JPH0466283A - レーザマーキング装置 - Google Patents
レーザマーキング装置Info
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- JPH0466283A JPH0466283A JP2178601A JP17860190A JPH0466283A JP H0466283 A JPH0466283 A JP H0466283A JP 2178601 A JP2178601 A JP 2178601A JP 17860190 A JP17860190 A JP 17860190A JP H0466283 A JPH0466283 A JP H0466283A
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- laser beam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は鋼材等の表面に数字、文字、記号等をドツトマ
ーキングするマーキング装置に関する。
ーキングするマーキング装置に関する。
(従来の技術)
一般に、自動製造ラインにおいて生産された製品を管理
するために、製品の表面に固有の文字や記号が刻印され
る。この文字や記号は後工程で読み取られ、製品の工程
間の流れ、種類等について制御用計算機のデータと照合
されて管理される。
するために、製品の表面に固有の文字や記号が刻印され
る。この文字や記号は後工程で読み取られ、製品の工程
間の流れ、種類等について制御用計算機のデータと照合
されて管理される。
従来、製品の表面の文字や記号を刻印するには人手によ
ってポンチで打たれていたが、自動読み取りの要求から
品質が制限され、最近ではレーザマーキング装置やイン
クジェットマーキング装置が使用され、中でも特に耐久
性に優れているレーザマーキング装置が主流になってい
る。
ってポンチで打たれていたが、自動読み取りの要求から
品質が制限され、最近ではレーザマーキング装置やイン
クジェットマーキング装置が使用され、中でも特に耐久
性に優れているレーザマーキング装置が主流になってい
る。
ところで、このレーザマーキング装置でマーキングされ
る文字や記号は、表面状態の良い金属加工面の場合には
連続線による文字や記号のマーキングで充分に読み取る
ことができるが、鋼材の黒皮表面などの場合には充分な
コントラストを得ることが困難なために、ドツトによっ
て構成された文字や記号が採用されている。この場合、
レーザ光のエネルギーをドツトに集中させて表面の黒皮
を破壊、溶融飛散させることによって鋼材の下地を露出
させてコントラストを確保している。この方法は、酸化
、還元雰囲気のアシストガスを切り替えることによって
鋼材の加工面、黒皮面のいずれにもマーキングすること
ができる。
る文字や記号は、表面状態の良い金属加工面の場合には
連続線による文字や記号のマーキングで充分に読み取る
ことができるが、鋼材の黒皮表面などの場合には充分な
コントラストを得ることが困難なために、ドツトによっ
て構成された文字や記号が採用されている。この場合、
レーザ光のエネルギーをドツトに集中させて表面の黒皮
を破壊、溶融飛散させることによって鋼材の下地を露出
させてコントラストを確保している。この方法は、酸化
、還元雰囲気のアシストガスを切り替えることによって
鋼材の加工面、黒皮面のいずれにもマーキングすること
ができる。
しかし、黒皮面は表面状態が一定していないため、文字
や記号を構成する全ドツトについて均一にマーキングす
ることが難しく、読み取り不能や誤読が生じる。第7図
(a)は本来このように読み取られることが期待されて
いるマーキングの例であるが、同図(b)では黒丸で示
したドツトが正しく読み取られずに欠落したことを示す
。このような場合は、データとの照合結果が一致しない
ので、ラインアウトされてしまう。そこで、製品の材質
および表面状態を目視検査することによって、その都度
マーキング条件を変更し、マーキングの品質を安定化す
る努力が払われている。
や記号を構成する全ドツトについて均一にマーキングす
ることが難しく、読み取り不能や誤読が生じる。第7図
(a)は本来このように読み取られることが期待されて
いるマーキングの例であるが、同図(b)では黒丸で示
したドツトが正しく読み取られずに欠落したことを示す
。このような場合は、データとの照合結果が一致しない
ので、ラインアウトされてしまう。そこで、製品の材質
および表面状態を目視検査することによって、その都度
マーキング条件を変更し、マーキングの品質を安定化す
る努力が払われている。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来のレーザマーキング装置では、製品例々
の複雑な表面状態に対応させたマーキングが困難であり
