JPH05272127A - 掘削機用攪拌装置 - Google Patents
掘削機用攪拌装置Info
- Publication number
- JPH05272127A JPH05272127A JP9578092A JP9578092A JPH05272127A JP H05272127 A JPH05272127 A JP H05272127A JP 9578092 A JP9578092 A JP 9578092A JP 9578092 A JP9578092 A JP 9578092A JP H05272127 A JPH05272127 A JP H05272127A
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- JP
- Japan
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- rotary
- blade
- excavator
- soil
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転と同時に土砂を細かく砕きつつ効率良く
攪拌し、土砂とコンクリ−ト或いは土砂と硬化剤との混
合を充分に且つ短時間で行うことの出来る掘削機用攪拌
装置を提供すること。 【構成】 中空内部よりコンクリ−ト液或いは硬化剤を
噴出させる主回転ロッド2周囲に、土砂を混合・攪拌す
る主掘削翼3と回転ア−ム4とを固着すると共に該回転
ア−ム4の先端部に、外径端の公転直径が主掘削翼の回
転直径より少し大きくなるように複数の補助回転翼5を
回動自在に枢着したことを特徴とする掘削機用攪拌装
置。
攪拌し、土砂とコンクリ−ト或いは土砂と硬化剤との混
合を充分に且つ短時間で行うことの出来る掘削機用攪拌
装置を提供すること。 【構成】 中空内部よりコンクリ−ト液或いは硬化剤を
噴出させる主回転ロッド2周囲に、土砂を混合・攪拌す
る主掘削翼3と回転ア−ム4とを固着すると共に該回転
ア−ム4の先端部に、外径端の公転直径が主掘削翼の回
転直径より少し大きくなるように複数の補助回転翼5を
回動自在に枢着したことを特徴とする掘削機用攪拌装
置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土中に深い竪穴を掘
削する場合に使用される掘削機用攪拌装置、より詳しく
は地盤改良のため土中に深い竪穴を掘削しつつコンクリ
−トや硬化剤を注入し、土砂とコンクリ−ト或いは土砂
と硬化剤を攪拌・混合するための主掘削翼と補助回転翼
とを備えた掘削機用攪拌装置に関する。
削する場合に使用される掘削機用攪拌装置、より詳しく
は地盤改良のため土中に深い竪穴を掘削しつつコンクリ
−トや硬化剤を注入し、土砂とコンクリ−ト或いは土砂
と硬化剤を攪拌・混合するための主掘削翼と補助回転翼
とを備えた掘削機用攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】宅地や工場等を建設する際にはその場所
の土質を建造物の地盤に適するように改良する。そのた
め図8に示すように建造物の地盤に多数の柱状パイル2
0、20、──等を形成して地盤を造成するが、このよ
うな柱状パイル20、20、──等は次のようにして形
成する。即ち、図9に示すようにブルド−ザのようなベ
−スマシンに縦長のコラム30を取付け、該コラム30
には上下移動可能なボックス31を装着し、更に該ボッ
クス31には長い回転ロッド32(駆動軸)と該回転ロ
ッド32を回転駆動するモ−タ33を取付け、回転ロッ
ド32を土中深く掘進させながらボックス31の下部に
設置したコンクリ−ト液注入口或いは硬化剤スラリ−注
入口34より硬化剤スラリ−液を注入し、その場所の土
とコンクリ−ト等を混合・攪拌して凝固させ地盤を造成
する。この場合前記回転ロッド31の先端には掘進部3
5と攪拌翼36及びコンクリ−ト液や硬化剤スラリ−液
