JPH0469103B2 - - Google Patents
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- JPH0469103B2 JPH0469103B2 JP59160939A JP16093984A JPH0469103B2 JP H0469103 B2 JPH0469103 B2 JP H0469103B2 JP 59160939 A JP59160939 A JP 59160939A JP 16093984 A JP16093984 A JP 16093984A JP H0469103 B2 JPH0469103 B2 JP H0469103B2
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、フエライト磁気ヘツドと接合してそ
れを補強するための部材に使用される磁器組成物
に関し、特に限定されるものではないが、例えば
各種デイジタル磁気デイスク装置の磁気ヘツドに
組み込まれるスペーサやスライダ等として使用さ
れる磁器組成物に関するものである。 [従来の技術] ハードデイスク装置やフロツピーデイスク装置
等で用いられる磁気ヘツドは、Mn−Zn系あるい
はNi−Zn系フエライトからなるチツプコアに対
して非磁性磁器組成物からなるスペーサやスライ
ダ等の補強材をガラスで接着することによつて組
み立てられる。このような磁気ヘツド補強材用磁
器組成物に要求される性能は、使用するフエライ
ト・チツプコアとほぼ等しい熱膨張率をもち、相
対密度(理論密度に対する実際の密度)が高く、
磁器強度が大きいことである。もし熱膨張率が大
きく異なると、磁器ヘツドを組み立てる時の熱処
理工程において膨張・収縮の差が生じ、それによ
つて製品に歪が残つたり、甚だしい場合には破損
が生じたりするからであり、また相対密度が低け
れば空孔が多く存在することになり、使用時にチ
ツプコアや磁気記録媒体を損傷する等といつた不
都合が生じるからである。 このような磁気ヘツド補強材用磁器組成物とし
て、従来から様々な組成のものが提案されてい
る。その一例を挙げると、例えば特開昭57−
95875号公報にみられるように、TiO250〜70モル
%、CaO50〜30モル%からなる非磁性セラミツク
ス、あるいはそれに対してAl2O3、SiO2、MgO、
ZrO2、BaO、SrOのなかから選ばれた少なくと
も1種を0.2〜4重量%添加した非磁性セラミツ
クスがある。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、この種の磁気ヘツド補強材は、その
密度を高めるためにHIP(熱間静水圧プレス)処
理がなされる。このHIP処理を効果的に行うため
には、本焼成によつて高密度品となることが肝要
であるが、従来の各種の組成では熱膨張率を適切
な値に容易に制御しうること、磁器強度および表
面硬度が十分高いことといつた条件を満足する上
に、更に前記のような理由で相対密度が高い(97
%程度以上)という条件を満たすことができるよ
うな材料を得ることが極めて困難であつた。 本発明の目的は、上記のような従来技術の問題
点を解決し、Mn−Zn系あるいはNi−Zn系フエ
ライト材料と同程度の熱膨張率に容易に調節で
き、磁器強度が大きく、また表面硬度も高く、し
かも相対密度が98%程度以上の高い値にすること
ができるような磁気ヘツド補強材用磁器組成物を
提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発
明は、TiO282〜50モル%、CaO18〜50モル%を
基本組成とし、それに対して7MgO−3WO3を1
〜4重量%添加したことを特徴とする磁気ヘツド
補強材磁器組成物である。 ここでTiO282〜50モル%、CaO18〜50モル%
という基本組成は、Mn−Zn系フエライトあるい
はNi−Zn系フエライトの熱膨張率をカバーしう
る範囲として選ばれたものであり、両成分のモル
比率を適宜調整することによつて接合の相手方と
なるフエライト材料の熱膨張率とほぼ一致する値
に容易に調整することが可能である。 このような基本組成に対して添加されるのが
MgOとWO3とからなる二次系組成物である。こ
の組成物は、その状態図を調べれば判るように、
液相線はMgO:WO3が7:3のモル比率の点で
最低となり、その組成では1140℃という低い温度
で液相となる。 本発明は、このような現象を利用したものであ
り、TiO2−CaO系組成物に対して7MgO−3WO3
という添加剤を適量添加することによつて液相焼
結し、低い焼結温度で高密度の磁器組成物を得る
ことができるようにしたものである。 [作用] TiO2−CaO系組成物を、その通常の焼結温度
よりもはるかに低い温度で液相となる7MgO−
3WO3を適量添加することによつて、基本組成本
来の焼結温度よりも低い温度で液相焼結すること
ができ、それによつて従来技術に比しはるかに高
密度の磁器組成物を得ることができる。添加剤の
量は1〜4重量%というような極く少量であるか
