JPH0466006B2 - - Google Patents

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JPH0466006B2
JPH0466006B2 JP58005592A JP559283A JPH0466006B2 JP H0466006 B2 JPH0466006 B2 JP H0466006B2 JP 58005592 A JP58005592 A JP 58005592A JP 559283 A JP559283 A JP 559283A JP H0466006 B2 JPH0466006 B2 JP H0466006B2
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JP
Japan
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aperture
signal
output
circuit
blade
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Hiroyoshi Inaba
Akyasu Washimi
Hidefumi Nodagashira
Makoto Katsuma
Hiroyasu Murakami
Akira Hiramatsu
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0466006B2 publication Critical patent/JPH0466006B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/02Diaphragms
    • G03B9/06Two or more co-operating pivoted blades, e.g. iris type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラ・その他の光学機器のレンズ
に使用される絞り装置に関するものであり、特に
モータ等を駆動源とし、電気的に絞り口径を制御
する絞り装置の構造に関するものである。
第1,2図は上記方式の一般的な絞り装置の一
例を示すもので、1は羽根ケース裏板、2はその
裏板に形成した入射開孔、3は羽根ケース表板、
4はその表板に形成した、開放絞り口径を決定す
る開孔である。上記の羽根ケース裏板1と同表板
3は両者間に適当な隙間を存して一体に結合され
る。5,6は上記の羽根ケース裏板1と同表板3
との間に配設した絞り羽根作動環(風車)と、複
数枚の絞り羽根である。絞り羽根作動環5は羽根
ケース裏板1の入射開孔2の孔縁に形成した凸縁
1aに外嵌していて光軸を中心に回動自由であ
る。又該作動環5の面には環に沿つて略等間隔に
複数個の長孔7を形成してある。各絞り羽根6は
絞り羽根作動環5の開孔2を囲むように略等間隔
に配列してあり、夫々羽根の表側基部に植設した
ピン(ダボ)8が羽根ケース表板3に形成した受
孔に嵌入していて、夫々ピン8を中心に回動自由
である。9は各絞り羽根6の裏面側に植設したピ
ンで、その各ピンの先端部は前記絞り羽根作動環
5の各対応長孔7に嵌入係合している。5aは作
動環5の外周の一部を外方へ延長して形成した二
股状の突片、10は作動環5を回動駆動するガル
バノメータ(或は直流モータ)、11はそのメー
タの回転軸に取付けた連動アームで、そのアーム
の先端部を前記作動環5の二股突片5aに係合さ
せてある。10aはメータ10と制御回路(図に
省略)とを結ぶリード線である。
リード線10aに制御回路から測光量に対応し
た駆動電圧が入力されるとメータ10に回転トル
クが発生し連動アーム11を介して作動環5が所
要角度回動駆動され、各絞り羽根6が動かされ
る。即ち開孔4が各羽根6の回動によつて所要の
開孔径に絞り込まれる。
尚、各絞り羽根6側に長孔7を設け、絞り羽根
作動環5側にそれ等の長孔7に係合するピン9を
植設したものである。又各絞り羽根5の回動中心
ピン8を羽根ケース裏板1側にしたものもある。
各絞り羽根6の戻り回動はメータ10側に設けた
連動アーム戻し付勢ばね力、作動環5に直接に係
止させた戻し付勢ばね力等でなされるが、この関
係機構は図に省略した。
ところで、このような絞り駆動方式のものは円
