JPH0465165B2 - - Google Patents
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- JPH0465165B2 JPH0465165B2 JP58206324A JP20632483A JPH0465165B2 JP H0465165 B2 JPH0465165 B2 JP H0465165B2 JP 58206324 A JP58206324 A JP 58206324A JP 20632483 A JP20632483 A JP 20632483A JP H0465165 B2 JPH0465165 B2 JP H0465165B2
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- excavation
- improvement
- diameter
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/12—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil
- E02D3/126—Consolidating by placing solidifying or pore-filling substances in the soil and mixing by rotating blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は地盤の状態に応じて地盤を改良するた
めの装置に関するものである。
めの装置に関するものである。
従来複数本の掘削軸を有する多軸式オーガを用
いて地盤改良杭もしくは地盤改良壁体を地盤に造
成する場合、第1図に示すような掘削撹拌装置A
をクローラクレーン等の施工機に装設し、複数本
の掘削軸1で地盤中に掘進し、掘削軸1又は下端
の掘削ヘツド5に設けた吐出口よりセメントミル
ク、生石灰、消石灰等の硬化剤や土質安定剤等の
薬剤を注入若しくは噴出させると共に撹拌部12
によつて掘削土砂と薬剤とを混合撹拌させ地盤中
に改良柱体、改良壁体等を造成するのである。こ
こで造成される柱体あるいは壁体の径、壁厚等は
地盤の深さ方向に一様であり、例えば第2図のよ
うに改良を要する地盤1bが地表13よりある長
さだけ下方にある場合、改良を要しない地盤1a
を改良を要する地盤1bと同様の掘削面積で掘孔
せねばならない無駄があり、また、地盤1を構成
する土の性状、強度の変化により改良度合、改良
柱体径及び壁厚を大、小変えたい場合も一様の柱
径、壁厚でしか施工でき得なかつた。
いて地盤改良杭もしくは地盤改良壁体を地盤に造
成する場合、第1図に示すような掘削撹拌装置A
をクローラクレーン等の施工機に装設し、複数本
の掘削軸1で地盤中に掘進し、掘削軸1又は下端
の掘削ヘツド5に設けた吐出口よりセメントミル
ク、生石灰、消石灰等の硬化剤や土質安定剤等の
薬剤を注入若しくは噴出させると共に撹拌部12
によつて掘削土砂と薬剤とを混合撹拌させ地盤中
に改良柱体、改良壁体等を造成するのである。こ
こで造成される柱体あるいは壁体の径、壁厚等は
地盤の深さ方向に一様であり、例えば第2図のよ
うに改良を要する地盤1bが地表13よりある長
さだけ下方にある場合、改良を要しない地盤1a
を改良を要する地盤1bと同様の掘削面積で掘孔
せねばならない無駄があり、また、地盤1を構成
する土の性状、強度の変化により改良度合、改良
柱体径及び壁厚を大、小変えたい場合も一様の柱
径、壁厚でしか施工でき得なかつた。
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであつ
て、その目的とするところは、地盤を構成する土
の性状、強度に応じて改良柱体或いは壁体の径や
厚み等を選択でき、深度方向において改良を必要
とする地盤を複数本の掘削軸にそれぞれ設けた撹
拌手段を拡大して混合撹拌することで、地盤改良
を必要とする地盤を必要強度に改良したり、ある
いは、深度方向に大径の地盤改良部と小径の地盤
改良部とを必要に応じて形成したり、あるいは、
上下方向において巾が異なり且つ横方向において
巾の狭い部分も巾の広い部分も連続する壁体が一
回の作業で形成できる掘削撹拌装置を提供するに
ある。
て、その目的とするところは、地盤を構成する土
