JP2006505006A - 優先引裂き部分を有する剥離可能なバッファ層及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
光ファイバ(1)とタイトバッファ層(15)とを含むタイトバッファ付き光ファイバ(10)及びこれを製造する方法。タイトバッファ層は、光ファイバを全体的に囲む所定の壁厚(t)と、タイトバッファ層の長手方向軸線に沿って全体的に形成された少なくとも1つの優先引裂き部分とを有する。一実施形態においては、タイトバッファ付き光ファイバは、温度が約−40℃、基準波長が約1550nmで約0.300dB/km以下のデルタ減衰を有し、これによりタイトバッファ付き光ファイバを屋外環境に適したものにする。他の実施形態は、1つ又はそれ以上の光ファイバリボンを囲むバッファ層を含むことができる。別の実施形態においては、バッファ層は、約500%以下の引張破断比を有する材料で形成することができる。
Description
本発明は、概略的には光導波路ケーブルに関する。より詳細には、本発明は、優先引裂き部分を備えた剥離可能なバッファ層を有する光導波路ケーブル及びその製造方法に関する。
図1は、従来のバッファ付き光導波路7を示す。従来のバッファ付き光導波路7は、光ファイバ1とバッファ層5とを含む。光ファイバ1は一般に、コア1a、クラッド1b、及びコーティング1cを含む。コア1aは、クラッド1bの屈折率よりも高い屈折率を有することにより、光信号を伝送するための内部反射を促進する。製造時には、クラッド1bは、典型的には、UV硬化性アクリルポリマーのような1層又は2以上の層のコーティング1cが被覆される。これらの構成要素の典型的な外径は、シングルモードコアでは約10ミクロン(又はマルチモードコアでは50から62.5ミクロン)、クラッドは125ミクロン、コーティングは250ミクロンであるが、他の寸法を用いてもよい。有利なことに、光ファイバは、比較的低い光減衰で光信号を伝送することができる。それにもかかわらず、光ファイバは、比較的敏感な性質に起因して、引張り、曲げ、又は捻り応力及び/又は歪みを受けると、光減衰が比較的大きく増大する可能性がある。
従って光ファイバは、その周りにバッファ層5を含み、これによって光ファイバを応力及び/又は歪みから保護することができる。バッファ層5は、光ファイバを保護するために典型的には約900ミクロンの外径を有するが、他の好適な寸法を用いてもよい。バッファ層5は一般に、比較的高温の液状で光ファイバ1上に押出し成形され、水槽内で急冷される。更にバッファ層5は、光ファイバ1とバッファ層5との間の結合の程度に応じて、タイトバッファ又はルースバッファのいずれでもよい。しかしながらいずれの場合も、バッファ層5は、光ファイバに対する光接続を形成する前に光ファイバから剥ぎ取る必要がある。光接続を容易に行うことができるように、エンドユーザは、バッファ層5が光ファイバ1から剥取り易いことを一般的要件としている。例えば、GR−409規格は、15mmなどの所定長さのバッファ層5を光ファイバ1から剥ぎ取るための最小力及び最大力を要求している。これらの要件を満たすために、幾つかのバッファ付き光ファイバでは、コーティングとバッファ層5との間にスリップ層として作用する潤滑材3を使用して、剥取りを容易にしている。しかしながら、潤滑材を設けることは、製造を複雑にし、製造コストを増大させる。更に、50cmもしくはそれ以上といった長いバッファ層5を光ファイバ1から剥ぎ取ることが要求される用途がある。光ファイバ1の損傷を回避するために、長いバッファ層5の剥取りは通常、所望の長さのバッファ層5が光ファイバ1から剥ぎ取られるまで、短い長さのバッファ層5を数回剥ぎ取ることにより達成される。短い長さを数回剥ぎ取ることは、困難で時間のかかる作業である。
これに加え、環境性能の問題に起因して、従来のバッファ付き光導波路は通常、屋内での使用にしか適さない。これは、比較的低い温度が光ファイバ1とはかなり異なる割合でバッファ層5を収縮させ、これによって光学性能を劣化させる応力及び/又は歪みを光ファイバ1にもたらすためである。
本発明は、光ファイバ及びタイトバッファ層を含むタイトバッファ付き光ファイバに関する。タイトバッファ層は、光ファイバを全体的に囲む所定の壁厚と、タイトバッファ層の長手方向軸線に沿って全体的に形成された少なくとも1つの優先引裂き部分とを有する。
本発明はまた、少なくとも1つの光導波路とバッファ層とを含む光導波路ケーブルに関する。バッファ層は、少なくとも1つの光導波路を囲み、少なくとも1つの優先引裂き部分を含む。バッファ層は、所定の引裂き力が加えられると、バッファ層の少なくとも1つの優先引裂き部分を引裂くことができるように、約500%以下の引張破断比を有する材料で形成される。
