JPH0466839B2 - - Google Patents

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JPH0466839B2
JPH0466839B2 JP59116730A JP11673084A JPH0466839B2 JP H0466839 B2 JPH0466839 B2 JP H0466839B2 JP 59116730 A JP59116730 A JP 59116730A JP 11673084 A JP11673084 A JP 11673084A JP H0466839 B2 JPH0466839 B2 JP H0466839B2
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JP
Japan
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fertilizer
fertilizing
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water
potassium
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JP59116730A
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JPS6042288A (ja
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Aipunaa Rooberuto
Kooru Uiruherumu
Kurooto Berunharuto
Yashukoitsutsu Mihyaeru
Borun Hansuururihi
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Bayer Pharma AG
Original Assignee
Schering AG
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Publication date
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Publication of JPH0466839B2 publication Critical patent/JPH0466839B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G5/00Fertilisers characterised by their form
    • C05G5/30Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、長期肥効を有しかつ唯一回の投与の
ために予め時間的に決められた肥効要素放出を示
す肥料に関する。 従来技術 栽培植物の最適な肥育は、それぞれの作物(種
類、品種)が肥効要素の質および量の点で特定の
要求を有するという事実を使用する必要がある。
一般に、未生育の植物は生育した植物よりも著る
しく塩に鋭敏である。この場合生育の進行ととも
に、個々の著量−ないしは微量肥効要素の種類お
よび量に対する異なつた要求が生じる。 従つて、今日の蔬菜栽培の実際は、特定の栽培
法に所要の全肥量を分割投与で適用することであ
る。そのため、肥料投与をできるだけ正確に特定
栽培の要求に適合させ、有害な塩濃度並びにまた
欠乏状態を回避し、かつ最後に肥料損失を低減さ
せることに務められかつ達成されている。従つ
て、最適に栽培管理するため、種々の組成の多数
の分割投与分を投与すべきであるというのが公知
の実際知識である。 この場合、溶解せる肥効要素が温室内栽培に殊
に適当と認められる旨判明した。その理由は、塩
濃度および、特定用途の肥効要素要求が完全自由
に制御可能、微調節可能であることである。栽培
業者は、植物に肥効物質を最適供給するための彼
らに公知の最適値範囲に“手作業”によりできる
だけ正確に順応する。 それにもかかわらず、この不連続な手作業によ
る施肥技術の場合、肥効要素供給の変動を排除す
ることができない。しばしば追肥が行なわれる
程、この方法は労働集約的になる。 さらに、肥料を施こすため、費用がかかりかつ
故障し易い装置が使用される。運転および整備