噴出口37等が取付けられ地面を掘削しつつ土砂を攪拌
するようになっている。従来の掘削機の回転ロッドの先
端部に取付ける攪拌装置としては他に、図6に示すよう
に回転ロッド61の先端部の掘削翼62と該ロッド61
の回りに嵌挿した径の大きな筒体63に固着して取付け
た不回転翼64とを装着したタイプ、或いは図7に示す
ようにロッド71の先端部に掘削翼72とロッド71の
回りに嵌挿した径の大きな筒体73に固着して取付けた
逆回転する掘削翼74とを装着したタイプ等があり回転
と同時に周囲の土砂を攪拌するようになっている。
の土質を建造物の地盤に適するように改良する。そのた
め図8に示すように建造物の地盤に多数の柱状パイル2
0、20、──等を形成して地盤を造成するが、このよ
うな柱状パイル20、20、──等は次のようにして形
成する。即ち、図9に示すようにブルド−ザのようなベ
−スマシンに縦長のコラム30を取付け、該コラム30
には上下移動可能なボックス31を装着し、更に該ボッ
クス31には長い回転ロッド32(駆動軸)と該回転ロ
ッド32を回転駆動するモ−タ33を取付け、回転ロッ
ド32を土中深く掘進させながらボックス31の下部に
設置したコンクリ−ト液注入口或いは硬化剤スラリ−注
入口34より硬化剤スラリ−液を注入し、その場所の土
とコンクリ−ト等を混合・攪拌して凝固させ地盤を造成
する。この場合前記回転ロッド31の先端には掘進部3
5と攪拌翼36及びコンクリ−ト液や硬化剤スラリ−液
噴出口37等が取付けられ地面を掘削しつつ土砂を攪拌
するようになっている。従来の掘削機の回転ロッドの先
端部に取付ける攪拌装置としては他に、図6に示すよう
に回転ロッド61の先端部の掘削翼62と該ロッド61
の回りに嵌挿した径の大きな筒体63に固着して取付け
た不回転翼64とを装着したタイプ、或いは図7に示す
ようにロッド71の先端部に掘削翼72とロッド71の
回りに嵌挿した径の大きな筒体73に固着して取付けた
逆回転する掘削翼74とを装着したタイプ等があり回転
と同時に周囲の土砂を攪拌するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するように地盤改
良に際しては、掘削機で土中を深く掘削しながら土砂と
コンクリ−ト或いは土砂と硬化剤とを攪拌・混合しつつ
掘り下げ、攪拌装置を引き上げた後土中に柱状のパイル
を形成するが、上記する従来から知られている攪拌装置
は装置が大掛かりであり、また時間がかかり効率が若干
悪い傾向にある。更に、攪拌・混合にムラが生じやす
く、コンクリ−トや硬化剤と土との攪拌混合が必ずしも
充分ではない。この発明はかかる課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とする所は回転と同時に土砂を細
かく砕きつつ効率良く攪拌し、土砂とコンクリ−ト或い
は土砂と硬化剤との混合を充分に且つ短時間で行うこと
の出来る掘削機用攪拌装置を提供することにある。
良に際しては、掘削機で土中を深く掘削しながら土砂と
コンクリ−ト或いは土砂と硬化剤とを攪拌・混合しつつ
掘り下げ、攪拌装置を引き上げた後土中に柱状のパイル
を形成するが、上記する従来から知られている攪拌装置
は装置が大掛かりであり、また時間がかかり効率が若干
悪い傾向にある。更に、攪拌・混合にムラが生じやす
く、コンクリ−トや硬化剤と土との攪拌混合が必ずしも
充分ではない。この発明はかかる課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とする所は回転と同時に土砂を細
かく砕きつつ効率良く攪拌し、土砂とコンクリ−ト或い
は土砂と硬化剤との混合を充分に且つ短時間で行うこと
の出来る掘削機用攪拌装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、中空内部よりコンクリ−ト液