更に本発明は、光ファイバとタイトバッファ層とからなるタイトバッファ付き光ファイバに関する。光ファイバは、コアと、クラッドと、少なくとも1つのコーティングとを含む。タイトバッファ層は、長手方向軸線に沿って全体的に形成された少なくとも1つの優先引裂き部分を有する。タイトバッファ層は、光ファイバの少なくとも1つのコーティングと少なくとも部分的に接触している。更にタイトバッファ層は、所定の引裂き力が加えられると、少なくとも1つの優先引裂き部分を引裂くことができるように、約300%以下の引張破断比を有する材料で形成される。
本発明は更に、少なくとも1つの光導波路とバッファ層とを有する光導波路ケーブルに関する。バッファ層は、少なくとも1つの光導波路を全体的に囲み、バッファ層の長手方向軸線に沿って全体的に形成された少なくとも1つの優先引裂き部分を有する。少なくとも1つの光導波路は、温度が約−40℃で約0.300dB/km以下のデルタ減衰を有する。
本発明はまた、バッファ付き光ファイバを製造するための方法に関する。本方法は、光導波路を送出する段階と、バッファ層を光ファイバの周りに押出し成形する段階と、バッファ層に少なくとも1つの優先引裂き部分を形成する段階とを含む。
図2及び3は、本発明による光導波路ケーブルを示す。より具体的には、図2及び3は、タイトバッファ層15を有する光ファイバ1のような光導波路を含むタイトバッファ付き光ファイバ10を示す。しかしながら、本発明の概念は、ルースバッファ付き光ファイバで実施してもよい。タイトバッファ層15は、所定の壁厚tを有し、光ファイバ1全体を囲むことによりこれを保護する。本発明の一実施形態によれば、タイトバッファ層15は、該タイトバッファ層の外表面15cから内表面に向かって内向きに延び、且つ軸線A―Aに沿ってほぼ長手方向に走ることにより形成される少なくとも1つの優先引裂き部分を有する。この実施形態においては、2つのスリット17が約180°離れて形成されることにより、バッファ層15に優先引裂き部分が形成される。有利なことには、これらの優先引裂き部分により、技術者が部分15a、15bの分離を開始すると、タイトバッファ層15の分離される部分15a、15bを容易に掴み、所定の引裂き力を加えることにより部分15a、15bの分離を広げることができる。従って、技術者は、光ファイバを損傷することなく迅速且つ容易に光ファイバ1に接近することができる。更に、タイトバッファ付き光ファイバ10は、長さが1mなどの比較的長いタイトバッファ層15を除去するために、境界剥離層としての潤滑材を必要としない。しかしながら、本発明の実施形態は、バッファ層15と光ファイバ1との間のスリップ層として作用するテフロン(登録商標)ベースの層又はUV硬化性アクリルポリマー層などの境界剥離層として潤滑材を含むことができる。更に、本発明のバッファ付き光ファイバは、一般に補強部材を含まないが、使用することもできる。
タイトバッファ層15は、バッファチューブ又はケーブルジャケットと混同されるべきではない。バッファチューブは通常、水遮断グリース、すなわちチクソ性ゲル内に浮遊するバッファチューブ内に置かれた1つ又はそれ以上の光ファイバを含む。更にバッファチューブは、一般に、内部の光ファイバの外径と比べると、比較的大きな内径を有する。また水遮断グリースは、境界剥離層と混同されるべきではない。水遮断グリースは、バッファチューブ内への水の浸入を阻止して連結を形成するのに使用されるが、境界剥離層は、光ファイバからのバッファ層の引剥がし性を改善するために使用される。更に、バッファ層は、一般に光ファイバと結合される。
各光ファイバ1は、シリカベースコア1aを有するシングルモード光ファイバであって、光を伝送するよう作動可能であり、コアより低い屈折率を有するシリカベースクラッド1bによって囲まれる。更に、1つ又はそれ以上のコーティング1cを光ファイバ1に施すことによって、光ファイバを保護及び/又は識別することができる。例えば、柔らかい第1のコーティングがクラッドを囲み、比較的剛性のある第2のコーティングが第1のコーティングを囲む。コーティングはまた、光ファイバを識別するためのインク又は他の好適な指標などの識別手段を含むことができる。しかしながら、コーティングは一般に、従来の引剥がし方法による光ファイバからのタイトバッファ層の引剥がし性の改善を目的とする、光ファイバの製造後に加えられる潤滑材は含まない。この実施形態においては、タイトバッファ層15は、好ましくは光ファイバ1の少なくとも1つのコーティング1cを囲み、且つ少なくとも部分的に接触する。更に、マルチモード、プラスチック光ファイバ、エルビウムドープ、偏波面保持、フォトニック、スペシャルティ、又は他の任意の好適な光導波路を用いることができる。
