JPH10104941A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10104941A
JPH10104941A JP27757596A JP27757596A JPH10104941A JP H10104941 A JPH10104941 A JP H10104941A JP 27757596 A JP27757596 A JP 27757596A JP 27757596 A JP27757596 A JP 27757596A JP H10104941 A JPH10104941 A JP H10104941A
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JP
Japan
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developer
doctor
developing device
regulating member
carrier
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Withdrawn
Application number
JP27757596A
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English (en)
Inventor
Hajime Koyama
一 小山
Hiromitsu Takagaki
高垣  博光
Motonori Hanada
元紀 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像スリーブ上に現像剤の薄層を安定に形成
できるとともに、現像スリーブ表面に振れがある場合で
もドクタの圧力の過剰及び不足による不具合を防止でき
る二成分現像装置を提供する。 【解決手段】 現像スリーブ4上の二成分現像剤の層厚
をドクタ6で規制し、現像剤スリーブ4上の現像剤を現
像領域に搬送することにより、感光体ドラム1上の静電
潜像を現像する現像装置において、例えばドクタ6を鉛
直方向に沿って移動可能に設けることにより、ドクタ6
を現像スリーブ4に向けて付勢し、現像スリーブ4に向
かうドクタ6の圧力を一定に保持した状態で現像スリー
ブ4上の現像剤の層厚を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる現像装置に
係り、詳しくは、現像剤担持体の表面に担持したトナー
とキャリアとを含む現像剤の層厚を現像剤規制部材で規
制し、像担持体と対向する現像領域に搬送することによ
り、該像担持体上の潜像を現像する現像装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に用いる現像装置と
しては、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を用い
た二成分現像装置や、キャリアを含まない一成分現像剤
を用いた一成分現像装置が知られている。これらの現像
装置のうち一成分現像装置では、トナーの帯電を主に現
像剤担持体上のトナー量を規制する現像剤規制部材の当
接面及び現像剤担持体の表面との摩擦に依存して行って
いたため、現像剤規制部材を現像剤担持体に対して比較
的高い押し当て力(数十gf/cm2)で押し当てなけ
ればならなかった。また、トナーとの摩擦帯電系列から
現像剤規制部材のトナーと摩擦接触する当接部の材質の
選択範囲に制約があり、現像剤規制部材の当接部を樹脂
やゴムなどの比較的削れやすい材料で構成する場合があ
った。このような削れやすい材料で現像剤規制部材の当
接部を構成した場合、該当接部がトナーの構成材料の一
部(流動性向上用の外添添加物を含む)の研磨効果で削
れてしまうおそれがある。現像剤規制部材の寿命は該部
材へのトナーの固着及び該部材の削れで決まってしま
う。その結果、二成分現像装置の寿命が転写紙に換算し
て数十万枚以上といわれている昨今、上記現像剤規制部
材を押し当てる一成分現像装置の寿命は高々数万枚程度
と一桁低い。
【0003】そこで、上記一成分現像装置における不具
合を回避するために二成分現像装置を用いられている。
しかしながら、このトナーとキャリアとを含む二成分現
像剤(以下、単に「現像剤」という)を用いた二成分現
像装置においては、現像剤担持体上の現像剤層が比較的
厚いため、いわゆるエッジ効果が発生することにより潜
像に忠実な顕像を形成できなかったり、現像剤担持体上
に形成される現像剤からなる磁気ブラシの穂立ち状態が
大きく変化することによりトナー飛散が発生したりする
おそれがあった。そこで、近年においては、高画質化及
びトナー飛散防止を図るために、現像領域に搬送する現
像剤担持体上の現像剤層を現像剤規制部材でより薄層に
して現像を行う傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の現像
剤担持体と一定の間隙を保つように設定した現像剤規制
部材を用いた現像装置においては、現像剤担持体を駆動
したときの現像剤担持体表面の振れ(例えば、0.1m
m程度)を考慮し、現像剤担持体と現像剤規制部材との
間隙を精度保証の関係で最小でも0.2mm程度にとど
めていたので、上記高画質化等のために十分な薄い現像
剤層を均一に形成することができなかった。