筒形鏡筒外週部にガルバノメータや直流モータ等
の駆動機構部5a,10,11が突出した構造形
態となつてしまい、全体が大きくなると共に、そ
の異形突出部の存在がカメラ等の光学機器の操作
性や設計レイアウト等に不具合を生じることもあ
つた。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、絞り
駆動を振動波モータ機構で行うようにして絞り機
構部の簡素化・コンパクト化等を可能にした、新
規駆動方式の絞り装置構造を提供することを目的
とする。
即ち本発明は、作動することにより絞り口径を
可変する絞り羽根と、前記絞り羽根を作動させる
可動部材と、前記可動部材を固定部材に摩擦圧接
させる弾性付勢部材と、前記可動部材または前記
固定部材に配設され、振動波を生じさせる電気−
機械エネルギー変換素子と、前記電気−機械エネ
ルギー変換素子に給電する給電回路と、を有し、
前記電気−機械エネルギー変換素子に対する給電
に基づき前記可動部材または固定部材に生じる振
動波により該可動部材を移動させるカメラ等に於
ける絞り装置において、前記弾性付勢部材を前記
電気−機械エネルギー変換素子に対する給電用電
気接片として兼用したことを特徴とする。
第3〜6図は上記本発明の一実施例を示すもの
で、第1,2図のものと共通する構成部材は同一
符号を付した。第3図に於て14は羽根ケース裏
板1の表面に固定して取付けたパターン基板で、
その自由面に第5図示のように光軸0−0を中心
とする円弧状の給電用導電性パターン14a,1
4bを形成してある。15a,15bはそのパタ
ーン基板14と絞り羽根作動環5との間に介在さ
せた弾性付勢部材しての細長ばね片で、その基部
は第6図示のように作動環5の裏面側に固着し、
自由端部はパターン基板14の面に接触させて両
部材14,5間に突つ張らせてある。15c,1
5bは上記細長ばね片15a,15b位置と略
180°反対側の作動環15面に配設したもう一対の
細長ばね片である。これ等のばね片15a〜15
dにより、作動環5を常時羽根ケース表板3の裏
面に対して摩擦圧接状態にさせてある。又本例は
上記細長ばね片のうち15aと15bを導電材製
とし、その自由端部を夫々パターン基板14の前
記円弧状給電用導電性パターン14a,14bに
接触させることにより後述する電歪素子12aと
12bに対する給電用摺動電気接片に兼用させて
ある。16a,16bは電歪素子12a,12b
に対する給電回路とパターン基板14導電性パタ
ーン14a,14bとを結ぶリード線である。
電歪素子12a,12bは絞り羽根作動環5の
裏面に後述の作動原理に従う配列でリング状に接
着して設けてある。18aは電歪素子12aと給
電用電気接片としての細長ばね片15a、及び電
歪素子12a,12a間の結ぶリード線である。
18bは電歪素子12bともう一方の給電用電気
接片としての細長ばね片15b、及び電歪素子1
2b,12b間を結ぶリード線である。
而して給電回路からリード線16a,16bを
介してパターン基板14の導電性パターン14a
及び14bに交流等の周波電圧が印加されると、
電歪素子12aと12bとに夫々電気接片として
の細長ばね片15a,15b→リード線18a,
18bを介して給電(交流等の周波電圧印加)が
なされて電歪素子12a,12bが振動運動す
る。この電歪素子の振動運動により該素子を取付
けた絞り羽根作動環5が共振して該作動環面に進
行性振動波が生じる。この絞り羽根作動環5は固
定部材たる羽根ケース表板3の裏面に対してばね
片15a〜15dの押圧力で常時摩擦圧接状態に
あるから、上記の進行性振動波エネルギが絞り羽
根作動環5と羽根ケース表板3との接触面部分に
於て両者5,3を相対的に摩擦移動させる力とし
て働き、可動部材としての絞り羽根作動環5が回
動駆動される。進行性振動波の方向は電歪素子1
2aと12bに対する周波電圧の位相切換えによ
り正方向・逆方向何れにも制御できる。
従つて各絞り羽根7は上記絞り羽根作動環5の
進行性振動波エネルギによる正転・逆転運動に連
動して絞り口径縮径方向・拡径方向に駆動され
る。
尚固定部材たる羽根ケース表板3側に電気−機
械エネルギー変換素子としての電歪素子12a,
12bを配設して該表板3を振動子としてもそれ
に押付け状態にさせた絞り羽根作動環5は回動駆
動される。