図4は、基準波長1550nmにおける、図1の従来のバッファ付き光導波路7並びに図2及び図3のバッファ付き光ファイバ10に対する温度サイクル中のシングルモード光ファイバの例示的なデルタ減衰dB/kmを示している。具体的には、曲線40は従来のバッファ付き光導波路7を表し、曲線42はバッファ付き光ファイバ10を表す。本明細書で使用するデルタ減衰とは、一般的に言えば、例えば周囲条件(約23℃)からの温度変化などの環境変化により光ケーブルが受ける応力及び/又は歪みに起因する光学性能損失の測定値である。一般に周囲条件にて測定される、光導波路、光ファイバコネクタ、及び/又はスプライスでの挿入損、固有減衰、及び他の損失は、一般にデルタ減衰には含まれない。例えば、光ファイバは一般に、例えば光ファイバの散乱又は不完全性などの光ファイバ固有の特性に起因する一定の減衰損を有する。同様に、一般に光ファイバコネクタは、例えば嵌合する光ファイバのコアの不整合に起因する一定の挿入損を有する。デルタ減衰を求めるためには、光導波路、光ファイバコネクタ、及び/又はスプライスからのベースライン挿入損が周囲条件(すなわち室温)において測定され、非周囲条件での挿入損から差し引かれる。具体的には、図4の温度サイクルは、Telcordia GR−409 第1版に従い、−40℃、70℃、23℃サイクルを追加して行われた。図示のように、本発明のバッファ付き光ファイバ10は、温度サイクルにおいて驚くべき結果を示した。具体的には、基準波長1550nmにおけるバッファ付き光ファイバ10のデルタ減衰は、温度サイクルテスト全体を通じて約0.050dB/kmを下回った。例えば、温度0℃では、バッファ付き光ファイバ10のデルタ減衰は、ほぼゼロである。他方、従来のバッファ付き光導波路のデルタ減衰は、図示のように有意に高いものであった。特に驚くべきことは、バッファ付き光ファイバ10のデルタ減衰が−40℃において約0.300dB/kmより低いことである。具体的には、バッファ付き光ファイバ10は、−40℃において約0.050dB/kmのデルタ減衰を有した。この光学性能を従来のバッファ付き光導波路7と比較すると、後者のデルタ減衰は−40℃において約0.600dB/kmであり、これにより従来のバッファ付き光導波路を屋外での用途に適さないものにしている。このように本発明の低温光学性能は、本発明のバッファ付き光ファイバを有利には屋外又は他の低温用途に適したものとしている。
光学性能及び/又は優先引裂き部分特性は、寸法形状及び材質選択などの要因により影響を受ける可能性がある。スリット17は、タイトバッファ層15の所定の壁厚tに対して所定の深さdを有しており、これにより、バッファ層15を部分15a、15bに分離するのに必要とされる引裂き力を調整することができる。例えば、深さdは、好ましくは壁厚tの約10%から約90%、より好ましくは深さdは壁厚tの約25%から約75%である。しかしながら、他の実施形態では、壁厚t全体を貫通して延びる1つの優先引裂き部分を有してもよい。同様に、優先引裂き部分の幅及び/又は形状は、引裂き特性に影響を及ぼす可能性がある。スリット17は、一般にv字形を有するのが好ましいが、u字形のような他の好適な形状を優先引裂き部分として使用してもよい。しかしながら、図示した優先引裂き部分の形状は、概略的図であり、拡大して見た実際の形状は、幾分不規則的であってもよい。
温度サイクルを受けた本発明の実施形態は、バッファ層の厚さtの約40%の深さのスリット17を有していた。本発明のフープ半径がスリット17の深さdだけ減少するので、スリット17は、同じサイズの従来のバッファ層5と比べてバッファ層15のフープ強度を低下させる。更にスリット17は、急冷段階により冷却されるときにバッファ層15の「弛緩」を助け、これによって光ファイバ1に加わる応力及び/又は歪みが低減され、全体的にバッファ層15のより均一な収縮を可能にする。言い換えると、バッファ層は、急冷により外表面から内側に向かって冷却される。冷却中、外表面は冷却槽内の水との接触により「凍結」され、次いでバッファ層は、外表面から内側に向かって固化される。従って、全ての条件が同じである場合、スリット17は、より大きな外表面に冷却プロセス中には単位長当たりでより小さな材料体積を与える。更に、スリット17は、同じ厚さtを有するスリットのないバッファ層の場合のように、応力及び/又は歪みを有することなく、バッファ層15の収縮を可能にする。更に、より均一な収縮は、光ファイバとバッファ層との間の比較的均一な結合の形成をもたらす。
タイトバッファ層15は、好ましくは好適なポリマー材料から構成されるが、放射線硬化材料などの他の好適な材料を使用してもよい。例えば、温度サイクルを受けた本発明のタイトバッファ層は、約900ミクロンの外径を有し、GW2025 Specialの商品名下でAlphaGary Corporation(マサチュセッツ州レオミンスター)から入手可能な塩化ポリビニール(PCV)で形成された。タイトバッファ層15の材料は、ASTM D−412に準拠した引張破断比で好ましくは約500%以下、より好ましくは約400%以下、最も好ましくは約300%以下という比較的低い引張破断比を有する。引張破断比が比較的低いことにより、部分15a、15bを分離させるために所定の力が加えられときに、材料を伸長するのではなく引裂くことが可能となる。しかしながら、本発明の概念に対して任意の好適な材料又は外径を用いることができる。例えば、タイトバッファ層15はまた、難燃性を改善するための添加物を含んでもよいが、他の目的のために他の好適な添加物を加えてもよい。