【0005】従来、上記現像剤担持体表面の振れがあっ
ても層厚がほぼ一定の現像剤層を形成する方法として、
現像剤担持体の端部に設けたスペーサコロに現像剤規制
部材を押し当てたり、磁性を有する現像剤規制部材を用
いたりする方法が知られている。上記所定の現像を行う
とともに上記高画質化及びトナー飛散防止を確実に達成
するためには、上記現像剤層の層厚を究極的にキャリア
1〜2層程度にすることが望ましいが、上記従来のスペ
ーサコロや磁性ドクタを用いた二成分現像装置でも、こ
のような究極的な薄層を安定して形成できなかった。
【0006】また、上記現像剤担持体表面の振れがある
と、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の圧力が過大
になったり、圧力不足になったりする場合があった。上
記現像剤規制部材の圧力が過大になった場合には、現像
剤規制部材や現像剤担持体の表面にトナー、異物等が固
着したり、両者の間隙に詰まったり、現像剤規制部材又
は現像剤担持体の削れ、変形が発生したりするおそれが
あった。一方、現像剤規制部材の圧力が不足している場
合には、現像領域への現像剤の過剰補給により、現像領
域からの現像剤こぼれが発生したり、均一な画像を安定
して形成できないおそれがあった。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、現像剤規制部材を現像剤担持体に
対して一定圧力で付勢した状態で現像剤担持体上の現像
剤の層厚を規制することにより、現像剤担持体上に現像
剤の薄層を安定に形成できるとともに、現像剤担持体の
表面に振れがある場合でも上記現像剤規制部材の圧力の
過剰及び不足による不具合を防止できる現像装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、現像剤担持体の表面に担持した
トナーとキャリアとを含む現像剤の層厚を現像剤規制部
材で規制し、該現像剤担持体上の現像剤を像担持体と対
向する現像領域に搬送することにより、該像担持体上の
潜像を現像する現像装置において、上記現像剤規制部材
を上記現像剤担持体に向けて付勢し、該現像剤担持体に
向かう該現像剤規制部材の圧力を一定に保持した状態で
該現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制することを特徴
とするものである。
【0009】この請求項1の現像装置では、現像剤規制
部材を現像剤担持体に向けて付勢し、現像剤担持体に対
する現像剤規制部材の圧力を一定に保持した状態で現像
剤担持体上の現像剤の層厚を規制することにより、現像
剤担持体表面に振れがあった場合でも、現像剤担持体上
の現像剤の層厚を規制するときに現像剤規制部材の圧力
が過剰となったり不足したりしないようにする。また、
現像担持体上の現像剤の層厚は該現像剤担持体に対する
現像剤規制部材の圧力によって変化するが、現像剤担持
体表面に振れがあった場合でも現像剤担持体上の現像剤
の層厚を規制するときの現像剤規制部材の圧力を一定に
保持するため、現像剤担持体上に層厚がほぼ一定の現像
剤の薄層を形成できる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤規制部材を、鉛直方向に沿って移動
可能に設けたことを特徴とするものである。
【0011】この請求項2の現像装置では、現像剤規制
部材が鉛直方向に沿って移動可能となっていることによ
り、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の圧力が、該
現像剤規制部材自体の重量で決まる一定の圧力に保持さ
れる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤規制部材を、上記現像剤担持体に対
して弾性的に付勢することを特徴とするものである。
【0013】この請求項3の現像装置では、現像剤規制
部材を現像剤担持体に対して弾性的に付勢することによ
り、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の圧力が、該
弾性的な付勢力で決まる一定の圧力に保持される。
【0014】請求項4の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記現像剤規制部材を、上記現像剤担持体に対
して磁気力で付勢することを特徴とするものである。
【0015】この請求項4の現像装置では、磁気力で現
像剤規制部材を現像剤担持体に対して付勢することによ
り、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の圧力が、該
磁気力で決まる一定の圧力に保持される。
【0016】請求項5の発明は、請求項2の現像装置に
おいて、上記現像剤規制部材に荷重用部材を取り付けた
ことを特徴とするものである。
【0017】この請求項5の現像装置では、荷重用の重
量を有する荷重用部材を取り付けた現像剤規制部材が鉛
直方向に移動可能となっていることにより、現像剤担持
体に対する現像剤規制部材の圧力が、該現像剤規制部お
よび荷重用部材の重量で決まる一定の圧力に保持され
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項2乃至5の現像