の性状、強度に応じて改良柱体或いは壁体の径や
厚み等を選択でき、深度方向において改良を必要
とする地盤を複数本の掘削軸にそれぞれ設けた撹
拌手段を拡大して混合撹拌することで、地盤改良
を必要とする地盤を必要強度に改良したり、ある
いは、深度方向に大径の地盤改良部と小径の地盤
改良部とを必要に応じて形成したり、あるいは、
上下方向において巾が異なり且つ横方向において
巾の狭い部分も巾の広い部分も連続する壁体が一
回の作業で形成できる掘削撹拌装置を提供するに
ある。
本発明は、複数本の掘削軸を有し、且つ各掘削
時にそれぞれ拡縮する撹拌手段を設け、拡縮する
撹拌手段の拡径した状態及び縮径した状態のいず
れの場合も隣あう掘削軸の撹拌手段の描く回転軌
跡同士が平面視において一部重複するように構成
して成る掘削撹拌装置に関するものである。
時にそれぞれ拡縮する撹拌手段を設け、拡縮する
撹拌手段の拡径した状態及び縮径した状態のいず
れの場合も隣あう掘削軸の撹拌手段の描く回転軌
跡同士が平面視において一部重複するように構成
して成る掘削撹拌装置に関するものである。
以下、本発明を実施例により詳述する。複数本
の掘削軸2の上部は回転伝達装置14に連結して
あつて、駆動装置4の動力を回転伝達装置14を
介して複数本の掘削軸2に伝達して複数本の掘削
軸2を回転するようになつている。各掘削軸2に
は下端に掘削ヘツド5が設けてあり、また各掘削
軸2にはそれぞれ拡縮する撹拌手段3が設けてあ
る。拡縮する撹拌手段2は例えば掘削軸3を一方
向に回転した時は拡径し、逆方向に回転した時は
縮径するようになつている。第6図は1例が示し
てあり、掘削軸2には拡大刃取付部6を設け、拡
大刃取付部6に拡大刃7を取付けることで拡縮す
る撹拌手段2が構成してある。すなわち拡大刃取
付部6は上下に対向した上下板部6a,6bと上
下板部6a,6b間に位置する略ひし形をした中
央柱部6cとで構成してあり、上下板部6a,6
bの対角線上において対向する一組の角部付近に
おいて拡大刃7の後端部を枢支軸8によつて枢支
してある。しかし拡大刃7の第6図の状態が撹拌
手段2の拡径した状態であり、拡大刃7の第8図
の状態が撹拌手段9の縮径した状態であつて、第
6図矢印イ方向に掘削軸2が回転することで拡大
刃7の一側面9が中央柱部6cの当り面10に当
たつて拡径状態を保ちながら拡径掘進されるもの
である。ここで第6図の状態において矢印ロ方向
に掘削軸2が回転すると拡大刃7は土砂の抵抗で
矢印ハ方向に回転し、第8図の状態(つまり拡大
刃7の他側面12が中央柱部6cの傾斜した当り
面10に当つて止まる状態)に縮径して掘進され
るのである。ここで第8図の矢印ロ方向に掘削軸
2が回転するので縮径状態を保ちながら掘進する
のである第8図の状態において矢印イ方向に掘削
軸2を回転すると拡大刃7は土砂の抵抗で矢印ニ
方向に回転して第6図の状態に拡径するのであ
る。ところで、図の実施例では隣りあう掘削軸2
の撹拌手段3は上下方向にずれて配置してあり、
拡径状態において隣りあう掘削軸2の撹拌手段3
の描く回転軌跡同士が平面視において一部重視す
るようになつており、また、縮径状態においても
隣りあう掘削軸2の撹拌手段3の描く回転軌跡同
士が平面視において一部重複するようになつてい
る。
の掘削軸2の上部は回転伝達装置14に連結して
あつて、駆動装置4の動力を回転伝達装置14を
介して複数本の掘削軸2に伝達して複数本の掘削
軸2を回転するようになつている。各掘削軸2に
は下端に掘削ヘツド5が設けてあり、また各掘削
軸2にはそれぞれ拡縮する撹拌手段3が設けてあ
る。拡縮する撹拌手段2は例えば掘削軸3を一方
向に回転した時は拡径し、逆方向に回転した時は
縮径するようになつている。第6図は1例が示し
てあり、掘削軸2には拡大刃取付部6を設け、拡
大刃取付部6に拡大刃7を取付けることで拡縮す
る撹拌手段2が構成してある。すなわち拡大刃取
付部6は上下に対向した上下板部6a,6bと上
下板部6a,6b間に位置する略ひし形をした中
央柱部6cとで構成してあり、上下板部6a,6
bの対角線上において対向する一組の角部付近に
おいて拡大刃7の後端部を枢支軸8によつて枢支
してある。しかし拡大刃7の第6図の状態が撹拌
手段2の拡径した状態であり、拡大刃7の第8図
の状態が撹拌手段9の縮径した状態であつて、第
6図矢印イ方向に掘削軸2が回転することで拡大