或いは硬化剤を噴出させる主回転ロッド周囲に土砂を混
合・攪拌する複数枚の主掘削翼と回転ア−ムとを固着す
ると共に該回転ア−ムの先端部に、外径端の公転直径が
該主掘削翼の回転直径より少し大きくなるように複数の
補助回転翼を回動自在に枢着したことを特徴とする。
る課題を解決するために、中空内部よりコンクリ−ト液
或いは硬化剤を噴出させる主回転ロッド周囲に土砂を混
合・攪拌する複数枚の主掘削翼と回転ア−ムとを固着す
ると共に該回転ア−ムの先端部に、外径端の公転直径が
該主掘削翼の回転直径より少し大きくなるように複数の
補助回転翼を回動自在に枢着したことを特徴とする。
【0005】
【作用】掘削機用攪拌装置を上記手段とした場合の作用
について添付図の符号を用いて説明する。掘削機用攪拌
装置を上記手段とすれば主掘削翼3と回転ア−ム4と補
助回転翼5により土砂は極めて良く攪拌・混合されるよ
うになる。そして次の手順に従って地盤が造成される。 主回転ロッド2を回転させながら先端部の掘削機用攪
拌装置の主掘削翼3と回転ア−ム4を土中に掘削侵入さ
せ所定の深さまで掘削して行く。主回転ロッド2を回
転させるとこれらの主掘削翼や回転ア−ムは回転しなが
ら土中を攪拌し次いで補助回転翼5は逆方向に回転しな
がら土中を細かく混合攪拌する。同時に主回転ロッド先
端部よりコンクリ−ト或いは硬化剤スラリ−液と噴出さ
せ土と良く混合攪拌させる。所定の深さの穴を掘削し
たら回転ロッド1をゆっくり逆転させながら徐々に上方
へ引上げる。この場合も主回転ロッド2と主掘削翼3と
回転ア−ム4及び補助回転翼5は侵入時とは逆向に回転
しながら土やコンクリ−ト或いは硬化剤を良く混合攪拌
する。掘削機用攪拌装置を引抜き、暫くすると土中に
所定の固いパイル状の柱が形成される。こうして乃至
の作用を建造物を建てる予定の土地で繰り返せば複数
本の固いパイル状の柱が形成されて地盤が造成される。
について添付図の符号を用いて説明する。掘削機用攪拌
装置を上記手段とすれば主掘削翼3と回転ア−ム4と補
助回転翼5により土砂は極めて良く攪拌・混合されるよ
うになる。そして次の手順に従って地盤が造成される。 主回転ロッド2を回転させながら先端部の掘削機用攪
拌装置の主掘削翼3と回転ア−ム4を土中に掘削侵入さ
せ所定の深さまで掘削して行く。主回転ロッド2を回
転させるとこれらの主掘削翼や回転ア−ムは回転しなが
ら土中を攪拌し次いで補助回転翼5は逆方向に回転しな
がら土中を細かく混合攪拌する。同時に主回転ロッド先
端部よりコンクリ−ト或いは硬化剤スラリ−液と噴出さ
せ土と良く混合攪拌させる。所定の深さの穴を掘削し
たら回転ロッド1をゆっくり逆転させながら徐々に上方
へ引上げる。この場合も主回転ロッド2と主掘削翼3と
回転ア−ム4及び補助回転翼5は侵入時とは逆向に回転
しながら土やコンクリ−ト或いは硬化剤を良く混合攪拌
する。掘削機用攪拌装置を引抜き、暫くすると土中に
所定の固いパイル状の柱が形成される。こうして乃至
の作用を建造物を建てる予定の土地で繰り返せば複数
本の固いパイル状の柱が形成されて地盤が造成される。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明の掘削機用攪拌装
置を備えた回転ロッド1を装着したコラム11をベ−ス
マシン10に取付けた状態の側面図、図2は掘削機用攪
拌装置の正面図、図3は掘削機用攪拌装置の平面図であ
る。コラム11には上下移動可能にボックス12が設置
され、更に該ボックス12にはモ−タ13を配置すると
共に下部に掘削深度に応じて掘り下げ可能な回転ロッド
1が正・逆回転可能に装着される。更に該回転ロッド1
には主回転ロッド2が一体に連結されている。これらの
回転ロッド1と主回転ロッド2は中空であり、前記ボッ
クス12の下部に設置された液状コンクリ−トや硬化剤
スラリ−液注入口14を介して該中空の回転ロッド1及
び主回転ロッド2の内部よりコンクリ−ト液や硬化剤ス
ラリ−液が排出されるようになっている。