更に本発明の実施形態は、技術者が優先引裂き部分の位置を特定するのを助けるためのマーキング指標を有することができる。例えば、共押出し工程中に部分15aを第1の色で押出して、部分15bを第2の色で押出すことにより、優先引裂き部分の位置を色の変化で明確に識別することができる。更に、色の組合せは、バッファ付き光ファイバを識別するためにも有用である。あるいは、優先引裂き部分は、例えば、スリット17の内部又はその近傍に形成された色付きの縞があってもよい。しかしながら、優先引裂き部分の位置を特定するために他の方法を用いることもできる。例えば、バッファ層にわたって消されたマーキングは、優先引裂き部分の位置を特定することができる。別の実施形態においては、引張りタブ又はフィラメントが各部分15a、15b内に押出されてバッファ層の表面を超えて延びることにより、技術者がタブを掴んで引っ張り、タイトバッファ層15を引裂くことが可能となる(図5)。更に、タイトバッファ付き光ファイバ10は、光ファイバ1とタイトバッファ層15との間の境界剥離層、水膨潤部要素、又は他の任意の好適な構成要素又は特徴などといった他の好適な構成要素又は特徴を有することができる。
図5は、本発明の概念を用いた光導波路ケーブル50を示している。光導波路ケーブル50は、スリット57のような少なくとも1つの優先引裂き部分を有するバッファ層55により囲まれた少なくとも1つの光ファイバリボン51を含む。より具体的には、光導波路ケーブルは、約180°離れて配置された2つのスリット57を備えたリボンスタック52を含む。しかしながら、光導波路は、本発明の概念を用いながらも、バンドル又はルースファイバのような他の構成で配置することもできる。更に、本発明のバッファ層は、好適な位置に任意の好適な数の優先引裂き部分を含んでもよい。
更に本発明の優先引裂き部分は、他の構成を有することができる。例えば、図6は、本発明の概念を用いたタイトバッファ付き光ファイバ60を示す。タイトバッファ付き光ファイバ60は、光ファイバ1とタイトバッファ層65とを有し、該タイトバッファ層65は、その周りにほぼ対称的に配置された3つの優先引裂き部分を有する。この実施形態においては、優先引裂き部分67は、長手方向軸線A−Aに沿って断続的且つ螺旋状に配置されている。更に、優先引裂き部分67は、本発明の概念を説明するために、3つの異なる形状で示されている。しかしながら、別の優先引裂き部分では、断続的及び螺旋状の両方の特徴ではなく、いずれか一方の特徴を有していてもよい。同様に、優先引裂き部分に他の好適な形状を使用することもできる。断続的な優先引裂き部分は、これに沿った所定の剥ぎ取り長に引裂くことができ、引裂きが優先引裂き部分を越えて進むのを抑制することが可能になる。例えば、バッファ付き光ファイバの特定用途においてタイトバッファ層65を50cmの長さに剥ぎ取る必要がある場合には、断続的スリット67を約50cmの長さにし、これによって測定することなく適正な剥ぎ取り長さが有利に保証されることになる。更に本発明の優先引裂き部分は、他の構成を有することができる。例えば、優先引裂き部分は、半径方向ではなく中心からずれた構成を有することができ、これによってバッファ層の側部の引裂きが可能になる。
図7は、本発明の概念を用いたタイトバッファ付き光ファイバ70を示す。光導波路ケーブル70は、少なくとも1つの優先引裂き部分を有するタイトバッファ層75によって囲まれた少なくとも1つの光導波路1を含む。この実施形態においては、優先引裂き部分は、タイトバッファ層75の内表面74から半径方向外向きにタイトバッファ層75の所定の位置まで延びる2つのスリット77又は空隙である。視覚的に調べることによりスリット77の位置を特定することが困難である場合もあるので、この実施形態では、バッファ層75の外表面上にマーキング指標78を含み、これによってスリット77の位置を特定するのが好ましい。更に、技術者が光導波路1に接近するのを助けるために、タイトバッファ層75内に少なくとも1つの引張りタブ79又はフィラメントを埋め込むことができる。
図8は、光導波路ケーブル80の一部分を形成するタイトバッファ付き光ファイバ10を示す。光導波路ケーブル80は、アラミド又はガラス繊維などの補強部材81と、これを全体的に囲むジャケット82とを含む。図9は、ジップコードの形態の別の光導波路ケーブル90を示す。光導波路ケーブル90は、第1の脚部92と第2の脚部94とを有する。脚部92、94は各々、共通ジャケット95の一部を形成する。各脚部92、94は、タイトバッファ付き光ファイバ及び補強部材91を囲む。図10は、本発明による別の光導波路ケーブル100を示す。この実施形態においては、複数のタイトバッファ付き光ファイバ10が、チューブ102内に配置されている。更に、本発明の光導波路ケーブルはまた、ブレークアウトケーブルの一部として使用することができる。例えば、複数の光導波路ケーブル90を中央補強部材の周りに撚り合わせて、その周りにジャケットを押出し成形させることができる。勿論、ブレークアウトケーブルは、バインド糸、補強部材、又はリップコードのような他の部材を含むことができる。
