JPS6216132Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216132Y2 JPS6216132Y2 JP4658480U JP4658480U JPS6216132Y2 JP S6216132 Y2 JPS6216132 Y2 JP S6216132Y2 JP 4658480 U JP4658480 U JP 4658480U JP 4658480 U JP4658480 U JP 4658480U JP S6216132 Y2 JPS6216132 Y2 JP S6216132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- control valve
- stub shaft
- power steering
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 238000005495 investment casting Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両におけるパワーステアリングのコ
ントロールバルブ装置に関する。
ントロールバルブ装置に関する。
自動車などのステアリング操作に伴う疲労を軽
減するために、油圧力を利用してステアリング操
作をパワーアシストするパワーステアリング装置
が知られている。
減するために、油圧力を利用してステアリング操
作をパワーアシストするパワーステアリング装置
が知られている。
このパワーステアリング装置は、一般に構造が
複雑で生産性も悪く高価であるという問題があつ
た。
複雑で生産性も悪く高価であるという問題があつ
た。
第１図に示すものは、かかる問題を解消するた
めに本出願人よりすでに提案されたパワーステア
リング装置である（特願昭54−135754号）。図示
のように、入力回転が伝達されるスタブシヤフト
１と、これに対してトーシヨンバー２を介して連
結したピストン３に螺合するウオームシヤフト４
と、両シヤフト１，４の回転位相にもとづいて切
換わり、ピストン３の左右のシリンダ室５Ａ，５
Ｂに選択的に圧油を供給するコントロールバルブ
６とを備えている。このコントロールバルブ６
は、スタブシヤフト１とウオームシヤフト４との
いずれかに結合されたバルブロータ７とバルブス
リーブ８とからなり、両者の回転摺接面が回転軸
を中心とする円錐面を形成している。かつこれら
の円錐面に形成されるグリーブ部９，１０は溝底
が回転軸と略平行となる一方、バルブロータ７ま
たはスリーブ８のいずれか一方と結合するウオー
ムシヤフト４の基端には、ハウジング１１に対し
軸方向の両面が固定されるスラストベアリング１
２が一体的に形成されている。
めに本出願人よりすでに提案されたパワーステア
リング装置である（特願昭54−135754号）。図示
のように、入力回転が伝達されるスタブシヤフト
１と、これに対してトーシヨンバー２を介して連
結したピストン３に螺合するウオームシヤフト４
と、両シヤフト１，４の回転位相にもとづいて切
換わり、ピストン３の左右のシリンダ室５Ａ，５
Ｂに選択的に圧油を供給するコントロールバルブ
６とを備えている。このコントロールバルブ６
は、スタブシヤフト１とウオームシヤフト４との
いずれかに結合されたバルブロータ７とバルブス
リーブ８とからなり、両者の回転摺接面が回転軸
を中心とする円錐面を形成している。かつこれら
の円錐面に形成されるグリーブ部９，１０は溝底
が回転軸と略平行となる一方、バルブロータ７ま
たはスリーブ８のいずれか一方と結合するウオー
ムシヤフト４の基端には、ハウジング１１に対し
軸方向の両面が固定されるスラストベアリング１
２が一体的に形成されている。
このように、バルブスリーブ８とバルブロータ
７が円錐形の摺接面をもつていることから、これ
らを精密鋳造、鍛造あるいは焼結合金による一体
成型が可能で、とくに軸方向への型抜きにより割
型特有の合せ面からバリなどが生じないため、そ
の後の機械加工が一切不要となるメリツトがある
という特徴を有している。
７が円錐形の摺接面をもつていることから、これ
らを精密鋳造、鍛造あるいは焼結合金による一体
成型が可能で、とくに軸方向への型抜きにより割
型特有の合せ面からバリなどが生じないため、そ
の後の機械加工が一切不要となるメリツトがある
という特徴を有している。
しかしながら、このような従来のパワーステア
リング装置ではコントロールバルブ６が円錐形の
摺接面をもつバルブスリーブ８とバルブロータ７
の組み合せからなるため、バルブスリーブ８とバ
ルブロータ７を所定円周位置（センタ位置）で正
確に合わせて組立てることが困難で、ランド部１
５とグリーブ部９，１０の正確なセンタリング合
せが容易でないという問題点があつた。
リング装置ではコントロールバルブ６が円錐形の
摺接面をもつバルブスリーブ８とバルブロータ７
の組み合せからなるため、バルブスリーブ８とバ
ルブロータ７を所定円周位置（センタ位置）で正
確に合わせて組立てることが困難で、ランド部１
５とグリーブ部９，１０の正確なセンタリング合
せが容易でないという問題点があつた。
そこでこの考案は、バルブスリーブとバルブロ
ータの端面に成形加工時に合マークを形成するこ
とにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
ータの端面に成形加工時に合マークを形成するこ
とにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