が、高い練度および費用を前提とする。 全てのまたは部分的な生育期間にわたり均質な
肥効要素供給を達成するため、種々の機構により
肥効要素を放出する肥料が開発された。しかし、
これら配合物に共通なのは、これらのうち、生育
開始時の1回の施肥投与(土壌への混入)から植
物に全栽培過程にわたり最適に肥効要素を供給す
るが可能なもののないことである。 初期栽培期間を目標とする肥料配合は主栽培期
間中の不十分な肥効要素供給を伴なうか、または
配合が主栽培期間に設定されると未生育植物が給
肥不足になる。さらに、現在の肥料は、はじめて
栽培期間中に生じる、植物の肥育に対する特殊な
要求を満たすことができない。 未生育植物の給肥不足は、はじめの4週間の不
活撥な準備期間を表わしかつ“失なわれた栽培期
間”を生じる。今日市販されているような長期肥
料の特別な難点は、微量要素およびマグネシウム
を作物にこのような配合物から供給するという殆
んど未解決の問題である。この問題は殊に重要で
ある、それというのも十分量の調合された微量要
素混合物およびマグネシウムが均質に供給された
場合にだけ安定な植物肥育が可能であるからであ
る。この混合物の溶出は、他の肥効要素の流出速
度と同調されている必要がある。 これら条件を満たす肥料は従来より公知であ
る。 発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の課題は、全ての制御可能な実
質的植物肥効要素を必要に応じ別々に迅速に植物
へ放出し、その場合これら肥効要素のそれぞれの
放出速度および放出分布が他の全てと個々別々に
制御可能でありかつ全ての装入肥効要素が栽培期
間の終了時に消費されている肥料、すなわち唯一
回の投与のために予め時間的に決められた肥効要
素放出を示す肥料をつくり出すことである。 問題点を解決するための手段 本発明によればこの課題が、栽培植物の成長期
の間その都度の要求に十分であり、かつ唯一回の
投与のために予め時間的に決められた肥効要素放
出を示す長期肥効を有する肥料において、これが a 肥効要素である窒素、燐、カリウム及びマグ
ネシウムをN−P2O5−K2O−MgO10〜19:10
〜34:9〜12:5〜8の重量比で含有する非被
覆初期投与分A、 b 肥効要素である窒素、燐、カリウム及びマグ
ネシウムをN−P2O5−K2O−MgO17〜30:0
〜14:9〜35:0〜4の重量比で含有する乾性
油をベースとするワニス混合物で被覆された長
期投与分B、及び c 窒素、燐、カリウム及びマグネシウムをN−
P2O5−K2O−MgO10〜33:0〜13:10〜35:
0〜4の重量比で含有する、まず、水溶性及
び/または水膨潤性被覆で、次いで疎水性被覆
で被覆された期限投与分Cからなる混合からな
り、この際投与分A:B:Cの混合重量比はそ
の都度の栽培植物に依存して1〜2:0〜9:
9〜0であることを特徴とする長期肥効を有す
る肥料により解決される。 この肥料の特殊な実施形態は: この肥料が、肥効要素として、炭素、酸素、水
素、窒素、燐、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、硫黄、鉄、マンガン、銅、亜鉛、塩素、硼
素、モリブデン、ナトリウム、珪素、コバルトお
よび/またはアルミニウムを、有利にそれらの化
合物の形で含有し、 肥効要素が、パラフイン、ワツクス、金属石
鹸、第4アンモニウム化合物、尿素誘導体、脂肪
酸変性樹脂、シリコーンおよび/または過弗素化
有機化合物の群から選択された撥水剤で被覆さ
れ、 撥水剤がパルミチン酸鉄であり、 肥効要素が、水湿潤基を有するポリマーの群か
ら選択された難水溶性または水膨潤性の物質で被
覆され、 難水溶性または水膨潤性の物質が水湿潤基を有
するポリマーであり、 水湿潤基が、ヒドロキシル−,カルボキシル
−,アルキルエステル−,シアノ−,クロル−ま
たはフルオル基であり、 難水溶性または水膨潤性の物質が、有利に残存
アセチル含分10%を有するポリビニルアルコール
であり、 肥効要素が、無機化合物の群から選択された難
水溶性の物質で被覆され、 難水溶性化合物が、燐酸鉄または燐酸カルシウ
ムであり、 肥効要素が、水湿潤基を有するポリマーの群ま
たは無機化合物の群から選択された難水溶性また
は水膨潤性の物質、およびパラフイン、ワツク
ス、金属石鹸、第4アンモニウム化合物、尿素誘
