JPH0467182A - ローラー現像装置 - Google Patents
ローラー現像装置Info
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- JPH0467182A JPH0467182A JP18078090A JP18078090A JPH0467182A JP H0467182 A JPH0467182 A JP H0467182A JP 18078090 A JP18078090 A JP 18078090A JP 18078090 A JP18078090 A JP 18078090A JP H0467182 A JPH0467182 A JP H0467182A
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Links
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Landscapes
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、静電潜像を形成した記録シートに現像液を作
用させて可視トナー像を得るために、部分か現像液面に
接触し、回転自在に支持された導電性現像ローラーを有
し、このローラー表面に微小ギャップをもって記録シー
トを対向させつつ搬送し、上記ローラーを回転させて現
像作用部ギャップへ現像液を送り込むようにしたローラ
ー現像装置に関する。
用させて可視トナー像を得るために、部分か現像液面に
接触し、回転自在に支持された導電性現像ローラーを有
し、このローラー表面に微小ギャップをもって記録シー
トを対向させつつ搬送し、上記ローラーを回転させて現
像作用部ギャップへ現像液を送り込むようにしたローラ
ー現像装置に関する。
[従来の技術]
従来のこの種のローラー現像装置は、例えば特開昭60
−28678号公報(USP4454833号)等に於
いて公知である。
−28678号公報(USP4454833号)等に於
いて公知である。
上記公知例では、凹凸のない平滑な表面の現像ローラー
が適用されているが、現像ローラー表面へ効率よく現像
液を付着させて搬送するために、現像ローラーの表面に
、スパイラル状の溝やローラー軸と平行な方向の溝を加
工することも知られている。
が適用されているが、現像ローラー表面へ効率よく現像
液を付着させて搬送するために、現像ローラーの表面に
、スパイラル状の溝やローラー軸と平行な方向の溝を加
工することも知られている。
第9図(a)(b)(C)は特公昭51−43783号
公報から引用した図で、スパイラル状の溝を有する現像
ローラーを適用した現像装置を示している。同図に示す
ように静電潜像を形成した記録シート1は搬送ローラー
2a、2b、8a。
公報から引用した図で、スパイラル状の溝を有する現像
ローラーを適用した現像装置を示している。同図に示す
ように静電潜像を形成した記録シート1は搬送ローラー
2a、2b、8a。
8bによって矢印方向に搬送される。この間において、
記録シート1は回転自在に支持された現像ローラー5に
接近して通過する。現像ローラー5は表面に多条のスパ
イラル溝5bを有していて、現像液供給トレイ4から現
像液6を供給される。
記録シート1は回転自在に支持された現像ローラー5に
接近して通過する。現像ローラー5は表面に多条のスパ
イラル溝5bを有していて、現像液供給トレイ4から現
像液6を供給される。
現像ローラー5の表面に付着した現像液は、記録シート
1と現像ローラー5とが最接近する位置において記録面
に作用し現像を行なう。なお本例では、現像液を効率的
に搬送し、ムラの無い現像を行なうための好ましい溝の
構成として、例えばピッチ1.2mm、ネジ谷角60°
、条数110本、リード長さ132mm、 リード角
60°の例が示されている。また好ましい効果を得る為
のリード角の範囲は、45°〜60’であることが開示
されている。
1と現像ローラー5とが最接近する位置において記録面
に作用し現像を行なう。なお本例では、現像液を効率的
に搬送し、ムラの無い現像を行なうための好ましい溝の
構成として、例えばピッチ1.2mm、ネジ谷角60°
、条数110本、リード長さ132mm、 リード角
60°の例が示されている。また好ましい効果を得る為
のリード角の範囲は、45°〜60’であることが開示
されている。
ところで上記現像装置に於いては、記録シート1は案内
板7a、7bによって位置決めされ、第9図(c)に示
す如く現像ローラー5とは微小ギャップをもって対向す
るように構成されている。
板7a、7bによって位置決めされ、第9図(c)に示
す如く現像ローラー5とは微小ギャップをもって対向す
るように構成されている。
この様な構成の場合、現像ローラー5の表面と記録シー
ト1の表面との間のギャップは、機械的な精度にたよっ
て維持されている。このため上記ギャップを安定に維持
することが困難であり、かつ現像液6か記録シート面を
伝わって外へ流れ出す危険がある。しかも現像終了後に
記録シート面には現像液が多量に付着したまま残ってい
るため、これを除去するために別の手段を付加する必要
がある。
ト1の表面との間のギャップは、機械的な精度にたよっ
て維持されている。このため上記ギャップを安定に維持
することが困難であり、かつ現像液6か記録シート面を
伝わって外へ流れ出す危険がある。しかも現像終了後に
記録シート面には現像液が多量に付着したまま残ってい
るため、これを除去するために別の手段を付加する必要
がある。
本発明者は本出願人の出願に係わる特願平01−264
248号において、第10図の如き現像装置を提案した
。同図において16は現像ローラーであり、容器11の
中に軸18a、18bを軸受19a、19bで軸支され
た状態で収容されている。容器11は現像液供給口14
、排出口15、スリット窓12等を除いて気密状態に作
られた箱体である。現像液供給口14は配管25を介し
て現像液貯蔵器22へ接続され、排出口15は配管23
を介して吸引ポンプ21へ接続され、吸引ポンプ21は
配管24を介して現像液貯蔵器22へ接続されている。
248号において、第10図の如き現像装置を提案した
。同図において16は現像ローラーであり、容器11の
中に軸18a、18bを軸受19a、19bで軸支され
た状態で収容されている。容器11は現像液供給口14
、排出口15、スリット窓12等を除いて気密状態に作
られた箱体である。現像液供給口14は配管25を介し
て現像液貯蔵器22へ接続され、排出口15は配管23
を介して吸引ポンプ21へ接続され、吸引ポンプ21は
配管24を介して現像液貯蔵器22へ接続されている。
記録シートPはスリット窓12の長さよりやや広い巾を
有している。この記録シートPでスリット窓を覆った状
態で吸引ポンプ21を作動させると、スリット窓12へ
流れ込む気流の作用で記録シートPはスリット窓12を