、ドツトの生成が不均一になって後工程のマーキング読
み取り装置での誤読および読み取り不能を発生していた
。そのため、常にマーキングの品質をチエツクしなけれ
ばならないばかりか、誤読および読み取り不能によるラ
インアウトが発生し、製品の歩留まりの低下を避けるこ
とができなかった。また、ラインアウトされた製品をチ
エツクして再度ラインへ戻す作業が発生するため、流れ
作業の能率を著しく阻害する原因となっていた。
の複雑な表面状態に対応させたマーキングが困難であり
、ドツトの生成が不均一になって後工程のマーキング読
み取り装置での誤読および読み取り不能を発生していた
。そのため、常にマーキングの品質をチエツクしなけれ
ばならないばかりか、誤読および読み取り不能によるラ
インアウトが発生し、製品の歩留まりの低下を避けるこ
とができなかった。また、ラインアウトされた製品をチ
エツクして再度ラインへ戻す作業が発生するため、流れ
作業の能率を著しく阻害する原因となっていた。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたもので
、マーキングしたドツトの品質を検出してフィードバッ
ク制御可能にすることにより、ドツトの品質を一定に保
つことができるレーザマーキング装置を提供することを
目的とする。
、マーキングしたドツトの品質を検出してフィードバッ
ク制御可能にすることにより、ドツトの品質を一定に保
つことができるレーザマーキング装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するために、レーザ光を鋼材等
の表面に照射することによって文字をドツトマーキング
するレーザマーキング装置において、マーキング用のレ
ーザ光を発振するレーザ発振器と、このレーザ発振器か
ら出力されるレーザ光をマーキング対象物に照射して文
字や記号をドツトマーキングすると共にそのマーキング
されたドツト画像光を前記レーザ発振器のレーザ光路側
へ導く光学系と、前記マーキングされたドツト画像光を
撮像する撮像装置と、前記レーザ発振器と光学系との間
に設けられドツトマーキング時には前記レーザ光路より
外れた位置に存しドツト画像撮像時には前記レーザ光路
位置に移動させて前記光学系を通して得られる前記ドツ
ト画像光を前記撮像装置に反射する反射装置と、前記撮
像装置で撮像された画像信号が入力され、その画像信号
を処理してその良否を判定する画像処理装置と、この画
像処理装置の判定信号を受け画像信号が不良と判定され
ると前記レーザ発振器に再照射指令を与えるマーキング
制御装置とを備えた構成としたものである。
の表面に照射することによって文字をドツトマーキング
するレーザマーキング装置において、マーキング用のレ
ーザ光を発振するレーザ発振器と、このレーザ発振器か
ら出力されるレーザ光をマーキング対象物に照射して文
字や記号をドツトマーキングすると共にそのマーキング
されたドツト画像光を前記レーザ発振器のレーザ光路側
へ導く光学系と、前記マーキングされたドツト画像光を
撮像する撮像装置と、前記レーザ発振器と光学系との間
に設けられドツトマーキング時には前記レーザ光路より
外れた位置に存しドツト画像撮像時には前記レーザ光路
位置に移動させて前記光学系を通して得られる前記ドツ
ト画像光を前記撮像装置に反射する反射装置と、前記撮
像装置で撮像された画像信号が入力され、その画像信号
を処理してその良否を判定する画像処理装置と、この画
像処理装置の判定信号を受け画像信号が不良と判定され
ると前記レーザ発振器に再照射指令を与えるマーキング
制御装置とを備えた構成としたものである。
(作用)
本発明はこのような手段を講じたことにより、一つのド
ツトをマーキングする度にマーキングされたドツト画像
光を撮像装置から画像信号として出力し、画像処理装置
において前記画像信号の良否を判定して、不良の場合は
品質基準を満たすドツトがマーキングされるまでマーキ
ング制御装置によりレーザ発振器が再起動されるので、
常に安定した品質のドツトから成るマーキングを施すこ
とができる。
ツトをマーキングする度にマーキングされたドツト画像
光を撮像装置から画像信号として出力し、画像処理装置
において前記画像信号の良否を判定して、不良の場合は
品質基準を満たすドツトがマーキングされるまでマーキ
ング制御装置によりレーザ発振器が再起動されるので、
常に安定した品質のドツトから成るマーキングを施すこ
とができる。
(実施例)
以下本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明のレーザマーキング装置の一実施例の構
成図である。同図において、1はレーザ光を発生させる
レーザ発振器、2はド、。
成図である。同図において、1はレーザ光を発生させる
レーザ発振器、2はド、。
ト画像光を反射する反射装置であり、ミラー、ノ1−フ