刃7の一側面9が中央柱部6cの当り面10に当
たつて拡径状態を保ちながら拡径掘進されるもの
である。ここで第6図の状態において矢印ロ方向
に掘削軸2が回転すると拡大刃7は土砂の抵抗で
矢印ハ方向に回転し、第8図の状態(つまり拡大
刃7の他側面12が中央柱部6cの傾斜した当り
面10に当つて止まる状態)に縮径して掘進され
るのである。ここで第8図の矢印ロ方向に掘削軸
2が回転するので縮径状態を保ちながら掘進する
のである第8図の状態において矢印イ方向に掘削
軸2を回転すると拡大刃7は土砂の抵抗で矢印ニ
方向に回転して第6図の状態に拡径するのであ
る。ところで、図の実施例では隣りあう掘削軸2
の撹拌手段3は上下方向にずれて配置してあり、
拡径状態において隣りあう掘削軸2の撹拌手段3
の描く回転軌跡同士が平面視において一部重視す
るようになつており、また、縮径状態においても
隣りあう掘削軸2の撹拌手段3の描く回転軌跡同
士が平面視において一部重複するようになつてい
る。
しかして上記の構成の掘削撹拌装置Aを用いて
次のように施工するものである。例えば第2図の
ように改良を要しない地盤1aの下方に改良を要
する地盤1bがある場合、まず撹拌手段3を縮径
した状態で改良を要しない地盤1aを掘孔し(こ
の場合必要に応じて掘削の補助手段として水など
を噴出しながら掘孔してもよい)、次いで改良を
要する地盤1bに達すれば撹拌手段3を拡径し、
掘削軸2の先端部からセメントミルク、生石灰、
消石灰等の硬化剤や土質安定剤等を注入若しくは
噴出させ、拡径した撹拌手段3によつて上記硬化
剤や土質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌しながら
掘進する。所定長の混合撹拌が終われば掘削撹拌
装置を引上げるのであるが、改良を要する地盤1
bでは撹拌手段3を拡径した状態でミキシングを
続けなから引上げ、改良を要しない地盤1aでは
撹拌手段3を縮径した状態で引き上げるのが望ま
しい。なお上記工程において、縮径状態で改良を
要しない地盤1b、改良を要する地盤1aを掘削
し、掘削撹拌装置の引き上げ時に拡径状態で改良
を要する地盤1bを混合撹拌し、改良を要しない
地盤1aまで引き上げたら縮径するようにしても
よい。
次のように施工するものである。例えば第2図の
ように改良を要しない地盤1aの下方に改良を要
する地盤1bがある場合、まず撹拌手段3を縮径
した状態で改良を要しない地盤1aを掘孔し(こ
の場合必要に応じて掘削の補助手段として水など
を噴出しながら掘孔してもよい)、次いで改良を
要する地盤1bに達すれば撹拌手段3を拡径し、
掘削軸2の先端部からセメントミルク、生石灰、
消石灰等の硬化剤や土質安定剤等を注入若しくは
噴出させ、拡径した撹拌手段3によつて上記硬化
剤や土質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌しながら
掘進する。所定長の混合撹拌が終われば掘削撹拌
装置を引上げるのであるが、改良を要する地盤1
bでは撹拌手段3を拡径した状態でミキシングを
続けなから引上げ、改良を要しない地盤1aでは
撹拌手段3を縮径した状態で引き上げるのが望ま
しい。なお上記工程において、縮径状態で改良を
要しない地盤1b、改良を要する地盤1aを掘削
し、掘削撹拌装置の引き上げ時に拡径状態で改良
を要する地盤1bを混合撹拌し、改良を要しない
地盤1aまで引き上げたら縮径するようにしても
よい。
また、第3図のように少し改良を要する地盤1
c、改良を要する地盤1bが上下にある場合には
少し改良を必要とする地盤1cは縮径状態で掘孔
しながら同時に硬化剤や土質安定剤を注入若しく
は噴出してこれと掘削土砂とを混合撹拌し、改良
を要する地盤1bに達すると拡径して硬化剤や土
質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌するのである。
この場合、少し改良を要する地盤1cと改良を要
する地盤1bとは改良部分の径が異なるものであ
るが、横方向においては、拡径状態において隣り
あう掘削軸2の撹拌手段3の描く回転軌道同士が
平面視において一部重視するようになつており、
また、縮径状態においても隣りあう掘削軸2の撹
拌手段3の描く回転軌道同士が平面視において一
部重複するようになつているので、少し改良を要