密封し、箱体11の内室13が負圧になる。この負圧で
現像液が吸い上げられて循環する。また記録シートPは
負圧に引かれてスリット内に引き込まれ、現像ローラー
16の表面に接触して支持され、必要な現像作用を得る
ためにローラー16の表面に微小凹凸を形成しておく。
有している。この記録シートPでスリット窓を覆った状
態で吸引ポンプ21を作動させると、スリット窓12へ
流れ込む気流の作用で記録シートPはスリット窓12を
密封し、箱体11の内室13が負圧になる。この負圧で
現像液が吸い上げられて循環する。また記録シートPは
負圧に引かれてスリット内に引き込まれ、現像ローラー
16の表面に接触して支持され、必要な現像作用を得る
ためにローラー16の表面に微小凹凸を形成しておく。
現像ローラー16を回転させると、現像ローラー16と
記録シートPとが接する位置で現像が行なわれる。現像
作用を受けた記録シートPがスリット窓12から脱出す
るときには、現像液は負圧作用で記録シート表面から除
去されて乾燥状態となっている。しかも現像液か箱体1
1から外へこぼれることも完全に防止される。
記録シートPとが接する位置で現像が行なわれる。現像
作用を受けた記録シートPがスリット窓12から脱出す
るときには、現像液は負圧作用で記録シート表面から除
去されて乾燥状態となっている。しかも現像液か箱体1
1から外へこぼれることも完全に防止される。
ところで現像ローラーの表面に現像液を保持させ易くし
て、必要な現像ギャップを作るための加工としてはスパ
イラル溝加工を施すことか容易で実用性が高い。またス
パイラル溝であれば溝の中の現像液の入れ替えが容易で
現像性能を維持し易く、現像終了後現像液か溝から流れ
出てしまうために溝の中に現像液中のトナーが残留固化
するおそれも少なく、さらには現像液の入れ替えを促進
するためにブレードを作用させたときに作用効果が発生
しやすい。しかるに前述した第9図(a)Cb)(c)
に示したスパイラル溝ローラーのように数十〜数百条も
の多条溝ローラーであって、スパイラル角が45°〜6
0@に及ぶものでは、上記種々の好都合な性質が減少ま
たは失われてしまう。
て、必要な現像ギャップを作るための加工としてはスパ
イラル溝加工を施すことか容易で実用性が高い。またス
パイラル溝であれば溝の中の現像液の入れ替えが容易で
現像性能を維持し易く、現像終了後現像液か溝から流れ
出てしまうために溝の中に現像液中のトナーが残留固化
するおそれも少なく、さらには現像液の入れ替えを促進
するためにブレードを作用させたときに作用効果が発生
しやすい。しかるに前述した第9図(a)Cb)(c)
に示したスパイラル溝ローラーのように数十〜数百条も
の多条溝ローラーであって、スパイラル角が45°〜6
0@に及ぶものでは、上記種々の好都合な性質が減少ま
たは失われてしまう。
第11図(a)〜(d)はスパイラル溝現像ローラーを
使用した場合のさらに別の問題点を示す図である。第1
1図において、26はローラー基体、27はスパイラル
角、28はベタ画像現像部、29は高濃度部、30は低
濃度部を各示している。
使用した場合のさらに別の問題点を示す図である。第1
1図において、26はローラー基体、27はスパイラル
角、28はベタ画像現像部、29は高濃度部、30は低
濃度部を各示している。
現像ローラー基体26の表面に、例えばピッチ1ミリメ
ートル、深さ1ミリメートルの1条ネジ状のスパイラル
溝加工を施した現像ローラーで現像を行なうものとする
。この場合の溝形状は特公昭51−43783号公報で
良好な結果を得たピッチ1.2ミリメートル、ネジ谷角
60°の溝に近い形状であり、リード角のみか著しく異
なっている構成となっている。第11図(b)は現像さ
れたベタ画像部28を示す図で、全体的に低い濃度で現
像された領域の中に溝ピッチと同じピッチで配列された
著しく濃度の高い線が現像されていて、著しく不均一な
ムラ画像となっている。第11図(C)はその部分拡大
図で、濃度の濃い線29は巾0.3〜0.4ミリメート
ルの寸法を有しており、30はその間を埋める低濃度部
分である。
ートル、深さ1ミリメートルの1条ネジ状のスパイラル
溝加工を施した現像ローラーで現像を行なうものとする
。この場合の溝形状は特公昭51−43783号公報で
良好な結果を得たピッチ1.2ミリメートル、ネジ谷角
60°の溝に近い形状であり、リード角のみか著しく異
なっている構成となっている。第11図(b)は現像さ
れたベタ画像部28を示す図で、全体的に低い濃度で現
像された領域の中に溝ピッチと同じピッチで配列された
著しく濃度の高い線が現像されていて、著しく不均一な
ムラ画像となっている。第11図(C)はその部分拡大
図で、濃度の濃い線29は巾0.3〜0.4ミリメート
ルの寸法を有しており、30はその間を埋める低濃度部
分である。
静電潜像の表面電位を100vとしたときにはベタ画像
部の平均画像濃度はD−1,0が得られ、高濃度部29
の線巾は約0.4ミリメートルであった。静電潜像の電
位が20Vの領域では低濃度部30にはトナーがほとん
ど付着しておらず、高濃度部29の線中は約0,3ミリ
であった。
部の平均画像濃度はD−1,0が得られ、高濃度部29
の線巾は約0.4ミリメートルであった。静電潜像の電
位が20Vの領域では低濃度部30にはトナーがほとん
ど付着しておらず、高濃度部29の線中は約0,3ミリ
であった。
記録シートの送り速度を一定にして現像ローラーの回転
速度を速めるにしたかって、または溝を多条ネジ構造と
しリード角を大きくするのにしたがって、記録シートの
送り方向(矢印)に対する高濃度線29の傾斜角αか大
きくなり、また線中も増加する傾向を示している。また
第3図(d)に示すように、現像画濃度が高くなって、
筋が目立ちにくくなる方向に変化する。
速度を速めるにしたかって、または溝を多条ネジ構造と
しリード角を大きくするのにしたがって、記録シートの
送り方向(矢印)に対する高濃度線29の傾斜角αか大
きくなり、また線中も増加する傾向を示している。また
第3図(d)に示すように、現像画濃度が高くなって、
筋が目立ちにくくなる方向に変化する。
しかしながら、筋が目立たない状態となるような十分な
効果を得るには、前述特公昭51−43783号公報の
様なスパイラル溝の著しい傾斜角が必要となる。その結
果、溝加工が複雑化して困難になり、現像中に現像溝の
中の現像液の交換が行われにくくなる。その結果、現像
ムラが発生し品やすくなり、現像終了後に現像溝の中に
現像液が残留してトナーが固着する等の不都合が生ずる
[発明が解決しようとする課題〕 本発明はこのような種々の事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは筋状現像ムラの発生を
低減でき、高い現像性能を有するローラー現像装置を提
供することにある。
効果を得るには、前述特公昭51−43783号公報の
