JPH0465980B2 - - Google Patents

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JPH0465980B2
JPH0465980B2 JP60064632A JP6463285A JPH0465980B2 JP H0465980 B2 JPH0465980 B2 JP H0465980B2 JP 60064632 A JP60064632 A JP 60064632A JP 6463285 A JP6463285 A JP 6463285A JP H0465980 B2 JPH0465980 B2 JP H0465980B2
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JP
Japan
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eluent
valve
liquid
column
sample collection
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Application number
JP60064632A
Other languages
English (en)
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JPS61223555A (ja
Inventor
Takeshi Murayama
Takeshi Ban
Tomoko Kubota
Yuzuru Hanaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Priority to JP6463285A priority Critical patent/JPS61223555A/ja
Publication of JPS61223555A publication Critical patent/JPS61223555A/ja
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、被測定液中のイオン種をクロマトグ
ラフイツクに分析するイオン種分析装置に関す
る。
<従来の技術> イオンクロマトグラフを用いて、被測定液中の
イオン種を分離分析する場合、通常、一種類の溶
離液を使用してクロマトグラムを得ることが多
い。このクロマトグラムにおいて、分離が不十分
なイオン種のピークがあると、そのイオンの定量
等が困難になる。このため、溶離液を交換し、上
記被測定液を再度所定量採取して、分離が不十分
な上記イオン種を分離させ、良好な分離状態を示
すクロマトグラムを得るようにしていた。
然し乍ら、上記従来例においては、被測定液を
2回採取する必要があるため、分析に必要な被測
定液が多くなるという欠点があつた。また、溶離
液の交換を行なうため、この溶離液交換に例えば
30分以上もの長時間を必要とし、究極的に分析に
要する時間(分析時間)が長くなるという欠点が
あつた。更に、上記溶離液の交換に際し、溶離液
槽内の溶媒フイルタ等が原因となつて溶離液のコ
ンタミネーシヨンが生じ易いという欠点もあつ
た。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、上述のような従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、被測定液を1
回計量採取するだけで被測定液中のイオン種を容
易かつ短時間に分析できるような分析装置を提供
することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決する本発明の特徴は、被測定
液中のイオン種をクロマトグラフイツクに分析す
るイオン種分析装置において、被測定液を所定量
採取し第1の溶離液を用いてイオンクロマトグラ
フイツクに分析し、この分析で得られらイオン種
のうち分離が不十分な部分を第2の溶離液を用い
て再度イオンクロマトグラフイツクに分析するこ
とにある。
<実施例> 以下、本発明について図を用いて詳細に説明す
る。第1図は本発明実施例の構成説明図であり、
この図において、槽1aには例えば4mmol/
Na2CO3/4mmol/NaHCO3でなる第1溶離
液が貯留され、槽1bには例えば10mmol/
Na2B4O7でなる第2溶離液が貯留され、槽1c
には例えば0.03規定のH2SO4溶液でなる除去液が
貯留されている。また、第1切換弁3、第1試料
採取弁4、第2試料採取弁5、および第2切換弁
12は、その内部流路がいずれも実線接続状態と
破線接続状態が交互に切換えられるようになつて
いる。更に、第1切換弁3の第1接続口31には
第2溶離液を送液するポンプ2bが接続され、第
3接続口33には第1溶離液を送液するポンプ2
aが接続されている。第1切換弁3の第4接続口
34に接続されているカラム13には例えば陰イ
オン交換樹脂が充填されており、後述のカラム8
とほぼ同じ流体抵抗値を示すようになつている。
第1試料採取弁4の第3および第6接続口43,
46には計量管47が接続され、第2試料採取弁
5の第3および第6接続口53,56には計量管
57が接続されている。カラム8はプレカラム8
aと分離カラム8bからなり、いずれも例えば陰
イオン交換樹脂が充填されている。サプレツサ9
は例えば陽イオン交換膜でなるチユーブ9aによ
つて内部が内室9bと外室9cに仕切られてお
り、該内室9bには分離カラム8bの溶出液が導
びかれ外室9cにはポンプ2cで送液される除去
液が導びかれて流れるようになつている。検出器
10は例えば導電率計でなり、上記内室9bから
流出する物体の物理量(例えば導電率)を検出
し、その検出信号を図示しない記録計等に送出し
上記イオン種に対応したクロマトグラム等を描か
せるようになつている。
このような構成からなる本発明の実施例におい
て、最初、切換弁3,12や試料採取弁4,5が
全てオフにされ、それらの内部流路は全て実線接
続状態となつている。この状態で、槽1a内の第
1溶離液はポンプ2aによつて例えば2ml/
min.の流量で送液されて、第1切換弁3の第3
および第2接続口33,32→第1試料採取弁4
の第1および第2接続口41,42→第2試料採
取弁5の第1および第2接続口51,52→プレ
カラム8a→分離カラム8b→サプレツサ9の内