する地盤1cも改良を要する地盤1bも共に略長
方形状をした壁体状に地盤改良がなされることに
なり、少し改良を要する地盤1cにおける地盤改
良により形成された壁体部B1の巾l1と改良を要す
る地盤1bおける地盤改良により形成された壁体
部B2の巾l2とは図9に示すように異なるものであ
る。したがつて、図9に示すように上下方向(深
さ方向)において巾が異なり且つ横方向に連続す
る壁体が本発明の装置においては一回の掘削撹拌
により形成することが可能となる。
c、改良を要する地盤1bが上下にある場合には
少し改良を必要とする地盤1cは縮径状態で掘孔
しながら同時に硬化剤や土質安定剤を注入若しく
は噴出してこれと掘削土砂とを混合撹拌し、改良
を要する地盤1bに達すると拡径して硬化剤や土
質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌するのである。
この場合、少し改良を要する地盤1cと改良を要
する地盤1bとは改良部分の径が異なるものであ
るが、横方向においては、拡径状態において隣り
あう掘削軸2の撹拌手段3の描く回転軌道同士が
平面視において一部重視するようになつており、
また、縮径状態においても隣りあう掘削軸2の撹
拌手段3の描く回転軌道同士が平面視において一
部重複するようになつているので、少し改良を要
する地盤1cも改良を要する地盤1bも共に略長
方形状をした壁体状に地盤改良がなされることに
なり、少し改良を要する地盤1cにおける地盤改
良により形成された壁体部B1の巾l1と改良を要す
る地盤1bおける地盤改良により形成された壁体
部B2の巾l2とは図9に示すように異なるものであ
る。したがつて、図9に示すように上下方向(深
さ方向)において巾が異なり且つ横方向に連続す
る壁体が本発明の装置においては一回の掘削撹拌
により形成することが可能となる。
上記のようにして一単位の施工が終われば、次
の単位体の施工をするものであるが、この場合、
単位体毎に離して施工してもよく、あるいは一部
を重複させてもよく、このようにすることで、地
盤改良杭体、壁体、ブロツク体が造成されるもの
である。この場合、特に、一単位体を上下及び横
方向に連続する壁体として地盤改良したものにお
いて、更に、単位体毎に一部を重複させて次々と
地盤改良をすると、地中連続壁が形成できるのみ
でなく、この地中連続壁は地盤の状態に応じて上
下方向及び横方向の巾を各部において広くしたり
狭くしたりした最も効率的なものとすることがで
きるものである。
の単位体の施工をするものであるが、この場合、
単位体毎に離して施工してもよく、あるいは一部
を重複させてもよく、このようにすることで、地
盤改良杭体、壁体、ブロツク体が造成されるもの
である。この場合、特に、一単位体を上下及び横
方向に連続する壁体として地盤改良したものにお
いて、更に、単位体毎に一部を重複させて次々と
地盤改良をすると、地中連続壁が形成できるのみ
でなく、この地中連続壁は地盤の状態に応じて上
下方向及び横方向の巾を各部において広くしたり
狭くしたりした最も効率的なものとすることがで
きるものである。
ところで、複数本の掘削軸2は例えば第10図
のように配置されるが、第10図以外の配置のも
のであつてもよい。なお、掘削軸2にスクリユー
や翼等の拡径しない撹拌部12を付設してもよ
い。この場合撹拌部12の回転軌跡は当然拡縮す
る撹拌手段3の拡径時の回転軌跡よりも小径であ
る。なお、上記実施例において撹拌手段3の拡縮
を掘削軸2の回転に追従しておこなわせたものを
示しているが、これのみに限定されず、例えば油
圧等によつて掘削軸2の回転とは独立して撹拌手
段3を拡縮するようにしてもよい。また複数本の
掘削軸2の回転方向はすべて同一方向または任意
の掘削軸2に逆方向となるように回転させる。こ
こで、隣合う掘削軸2の回転方向を第4図のよう
に逆にしておくと撹拌手段3の拡径状態での回転
方向を逆となつて混合撹拌がより効果的となる。
のように配置されるが、第10図以外の配置のも
のであつてもよい。なお、掘削軸2にスクリユー
や翼等の拡径しない撹拌部12を付設してもよ
い。この場合撹拌部12の回転軌跡は当然拡縮す
る撹拌手段3の拡径時の回転軌跡よりも小径であ
る。なお、上記実施例において撹拌手段3の拡縮
を掘削軸2の回転に追従しておこなわせたものを