様なスパイラル溝の著しい傾斜角が必要となる。その結
果、溝加工が複雑化して困難になり、現像中に現像溝の
中の現像液の交換が行われにくくなる。その結果、現像
ムラが発生し品やすくなり、現像終了後に現像溝の中に
現像液が残留してトナーが固着する等の不都合が生ずる
[発明が解決しようとする課題〕 本発明はこのような種々の事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは筋状現像ムラの発生を
低減でき、高い現像性能を有するローラー現像装置を提
供することにある。
本発明の別の目的は溝加工容易な現像ローラーを用いて
、現像ローラーの回転速度をあまり高めることなしに、
筋状の現像ムラの発生を防止でき、高い現像性能を有す
るローラー現像装置を提供することにある。
、現像ローラーの回転速度をあまり高めることなしに、
筋状の現像ムラの発生を防止でき、高い現像性能を有す
るローラー現像装置を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、スパイラル溝のリード角が
増大することによって生ずる溝加工の困難性がなく、溝
の中の現像液の入れ替わりが不十分となる障害を除去で
き、停止時に溝の中に残留したトナーが固化付着する障
害を除去できると共に、筋状の現像ムラの発生を防止で
き、現像効率の高いローラー現像装置を提供することに
ある。
増大することによって生ずる溝加工の困難性がなく、溝
の中の現像液の入れ替わりが不十分となる障害を除去で
き、停止時に溝の中に残留したトナーが固化付着する障
害を除去できると共に、筋状の現像ムラの発生を防止で
き、現像効率の高いローラー現像装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明では基
本的な手段として次のような手段を講じた。
本的な手段として次のような手段を講じた。
静電潜像を形成した記録シートに現像液を作用させて可
視トナー像を得るために、一部分が現像液面に接触し、
回転自在に支持された導電性現像ローラーを有し、この
ローラー表面に微小ギャップをもって記録シートを対向
させつつ搬送し、上記ローラーを回転させて現像作用部
ギャップへ現像液を送り込むようにしたローラー現像装
置において、 現像ローラー表面にスパイラル状の溝を設け、実質的に
溝の頂部で記録シート面を支持するように記録シートを
走行させ、前記溝の内壁面と前記記録シートの表面との
間の距離が0.2ミリメートル以下となる範囲の記録シ
ート部分における現像ローラー軸に沿う方向の寸法g1
が、上記現像ローラーの軸方向に測定した溝ピッチpの
1/2以上となるように前記溝の断面形状が作られてい
るようにした。
視トナー像を得るために、一部分が現像液面に接触し、
回転自在に支持された導電性現像ローラーを有し、この
ローラー表面に微小ギャップをもって記録シートを対向
させつつ搬送し、上記ローラーを回転させて現像作用部
ギャップへ現像液を送り込むようにしたローラー現像装
置において、 現像ローラー表面にスパイラル状の溝を設け、実質的に
溝の頂部で記録シート面を支持するように記録シートを
走行させ、前記溝の内壁面と前記記録シートの表面との
間の距離が0.2ミリメートル以下となる範囲の記録シ
ート部分における現像ローラー軸に沿う方向の寸法g1
が、上記現像ローラーの軸方向に測定した溝ピッチpの
1/2以上となるように前記溝の断面形状が作られてい
るようにした。
[作用コ
上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。記録
シートと、現像電極として作用する現像ローラー表面と
の距離が0.2ミリメートル以下の領域においては強い
電位勾配か形成されて、その領域に存在する現像液中の
トナー粒子は高速度で電気泳動する。この結果、高速で
画像濃度の高い現像が行なわれる。またこれに隣接した
次第に現像速度が遅くなる領域では、幾分濃度の低下が
生ずるが、その領域中が狭くなるようにしであるためほ
とんどムラとして目立たない現像画像となるように作用
する。更にスパイラル溝の作用による高濃度域の傾斜角
発生に伴って、高濃度域が太くなる効果が加えられる。
シートと、現像電極として作用する現像ローラー表面と
の距離が0.2ミリメートル以下の領域においては強い
電位勾配か形成されて、その領域に存在する現像液中の
トナー粒子は高速度で電気泳動する。この結果、高速で
画像濃度の高い現像が行なわれる。またこれに隣接した
次第に現像速度が遅くなる領域では、幾分濃度の低下が
生ずるが、その領域中が狭くなるようにしであるためほ
とんどムラとして目立たない現像画像となるように作用
する。更にスパイラル溝の作用による高濃度域の傾斜角
発生に伴って、高濃度域が太くなる効果が加えられる。
これによって実用上支障となるような現像ムラの発生を
防止することができる。
防止することができる。
なお請求項(2)に記載するように構成すれば、リード
角か過大になることによる前述の種々の障害が生じない
範囲で、記録シート表面の現像液を強制的に入れ替え、
更に高濃度域の傾斜角をまして画像濃度の均一化と高濃
度化を促進することが可能となる。
角か過大になることによる前述の種々の障害が生じない
範囲で、記録シート表面の現像液を強制的に入れ替え、
更に高濃度域の傾斜角をまして画像濃度の均一化と高濃
度化を促進することが可能となる。
さらに請求項(3)に記載するように構成すれば、スパ
イラル溝中の現像液の入れ替えが促進されて、低濃度領
域の現像画濃度を高め、現像画の広いエリアでの現像ム
ラ発生も防止できることになる。
イラル溝中の現像液の入れ替えが促進されて、低濃度領
域の現像画濃度を高め、現像画の広いエリアでの現像ム
ラ発生も防止できることになる。
[実施例]
第1図は本願の一実施例を示す図である。
同図において31 (31a、31b、3ユC)は気密
の箱体、32はスリット窓、33は現像液供給口、34
は排出口、35は液面規制端、36は現像ローラー 3
7は駆動側ローラー軸、38は支持側ローラー軸、39
は軸受はブツシュ、40はベアリング、41はシールリ
ング、42はベアリング押さえ、43は現像液容器、4
4は吸引ポンプ、45a、45b、45cは配管を各々
示している。
の箱体、32はスリット窓、33は現像液供給口、34
は排出口、35は液面規制端、36は現像ローラー 3
7は駆動側ローラー軸、38は支持側ローラー軸、39
は軸受はブツシュ、40はベアリング、41はシールリ
ング、42はベアリング押さえ、43は現像液容器、4
4は吸引ポンプ、45a、45b、45cは配管を各々
示している。
気密箱体31は第1図(b)に断面を示す中空の部材3
1aの両端に端部封止部材31b、31Cを接合して作
られている。箱体31の一端には現像液供給口33が設
けられ、他端には現像液排出口34が設けられており、
上面はスリット窓32が設けられているが、その他の部
