JPH046523Y2 - - Google Patents

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JPH046523Y2
JPH046523Y2 JP1985139120U JP13912085U JPH046523Y2 JP H046523 Y2 JPH046523 Y2 JP H046523Y2 JP 1985139120 U JP1985139120 U JP 1985139120U JP 13912085 U JP13912085 U JP 13912085U JP H046523 Y2 JPH046523 Y2 JP H046523Y2
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JP
Japan
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discharge auger
rotation
crawlers
horizontal
vertical
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JP1985139120U
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JPS6245946U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバインのグレンタンクより籾を排
出するための排出オーガを、クローラーの間で回
動速度を変更するための装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来から横オーガ回動基部に回動位置センサー
及び回動駆動装置を設けた籾排出オーガの回動装
置については、実開昭56−59828号公報の如き技
術が公知とされているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記の如く回動速度が一定である場合
には、所望する位置まで遠いときには時間がかか
り、また、速度が速いと左右のバランスが急に変
化したりして不安定になつていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は上記問題点を解消するために次の如く
構成したものである。
グレンタンク6より籾を排出する排出オーガ
を、縦排出オーガ8と、該縦排出オーガ8の上端
において上下左右に回動する横排出オーガ9によ
り構成し、横排出オーガ9が左右のクローラー1
3,13間において水平回動するときは高速で回
動し、クローラー13,13間の外側へ水平回動
するときは低速で回動すべく、横排出オーガ9の
基部に、横排出オーガ9がクローラー13,13
の間にあることを検出する回動位置センサー26
と、高低に変速可能な駆動アクチユエータ20を
設けたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
及び作用を説明すると。
第1図はコンバインの全体平面図。第2図は縦
排出オーガ上部側面断面図。第3図は同じくカム
部平面断面図。第4図は回動及び昇降するための
油圧回路図。第5図はソレノイドバルブを制御す
るための電気回路図。第6図は駆動アクチユエー
タとして電動モーターを用いた場合の電気回路
図。第7図は運転席正面図。第8図は座席側面図
である。
第1図にて全体構成から説明すると、1は分草
杆であり、前部に分草・引起し装置を設け、搬送
装置2より刈り取つた穀稈をフイードチエーン3
に受け渡す。4は脱穀装置、5は排藁チエーン、
6はグレンタンク、7は座席、13はクローラー
である。
グレンタンク6の後部には縦排出オーガ8が立
設されグレンタンク6下部と縦排出オーガ8下端
が連通されており、縦排出オーガ8上端は横排出
オーガ9と連設されている。
該縦排出オーガ8と横排出オーガ9の連結部の
構成を第2図及び第3図にて説明すると、縦排出
オーガ8内及び横排出オーガ9内には、それぞれ
スクリユーコンベア10,11が内嵌され、スク
リユーコンベア10の上端部には横排出オーガ9
へ籾を跳ね飛ばすための羽根10aが固設され、
上端にはベベルギア14が固設され、該ベベルギ
ア14よりジョイントケース12が固設され、該
ベベルギア14よりジョイントケース12外側を
「コ」字形に、ベベルギア15、シヤフト16、
スプロケツト17、チエーン等を介してスクリユ
ーコンベア11に動力を伝えている。
縦排出オーガ8の上端で、ジョイントケース1
2の下端外周には歯車40を固設し、側部にてウ
オームギヤ18と噛合している。該ウオームギヤ
18は駆動アクチユエータ20の駆動軸と連結さ
れ、縦排出オーガ8に固設した取付フレーム19
に支持されている。また、前記歯車40の下部に
は後述する横排出オーガ9の回動速度や高さを規
制するためのカム25a,25bが固設され、縦
排出オーガ8に固設した回動位置センサー26,
27が規制位置で該カム25a,25bと接当す
るように構成している。
また、横排出オーガ9もジョイントケース12
に嵌入され回動可能とし、ジョイントケース12
側部に付設した油圧シリンダー21にて横排出オ
ーガ9が上下に昇降されるものである。また、縦
排出オーガ8と同様に横排出オーガ9の基部にカ
ム28、ジョイントケース12にマイクロスイツ
チ29が回動を規制するために固設されている。
前記横排出オーガ9を回動するための油圧回路
は第4図に示す如くであり、左右の回動は前記油
圧モータ20にて回動され、油圧ポンプ22から
の圧油が切換バルブ23,24にて切り換えら
れ、油圧モータにより構成された駆動アクチユエ
ータ20を駆動するのである。切換バルブ23は
高速回動用であり、切換バルブ24は低速回転用
である。即ち、SOL1をONすると駆動アクチユ
エータ20を高速で右回転し、SOL2をONする
と高速で左回転し、SOL3をONすると流量調整
バルブ30にて流量が絞られて低速で右回転し、
SOL4をONすると前記同様に流量調整バルブ3
1を経て低速で左回転するのである。32,33
はチエツクバルブ、34はリリーフバルブであ
る。
横排出オーガ9の上下の昇降は、前記油圧シリ
ンダー21を切換バルブ35のソレノイドSOL
5,SOL6により切り換えることにより昇降さ
れるのである。即ち、ソレノイドSOL6をONす
るとチエツクバルブ36を介して油圧シリンダー