装置において、上記現像剤規制部材が所定の位置を越え
て上記現像剤担持体側へ移動するのを規制する規制手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0019】この請求項6の現像装置では、規制手段で
現像剤規制部材が現像剤担持体側へ許容限界以上に移動
するのを規制することにより、現像剤規制部材が現像剤
担持体に対して過剰な圧力で強く当接しないようにす
る。
【0020】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れかの現像装置において、上記現像剤担持体に対する圧
力を変動させるような上記現像剤規制部材の振動を抑え
る振動抑制手段を設けたことを特徴とするものである。
【0021】この請求項7の現像装置では、振動抑制手
段により現像剤担持体に対する圧力を変動させるような
現像剤規制部材の振動を抑えることにより、現像剤担持
体上の現像剤の層厚を安定して規制できるようにする。
【0022】請求項8の発明は、請求項1乃至6のいず
れかの現像装置において、上記現像剤規制部材の現像剤
搬送方向の移動を規制する規制手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0023】この請求項8の現像装置では、規制手段で
現像剤規制部材の現像剤搬送方向の移動を規制すること
により、現像剤搬送方向への現像剤規制部材の移動によ
る現像剤の過剰な通過を防ぐ。
【0024】請求項9の発明は、請求項1乃至6のいず
れかの現像装置において、上記現像剤規制部材を、上記
現像剤担持体上の現像剤搬送方向と直交する方向に往復
動させる往復動手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0025】この請求項9の現像装置では、往復動手段
で、現像剤担持体の表面に沿った方向であって且つ該現
像剤担持体上の現像剤搬送方向と直交する方向に、現像
剤規制部材を往復動させることにより、現像剤担持体上
の現像剤で現像剤規制部材の表面を摺擦し、現像剤規制
部材の表面にトナー凝集物やゴミなどの異物が固着しな
いようにする。
【0026】請求項10の発明は、請求項1乃至9のい
ずれかの現像装置において、上記現像剤担持体の表面層
を弾性体で構成したことを特徴とするものである。
【0027】この請求項10の現像装置では、現像剤規
制部材として弾性体よりも長寿命が期待される剛体を用
いた場合、現像剤担持体の弾性体からなる表面層を圧縮
させるように現像剤規制部材を付勢し、現像剤規制部材
の現像剤担持体に対する一定圧力を容易に保持できる。
また、接触現像方式を採用した場合、現像領域において
表面層が弾性体で構成された現像剤担持体を像担持体の
表面に圧接させ、該現像剤担持体上に形成した現像剤の
薄層を確実に接触させる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子写真方式の画
像形成装置に採用される現像装置に適用した実施形態に
ついて説明する。図1は本実施形態に係る現像装置の概
略構成を示す部分断面図である。この現像装置は複写機
の像担持体として用いられる円筒状の感光体ドラム1の
側方に配設され、感光体ドラム1に向けて開口部が形成
された支持ケース2、該開口部から一部が露出した、ト
ナー及び磁性キャリア(以下、単に「キャリア」とい
う。)からなる現像剤3を表面に担持する現像剤担持体
としての現像スリーブ4及びその現像スリーブ4の内部
に固定配置した固定磁石群からなるマグネットローラ
5、現像スリーブ4上に担持されて搬送されている現像
剤3の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクタ
6、現像スリーブ4上方に滞留する現像剤を収容する空
間(現像剤収容室)を形成するドクタ前ヒサシ7、該空
間と連通したトナー収容室としてのトナーホッパ8など
を備えている。なお、図1中の現像スリーブ4の内部
に、マグネットローラ5表面の磁極の極性を図示してい
る。また、本実施形態の現像装置は、現像スリーブ4上
に形成した磁気ブラシを感光体ドラム1表面に接触させ
た状態で該ドラム1上の静電潜像を顕像化する接触現像
方式を採用しており、上記現像スリーブ4には、現像バ
イアスとして、制御部10で制御された直流電源11に
より直流電圧を印加している。
【0029】上記ドクタ前ヒサシ7のうち、現像スリー
ブ4の回転方向上流側の端部7aは、現像スリーブ4に
沿って現像スリーブ4との間に所定の間隔を持って延出
しており、現像スリーブ4との間に、感光体ドラム1と
の対向部の現像位置に供給されずにドクタ6で進行が阻
止された現像剤3が収容される現像剤収容室Aを形成し
ている。この現像剤収容室Aに対向する現像スリーブ4
の内側にはマグネットローラ5の磁極(S極)が配置さ
れている。
【0030】また、上記トナーホッパ8は、現像剤搬送
方向における現像剤収容室Aの上流側に隣接して現像ス
リーブ4表面と対向するトナー補給開口部8aを有し、
該トナー補給開口部8aに隣合ったスペースには、トナ
ー3aをトナー補給開口部8aに向けて撹拌しながら送
り出すトナーアジテータ9が配設されている。
【0031】また、上記現像スリーブ4は、表面が非常
に柔らかなスポンジ等の弾性体からなる表面層4bと、
