JPH0122567Y2 - - Google Patents

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JPH0122567Y2
JPH0122567Y2 JP1984135529U JP13552984U JPH0122567Y2 JP H0122567 Y2 JPH0122567 Y2 JP H0122567Y2 JP 1984135529 U JP1984135529 U JP 1984135529U JP 13552984 U JP13552984 U JP 13552984U JP H0122567 Y2 JPH0122567 Y2 JP H0122567Y2
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JP
Japan
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wall
container
cushion material
bottom plate
lid body
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JP1984135529U
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JPS6151102U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、小型で強度に優れ耐衝撃性に富んだ
コンパクト容器に関するものである。
「従来の技術」 化粧料等を収納する従来のコンパクト容器は、
短筒壁下端に底板を連設してドラム嵌入用の凹部
を内部に形成した容器本体と、周壁上端に頂板を
連設した蓋体とを蝶番で組み付けた構成であつ
て、前記ドラム内に化粧料が収納されている。
ところでコンパクト容器は、ハンドバツク等に
入れて携帯することが多く、従つて薄手で小型で
あることが要求されるが、一方ではこのような構
成であるために、使用時に手を滑らせて取り落と
してしまうことがあり、合成樹脂製の容器が破損
してしまつたり、内部の化粧料が崩れてしまつた
りする事故が多々みられた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上述した従来の欠点、不都合を解消
するべく考案されたコンパクト容器に関するもの
であつて、全体的に厚みが小さく、しかも強度に
優れ、かつ耐衝撃性に富んだ構成とすることを目
的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案のコンパクト容器は、容器1と蓋体23
とを蝶番29を介して組付けた構成である。
そして容体1は、容器本体2とクツシヨン材1
4とから構成される。
容器本体2は、合成樹脂製のリング形状となつ
た短筒壁3の下端に、金属薄板製の底板11を組
み付けてドラム22嵌入用の凹部13を内部に形
成した有底短筒形状であり、この容器本体2の前
記底板11内面全域から短筒壁3内周上端にかけ
て、有底短筒形状の軟質弾性材製のクツシヨン材
14を配したものであり、クツシヨン材14は、
その下端部を短筒壁3下端と底板11との間に挟
持させて容器本体2に組付けられている。
これに対して蓋体23は、合成樹脂製のリング
形状となつた周壁24の上端に金属薄板製の頂板
26を組み付け、周壁24の下端部に、閉姿勢時
にクツシヨン材14の上端面に密に押接するシー
ル条25を周設した構成であり、前記容体1と該
蓋体23とを蝶番29を介して開閉自在に組み付
け、コンパクト容器とするものである。
「作用」 上述した構成のコンパクト容器にあつて、容器
本体2および蓋体23は、その底板11あるいは
頂板26が金属薄板製であるので、容器全体とし
て極めて薄手のものとなり、また強度の高いもの
となる。
そして化粧料を収納するドラム22は、凹部1
3内に嵌め込まれる際にクツシヨン材14に弾接
する態様で保持されることになるので、ドラム2
2自体に十分なクツシヨン緩衝作用を得ることが
できる。
また、クツシヨン材14の容器本体2への組付
けは、短筒壁3への底板11の組付けを、クツシ
ヨン材14の下端部を短筒壁3下端と底板11と
の間に挟持させた状態で達成することにより、こ
の短筒壁3への底板11の組付けと同時にクツシ
ヨン材14の組付けも強固に安定した状態で達成
される。
さらに、コンパクト容器の閉姿勢時に、シール
条25が軟質弾性材料製のクツシヨン材14の上
端面に密に押接するので、化粧料を高い密閉程度
で保持することができる。
「実施例」 図示した第1図の実施例にあつて、容器本体2
における短筒壁3は、経済性および軽量化を図つ
て肉抜きをした二重壁構造であり、外壁4の下端
面には嵌入溝5が周設され、上端で外壁4と連続
する内壁6の上端部内周には係止条7が周設さ
れ、さらにこの内壁6の下端は外壁4の下端より
もやや上位に位置し、該内壁6下端面には押え条
8が周設されている。
また底板11は、周縁に嵌入壁12を周設した
アルミニウム製であつて、この嵌入壁12を前記
合成樹脂製の短筒壁3の嵌入溝5内に嵌入して超
音波溶着等により一体組み付けするのであり、こ
の組み付けによりドラム22嵌入用の凹部13を
内部に形成し、さらには蓋体23におけるアルミ
ニウム製の頂板26も同様の手段で周壁24に一
体組み付けされる。
なお第2図の実施例では、蝶番29と反対側の
位置である短筒壁3の前端に切欠部9が設けら
れ、この切欠部9の上端には引掛片10が突設さ
れており、蓋体23の周壁24下端に垂下設され
た係止舌片27にこの引掛片10が係止して蓋体