本発明によるバッファ付き光ファイバ10を製造するための例示的なラインを図11に概略的に示す。光ファイバ1は、好適な張力を加えながら送り出しリール112から送出される。境界剥離層が求められる場合には、該層は、コーター114によって光ファイバ1に塗布することができ、これは、図に示すようにライン上で行うこともでき、オフラインで行ってもよい。次にバッファ層15が、優先引裂き部分17を形成するのに好適なダイを有するクロスヘッド押出し成形機116によって施され、これによりバッファ付き光ファイバ10が完成する。押出し成形後、水槽118により、比較的高温のバッファ層15が冷却される。次いで、水槽118から出た後、バッファ付き光ファイバ10は、引張り装置118を通って巻取りリール120上に巻き取られる。
更に、本発明によるバッファ付き光ファイバを製造するための他の方法が利用可能である。例えば、バッファ層を一様な直径を持たせて押出し成形し、次に該バッファ層を急冷する前にナイフエッジに接触させて、バッファ層内に優先引裂き部分を形成することができる。ナイフエッジは、高温でも低温でもよい。別の方法は、冷却されたバッファ付き光ファイバを、所望の優先引裂き部分が得られるまで材料を漸次的に除去する一連の加熱されたダイに通す方法である。優先引裂き部分を形成する更に別の方法は、レーザーを使用する方法である。しかしながら、好ましい製造方法は、バッファ層内に優先引裂き部分を形成して、その後バッファ層を冷却することにより、バッファ層からの応力の放出を可能にする方法である。
添付の請求項の範囲内にある本発明の多くの変更及び他の実施形態は、当業者には明らかであろう。例えば、本発明のバッファ付き光ファイバは、他のブレークアウトケーブル又は複合ケーブル構成に使用するのに適している。更に、本発明の概念をタイトバッファ層に即して説明したが、該概念はルースバッファ付き光ファイバに対しても実施可能である。従って、本発明は、本明細書で開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の請求項の範囲内で変更及び他の実施形態を実施可能であることは理解されるべきである。本明細書では特定の用語が使用されているが、これらは一般的な意味で説明のためにのみ使用されており、限定を目的とするものではない。本発明は、シリカベースの光ファイバに関して説明されたが、本発明の概念は、他の好適な光導波路及び他の光ケーブル構成にも適用可能である。
Claims (36)
- 光ファイバと、
タイトバッファ層とを備え、
該タイトバッファ層が前記光ファイバ全体を囲む所定の壁厚と、前記タイトバッファ層の長手方向軸線に沿って全体的に形成された少なくとも1つの優先引裂き部分とを有する、
ことを特徴とするタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記光ファイバが、温度が約−40℃、基準波長が約1550nmで、約0.300dB/km以下のデルタ減衰を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記光ファイバが、温度が約−40℃、基準波長が約1550nmで、約0.050dB/km以下のデルタ減衰を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ層が、約500%以下の引張破断比を有する材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ層が、約300%以下の引張破断比を有する材料で形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。
- 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、前記所定の壁厚の約10%から約90%の間である所定の深さを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ層が、約180°離れて配置された2つの優先引裂き部分を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、前記長手方向軸線に沿って断続的に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記優先引裂き部分の位置を特定するためのマーキング指標を更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ層が、2つの異なる色が付けられた材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、前記所定の壁厚の約25%から約75%の間である所定の深さを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記光ファイバが、その上に境界剥離層を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記優先引裂き部分が、前記タイトバッファ層の内表面に向かって延びている、