上記の電歪素子を利用して発生させた進行正振
動波による物体の移動駆動原理について今少し説
明する。
第7図に於て、100及び200は付勢部材或は自重
力で互いに摩擦圧接状態にした移動体(ロータ)
と振動子(ステータ)とする。x軸は振動子200
の表面上に起きる表面波の進行方向を示し、z軸
をその法線方向とする。
振動子200表面に電歪素子により振動を与える
と振動波が発生し振動子表面上を伝播していく。
この振動波は縦波と横波を伴つた表面波で、その
質点Aの運動は楕円軌道を画く振動となる。質点
Aについて着目すると、縦振巾u、横振巾wの楕
円運動を行つており、表面波の振動方向を+x軸
方向とすると楕円運動は反時計方向に回転してい
る。この表面波は一波長ごとに頂点A・A′……
を有しその頂点速度Vはx成分のみであつてV=
2πfu(但しfは振動数)である。そこでこの表面
に移動体100の表面を加圧接触させると、移動体
表面は頂点A・A……のみに接触するのであるか
ら移動体100は振動子200との摩擦力により矢印N
の方向に駆動することになる。
矢印N方向の移動体100の速度は振動数fに比
例する。又加圧接触により摩擦駆動を行うため縦
振巾uばかりでなく横振巾wにも依存する。即ち
移動体100の速度は楕円運動の大きさに比例し、
楕円運動の大きい方が速度が速い。従つて移動体
速度は電歪素子に加える電圧に比例する。
第8図は振動子200と、該振動子を振動させる
ために該振動子に接着等で固着した例えばPzT等
の電歪素子12a,12bの配列と、定在波およ
び進行性振動波の発生状態の相関関係を示すもの
である。
電歪素子12aと12bは振動体200の共振周
波数から最もよく弾性波を得ることのできる様な
間隔で振動体200の裏面に貼りつけてある。即ち
電歪素子12a,12bは12a又は12bだけ
を駆動すると振動子200が共振するような状態、
すなわち定在波が存在するような配置がとられ、
電歪素子12aによる定在波長と、電歪素子12
bによる定在波長は等しく、互いの定在波に対し
て90°位相のずれるすなわちλ(波長)/4の物理
的位置(ピツチ)になるように配置されている。
尚、説明の便宜上この第8図に於ける電歪素子
12a,12bは第4図の素子12aと素子12
bを群として分けて配列したものではなく、電歪
素子12aと12bとを交互に配列してあるが、
両者は各素子群或は個々の素子の物理的位置関係
は上記の関係を満足させてあり、互いに等価であ
る。
17はこのモータ駆動用電源(供電回路)であ
り、電歪素子12a,12bに対してV=
V0sinωtという電圧を供給する。駆動時は電歪素
子12aにリード線18aを介してV=V0sinωt
の電圧が加わる。又電歪素子12bには配線18
bを介して90°位相器19によりV=V0sin(ωt±
π/2)の電圧がリード線18bを介して加えら
れる。
+、−は移動体100の移動方向により切換る。即
ち90°位相器19によつて+90°位相をずらす場合
と、−90°位相をずらす場合によつて移動体進行方
向が異なる。
第8図のグラフイは電歪素子12aだけにV=
V0sinωtの交流電圧を印加した場合、ロは電歪素
子12bだけにV=V0sin(ωt−π/2)の交流
電圧を印加した場合に夫々振動子200に生じる定
在波による振動状態を示す。
グラフハ,ニ,ホ,ヘは電歪素子12a及び1
2bに対して夫々上記電圧V=V0sinωt及びV=
V0sin(ωt−π/2)を同時に印加した場合の振
動子200の振動状態(進行性振動波発生状態)を
示すもので、グラフハはt=2nπ/ω、同ニはt
=π/2ω+2nπ/ω、同ホはt=π/ω+2nπ/
ω、グラフヘはt=3π/2ω+2nπ/ωの時を示
す。進行性振動波は右方向に進むが、振動子200
の駆動面の任意の質点A(第7図)は反時計方向
の楕円運動を行う。したがつて振動子駆動面に圧
接される移動体100は左方向に移動する。
グラフイ,ロの定在波状態では、振動子200の
摩擦駆動伝達面上の節以外の質点では横振動、す
なわち第7図でいうと上下運動だけである。振動
子200に圧接された移動体100の間の摩擦面状態は
静止摩擦状態でなく、動摩擦状態であり、接触面
積を小さくする。従つて移動体200を外力によて
移動方向に動かす際に、定在波を発生させること
により定在波がない場合に比べて小さい力で動か
すことが可能である。
