JPH046587Y2 - - Google Patents

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JPH046587Y2
JPH046587Y2 JP4857386U JP4857386U JPH046587Y2 JP H046587 Y2 JPH046587 Y2 JP H046587Y2 JP 4857386 U JP4857386 U JP 4857386U JP 4857386 U JP4857386 U JP 4857386U JP H046587 Y2 JPH046587 Y2 JP H046587Y2
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heat
insulating container
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protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は、携帯用魔法瓶等の保温容器本体の外
面に衝撃吸収体である保護リングを装着した魔法
瓶等保温容器に関する。
『従来の技術』 ガラス製魔法瓶やステンレス鋼等の金属製魔法
瓶は携帯用の保温容器として一般に用いられてい
る。これら保温容器は内瓶と外瓶の間を真空にし
た二重構造のため、外部の衝撃に対し弱い。特に
ガラス製魔法瓶は衝撃を受けると割れるのみなら
ず破片や内容物によつて切り傷、火傷等の虞れも
ある。一方、金属製魔法瓶では外瓶が変形して保
温能力の低下等が懸念される。
このような問題点を解決するものとして、実公
昭58−30021号公報、実開昭60−83334号公報等の
魔法瓶等保温容器が公知である。これら保温容器
は第5図に示すように保温容器本体41の外面に
ゴム状弾性材により形成された環状の保護リング
42,43を嵌着し、この保護リング42に提げ
紐44を連結するものであつて、前記保護リング
42,43に凹溝45を設け、一方保温容器本体
41に突起46を設け、これら凹溝45と突起4
6によつて保護リング42,43を取り付けて衝
撃を吸収し、破損等を防止できるものである。
『考案が解決しようとする問題点』 ところで、前記前記保護リング42,43の取
り付けは、前記凹溝45と突起46による強制嵌
合と、外嵌による圧着によるため、その取り付け
力は比較的小さく、保護リング42,43が外れ
る虞れがあつた。特に軟質材料としたときは著し
い。又、前記圧着力を発揮するために、保護リン
グ42,43を保温容器本体41に取り付ける
際、保護リング42,43を大径に伸ばして外嵌
しなければならないため、取り付け作業が煩雑で
あり、金型構造も複雑になる等の問題点もあつ
た。
さらに、前記凹溝45と突起46の変形例とし
て、保温容器本体の取り付け部に一対の突起を形
成し、この突起間に保護リングを外嵌したり、保
温容器本体に凹溝を形成し、一方保護リングに突
起を形成するものがあるが、これらにおいても前
記と同様な問題点を有する。
本考案は保温容器本体の上、下端に肩部材、底
部材を嵌着し、これら肩部材、底部材の外側に第
1,2保護リングを各々外嵌する魔法瓶等保温容
器において、前記第1,2保護リングの取り付け
強度を向上することを目的とする。
『問題点を解決するための手段』 次に、前記問題点を解決するための手段を第1
図ないし第4図に示す実施例に沿つて説明する。
本考案は保温容器本体1の上、下部に各々形成
した上、下段部1a,1bと、保温容器本体1の
外面2を露出して保温容器本体1の上、下端にそ
れぞれ嵌着した肩部材3及び底部材4と、前記肩
部材3または保温容器本体1に外嵌する第1保護
リング5と、この第1保護リング5内側に形成
し、前記上段部1aと肩部材3の下面3aに挟着
される第1リブ5aと、前記底部材4または保温
容器本体1に外嵌する第2リング6と、この第2
リング6の内側に形成し、前記下段部1bと底部
材4の上面4aに挟着される第2リブ6aを設け
たものである。
『作用』 第1リブ5aが上段部1aと肩部材3の下面3
a間に挟着され、第1保護リング5を堅牢に取り
付け、一方第2リブ6aが下段部1bと底部材4
の上面4a間に挟着され第2保護リング6を堅牢
に取り付けることができる。
『実施例』 以下、本考案の1実施例を第1図ないし第4図
を参照して説明する。
保温容器本体である金属製魔法瓶1はステンレ
ス製の内瓶11と上、下部に径小な上、下段部1
a,1bを各々形成したステンレス製の外瓶12
を口元部13で溶接、ロウ付け等により結合する