該表面層4bで被覆されたAlや非磁性SUS等からな
る非磁性の基体4aとにより構成されている。この現像
スリーブ4の表面層4bの上に現像剤が担持される。な
お、現像スリーブ4の表面層4bの表面は、現像剤のキ
ャリアの一部が埋没する凹部を有する程度の表面粗さR
z(例えば、キャリアの平均粒径と同オーダーの10〜
数10μm)を有することが望ましい。より具体的に
は、上記表面層4bの材料としてスポンジを用いる場合
は、そのスポンジのセルの平均直径がキャリアの平均粒
径と同等以下の単泡発泡タイプが好適である。また、非
発泡タイプのゴムを用いる場合は、現像スリーブ4の軸
方向における凸部の平均間隔がキャリアの平均粒径と同
等以下が好適であり、さらに連続態様で凹部の平均深さ
もキャリアの平均粒径と同等以下が好適である。このよ
うに表面層4bを弾性体で構成した現像スリーブ4を用
いることにより、現像スリーブ4の表面層4bを圧縮す
る態様で所定レベルの現像剤薄層を容易に得ることがで
きる。さらに、現像スリーブ4上の現像剤薄層を現像領
域まで搬送し、静電潜像を担持する感光体ドラム1(剛
体)の表面に該現像剤薄層を安定して圧接させて静電潜
像に忠実な現像をムラなく行うことができる。
【0032】また、図2に示すように、上記ドクタ6は
鉛直方向に沿って移動可能となるように、ドクタ6に形
成した長孔6aに貫通させた段付ビス12により、ドク
タ前ヒサシ7に連結している。このドクタ6の連結は、
図3(a)に示すようにドクタ6の長手方向両端部で行
ってもよく、また図3(b)に示すようにドクタ6の長
手方向中央部で行ってもよい。このようにドクタ6をド
クタ前ヒサシ7に連結することにより、ドクタ6の重量
に応じて作用する重力により現像スリーブ4に圧力を与
えることができ、現像スリーブ4表面のふれがあって
も、現像スリーブ4に対して一定の圧力を加えることが
できるようになっている。
【0033】また、ドクタ6自体の重量を利用して現像
スリーブ4にドクタ6を押し当てる場合、ドクタ6自体
の重量を最大限利用できるように、ドクタ6を現像スリ
ーブ4の回転軸芯の鉛直上方に設けるのが好ましい(図
1参照)。例えば現像スリーブ4の表面層4bのゴム硬
度が40度(Asker C)以下の場合、ドクタ6を
現像スリーブ4に押し当てる圧力は300gf/cm2
程度で十分である。この300gf/cm2程度の圧力
を得るためには、例えば、ドクタ6の材質として非磁性
SUS(比重:約7.86g/cm3)やりん青銅を用
い、図2および図3に示すような形状のドクタ6(側面
の断面積:0.5cm2,現像スリーブ回転方向の当接
幅w:0.1〜0.3mm)を用いるだけでよい。この
ようにドクタ6だけで狙いの圧力を得ることができるた
め、他の荷重用部材(重り)や弾性的な付勢力、磁気力
等の力を必要としない。
【0034】なお、ドクタ6の現像剤搬送方向上流側の
面取り部分は、図4(a)〜(c)に示すように、使用
する現像剤に応じてあまり大きな面取りを行わないよう
にするのが好ましい。例えば、図4(b)および(c)
において、d1≒d1’、d2≒d2’で、d1,d
1’,d2,d2’のいずれも、現像剤3のキャリアの
平均粒径以下が好適である。例えば、ドクタ6の現像剤
搬送方向上流側の面取り部分をC50μmで面取りを行
ったり、R50μmの曲率を有するように仕上げる。ま
た、図4(a)に示すようにドクタ6の現像剤収容室A
に対向する面と現像スリーブ4に対向する面とからなる
角度θは、ドクタ隣接上流側の現像剤量によりドクタ6
の現像スリーブ4表面への実効的な圧力が影響を受けな
いように90度にするのが好適である。
【0035】上記構成の現像装置において、現像スリー
ブ4上の現像剤3は、該スリーブ4の矢印方向の回転に
伴って搬送され、ドクタ6により規制されてキャリアが
1層〜数層覆う程度に薄層化される。この薄層化された
現像剤3は、矢印方向に回転している感光体ドラム1と
対向する現像領域に搬送される。そして、現像領域で
は、現像スリーブ4上の現像剤3からなる磁気ブラシが
感光体ドラム1表面に接触した状態で該ドラム1上に形
成されている静電潜像にトナーが供給され、該静電潜像
の顕像化が行われる。この静電潜像の顕像化に使用され
なかったトナー及びキャリアからなる現像剤3は、現像
スリーブ4の回転に伴って搬送され、アジテータ9で送
り出されてトナー補給開口部8aから供給された新しい
トナー3aを取り込んだ後、現像剤収容室Aに戻る。そ
して、トナーホッパ8内の新しいトナー3aを含んだ現
像剤3はドクタ6の規制により内圧が増加し、現像剤3
のトナー分散とトナー帯電とが行われる。
【0036】以上、本実施形態によれば、現像スリーブ
4に対するドクタ6の圧力を一定に保持した状態で現像
スリーブ4上の現像剤の層厚を規制することにより、現
像スリーブ4表面に振れがあった場合でも、ドクタ6の
圧力の過剰及び不足による不具合の発生を防止できると
ともに、現像スリーブ4上に層厚がほぼ一定の現像剤の
薄層(キャリアが1〜2層覆う程度の薄層)を安定して
形成できる。
【0037】特に、本実施形態に、ドクタ6が鉛直方向
に沿って移動可能にするという簡易且つ安価な構成で、
現像スリーブ4に対するドクタ6の圧力を、ドクタ6自
体の重量で決まる一定の圧力(上記具体例では300g
f/cm2程度)に保持できる。
【0038】なお、上記実施形態において、ドクタ6自