上記に於て移動体100側に電歪素子12a,1
2bを配設して振動子兼移動体とし、振動子200
を単なる固定部材としても移動体100は移動駆動
される。第3〜6図の実施例に於ける絞り羽根作
動環5はこの場合の振動子兼移動体に該当する部
材であり、羽根ケース表板3は固定部材に該当す
る部材である。従つて上記の原理に基づいて第3
〜6図の実施例に於ける絞り羽根作動環3は正
転・逆転駆動され、それに連動して絞り羽根7が
作動する。
第4図に於て電歪素子12a及び12bの群は
夫々複数並べずに単体の素子を部分的に分極処理
して構成したものにしてもよい。
かくして本実施例は絞り駆動、即ち絞り羽根を
作動させる可動部材の可動ないしは移動駆動を上
記のように電歪素子を利用した駆動機構により行
うようにしたから、駆動機構を絞り羽根を作動さ
せる可動部材と固定部材との間に薄型に且つ円筒
形鏡筒外周部への突出なく組込んで納めることが
できる。その結果第1,2図例のようなものに比
べて鏡筒全体構成をコンパクトなものに設計する
ことができ、異形突出部がなくなるから操作性の
向上が図られ、設計自由度も増す。又絞り羽根を
作動させる可動部材即ち上記例では絞り羽根作動
環が電歪素子の作動により微振動するからその微
振作用により羽根等の引掛りトラブルが防止され
る効果もある。
第9図はTTL開放測光カメラの測光との関連
に於て前記絞り駆動用振動波モータを正逆駆動す
る制御回路の一例を示すものである。
尚本例のものはカメラレリーズボタンを第2段
階のストロークに分け、第1ストロークで測光演
算および振動波モータの回転体5を定在波振動状
態にし、第2ストロークで投影シーケンススター
トおよび進行性振動波による回転体駆動を行う。
又電源として直流電源を用い、その直流電圧を周
波電圧に変換して電歪素子に印加しモータ駆動を
行うようにしたものである。
受光素子SPC・オペアンプ20等からなる回路
19は被写体輝度を電気信号に変化する測光回路
で、その出力端に輝度情報(Bv値)に相応した
電気信号を出力する。可変抵抗器21,22は撮
影情報入力手段を形成し、不図示の撮影装置の外
部から設定可能なフイルム感度情報(Sv値)と
設定霧出情報(例えばシヤツター秒時値Tv)を
入力し、設定値に応じた電気信号を出力する。2
3は霧出演算を行う増幅器であり、制御すべき絞
り値Av、開放絞り値Av0とすると開放位置から
の絞り込む絞り値△Avは △Av=Av−Av0 ……(1) となる。
一方開放絞りで光Lを測光するため、受光素子
SPCに入射する光量即ちSPCの出力値Bv0は、被
写体輝度をBvとすると、 Bv0=Bv−Av0 ……(2) となる。ここでアペツクス演算式 Bv+Sv=Av+Tv を変形すると(1)・(2)式より (Bv−Av0)+Sv−Tv+Av−Av0=△Av となりオペアンプ23の出力値となる。この出力
値△Avによつて自動絞りユニツトの絞り込み段
数が設定される。24はアナログ−デジタル変換
器で、演算器23によつて演算された絞り段数信
号△Avをデジタル信号に変換する。
25はパルス発生回路を示し、電極25a上を
移動する摺動子25b及び抵抗26等で構成され
ている。摺動子25aは絞り羽根作動環5と一体
回動しくし歯状の電極25aに対して摺動移動す
る毎にパルスを発生する。27は抵抗26を介し
て電源に接続される電極25aからの信号からチ
ヤタリング成分を除去するチヤタリング吸収回路
である。
28は絞り作動信号により絞り動作を制御する
回路で、そのうち30はフリツプフロツク回路か
らなり、シヤツタレリーズの第1段目のストロー
クに連動した電源信号Cに依つてセツトされ信号
Q2を出力し絞り制御開始信号Aに依つてリセツ
トされ信号2を出力する。29もフリツプフロ
ツプ回路からなりレリーズの第2段目のストロー
クに連動した絞りの制御開始信号Aに依つてセツ
トされ信号Q1を出力し、露光制御完了信号Bに
よつてリセツトされ信号1を出力する。31は
単安定マルチバイブレータ回路で回路29のQ1
出力に応じて極めて短い単パルスを発生させるも
のである。32はプリセツタブルダウンカウンタ
で、回路29の1出力によりリセツトされ、Q1
出力による単安定マルチ31の出力信号によつて
アナログデシタル変換器24の出力データーをプ
リセツトされ、チヤタリング吸収回路27の出力
