JPH0467367B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0467367B2 JPH0467367B2 JP22486883A JP22486883A JPH0467367B2 JP H0467367 B2 JPH0467367 B2 JP H0467367B2 JP 22486883 A JP22486883 A JP 22486883A JP 22486883 A JP22486883 A JP 22486883A JP H0467367 B2 JPH0467367 B2 JP H0467367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- resistor
- input terminal
- inverting input
- time constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/04—Control of transmission; Equalising
- H04B3/14—Control of transmission; Equalising characterised by the equalising network used
- H04B3/143—Control of transmission; Equalising characterised by the equalising network used using amplitude-frequency equalisers
- H04B3/144—Control of transmission; Equalising characterised by the equalising network used using amplitude-frequency equalisers fixed equalizers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は伝送設備のうちのイコライザに関す
る。
る。
銅ケーブルなどを伝送路とする有線通信では、
伝送路の周波数特性による伝送波形歪みを補償す
るために中継器等にイコライザ(等化器)が設け
られ、伝送ケーブルの周波数特性と逆の周波数特
性を持つイコライザとされる。
伝送路の周波数特性による伝送波形歪みを補償す
るために中継器等にイコライザ(等化器)が設け
られ、伝送ケーブルの周波数特性と逆の周波数特
性を持つイコライザとされる。
従来のイコライザは、伝送信号帯域が音声帯域
を除く高周波の場合にはコイルとコンデンサによ
つて所期の周波数特性を得る構成にされている。
この従来のイコライザでは、コイルが持つ抵抗分
のため高いQ(選択度)の周波数特性を得るのが
難しいしコイル定数に一致したコイルを得ること
や磁気シールドを必要とするなど取扱いが面倒で
高価なものになる。
を除く高周波の場合にはコイルとコンデンサによ
つて所期の周波数特性を得る構成にされている。
この従来のイコライザでは、コイルが持つ抵抗分
のため高いQ(選択度)の周波数特性を得るのが
難しいしコイル定数に一致したコイルを得ること
や磁気シールドを必要とするなど取扱いが面倒で
高価なものになる。
本発明の目的は、任意周波数特性を持たせて再
現性良くしかも取扱いを容易にしたイコライザを
提供するにある。
現性良くしかも取扱いを容易にしたイコライザを
提供するにある。
本発明は、コンデンサと抵抗と高利得増幅器に
よつて構成し、S平面における極を実軸上にも虚
軸上にも設定し得る回路構成を特徴とする。
よつて構成し、S平面における極を実軸上にも虚
軸上にも設定し得る回路構成を特徴とする。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。増幅器A1は入力インピーダンスが非常に大
きく出力インピーダンスが非常に小さい高利得増
幅器にされ、例えば演算増幅器が使用される。増
幅器A1はその非反転入力端子(+)と信号入力
端子(IN)間に、抵抗R1とコンデンサC1を並列
接続した第1の時定数回路と、抵抗R4とコンデ
ンサC4を並列接続した第2の時定数回路が直列
接続で設けられ、さらに非反転入力端子から基準
電位に抵抗R5が設けられる。また、増幅器A1
の出力端子(信号出力端子OUT)から抵抗R2を
通して上記両時定数回路の直列接続点に正帰還が
掛けられ、さらに出力端子から反転入力端子
(−)に抵抗R7が設けられ、該反転入力端子と基
準電位間に抵抗R6が設けられる。
る。増幅器A1は入力インピーダンスが非常に大
きく出力インピーダンスが非常に小さい高利得増
幅器にされ、例えば演算増幅器が使用される。増
幅器A1はその非反転入力端子(+)と信号入力
端子(IN)間に、抵抗R1とコンデンサC1を並列
接続した第1の時定数回路と、抵抗R4とコンデ
ンサC4を並列接続した第2の時定数回路が直列
接続で設けられ、さらに非反転入力端子から基準
電位に抵抗R5が設けられる。また、増幅器A1
の出力端子(信号出力端子OUT)から抵抗R2を
通して上記両時定数回路の直列接続点に正帰還が
掛けられ、さらに出力端子から反転入力端子
(−)に抵抗R7が設けられ、該反転入力端子と基
準電位間に抵抗R6が設けられる。
このように、両時定数回路の直列接続点に正の
フイードバツクをかけることにより、CRのみの
回路では実現できない伝達特性を得ることを特徴
とする。本実施例における伝達関数は入力信号
Vinに対する出力信号Voutとして次の(1)式にな
る。
フイードバツクをかけることにより、CRのみの
回路では実現できない伝達特性を得ることを特徴
とする。本実施例における伝達関数は入力信号
Vinに対する出力信号Voutとして次の(1)式にな
る。
Vout/Vin=K /G5(G1+G2+G4)+G4(G
1+(1−K)G2)※ ※(G1+SC1)(G4+SC4)/+SG5(C1+C
4)+SC4(G1+(1−K)G2)+S2C1C4……(1) ここで、Kは増幅器A1の設定利得であつてK
=(1+R7/R6)、G1〜G5は夫々1/R1〜1/R5、S