体が軽量であることや、ドクタの設置位置を現像スリー
ブ4の回転軸芯の鉛直上方に設定できないことなどの理
由により、ドクタ6自体の重量だけでは現像スリーブ4
の表面に対して押し当てる必要十分な力を得られない場
合がある。このような場合には、次に示すようにドクタ
6に荷重用部材を取り付けたり、ドクタ6を弾性的に付
勢したり、ドクタ6を磁気力を用いて付勢したりする方
法を採用することができる。 (以下、余白)
【0039】図5(a)及び(b)はそれぞれ、ドクタ
6を現像スリーブ4に対して弾性的に付勢するように構
成した変形例を示している。図5(a)の変形例では、
ドクタ前ヒサシ7に形成した長孔7aを貫通させた段付
ビス12を、ドクタ6に取り付けることにより、ドクタ
6がドクタ前ヒサシ7の内側で鉛直方向に移動可能にな
っている。そして、ドクタ6の上端面とドクタ前ヒサシ
7の内壁面との間にバネ13を圧縮させた状態で取り付
け、このバネ13の弾性反発力によってドクタ6を現像
スリーブ4に対して押し当てている。上記ドクタ6の圧
力は、バネ13の上端に接触するようにドクタ前ヒサシ
7に取り付けたドクタ圧調整ネジ14で、バネ13の圧
縮の度合いを変えることによって調整できる。図5
(b)の変形例では、ドクタ6の上端面とドクタ前ヒサ
シ7の内壁面との間に弾性部材15を圧縮させた状態で
取り付け、この弾性部材15の弾性反発力によってドク
タ6を現像スリーブ4に対して押し当てている。上記ド
クタ6の圧力は、バネ13の上端に板部材(剛体)16
を介して接触するようにドクタ前ヒサシ7に取り付けた
ドクタ圧調整ネジ14で、弾性部材15の圧縮の度合い
を変えることによって調整できる。
【0040】特に、図5(a)及び(b)に示すように
ドクタ6を現像スリーブ4に対して弾性的に付勢するよ
うに構成した変形例では、ドクタ6の取り付け位置の関
係でドクタ6自体の重さが現像スリーブ4の表面に加わ
りにくい場合、例えばドクタ6が水平方向から現像スリ
ーブ4に当接し、ドクタ6の重さが全く現像スリーブ4
の表面に加わらない場合でも、ドクタ6の圧力の過剰及
び不足による不具合の発生を防止できるとともに、現像
スリーブ4上に層厚がほぼ一定の現像剤の薄層(キャリ
アが1層〜数層覆う程度の薄層)を安定して形成でき
る。
【0041】図6(a)及び(b)はそれぞれ、ドクタ
6に荷重用部材を取り付けた変形例を示している。図6
(a)の変形例では、荷重用部材としてのドクタ荷重調
整用重り17の側壁に形成した長孔17aとドクタ前ヒ
サシ7に形成した長孔7aとを貫通させた段付ビス12
を、ドクタ6に取り付け、ドクタ6がドクタ前ヒサシ7
の内側で鉛直方向に移動可能になるようにしている。し
かも、ドクタ6には段付ビス12を介してドクタ荷重調
整用重り17の荷重が加わっている。また、図6(b)
の変形例では、ドクタ6に形成した長孔6aを貫通させ
た段付ビス12をドクタ前ヒサシ7に取り付け、ドクタ
6がドクタ前ヒサシ7の内側で鉛直方向に移動可能にな
るようにしている。このドクタ6の上面に、荷重用部材
としてのドクタ荷重調整用重り18をビス19で固定し
ている。
【0042】図7(a)及び(b)はそれぞれ、ドクタ
6に取り付けたドクタ荷重調整用重りを、ドクタ6の振
動を抑える振動抑制手段として兼用した変形例を示して
いる。図7(a)の変形例では、ドクタ6の上面に、粉
体を封入したドクタ荷重調整用重り20を取り付け、そ
のドクタ荷重調整用重り20で、ドクタ6に荷重を加え
るとともに、ドクタ6の振動を抑えている。また、図7
(b)の変形例では、上記粉体の代わりに液体を封入し
たドクタ荷重調整用重り20をドクタ6の上面に取り付
けている。なお、上記粉体や液体を封入したドクタ荷重
調整用重りを用いる代わりに、樹脂層と鋼板とを多層構
造にした制振鋼板等の制振部材を用いてもよい。また、
上記制振鋼板等の制振部材でドクタ6自体を構成しても
よい。
【0043】図8(a)及び(b)はそれぞれ、ドクタ
6を現像スリーブ4に対して磁気力で付勢するように構
成した変形例を示している。図8(a)の変形例では、
ドクタ6に貼り付けた磁性板22とマグネットローラ5
の磁極(S極)との間に働く磁気力により、ドクタ6を
現像スリーブ4に押し当てている。また、図8(b)の
変形例では、非磁性板23及び磁性板24からなるドク
タ6と、マグネットローラ5の磁極(S極)との間に働
く磁気力により、ドクタ6を現像スリーブ4に押し当て
ている。
【0044】また、上記実施形態において、何らかの原
因によってドクタ6が所定の圧力よりも大きな圧力で現
像スリーブ4に押し当てられるのを防止するために、ド
クタ6が所定の位置を越えて現像スリーブ4側へ移動す
るのを規制する規制手段を設けてもよい。この規制手段
を設けた場合は、狙いの重量よりも重いドクタ6を用い
たときにも、ドクタ6が所定の圧力よりも大きな圧力で
現像スリーブ4に押し当てられるのを防止することがで
きる。
【0045】図9(a)〜(c)は、ドクタ6の現像ス
リーブ4側への移動を機械的に規制する規制手段を設け
た変形例を示している。図9(a)の変形例では、ドク
タ6の長手方向の端部を現像スリーブ側に突出させて段
差を形成し、この凸部6bを現像スリーブ4の軸方向端
部の表面に突き当ててドクタ6の移動を規制している。
この段差の大きさdは、現像スリーブ4上に薄層を形成
するためにキャリアの平均粒径以下に設定するのが好ま
