JPH0467108A - 光ファイバ入り金属管 - Google Patents
光ファイバ入り金属管Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
もって挿入された光ファイバ入り金属管に関する。
の張力を防止し、あるいは耐環境性をもたせるために金
属管で被覆して用いられることかある。たとえば、近年
広くもちいられるようになりだ光通信ケーブルは、光フ
ァイバが強度的に弱いことから、金属管で被覆したファ
イバコードが要求されるようになってきている。
のそれらとの間に大きな差かあると、いろいろな不具合
か生しることかある。たとえば、光ファイバか金属管て
被覆された光ファイバコートか加熱された場合、金属管
と光ファイバとの熱膨張係数の差によフて光ファイバに
過大な張力か加わることがある。このために、光ファイ
バの伝送特性が低下し、あるいは光ファイバに微細なり
ラックかあれはそこから光ファイバか破断するという問
題がある。また、張力を加えて光ファイバコートを延線
する場合、光ファイバに過大な’r&力か加わることか
あり、上記のような伝送特性の低寸なとの問題か生しる
。
て均一な温度にある状態で、光ファイノ\を金属管より
ある程度長くしている。以下、その余分の長さを余長と
いう。一般に、光ファイバ入り金属管の製造時の温度(
製造時ては、光ファイ八入り金属管は実質的に均一な温
度にある)を基準にして余長の大きさは決められる。た
とえば、光ファイバ入り金属管の使用時の温度か製造時
のそれよりも高いときは余長を大きく、逆に低いときは
小さくする。製造時に光ファイバを金属管内で蛇行、あ
るいはうねらせて余長を形成する。
り金属管には、次のような問題かあることを知見し、た
。
要な品質要因であるか、むしろそれよりも単位長さにお
ける余長のばらつきこそか、より必要て十分な品質要因
であることである。つまり、局部的に余長の過少な部分
あるいは逆に過大な部分かあれば、温度補償または張力
保護、側圧保護としての余長効果を発揮できないことで
ある。
にも厳しい環境にさらさ打る場合かある。このような場
合には、熱膨張、熱収縮、施工時の延線張力、施工後の
架空張力5曲げ応力等により金属管か局部的に伸びある
いは縮むことになり、その結果、この部分における管内
の光ファイバは、他の部分に比へて余長が過少あるいは
過大になる。
うになり、このため光ファイバの伝送特性が低下、ある
いは光ファイバに微細なりラックかあれば破断すること
になる。逆に全長か過大であると光ファイバのうねりか
大きくなり、このうねりの頂点と底点とか管内壁面を押
すようになり、このため側圧や軸圧を受けて歪みを生じ
伝送特性か低下する。
屈曲等の変形をしても、この部分における管内の光ファ
イバの余長か他の部分に比へて過少あるいは過大になる
ことのない、局部的な変化に対応てきる品質的に安定し
た光ファイバ入金属管を提イ共しようとするものである
。
管内に隙間をもち、余長をもって挿人さ打ており、光フ
ァイバ表面に固体潤滑剤か付着され、固体潤滑剤の付着
量が4〜80x 10−’g7’cm2であることを特
徴とする。
らなるファイバ裸線、このファイバ裸線に合成樹脂、金
属、セラミックスなとでコーチインクしたファイバ素線
、心線、ならびにこれらの単心のもの、多心のもの、お
よびより線のもの、多心のテープ状の(リボン状)のも
のをいう。また金属管とは鋼(炭素鋼、ステンレス鋼等
)、アルミニウム、銅、チタンその他の材質でつくられ
たシームレス管、溶接管、鍛接管等の金属管、あるいは
金属製の薄板を螺旋状に巻いたフレキシブル管をいう。
ある光ファイバ入り金属管の外径、強度、伸びなどを考
慮して決めらねるか、光ファイバ挿通の作業性の点から
金属管の内径は光ファイバの外径より少なくとも0.1
mm以上てなけらばならない。
、縦弾性係数の差や、光ファイバの使用条件などにより
決められる。
が望ましい。固体fAl′1剤としてカーボン、タルク
あるいは2硫化モリブテンその他の粉末よりなる固体潤
滑剤か用いられる。
て抑えぎみにして通過させる。
む。
みにする。
巻き取りなからスプール−Fの光ファイバを潤滑剤を含
有したはけて抑えつける、等いろいろな手段が採用てき
る。
通法(たとえば特開昭63−189815参照)、加圧
流体の流動を利用する方法(たとえば特開昭63−19
9307参照)などが採用できる。
固体潤滑剤か付着しているので管内壁面と光ファイバと
の摩擦係数は低下し滑りやすくなる。したがって金属管
が局部的に変形して、この部分の光ファイバの全長か他
の部分に比へて過少あるいは過大になろうとしても、光
ファイバか他の部分から金属管の変形部分に入り込みあ
るいは逆に金属管の変形部分から他の部分に逃げるよう
になり余長の偏りは防止される。その結果、単1−2″
f長さにおける余長のはらつきの均−状悪は當に保たれ
る。
o−5g/co−5範/cロれは管内壁面と光ファイバ
との摩擦係数は十分低下し、管内の光ファイバは金属管
の局部的な変形に追随し・て余長を変化(他の部分に比
べて過大、過少)するようなことはなく、常に所定の適
正余長を維持することかできる。すなわち光ファイバ表
面の潤滑剤の付着量が4 x ]O”g/cm2に達し
ない場合は上記の効果はない。また付着量かaox 1
0−5g/cm2を超えると、lA滑剤の付着不良を生
して光ファイバから剥離しやすくなって、潤滑剤か管内
の光ファイバと管内壁面との間に不規則に介在するよう
になり、その結果管内の光ファイバの余長幼果を阻害す
るようになる。
ァイバ表面に何着した潤滑剤が金属管内壁面に移行して
付着することかあるが、このような場合も当然本発明の
範囲内に含まれる。。
体憫滑剤付着量を上記のように限定した根拠を説明する
、 第1図は本発明の一実施例で、この実験に使用した光フ
ァイバ入り金属管の横断面図であり、金属管1は外径(
内径)が1.2 mm (0,8mm)の鋼管(SUS
304)である。光ファイバ3は石英ガラス光ファイバ
裸線4にシリコン樹脂を一次コーティンク5し、ウレタ
ン樹脂を二次コーチインク6したものて径0.4 mm
である。光ファイバの表面に固体潤滑剤7か付着されて
いる。光ファイバ3の余長率は0.07!Vである。こ
こて余長率は、第2図にこのような光ファイバ入り金属
管の光ファイバに付着した潤滑剤の付着量と管内ての光