導体、脂肪酸変性樹脂、シリコーンおよび/また
は過弗素化有機化合物の群から選択された撥水性
の物質で被覆され、 撥水性物質が、膜厚10-8m〜10-2m、有利に1
×10-6m〜2×10-3mで肥効要素を被覆し、かつ 難水溶性または水膨潤性の物質が、膜厚10-6
〜10-2m、有利に5×10-5m〜2×10-3mで肥効
要素を被覆することである。 さらに、本発明は、肥料を土壌中へ装入するこ
とにより、肥効要素を植物に土壌中で唯一回の投
与のために予め時間的に決められて投与する方法
において、前記肥料が使用され、その場合肥効要
素溶出が植物のその都度の生育および/または需
要との関連において行なわれることを特徴とする
方法に関する。 さらに、本発明は、前記肥料を心土中へ装入す
ることにより、肥効要素を植物に心土中でプログ
ラム化して長期間投与する方法において、肥効要
素投与が、意図的にはじめて心土−肥料混合物を
灌水することにより開始されることを特徴とする
方法に関する。 この方法の特殊な実施形態は: 肥効要素溶出が、意図的にはじめて心土−肥料
混合物を灌水することにより開始され、 植物生育開始の初期の1回の施肥が、栽培期間
の植物のその都度の要求に十分であり、 制御が、植物の肥料要素要求および/または生
育に、過剰施肥および/または許容不能な生育損
失が回避されるように適合せしめられ、 肥料が個々にまたは混合物で使用されることで
ある。 意外にも、本発明による肥料は、作物生育のそ
れぞれの時期にそれぞれ所望の肥効要素をその都
度所要の濃度で植物に供給することが可能であ
る。 従つて、本発明による肥料は、1回の施肥で、
予め時間的に決められた肥効要素放出を示す過程
におけるいわゆる初期投与、長期投与および期限
投与を保証するという特別な利点を有する。 この場合、初期投与とは、他の処理なしに植物
の初期生育を、必要な全肥効要素の種類および量
の適当な供給の点で、かつこのことをその都度の
栽培の塩許容度の配慮(利用)下に保証する、肥
効要素または肥効要素混合物の投与である。 長期投与とは、肥効要素が投与のはじめから植
物で均質に利用される、前処理された肥効要素ま
たは肥効要素混合物の投与を表わす。 期限投与の場合、その後の特定の時点ではじめ
て植物に利用される、相応に前処理された肥効要
素または肥効要素混合物が挙げられる。 これら予め計画された肥料要素投与が、公知の
肥料を使用することにより得られることのできな
い多数の利点を伴なう。 従つて、施肥が、例えば需要に関連して、肥効
要素投与を作物のピークーおよびゼロ需要量に整
定することにより実施されるが、このことが公知
の肥料では不可能である。 これにより、栽培期間中の植物の種々の肥効要
素需要がその都度最適に満たされることができ、
それにより植物感度の大きい期間中の過剰施肥に
よる植物の障害、または最高需要期間中の不十分
な肥効要素供給量による不十分な生育が有利に回
避される。 さらに、本発明による肥料により制御可能な、
供給肥効要素放出が、気候的に不利な条件下でも
または低い生産力を有する土壌でも植物の収穫能
を完全に引き出すという利点を有する。 さらに、本発明による肥料により制御可能な、
溶解肥効要素放出が、肥効要素の形状およびその
濃度の点で変動する特定の栽培条件を、播種また
は植種に際し1回で添加された肥料総量により最
適に満たし、それにより、危険率が大きく、費用
がかかりかつ、期限設定を誤つた際の不利な追肥
をなくすることが可能であると判明した。 さらに、本発明による肥料により制御可能な肥
効要素放出が、心土にその使用の久しい以前に肥
料を混合することを、使用開始に際しすでに活性
な大きい塩含分を考慮する必要なく可能にすると
判明した、それというのもこの塩含分が使用開始
時に心土の灌水によりはじめて活性化され、それ
により塩衝撃ないしは塩障害が回避されうるから
である。 本発明の範囲内で使用可能な肥料は以下の通り
である: − 粉末肥料 − 結晶肥料 − 粒状肥料 − 粒状被覆肥料 − ペレツト状肥料 − カプセル化せる肥料溶液ないしは肥料懸濁液 前記肥料の組成は以下の通りである: − 無機質の単肥効要素肥料 − 無機質の多肥効要素肥料 − 無機−有機質肥料 − 有機質肥料 − 微量肥効要素 − 前記成分の組合せ 例えば、難溶性塩、重合性の肥効要素化合物、
および天然および合成のキヤリヤに化学的または
物理的に結合せる肥効要素が例として挙げられる