を参照して説明する。図1はこの発明の掘削機用攪拌装
置を備えた回転ロッド1を装着したコラム11をベ−ス
マシン10に取付けた状態の側面図、図2は掘削機用攪
拌装置の正面図、図3は掘削機用攪拌装置の平面図であ
る。コラム11には上下移動可能にボックス12が設置
され、更に該ボックス12にはモ−タ13を配置すると
共に下部に掘削深度に応じて掘り下げ可能な回転ロッド
1が正・逆回転可能に装着される。更に該回転ロッド1
には主回転ロッド2が一体に連結されている。これらの
回転ロッド1と主回転ロッド2は中空であり、前記ボッ
クス12の下部に設置された液状コンクリ−トや硬化剤
スラリ−液注入口14を介して該中空の回転ロッド1及
び主回転ロッド2の内部よりコンクリ−ト液や硬化剤ス
ラリ−液が排出されるようになっている。
【0007】前記掘削機用攪拌装置は、図2及び図3に
示すように、主回転ロッド2と、該主回転ロッド2に固
着され一体となって回転する主掘削翼3と、同じく主回
転ロッド2に固着され一体となって回転する回転ア−ム
4と、該回転ア−ム4の先端部で自由回転するように取
付けられた複数枚(実施例では5枚)の補助回転翼5
と、より構成される。この場合、補助回転翼5の一方は
該回転ア−ム4の上向に、他方は下向に回動自在に枢着
してある。更に、図に示す如く補助回転翼5の回転軸方
向は掘進方向(回転ロッド方向)に対してα傾斜させ、
混合・攪拌される縦方向の範囲Hがなるべく大きくなる
ようにする。勿論、補助回転翼5の回転軸方向は垂直、
即ち補助回転翼5が水平回りに回転するようにしても良
い。尚、主掘削翼3や回転ア−ム4及び補助回転翼5は
その数を増減して良いし、或いは一方を増やし他方を減
らしても良い。また、主掘削翼3や回転ア−ム4は図2
の二点鎖線で示すように一方を上下にずらせて固着して
も良い。
示すように、主回転ロッド2と、該主回転ロッド2に固
着され一体となって回転する主掘削翼3と、同じく主回
転ロッド2に固着され一体となって回転する回転ア−ム
4と、該回転ア−ム4の先端部で自由回転するように取
付けられた複数枚(実施例では5枚)の補助回転翼5
と、より構成される。この場合、補助回転翼5の一方は
該回転ア−ム4の上向に、他方は下向に回動自在に枢着
してある。更に、図に示す如く補助回転翼5の回転軸方
向は掘進方向(回転ロッド方向)に対してα傾斜させ、
混合・攪拌される縦方向の範囲Hがなるべく大きくなる
ようにする。勿論、補助回転翼5の回転軸方向は垂直、
即ち補助回転翼5が水平回りに回転するようにしても良
い。尚、主掘削翼3や回転ア−ム4及び補助回転翼5は
その数を増減して良いし、或いは一方を増やし他方を減
らしても良い。また、主掘削翼3や回転ア−ム4は図2
の二点鎖線で示すように一方を上下にずらせて固着して
も良い。
【0008】次に、図4に示す如く前記主回転ロッド2
の先端部周囲には、該主回転ロッド2端部の保護と土中
への切込、侵入とを兼ねた先端ヘッド6が設けられる。
更に該主回転ロッド2の先端部内には、掘進時の土砂の
侵入を防止するための蓋7が設けられ土砂とコンクリ−
ト等との混合・攪拌時には該蓋7は(圧力で)開いてコ
ンクリ−ト液や硬化剤等を噴出させ、噴出したコンクリ
−トや硬化剤スラリ−液は主掘削翼3や回転ア−ム4及
び補助回転翼5により土砂と共に混合される。図3から
も分かるように、補助回転翼5の外径端の公転直径D1
は主掘削翼3の回転直径D2 より少し大きくしてある
が、これは主掘削翼3及び回転ア−ム4等の回転に伴い
深く掘削するにつれて、該主掘削翼3より少し大きい径
で回転(公転)する補助回転翼5が穴の側壁の土砂に当
接し自然に逆方向へ回転(自転)させるようにするため
である。このような構成にすれば主掘削翼3と回転ア−
ム4及び補助回転翼5により土砂は極めて良く攪拌・混
合されるようになる。
の先端部周囲には、該主回転ロッド2端部の保護と土中