分は気密構造となっている。現像ローラー36は後に詳
細に説明するが、その表面にはスパイラル状の溝加工が
施されている。そして上記溝の内壁面と記録シート表面
との間の距離が0.2ミリメートル以下となる範囲の記
録シート部分におけるローラー軸に沿う方向の長さが、
現像ローラー軸方向の溝ピッチの1/2以上となるよう
に溝の断面形状が作られている。スパイラル溝のリード
角は30°以下となるように作られている。現像ローラ
ー36の一方の軸38は軸受はブツシュ39に軸支され
、他方の駆動軸37はベアリング40に軸支され、シー
ルリング41で気密を保持するようになっている。
1aの両端に端部封止部材31b、31Cを接合して作
られている。箱体31の一端には現像液供給口33が設
けられ、他端には現像液排出口34が設けられており、
上面はスリット窓32が設けられているが、その他の部
分は気密構造となっている。現像ローラー36は後に詳
細に説明するが、その表面にはスパイラル状の溝加工が
施されている。そして上記溝の内壁面と記録シート表面
との間の距離が0.2ミリメートル以下となる範囲の記
録シート部分におけるローラー軸に沿う方向の長さが、
現像ローラー軸方向の溝ピッチの1/2以上となるよう
に溝の断面形状が作られている。スパイラル溝のリード
角は30°以下となるように作られている。現像ローラ
ー36の一方の軸38は軸受はブツシュ39に軸支され
、他方の駆動軸37はベアリング40に軸支され、シー
ルリング41で気密を保持するようになっている。
現像液容器43と現像液供給口33とは配管45aによ
り接続され、排出口34と吸引ポンプ44とは配管45
bにより接続され、吸引ポンプ44と現像液容器43と
は配管45cによって接続されている。
り接続され、排出口34と吸引ポンプ44とは配管45
bにより接続され、吸引ポンプ44と現像液容器43と
は配管45cによって接続されている。
スリット窓32の上面を、このスリット窓32の長さよ
り少し巾の広い記録シートでその静電潜像形成面を下に
して覆い、この状態で吸引ポンプ44を作動させると、
スリット窓32に流れ込む気流の作用で記録シートはス
リット窓32の周縁面に密着して窓32を密封する。
り少し巾の広い記録シートでその静電潜像形成面を下に
して覆い、この状態で吸引ポンプ44を作動させると、
スリット窓32に流れ込む気流の作用で記録シートはス
リット窓32の周縁面に密着して窓32を密封する。
更に気密箱体31の内部の空気が排除されて負圧が高ま
ると、現像液容器43から配管45a、現像液供給口3
3を通って気密箱体内へ現像液が流れ込む。
ると、現像液容器43から配管45a、現像液供給口3
3を通って気密箱体内へ現像液が流れ込む。
現像液面が上昇して液面規制端35の高さを越えると、
排出口35からは現像液と空気の両方が排出される。そ
してスリット窓32の周縁面と記録シートとの微小な隙
間を通ってリークして(る空気量と、排出される空気の
量とがバランスした時点で、液面の上昇は停止し、現像
液は安定した循環状態となる。
排出口35からは現像液と空気の両方が排出される。そ
してスリット窓32の周縁面と記録シートとの微小な隙
間を通ってリークして(る空気量と、排出される空気の
量とがバランスした時点で、液面の上昇は停止し、現像
液は安定した循環状態となる。
スリット窓32に作用する負圧の作用で記録シートは窓
32の内側へ引き込まれる力を受けて撓み、現像ローラ
ーのスパイラル溝の頂部に支持された状態で搬送される
。従って現像に必要なギャップや現像液の移動は現像ロ
ーラーに設けた溝の作用によって発生する。このために
溝の断面加工精度さえ維持されていれば、他の要素の精
度をそれほど高めなくとも、安定した高い現像能力を得
ることかできる。
32の内側へ引き込まれる力を受けて撓み、現像ローラ
ーのスパイラル溝の頂部に支持された状態で搬送される
。従って現像に必要なギャップや現像液の移動は現像ロ
ーラーに設けた溝の作用によって発生する。このために
溝の断面加工精度さえ維持されていれば、他の要素の精
度をそれほど高めなくとも、安定した高い現像能力を得
ることかできる。
次に現像ローラー36に適用されるスパイラル溝の詳細
な説明を第2図によって行う。第2図において36は現
像ローラー 46はローラー基体、47はスパイラル溝
、pは溝ピッチ、Ω1は高い電位の潜像を現像したとき
の高画濃度領域、12は低い電位の潜像を現像したとき
の高濃度領域、XはΩ1近傍の画像濃度分布カーブ、y
は12近傍の画像濃度分布カーブ、Dは画像濃度を各示
している。
な説明を第2図によって行う。第2図において36は現
像ローラー 46はローラー基体、47はスパイラル溝
、pは溝ピッチ、Ω1は高い電位の潜像を現像したとき
の高画濃度領域、12は低い電位の潜像を現像したとき
の高濃度領域、XはΩ1近傍の画像濃度分布カーブ、y
は12近傍の画像濃度分布カーブ、Dは画像濃度を各示
している。
Aはスパイラル溝の頂部に記録シートを実質的に支持さ
せた状態を示す。横方向は現像ローラー36の軸方向で
ある。記録シート面上に形成されている静電潜像電荷は
−様な広がりをもっているものとする。潜像電荷の存在
によって、導電性であるスパイラル溝の内壁と記録シー
ト表面の間に矢印で示すような電気力線か形成され、こ
の電気力線に沿って現像液中の帯電トナー粒子は電気泳
誘導する。電気泳動力は電気力線に沿った電位勾配の強
さに比例して発生し、現像液溶媒の粘性抵抗にさからっ
て電気泳動か行なわれる。従ってスパイラル溝の頂部近
傍の強い電位勾配を有する領域では、高速でトナー粒子
か移動して現像に寄与するか、スパイラル溝の側壁と記
録シートの距離か離れるにしたかって現像か行なわれに
くくなる。
せた状態を示す。横方向は現像ローラー36の軸方向で
ある。記録シート面上に形成されている静電潜像電荷は
−様な広がりをもっているものとする。潜像電荷の存在
によって、導電性であるスパイラル溝の内壁と記録シー
ト表面の間に矢印で示すような電気力線か形成され、こ
の電気力線に沿って現像液中の帯電トナー粒子は電気泳
誘導する。電気泳動力は電気力線に沿った電位勾配の強
さに比例して発生し、現像液溶媒の粘性抵抗にさからっ
て電気泳動か行なわれる。従ってスパイラル溝の頂部近
傍の強い電位勾配を有する領域では、高速でトナー粒子
か移動して現像に寄与するか、スパイラル溝の側壁と記
録シートの距離か離れるにしたかって現像か行なわれに
くくなる。
後述する実験結果によれば、秒′速数十ミリメトルの速
さで記録シートを移動させながら現像を行なう場合、記
録シートと電極として作用するローラー36の表面′間
のギャップが0.2ミリメートル以下になると現像に必
要な速い電気泳動速度か得られることが分かった。また
0、2ミリメトルよりギャップが広がるにしたがって必
要な電気泳動速度が得られなくなってきて、現像画濃度
が低下する現象を生ずることも分かった。