しい。図9(b)の変形例は、ドクタ6の長手方向の端
部に端部スペーサ25を設けた例である。また、図9
(c)の変形例は、現像スリーブ4の軸方向端部に現像
スリーブより若干大きい径を有するスペーサコロ26を
取り付け、このスペーサコロ26の外周面をドクタ6の
長手方向端部に接触させる例である。
【0046】図10(a)及び(b)は、ドクタ6の現
像スリーブ4側への移動を磁気力を用いて規制する規制
手段を設けた変形例を示している。図10(a)の変形
例では、ドクタ6の現像剤搬送方向下流側に磁性体27
を貼り付け、この磁性体と対向するマグネットローラ5
の表面にカット磁極(S極)5aを形成している。この
カット磁極で形成される反発磁界(現像スリーブ4の表
層上の空間に仮想磁極N極が存在するかのような磁界)
でドクタ6に貼り付けた磁性体27に磁気浮力を作用さ
せている。また、図10(b)の変形例では、磁気ロー
ラ5の磁極(S極)と、ドクタ6の長手方向端部に取り
付けた永久磁石28との間に磁気反発力を発生させてい
る。この変形例では、現像スリーブ4上の現像剤が漏れ
ないように、表面層4bの外側のドクタ6と現像スリー
ブ4の基体4aとの間に弾性体からなるサイドシール2
9を取り付けている。
【0047】また、上記実施形態において、図1等に示
すように、矢印方向に回転している現像スリーブ上の現
像剤を介してドクタ6に加わる現像剤搬送方向の力によ
り、ドクタ6が現像スリーブの回転方向に逃げてしまわ
ないように、ドクタ6の現像剤搬送方向の移動を規制す
るのが好ましい。この規制手段としては、図1及び図1
1(a)等に示すように、ドクタ前ヒサシ7の側面部に
形成した長孔7aを貫通させた段付ビス12をドクタ6
に取り付ける手段のほか、図11(b)に示すように、
ドクタ6の上面部に取り付けたビス30を、ドクタ前ヒ
サシ7の上壁部に形成した貫通孔7bに貫通させる手段
などがある。
【0048】また、上記実施形態において、現像スリー
ブ4上の現像剤搬送方向と直交する方向にドクタ6を往
復動させる往復動手段を設けてもよい。この往復動手段
は、例えば図12に示すように構成することができる。
図12において、ドクタ6の長手方向の両端部に、同長
手方向外側に延びたドクタガイドピン31を取り付け、
このドクタガイドピン31を現像装置の前後側板32に
形成した長孔32aに貫通させている。そして、一方の
ドクタガイドピン31に往復動ガイドピン33を設け、
現像スリーブ4の回転軸に上記往復動ガイドピン33を
ガイドするためにコロ34が取り付けられている。この
コロ34の外周面には、上記往復動ガイドピン33が係
合するガイド溝34aが形成されており、現像スリーブ
4の回転に伴って往復動ガイドピン33がガイド溝34
aでガイドされることにより、ドクタ6が、現像スリー
ブ4上の現像剤搬送方向と直交する方向に往復動する。
このドクタ6の往復動により、現像スリーブ4に対向し
ているドクタ6の表面が現像剤で摺擦されるので、ドク
タ6へのトナー凝集物やごみ等の異物の固着を防止でき
る。
【0049】また、上記実施形態において、ドクタ6が
上方に必要以上に逃げるのを防止する手段を設けてもよ
い。例えば、図13に示すように、ドクタ前ヒサシ7に
ドクタ6が上方に逃げるのを規制するビス35を取り付
ける。このようにドクタ6の上方への逃げを規制するこ
とにより、現像スリーブ4上の現像剤の層厚が所定の層
厚(キャリアが数層覆う程度の層厚)よりも厚くなるの
を抑制できる。
【0050】また、上記実施形態において、ドクタ6へ
の異物の固着とドクタ6自体の削れを防止するために、
従来公知の硬度が高く且つ低摩擦係数の材料からなる保
護膜でドクタ6の現像スリーブとの対向面を保護しても
よい。例えば、ドクタ6の基材がアルミニウムの場合、
フッ素系のタフラム処理で形成した保護膜が好適であ
る。この保護膜は、例えば図14(a)に示すようにド
クタ6の対向面を全て覆うように形成する。また、保護
膜及び現像スリーブの表面層4bが高抵抗で、本実施形
態のようにドクタ6を介して低抵抗の現像剤に電荷を注
入して現像バイアス電圧を印加するような構成の場合
は、図14(b)に示すようにドクタ6の対向面の現像
剤搬送方向上流側の一部を覆うように形成する。なお、
図14(a)及び(b)のようにドクタ6の対向面に保
護膜を設ける構成は、前述のドクタ6を往復動させる構
成と組み合わせると、異物に対する固着防止効果がより
確実になる。
【0051】また、上記実施形態において、ドクタ6の
現像スリーブ4との対向部分の表面材質や形状などにつ
いては次のような工夫を施してもよい。例えば、ドクタ
6によるトナー帯電効果を得易くする目的で、トナーに
本来帯電させるべき極性と反対の帯電系列の材質を選ん
でもよい。また例えば、トナーに電荷注入しやすいよう
に、現像スリーブ4との電位差を、相対的にトナーに本
来帯電させるべき極性に保ってもよい。また例えば、現
像剤との接触面積が広くなるように、ドクタ6の対向面
を、現像スリーブ4の表面に沿うように同心円状の湾曲
面にしてもよい。
【0052】また、上記実施形態では、トナー及びキャ
リアを含む二成分現像剤の薄層接触現像方式を使用した
現像装置について説明したが、本発明は、非接触現像方
式を採用した現像装置にも適用できるものである。ま
た、本発明は、現像バイアスの種類にかかわらず、直流
