応する複
数のランド部35が円周上等角度間隔に形成さ
れ、これらランド部35の各間に凹溝36が形成
されている。各凹溝36のうち前記第2のランド
部28に対応する1つとびの凹溝36には前記一
対の分配孔31,32の両側に位置して排出孔3
7が開口され、これら排出孔37はスプール弁部
材22とトーシヨンバー25との間に形成された
通路39、貫通穴40および排出ポート41を介
してリザーバに連通されている。かかる排出孔3
7は第2図に示すようにスプール弁部材22の軸
線方向に沿つて複数列形成され、これによつてス
プール弁部材22の外径寸法を大きくすることな
く、所要の流路面積を確保できるようにしてい
る。
ここで前記スプール弁部材22に形成された複
数のランド部35は、その両端エツジに後述する
形状の面取り43が施され、すべて同一の形状、
大きさに成形されている。また前記スリーブ弁部
材21に形成された複数のランド部28もすべて
同一の形状、大きさに成形され、前記各ランド部
35にアンダラツプして対応する。これにより両
弁部材21,22のランド部28,35の対応関
係はを円周上すべての位置で同一となる。
従つて例えば操舵軸24に第3図の時計まわり
の操舵トルクが加えられ、トーシヨンバー25が
捩られてスプール弁部材22がスリーブ弁部材2
1に対して相対回転すると、供給孔29と一方の
分配孔32との間の開口面積が増大し、供給孔2
9と他方の分配孔31との間の開口面積が減少し
て絞り部45が形成される。同様に前記他方の分
配孔31と排出孔37との間の開口面積が増大
し、前記一方の分配孔32と排出孔37との間の
開口面積が減少して絞り部46が形成される。か
かる2つの絞り部45,46は両弁部材21,2
2の各ランド部28,35がそれぞれ同一形状に
成形されていることから同一の開口面積となり、
かつこの関係はスプール弁部材22のすべての回
転角において保持される。従つて供給孔29より
供給された圧油の大部分は前記2つの絞り部4
5,46を介して各排出孔37,37より等分的
に排出され、その絞り抵抗に応じて両絞り部4
5,46で区画された供給孔29および一方の分
配孔32中の圧油が圧力上昇し、パワーシリンダ
16を作動する。
このように排出孔37への圧油の流れを2つの
絞り部45,46に分散させることにより、個々
の絞り部45,46を通過する流量を減少でき、
キヤビテーシヨンの発生を抑えるうえで有効とな
る。
前記スプール弁部材22の各ランド部35に
は、第4図に詳細図示する形状の面取り43が施
されている。すなわち、ランド部35の両端エツ
ジには異なる角度で傾斜する第1および第2の作
用面47,48が形成され、傾斜角の大きな第2
の作用面48の切上がり部分にゆるやかな角度で
傾斜する傾斜面49が形成されている。かかる面
取り43の形成によつて、両弁部材21,22の
各ランド部28,35間に形成される絞り部45
の開口面積は、スプール弁部材22がスリーブ弁
部材21に対してX1からX0まで回転するアンダ
ラツプの区間では急激に減少し、X2からX1の区
間では前記第1の作用面47の作用によりその減
少割合が小さななめらかな変化となり、さらに
X3からX2の区間では前記第2の作用面48の作
用により減少割合が大きくなる。この結果スプー
ル弁部材22の作動角に対して絞り部45の開口
面積は第6図に示すように変化し、これによつて
中立状態に近い範囲では圧力変化が少なく、途中
に操舵角に応じて圧力がリニアに変化する部分が
あり、このリニア部分をすぎると急激に圧力上昇
する、動力舵取装置のサーボバルブとして好適な
2段折れの圧力特性(第7図参照)とすることが
できる。
しかも第5図に示すように絞り部45の開口面
積の減少に伴う圧力上昇によつてその絞り部45
を通過する圧油の流速が高くなつても、ゆるやか
な角度で傾斜する傾斜面49の形成により、流体
がランド部35の周壁より剥離することなくなめ
らかに流れ、キヤビテーシヨンの発生を抑制して
絞り音を低減できるようになる。第8図および第
9図は実験データを示すものである。なお、この
実験データは、ランド部35に第10図に示す面
取り形状を形成したスプール弁部材22を用いて
行つたデータを示している。
すなわち、第10図Aは、前記第1の作用面4
7を円周長さ0.2mm、角度3゜30′、前記第2の作用
面48を円周長さ0.2mm、角度5゜30′とした従来例
を示すもので、同図Bは、その第2の作用面48
の切上がり部分に、2段折れ特性に影響を及ぼさ
ないゆるやかな角度の傾斜面49、具体的には直
径線と一致するランド部35の側端に直角な垂線
と平行に傾斜面49を形成した本発明の実施例を
示すものである。
しかしてこれら面取り形状のスプール弁部材2
2を用いてマニアルトルクに対する操舵圧力をと
つた操舵特性をそれぞれ第8図A,Bに示す。第
8図より前記傾斜面49を形成した場合にも操舵
特性にはほとんど変化がないことが認められ、傾
斜面49が2段折れ特性に影響を及ぼさないこと
が理解できる。
また前記各面取り形状のスプール弁部材22を
用いてバルブの音圧を測定した絞り音特性を第9
図に示す。なお、同図Aは左切り時、Bは右切り
時の特性を示し、図中点線は従来例を、実線は本
発明を示す。この絞り音はキヤビテーシヨンの発
生を抑えることで低減できるものであり、音圧が
低いほどよいものである。この図から明らかなよ
うに従来例においては46〜49dBの音圧であつた
ものが、本発明においては39〜40dBに低減して