21を伸長し、ソレノイドSOL5をONすると流
量調整バルブ37にて絞られてゆつくり下降する
のである。
これらソレノイドSOL1〜SOL6を制御する
電気回路を第5図より説明すると、46は左右の
回動切り換えスイツチであり、右又は左にスイツ
チ46を切り換えると低速で回動する。しかし、
第1図に示すクローラー13,13間〔A〜C〕
間は横排出オーガ9の回動によりバランスを崩す
ことはないので、そのA〜C間に相当する前記ジ
ョイントケース12の位置にカム25aを固設し
て、回動位置センサー26が当接してONしたと
きは、リレー43が作動しその接点43aがON
して、右回動であればSOL1が作動し、高速で
右回動するのである。左回動であればSOL2が
作動し、高速で左回動するのである。また、A〜
C間以外は低速で回動するが、高速で回動したい
ときにはスイツチ41をONし、前記同様にリレ
ー43、その接点43aがONしてソレノイド
SOL1またはSOL2が作動して高速で回動する
のである。
44は下降スイツチであり、横排出オーガ9を
下降させる時にONしソレノイドSOL5を作動さ
せるのである。45は上昇スイツチであり、ソレ
ノイドSOL6を作動させて油圧シリンダーを伸
長し上昇させるものである。マイクロスイツチ4
2及びマイクロスイツチ27,29は第1図のB
〜C間、即ち、第7図の運転席上を横排出オーガ
9が回動する時にオペレーターに当たらないよう
に上昇させるためのものであり、マイクロスイツ
チ42は第8図の如く座席7底部に付設され、オ
ペレーターが着座すると座席7が下降してマイク
ロスイツチ42がONするものであり、マイクロ
スイツチ27は横排出オーガ9がB〜C間にある
とき、その相当する位置に固設したカム25bに
接当してONするようにし、マイクロスイツチ2
9は横排出オーガ9がオペレーターの高さ以下の
ときカム28に接当してONするようにしてあ
り、横排出オーガ9が座席近傍に位置する場合に
は強制的に上昇させるべく構成しているのであ
る。
よつて、オペレーターが着座していなかつた
り、横排出オーガ9が高い位置にあつたり、B〜
C間以外であれば上昇はしないのである。尚、B
〜C間に位置すれば低速で回動すべく、マイクロ
スイツチ27をb接点としてリレー43の前後に
直列接続してもよく、また、センサーはカムやマ
イクロスイツチ以外のものを用いてもよいもので
ある。また、第6図の如く、縦排出オーガ8を水
平回動する駆動アクチユエータを、油圧モータに
よる駆動でなく電動モータにて駆動してもよいも
のである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので次のような効
果が得られるのである。
まず第1に、横排出オーガの回動がクローラー
間では速く回動するので、速やかに所定位置まで
回動することができるようになつたのである。
第2に、クローラー間以外の位置では低速で回
動するので、機体のバランスが急に変化すること
がなくなり、安全性が向上したのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの全体平面図。第2図は縦
排出オーガ上部側面断面図。第3図は同じくカム
部平面断面図。第4図は回動及び昇降するための
油圧回路図。第5図はソレノイドバルブを制御す
るための電気回路図。第6図は油圧モーターの代
わりに電動モーターを用いた場合の電気回路図。
第7図は運転席正面図。第8図は座席側面図であ
る。 8……縦排出オーガ、9……横排出オーガ、1
3……クローラ、20……油圧モーター、26…
…マイクロスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グレンタンク6より籾を排出する排出オーガ
    を、縦排出オーガ8と、該縦排出オーガ8の上端
    において上下左右に回動する横排出オーガ9によ
    り構成し、横排出オーガ9が左右のクローラー1
    3,13間において水平回動するときは高速で回
    動し、クローラー13,13間の外側へ水平回動
    するときは低速で回動すべく、横排出オーガ9の
    基部に、横排出オーガ9がクローラー13,13
    の間にあることを検出する回動位置センサー26
    と、高低に変速可能な駆動アクチユエータ20を
    設けたことを特徴とする籾排出オーガの回動装
    置。
JP1985139120U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH046523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985139120U JPH046523Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985139120U JPH046523Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6245946U JPS6245946U (ja) 1987-03-20
JPH046523Y2 true JPH046523Y2 (ja) 1992-02-21

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ID=31044720

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JP1985139120U Expired JPH046523Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629006Y2 (ja) * 1987-05-22 1994-08-10 三菱農機株式会社 コンバインの穀粒排出オ−ガ−旋回装置
JPH0627075Y2 (ja) * 1987-06-30 1994-07-27 三菱農機株式会社 旋回腕付作業機の往復動回動装置
JP3725529B2 (ja) * 2003-06-26 2005-12-14 文明農機株式会社 さとうきび収穫機の油圧駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6112193Y2 (ja) * 1979-10-15 1986-04-16

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