の現像バイアス電圧を印加する場合でも、直流電圧を重
畳させた交流の現像バイアス電圧を印加する場合でも適
用できるものである。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像剤担持体
に対する現像剤規制部材の圧力を一定に保持した状態で
現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制することにより、
現像剤担持体表面に振れがあった場合でも現像剤規制部
材の圧力の過剰及び不足による不具合の発生を防止でき
るとともに、現像剤担持体上に層厚がほぼ一定の現像剤
の薄層を安定して形成できるという効果がある。
【0054】請求項2の発明によれば、現像剤規制部材
が鉛直方向に沿って移動可能にするという簡易且つ安価
な構成で、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の圧力
を、該現像剤規制部材自体の重量で決まる一定の圧力に
保持できるという効果がある。
【0055】請求項3の発明によれば、現像剤規制部材
を現像剤担持体に対して弾性的に付勢するという簡易且
つ安価な構成で、現像剤担持体に対する現像剤規制部材
の圧力を、該弾性的な付勢力で決まる一定の圧力に保持
できるという効果がある。
【0056】請求項4の発明によれば、現像剤規制部材
を現像剤担持体に対して磁気力で付勢するという比較的
安価な構成で、現像剤担持体に対する現像剤規制部材の
圧力を、該磁気力で決まる一定の圧力に保持できるとい
う効果がある。
【0057】請求項5の発明によれば、狙いの重量より
も軽い現像剤規制部材を用いた場合でも、荷重用の重量
を有する荷重用部材を取り付けた現像剤規制部材が鉛直
方向に移動可能となっていることにより、現像剤担持体
に対する現像剤規制部材の圧力を、該現像剤規制部およ
び荷重用部材の狙いの重量で決まる一定の圧力に保持で
きるという効果がある。
【0058】請求項6の発明によれば、何らかのトラブ
ルで現像剤規制部材の現像剤担持体への圧力が狙いの圧
力以上に大きくなるような場合に、規制手段で現像剤規
制部材が現像剤担持体側へ許容限界以上に移動するのを
規制することにより、現像剤規制部材が現像剤担持体に
対して過剰な圧力で強く当接しないようになるので、現
像剤規制部材の過剰な圧力による不具合を確実に防止で
きるという効果がある。
【0059】請求項7の発明によれば、振動抑制手段に
より現像剤担持体に対する圧力を変動させるような現像
剤規制部材の振動を抑えることにより、現像剤担持体上
の現像剤の層厚を安定して規制できるという効果があ
る。
【0060】請求項8の発明によれば、現像剤規制部材
の現像剤搬送方向の移動を規制することにより、現像剤
搬送方向への現像剤規制部材の移動による現像剤の過剰
な通過を防ぎ、地汚れなどの画質不良や現像剤の漏れを
防止できるという効果がある。
【0061】請求項9の発明によれば、現像剤担持体の
表面に沿った方向であって且つ該現像剤担持体上の現像
剤搬送方向と直交する方向に、現像剤規制部材を往復動
させることにより、現像剤担持体上の現像剤で現像剤規
制部材の表面を摺擦し、現像剤規制部材の表面にトナー
凝集物やゴミなどの異物が固着しないようにするので、
該異物固着による白スジ等の現像不良を防止できるとい
う効果がある。
【0062】請求項10の発明によれば、現像剤規制部
材として弾性体よりも長寿命が期待される剛体を用いた
場合でも、現像剤規制部材の現像剤担持体に対する一定
圧力を容易に保持し、現像剤担持体上に所定レベルの現
像剤薄層を形成できるという効果がある。また、現像領
域において表面層が弾性体で構成された現像剤担持体を
像担持体の表面に圧接させ、該現像剤担持体上に形成し
た現像剤の薄層を確実に接触させることができるので、
像担持体上の潜像に忠実な接触現像をムラなく行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る現像装置の概略構成を
示す正面断面図。
【図2】図1のドクタ近傍の構成を示す正面断面図。
【図3】(a)及び(b)は同ドクタの側面図。
【図4】(a)は図1のドクタの先端部の形状を示す正
面断面図。(b)及び(c)は同ドクタの先端部の拡大
図。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ、変形例に係る現
像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面図。
【図6】(a)及び(b)はそれぞれ、他の変形例に係
る現像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面図。
【図7】(a)及び(b)はそれぞれ、更に他の変形例
に係る現像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面図。
【図8】(a)及び(b)はそれぞれ、更に他の変形例
に係る現像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面図。
【図9】(a)は更に他の変形例に係る現像装置のドク
タの側面図。(b)は更に他の変形例に係る現像装置の
ドクタ近傍の構成を示す正面断面図。(c)は更に他の
変形例に係る現像装置のドクタの側面図。