ら、熱膨張率という点に関しては添加剤は基本組
成にさほど大きな影響を与えず、それ故、基本組
成におけるTiO2とCaOとのモル比率を変えるこ
とによつて熱膨張率を所棒の値に調整し、添加剤
によつて相対密度の向上を図ることができるので
ある。 しかし、7MgO−3WO3の添加量が1重量%未
満であると添加効果が生じず相対密度の向上が認
められないし、逆に4重量%を超えると焼成後に
異相ができ、また熱膨張率をうまく制御すること
ができなくなつてしまう。 本発明によつて、使用するフエライトコアと同
じ熱膨張率を持ち、しかも相対密度を高く、磁器
強度が大きく、表面硬度の高い磁器組成物を得る
ことができ、磁気ヘツド補強材として用いた場合
に駆動装置側の信頼性のみならず磁気記録媒体側
の信頼性の向上、並びに長寿命化を図ることがで
きる。 [実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
TiO2、CaO、MgO、WO3の各原料を次表の組成
となるように秤量配合しボールミルで湿式混合す
る。ここで基本組成となるTiO2とCaOとの配合
割合はモル%であり、添加剤は7MgO−3WO3で
その添加割合は、前記基本組成に対する重量%で
ある。
れを補強するための部材に使用される磁器組成物
に関し、特に限定されるものではないが、例えば
各種デイジタル磁気デイスク装置の磁気ヘツドに
組み込まれるスペーサやスライダ等として使用さ
れる磁器組成物に関するものである。 [従来の技術] ハードデイスク装置やフロツピーデイスク装置
等で用いられる磁気ヘツドは、Mn−Zn系あるい
はNi−Zn系フエライトからなるチツプコアに対
して非磁性磁器組成物からなるスペーサやスライ
ダ等の補強材をガラスで接着することによつて組
み立てられる。このような磁気ヘツド補強材用磁
器組成物に要求される性能は、使用するフエライ
ト・チツプコアとほぼ等しい熱膨張率をもち、相
対密度(理論密度に対する実際の密度)が高く、
磁器強度が大きいことである。もし熱膨張率が大
きく異なると、磁器ヘツドを組み立てる時の熱処
理工程において膨張・収縮の差が生じ、それによ
つて製品に歪が残つたり、甚だしい場合には破損
が生じたりするからであり、また相対密度が低け
れば空孔が多く存在することになり、使用時にチ
ツプコアや磁気記録媒体を損傷する等といつた不
都合が生じるからである。 このような磁気ヘツド補強材用磁器組成物とし
て、従来から様々な組成のものが提案されてい
る。その一例を挙げると、例えば特開昭57−
95875号公報にみられるように、TiO250〜70モル
%、CaO50〜30モル%からなる非磁性セラミツク
ス、あるいはそれに対してAl2O3、SiO2、MgO、
ZrO2、BaO、SrOのなかから選ばれた少なくと
も1種を0.2〜4重量%添加した非磁性セラミツ
クスがある。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、この種の磁気ヘツド補強材は、その
密度を高めるためにHIP(熱間静水圧プレス)処
理がなされる。このHIP処理を効果的に行うため
には、本焼成によつて高密度品となることが肝要
であるが、従来の各種の組成では熱膨張率を適切
な値に容易に制御しうること、磁器強度および表
面硬度が十分高いことといつた条件を満足する上
に、更に前記のような理由で相対密度が高い(97
%程度以上)という条件を満たすことができるよ
うな材料を得ることが極めて困難であつた。 本発明の目的は、上記のような従来技術の問題
点を解決し、Mn−Zn系あるいはNi−Zn系フエ
ライト材料と同程度の熱膨張率に容易に調節で
き、磁器強度が大きく、また表面硬度も高く、し
かも相対密度が98%程度以上の高い値にすること
ができるような磁気ヘツド補強材用磁器組成物を
提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発
明は、TiO282〜50モル%、CaO18〜50モル%を
基本組成とし、それに対して7MgO−3WO3を1
〜4重量%添加したことを特徴とする磁気ヘツド
補強材磁器組成物である。 ここでTiO282〜50モル%、CaO18〜50モル%
という基本組成は、Mn−Zn系フエライトあるい
はNi−Zn系フエライトの熱膨張率をカバーしう
る範囲として選ばれたものであり、両成分のモル
比率を適宜調整することによつて接合の相手方と
なるフエライト材料の熱膨張率とほぼ一致する値
に容易に調整することが可能である。 このような基本組成に対して添加されるのが
MgOとWO3とからなる二次系組成物である。こ
の組成物は、その状態図を調べれば判るように、
液相線はMgO:WO3が7:3のモル比率の点で
最低となり、その組成では1140℃という低い温度
で液相となる。 本発明は、このような現象を利用したものであ
り、TiO2−CaO系組成物に対して7MgO−3WO3
という添加剤を適量添加することによつて液相焼
結し、低い焼結温度で高密度の磁器組成物を得る
ことができるようにしたものである。 [作用] TiO2−CaO系組成物を、その通常の焼結温度
