JPH0465688B2 - - Google Patents

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JPH0465688B2
JPH0465688B2 JP61291357A JP29135786A JPH0465688B2 JP H0465688 B2 JPH0465688 B2 JP H0465688B2 JP 61291357 A JP61291357 A JP 61291357A JP 29135786 A JP29135786 A JP 29135786A JP H0465688 B2 JPH0465688 B2 JP H0465688B2
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JP
Japan
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gas
sensor
partial pressure
pressure measurement
standard
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JP61291357A
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Juichi Myagawa
Ken Yoneda
Kazuhiro Kuwa
Katsuyuki Ogo
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE8787117811T priority patent/DE3782921T2/de
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はガス分圧測定用センサの較正装置に
関し、特に、2種類以上の標準ガス雰囲気中にお
いて経皮炭酸ガス分圧測定用センサなどの出力を
較正するようなガス分圧測定用センサの較正装置
に関する。
[従来の技術] 血液中の炭酸ガス、酸素ガスなどのガス分圧を
経皮酸素分圧測定センサや経皮炭酸ガス分圧測定
用センサや経皮酸素分圧測定用センサ/経皮炭酸
ガス分圧測定用センサなどの電気化学的センサに
よつて測定することが広く行なわれている。この
ような電気化学的センサでガス分圧の測定を行な
う場合、測定の精度を保つために、センサの較正
を行ないつつ測定が行なわれる。以下、炭酸ガス
分圧(以下、PCO2と称する)の測定を例にに掲
げて説明する。PCO2センサは同じPCO2値のガス
に対して、一定の値を示すことから、既知の
PCO2の標準ガス、すなわち、一般に2種類の炭
酸ガス濃度の空気混合ガス(以下、ロウガスおよ
びハイガスと称する)を用いた2点較正法によつ
て自動較正が行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来のPCO2センサの自動較正装置
の場合、長時間PCO2センサを空気中に放置した
後で較正を行なうと、標準ガス雰囲気中でPCO2
センサを安定化させるために、長時間を要すると
いう問題点があつた。また、較正後の測定の際に
も、PCO2センサの安定性が悪く、測定精度に問
題が生じる場合もあつた。これらの問題点を解決
するために、PCO2センサをロウガス雰囲気中ま
たはハイガス雰囲気中で保存するという方法も採
用されているが、この場合もガスの消費量が大き
くなつてしまうという問題点があつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、保存中
のガス分圧測定用センサを間欠的に標準ガスの雰
囲気中に置くことにより、保存後の測定精度を向
上でき、しかもガス消費量を少なくし得るガス分
圧測定用センサの較正装置を提供することであ
る。
[問題点を解決するための手段] この発明はガス分圧測定用センサを2種類以上
の標準ガス雰囲気中で較正するガス分圧測定用セ
ンサの較正装置であつて、2種類以上の標準ガス
を供給する標準ガス供給源と、標準ガス供給源か
ら較正すべきガス分圧測定用センサが載置された
センサ載置部に標準ガスを導くガス回路と、ガス
回路上に設けられ、2種類以上の標準ガスを選択
してガス回路に供給するガス切換手段と、選択さ
れた標準ガスの供給時間を計測する時間計測手段