いることが分かる。なお、この絞り音特性は、サ
ーボバルブの中心から120mm離れた位置にマイク
ロフオンを設置して操舵圧力を0から80Kg/cm2
で連続的に上昇させたときの音圧を測定したもの
である。
以上述べたように本発明は、スプール弁部材に
形成されたランド部の両端エツジに、2段折れ特
性を得るために異なる角度で傾斜する第1、第2
の作用面を形成し、傾斜角の大きな第2の作用面
の切上がり部に前記2段折れ特性に影響を及ぼさ
ないごくゆるやかな角度で傾斜する傾斜面を形成
し、前記スプール弁部材の円周上複数のランド部
を、すべて同一の形状、大きさにそれぞれ成形し
た構成であるので、両弁部材の各ランド間の絞り
部の縮小に伴つてその絞り部を通過する流速が高
くなつても、従来みられたような作用面の切上が
り部における流体の剥離がなくなつて傾斜面に沿
いなめらかに流れるようになり、2段折れ特性に
影響を及ぼすことなく、キヤビテーシヨンの発生
を抑制できる効果がある。
しかも本発明によれば、円周上複数のランド部
をすべて同一の形状、大きさに成形したことによ
り、供給孔から供給された圧力流体が2つの絞り
部に2分されて排出孔より排出されるため、前記
した傾斜面の作用とあいまつてキヤビテーシヨン
の発生を効果的に抑制できる効果も併せて奏せら
れる。
従つて本発明によれば、絞り音の低減を図りつ
つ2つの作用面による操舵圧力の2段折れ特性を
有効に実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリ形サーボバルブの一例を示す
断面図、第2図から第7図は本発明の実施例を示
すもので、第2図は本発明のサーボバルブを備え
た動力舵取装置の断面図、第3図は第2図の−
線矢視拡大断面図、第4図は第3図の一部を拡
大した断面図、第5図は第4図の作動状態図、第
6図はバルブ回転角に対する絞り開口面積の関係
線図、第7図はバルブ回転角に対する操舵圧力の
関係線図、第8図および第9図は実験データを示
すもので、第8図は本発明と従来例とを比較した
操舵特性図、第9図は本発明と従来例とを比較し
た絞り音特性図、第10図は第8図および第9図
の実験に用いたランド部の面取り形状を示す図で
ある。 21……スリーブ弁部材、22……スプール弁
部材、27……凹溝、28……ランド部、29…
…供給孔、31,32……分配孔、35……ラン
ド部、36……凹溝、37……排出孔、45,4
6……絞り部、47,48……作用面、49……
傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに相対回転可能に嵌合するスリーブ弁部
    材およびスプール弁部材よりなり、これら両弁部
    材の嵌合部に、少なくとも1個の供給孔、この供
    給孔の回転方向両側に位置する一対の分配孔およ
    びこの一対の分配孔の回転方向両側に位置する排
    出孔をそれぞれ開口させ、前記スプール弁部材に
    形成されたランド部の両端エツジに、前記スプー
    ル弁部材の回転角に対する操舵圧力の関係を2段
    折れ特性とするために異なる角度で傾斜する第
    1、第2の作用面を形成し、傾斜角の大きな第2
    の作用面の切上がり部に前記2段折れ特性に影響
    を及ぼさないごくゆるやかな角度で傾斜する傾斜
    面を形成し、前記スプール弁部材の円周上複数の
    ランド部を、すべて同一の形状、大きさにそれぞ
    れ成形したことを特徴とするサーボバルブ。
JP4582681A 1980-05-30 1981-03-27 Servo valve Granted JPS57160769A (en)

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JP4582681A JPS57160769A (en) 1981-03-27 1981-03-27 Servo valve
US06/359,860 US4460016A (en) 1980-05-30 1982-03-19 Rotary servovalve

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JP4582681A JPS57160769A (en) 1981-03-27 1981-03-27 Servo valve

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JPS57160769A JPS57160769A (en) 1982-10-04
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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59223565A (ja) * 1983-06-03 1984-12-15 Nissan Motor Co Ltd ロ−タリ−バルブ
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JPS5395168A (en) * 1977-01-07 1978-08-19 Bendiberica Sa Manufacturing method of roter for high pressure distributing device

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