ミラー プリズム等を使用することができる。
ミラー プリズム等を使用することができる。
3はミラー駆動装置であり、反射装置2にミラーまたは
プリズムを使用する場合にレーザ光の光路から反射装置
2を移動させたり、挿入したりするためのものである。
プリズムを使用する場合にレーザ光の光路から反射装置
2を移動させたり、挿入したりするためのものである。
4は光ファイバであり、マーキング時にはレーザ発振器
1からのレーザ光をマーキング対象物に伝えるために使
用され、ド・ソト画像光を読み取るときはレーザ光とは
反対方向へドツト画像光を伝える。5はマーキングへ・
ソド、6はマーキング対象物の表面に焦点を結ぶように
取り付けたレンズ、7はマーキング時に発生するヒユー
ムからレンズを保護するためのシールドガラス、8はド
ツト画像光を読み取るためにドツトを照明する照明装置
、9はドツト画像光を入力して電気信号に変換された画
像信号を出力する撮像装置、10は撮像装置9の出力信
号を人力してドツトの品質の良否を判定する画像処理装
置、11は画像処理装置10においてドツトの品質が不
良と判定された場合、レーザ発振器1を起動するマーキ
ング制御装置、12はマーキング対象物のワークである
。
1からのレーザ光をマーキング対象物に伝えるために使
用され、ド・ソト画像光を読み取るときはレーザ光とは
反対方向へドツト画像光を伝える。5はマーキングへ・
ソド、6はマーキング対象物の表面に焦点を結ぶように
取り付けたレンズ、7はマーキング時に発生するヒユー
ムからレンズを保護するためのシールドガラス、8はド
ツト画像光を読み取るためにドツトを照明する照明装置
、9はドツト画像光を入力して電気信号に変換された画
像信号を出力する撮像装置、10は撮像装置9の出力信
号を人力してドツトの品質の良否を判定する画像処理装
置、11は画像処理装置10においてドツトの品質が不
良と判定された場合、レーザ発振器1を起動するマーキ
ング制御装置、12はマーキング対象物のワークである
。
次に、上記実施例の動作について第2図のフローチャー
トを参照して説明する。マーキングをするワーク12が
所定の位置にあり、マーキングの準備が完了すると(ス
テップS1)、図示しないアシストガス供給装置からマ
ーキングを効果的に行うためのアシストガスが供給され
る(ステップS2)。次に、マーキング制御装置11は
ミラー駆動装置3に指令を与え、反射装置2をレーザ光
の光路から(ロ)で示した位置へ移動させ、続いてレー
ザ発振器1にレーザの発振条件をセットすることにより
、レーザ発振器1からレーザ光が発射され、光ファイバ
4を通り、レンズ6で集光されてワーク12上にドツト
がマーキングされる(ステップS3)。レーザ光の発振
が終了すると、マーキング制御装置11はミラー駆動装
置3に指令を出して反射装置2を第1図の実線の位置(
イ)に移動させることにより、照明装置8によって照明
されたワーク12上にマーキングされたドツトの画像が
レンズ6を通って平行光線になり、光ファイバ4を経由
−して反射装置2によって反射される。このドツト画像
は撮像装置9によって電気信号に変換され、画像処理装
置10において正しく認識することができるかを判定す
る(ステップS4)。正しく認識できない場合は、マー
キングのやり直しをマーキング制御装置11へ指示する
ことによってステップS3へ戻り、再度このドツト上に
レーザ光を照射してステップS4において、再照射され
た前記ドツトが正しく認識できるかを判定する。このよ
うに、レーザ光の照射とドツトの認識性の判定を繰り返
し行うことによって、完全なマーキングを可能にする。
トを参照して説明する。マーキングをするワーク12が
所定の位置にあり、マーキングの準備が完了すると(ス
テップS1)、図示しないアシストガス供給装置からマ
ーキングを効果的に行うためのアシストガスが供給され
る(ステップS2)。次に、マーキング制御装置11は
ミラー駆動装置3に指令を与え、反射装置2をレーザ光
の光路から(ロ)で示した位置へ移動させ、続いてレー
ザ発振器1にレーザの発振条件をセットすることにより
、レーザ発振器1からレーザ光が発射され、光ファイバ
4を通り、レンズ6で集光されてワーク12上にドツト
がマーキングされる(ステップS3)。レーザ光の発振
が終了すると、マーキング制御装置11はミラー駆動装
置3に指令を出して反射装置2を第1図の実線の位置(
イ)に移動させることにより、照明装置8によって照明
されたワーク12上にマーキングされたドツトの画像が
レンズ6を通って平行光線になり、光ファイバ4を経由
−して反射装置2によって反射される。このドツト画像
は撮像装置9によって電気信号に変換され、画像処理装
置10において正しく認識することができるかを判定す
る(ステップS4)。正しく認識できない場合は、マー
キングのやり直しをマーキング制御装置11へ指示する