と、ガス分圧測定用センサをセンサ載置部に載置
したことを入力するための入力手段と、入力手段
によつてガス分圧測定用センサをセンサ載置部に
載置したことが入力されたことに応じて、予め定
める時間が計測されるごとに供給すべき標準ガス
を決定し、決定した標準ガスを供給するようにガ
ス切換手段を制御する制御手段とから構成され
る。
[作用] この発明に係るガス分圧測定用センサの較正装
置は、2種類以上の標準ガスのいずれかの雰囲気
中にガス分圧測定用センサを配置し、予め定める
時間が計測されるごとに間欠的に標準ガスを切換
えて供給することにより、保存後の較正もしくは
測定の際のガス分圧測定用センサの安定性を向上
できる。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の概要を説明するための図で
ある。この発明では、第1図に示すように、ガス
供給時間計測手段1によつてハイガスまたはロウ
ガスを供給している時間を計測するとともに、セ
ンサセツト入力手段2によつてPCO2センサがセ
ンサ載置部(以下、センサスポツトと称する。)
にセツトされたことを入力する。すると、ガス供
給状態制御手段3がガス切換手段を駆動すること
により、PCO2センサがセンサスポツトにセツト
されかつ較正が行なわれていない場合に、PCO2
センサを間欠的にロウガス雰囲気中またはハイガ
ス雰囲気中に置くことを可能にする。
第2図はこの発明の一実施例の概略ブロツク図
であり、第3図はこの発明の一実施例におけるガ
ス回路の配管図であり、第4図はセンサスポツト
の構成を示す図である。
まず、第2図ないし第4図を参照して、この発
明の一実施例の構成について説明する。PCO2
ンサ5はセンサスポツト27上に載置されて標準
ガスの雰囲気中に配置され、その出力はA/D変
換器6に与えられてデイジタル信号に変換され
る。このデイジタル信号はインプツトポート7を
介してCPU12に与えられる。インプツトポー
ト7には、ロウガス供給異常検知用圧力スイツチ
8とハイガス供給異常検知用圧力スイツチ9とセ
ンサセツトスイツチ10と自動較正実行手順切換
スイツチ11とが接続される。これらのスイツチ
8ないし11の一方の接点は電源Vccに接続さ
れ、他方の接点は接地される。
ロウガス供給異常検知用圧力スイツチ8および
ハイガス供給異常検知用圧力スイツチ9は第3図
に示したガス回路に接続されていて、それぞれ接
地側の接点に切換えられているとき、ロウガス,
ハイガスがそれぞれ正常に供給されている状態を
示している。そして、ロウガスの供給の異常が発
生して、ガス回路の配管内の圧力が一定値以下に
なると、ロウガス供給異常検知用圧力スイツチ8
が電源Vcc側の接点に切換えられる。同様にし
て、ハイガス供給異常検知用圧力スイツチ9もハ
イガスの供給に異常が発生した場合に、電源Vcc
側の接点に切換えられる。センサセツトスイツチ
10はPCO2センサ5を後述の第3図で説明する
センサスポツト27にセツトしたことを入力する
ものである。自動較正実行手順切換スイツチ11
はロウ較正またはハイ較正の実行を選択するため
のものである。
CPU12には、前述のインプツトポート7が
接続されるとともに、クロツク発生器13と
ROM14とRAM15とアウトプツトポート1
6とが接続される。ROM14にはCPU12を制
御するためのプログラムが予め記憶されていて、
CPU12はこのプログラムに従つて、インプツ
トポート7から必要なデータを取り込んだり、
RAM15との間でデータのやり取りを行なつた
り、あるいはクロツク発生器13から与えられる
クロツク信号により、割込処理として時間を計数
し、必要なデータをアウトプツトポート16に出
力する。アウトプツトポート16には、表示部1
7と二方電磁弁18および19が接続される。表
示部17はアウトプツトポート16から与えられ
る信号に応じて、ロウガスの供給異常またはハイ
ガスの供給異常を示すメツセージを表示する。二
方電磁弁18および19はアウトプツトポート1
6の出力に基づいて、ハイガスを供給するかある
いはロウガスを供給するかを切換えるものであ
る。
次に、第3図を参照して、ガス回路の構成につ
いて説明する。ロウガスボンベ21はロウガスを
供給するものであり、ハイガスボンベ22はハイ
ガスを供給するものである。ロウガスボンベ21
およびハイガスボンベ22は、それぞれ配管を介