さで記録シートを移動させながら現像を行なう場合、記
録シートと電極として作用するローラー36の表面′間
のギャップが0.2ミリメートル以下になると現像に必
要な速い電気泳動速度か得られることが分かった。また
0、2ミリメトルよりギャップが広がるにしたがって必
要な電気泳動速度が得られなくなってきて、現像画濃度
が低下する現象を生ずることも分かった。
なお第11図で説明した溝付きローラーの実験からは、
低電位の潜像を現像する場合には現像が高速に行なわれ
るためのギャップは0.13ミリメートル程度の更に狭
い値になることが解った。
低電位の潜像を現像する場合には現像が高速に行なわれ
るためのギャップは0.13ミリメートル程度の更に狭
い値になることが解った。
第2図のAにおいて左側のスパイラル溝の頂部近傍の矢
印を書いた領域は、電位100V稈度の潜像に対して高
速め電気泳動が行なわれる領域である。電気勾配は厳密
には電気力線の円弧長によって変化するが、電気力線の
円弧角が60”以下の場合には溝の内壁面と記録シート
の直線距離で円弧長を代用してもそれほど大きなくるい
はない。
印を書いた領域は、電位100V稈度の潜像に対して高
速め電気泳動が行なわれる領域である。電気勾配は厳密
には電気力線の円弧長によって変化するが、電気力線の
円弧角が60”以下の場合には溝の内壁面と記録シート
の直線距離で円弧長を代用してもそれほど大きなくるい
はない。
plは溝の内壁と記録シートの距離が○、2ミリメート
ル以下の条件を満たす記録シート領域のローラー軸に沿
う方向の長さを示していて、この部分は高濃度の画像が
得られる。
ル以下の条件を満たす記録シート領域のローラー軸に沿
う方向の長さを示していて、この部分は高濃度の画像が
得られる。
第2図のBにおけるXは高濃度領域g1を含め、近傍の
画濃度の分布状態を示している。ベタ画像の場合距離p
たけ離れた部分に隣接する溝の頂部があって高濃度領域
を形成するために高濃度部の間に幾分濃度の低い領域が
少しあってもムラはほとんと目立つことかない。
画濃度の分布状態を示している。ベタ画像の場合距離p
たけ離れた部分に隣接する溝の頂部があって高濃度領域
を形成するために高濃度部の間に幾分濃度の低い領域が
少しあってもムラはほとんと目立つことかない。
また第11図(cりで説明したように高濃度領域か描く
軌跡の傾斜角が増すと高濃度領域が若干太くなる作用も
発生し、ムラが目立たなくなる。
軌跡の傾斜角が増すと高濃度領域が若干太くなる作用も
発生し、ムラが目立たなくなる。
この様な事情を考慮すると、スパイラル溝の内壁と記録
シート面間のギャップが0.2ミリメートル以内となる
ローラー軸方向の記録シート領域中91を、ローラ軸方
向め溝ピッチpの1/2以上としておけばムラの目立た
ない現像画を得ることができる。第9図(a)で溝ピッ
≠を0.6ミリメードル、溝の頂部の角度αを6o°と
した場合p1は約4.5ミリメートルとなり上記好まし
い条件を満たしている。
シート面間のギャップが0.2ミリメートル以内となる
ローラー軸方向の記録シート領域中91を、ローラ軸方
向め溝ピッチpの1/2以上としておけばムラの目立た
ない現像画を得ることができる。第9図(a)で溝ピッ
≠を0.6ミリメードル、溝の頂部の角度αを6o°と
した場合p1は約4.5ミリメートルとなり上記好まし
い条件を満たしている。
同じ頂部の角度を有する溝で、溝ピッチを0゜8ミリメ
ートルにした時の隣接の高濃度領域を第2図のBにX
で示すが、これ以上ピッチを大きくすると高濃度部の間
に著しく濃度の低い領域が生じてしまうことが解る。
ートルにした時の隣接の高濃度領域を第2図のBにX
で示すが、これ以上ピッチを大きくすると高濃度部の間
に著しく濃度の低い領域が生じてしまうことが解る。
次に静電潜像の電位が10〜20V程度の低い値である
ときの高濃度領域は、第2図のAにおける12で示され
る60°の頂部角を有する溝の場合、0.3ミリメート
ル程度の領域となる。第2図のCは隣接する領域の濃度
分布を示す図である。
ときの高濃度領域は、第2図のAにおける12で示され
る60°の頂部角を有する溝の場合、0.3ミリメート
ル程度の領域となる。第2図のCは隣接する領域の濃度
分布を示す図である。
高濃度部が筋として目立たないためにはglの巾が溝ピ
ッチの172以上となることが好ましく60°の頂部角
の溝の場合は溝ピッチ0.6ミリメードル以下とするこ
とが好ましい。
ッチの172以上となることが好ましく60°の頂部角
の溝の場合は溝ピッチ0.6ミリメードル以下とするこ
とが好ましい。
第3図は、ピッチの細かい溝を作ること無く、上記条件
を達成するための別の溝構成例を示す図である。同図に
おいて36は現像ローラー 46はローラー基体、48
はスパイラル溝、p′は溝ピッチ、ffl’ は高電位
潜像での高画濃度領域、12′は低電位潜像での高画濃
度領域を各々示している。第3図例では溝の頂角α′を
大きくし、溝ピッチpが大きくとも高画濃度領域g1′
12′の巾が広く取れるようにしている。また矢印
は高速の電気泳動が生ずる領域での電気力線を示してい
る。
を達成するための別の溝構成例を示す図である。同図に
おいて36は現像ローラー 46はローラー基体、48
はスパイラル溝、p′は溝ピッチ、ffl’ は高電位
潜像での高画濃度領域、12′は低電位潜像での高画濃
度領域を各々示している。第3図例では溝の頂角α′を
大きくし、溝ピッチpが大きくとも高画濃度領域g1′
12′の巾が広く取れるようにしている。また矢印
は高速の電気泳動が生ずる領域での電気力線を示してい
る。
溝ピッチを1ミリメートルとし、溝の頂角αを120°
とした場合j71′は約0,8ミリメートル、12’
は0.6ミリメードルとなり前記好ましい条件を満たす
ことかできる。
とした場合j71′は約0,8ミリメートル、12’
は0.6ミリメードルとなり前記好ましい条件を満たす
ことかできる。
なお溝の断面形状は三角でなくとも良い。例えば台形断
面として高濃度領域を全域に広げることも可能である。
面として高濃度領域を全域に広げることも可能である。
第4図は上記異形断面溝を適用した変形例を示す図であ
る。同図において36は現像ローラー46はローラー基
体、49はスパイラル溝を各示している。溝49は、記
録シートを支持し現像液を保持搬送する空間を形成する
ための立ち上かり部分と、現像電極として作用させるフ
ラットな底面からなっている。立ち上がりの高さを0.
15〜0.2ミリメートルに設定しておくと、記録シー
トの全域で高濃度領域の条件が満たされる為に濃度ムラ
は消失すると共に高い効率で現像を行なうことができる
。
る。同図において36は現像ローラー46はローラー基
体、49はスパイラル溝を各示している。溝49は、記
録シートを支持し現像液を保持搬送する空間を形成する
ための立ち上かり部分と、現像電極として作用させるフ
ラットな底面からなっている。立ち上がりの高さを0.