23の閉状態が維持されることになる。
次にクツシヨン材14は、凹部13における底
板11内面全域から短筒壁3内周および短筒壁3
上端内周縁部にかけて配されるが、このクツシヨ
ン材14は底壁15周縁に筒壁16を立設した有
底短筒形状であり、筒壁16上端外周には前記短
筒壁3の内壁6上端部の係止条7に上方から係止
する係止鍔17が周設され、筒壁16下端外周に
は短筒壁3の内壁6下端の押え条8が上方から弾
接する鍔壁18が周設され、さらにはこの鍔壁1
8外周縁には、短筒壁3の外壁4と内壁6との間
に嵌入する組付壁19が立設されており、容器本
体2内に確固と組み付けられる。
そしてこの際にクツシヨン材14の底壁15
は、底板11内面との間に間隙を形成して位置し
ており、下面に突設された突条20が底板11内
面に弾接してクツシヨン作用を助長している。
化粧料を収納するドラム22は、直接にはこの
クツシヨン材14内に嵌め込まれるが、このドラ
ム22がクツシヨン材14から抜け出ることのな
いように、筒壁16上端内周にはドラム22上端
に当接する係止突起21が突設されている。
また蓋体23にあつて、周壁24の下端面内周
縁部には、前周にわたつてシール条25が周設さ
れており、蓋体23を閉じた際にこのシール条2
5が前記クツシヨン材14の筒壁16上端面に弾
接して、ドラム22の密封がある程度図れるよう
になつている。
なお、前記蓋体23における頂板26の内面に
は、接着テープを介して鏡板28が付着されてい
る。
「考案の効果」 本考案のコンパクト容器は、以上説明したよう
な構成となつている。
従つて、容器の外面の殆どを占める底板11と
頂板26とが金属により成形されているので、十
分な強度を保つことができ、また底板11と頂板
26とは薄板であるので、容器全体としても薄い
小型のものとなる。
そして、このように底板11と頂板26とを薄
くすると、容器を落下させてしまつたような場合
にその衝撃が内部に伝わり易くなるのであるが、
ここでの化粧料を収納するドラム22は、凹部1
3内に嵌め込まれた際にクツシヨン材14に弾接
する態様で保持されることになるので、ドラム2
2自体に十分なクツシヨン緩衝を得ることができ
て、固形の化粧料が衝撃によつて崩れてしまうこ
とがない。
さらに、クツシヨン材の下端部を短筒壁と底板
との間に挟持させたので、容器本体に対するクツ
シヨン材の組付けが簡単かつ確実であり、またク
ツシヨン材の密閉性を有効に利用しているので、
化粧料の密封保持を良好に達成できる。
よつて、本考案のコンパクト容器は、耐衝撃
性、強度性が良好で、成形が容易であつて構成が
簡単である等、多くの優れた作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す断面図である。第
2図は他の実施例を示す断面図である。 符号の説明、1:容体、2:容器本体、3:短
筒壁、11:底板、13:凹部、14:クツシヨ
ン材、22:ドラム、23:蓋体、24:周壁、
25:シール条、26:頂板、29:蝶番。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製のリング形状となつた短筒壁の下端
    に金属薄板製の底板を組み付けてドラム嵌入用の
    凹部を内部に形成した容器本体の前記ドラム嵌入
    用凹部内に、下端部を前記短筒壁と底板との間に
    挟持させた有底短筒体形状をした軟質弾性材製の
    クツシヨン材を配した容体と、合成樹脂製のリン
    グ形状となつた周壁の上端に金属薄板製の頂板を
    組み付けた蓋体とを蝶番を介して組み付けて構成
    され、前記蓋体の周壁下端に、閉姿勢時に前記ク
    ツシヨン材の上端面に押接するシール条を突周設
    して成るコンパクト容器。
JP1984135529U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH0122567Y2 (ja)

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JP1984135529U JPH0122567Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

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JP1984135529U JPH0122567Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

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Publication Number Publication Date
JPS6151102U JPS6151102U (ja) 1986-04-05
JPH0122567Y2 true JPH0122567Y2 (ja) 1989-07-06

Family

ID=30694012

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237457A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器およびこれに用いられる中皿装置

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JPS6151102U (ja) 1986-04-05

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