JPH0748087B2 - 振動モータを用いたレンズ鏡筒 - Google Patents

振動モータを用いたレンズ鏡筒

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JPH0748087B2
JPH0748087B2 JP3038888A JP3888891A JPH0748087B2 JP H0748087 B2 JPH0748087 B2 JP H0748087B2 JP 3038888 A JP3038888 A JP 3038888A JP 3888891 A JP3888891 A JP 3888891A JP H0748087 B2 JPH0748087 B2 JP H0748087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的振動を利用する
振動波モータを用いたレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】振動モータは、既に特開昭52−291
92号公報などによって知られているように、固定体と
移動体とを摩擦接触させ、これらの少なくとも一方を電
気−機械エネルギ変換素子自体、或いは電気−機械エネ
ルギ変換素子を含む弾性振動体で構成し、電気−機械エ
ネルギ変換素子に交流の電気エネルギーを加えることに
よって、機械的振動エネルギーを発生させ、移動体を一
方向に摩擦駆動させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、振動モータをレ
ンズ駆動に応用しようとする試みはなされているが、次
のような問題点があった。即ち、振動モータにはステー
タと回転体とが強く摩擦接触するようにバネ部材が設け
られているが、このバネ部材の付勢力が大きな負荷とな
って、レンズ駆動がスムーズにいかない点である。
【0004】本発明の目的は、バネ部材の付勢力の負荷
によるトルク損失を少なくすることができる、振動モー
タを用いたレンズ鏡筒を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明は、円筒部分を
有する固定筒と、該固定筒の内側に配設された軸受と、
ステータを有し、バネ部材によって該ステータと接触す
る方向となる光軸方向にバネ付勢される回転体を、該ス
テータの振動によって光軸回りに回転させる振動モータ
と、可動レンズとを備え、回転体と軸受の軸受用回転物
とを光軸方向に接触させ、レンズ繰出し機構によって回
転体の回転により可動レンズを光軸方向に移動させ、振
動モータにおけるバネ部材の付勢力の光軸方向の一方向
を固定筒で受け、他方向をボール、ローラー等の軸受用
回転物を介して固定筒と固着関係となる固定部材で受け
たことにより、バネ部材の付勢力の負荷を軸受用回転物
に与えて、その負荷によるトルク損失を影響がでないレ
ベルに下げたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例としてのレンズ鏡筒を説明す
る前に、振動モータの一例を第1図により説明する。
【0007】図1において、1は力Fで加圧されている
移動体(回転体)、2は電歪素子により弾性振動を行う
固定体(ステータ)で、x軸を固定体2の表面上の方
向、z軸をその法線方向とする。電歪素子により固定体
2の表面に屈曲振動を与えると、進行振動波が発生し、
固定体2の表面上を伝搬していく。この進行振動波は縦
波と横波を伴なった表面波で、その質点の運動は楕円軌
道を画く。質点Aに着目すると、縦振幅u、横振幅wの
楕円運動を行っており、表面波の進行方向をx軸方向と
すると、楕円運動は反時計方向の向きである。この表面
波は一波長毎に頂点A,A′…を有し、その頂点速度は
x成分のみであって、v=2πfu(fは振動数)であ
る。そこで、移動体1の表面を固定体2の表面に摩擦接
触させると、移動体1の表面は頂点A,A′…のみに接
触するから、移動体1は摩擦力により矢印Nの方向に駆
動される。
【0008】移動体1の速度は振動数fに比例する。ま
た、加圧接触による摩擦駆動のために、縦振幅uばかり
でなく、横振幅wにも依存する。即ち、移動体1の速度
は楕円運動の大きさに比例する。したがって、移動体1
の速度は電歪素子に加える電圧に比例する。
【0009】図2は振動モータの一例の構成を示す分解
図である。環状の移動体1には摩擦接触しやすくするた
めに硬質ゴム1aが接着される。環状の固定体2には二
つのグループを形成する電歪素子3a,3bが接着され
る。電歪素子3a,3bは、単独で動作すると、固定体
2が共振するような状態、即ち、定在振動波が存在する
ような位置に配置され、且つ電歪素子3aによる定在振
動波長と電歪素子3bによる定在振動波長とが等しくな
り、90°位相がずれる(1波長/4だけ物理的位置が
ずれる)ように配置される。フェルト4は、固定体2の