して圧力調整器23,24に連結されている。こ
れらの圧力調整器23および24は、それぞれロ
ウガスおよびハイガスをそれぞれ約1.5Kg/cm2
圧力に調整するものである。さらに、圧力調整器
23,24の出口側には配管を介してロウガス供
給異常検知用圧力スイツチ8およびハイガス供給
異常検知用圧力イツチ9が連結される。さらに、
ロウガス供給異常検知用圧力スイツチ8およびハ
イガス供給異常検知用圧力スイツチ9には、配管
を介して流量調整器25,26が連結される。こ
れらの流量調整器25,26はロウガスおよびハ
イガスの流量を約5ml/分に調整するものであ
る。これらの流量調整器25,26の出口側に
は、前述の第1図に示した二方電磁弁18,19
が接続される。そして、二方電磁弁18,19の
出口側にはセンサスポツト27が連結される。こ
のセンサスポツト27は、この上にPCO2センサ
5を配置して、このPCO2センサ5の較正を行な
うためのものである。
このセンサスポツト27は、第4図に示すよう
に構成される。すなわち、前述の第3図で説明し
たガス回路から導かれたローガスまたはハイガス
は、ガス入口通路273からガス溜め部272に
導かれ、PCO2センサ5の感応面51をロウガス
雰囲気もしくはハイガス雰囲気とする。ガス出口
通路274はガス溜め部272内の圧力を大気圧
とほぼ同等に保つ目的と、ガス溜め部272内の
ガス交換を迅速に行なう目的で設けられている。
また、スプリング276の張力により、回動アー
ム275によつてPCO2センサ5をリング状パツ
キン271に圧迫することにより、PCO2センサ
5とセンサスポツト27との間からガスが漏れる
ことを防いでいる。
第5図はこの発明の一実施例の具体的な動作を
説明するための自動較正停止ルーチンを示すフロ
ー図であり、第6図は同じく自動較正ルーチンを
示すフロー図であり、第7図は待機ルーチンを示
すフロー図であり、第8図はクロツク信号割込処
理ルーチンを示すフロー図である。
次に、第2図ないし第8図を参照して、この発
明の一実施例の具体的な動作について説明する。
まず、電源を投入すると、第5図に示した自動較
正停止のプログラムがスタートする。すなわち、
CPU12はステツプ(図示ではSPと略称する)
SP1において、アウトプツトポート16を介し
て二方電磁弁18,19に信号を送り、これらの
二方電磁弁18,19を閉鎖する。次に、CPU
12はステツプSP2において、インプツトポー
ト7を介してセンサスイツチ10の状態を読み、
センサのセツトが選択されたか否かを判別する。
この判別は、使用者がPCO2センサ5をセンサス
ポツト27におき、センサセツトスイツチ10を
操作して、自動較正の実行が選択されるまで繰返
し行なわれる。
センサセツトが選択されると、CPU12はス
テツプSP3においてロウガスの供給が正常であ
るか否かを判別し、ステツプSP5においてハイ
ガスの供給が正常であるか否かの判別を行なう。
これらの判別は、インプツトポート4を介してロ
ウガス供給異常検知用圧力スイツチ8とハイガス
供給異常検知用圧力スイツチ9の状態を読取るこ
とにより行なわれる。すなわち、ロウガス供給異
常検知用圧力スイツチ8およびハイガス供給異常
検知用圧力スイツチ9のそれぞれの出力電圧が電
源Vccの電位と同じであれば供給異常と判断し、
出力電圧が0Vの場合は供給が正常であると判別
する。
CPU12はロウガスの供給が異常であると判
別すれば、ステツプSP4において、表示部17
にロウガスの供給が異常であることを表わすメツ
セージを表示する。また、CPU12はハイガス
の供給が異常であれば、ステツプSP6において、
ハイガスの供給が異常であることを表わすメツセ
ージを表示部17に表示する。しかし、ステツプ
SP3およびSP5において、ロウガスおよびハイ
ガスの供給がともに正常であると判別すれば、ス
テツプSP7において、第6図に示す自動較正の
プログラムを実行する。
第6図に示した自動較正のプログラムでは、
CPU12はステツプSP11において、時間を計
測するための変数である時間カウンタ1をクリア
する。この変数はRAM15に記憶されていて、
クロツク発生器13からCPU12に一定の周期
で入力されるクロツク信号により実行される割込
処理(第8図)でインクリメントされる。さら
に、CPU12はステツプSP12において、二方
電磁弁18を開放するとともに、二方電磁弁19
