JPS6135026A - 線路等化器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は信号ケーブルの振幅特性を容易に補正可能とし
た簡易形の線路等化器に関するものである。

（従来の技術） 従来、信号ケーブルの線路等化器としては、ある一定の
特性インピーダンスを持つ信号ケーブルの振幅特性に合
わせて回路構成がなされていたため、信号ケーブルの特
性インピーダンスの異なる物を使用する場合には、その
特性インピーダンスに合わせて線路等化器の回路構成を
変更する必要を生じ、信号ケーブルの振幅特性の等化を
行なう事が困難であった。

第２図は従来の線路等化器を使用時の回路図である。こ
の回路は、抵抗Ｒｏ、　Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３゜コンデンサ
Ｃｏ、　　コイルＬｏからなる定インピーダンスの橋絡
Ｔ形の線路等化器６が用いられ、入力端子ｌと出力端子
２との間で、増幅器３の出力端と、増幅器４の入力端で
ある信号ケーブル５の出力抵抗Ｒ４および信号ケーブル
５の接続点と接続される。

この線路等化器は定インピーダンスの回路形式であるた
めに、一定の特性インピーダンスの信号ケーブルにしか
使用する事ができないという欠点があった。

（発明の目的） 本発明の目的は、このような欠点を除去し、信号ケーブ
ルの振幅特性を簡易に補正できるようにした簡易形の線
路等化量を提供する事にある。

（発明の構成） 本発明の線路等化器は、入力端と信号ケーブルの一方の
端部との間に接続され抵抗とコンデンサからなる並列回
路と、この並列回路の接続端と接地端との間に接続され
た第１の可変抵抗器と、前記信号ケーブルの他端と接地
端との間に接続された第２の可変抵抗器とを含み構成さ
れる。

（実施例） 次に図面によシ本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を使用時の回路図である。こ
の線路等化器６′の回路は、信号ケーブル５の入力側の
コンデンサＣＩ、抵抗Ｒ５及び回路のインピーダンスを
決定する可変抵抗密器■０の回路と、信号ケーブル５の
出力側の可変抵抗密器■１とからなシ、増幅器３，４、
信号ケーブル５と接続される。

この回路は、第１図の線路等化器をよシ簡易形であシ、
さらに信号ケーブルの特性インピーダンスに合わせて、
線路等化器の回路インピーダンスを変える事によシ、信
号ケー・プルの特性インピーダンスによらずに振幅特性
の等化が可能となる。

第３図は本実施例の等価回路図で、抵抗Ｒ５とコンデン
サＣＩ　とを並列に接続し、その接点から抵抗Ｒ６を接
地している。この回路の伝達関数Ｈ１８）は、次式にて
表わされる。

ここで、Ｓ、＝ｊω、ωは角周波数を表わす。こｌ　　
　　　　　　Ｒ５十几６ の式からωｌニー　−−”　ｌ　　ω２＝π■「６　と
すれば、ｓＣ１ この回路の振幅特性は角周波数ωｌ、ω２の点において
、第４図に示される特性をとる事となる。したがって、
角周波数ω２の点の振幅特性は、この回路のインピーダ
ンスを決定する抵抗器６の関数となるのでこの抵抗Ｂ６
を変える事によシ線路等化器の振幅特性を変える事が可
能となる。又、信号ケーブルの特性インピーダンスが高
インピーダンスである場合には、高域の振幅特性が減衰
するため、この特性を几７にて同時に容易に補正する事
も可能である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、信号ケーブルの
特性インピーダンスに応じて可変抵抗密器ｖｏ、　Ｒｖ
ｌを変える事によシ、入出力間のインピーダンスの整合
ができ、同時に信号ケーブルの高域減衰特性に応じた振
幅特性の補正することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を使用時の回路図、第２図は
従来の線路等化器を示す回路図、第３図は第１図の線路
等化器を説明する回路図、第４図は第３図の回路の振幅
特性を示す特性図である。 図において Ｃｏ、ＣＩ・・・・・・コンデンサ、几ｏ、ＡＩ、Ｒ２
，几３゜几４．　Ｒｓ、　Ｒ６・・・・・・抵抗、ＲＩ
ＶＯ，ＲＩＶＩ・・・・・・可変抵抗器、　Ｌｌ　・・
・・・・コイル、ｌ・・・・・・入力端子、２・・・・
・・出力端子、３，４・・・・・・増幅器、５・・・・
・・信号ケーブル、６．６’・・・・・・線路等化器、
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力端と信号ケーブルの一方の端部との間に接続され抵
   抗とコンデンサとの並列回路と、この並列回路の接続端
   と接地端との間に接続された第１の可変抵抗器と、前記
   信号ケーブルの他方の端部と接地端との間に接続された
   第２の可変抵抗器とを含む線路等化器。