15〜0.2ミリメートルに設定しておくと、記録シー
トの全域で高濃度領域の条件が満たされる為に濃度ムラ
は消失すると共に高い効率で現像を行なうことができる
。
以上説明した実施例においては、現像電極として作用す
るローラー表面と記録シートとの間のギャップ寸法に対
応して現像性能が大きく変化することを説明したが、こ
れを確認した実験例を第5図(a)(b)を用いて説明
する。
るローラー表面と記録シートとの間のギャップ寸法に対
応して現像性能が大きく変化することを説明したが、こ
れを確認した実験例を第5図(a)(b)を用いて説明
する。
第5図(a)は実験装置の構成を示す図で、50は現像
ヘッドであり、51は現像液トレイ、52は平滑な表面
を有する現像ローラー 53は現像液、54はバックア
ップローラー 55は静電記録紙である。
ヘッドであり、51は現像液トレイ、52は平滑な表面
を有する現像ローラー 53は現像液、54はバックア
ップローラー 55は静電記録紙である。
現像ローラー52は可変速モーターにより、400〜1
400rpmの間の各速度で回転させた。
400rpmの間の各速度で回転させた。
静電記録紙は現像ヘッド50に到着する前に不図示のコ
ロナ帯電器で−様に帯電させてその表面に100Vの−
様な電荷を与え、秒速38ミリの速さで右方向に搬送し
た。
ロナ帯電器で−様に帯電させてその表面に100Vの−
様な電荷を与え、秒速38ミリの速さで右方向に搬送し
た。
現像ローラー52の表面と記録シートとの間のギャップ
も可変とし、0.1mm〜0.5mmの間の何箇所かに
調整して実験を行った。
も可変とし、0.1mm〜0.5mmの間の何箇所かに
調整して実験を行った。
現像液はセイコー電子工業株式会社より発売されている
カラー静電プロッタEP4000用黒トナー現像液を用
い、溶剤はアイリファ−G(商品名:米エクソン社)を
用いた。
カラー静電プロッタEP4000用黒トナー現像液を用
い、溶剤はアイリファ−G(商品名:米エクソン社)を
用いた。
第5図(b)は実験の結果をまとめた図で、縦軸は現像
画濃度、横軸は現像ローラー回転数を示し、グラフ■〜
■は現像ギャップtを0.5〜0゜1ミリメートルに変
更した条件での結果を示している。
画濃度、横軸は現像ローラー回転数を示し、グラフ■〜
■は現像ギャップtを0.5〜0゜1ミリメートルに変
更した条件での結果を示している。
上記グラフによれば、現像ギャップ0.1〜0゜2mm
において得られた画像濃度の差は少なく、高い濃度か得
られていて、高速で電気泳動が行われたことが理解され
る。これに対してギャップtが0,3.0,5と拡大す
るにしたがって、急速に現像画濃度が低下し、現像に必
要な電気泳動を生じさせるには、電位勾配が不十分であ
ることを示している。この様な実験結果、あるいは第1
1図での実験例を含めた問題点の説明から理解されるよ
うに、高濃度の現像画を得るためには0.2ミリメート
ル以下の現像ギャップを維持することが重要であり、具
体的なスパイラル溝付き現像ローラーにおいては請求項
(1)のごとく構成することによって良好な結果かえら
れる。
において得られた画像濃度の差は少なく、高い濃度か得
られていて、高速で電気泳動が行われたことが理解され
る。これに対してギャップtが0,3.0,5と拡大す
るにしたがって、急速に現像画濃度が低下し、現像に必
要な電気泳動を生じさせるには、電位勾配が不十分であ
ることを示している。この様な実験結果、あるいは第1
1図での実験例を含めた問題点の説明から理解されるよ
うに、高濃度の現像画を得るためには0.2ミリメート
ル以下の現像ギャップを維持することが重要であり、具
体的なスパイラル溝付き現像ローラーにおいては請求項
(1)のごとく構成することによって良好な結果かえら
れる。
なお、本発明においては狭いギャップを維持するために
記録シートをスパイラル溝の頂部で実質的に指示する程
度に接近させて配置走行させることが好ましく、その点
、第1図の構成ではスリット窓に作用する負圧が記録シ
ートをローラ表面に押し付けるように作用して好都合で
ある。負圧作用のない第9図の例のような装置では現像
ローラーの前後で、記録シート走行位置がローラーの最
上面と同じ高さ又は若干これよりも下側を通るようにガ
イドローラ、ガイド板等を設置することによってローラ
ー頂部に記録シート表面を十分に接近させ、支持させる
ように構成することが好ましい。
記録シートをスパイラル溝の頂部で実質的に指示する程
度に接近させて配置走行させることが好ましく、その点
、第1図の構成ではスリット窓に作用する負圧が記録シ
ートをローラ表面に押し付けるように作用して好都合で
ある。負圧作用のない第9図の例のような装置では現像
ローラーの前後で、記録シート走行位置がローラーの最
上面と同じ高さ又は若干これよりも下側を通るようにガ
イドローラ、ガイド板等を設置することによってローラ
ー頂部に記録シート表面を十分に接近させ、支持させる
ように構成することが好ましい。
以上のように特定された溝断面形状を有する現像ローラ
ーを用いて、さらに現像効率を改良して筋状の現像ムラ
の発生をより確実に防止するために、スパイラル溝を多
条化してリード角を増すようにした改良実施例を第6図
(a) (b) (clに示す。
ーを用いて、さらに現像効率を改良して筋状の現像ムラ
の発生をより確実に防止するために、スパイラル溝を多
条化してリード角を増すようにした改良実施例を第6図
(a) (b) (clに示す。
第6図(a)において、36は現像ローラー断面図で、
その表面には前記2〜4図で説明した断面形状のスパイ
ラル溝か形成しである。ただし第6図ローラーにおいて
は、隣接する溝のピッチはpであるが、溝はn条溝(n
≧2)となっているので、単一溝のピッチはnpて、溝
のリード角も単条溝のほぼn倍になっている。
その表面には前記2〜4図で説明した断面形状のスパイ
ラル溝か形成しである。ただし第6図ローラーにおいて
は、隣接する溝のピッチはpであるが、溝はn条溝(n
≧2)となっているので、単一溝のピッチはnpて、溝
のリード角も単条溝のほぼn倍になっている。
溝の条数nについては特別に制約はないが、溝のリード
角が45°を越えるような場合には第9図で説明したよ
うな種々の不都合を生ずる。このために、その様な障害
が生じないようにリード角は30°以下とし、加工上好
ましくは数条から士数条とする。例えば直径25ミリメ
ートルの現像ローラーで、隣接溝ピッチ0.6ミリの1
0条溝とした場合、溝のリード角は約14°となる。
角が45°を越えるような場合には第9図で説明したよ
うな種々の不都合を生ずる。このために、その様な障害
が生じないようにリード角は30°以下とし、加工上好
ましくは数条から士数条とする。例えば直径25ミリメ
ートルの現像ローラーで、隣接溝ピッチ0.6ミリの1
0条溝とした場合、溝のリード角は約14°となる。
多条化で溝のリード角を大きくした場合には、第6図C
b)に示すように溝の頂部が記録シート上に描・く軌跡
の傾斜角が大きくなり、それに伴って高濃度領域中が少
し広がる効果が得られる。
b)に示すように溝の頂部が記録シート上に描・く軌跡
の傾斜角が大きくなり、それに伴って高濃度領域中が少
し広がる効果が得られる。
また溝のリード角を大きくしたときの別の作用は、記録
シート表面から周期的に現像液を強制除去して別の現像
液を供給する作用によって現像効率を高める結果となる
。
シート表面から周期的に現像液を強制除去して別の現像
液を供給する作用によって現像効率を高める結果となる
。
第6図(C)はこれを説明するための図である。
(C)において現像ローラー36は多条のスパイラル溝
47′が形成されているものとする。
47′が形成されているものとする。
単条溝ローラーの場合、現像ローラーが回転すると、ロ
ーラー表面は円周方向に高速で移動するが、記録紙Pの
表面に粘性的に付着している現像液は現像によってトナ
ーを消費しているが、粘性付着力で容易には入れ替わら
ない。現像ローラー溝の内壁面に粘性付着している現像
液は現像ローラー表面と共に高速で移動する。したがっ