を閉鎖して、センサスポツト27にロウガスを供
給する。
その後、CPU12はステツプSP13において、
ロウガスの供給が正常であるか否かを判別する。
ロウガスの供給が正常であれば、ステツプSP1
5において、時間カウンタ1の値を判別し、T1
時間を経過したか否かを判別する。T1時間を経
過していなければステツプS12に戻り、T1
間を経過するまでステツプSP12,SP13およ
びSP15の動作を繰返す。これは、センサスポ
ツト27がロウガス雰囲気となり、センサスポツ
ト27の上に載置したPCO2センサ5がロウガス
雰囲気で安定化するまで待機するための動作であ
る。T1時間を経過する以前にロウガスの供給が
異常となつた場合は、CPU12はステツプSP1
4に進み、前述の第5図で説明した自動較正停止
のプログラムを実行する。
CPU12は前述のステツプSP15において、
T1時間の経過したことを判別すると、ステツプ
SP16において、インプツトポート7を介して、
PCO2センサ5の出力電圧をA/D変換器6でデ
イジタル信号に変換された値PLを読込んでRAM
15に記憶する。なお、PCO2センサ5によつて
PCO2を測定する際には、PCO2センサ5の出力電
圧と、RAM15に記憶されている値PLおよび後
述のステツプSP24においてRAM15に記憶さ
れる値PHによつてPCO2が計算される。ステツプ
SP17において、CPU12は自動較正実行手順
切換スイツチ11がオンになつているか否かを判
別する。すなわち、インプツトポート4を介して
入力される自動較正実行手順切換スイツチ11の
出力電圧0Vの場合は、第7図に示す待機の動作
を行ない、自動較正実行手順切換スイツチ11の
出力電圧がVccの場合は以下の動作を行なう。
すなわち、CPU12はステツプSP19におい
て、時間カウンタ1をクリアし、ステツプSP2
0において二方電磁弁18を閉鎖するとともに、
二方電磁弁19を開放して、センサスポツト27
にハイガスを供給する。その後、CPU12はス
テツプSP21において、ハイガスが正常に供給
されているか否かを判別する。ハイガスの供給が
正常であれば、ステツプSP23において、時間
カウンタの値を判別し、T2時間を経過したか否
かを判別する。T2時間を経過していなければ、
ステツプSP21およびSP23の動作を繰返し実
行する。そして、T2時間を経過する以前に、ハ
イガスの供給が異常となつた場合には、ステツプ
SP22に進み、自動較正停止の動作を実行する。
ステツプSP23において、T2時間が経過した場
合には、ステツプSP24に進み、インプツトポ
ート4を介して入力されるPCO2センサ5の出力
電圧をA/D変換器6で変換された値PHを読込
み、RAM15に記憶して、ステツプSP25にお
いて待機の動作を行なう。
次に、第7図を参照して待機の動作について説
明する。待機動作では、CPU12はステツプSP
31において、時間カウンタ1をクリアし、ステ
ツプSP32において時間カウンタ2をクリアす
る。この時間カウンタ2は時間カウンタ1と同様
の機能を持つ変数であり、RAM15にプログラ
ム的に記憶されている。次に、CPU12はステ
ツプSP33において、二方電磁弁18を開放し
てロウガスの供給を開始し、ステツプSP34に
おいてロウガスの供給が正常であるか否かを判別
する。そして、ステツプSP36において、時間
カウンタ2の値を判断し、ロウガス供給開始から
T3時間を経過したか否かを判別する。T3時間を
経過していなければ、ステツプSP34およびSP
36の動作を繰返す。T3時間を経過する以前に、
ロウガスの供給が異常となつた場合には、第5図
に示した自動較正停止のプログラムを実行する。
しかし、CPU12はステツプSP36においてT3
時間の経過したことを判別すると、ステツプSP
37において、時間カウンタ2をクリアし、ステ
ツプSP38において二方電磁弁18を閉じてロ
ウガスの供給を停止する。
さらに、CPU12はステツプSP39において、
時間カウンタ2がT4時間を計数したか否かを判
別し、T4時間を経過するまで待機する。CPU1
2はステツプSP39において、時間カウンタ2
がT7時間を計数したことを判別すると、ステツ
プSP40において、時間カウンタ1がT5時間を
計数したか否かを判別する。T5の時間を経過し
ていなければ、前述のステツプSP32に戻り、