=jω この(1)式からも明らかなように、S平面におけ
る極は各定数の値によつて実軸上にも虚軸上にも
存在させうるもので、通常のCRのみの回路では
S平面における極、零点共に実軸上にしか存在し
得ないものと比較して応答の時間に対する変化の
形を決める極を任意に設定して任意の周波数特性
を得ることができる。そして、コイルを不要にす
るため、コイルと違つてコンデンサは高性能のも
のが容易に得られるし、小型で磁気シールドも不
要にする。さらに、1つの増幅器とCRのみで構
成され、再現性良い回路になるし、低出力インピ
ーダンスになつて縦続接続を容易にして複雑な特
性も簡単に実現できる。
1+(1−K)G2)※ ※(G1+SC1)(G4+SC4)/+SG5(C1+C
4)+SC4(G1+(1−K)G2)+S2C1C4……(1) ここで、Kは増幅器A1の設定利得であつてK
=(1+R7/R6)、G1〜G5は夫々1/R1〜1/R5、S
=jω この(1)式からも明らかなように、S平面におけ
る極は各定数の値によつて実軸上にも虚軸上にも
存在させうるもので、通常のCRのみの回路では
S平面における極、零点共に実軸上にしか存在し
得ないものと比較して応答の時間に対する変化の
形を決める極を任意に設定して任意の周波数特性
を得ることができる。そして、コイルを不要にす
るため、コイルと違つてコンデンサは高性能のも
のが容易に得られるし、小型で磁気シールドも不
要にする。さらに、1つの増幅器とCRのみで構
成され、再現性良い回路になるし、低出力インピ
ーダンスになつて縦続接続を容易にして複雑な特
性も簡単に実現できる。
第2図は本発明の他の実施例を示す。同図にお
いて、高利得増幅器A1の非反転入力端子と信号
入力端子(IN)間にコンデンサC1と抵抗R1の第
1の並列回路が設けられ、さらに非反転入力端子
にはコンデンサC2と抵抗R2の並列回路の一端が
接続され、その他端が抵抗R3を介して基準電位
に接続され、さらに抵抗R3との接続点と増幅器
A1の出力端子(OUT)との間に抵抗R4が接続
される。また、増幅器A1の反転入力端子と出力
端子間に抵抗R6が設けられ、さらに反転入力端
子と基準電位間に抵抗R5が設けられる。
いて、高利得増幅器A1の非反転入力端子と信号
入力端子(IN)間にコンデンサC1と抵抗R1の第
1の並列回路が設けられ、さらに非反転入力端子
にはコンデンサC2と抵抗R2の並列回路の一端が
接続され、その他端が抵抗R3を介して基準電位
に接続され、さらに抵抗R3との接続点と増幅器
A1の出力端子(OUT)との間に抵抗R4が接続
される。また、増幅器A1の反転入力端子と出力
端子間に抵抗R6が設けられ、さらに反転入力端
子と基準電位間に抵抗R5が設けられる。
こうした構成においてもS平面における極を各
定数の値によつて実軸上にも虚軸上にも存在させ
得るもので、第1図の場合と同様の作用効果を得
ることができる。本実施例の伝達関数は Vout/Vin=KS2+ω0′/Q′S+ω0′2/S2+ω0
/QS+ω0 2……(2) となる。但し、ω0、Q0、ω0′、Q0′は次のとおり。
定数の値によつて実軸上にも虚軸上にも存在させ
得るもので、第1図の場合と同様の作用効果を得
ることができる。本実施例の伝達関数は Vout/Vin=KS2+ω0′/Q′S+ω0′2/S2+ω0
/QS+ω0 2……(2) となる。但し、ω0、Q0、ω0′、Q0′は次のとおり。
第3図は本発明の他の実施例を示す。高利得増
幅器A1の反転入力端子には信号入力端子との間
にC1R1とC3R3の2つの時定数回路の直列回路が
設けられ、その直列接続点と基準電位間に抵抗
R2が設けられ、さらに直列接続点と増幅器A1
の出力端子間にコンデンサC4が設けられる。増
幅器A1の出力端子と反転入力端子間に抵抗R5
が設けられ、非反転入力端子は基準電位に接続さ
れる。
幅器A1の反転入力端子には信号入力端子との間
にC1R1とC3R3の2つの時定数回路の直列回路が
設けられ、その直列接続点と基準電位間に抵抗
R2が設けられ、さらに直列接続点と増幅器A1
の出力端子間にコンデンサC4が設けられる。増
幅器A1の出力端子と反転入力端子間に抵抗R5
が設けられ、非反転入力端子は基準電位に接続さ
れる。
本実施例は負帰還になるが、前述までの実施例
と同様にS平面の極を実軸上及び虚軸上に設定し
うる。また入出力位相は反転する。本実施例の伝
達関数は次式となる。
と同様にS平面の極を実軸上及び虚軸上に設定し
うる。また入出力位相は反転する。本実施例の伝
達関数は次式となる。
Vout/Vin=S2C1C3+S(C1/R3+C3/R1)+1
/R1R3/S2C3C4+S(C1/R5+C3/R5+C4/R5+C4/R3
)+(1/R1+1/R2+1/R3)1/R5……(3) 以上のとおり、本発明によるイコライザは、増
幅器とコンデンサと抵抗によつて任意周波数特性
のものを得るため、取扱いを容易にして再現性良
いなど種々の効果を奏し、特にS平面で極を実軸
上と虚軸上の何れにも認定可能にする効果があ
る。
/R1R3/S2C3C4+S(C1/R5+C3/R5+C4/R5+C4/R3
)+(1/R1+1/R2+1/R3)1/R5……(3) 以上のとおり、本発明によるイコライザは、増
幅器とコンデンサと抵抗によつて任意周波数特性
のものを得るため、取扱いを容易にして再現性良
いなど種々の効果を奏し、特にS平面で極を実軸
上と虚軸上の何れにも認定可能にする効果があ
る。
第1図、第2図及び第3図は本発明の各実施例
を示す回路図である。 A1……高利得増幅器、C1,C2,C3,C4……
コンデンサ、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7……
抵抗。
を示す回路図である。 A1……高利得増幅器、C1,C2,C3,C4……
コンデンサ、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7……
抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高入力インピーダンスで低出力インピーダン
スの高利得増幅器と、この増幅器の非反転入力端