示しているが、これのみに限定されず、例えば油
圧等によつて掘削軸2の回転とは独立して撹拌手
段3を拡縮するようにしてもよい。また複数本の
掘削軸2の回転方向はすべて同一方向または任意
の掘削軸2に逆方向となるように回転させる。こ
こで、隣合う掘削軸2の回転方向を第4図のよう
に逆にしておくと撹拌手段3の拡径状態での回転
方向を逆となつて混合撹拌がより効果的となる。
本発明は叙述のように、複数本の掘削軸を有
し、且つ各掘削時にそれぞれ拡縮する撹拌手段を
設け、拡縮する撹拌手段の拡径した状態及び縮径
した状態のいずれの場合も隣あう掘削軸の撹拌手
段の描く回転軌跡同士が平面視において一部重複
するように構成してあるので、地盤の状態に応じ
て、改良を要する地盤のみを撹拌手段を拡大して
地盤改良できるのは勿論のこと、下記のような従
来にない新しい地盤改良が可能となるものであ
る。すなわち、上記のような構成の本発明の掘削
撹拌装置によれば、上下方向に少し改良を要する
地盤と改良を要する地盤とが連続してある場合、
少し改良を要する地盤は撹拌手段を縮径した状態
で掘孔しながら同時に硬化剤や土質安定剤を注入
若しくは噴出してこれと掘削土砂とを混合撹拌
し、改良を要する地盤では撹拌手段を拡径して硬
化剤や土質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌すると
いつたような地盤改良が可能であり、この場合少
し改良を要する地盤と改良を要する地盤とは改良
部分の径が異なるものであが、横方向において
は、拡径状態において隣りあう掘削軸の撹拌手段
の描く回転軌跡同士が平面視において一部重複す
るようになつており、また、縮径状態においても
隣りあう掘削軸の撹拌手段の描く回転軌跡同士が
平面視において一部重複するようになつているの
で、少し改良を要する地盤も改良を要する地盤も
共に略長方形状をした壁体状に地盤改良がなされ
ることになり、少し改良を要する地盤における地
盤改良により形成された壁体部の巾と改良を要す
る地盤おける地盤改良により形成された壁体部の
巾とは異なることになり、したがつて、上下方向
において巾が異なり且つ横方向に連続する壁体が
一回の作業で形成することも可能となるものであ
る。
し、且つ各掘削時にそれぞれ拡縮する撹拌手段を
設け、拡縮する撹拌手段の拡径した状態及び縮径
した状態のいずれの場合も隣あう掘削軸の撹拌手
段の描く回転軌跡同士が平面視において一部重複
するように構成してあるので、地盤の状態に応じ
て、改良を要する地盤のみを撹拌手段を拡大して
地盤改良できるのは勿論のこと、下記のような従
来にない新しい地盤改良が可能となるものであ
る。すなわち、上記のような構成の本発明の掘削
撹拌装置によれば、上下方向に少し改良を要する
地盤と改良を要する地盤とが連続してある場合、
少し改良を要する地盤は撹拌手段を縮径した状態
で掘孔しながら同時に硬化剤や土質安定剤を注入
若しくは噴出してこれと掘削土砂とを混合撹拌
し、改良を要する地盤では撹拌手段を拡径して硬
化剤や土質安定剤と掘削土砂とを混合撹拌すると
いつたような地盤改良が可能であり、この場合少
し改良を要する地盤と改良を要する地盤とは改良
部分の径が異なるものであが、横方向において
は、拡径状態において隣りあう掘削軸の撹拌手段
の描く回転軌跡同士が平面視において一部重複す
るようになつており、また、縮径状態においても
隣りあう掘削軸の撹拌手段の描く回転軌跡同士が
平面視において一部重複するようになつているの
で、少し改良を要する地盤も改良を要する地盤も
共に略長方形状をした壁体状に地盤改良がなされ
ることになり、少し改良を要する地盤における地
盤改良により形成された壁体部の巾と改良を要す
る地盤おける地盤改良により形成された壁体部の
巾とは異なることになり、したがつて、上下方向
において巾が異なり且つ横方向に連続する壁体が
一回の作業で形成することも可能となるものであ
る。
第1図は従来例の掘削撹拌装置の正面図、第2
図は改良を要しない地盤と改良を要する地盤とが
深さ方向にある場合の例を次す説明図、第3図は
改良を少し要する地盤と改良を要する地盤とが深
さ方向にある場合の例を示す説明図、第4図は本
発明の掘削撹拌装置の撹拌手段を拡大した状態の
正面図、第5図は同上の撹拌手段を縮径した状態
の正面図、第6図は同上の撹拌手段を拡径した状
態の拡大した横断面図、第7図は同上の撹拌手段