T5時間を経過するまで、ステツプSP32ないし
SP40の動作を繰返し実行する。そして、時間
カウンタ1がT5の時間を計数すると、ステツプ
SP41において自動較正のプログラムを実行す
る。
次に、第8図を参照して、クロツク信号割込処
理ルーチンについて説明する。このクロツク信号
割込処理ルーチンは、クロツク発生器13からク
ロツク信号がPU12に入力された場合に、その
とき実行していたプログラムが一旦中断されてク
ロツク信号割込処理ルーチンが実行され、この実
行が完了すると中断されたプログラムの実行が再
開される。CPU12はステツプSP51およびSP
52において、RAM15に記憶されている変数
の時間カウンタ1,時間カウンタ2の値を1ずつ
増加させる。次に、ステツプSP53において、
センサスイツチ5がオンされているか否かを判別
し、センサセツトがされている場合には、割込処
理を終了し、中断されているプログラムの実行を
再開する。しかし、センサスイツチがオフになつ
ている場合には、中断されているプログラムの実
行を再開することなく、ステツプSP54に進み、
第5図に示した自動較正停止のプログラムを実行
する。
第9A図ないし第9C図はこの発明の一実施例
におけるPCO2センサの電位変化を示す図である。
第9A図において、a点は自動較正の動作が終
了した時点を示しており、以降待機の動作が行な
われる。b点は待機中のロウガス供給を開始した
時点を示し、c点はロウガス供給が停止した時点
を示し、d点は自動較正の動作を開始した時点を
示している。2回目の自動較正が終了後には、測
定の模擬実験としてPCO2センサ5をロウガス雰
囲気中に置いている。
第9B図は1回目の自動較正が終了した後の待
機中に、ロウガスを供給しなかつた場合のPCO2
センサ5の電位変化を示しており、第9A図と同
様にして、2回目の自動較正終了後には、PCO2
センサ5をロウガス雰囲気中に置いている。
第9C図は1回目の自動較正が終了した後の待
機中にロウガスを供給し続けた場合のPCO2セン
サ5の電位変化を示している。この第9C図も第
9A図および第9B図と同様にして、2回目の自
動較正終了後には、PCO2センサ5をロウガス雰
囲気中に置いている。
第9A図に示した例と第9B図に示した例を比
較すると、第9A図に示した例では、第9B図に
示した例に比べて、較正時におけるPCO2センサ
5の安定化に要する時間が短くなつている。ま
た、較正終了後に行なつた測定の模擬試験の結果
でも、第9B図の場合は、模擬試験測定開始後3
時間の初期ドリフトが25%であるのに対して、第
9A図では、第9C図の例と同様にして、ドリフ
トがほとんど見られなかつた。さらに、第9A図
に示した例では、ロウガスの供給時間とガス供給
停止時間の比を1:30ないし1:40としており、
待機中のガス消費量は第9C図に示した例の1/
30ないし1/40となる。
なお、上述の実施例では、この発明をPCO2
ンサに適用した場合について説明したが、これに
限ることなく経皮酸素分圧測定センサ、経皮酸素
分圧測定センサおよび経皮炭酸ガス分圧測定セン
サの組合わせに適用してもよいことはもちろんで
ある。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、保存中にセ
ンサ載置部に載置されたガス分圧測定用センサを
予め定める時間ごとに間欠的に標準ガス雰囲気と
することにより、保存後の測定精度を向上でき、
しかもガスの消費量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の概要を説明するための図で
ある。第2図はこの発明の一実施例の概略ブロツ
ク図である。第3図はこの発明の一実施例におけ
るガス回路の配管を示す図である。第4図はセン
サスポツトの構成を示す図である。第5図ないし
第8図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説
明するためのフロー図であり、特に、第5図は自
動較正停止ルーチンを示し、第6図は自動較正ル
ーチンを示し、第7図は待機ルーチンを示し、第
8図はクロツク信号割込処理ルーチンを示す。第
9A図ないし第9C図はこの発明の一実施例にお
けるPCO2センサの電位変化を示す図である。 図において、5はPCO2センサ、6はA/D変
換器、7はインプツトポート、8はロウガス供給