子と信号入力端子間に設けられる抵抗とコンデン
サ並列の第1の時定数回路と第2の時定数回路の
直列接続回路と、上記増幅器の非反転入力端子と
基準電位間に設けられる第1の抵抗と、上記増幅
器の出力端子と上記第1と第2の時定数回路の接
続点との間に設けられる第2の抵抗と、上記増幅
器の出力端子と該増幅器の反転入力端子との間に
設けられる第3の抵抗と、上記増幅器の反転入力
端子と基準電位間に設けられる第4の抵抗とから
なるイコライザ。 2 高入力インピーダンスで低出力インピーダン
スの高利得増幅器と、この増幅器の非反転入力端
子と信号入力端子間に設けられる抵抗とコンデン
サ並列の第1の時定数回路と、上記増幅器の非反
転入力端子に一端が接続され他端が第1の抵抗を
介して基準電位に接続される抵抗とコンデンサ並
列の第2の時定数回路と、上記増幅器の出力端子
と上記第2の時定数回路と第1の抵抗の接続点と
の間に設けられる第2の抵抗と、上記増幅器の出
力端子と該増幅器の反転入力端子との間に設けら
れる第3の抵抗と、上記増幅器の反転入力端子と
基準電位間に設けられる第4の抵抗とからなるイ
コライザ。 3 非反転入力端子が基準電位にされ高入力イン
ピーダンスで低出力インピーダンスの高利得増幅
器と、この増幅器の反転入力端子と信号入力端子
間に設けられる抵抗とコンデンサ並列の第1の時
定数回路と第2の時定数回路の直列接続回路と、
上記第1と第2の時定数回路の接続点と基準電位
との間に設けられる第1の抵抗と、上記第1と第
2の時定数回路の接続点と上記増幅器の出力端子
間に設けられるコンデンサと、上記増幅器の出力
端子と非反転入力端子との間に設けられる第2の
抵抗とからなるイコライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22486883A JPS60117810A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | イコライザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22486883A JPS60117810A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | イコライザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60117810A JPS60117810A (ja) | 1985-06-25 |
JPH0467367B2 true JPH0467367B2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=16820423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22486883A Granted JPS60117810A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | イコライザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60117810A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225503A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号エンフアシス装置 |
JP4323345B2 (ja) * | 2004-02-18 | 2009-09-02 | 富士通コンポーネント株式会社 | 平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用コネクタ付きケーブル |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22486883A patent/JPS60117810A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60117810A (ja) | 1985-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3755749A (en) | Sound reenforcement equalization system | |
JPH0334716A (ja) | 周波数特性補正回路 | |
JPH01135131A (ja) | 可変等化方式 | |
US4080580A (en) | Variable equalizer | |
JPH0467367B2 (ja) | ||
US3757155A (en) | Wide bandwidth deflection amplifier | |
EP0767545A1 (en) | LAN equalizer | |
SU951651A1 (ru) | Корректор амплитудно-частотных искажений | |
JPS6245726B2 (ja) | ||
JP2605280B2 (ja) | トーンコントロール回路 | |
US6816005B2 (en) | All pass filter | |
RU2019023C1 (ru) | Активный rc-фильтр | |
JPS6117369B2 (ja) | ||
JPS644363B2 (ja) | ||
JPS6117366B2 (ja) | ||
JPS6052602B2 (ja) | 増幅器 | |
JPS6024011Y2 (ja) | 可変等化器 | |
JPS623937Y2 (ja) | ||
JPS6218088B2 (ja) | ||
JPS6115623Y2 (ja) | ||
JPS5980027A (ja) | オ−デイオ信号伝送方式 | |
JPS6135026A (ja) | 線路等化器 | |
JPS5827689B2 (ja) | カヘンゲンスイトウカキ | |
JPS6029233Y2 (ja) | フイルタ回路 | |
JPS61252721A (ja) | プリエンフアシス装置 |