植物肥効要素を緩慢に放出する肥料のようなそれ
ぞれ前処理された肥料が包含される。 本発明による肥料の製造は、自体公知の方法
で、例えば、その肥効要素放出に際し本発明によ
り作用すべき肥料を、その都度の処理法に適当
な、例えば回転ドラムまたは皿形造粒装置もしく
は流動床装置のような装置中に装入し、かつ肥料
が完全かつ十分均質に所望の膜厚になるまで被覆
されるように処理剤と混合するか、または処理剤
を、例えば回転ドラムまたは皿形造粒装置のよう
な適当な装置中に装入し、かつその肥効要素放出
に際し本発明により作用すべき肥料を、この肥料
が完全かつ十分均質に所望の膜厚で被覆されるよ
うに搬入することにより行なわれる。 撥水性および/または難水溶性もしくは水膨潤
性の物質として、それぞれ以下のものが使用され
ることができる: パラフイン、有利に融点範囲40〜250℃を有す
るパラフイン、有利に融点範囲55℃以上を有する
硬質パラフイン;ワツクス、例えば、蜜ろう、鯨
ろう、カルナバワツクス; 金属石鹸、例えば、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸または油酸の
Mg−,Ca−,Fe−,Cu−,Zn−,Mn−,Zr
−またはAl塩、有利にパルミチン酸のMg−,Ca
−,Fe−,Al−またはZr塩; 第4アンモニウム塩、例えば、オクタデシルオ
キシメチルピリジニウムクロリドまたはN−メチ
ル−N−ステアロイルアミドメチレンピリジニウ
ムクロリド; 脂肪酸変性合成樹脂、例えば、ラウリン酸、パ
ルミチン酸および/またはステアリン酸で変性さ
れたモノドデシル尿素−ホルムアルデヒド前縮合
体またはヘキサメチロールメラミンエーテルより
成る縮合体; 尿素誘導体、例えばオクタデシルエチレン尿
素; メラミン誘導体; ポリシロキサン、例えば水素メチルポリシロキ
サンおよびジメチルポリシロキサン; 弗素化炭素重合体、例えば1,1−ジヒドロペ
ルフルオルオクチルポリアクリル酸エステル; アルギン酸塩、例えばアルギン酸カリウム; ゼラチン; カゼイン; 多糖類、例えば、殿粉、セルロース、セルロー
ス誘導体、例えばエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロースおよびそれらの混合物、ペク
チン、キサンタン; ポリビニルアルコール; ポリビニルアセテート; ポリビニルエーテル; ポリビニルピロリドン; ポリアクリレート; 粘度質鉱物、例えば、ベントナイト、イライ
ト、アタプルガイト; 金属酸化物、例えば、水酸化第二鉄、酸化マグ
ネシウム; 金属燐酸塩、例えば、燐酸カルシウム、燐酸
鉄; ポリ燐酸塩、例えばクロール塩; 金属珪酸塩、例えばカリウム水ガラス; 有利に、部分的に鹸化せるポリビニルアセテー
ト、ゼラチン、水酸化第二鉄、燐酸カリウム。 膜のコーチングは、膜厚10-8m〜10-2m、とく
に1×10-6m〜2×10-3で行なわれる。 処理剤は、個々の成分それ自体として、溶液で
および懸濁液としておよび同じく多成分混合 物として組合せて施こされる。 有利に、本発明による肥料は混合粒状物の形で
使用される。 粒状物形状として、成層粒状物、圧縮粒状物
(チツプ、ペレツト)、自然結晶等が使用されるこ
とができる。 化学的成分として、前述のように、肥料効果を
有する全ての化合物が挙げられる。なかんずく、
これに挙げられるのが、全ての公知のN−P−K
−および微量肥効要素の無機塩、金属キレート、
他の有機化合物中の微量肥効要素、尿素−アルデ
ヒド縮合体、尿素燐酸塩、炭水化物、蛋白質、ペ
プチドおよびアミノ酸である。 溶解特性の点で、有利に以下の分類が行なわれ
ることができる: 1 大きい水中溶解速度を有する化合物、 2 その化学的性質により程度の差こそあれ大き
い溶解速度を有する化合物、例えば燐酸−、珪
酸−、炭酸カルシウム−マグネシウムおよび尿
素−アルデヒド縮合体、 3 その溶解特性が、物理的処理、例えば含浸 合成樹脂マトリクス中への封入および 合成樹脂を使用する被覆 により左右されることのできる化合物。 前述の物理的方法は、個々の化合物の粒状物に
もまたそれらの混合物にも適用されることができ
る。これら処理法を使用し、植物肥育に際し重要
なそれぞれの肥効要素に、作用開始の時点および
それに引続く作用期間が意図的に設定されること
ができる。 最後に、このように前処理されたベース粒状物