異常検知用圧力スイツチ、9はハイガス供給異常
検知用圧力スイツチ、10はセンサセツトスイツ
チ、11は自動較正実行手順切換スイツチ、12
はCPU、13はクロツク発生器、14はROM、
15はRAM、16はアウトプツトポート、17
は表示部、18,19は二方電磁弁、21はロウ
ガスボンベ、22はハイガスボンベ、23,24
は圧力調整器、25,26は流量調整器、27は
センサスポツトを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2種類以上の標準ガス雰囲気中においてガス
    分圧測定用センサを較正するガス分圧測定用セン
    サの較正装置であつて、 前記2種類以上の標準ガスを供給する標準ガス
    供給源、 その上に較正すべきガス分圧測定用センサを載
    置して該ガス分圧測定用センサを前記標準ガス雰
    囲気中に置くためのセンサ載置部、 前記標準ガス供給源から前記センサ載置部に標
    準ガスを導くガス回路、 前記ガス回路上に設けられ、前記2種類以上の
    標準ガスを選択して、該ガス回路に供給するガス
    切換手段、 前記ガス切換手段によつて選択された標準ガス
    の供給時間を計測する時間計測手段、 前記ガス分圧測定用センサを前記センサ載置部
    に載置したことを入力するための入力手段、およ
    び 前記入力手段によつて前記ガス分圧測定用セン
    サを前記センサ載置部に載置したことが入力され
    たことに応じて、前記時間計測手段によつて予め
    定める時間が計測されるごとに供給すべき標準ガ
    スを決定して、決定した標準ガスを供給するよう
    に前記ガス切換手段を制御する制御手段を備え
    た、ガス分圧測定用センサの較正装置。 2 前記ガス分圧測定用センサは、経皮酸素分圧
    測定用センサ、経皮炭酸ガス分圧測定用センサお
    よび経皮酸素分圧測定用センサ/経皮炭酸ガス分
    圧測定用センサのうちのいずれかである、特許請
    求の範囲第1項記載のガス分圧測定用センサの較
    正装置。
JP61291357A 1986-12-05 1986-12-05 ガス分圧測定用センサの較正装置 Granted JPS63143036A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61291357A JPS63143036A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 ガス分圧測定用センサの較正装置
ES198787117811T ES2036564T3 (es) 1986-12-05 1987-12-02 Aparato de calibracion automatica para un sensor de medida de la presion parcial de un gas.
US07/128,402 US4854153A (en) 1986-12-05 1987-12-02 Automatic calibration apparatus for a partial gas pressure measuring sensor
EP87117811A EP0270088B1 (en) 1986-12-05 1987-12-02 Automatic calibration apparatus for a partial gas pressure measuring sensor
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Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61291357A JPS63143036A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 ガス分圧測定用センサの較正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63143036A JPS63143036A (ja) 1988-06-15
JPH0465688B2 true JPH0465688B2 (ja) 1992-10-20

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