ファイバの滑り性(引抜き力であられす)との関係を示
す。実験要領は次のとおりである。
含有した脱脂綿ではさむことにより付着させた。) (ハ)引抜き力の測定: 第3図に示すように500 mm径のマンドレル8にテ
ストピースを15ターン縦巻きし、ファイバ30両端に
同重量の容器9.9′を吊す。次いで片方の容器9にス
ポイト10て水を滴下させ、ファイバ3が動き出す時の
水の重量を引抜き力とする。引抜き力が7gf以下の場
合を良好と判断した。
ファイバ3をアルコール中にて超音波洗浄し、光ファイ
バ3表面に付着していた潤滑剤を落す。次いてこのアル
コールをろ過し、ろ過残滓を測定し、これから光ファイ
バ表面1 cm2当りの付着量を求める。
固定してから、振動挿通機に取り付けて1分間作動させ
、金属管の他方の端末からの潤滑剤の排出の有無を肉眼
にて確認した。排出か認められた場合に付着性不良と判
断した。
10””g/cm2に満たないと引抜き力か7gfを超
えて滑り性不良となるから4 X 10−’g/cm2
以上とすることが滑り性の点から必要である。しかし付
着量がsox 10−5g/cm2を超えると潤滑剤の
付着性が不良となるので上限を80X 10−5g/c
m2とする。
ox 10−5g/crn2であれば金属管に局部的な
変形が生しても管内部の光ファイバに余長の偏りを生し
ることはない。なお上記第2図の実験では潤滑剤として
グラファイト、タルクについて行なったか他の固体潤滑
剤についても同様の傾向になることを確認している。
トであり、付着量は]O〜20x 1.0−5g/c+
++2である。また、余長率は0.02〜0.2’!で
ある。
1心のほか2心以上のもの、テープ状光ファイバも1枚
のはか2枚以上のものか適宜採用できる。
。
PVCシース12かけした光ファイバ入り金属管コート
の断面図である。第3表にその仕様を示す。
である。標準条長は100 mである。第2表にその仕
様を示す。
テンションメンバー)を組合せてPvCシース12かけ
した光ファイバ入り金属管コードである。第4表にその
仕様を示す。
光ファイバ入り金属管ケーブルである。第5表にその仕
様を示す 適用例5) 第6図はPVCシース12かけした光ファイバ入り金属
管11を複数本(第6図では4本)補強線13を中心に
して撚り合わせ、介在物14とともにポリ第 表 適用例6) 第7図はPVCシース12かけした光ファイバ入り金属
管11を2本PE製の介在物16とともに撚り合わせ、
ポリエステルテープ巻き15L、補強線18を添えてP
Eシース17かけした自己支持型の光ファイバ入り金属
管ケーブルである。第6表にその仕様を示す [発明の効果コ この発明の光ファイバ入り金属管は、光ファイバ表面に
固体潤滑剤か所定量付着しているのて管内壁面と光ファ
イバとの摩擦係数は低下し滑りゃすくなる。したがって
、金属管か局部的に変形して、この部分の光ファイバの
余長か他の部分に比へて過少あるいは過大になろうとし
ても、光ファイバが他の部分から金属管の変形部分に入
り込みあるいは逆に金属管の変形部分から他の部分に逃
げるようになり余長の偏りは防止される。その結果、単
位長さにおける余長のばらつきの均一状態は常に保たれ
るので、管内の光ファイバの余長効果を最大限に発揮す
ることかできる。
入り金属管の横断面図、第2図は光ファイバ表面の潤滑
剤付着量と金属管内での光ファイバの滑り性との関係を
示した図、第3図は光ファイバの滑り性を表わす引抜き
力の測定装置を示した図、第4図、第5図、第6図およ
び第7図はこの発明の光ファイバ入り金属管の通用例を
示した図である。 1・・・金属管、3・・・光ファイバ、7・・・固体潤
滑剤、11・・・光ファイバ入り金属管。
Claims (1)
- 1、光ファイバが金属管内に隙間をもち、余長をもって
挿入されており、光ファイバ表面に固体潤滑剤が付着さ
れ、固体潤滑剤の付着量が4〜80×10^−^5g/
cm^2であることを特徴とする光ファイバ入り金属管
。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2179652A JP2784085B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 光ファイバ入り金属管 |
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Publications (2)
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JP2784085B2 JP2784085B2 (ja) | 1998-08-06 |
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JP (1) | JP2784085B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002267425A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Fujikura Ltd | 歪み検知装置および歪み検知用複合ケーブル |
JP2011020525A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ドアの下部構造 |
US9168813B2 (en) | 2011-04-12 | 2015-10-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Door assembly for vehicle |
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-
1990
- 1990-07-09 JP JP2179652A patent/JP2784085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2784085B2 (ja) | 1998-08-06 |
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JP2010243725A (ja) | 光ファイバコード |
Legal Events
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