て両者の中間領域の液は中間的な速度で移動している。
ーラー表面は円周方向に高速で移動するが、記録紙Pの
表面に粘性的に付着している現像液は現像によってトナ
ーを消費しているが、粘性付着力で容易には入れ替わら
ない。現像ローラー溝の内壁面に粘性付着している現像
液は現像ローラー表面と共に高速で移動する。したがっ
て両者の中間領域の液は中間的な速度で移動している。
しかしながらローラーが1回転するときに溝の頂部か1
ピッチ分だけ現像ローラー軸方向に移動し、それにとも
なって溝の頂部が記録シート面を摺動するから、単条溝
てあってもローラー1回転に1回の割合で記録シート面
の現像液はほぼ完全に更新される。
ピッチ分だけ現像ローラー軸方向に移動し、それにとも
なって溝の頂部が記録シート面を摺動するから、単条溝
てあってもローラー1回転に1回の割合で記録シート面
の現像液はほぼ完全に更新される。
現像を効率的に行なうためには電気泳動力を強めると共
に、新鮮な現像液を供給してトナー濃度の低下した現像
液を記録シート面から除去することが必要である。n条
溝構成とした場合、現像ローラー−回転の間に記録シー
ト表面の現像液を強制的に入れ替える作用はn回になり
現像の促進に大きく寄与する。それと同時に第6図(c
)に矢印で示す方向の現像液流か発生し、溝に保持され
た現像液の攪拌効果も若干ではあるが生じる。このため
現像効率の向上に寄与する。溝のリード角を増大するに
したかって上記効果も増大するが、リード角が45°以
上になると、第9図で説明した種々の弊害が発生する。
に、新鮮な現像液を供給してトナー濃度の低下した現像
液を記録シート面から除去することが必要である。n条
溝構成とした場合、現像ローラー−回転の間に記録シー
ト表面の現像液を強制的に入れ替える作用はn回になり
現像の促進に大きく寄与する。それと同時に第6図(c
)に矢印で示す方向の現像液流か発生し、溝に保持され
た現像液の攪拌効果も若干ではあるが生じる。このため
現像効率の向上に寄与する。溝のリード角を増大するに
したかって上記効果も増大するが、リード角が45°以
上になると、第9図で説明した種々の弊害が発生する。
したがって前述のごとくリード角30゛以下、加工上の
容易さからは15°以下程度のリード角となるよう、溝
を多条化することが好ましく、この程度の溝条数で充分
効果を得ることができる。
容易さからは15°以下程度のリード角となるよう、溝
を多条化することが好ましく、この程度の溝条数で充分
効果を得ることができる。
本装置におけるスパイラルローラー溝の構成は、現像終
了後において溝から現像液が容易に除去され、乾燥固化
するトナー量が少ないこと、溝の加工が容易であること
、現像中において溝内に保持された現像液が効率よく更
新されて現像ムラを引き起こさないこと、等の特徴を保
持しつつ、現像性能を高めて高速現像を可能とするもの
である。
了後において溝から現像液が容易に除去され、乾燥固化
するトナー量が少ないこと、溝の加工が容易であること
、現像中において溝内に保持された現像液が効率よく更
新されて現像ムラを引き起こさないこと、等の特徴を保
持しつつ、現像性能を高めて高速現像を可能とするもの
である。
しかし溝の中に保持されている現像液をさらに効率よく
更新するためには、現像ローラー表面にブレードを作用
させる事によってその作用を促進させることが望ましい
。
更新するためには、現像ローラー表面にブレードを作用
させる事によってその作用を促進させることが望ましい
。
第7図は請求項(3)に基づき上記改良を施した実施例
を示す図である。同図において第10図(a)と同一部
分には、同一符号が付しである。
を示す図である。同図において第10図(a)と同一部
分には、同一符号が付しである。
46は第2〜第4及び6図の各実施例で説明した現像ロ
ーラー 57はストッパー 58はマグネットブレード
を各示しでいる。
ーラー 57はストッパー 58はマグネットブレード
を各示しでいる。
現像ローラー46は導電性であり、かつ磁気吸着可能な
素材で作られていて、その表面に施した溝加工は第2図
〜第4図または第6図の説明の要件を満たすものとする
。ストッパー57は現像液面Sの下に設けられ、現像ロ
ーラー46との隙間はマグネットブレード58の厚さよ
りも小さく、すなわちマグネットブレードが通過しない
寸法となっている。マグネットブレードはラバーマグネ
ットのように柔軟性を有するマグネットで、現像ローラ
ー46の表面に磁気吸着し、現像ローラー46の湾曲等
にも良く馴染んで均一に作用する。
素材で作られていて、その表面に施した溝加工は第2図
〜第4図または第6図の説明の要件を満たすものとする
。ストッパー57は現像液面Sの下に設けられ、現像ロ
ーラー46との隙間はマグネットブレード58の厚さよ
りも小さく、すなわちマグネットブレードが通過しない
寸法となっている。マグネットブレードはラバーマグネ
ットのように柔軟性を有するマグネットで、現像ローラ
ー46の表面に磁気吸着し、現像ローラー46の湾曲等
にも良く馴染んで均一に作用する。
現像ローラー46が矢印方向に回転して現像が行なわれ
るが、現像作用部においてトナーを消耗した現像液をロ
ーラー45の溝内に粘性付着させたローラー46の表面
がブレード58部にさしかかると、ブレード58のかき
落とし作用や、粘性付着作用でローラー溝内の現像液は
強制的に攪拌或いは除去作用を□受け、周辺部から新鮮
な現像液がローラー溝内に補給、交換される。
るが、現像作用部においてトナーを消耗した現像液をロ
ーラー45の溝内に粘性付着させたローラー46の表面
がブレード58部にさしかかると、ブレード58のかき
落とし作用や、粘性付着作用でローラー溝内の現像液は
強制的に攪拌或いは除去作用を□受け、周辺部から新鮮
な現像液がローラー溝内に補給、交換される。
ブレード58の効果を単独で確認するために、第11図
で説明した従来形の現像ローラーを第1図構成の現像装
置に組み込んで、記録シート送り速度毎秒18ミリメー
トルとし、現像ローラーを毎分400.600.800
.1000.1200の各回転数で回転させ、一方はブ
レードを設けず、他方はブレードを作用させて現像を行
なってみた。
で説明した従来形の現像ローラーを第1図構成の現像装
置に組み込んで、記録シート送り速度毎秒18ミリメー
トルとし、現像ローラーを毎分400.600.800
.1000.1200の各回転数で回転させ、一方はブ
レードを設けず、他方はブレードを作用させて現像を行
なってみた。
第8図はその結果を示す図であって、縦軸は画濃度、横
軸は現像ローラー46の回転数を示し、Xはブレードを
作用させない場合、yはブレードを作用させた場合であ
る。
軸は現像ローラー46の回転数を示し、Xはブレードを
作用させない場合、yはブレードを作用させた場合であ
る。
また各折線は画像濃度、垂直線は10点の濃度測定デー
タから得た標準偏差値を各示している。
タから得た標準偏差値を各示している。
折線xSyから、ブレードによって画像濃度が少し高く
なることと、標準偏差値から画像濃度ムラがブレードに
よって改善されることが解る。
なることと、標準偏差値から画像濃度ムラがブレードに
よって改善されることが解る。
さらに目視観察によれば、ブレードを作用させた場合の
画像は第11図で説明した高濃度部ではさまれた低濃度
領域の画濃度の向上に著しい改良がみられ、結果として
筋状のムラが見えにくくなっており、又全体的に均一で
なめらかな画像か得られることが解った。
画像は第11図で説明した高濃度部ではさまれた低濃度
領域の画濃度の向上に著しい改良がみられ、結果として
筋状のムラが見えにくくなっており、又全体的に均一で
なめらかな画像か得られることが解った。
ブレード58は、現像ローラー46の回転方向にみて現
像作用部の下流側で、ローラー表面が現像液供給部から
脱出して現像作用部へ向かうまでの任意の位置に設ける
ことができる。
像作用部の下流側で、ローラー表面が現像液供給部から
脱出して現像作用部へ向かうまでの任意の位置に設ける
ことができる。