摩擦接触面と反対の面の振動を吸収する。支持体5は固
定体2、電歪素子3a,3b及びフェルト4を支持す
る。
【0010】図3は進行振動波と定在振動波の発生を説
明する図である。説明上、電歪素子3a,3bは図2の
ような配置ではなく、交互に配列されているが、上記と
同じ条件を満たしており、等価な配置である。駆動用電
源6はV=Vosin ωt という電圧を供給する。電歪素
子3aにはライン7により駆動用電源6から直接、電圧
Vo sin ωt が印加され、電歪素子3bには90°移相
器8を経てライン9により電圧Vo sin(ωt ±π/2) が
印加される。電圧Vo sin(ωt ±π/2) の±は移動体1
を動かす方向によって切り換えられる。図3のイ〜ヘは
電圧Vo sin(ωt −π/2) が印加されている場合の振動
波の状態を示す。イは電歪素子3aのみにより定在振動
波10を発生させている状態、ロは電歪素子3bのみに
より90°位相遅れのある定在振動波11を発生させて
いる状態、をそれぞれ示す。ハ〜ニは二つの電歪素子3
a,3bを同時に動作させて、進行振動波12を発生さ
せている状態を示す。ハは時刻t=0+2nπ/ω、ニは
時刻t=π/2ω+2nπ/ω、ホは時刻t=π/ω+2nπ
/ω、ヘは 3π/2ω+2nπ/ω、の進行振動波12の位
相をそれぞれ示す。進行振動波12は第3図の右方向に
進むが、固定体2の摩擦接触面の任意の質点は反時計方
向の楕円運動を行う。したがって、移動体1は左方向に
移動する。
【0011】イ、ロの定在振動波10、11の発生状態
において、固定体2の摩擦接触面上の節以外の質点では
横振動、即ち、図3で上下運動だけである。したがっ
て、移動体1と固定体2との摩擦接触は、静止摩擦状態
ではなく、動摩擦状態であり、摩擦係数が小さくなり、
接触面積も小さくなる。そのため、手動で移動体1を動
かす場合に、小さい力で動かすことができる。
【0012】図4は、本発明の一実施例であるレンズ鏡
筒の構造を示す。図2と同様な部分は同一符号にて示
す。
【0013】レンズ鏡筒の固定胴13の後端には、カメ
ラに装着するためのバヨネット又はスクリューマウント
などの装着部材14が設けられる。固定胴13には光軸
方向に直進溝13aが設けられる。レンズ保持胴15,
16は、固定胴13の内側に嵌装され、変倍作用と変倍
に伴う収差の補正作用とを行うレンズ光学系17を保持
する。各レンズ保持胴15,16にはピン15a,16
aが植立され、これらのピン15a,16aは直進溝1
3aを貫いて、固定胴13の外周に嵌装されたカム筒1
8のカム溝18a,18bに嵌合する。レンズ保持筒1
9は合焦用レンズ光学系20を保持し、外周にレンズ保
持胴15と螺合するねじ部19aを有する。その円筒鍔
部19bは、回転体としての距離調整環21の内周面に
光軸方向に平行に形成された直進溝21aに嵌入され
る。距離調整環21の先端には握部21bが設けられ
る。距離調整環21の摩擦接触部21cは図2の移動体
1に相当し、固定体2(ステータ)にリング板バネ22
によって圧接される。固定の基筒23はビス(不図示)
により固定胴13に一体的に固定され、固定体2、電歪
素子3a,3b及びフェルト4を支持する。
【0014】基筒23には固定筒としての外筒24がネ
ジ止めされ、外筒24の内側には軸受用の第1環25と
第2環26とが取り付けられる。即ち、第1環25は軸
受用回転物としての軸受用ボール27を介してリング板
バネ22により距離調整環21の摩擦接触部21cに押
し付けられる。第2環26は外筒24の内周面にねじ込
まれることにより取り付けられるが、第1環25と第2
環26との接合部分にはV字形状の円周溝が形成され、
この円周溝と距離調整環21の外周面に形成された略U
字形状の円周溝との間に軸受用ボール28が保持され
る。これにより、距離調整環21が外筒24に回転可能
に取り付けられると共に、摩擦接触部21cの固定体2
に対する回転可能な摩擦接触が確保される。
【0015】なお、上記リング板バネ22の付勢力の光
軸方向の受けは、一方側が固定筒としての外筒24で受
け、他方側を軸受用ボール27を介して固定部材として
の基筒23で受けるようにした。それにより、リング板
バネ22の付勢力による距離調整環21のトルク損失
は、球状でしかも回転可能な軸受用ボール27により極
めて少なくなり、実質的に問題にならないで済む。
【0016】コード板29はくし歯状電極を有するもの
で、外筒24の内壁面に取り付けられ、距離調整環21
に固定された摺動子30がくし歯状電極上を摺動するこ
とによって距離調整環21の回転量、即ち合焦用レンズ
光学系20の移動量に相当する数のパルスから成る移動
量モニタ信号が発生する。電動手動切換スイッチ31が
外筒24に設けられ、その接片32は基筒23上に取り
付けられる。操作ピン33はカム筒18に取り付けら
れ、基筒23の外側から光軸まわりに回すことによりカ