が最終混合物にまとめられ、その肥効が特定の作
物ないしは作物群の特定の条件に正確に整定され
ることができる。従つて本発明によれば、はじめ
に“完成肥料”が、種々の生育段階でこの場合の
種々の肥育条件に全く意図的に応じられうるよう
に唯一回の投与のために予め時間的に決められた
肥効要素放出をすることができる。 実施例 以下に、本発明を実施例につき詳説する。 この実施例中、比並びに%は別に記載のないか
ぎり重量比並びに重量%を表わす。 例 1:初期投与分の製造 製造すべき初期投与肥料(例えば配合1、配合
2、配合3、配合4)の成分を、微結晶ないしは
粉末状で均質に相互に混合する。この混合物を、
プレスローラ間で甲殻状に圧縮する。甲殻状物を
粉砕しかつ分級する。初期投与分が、粒径1.5〜
4mmを有する素材粒子フラクシヨンとして得られ
る。
【表】
【表】 例 2:長期投与分の製造 製造すべき長期投与肥料の成分(例えば、配合
5、配合6、配合7、配合8)を、例1に記載せ
るように、または他の方法で片状にする。流動床
装置中で素材粒子フラクシヨンに、テストベンジ
ンに溶解した、乾性油をベースとするワニス混合
物を、肥効要素の溶解速度が所望の大きさに低減
するまで混合する。 第2表: 長期投与肥料の組成例:窒素−燐酸−
カリウムをマグネシウムで補整、窒素−
カリウム補整、窒素強調、カリウム強
調、窒素−カリウムを燐酸塩で補整、窒
素−カリウムをマグネシウムで補整。
【表】 例 3:期限投与分の製造 製造すべき期限投与肥料(例えば配合11、配合
12、配合13、配合14)の成分に、例1および例2
に記載せるように、または他の方法でベースコー
チングを施こす。このように前処理せる粒状物
に、流動床装置または回転ドラム中で、主成分が
水溶性および/または水膨潤性の物質、例えば、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
セルロースエーテル、ゼラチン、多糖類、アルギ
ネート等である水性の被覆溶液または−懸濁液を
混合する。引続いて、コーチングを、疎水性の仕
上げ剤、例えば、パラフイン、ワツクス、カルシ
ウム−および鉄石鹸、脂肪酸変性尿素−ホルムア
ルデヒド縮合体、シロキサン等を使用し施こす。
コーチングの種類および量を、肥効要素の均質な
放出を必要とする時点により決定する。
【表】 例 4:特定作物用肥料混合物の製造 例1、例2および例3により別々に製造した必
要を、容器中、例えばノータミキサ(Nauta−
Mischer)、回転ドラム中で、粒子表面の損傷が
回避されるように混合する。混合時間を、個々の
成分の量比と関連させる。個々の成分の量比を、
植物の要求と供給曲線とを相関させることにより
決める。3つの特定肥料成分の供給曲線の変動
を、第4表および第5表にまとめた。 混合成分例として、以下を選択した: A 初期投与分:配合4:19−10−12−7(2〜
4mm) B 長期投与分:配合9:21−5−21(2〜4mm)
94% +6%:50%テストベンジン溶液より成る、乾
性油をベースとするワニスを使用する、流
動床中のコーチング C 期限投与分:配合15:10−0−35(2〜4mm)
50% +4%:50%テストベンジン溶液より成る、乾
性油をベースとするワニスを使用する、流動床中
のコーチング +46%:結合剤(蔗糖:PEワツクス2:1)
3部:膨潤剤(セルロースエーテル:ポリ
ビニルアルコール:殿粉2:1:3)1.5
部;疎水化剤(Ca−ステアレート)1
部;充填剤(珪酸)1部;の50%水性分散
液より成る、回転ドラムでの期限被覆45.5
%および乾燥パルミチン酸鉄より成る、回
転ドラム中の仕上げ被覆0.5%より成る期
限コーチング
【表】
【表】
【表】
【表】 例 5:本発明による肥料と公知技術による肥料
とを、鉢植えの菊“イエロー・デラウエア”
(Topf−Chrysanthemen“Yellow Delaware”)
(第6表)およびパプリカ“ルンバ”(Pap−rika
“Rumba”)(第7表)で比較。耕作時間および枝
葉評価ないしは収穫物取入れ中の心土分析値を比
較する。 公知技術による肥料として以下を使用した: 肥料A: 未生育植物の肥育を強調した組成20−
10−15−4の長期肥料、長期作用の機構
は生物学的分解による。 肥料B: 長期作用を強調した組成15−12−15の
長期肥料、長期作用の機構は薄膜被覆に