を拡径した状態の撹拌手段部分の拡大正面図、第
8図は同上の撹拌手段を縮径した状態の拡大横断
面図、第9図a,bは本発明の掘削撹拌装置によ
り施工した横断面図及び斜視図、第10図はa,
b,c,dは複数本の掘削軸の配置例を示す配置
図であつて、2は掘削軸、3は撹拌手段である。
図は改良を要しない地盤と改良を要する地盤とが
深さ方向にある場合の例を次す説明図、第3図は
改良を少し要する地盤と改良を要する地盤とが深
さ方向にある場合の例を示す説明図、第4図は本
発明の掘削撹拌装置の撹拌手段を拡大した状態の
正面図、第5図は同上の撹拌手段を縮径した状態
の正面図、第6図は同上の撹拌手段を拡径した状
態の拡大した横断面図、第7図は同上の撹拌手段
を拡径した状態の撹拌手段部分の拡大正面図、第
8図は同上の撹拌手段を縮径した状態の拡大横断
面図、第9図a,bは本発明の掘削撹拌装置によ
り施工した横断面図及び斜視図、第10図はa,
b,c,dは複数本の掘削軸の配置例を示す配置
図であつて、2は掘削軸、3は撹拌手段である。
Claims (1)
- 1 複数本の掘削軸を有し、且つ各掘削時にそれ
ぞれ拡縮する撹拌手段を設け、拡縮する撹拌手段
の拡径した状態及び縮径した状態のいずれの場合
も隣あう掘削軸の撹拌手段の描く回転軌跡同士が
平面視において一部重複するように構成して成る
掘削撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20632483A JPS6098009A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 掘削攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20632483A JPS6098009A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 掘削攪拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098009A JPS6098009A (ja) | 1985-06-01 |
JPH0465165B2 true JPH0465165B2 (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=16521408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20632483A Granted JPS6098009A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 掘削攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098009A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0663431B2 (ja) * | 1987-12-14 | 1994-08-22 | エースコン工業株式会社 | 充填材を圧送し固結させる方法 |
JPH05272127A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-19 | Takuma Kenki:Kk | 掘削機用攪拌装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433682Y2 (ja) * | 1975-05-30 | 1979-10-17 | ||
JPS53104006U (ja) * | 1977-01-25 | 1978-08-22 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP20632483A patent/JPS6098009A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6098009A (ja) | 1985-06-01 |
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---|---|---|---|
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