ことによってステップS3へ戻り、再度このドツト上に
レーザ光を照射してステップS4において、再照射され
た前記ドツトが正しく認識できるかを判定する。このよ
うに、レーザ光の照射とドツトの認識性の判定を繰り返
し行うことによって、完全なマーキングを可能にする。
所定数のドツトが全てマーキングされたかをマーキング
制御装置11において判断しくステップS5)、所定数
のマーキングが終了していなければマーキングヘッド5
を次のマーキング位置へ移動しくステップS6)、ステ
ップ3へ戻る。所定数のマーキングが終了したならばこ
のワークについてのマーキングが完了する(ステップS
7)。
制御装置11において判断しくステップS5)、所定数
のマーキングが終了していなければマーキングヘッド5
を次のマーキング位置へ移動しくステップS6)、ステ
ップ3へ戻る。所定数のマーキングが終了したならばこ
のワークについてのマーキングが完了する(ステップS
7)。
したがって、以上のような実施例の構成によれば、一つ
のドツトをマーキングする度に、正しく認識できるかを
自動的に判定し、正しく認識できなければ、正しく認識
できるようになるまでレーザ光を再照射するので、確実
に読み取り可能なマーキングをすることができる。
のドツトをマーキングする度に、正しく認識できるかを
自動的に判定し、正しく認識できなければ、正しく認識
できるようになるまでレーザ光を再照射するので、確実
に読み取り可能なマーキングをすることができる。
次に、第3図乃至第5図を参照してミラー駆動装置3の
異なる三つの実施例の構成と動作について説明する。い
ずれも、図の(a)は正面図、(b)は側面図である。
異なる三つの実施例の構成と動作について説明する。い
ずれも、図の(a)は正面図、(b)は側面図である。
第3図において、13はミラー2を固定するためのミラ
ーホルダ、14はミラー2を確実に保持するためのミラ
ーガイドで、ミラー2はこのミラーガイド14に沿って
上下方向に滑らかに移動することができるようになって
いる。15はロータリアクチュエータ、16−1.16
−2はロークリアクチュエータ15の回転運動をミラー
2の往復運動に変換するためのリンクで、リンク16−
1とミラーホルダ13は自在に回転することができるよ
うにピン17−1によって連結されている。同様に、リ
ンク16−1とリンク16−2はピン17−2によって
連結されている。また、リンク16−2の他方の端はロ
ータリアクチュエータ15の回転軸18に固定されてい
て、ロータリアクチュエータ15が回転する度にミラー
ホルダ13が上下方向に往復運動をして、ミラー2はレ
ーザ光の光路から移動したり、光路に入ったりする。な
お、19はロータリアクチュエータ15とミラーガイド
14とを固定するための架台である。
ーホルダ、14はミラー2を確実に保持するためのミラ
ーガイドで、ミラー2はこのミラーガイド14に沿って
上下方向に滑らかに移動することができるようになって
いる。15はロータリアクチュエータ、16−1.16
−2はロークリアクチュエータ15の回転運動をミラー
2の往復運動に変換するためのリンクで、リンク16−
1とミラーホルダ13は自在に回転することができるよ
うにピン17−1によって連結されている。同様に、リ
ンク16−1とリンク16−2はピン17−2によって
連結されている。また、リンク16−2の他方の端はロ
ータリアクチュエータ15の回転軸18に固定されてい
て、ロータリアクチュエータ15が回転する度にミラー
ホルダ13が上下方向に往復運動をして、ミラー2はレ
ーザ光の光路から移動したり、光路に入ったりする。な
お、19はロータリアクチュエータ15とミラーガイド
14とを固定するための架台である。
次に、第4図を参照して他のミラー駆動装置3の実施例
について説明する。同図において、20は円盤状の板の
約1/4を2箇所、対称的に切り欠き、切り欠いていな
い部分にミラー2を装着したミラーホルダであり、ロー
タリアクチュエータ15の回転軸18がミラーホルダ2
0の中心に固定された構造になっている。したがって、
ロークリアクチュエータ15を回転させることにより、
ミラー2がレーザ光の光路から移動したり、光路に入っ
たりする。本実施例は回転式であるから、滑らかに、か
つ、高速にミラーを移動させるのに適している。
について説明する。同図において、20は円盤状の板の
約1/4を2箇所、対称的に切り欠き、切り欠いていな
い部分にミラー2を装着したミラーホルダであり、ロー
タリアクチュエータ15の回転軸18がミラーホルダ2
0の中心に固定された構造になっている。したがって、
ロークリアクチュエータ15を回転させることにより、
ミラー2がレーザ光の光路から移動したり、光路に入っ
たりする。本実施例は回転式であるから、滑らかに、か
つ、高速にミラーを移動させるのに適している。