よりもはるかに低い温度で液相となる7MgO−
3WO3を適量添加することによつて、基本組成本
来の焼結温度よりも低い温度で液相焼結すること
ができ、それによつて従来技術に比しはるかに高
密度の磁器組成物を得ることができる。添加剤の
量は1〜4重量%というような極く少量であるか
ら、熱膨張率という点に関しては添加剤は基本組
成にさほど大きな影響を与えず、それ故、基本組
成におけるTiO2とCaOとのモル比率を変えるこ
とによつて熱膨張率を所棒の値に調整し、添加剤
によつて相対密度の向上を図ることができるので
ある。 しかし、7MgO−3WO3の添加量が1重量%未
満であると添加効果が生じず相対密度の向上が認
められないし、逆に4重量%を超えると焼成後に
異相ができ、また熱膨張率をうまく制御すること
ができなくなつてしまう。 本発明によつて、使用するフエライトコアと同
じ熱膨張率を持ち、しかも相対密度を高く、磁器
強度が大きく、表面硬度の高い磁器組成物を得る
ことができ、磁気ヘツド補強材として用いた場合
に駆動装置側の信頼性のみならず磁気記録媒体側
の信頼性の向上、並びに長寿命化を図ることがで
きる。 [実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
TiO2、CaO、MgO、WO3の各原料を次表の組成
となるように秤量配合しボールミルで湿式混合す
る。ここで基本組成となるTiO2とCaOとの配合
割合はモル%であり、添加剤は7MgO−3WO3で
その添加割合は、前記基本組成に対する重量%で
ある。
【表】
【表】
このようにして得られた混合物を1000〜1200℃
で2〜6時間仮焼きする。その後再度ボールミル
で微粉砕し、乾燥したのちポリビニルアルコール
等の結合剤を加えて造粒し、3ton/cm2の圧力で成
形した。これを1300〜1350℃で2〜6時間、大気
中で本焼成した。 このようにして得られた21種の試料について、
熱膨張率(×10-6/℃)、相対密度(%)、磁器強
度(Kgf/cm2)、およびビツカース硬度(Kgf/
mm2)を測定した。ここで磁器強度は3点支持によ
る抗折強度である。試料の組成とその測定結果は
表に示すとおりである。この表において*印で示
す試料が本発明の範囲に含まれるものである。試
料番号9〜17から判るように、基本組成である
TiO2とCaOのモル比率を徐々に変化することに
よつて、熱膨張率を9.6〜11.9×10-6/℃の範囲で
自由に調整することができる。これらの値はMn
−Zn系あるいはNi−Zn系フエライトの熱膨張率
と対応しているので、前記モル比率を調節するこ
とによつて使用するフエライト材料の熱膨張率に
容易に一致させることができる。また、試料番号
6、9、18、あるいは試料番号7、11、19、21な
どから判るように、TiO2とCaOとのモル比率が
一定ならば7MgO−3WO3の添加量の如何にかか
わらず熱膨張率はほぼ一定である。従つて基本組
成さえ組み合わせるフエライトと、その熱膨張率
と合わせておけば、他の性質は添加剤の添加量に
よつてある程度自由に制御することができる。添
加剤である7MgO−3WO3を添加することによつ
て、相対密度は98%程度以上もの高い値となり、
磁器強度やビツカース硬度も高い良好な材料を得
ることができる。他方、添加剤である7MgO−
3WO3が1重量%未満であると、特に熱膨張率が
大きい組成領域では相対密度がかなり低下する
し、5重量%以上となると、相対密度は大きいも
のの焼成時に異相ができ、磁器強度およびビツカ
ース硬度がやや低下するうえに、熱膨張率をうま
く制御できなくなるという問題が生じる。このよ
うな理由により、本発明範囲から除外されている
のである。 [発明の効果] 本発明は上記のように構成した磁気ヘツド補強
用磁器組成物であるから、使用するフエライト材
に合わせた熱膨張率の材料を容易に得ることがで
きるとともに、焼結温度を低くでき、しかも相対
密度を従来品よりもはるかに高く、磁器強度並び
にビツカース硬度の高い優れた材料を得ることが
でき、それ故、このような材料を用いることによ
つて磁気ヘツドあるいは磁気記録媒体の動作時に
おける信頼性の向上と長寿命化を図ることができ
るといつた優れた効果を奏しうるものである。
で2〜6時間仮焼きする。その後再度ボールミル
で微粉砕し、乾燥したのちポリビニルアルコール
等の結合剤を加えて造粒し、3ton/cm2の圧力で成
形した。これを1300〜1350℃で2〜6時間、大気
中で本焼成した。 このようにして得られた21種の試料について、
熱膨張率(×10-6/℃)、相対密度(%)、磁器強
度(Kgf/cm2)、およびビツカース硬度(Kgf/
mm2)を測定した。ここで磁器強度は3点支持によ
る抗折強度である。試料の組成とその測定結果は
表に示すとおりである。この表において*印で示
す試料が本発明の範囲に含まれるものである。試
料番号9〜17から判るように、基本組成である
TiO2とCaOのモル比率を徐々に変化することに
よつて、熱膨張率を9.6〜11.9×10-6/℃の範囲で
