JPH0469148A - バルブロータ油路溝の面取部形成方法 - Google Patents

バルブロータ油路溝の面取部形成方法

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JPH0469148A
JPH0469148A JP18160190A JP18160190A JPH0469148A JP H0469148 A JPH0469148 A JP H0469148A JP 18160190 A JP18160190 A JP 18160190A JP 18160190 A JP18160190 A JP 18160190A JP H0469148 A JPH0469148 A JP H0469148A
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JP
Japan
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rotor
groove
grinding wheel
center
rotor groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP18160190A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyousei Iwabuchi
岩渕 彫世
Kazumasa Takakusaki
高草木 一正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転式制御弁のバルブロータのロータ部に形
成したロータ溝における圧力変化緩衝用の面取を正確、
簡易且つ迅速にすることができる回転制御弁のバルブロ
ータにおける油路溝面取部の形成方法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より油圧タイプのパワーステアリング装置では、舵
取時の油路変換を行うにはバルブロータA及びバルブス
リーブBより構成される回転型制御弁が使用されている
第12図、第13図に示すように、そのバルブロータA
のロータ部l及びバルブスリーブBの内周側面には、各
々複数の油路の役目をなす溝が形成されており、バルブ
ロータAをパルプスリーブB内で回転させることによっ
て油路が開閉し、油の流れ方向を変更する構成となって
いる。
そこで、バルブロータAを回転させて閉鎖状態にある油
路を開放状態にするため、遮断されていたバルブロータ
A側の溝とバルブスリーブB側のロータ溝2とスリーブ
溝とを交わらせたときに、ロータ溝2からスリーブ溝に
流れる油が内部圧力等にて急激に流れ込んで衝撃が発生
することになる。
上記衝撃は機器に悪影響を及ぼすのみならず、運転手に
も不快感を与える虞があるため、その衝撃を少しでも減
少させる目的でバルブロータAのロータ溝の幅方向両側
縁に第5図に示すような面取部3.3を形成し、第13
図に示すようにロータ溝2内の油を面取部3から先にバ
ルブスリーブ側のスリーブ溝に送り出しているものであ
る。
その面取部3は、バルブスリーブ側の油吸入口より取り
入れた油をバルブスリーブとバルブロータとの間に循環
させる役目もなす等重要な部分である。
前述のような理由から、面取部は、溝の幅方向両側で左
右対称的に等しくなければならないものであるが、実際
にその加工は極めて困難であり、従来では第12図に示
すように溝の幅方向両側縁は回転砥石にて左右別々に研
削するため、左右対称的な形状にすることが簡易且つ迅
速にできず、ロータ溝2の幅方向両側縁に形成される面
取部3゜3は殆ど左右非対称な形状となり、ひいては油
の流れも不均一で、ハンドル操作にも悪影響を及ぼすも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明を、バルブロータを適宜に固定し、幅方向
の中心箇所より左右対称となる断面形状の研削加工面を
有する砥石車の回転軸を前記バルブロータの軸線に直交
するように配!し、その砥石車の研削加工面の幅方向中
心とロータ溝の幅方向中心又は隣接するロータ溝間の筒
部周面中心とを一致させ、且つその研削加工面をロータ
溝の幅方向両側縁頂部に適宜の押圧力にて当接させ、そ
の砥石車を回転させて、ロータ溝の長手方向に沿って移
動させつつ面取加工することを特徴としたバルブロータ
油路溝の面取部形成方法としたことにより、バルブロー
タのロータ部に形成されたロータ溝の幅方向両側縁の面
取部を簡易且つ迅速にでき、しかもその精度は極めて正
確なものにすることができ、前記課題を解決したもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の形成方法について説明する。
マス、構成部材について述べると、バルブロータへのロ
ータ部1が後述するバルブスリーブB内に挿入されて回
転制御弁を構成しているものであって、ロータ部1の外