次に、第5図を参照して他のミラー駆動装置3の実施例
について説明する。同図において、ミラーホルダ22は
ソレノイド23の駆動シャフト24に固定され、架台2
5に固定されているガイド26.27に沿って滑らかに
左右方向に移動することができる構造になっている。し
たがって、ソレノイド23の電源をオンオフすることに
よりシャフト24が動くので、ミラー2を平行移動させ
ることができる。
について説明する。同図において、ミラーホルダ22は
ソレノイド23の駆動シャフト24に固定され、架台2
5に固定されているガイド26.27に沿って滑らかに
左右方向に移動することができる構造になっている。し
たがって、ソレノイド23の電源をオンオフすることに
よりシャフト24が動くので、ミラー2を平行移動させ
ることができる。
次に、第6図を参照してミラーの代わりに、ハーフミラ
−を用いた実施例を説明する。同図において、第1図と
同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。30は
ハーフミラ−であり、右方向からの入射光は若干の透過
損失をもって直進するが、左方向からの入射光は反射さ
せるものである。31はレーザ光が撮像出力装置9に入
射されないように遮るためのシャッターである。さて、
このように構成されている本実施例では、レーザ発振器
1から発振されたレーザ光はハーフミラ−30を貫通し
、光ファイバ4とレンズ6を通ってワーク12上にドツ
トをマーキングすることができる。マーキングされたド
ツトは照明装置8により照明され、ドツト画像光として
レンズ6と光ファイバ4を通ってハーフミラ−30にお
いて反射され、撮像装置9に入射される。この時、シャ
ッター31はマーキング制御装置11の指令によって開
かれる。一方、レーザ光が発振されている時は、ワーク
12からのレーザ光の反射光が撮像装!9に入射される
のを防ぐ目的で、シャッター31を閉じるようにマーキ
ング制御装置11によって制御する。本実施例では、ミ
ラーを動かす必要がなく、シャッターを開閉するのみで
あるから、構造が簡単になるとともに高速の処理をする
ことができるという利点がある。
−を用いた実施例を説明する。同図において、第1図と
同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。30は
ハーフミラ−であり、右方向からの入射光は若干の透過
損失をもって直進するが、左方向からの入射光は反射さ
せるものである。31はレーザ光が撮像出力装置9に入
射されないように遮るためのシャッターである。さて、
このように構成されている本実施例では、レーザ発振器
1から発振されたレーザ光はハーフミラ−30を貫通し
、光ファイバ4とレンズ6を通ってワーク12上にドツ
トをマーキングすることができる。マーキングされたド
ツトは照明装置8により照明され、ドツト画像光として
レンズ6と光ファイバ4を通ってハーフミラ−30にお
いて反射され、撮像装置9に入射される。この時、シャ
ッター31はマーキング制御装置11の指令によって開
かれる。一方、レーザ光が発振されている時は、ワーク
12からのレーザ光の反射光が撮像装!9に入射される
のを防ぐ目的で、シャッター31を閉じるようにマーキ
ング制御装置11によって制御する。本実施例では、ミ
ラーを動かす必要がなく、シャッターを開閉するのみで
あるから、構造が簡単になるとともに高速の処理をする
ことができるという利点がある。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、マーキングされた
ドツトは確実に読み取ることができる品質を備えている
ので、人手によるレーザ発振条件の設定、マーキング状
態の確認等の付帯的な作業を無くすることができるとと
もに、後工程における誤読や読み取り不能が発生しない
ために、ライン稼働率の改善と生産性の向上に大きく寄
与することができる。
ドツトは確実に読み取ることができる品質を備えている
ので、人手によるレーザ発振条件の設定、マーキング状
態の確認等の付帯的な作業を無くすることができるとと
もに、後工程における誤読や読み取り不能が発生しない
ために、ライン稼働率の改善と生産性の向上に大きく寄
与することができる。
第1図は本発明の一実施例におけるブロック図、第2図
は動作を説明するフローチャート、第3図乃至第5図は
ミラー駆動装置の実施例の構造図、第6図は本発明の他
の実施例におけるブロック図、第7図はマーキングされ
たドツトの状態を示す説明図である。 l・・・レーザ発振器、2・・・反射装置、3・・・ミ
ラー駆動装置、4・・・光ファイバ、5・・・マーキン
グヘッド、6・・・レンズ、7・・・シールドガラス、
8・・・照明装置、9・・・撮像装置、10・・・画像
処理装置、11・・・マーキング制御装置、12・・・
ワーク、13.20.22・・・ミラーホルダ、14.