【図10】(a)は更に他の変形例に係る現像装置のド
クタ近傍の構成を示す正面断面図。(b)は更に他の変
形例に係る現像装置のドクタの側面図。
【図11】(a)及び(b)はそれぞれ、更に他の変形
例に係る現像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面
図。
【図12】更に他の変形例に係る現像装置のドクタ及び
現像スリーブ近傍の側面図。
【図13】更に他の変形例に係る現像装置のドクタ近傍
の構成を示す正面断面図。
【図14】(a)及び(b)はそれぞれ、更に他の変形
例に係る現像装置のドクタ近傍の構成を示す正面断面
図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 3 現像剤 4 現像スリーブ 4a 基体 4b 表面層 5 マグネットローラ 6 ドクタ 6a 長孔 7 ドクタ前ヒサシ(ドクタ支持部材) 12 段付ビス 13 バネ 14 ドクタ圧調整ネジ 15 弾性部材 17,18 ドクタ荷重調整用重り 20,21 振動抑制機能を有するドクタ荷重調整用重
り 22,24 磁性板 23 非磁性板 25 端部スペーサ 26 スペーサコロ 27 磁性体 28 永久磁石 31 ドクタガイドピン 33 往復動ガイドピン 34 コロ 36 保護膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤担持体の表面に担持したトナーとキ
    ャリアとを含む現像剤の層厚を現像剤規制部材で規制
    し、該現像剤担持体上の現像剤を像担持体と対向する現
    像領域に搬送することにより、該像担持体上の潜像を現
    像する現像装置において、 上記現像剤規制部材を上記現像剤担持体に向けて付勢
    し、該現像剤担持体に向かう該現像剤規制部材の圧力を
    一定に保持した状態で該現像剤担持体上の現像剤の層厚
    を規制することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 上記現像剤規制部材を、鉛直方向に沿って移動可能に設
    けたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1の現像装置において、 上記現像剤規制部材を、上記現像剤担持体に対して弾性
    的に付勢することを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1の現像装置において、 上記現像剤規制部材を、上記現像剤担持体に対して磁気
    力で付勢することを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項2の現像装置において、 上記現像剤規制部材に荷重用部材を取り付けたことを特
    徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5の現像装置において、 上記現像剤規制部材が所定の位置を越えて上記現像剤担
    持体側へ移動するのを規制する規制手段を設けたことを
    特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかの現像装置にお
    いて、 上記現像剤担持体に対する圧力を変動させるような上記
    現像剤規制部材の振動を抑える振動抑制手段を設けたこ
    とを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6のいずれかの現像装置にお
    いて、 上記現像剤規制部材の現像剤搬送方向の移動を規制する
    規制手段を設けたことを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至6のいずれかの現像装置にお
    いて、 上記現像剤規制部材を、上記現像剤担持体上の現像剤搬
    送方向と直交する方向に往復動させる往復動手段を設け
    たことを特徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかの現像装置に
    おいて、 上記現像剤担持体の表面層を弾性体で構成したことを特
    徴とする現像装置。
JP27757596A 1996-09-27 1996-09-27 現像装置 Withdrawn JPH10104941A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023520A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2006178278A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置

Cited By (3)

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JP2006178278A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4645188B2 (ja) * 2004-12-24 2011-03-09 富士ゼロックス株式会社 現像装置及びこれを用いた画像形成装置

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