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記優先引裂き部分が、前記タイトバッファ層の外表面に向かって延びている、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ層が、約180°以下の間隔をおいて離間されて配置された複数の優先引裂き部分を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ付き光ファイバが、光導波路ケーブルの一部分である、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記タイトバッファ付き光ファイバが、ジップコードの一部分である、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記優先引裂き部分が、スリットである、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記光ファイバが、シングルモード光ファイバとマルチモード光ファイバの群から選択されたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記バッファ層が、約900ミクロン以下の外径を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 少なくとも1つの光導波路と、
前記少なくとも1つの光導波路を囲み、少なくとも1つの優先引裂き部分を含むバッファ層と、を備え、
前記バッファ層が、所定引裂き力を加えたときに、前記バッファ層の少なくとも1つの優先引裂き部分を引裂くことができるように、約500%以下の引張破断比を有する材料で形成されている、
ことを特徴とする光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの光導波路が、温度が約−40℃、基準波長約1550nmで約0.300dB/km以下のデルタ減衰を有する、
ことを特徴とする請求項21に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記少なくとも1つの光導波路が、温度が約−40℃、基準波長約1550nmで約0.050dB/km以下のデルタ減衰を有する、
ことを特徴とする請求項21に記載のタイトバッファ付き光ファイバ。 - 前記少なくとも1つの光導波路が、光ファイバリボンの一部分である、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記バッファ層が、約300%以下の引張破断比を有する材料で形成される、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、前記バッファ層の所定の壁厚の約10%から約90%の間である所定の深さを有する、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記バッファ層が、約180°離れて配置された2つの優先引裂き部分を有する、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、長手方向軸線に沿って断続的に形成されている、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記優先引裂き部分の位置を特定するためのマーキング指標を更に含む、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記バッファ層が、2つの異なる色が付けられた材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの優先引裂き部分が、前記バッファ層の所定の壁厚の約10%から約90%の間である所定の深さを有する、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの光導波路が、その上に境界剥離層を有する、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記優先引裂き部分が、前記バッファ層の内表面に向かって延びている、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記優先引裂き部分が、前記バッファ層の外表面に向かって延びている、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記少なくとも1つの光導波路が、シングルモード光ファイバとマルチモード光ファイバの群から選択されたものである、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。 - 前記バッファ層が、約900ミクロン以下の外径を有する、
ことを特徴とする請求項21に記載の光導波路ケーブル。
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