自由に調整することができる。これらの値はMn
−Zn系あるいはNi−Zn系フエライトの熱膨張率
と対応しているので、前記モル比率を調節するこ
とによつて使用するフエライト材料の熱膨張率に
容易に一致させることができる。また、試料番号
6、9、18、あるいは試料番号7、11、19、21な
どから判るように、TiO2とCaOとのモル比率が
一定ならば7MgO−3WO3の添加量の如何にかか
わらず熱膨張率はほぼ一定である。従つて基本組
成さえ組み合わせるフエライトと、その熱膨張率
と合わせておけば、他の性質は添加剤の添加量に
よつてある程度自由に制御することができる。添
加剤である7MgO−3WO3を添加することによつ
て、相対密度は98%程度以上もの高い値となり、
磁器強度やビツカース硬度も高い良好な材料を得
ることができる。他方、添加剤である7MgO−
3WO3が1重量%未満であると、特に熱膨張率が
大きい組成領域では相対密度がかなり低下する
し、5重量%以上となると、相対密度は大きいも
のの焼成時に異相ができ、磁器強度およびビツカ
ース硬度がやや低下するうえに、熱膨張率をうま
く制御できなくなるという問題が生じる。このよ
うな理由により、本発明範囲から除外されている
のである。 [発明の効果] 本発明は上記のように構成した磁気ヘツド補強
用磁器組成物であるから、使用するフエライト材
に合わせた熱膨張率の材料を容易に得ることがで
きるとともに、焼結温度を低くでき、しかも相対
密度を従来品よりもはるかに高く、磁器強度並び
にビツカース硬度の高い優れた材料を得ることが
でき、それ故、このような材料を用いることによ
つて磁気ヘツドあるいは磁気記録媒体の動作時に
おける信頼性の向上と長寿命化を図ることができ
るといつた優れた効果を奏しうるものである。
Claims (1)
- 1 TiO282〜50モル%、CaO18〜50モル%を基
本組成とし、それに対して7MgO−3WO3を1〜
4重量%添加したことを特徴とする磁気ヘツド補
強材用磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160939A JPS6140869A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気ヘッド補強材用磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160939A JPS6140869A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気ヘッド補強材用磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140869A JPS6140869A (ja) | 1986-02-27 |
JPH0469103B2 true JPH0469103B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=15725492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59160939A Granted JPS6140869A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気ヘッド補強材用磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140869A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2586639B2 (ja) * | 1989-04-14 | 1997-03-05 | 松下電器産業株式会社 | 磁気ヘッド用基板材料及びそれを用いた磁気ヘッド |
JPH0366020U (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-27 | ||
US5268341A (en) * | 1991-10-30 | 1993-12-07 | Kyocera Corporation | Dielectric ceramic composition for high-frequency use and dielectric material |
DE4343029B4 (de) * | 1992-12-17 | 2007-06-06 | Kyocera Corp. | Dielektrische keramische Zusammensetzung für die Hochfrequenz |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP59160939A patent/JPS6140869A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6140869A (ja) | 1986-02-27 |
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