と共に、内瓶11と外瓶12間は真空に排気され
て真空層14を形成し、内溶液を保温できる。口
元部13には栓体15を螺合して、栓体15がパ
ツキング16をシール部17に押し付けて内瓶1
1を気密に封じる。さらに、外瓶12の上端外側
にはポリプロピレン、ABS樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリカーボネイト樹脂等硬質材料によつて
形成された肩部材3を設けると共に、その下面3
aを前記上段部1aに対向し、且つこの肩部材3
の側面を外瓶12の上部外周面に周設した環状凸
部18に嵌着する。外瓶12の下端には前記硬質
材料によつて形成した有底筒状の底部材4の側面
が外瓶12の下部外周面に周設した環状凸部18
aに嵌着し、又底部材4の上面4aを前記下段部
1bに対向する。そして前記保温容器本体1の外
面2の一部をあらわしている。肩部材3にはコツ
プ状のキヤツプ19が螺合する。さらに、前記肩
部材3の一側に提げ紐7の一端を取り付ける第1
突起部8を一体に設ける。この第1突起部8には
断面が円弧状の差し込み穴20が縦方向に貫通す
ると共に、この差し込み穴20の中央部に連設し
て係止穴21を外側に貫通して形成するものであ
る。さらに、前記第1突起部8の基端両側には第
4図に示すように断面がL字状の溝22を内側に
対向して第1突起部8の下部より天部23寄りま
で縦設する。同様に第2突起部9が金属製魔法瓶
1の中心軸と対称に、すなわち肩部材3の他側に
一体に設ける。前記底部材4の一側、すなわち第
1突起部8の下方にも同様な第3突出部10を設
ける。さらに、第1,2突起部8,9の外側には
前記係止穴21の外側を覆い肩部材3より内径が
大きい環状のゴム、軟質塩ビ、エラストマー樹
脂、ポリエチレン等軟質材料で形成された第1保
護リング5を嵌着する。この第1保護リング5の
前記第1,2突起部8,9の外側に対応する部分
は突状嵌合部24が形成される。そして前記突状
嵌合部24の基端両側にはL字状の突起25が内
側に対向し、このL字状の突起25は前記L字状
の溝22に嵌合する。これらL字状の溝22と突
起25によつて鉤状係合部26を形成する。27
は突状係合部24の底部に形成した差し込み孔で
ある。同様に第3突起部10の外側にも軟質材料
から形成された径大な第2保護リング6を外嵌す
る。この第2保護リング6の突出嵌合部24の天
部に差し込み孔28を形成する。さらに、前記第
1保護リング5の内周面に前記上段部1aと肩部
材3の下面3a間に挟着される第1リブ5aを形
成する。同様に第2保護リング6の内周面に前記
下段部1bと底部材4の上面4a間に挟着される
第2リブ6aを形成する。
前記第1〜3突起部8,9,10に固定する第
1,2止め具29,30は上部に提げ紐7が挿通
する環部31を外側に斜設すると共に、この環部
31の下方に門形の基部32を連設し、この基部
32の内側にばね部33を片持ち状に下部を連設
する。そしてこのばね部33の上部外側に操作部
34を突設すると共に、下部外側には爪部35を
突設する。
これらの第1,2止め具29,30の環部31
に、長さ調節金具36によつて環状となつた提げ
紐7の各端部を挿入して第1,2止め具29,3
0を連結する。
次に前記実施例について作用を説明する。
まず、取り付けるにはL字状突起25をL字状
溝部22に挿入して第1保護リング5を肩部材3
に外嵌する。この際、第1リブ5aは上段部1a
と肩部材3の下面3aによつて挟着され、第1保
護リング5を金属製魔法瓶1に堅牢に固定でき
る。同様に第2保護リング6を肩部材4に外嵌す
る場合、第2リブ6aが下段部1bと底部材4の
上面部4aによつて挟着され、第2保護リング6
が金属製魔法瓶1に堅牢に固定できる。
次に、金属製魔法瓶2を縦向きにつり下げると
きは、第1突起部8の差し込み穴20の上方(A
方向)より第1止め具29を挿入する。この挿入
によつて爪部35が差し込み穴20の内壁部によ
つて内側に押圧され、さらに第1止め具29を挿
入して、爪部35が係止穴21に位置すると、ば
ね部33の弾性によつて爪部35が係止穴21に
係止して固定できる。同様に第2止め具30を第
2突起部9に上方より挿入して固定できる。
そして縦方向のつり下げ状態より横向きのつり
下げ状態にするには、まず第1止め具29の操作
部34を押圧することによつて爪部35と係止穴
21の係止をはずし、この状態のまま第1止め具
29を抜き出す。同様に第2止め具30を第2突
起部9より抜き出す。そして、第1止め具29を
第1突起部8の差し込み穴20に下方(B方向)