に基づきプリセツトされたデーターをダウンカウ
ントし、カウントが終了するとキヤリー出力を行
う。
SWは絞りが開放状態にあるときは閉じられ絞
り羽根が少しでも絞られた時は開かれるスイツチ
である。
34はパルス発生回路であり、発振器37の出
力は分周器36とノツト回路43を介して分周器
35に入力される。パルス発生回路34は電源信
号Cによつて作動し、このような回路構成により
互いに90°位相の異なるパルス波を発生する。
38は電歪素子12a,12bを駆動するドラ
イバー回路であり複数のトランジスタ・抵抗・ノ
ツト回路等によつてプツシユプル回路を構成す
る。39はプツシユプル回路を経て電歪素子12
aに、40は12bに電圧を印加するための電源
S(直流)を開閉するスイツチングトランジスタ
である。
その他AND1・AND2・AND3は夫々アンド回
路、ORはオア回路、EXORはエクスクルーシブ
リイアオア回路で各々公知のものである。
上記構成のカメラでの撮影は、次ずシヤツタレ
リーズの第1段ストロークで電源が投入され測光
およびパルス発生回路等各回路が作動する。
回路19に於て、被写体輝度と設定投影情報
Tv値・Sv値に基づいて演算器23で絞り制御段
数△Avが算出され、その△Avは変換器24によ
つてデイジタル値に変換される。
回路30はレリーズ第1段の信号Cによりセツ
ト状態におかれ、Q2出力“H”信号によりオア
回路ORの出力を“H”にしトランジスタ40を
閉状態にする。また2出力の“L”信号によつ
てAND3は“L”信号を出しトランジスタ39を
開状態にする。従つて電歪素子12bには電圧が
印加されるが電歪素子12aには印加されない。
パルス発生回路34の信号Cによる作動によ
り、分周器36の出力パルスは電歪素子12bの
プツシユプル回路に入力するため、電歪素子12
bは振動するが、電歪素子12a前記の如く電圧
が印加されないため振動しない。従つて回転体た
る絞り羽根作動環5は定在波が生じるだけで回転
することなく振動エネルギが貯えられる。
レリーズの第2段ストローク動作によつて発生
する絞り制御開始信号Aに基づき、回路30はリ
セツト状態におかれQ2出力は“L”信号に、Q2
は“H”信号になり、また回路29はセツト状態
におかれQ1出力“H”信号に、Q1出力は“L”
信号になる。1出力をリセツト端子に与えられ
ていたカウンタ32はリセツト解除され同時に
Q1出力によるバイブレータ回路31の出力信号
に基づき、プリセツトデーター入力より変換器2
4の前記のデジタル値をプリセツトする。
オア回路EXORには分周器35から信号が送
られており、そこにQ1出力が入力すると分周回
路36に対して90°位相が進むパルスを出力する。
また出力Q1がAND2にも入力する為AND2の出
力は“H”信号になりOR出力が“H”信号にな
りAND3に入力すると共にトランジスタ40を閉
状態に保つ。AND3の他入力もQ2出力が“H”
信号であるので、ANDの出力は“H”となりト
ランジスタ39も閉状態になる。
従つて電歪素子12a,12bに夫々90°位相
の異なつた駆動周波電圧が供給されそれぞれ振動
することによつて回転体たる絞り羽根作動環5に
進行性振動波が発生し該環5が羽根絞り込み方向
に回動し絞り羽根6を開放位置から絞り込む。
この絞り羽根作動環5の回転によつてスイツチ
SWは開状態になり、さらにくし歯スイツチ25
a,25bはオン・オフを繰り返し、チヤタリン
グ吸収回路27を通じて絞り羽根作動環5の回転
角に相応した数のパルスをカウンタ32によりプ
リセツトされた絞り制御段数まで順次ダウンカウ
ントを行う。カウンター32のカウントが“0”
になるとキヤリ出力“H”信号が出されAND2の
出力は“L”信号になりORに入力する。ORの
他端子の入力も“L”信号となつているためOR
の出力は“L”となり、AND3の出力も“L”に
なる。従つてトランジスタ39,40が共に開状
態になり電源供給が止まる。
このため絞り羽根作動環5はその位置で止まり
絞り羽根6は最適絞り口径まで絞り込まれること
になる。このときの絞り羽根6によつて制御され
る絞り値は開放絞り値Av0から絞り制御段数△
Avだけ絞り込まれた絞り値即ち Av0+△Av=Av となる。
次いでシヤツターの作動によりフイルム面への
露光が終了すると露光制御完了信号Bによつて回
路29はリセツトされQ1出力は“L”信号にな