周側面には適宜の間隔に複数のロータ溝2,2.・・・
が形成されており、本発明にて該ロータ溝2の幅方向両
側縁に面取部3゜3が形成されるものである。ロータ部
1の内部は、中空状となっており、外部のオイルポンプ
より流入した油を戻すための排出孔4が適宜のロータ溝
2と中空部との間に形成されている。また、ロータ部1
の軸長方向の一方にはハンドルに連結する動力伝達軸5
となっており、他方はピニオン軸Pと連結している。
そのバルブロータAとピニオン軸PがケーシングCに内
蔵されている。
前記面取部3の形成には砥石車6を使用するものであっ
て、該砥石車6は適宜の幅(厚さ)を有した円板状に形
成され、且つその円周面が研削加工面6aとなっている
。さらに、該研削加工面6aにおける厚さ方向(回転軸
の軸長方向)の中心L6よりその断面形状が左右対称な
傾斜研削面6a+、6a+ となっている(第6図参照
)。
具体的には、第6図に示すように砥石車6の円周面の幅
方向中心L6が最も直径が小さく外方に向かうに従って
直径が大きくなるような断面V字状に形成されたプーリ
ー状であったり、又は、第9図に示すように逆に円周面
の幅方向中心位置の直径が量大となっているものもある
さらに、第10図に示すように円周面が平坦状に形成さ
れた実施例も存在している。
その砥石車6の回転軸6bがモータ等の原動機に連結さ
れて回転する。
その成形方法について説明すると、まず、バルブロータ
Aを加工装置に固定する。具体的には、バルブロータA
の軸長方向両端を心押台7,7にて支持する6次いでバ
ルブロータAのロータ部1の面取部3.3を形成するロ
ータ溝2が左右対称となるようにセットし、砥石車6の
回転方向がバルブロータAの軸長手方向に一致するよう
に配置する。(第4図参照)、即ち、第7図に示すよう
にロータ溝2の幅方向の中心L2と砥石車6の中心Lh
とが一致している状態であって、ロータ溝2上のロータ
部lの外周仮想円の最高点Qからロータ溝2の幅方向両
側縁頂部Q、 、 Q、までの垂直方向の移動路111
dは等しくなっており、これはロータ溝2の長手方向に
沿って何れの位置でも上記の状態になっている。
砥石車6の両傾斜研削面6 al+68Hの傾斜角度は
第6図では水平線に対してそれぞれ等しい角度θにして
おく。
このようにパルプロータAと砥石車6とを正確に配置さ
せ、砥石車6をモータ等の原動機にて回転させ(図示さ
れていない)、該砥石車6の研削加工面6aをロータ部
1のロータ溝2上に当接させる。特に、このとき研削加
工面6aは同時にロータ溝2の幅方向両側縁頂部Q、 
、 Q、に当接させておくことが重要である(第7図参
照)。
その砥石車6は適宜の押圧力にてロータ溝2の幅方向両
側面を研削加工しながらロータ溝2の長手方向に沿って
移動し、面取部3,3を形成する。
第8図は、ロータ溝2を直上より見た平面図であるが、
想像線で示された砥石車6がロータ溝2の長手方向に移
動して、ロータ溝2の幅方向両側に同時に面取部3.3
を形成している様子を示している。
また、その面取部3.3の断面の形状の実施例としては
種々のものが存在する。まず第6図に示す砥石車6の研
削加工面6aは、幅方向の中心箇所が砥石車6の直径が
最小となるようになっており、その傾斜研削面6a+、
6a+にて形成する面取部3.3はロータ溝2の幅方向
両側縁より外方に向かって下向きの傾斜面となっている
第9図においては、砥石車6の研削加工面6aが、その
幅方向の中心箇所が砥石車6の中心が最大となるように
なっており(樽状)、その傾斜研削面6a++681に
て形成する面取部3.3は、ロータ溝2の幅方向両側縁
より外方に向かって上向きの傾斜面となっている。
第10図では砥石車6の研削加工面6aが平坦状に形成
されており、これによって形成される面取部3.3は水
平状に形成する。
第11図に示したものは、隣接するロータ溝2゜2間の
筒部周面中心L2・と砥石車6の中心り、とが一致して
いる状態にして加工するものであり、第6図等の場合と
同様に加工できる。
〔発明の効果〕 本発明においては、バルブロータAを適宜に固定し、幅
方向の中心箇所より左右対称となる断面形状の研削加工
面6aを有する砥石車6の回転軸6bを前記バルブロー
タAの軸線に直交するように配置し、その砥石車6の研
削加工面6aの幅方向中心Lhとロータ溝2の幅方向中
心L2又は隣接するロータ溝2.2間の筒部周面中心L
2・とを一致させ、且つその研削加工面6aをロータ溝
2の幅方向両側縁頂部Q、、Q、に適宜の押圧力にて当
接させ、その砥石車6を回転させて、ロータ溝2の長手
方向に沿って移動しっつ面取加工するパルプロータ油路
溝の面取部形成方法としたことにより、先ず第1にロー
タ溝2の幅方向の両側に同時に面取部3.3を簡易且つ
迅速に形成することができるし、第2にロータ溝2の幅
方向両側に形成される面取部3.3は左右対称の同一形
状のものにすることができる等の種々の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、本発明において使用