ム筒18を回転させる。カム筒18が回転すると、カム
溝18a,18bがピン15a,16aを直進溝13a
に沿って移動させるので、レンズ保持胴15,16は光
軸方向に移動し、変倍作用と収差補正作用とを行う。
【0017】図5は、本発明の一実施例の回路を示す。
自動焦点用の受光器34は、例えば電荷結合素子など
で、測距回路35に接続される。測距回路35の出力端
子Aは、振動波モータへハイレベルの駆動信号又はロー
レベルの停止信号を出力し、出力端子Bは、ハイレベル
の至近側駆動方向信号又はローレベルの無限遠側駆動方
向信号を出力し、入力端子Cには、電動手動切換回路3
6からインバータ37を経て切換信号が入力し、入力端
子Dには、モニタ信号発生回路38からチャタリング吸
収回路39を経て移動量モニタ信号が入力する。電動手
動切換回路36は電動手動切換スイッチ31及び抵抗4
0から成り、モニタ信号発生回路38はコード板29、
摺動子30及び抵抗41から成る。パルス発生回路42
は発振器43、分周比1/2の分周器44,45及びイ
ンバータ46から成り、90°位相差のあるパルスを分
周器44,45から出力する。47はオアゲート、48
はアンドゲート、49は排他的オアゲートである。排他
的オアゲート49は、測距回路35の出力端子Bからの
入力がハイレベルの時に分周器44のパルスに対する分
周器45のパルスの位相を90°進んだものとし、ロー
レベルの時に90°遅れたものとする。
【0018】駆動制御回路50は電歪素子3a,3bの
駆動を制御する回路で、トランジスタ、抵抗及びインバ
ータから成る二つのプッシュプル回路51,52、スイ
ッチングトランジスタ53,54などによって構成され
る。スイッチングトランジスタ53,54は抵抗55及
びレンズ駆動電源スイッチ(不図示)を経て電源に接続
される。
【0019】次に図4及び5に示される実施例の動作に
ついて説明する。レンズ駆動電源スイッチ(不図示)が
オンすることにより電動手動切換回路36、インバータ
37、オアゲート47、アンドゲート48、排他的オア
ゲート49、パルス発生回路42、駆動制御回路50に
電源が供給され、パルス発生回路42は動作をはじめ
る。
【0020】電動手動切換スイッチ31がオフされて、
電動駆動が選択された場合には、電動手動切換回路36
はハイレベルの切換信号を出力するので、アンドゲート
48は開通する。また、この切換信号はインバータ37
で反転されて、ローレベルとなり、測距回路35の入力
端子Cに入力する。
【0021】カメラの撮影操作のために、2段階ストロ
ークからなるレリーズボタンの第1段ストロークが押さ
れると、測光演算動作が開始される。測距回路35は入
力端子Cへのローレベルの切換信号の入力により電動駆
動であることを判別し、自動焦点動作を開始すると共
に、合焦域を自動焦点用の狭い幅に設定する。受光器3
4は被写体からの反射光を受光し、測距回路35は受光
器34からの被写体情報により公知のコントラスト検知
方式、ずれ検知方式などに基づいて合焦誤差を検出し、
レンズ駆動量及び駆動方向を演算する。レンズ駆動量は
測距回路35内のカウンタ(不図示)にプリセットされ
る。出力端子Aからはハイレベルの駆動信号が出力さ
れ、被写体が至近側にあると仮定すれば、出力端子Bか
らはハイレベルの至近側駆動方向信号が出力される。そ
のため、オアゲート47、アンドゲート48は共にハイ
レベルの信号を出力し、スイッチングトランジスタ5
3,54をオンにする。したがって、プッシュプル回路
51,52に電源が供給される。パルス発生回路42は
動作中であり、分周器44のパルスは直接プッシュプル
回路52を制御するので、電歪素子3bに高周波電力が
与えられる。分周器45のパルスは、排他的オアゲート
49によって反転されて、分周器44のパルスに対して
90°位相が進んだものとなり、プッシュプル回路51
を制御するので、電歪素子3aに90°位相の進んだ高
周波電力が与えられる。これにより、固定体2に進行振
動波12が発生し、距離調整環21は合焦方向に回転さ
れる。これに伴って、レンズ保持筒19はレンズ保持胴
15と螺合しながら回転するので、繰出し方向に移動
し、合焦域に至る。
【0022】距離調整環21の回転によって、摺動子3
0はコード板29上を摺動し、レンズの移動量に対応し
たパルス数の移動量モニタ信号を発生する。この移動量
モニタ信号は測距回路35の入力端子Dに入力し、カウ
ンタにプリセットされたレンズ駆動量を減算させる。カ
ウンタの値が零になると、出力端子Aからローレベルの
停止信号が出力され、オアゲート47、アンドゲート4
8の出力はローレベルに反転するので、スイッチングト
ランジスタ53,54はオフとなり、電歪素子3a,3
bは電源からしゃ断されて、距離調整環21の駆動は停
止される。ここでまた、受光器34及び測距回路35に
より測距が行われ、合焦誤差が合焦域に入っていれば、