よる。 これに対し、使用せる本発明による被覆材Cは
以下の組成を有する: この長期肥料は、 例1 配合4による初期投与分25%、 例1 配合5による、乾性油をベースとする50%
テストベンジン溶液より成る、回転ドラム
中の被覆量10%を有する、100日長期投与
用の長期投与分63%、 例3 配合15による、例4に記載せるように処理
した、44日後に最高放出を有する期限投与
分2%より成る。 被覆物質は合計10%使用する。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 栽培植物の成長期の間その都度の要求に十分
    であり、かつ唯一回の投与のために予め時間的に
    決められた肥効要素放出を示す長期肥効を有する
    肥料において、これが a 肥効要素である窒素、燐、カリウム及びマグ
    ネシウムをN−P2O5−K2O−MgO10〜19:10
    〜34:9〜12:5〜8の重量比で含有する非被
    覆初期投与分A、 b 肥効要素である窒素、燐、カリウム及びマグ
    ネシウムをN−P2O5−K2O−MgO17〜30:0
    〜14:9〜35:0〜4の重量比で含有する乾性
    油をベースとするワニス混合物で被覆された長
    期投与分B、及び c 窒素、燐、カリウム及びマグネシウムをN−
    P2O5−K2O−MgO10〜33:0〜13:10〜35:
    0〜4の重量比で含有する、まず、水溶性及
    び/または水膨潤性被覆で、次いで疎水性被覆
    で被覆された期限投与分Cからなる混合からな
    り、この際投与分A:B:Cの混合重量比はそ
    の都度の栽培植物に依存して1〜2:0〜9:
    9〜0であることを特徴とする長期肥効を有す
    る肥料。
JP59116730A 1983-06-08 1984-06-08 長期肥効を有する肥料 Granted JPS6042288A (ja)

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DE3321053.5 1983-06-08
DE3321053A DE3321053A1 (de) 1983-06-08 1983-06-08 Duengemittel mit langzeitwirkung und programmierter naehrstoffabgabe

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JPS6042288A JPS6042288A (ja) 1985-03-06
JPH0466839B2 true JPH0466839B2 (ja) 1992-10-26

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ID=6201187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59116730A Granted JPS6042288A (ja) 1983-06-08 1984-06-08 長期肥効を有する肥料

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EP (1) EP0128376A1 (ja)
JP (1) JPS6042288A (ja)
AT (1) AT380230B (ja)
AU (1) AU568380B2 (ja)
BR (1) BR8402772A (ja)
CA (1) CA1252643A (ja)
DD (1) DD219757A5 (ja)
DE (1) DE3321053A1 (ja)
DK (1) DK158151C (ja)
EG (1) EG17000A (ja)
ES (1) ES8505629A1 (ja)
FI (1) FI76316C (ja)
GR (1) GR82145B (ja)
HU (1) HU200976B (ja)
IL (1) IL71997A (ja)
MA (1) MA20133A1 (ja)
PH (1) PH21715A (ja)
PT (1) PT78700B (ja)
SU (1) SU1605921A3 (ja)
TR (1) TR23697A (ja)
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