室9b→検出器10→槽1eの経路で流れる。槽
1bの第2溶離液は、ポンプ2bによつて例えば
2ml/min.の流量で送液されて、第1切換弁3
の第1および第4接続口31,34→カラム13
→槽1fの経路で流れ、槽1c内の除去液は、ポ
ンプ2cによつて例えば2ml/min.の流量で送
液されて、サプレツサ9の外室9cを経て槽1d
に導びかれる。この状態で、被測定液が第1試料
採取弁4の第4接続口44から注入され計量管4
7を満たしてのち接続口45から排出される。次
に、第1試料採取弁4がオンにされその内部流路
が実線接続状態から破線接続状態に切換えられ
る。計量管47内の被測定液は、溶離液に搬送さ
れてカラム8に至り、分離カラム8bで被測定液
中のイオン種がクロマトグラフイツクに分離され
る。このカラム8bからの溶出液は、サプレツサ
9の内室9bに至り、チユーブ9aを介して外室
9c内の除去液と接し、これら両液に含まれてい
る例えば陽イオンの交換が行なわれる。この内室
9bから排出される液体は検出器10に導びかれ
て例えば導電率が検出され、この検出信号に応じ
たクロマトグラムを上記記録計等に描くようにな
る。このクロマトグラムにおいて分離不十分なイ
オン種群の部分だけが、第2切換弁12の切換操
作で第2試料採取弁5の計量管57に導びかれ
る。次に、第1切換弁3をオンにしその内部流路
を実線接続状態から破線接続状態に切換える。こ
の状態では、上記第1溶離液に代わり第2溶離液
が、第1切換弁3から槽1eに至る流路に流れる
ようになる。その後、第2試料採取弁5をオンし
その内部流路を切換えで、計量管57内の液体を
第2溶離液でもつてカラム8に搬送する。このた
め、分離カラム8bでは、上述の分離不十分なイ
オン種群が第2溶離液の作用で良好な分離を行な
うようになる。このようにして分離されたイオン
種は再び溶離液に搬送され、サプレツサ9の内室
9bを経て検出器10に至り、該イオン種に対応
するクロマトグラムを上記記録計等に描かせる。
第2図は、本発明実施例を用い、例えば5ppm
のF-、10ppmのCl-、15ppmのNO- 2、30ppmの
PO3- 4、10ppmのBr-、30ppmのNO- 3、40ppmの
SO2- 4、10ppmの酢酸イオン(Acetic Ion)およ
び10ppmの蟻酸イオン(Formic Ion)を含む試
料(以下「標準液」という)を分析した結果を示
すクロマトグラムである。このクロマトグラムに
よれば、第1溶離液を用いるイオン種分析(第2
図の左側部分)では分離不十分なイオン種群
(F-、Formic Ion、およびAcetic Ion)が現わ
れるが、このイオン種群を第2試料採取弁5(詳
しくは計量管57内)に保持してのち第2溶離液
を用いて分析すると良好な分離(第2図の中央部
分)を示すようになることが分る。尚、第1切換
弁3を切換えて数分後にクロマトグラムのベース
ラインが変動しているのは、第1切換弁3で切換
えられた溶離液が検出器10に至るまで数分間も
の時間がかかり、且つ、これら溶離液の物理量
(例えば導電率)が異なることに起因するもので
ある。
<効果> 以上詳しく説明したような本発明によれば、分
離不十分なイオン種群に相当する部分だけを検出
器の後方で分取して再分析するような構成である
ため、被測定液の採取が1回で済むという利点が
ある。また、第1切換弁3の切換えによつて第1
溶離液と第2溶離液を交互に切換えるような構成
であるため、前記従来例に比し、溶離液交換が容
易且つ短時間で済み、しかも溶離液のコンタミネ
ーシヨンも生じないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成説明図であり、第
2図は本発明実施例を用いて作成したクロマトグ
ラムである。 1a〜1f……槽、2a〜2c……送液ポン
プ、3,12……切換弁、4,5……試料採取
弁、8,13……カラム、9……サプレツサ、1
0……検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定液を所定量採取する第1試料採取弁
    と、該第1試料採取弁で採取された被測定液中の
    イオン種を分離するカラムと、該カラムから溶出
    するイオン種を検出する検出器と、前記第1試料
    採取弁と前記カラムの間に配置され前記検出器か
    ら排出される液体の一部を計量して採取する第2
    試料採取弁と、該第2試料採取弁と前記検出器の
    間に配置され前記第2試料採取弁と前記検出器を
    断続的に接続せしめる第1流路切換弁と、前記第
    1および第2の試料採取弁を経由して前記カラム
    に第1溶離液と第2溶離液とを交互に切り換えて
    送液せしめる第2流路切換弁とを具備し、前記第
    1溶離液を用いた分析で得られるイオン種のうち
    分離が不十分な部分を前記第2溶離液を用いて再
    度イオンクロマトグラフイツクに分析することを
    特徴とするイオン種分析装置。
JP6463285A 1985-03-28 1985-03-28 イオン種の分析装置 Granted JPS61223555A (ja)

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JP6463285A JPS61223555A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 イオン種の分析装置

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JP6463285A JPS61223555A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 イオン種の分析装置

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JPS61223555A JPS61223555A (ja) 1986-10-04
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JPS51104893A (ja) * 1975-03-12 1976-09-17 Hitachi Ltd Saijunkankuromatogurafuiihohooyobisochi

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