26.27・・・ミラーガイド、15・・・ロータリア
クチュエータ、6・・・リンク、 7・・・ピン、 8・・・回転軸、 19. 21、 5−・・架台、 3・・・ソレノイ ド、 24・・・シ ャフト、30・・・ハーフミラ− ・・・シャ ッター
は動作を説明するフローチャート、第3図乃至第5図は
ミラー駆動装置の実施例の構造図、第6図は本発明の他
の実施例におけるブロック図、第7図はマーキングされ
たドツトの状態を示す説明図である。 l・・・レーザ発振器、2・・・反射装置、3・・・ミ
ラー駆動装置、4・・・光ファイバ、5・・・マーキン
グヘッド、6・・・レンズ、7・・・シールドガラス、
8・・・照明装置、9・・・撮像装置、10・・・画像
処理装置、11・・・マーキング制御装置、12・・・
ワーク、13.20.22・・・ミラーホルダ、14.
26.27・・・ミラーガイド、15・・・ロータリア
クチュエータ、6・・・リンク、 7・・・ピン、 8・・・回転軸、 19. 21、 5−・・架台、 3・・・ソレノイ ド、 24・・・シ ャフト、30・・・ハーフミラ− ・・・シャ ッター
Claims (1)
- レーザ光を鋼材等の表面に照射することによって文字や
記号をドットマーキングするレーザマーキング装置にお
いて、マーキング用のレーザ光を発振するレーザ発振器
と、このレーザ発振器から出力されるレーザ光をマーキ
ング対象物に照射して文字や記号をドットマーキングす
ると共にそのマーキングされたドット画像光を前記レー
ザ発振器のレーザ光路側へ導く光学系と、前記マーキン
グされたドット画像光を撮像する撮像装置と、前記レー
ザ発振器と光学系との間に設けられドットマーキング時
には前記レーザ光路より外れた位置に存しドット画像撮
像時には前記レーザ光路位置に移動させて前記光学系を
通して得られる前記ドット画像光を前記撮像装置に反射
する反射装置と、前記撮像装置で撮像された画像信号が
入力され、その画像信号を処理してその良否を判定する
画像処理装置と、この画像処理装置の判定信号を受け画
像信号が不良と判定されると前記レーザ発振器に再照射
指令を与えるマーキング制御装置とを備えたことを特徴
とするレーザマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2178601A JP2555468B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | レーザマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2178601A JP2555468B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | レーザマーキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466283A true JPH0466283A (ja) | 1992-03-02 |
JP2555468B2 JP2555468B2 (ja) | 1996-11-20 |
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ID=16051306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2178601A Expired - Fee Related JP2555468B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | レーザマーキング装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555468B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6476351B1 (en) * | 1996-01-05 | 2002-11-05 | Lazare Kaplan International, Inc. | Laser marking system |
US7284396B2 (en) * | 2005-03-01 | 2007-10-23 | International Gemstone Registry Inc. | Method and system for laser marking in the volume of gemstones such as diamonds |
JP2011050978A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd | レーザマーキング装置及びレーザマーキングシステム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58128779U (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-31 | 株式会社日立製作所 | レ−ザトリミング装置のモニタ部 |
JPS6340692A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Toyota Motor Corp | レ−ザ突合せ溶接の品質検査装置 |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2178601A patent/JP2555468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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US7284396B2 (en) * | 2005-03-01 | 2007-10-23 | International Gemstone Registry Inc. | Method and system for laser marking in the volume of gemstones such as diamonds |
JP2011050978A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd | レーザマーキング装置及びレーザマーキングシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2555468B2 (ja) | 1996-11-20 |
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