り、一方Q1出力は“H”信号となつてAND1に
入力する。またスイチツチSWが開状態であるの
でAND1出力は“H”信号になりORに入力する。
従つてORの出力は“H”になりAND3に入力す
ると共にトランジスタ40を閉じる。回路30の
Q2出力は“H”であるので前記ORの“H”出力
と共にAND3の出力を“H”にし、トランジスタ
39も閉じる。従つて電歪素子12a,12b共
に電源を供給する。回路29のQ1出力が“L”
のため分周器35の出力はEXORで反転する為
に分周器36のパルスに対して90°位相の遅れた
信号になり出力される。
従つて電歪素子12a,12bの振動による前
記とは逆方向の進行性振動波による絞り作動環5
の逆転によつて絞りが再び開放される。開放位置
まで回転するとスイツチSWは閉じられAND1に
“L”信号が入力される。するとORの入力がす
べて“L”信号になるため出力が“L”になりト
ランジスタ39,40の開状態にし電歪素子12
a,12bへの給電を断ち、絞り羽根6は開放位
置で止まる。
以上、説明したように本発明は、振動波モータ
を駆動源として絞り羽根を作動させるものに関
し、電気−機械エネルギー変換素子への給電によ
り振動波を生じさせて、固定部材に対して可動部
材を移動させることに際し、該振動波の伝達を良
くする為に前記両部材を摩擦圧接させる弾性付勢
部材を前記電気−機械エネルギー変換素子への給
電用電気接片として兼用したことにより、絞り機
構部の簡素化及びコンパクト化を現実できるカメ
ラ等に於ける絞り装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はガルバノメータや直流モータを駆
動源とする絞り装置の一例を示すもので、第1図
は一部切欠き正面図、第2図は第1の−線に
沿う断面図、第3図乃至第6図は本発明に従う絞
り装置の一実施例を示すもので、第3図は縦断側
面図、第4図はパターン基板の正面図、第5図は
絞り羽根作動環の背面図、第6図は板ばね部分の
縦断面図、第7図は進行性振動波による移動体の
移動原理を説明する模型図、第8図は振動子と、
電歪素子の配列と、定在波及び進行性振動波の発
生状態の相関図、第9図は制御回路の一例。 1は羽根ケース裏板、3は同表板、5は絞り羽
根作動環、7は絞り羽根、12a,12bは電歪
素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作動することにより絞り口径を可変する絞り
    羽根と、 前記絞り羽根を作動させる可動部材と、 前記可動部材を固定部材に摩擦圧接させる弾性
    付勢部材と、 前記可動部材または前記固定部材に配置され、
    振動波を生じさせる電気−機械エネルギー変換素
    子と、 前記電気−機械エネルギー変換素子に給電する
    給電回路と、を有し、前記電気−機械エネルギー
    変換素子に対する給電に基づき前記可動部材また
    は固定部材に生じる振動波により該可動部材を移
    動させるカメラ等に於ける絞り装置において、 前記弾性付勢部材を前記電気−機械エネルギー
    変換素子に対する給電用電気接片として兼用した
    ことを特徴とするカメラ等に於ける絞り装置。
JP58005592A 1983-01-17 1983-01-17 カメラ等に於ける絞り装置 Granted JPS59129840A (ja)

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JP58005592A JPS59129840A (ja) 1983-01-17 1983-01-17 カメラ等に於ける絞り装置
US06/570,352 US4491401A (en) 1983-01-17 1984-01-13 Diaphragm device

Applications Claiming Priority (1)

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JPS59129840A JPS59129840A (ja) 1984-07-26
JPH0466006B2 true JPH0466006B2 (ja) 1992-10-21

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