又ブレード58は図示例のマグネットブレード以外に、
弾性のゴム、プラスチック等のシートの一端を固設し、
他端を弾性的にローラー表面に押し当てるもの等であっ
てよい。更には弾性表面を有するローラー46を現像ロ
ーラーに圧接して従動回転させたり、圧縮変形量の多い
スポンジ状のパッドを現像ローラー表面に押し当てる等
の構成も可能である。
弾性のゴム、プラスチック等のシートの一端を固設し、
他端を弾性的にローラー表面に押し当てるもの等であっ
てよい。更には弾性表面を有するローラー46を現像ロ
ーラーに圧接して従動回転させたり、圧縮変形量の多い
スポンジ状のパッドを現像ローラー表面に押し当てる等
の構成も可能である。
なお本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
[発明の効果]
本発明によれば、現像能力か高く、すし状の画像濃度ム
ラが目立たないローラー現像装置を実現することができ
る。
ラが目立たないローラー現像装置を実現することができ
る。
又、現像能力をいっそう高めることができると共に、現
像画濃度ムラを一層少なくすることができ、しかも現像
終了後に現像溝から現像液が排除され易く、従って現像
溝中にトナーが残留固化しにくいローラー現像装置を実
現できる。
像画濃度ムラを一層少なくすることができ、しかも現像
終了後に現像溝から現像液が排除され易く、従って現像
溝中にトナーが残留固化しにくいローラー現像装置を実
現できる。
さらに現像溝中の現像液の交換を促進でき、現像能力を
一層高め得ると共に、現像ムラを一層低減するローラー
現像装置が得られる。
一層高め得ると共に、現像ムラを一層低減するローラー
現像装置が得られる。
第1図(a)(b)〜第4図は本発明の第1実施例を示
す図で、第1図(a)(b)は装置の概略的構成を示す
図、第2図および第3図はスパイラル溝の頂部近傍の電
気泳動を示す図、第4図はスパイラル溝の変形例を示す
断面図である。第5図(a)(b)は上記実施例に係る
実験例を示す図である。第6図(a)(b)(c)は本
発明の第2実施例を示す図、第7図および第8図は本発
明の第3実施例を示す図である。 第9図(a)(b)(c)〜第11図(a)〜(d)は
従来技術の説明図である。 36・・・現像ローラー 47・・・スパイラル溝、α
・・溝の頂部角度、p・溝ピッチ、R1・・・高画濃度
領域、fI2・・・低画濃度領域。
す図で、第1図(a)(b)は装置の概略的構成を示す
図、第2図および第3図はスパイラル溝の頂部近傍の電
気泳動を示す図、第4図はスパイラル溝の変形例を示す
断面図である。第5図(a)(b)は上記実施例に係る
実験例を示す図である。第6図(a)(b)(c)は本
発明の第2実施例を示す図、第7図および第8図は本発
明の第3実施例を示す図である。 第9図(a)(b)(c)〜第11図(a)〜(d)は
従来技術の説明図である。 36・・・現像ローラー 47・・・スパイラル溝、α
・・溝の頂部角度、p・溝ピッチ、R1・・・高画濃度
領域、fI2・・・低画濃度領域。
Claims (3)
- (1)静電潜像を形成した記録シートに現像液を作用さ
せて可視トナー像を得るために、一部分が現像液面に接
触し、回転自在に支持された導電性現像ローラーを有し
、このローラー表面に微小ギャップをもって記録シート
を対向させつつ搬送し、上記ローラーを回転させて現像
作用部ギャップへ現像液を送り込むようにしたローラー
現像装置において、 現像ローラー表面にスパイラル状の溝を設け、実質的に
溝の頂部で記録シート面を支持するように記録シートを
走行させ、前記溝の内壁面と前記記録シートの表面との
間の距離が0.2ミリメートル以下となる範囲の記録シ
ート部分における現像ローラー軸に沿う方向の寸法l1
が、上記現像ローラーの軸方向に測定した溝ピッチpの
1/2以上となるように前記溝の断面形状が作られてい
ることを特徴とするローラー現像装置。 - (2)請求項1に記載の現像装置であって、溝が多条溝
となっており、上記溝のリード角が30゜以下となって
いることを特徴とするローラー現像装置。 - (3)請求項1に記載の現像装置であって、現像作用部
の下流側で、かつ現像ローラーが現像作用部へ向けて現
像液供給部を脱出する箇所までの間の任意の位置に、現
像ローラー溝の頂部に接触するドクターブレードを設け
たことを特徴とするローラー現像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18078090A JPH0467182A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | ローラー現像装置 |
US07/592,669 US5078088A (en) | 1989-10-11 | 1990-10-04 | Roller type liquid developing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18078090A JPH0467182A (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | ローラー現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467182A true JPH0467182A (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=16089205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18078090A Pending JPH0467182A (ja) | 1989-10-11 | 1990-07-09 | ローラー現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0467182A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121951A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム |
JP2007121948A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子供給ローラの製造方法 |
JP2007121947A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP18078090A patent/JPH0467182A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007121951A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム |
JP2007121948A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子供給ローラの製造方法 |
JP2007121947A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Seiko Epson Corp | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
JP4692224B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子供給ローラの製造方法 |
JP4692226B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム |
JP4692223B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | 現像装置、トナー粒子担持ローラ、画像形成装置、画像形成システム、及び、トナー粒子担持ローラの製造方法 |
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