合焦表示をする。合焦域に入っていない時には、再び前
記と同様にレンズ駆動が行われる。
【0023】被写体が無限遠側にある場合には、測距回
路35の出力端子Bはローレベルの無限遠側駆動方向信
号を出力するので、排他的オアゲート49は分周器45
のパルスをそのまま通し、分周器44のパルスより位相
を90°遅れたものとする。故に電歪素子3a,3bは
逆方向に進行する進行振動波を発生し、距離調整環21
は逆方向に回転し、レンズ保持筒19を繰込み方向に移
動させる。
【0024】電動手動切換スイッチ31がオンされて、
手動駆動が選択された場合には、電動手動切換回路36
はローレベルの切換信号を出力するので、オアゲート4
7の出力はハイレベルとなり、スイッチングトランジス
タ54をオンにする。一方、アンドゲート48の出力は
ローレベルとなり、スイッチングトランジスタ53をオ
フにする。したがって、電歪素子3bには高周波電力が
供給されずに、電歪素子3aのみに高周波電力が供給さ
れる。そのため、固定体2には定在振動波10が発生
し、固定体2と距離調整環21の摩擦トルクが小さくな
る。そこで、外筒24の先端からわずかに表出している
握部21bを持って、距離調整環21を回せば、小さい
手動トルクで軽く回り、レンズ保持筒19は光軸方向に
移動される。
【0025】測距回路35は、入力端子Cにハイレベル
の切換信号が入力することによって、手動駆動であるこ
とを判別し、手動用の広い合焦域の幅を設定して、合焦
用レンズ光学系20がその合焦域に至ると合焦表示を行
う。
【0026】以上説明した実施例では、振動モータによ
って合焦用レンズ光学系20のみを移動させたが、ズー
ム用レンズ光学系(17,20)を移動させるようにし
ても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明の振動モータを用いたレンズ鏡筒
は、振動モータを駆動源として可動レンズを駆動するに
あたり、トルク損失を少なくすることができた。その第
1の特徴は、振動モータの出力による回転伝達系中に軸
受用回転物を用いた軸受を設けたことであり、これによ
り通常の嵌合による受けに比べて格段にトルク損失を少
なくすることができる。又、第2の特徴は、振動モータ
におけるバネ部材(ステータに被駆動部材を適度な圧力
で摩擦接触させるために用いられる)の付勢力によるト
ルク損失を抑えたことにあり、これは、該付勢力の受け
を、回転することにより応力を分散させてトルク損失を
少なくできる上記軸受用回転物を介して行って、実質上
影響がないようにしたので、振動モータを組み込んだレ
ンズ鏡筒の実用化を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例としての振動モータの駆動原理を説明する
図である。
【図2】一例としての振動モータの基本的構成を示す分
解図である。
【図3】図2に図示の振動モータにおける進行振動波と
定在振動波の発生を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図5】同じく回路図である。
【符号の説明】
2 固定体(ステータ) 3a,3b 電歪素子 20 合焦用レンズ光学系(可動レンズ) 21 距離調整環(回転体) 21c 摩擦接触部 22 リング板バネ(バネ部材) 23 基筒(固定部材) 24 外筒(固定筒) 25 軸受用の第1環(軸受) 27 軸受用ボール(軸受用回転物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 41/09 H02N 2/00 C 8525−5H 9274−4M H01L 41/08 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部分を有する固定筒と、 該固定筒の内側に配設された軸受と、 ステータを有し、バネ部材によって該ステータと接触す
    る方向となる光軸方向にバネ付勢される回転体を、該ス
    テータの振動によって光軸回りに回転させる振動モータ
    と、 可動レンズとを備え、 前記回転体と前記軸受の軸受用回転物とを光軸方向に接
    触させ、レンズ繰出し機構によって前記回転体の回転に
    より前記可動レンズを光軸方向に移動させ、 前記振動モータにおける前記バネ部材の付勢力の光軸方
    向の一方向を前記固定筒で受け、他方向を前記軸受用回
    転物を介して前記固定筒と固着関係となる固定部材で受
    けたことを特徴とする、振動モータを用いたレンズ鏡
    筒。
JP3038888A 1991-02-12 1991-02-12 振動モータを用いたレンズ鏡筒 Expired - Lifetime JPH0748087B2 (ja)

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