する砥石車6は、その研削加工面6aの幅方向の中心よ
り左右対称の形状としており、その研削加工面6aの幅
方向中心り、をロータ溝2の幅方向中心Lt又は隣接す
るロータ溝2,2間の筒部周面中心L2・に一致させ、
砥石車6の研削加工面6aがロータ溝2の幅方向両側縁
に同時に当接することにより、砥石車6を回転させて研
削加工を行うと、第8図に示すように、ロータ溝2の幅
方向の両側に同時に面取部3,3を形成することができ
るものである。即ち、砥石車6の研削加工面6aをロー
タ溝2の幅方向両側縁に同時に当接させて研削加工を行
うことで、−度に2箇所の面取部3.3の形成ができる
ので、第11図に示すような従来の方法による、ロータ
溝2の幅方て格段に迅速なる加工ができる。
さらに、面取部3,3の最良形状加工は、砥石車6のロ
ータ部1に対する当接圧を適宜に変化させることで容易
に行うことができ、簡易な工作にでき、ひいては部品の
低価格化に貢献することになる。即ち、ロータ溝2を同
等加工することなく、微調整ができる効果が大きい。
次に砥石車6の研削加工面6aは、その幅方向中心り、
より左右対称に形成されており、且つロータ溝2の幅方
向両側縁に同時に当接するようにしたものであることか
ら、砥石車6の研削加工面6aのロータ溝2の幅方向両
側縁に対する当接圧は等しくなっており、第7図に示す
ように砥石車6の研削加工面6aがロータ溝2の幅方向
両側縁に当接した状態から砥石車6を垂直方向に移動距
離d降下させると、ロータ溝2の幅方向両側縁も等しく
移動路lidの深さに研削加工されるものである。
さらに、砥石車6の研削加工面6aの幅方向中心L6よ
り左右対称の形状としているので、研削加工面6aが左
右対称的に等しい傾斜角θを有するものとした場合には
、ロータ溝2の幅方向両側縁に形成される面取部3.3
の傾斜角もそれぞれ等しい角度θ、θにすることができ
る利点がある。
また、前述したように砥石車6の傾斜研削面6a I 
+ 6 a Hはロータ溝2の幅方向の両側に同時に当
接するものであるため、砥石車6の磨耗も略同時に等し
く進行してゆくので、砥石車6を長時間使用しても、ロ
ータ溝2の左右両側に形成される面取部3,3が左右非
対称の形状になることがない利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、その第1図
はバルブロータの側面図、第2図はロータ溝の断面図、
第3図はバルブロータを加工装置に固定支持したところ
を示す略示図、第4図は砥石車をロータ溝の長手方向に
沿って面取部を形成するところを示す斜視図、第5図は
ロータ溝及び面取部の斜視図、第6図はロータ部及び砥
石車の断面図、第7図は面取部の加工状態を示す断面図
、第8図はロータ溝及び形成されつつある面取部を上方
より見た平面図、第9図、第10図は本発明における砥
石車の別の実施例を示す要部断面図、第11図は本発明
のさらに別の実施例の要部断面図、第12図は従来の面
取部形成方法を示す正面図、第13図は面取部の作用を
示す要部断面図である。 A・・・・・・バルブロータ、  2・・・・・・ロー
タ溝、6・・・・・・砥石車、   Q、・・・・・・
側縁頂部、6a・・・・・・研削加工面、 6b・・・
・・・回転軸、Lt、L4・・・幅方向中心、L2・・
・・筒部周面中心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バルブロータを適宜に固定し、幅方向の中心箇所
    より左右対称となる断面形状の研削加工面を有する砥石
    車の回転軸を前記バルブロータの軸線に直交するように
    配置し、その砥石車の研削加工面の幅方向中心とロータ
    溝の幅方向中心又は隣接するロータ溝間の筒部周面中心
    とを一致させ、且つその研削加工面をロータ溝の幅方向
    両側縁頂部に適宜の押圧力にて当接させ、その砥石車を
    回転させて、ロータ溝の長手方向に沿って移動しつつ面
    取加工することを特徴としたバルブロータ油路溝の面取
    部形成方法。
JP18160190A 1990-07-11 1990-07-11 バルブロータ油路溝の面取部形成方法 Pending JPH0469148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01218585A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Aisin Seiki Co Ltd 動物細胞の培養方法
JP2007015084A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Okuma Corp 加工経路作成装置及び方法

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