以下、この考案を図面に基いて説明する。
第２図より第４図は、この考案の一実施例であ
り、バルブスリーブ８とバルブスリーブ７の同一
側端面１６，１７のそれぞれにＶ字状切欠き溝か
らなる合マーク１８，１９を設けている。
り、バルブスリーブ８とバルブスリーブ７の同一
側端面１６，１７のそれぞれにＶ字状切欠き溝か
らなる合マーク１８，１９を設けている。
この合マーク１８，１９は、バルブスリーブ８
とバルブロータ７の精密鋳造、鍛造あるいは焼結
成形時の型打段階等で入れられるので、特別な機
械加工等をする必要はない。
とバルブロータ７の精密鋳造、鍛造あるいは焼結
成形時の型打段階等で入れられるので、特別な機
械加工等をする必要はない。
また、両合マーク１８，１９はバルブスリーブ
８とバルブロータ７の各ランド１５とグリーブ
９，１０の所定組付位置に合わせて同一円周位置
に設けられ、かつセンタリングが容易にできるよ
うにその延長線が軸心を通るようにされている。
８とバルブロータ７の各ランド１５とグリーブ
９，１０の所定組付位置に合わせて同一円周位置
に設けられ、かつセンタリングが容易にできるよ
うにその延長線が軸心を通るようにされている。
その合マーク１８，１９が打たれる端面１６，
１７は、図面右側すなわちスタブシヤフト１が連
結する図示しないステアリングホイール側の端面
が組付作業上好ましい。なお、その他の構成は第
１図の従来装置と同様なので省略した。
１７は、図面右側すなわちスタブシヤフト１が連
結する図示しないステアリングホイール側の端面
が組付作業上好ましい。なお、その他の構成は第
１図の従来装置と同様なので省略した。
このような構成なので、バルブスリーブ８の合
マーク１８とバルブロータ７の合マーク１９を、
図示のように同一位置に合わせて組み付ければ、
センタリングが容易に正確に行え、組付作業が容
易になるという効果を得ることができる。
マーク１８とバルブロータ７の合マーク１９を、
図示のように同一位置に合わせて組み付ければ、
センタリングが容易に正確に行え、組付作業が容
易になるという効果を得ることができる。
以上説明したように、この考案によればバルブ
スリーブとバルブロータのそれぞれの端面にセン
タリング用合マークを形成しているため、バルブ
組立時にセンタリングが正確にかつ容易に行える
という効果を得ることができる。
スリーブとバルブロータのそれぞれの端面にセン
タリング用合マークを形成しているため、バルブ
組立時にセンタリングが正確にかつ容易に行える
という効果を得ることができる。
第１図は従来装置の縦断面図、第２図は本考案
の要部縦断面図、第３図はその平面図、第４図は
その右側面図である。 １……スタブシヤフト、４……ウオームシヤフ
ト、６……コントロールバルブ、７……バルブロ
ータ、８……バルブスリーブ、９，１０……グリ
ーブ部、１１……ハウジング、１２……スラスト
ベアリング、１６，１７……端面、１８，１９…
…合マーク。
の要部縦断面図、第３図はその平面図、第４図は
その右側面図である。 １……スタブシヤフト、４……ウオームシヤフ
ト、６……コントロールバルブ、７……バルブロ
ータ、８……バルブスリーブ、９，１０……グリ
ーブ部、１１……ハウジング、１２……スラスト
ベアリング、１６，１７……端面、１８，１９…
…合マーク。
Claims (1)
- 入力回転が伝達されるスタブシヤフトと、これ
に対してトーシヨンバーを介して連結したピスト
ンに螺合するウオームシヤフトと、両シヤフトの
回転位相にもとづいて切換わり、ピストンの左右
のシリンダ室に選択的に圧油を供給するコントロ
ールバルブとを備えたパワーステアリングにおい
て、コントロールバルブが、スタブシヤフトとウ
オームシヤフトとのいずれかに結合されたバルブ
ロータとバルブスリーブとからなり、両者の回転
摺接面が回転軸を中心とする円錐面を形成する一
方、バルブロータとバルブスリーブのそれぞれの
端面にセンタリング用合マークを形成したことを
特徴とするパワーステアリングのコントロールバ
ルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4658480U JPS6216132Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4658480U JPS6216132Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56147174U JPS56147174U (ja) | 1981-11-06 |
| JPS6216132Y2 true JPS6216132Y2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=29641614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4658480U Expired JPS6216132Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6216132Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4658480U patent/JPS6216132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56147174U (ja) | 1981-11-06 |
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