より差し込むと、前記と同様に爪部35が係止穴
21に係止して固定できる。同様に第2突起部9
の上方より第2止め具30を挿入して固定するこ
とによつて横向きのつり下げ状態が可能になる。
以上のように、第1保護リング5に第1リブ5
aを設け、一方第2保護リング6に第2リブ6a
を設けて、これら第1,2リブ5a,6aを上段
部1aと肩部材3の下面3a間、下段部1bと底
部材4の上面4a間に挟着することによつて、堅
牢に取り付けでき第1,2保護リング5,6が提
げ紐7等によつて外れることはなく、又第1,2
保護リング5,6を肩部材3、底部材4の圧着力
が小さくとも第1,2保護リング5,6が外れる
ことはない。すなわち強制嵌合を用いないため、
第1,2保護リング5,6の内径を正確に仕上げ
なくとも済み、安価に製造できると共に、組立等
も簡単に行うことができる。さらに第1,2保護
リング5,6の材質を自由に選択でき、厚み、強
度等を自由に選定できると共に、金型構造も簡単
で済む等の効果を発揮できる。
しかも肩部材3の他側に第2突起部9を設ける
と共に、底部材4の一側に第3突起部10を設け
ることにより、第1,2突起部8,9に第1,2
止め具29,30を各々挿入して固定すれば金属
製魔法瓶1は縦向きにつり下げられ、一方第1,
3突起部8,10に第1,2止め具29,30を
挿入して固定すれば金属製魔法瓶1は横向きにつ
り下げることができ、縦横向きの2種類のつり下
げが可能となる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、第1,2保護リングを肩部材、底
部材ではなく、保温容器本体の上、下部に直接外
嵌してもよい等種々の変形例が可能である。
『考案の効果』 以上詳述した構成を成す本考案の魔法瓶等保温
容器は保温容器本体の上、下部に各々形成した
上、下段部と、保温容器本体の外面の一部を露出
して保温容器本体の上、下端にそれぞれ嵌着した
肩部材及び底部材と、前記肩部材または保温容器
本体に外嵌する第1保護リングと、この第1保護
リングの内側に形成し、前記上段部と肩部材の下
面に挟着される第1リブと、前記肩部材または保
温容器本体に外嵌する第2保護リングと、この第
2保護リングの内側に形成し、前記下段部と底部
材の上面に挟着される第2リブとを具備したもの
であり、従来技術に比較して第1,2保護リング
の取り付け強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示し
ており、第1図は全体の縦断面図、第2図は分解
斜視図、第3図は半載断面図、第4図は要部の平
断面図、第5図は従来例であり、第5図Aは斜視
図、第5図Bは要部の断面図である。 1……金属製魔法瓶(保温容器本体)、1a…
…上段部、1b……下段部、2……外面、3……
肩部材、3a……下面、4……底部材、5……第
1保護リング、5a……第1リブ、6……第2保
護リング、6a……第2リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保温容器本体の上、下部に各々形成した上、下
    段部と、保温容器本体の外面の一部を露出して保
    温容器本体の上、下端にそれぞれ嵌着した肩部材
    及び底部材と、前記肩部材または保温容器本体に
    外嵌する第1保護リングと、この第1保護リング
    の内側に形成し、前記上段部と肩部材の下面に挟
    着される第1リブと、前記肩部材または保温容器
    本体に外嵌する第2保護リングと、この第2保護
    リングの内側に形成し、前記下段部と底部材の上
    面に挟着される第2リブとを具備したことを特徴
    とする魔法瓶等保温容器。
JP4857386U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH046587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4857386U JPH046587Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP4857386U JPH046587Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS62159735U JPS62159735U (ja) 1987-10-09
JPH046587Y2 true JPH046587Y2 (ja) 1992-02-24

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