への切込、侵入とを兼ねた先端ヘッド6が設けられる。
更に該主回転ロッド2の先端部内には、掘進時の土砂の
侵入を防止するための蓋7が設けられ土砂とコンクリ−
ト等との混合・攪拌時には該蓋7は(圧力で)開いてコ
ンクリ−ト液や硬化剤等を噴出させ、噴出したコンクリ
−トや硬化剤スラリ−液は主掘削翼3や回転ア−ム4及
び補助回転翼5により土砂と共に混合される。図3から
も分かるように、補助回転翼5の外径端の公転直径D1
は主掘削翼3の回転直径D2 より少し大きくしてある
が、これは主掘削翼3及び回転ア−ム4等の回転に伴い
深く掘削するにつれて、該主掘削翼3より少し大きい径
で回転(公転)する補助回転翼5が穴の側壁の土砂に当
接し自然に逆方向へ回転(自転)させるようにするため
である。このような構成にすれば主掘削翼3と回転ア−
ム4及び補助回転翼5により土砂は極めて良く攪拌・混
合されるようになる。
【0009】この発明の掘削機用攪拌装置の構成は以上
のようであるが、次にその作用について図5(A)乃至
図5(D)を参照しながら説明する。 主回転ロッド2を回転させながら先端部の掘削機用攪
拌装置の主掘削翼3と回転ア−ム4を土中に掘削侵入さ
せ所定の深さまで掘削して行く。(図5(A))。 主回転ロッド2を回転させるとこれらの主掘削翼やア
−ムは回転しながら土中を攪拌し次いで補助回転翼5は
逆方向に回転しながら土中を細かく混合攪拌する。同時
に主回転ロッド先端部よりコンクリ−ト或いは硬化剤ス
ラリ−液と噴出させ土と良く混合攪拌させる(図5
(B)。 所定の深さの穴を掘削したら回転ロッド2をゆっくり
逆転させながら徐々に上方へ引上げる。この場合も主掘
削翼3と回転ア−ム4及び補助回転翼5は侵入時とは逆
向に回転しながら土やコンクリ−ト或いは硬化剤を良く
混合攪拌する(図5(C))。 掘削機用攪拌装置を引抜き、しばらくすると土中に所
定の固いパイル状の柱がが形成される(図5(D))。 こうして乃至の作用を建造物を建てる予定の土地で
繰り返せば複数本の固いパイル状の柱が形成されて地盤
が造成される。
のようであるが、次にその作用について図5(A)乃至
図5(D)を参照しながら説明する。 主回転ロッド2を回転させながら先端部の掘削機用攪
拌装置の主掘削翼3と回転ア−ム4を土中に掘削侵入さ
せ所定の深さまで掘削して行く。(図5(A))。 主回転ロッド2を回転させるとこれらの主掘削翼やア
−ムは回転しながら土中を攪拌し次いで補助回転翼5は
逆方向に回転しながら土中を細かく混合攪拌する。同時
に主回転ロッド先端部よりコンクリ−ト或いは硬化剤ス
ラリ−液と噴出させ土と良く混合攪拌させる(図5
(B)。 所定の深さの穴を掘削したら回転ロッド2をゆっくり
逆転させながら徐々に上方へ引上げる。この場合も主掘
削翼3と回転ア−ム4及び補助回転翼5は侵入時とは逆
向に回転しながら土やコンクリ−ト或いは硬化剤を良く
混合攪拌する(図5(C))。 掘削機用攪拌装置を引抜き、しばらくすると土中に所
定の固いパイル状の柱がが形成される(図5(D))。 こうして乃至の作用を建造物を建てる予定の土地で
繰り返せば複数本の固いパイル状の柱が形成されて地盤
が造成される。
【0010】
【発明の効果】この発明の掘削機用攪拌装置は以上詳述
したような構成としたので、比較的単純な構造でありな
がら土中で土とコンクリ−ト或いは土と硬化剤とが極め
て良く混合・攪拌され効率的に地盤を改良することが出
来る。また効率の良い混合・攪拌がなされるため造成作
業時間も短縮され作業能率を上げることが出来る。
したような構成としたので、比較的単純な構造でありな
がら土中で土とコンクリ−ト或いは土と硬化剤とが極め
て良く混合・攪拌され効率的に地盤を改良することが出
来る。また効率の良い混合・攪拌がなされるため造成作
業時間も短縮され作業能率を上げることが出来る。
【図1】この発明の掘削機用攪拌装置を備えた回転ロッ
ドを装着したコラムをベ−スマシンに取付けた状態の側
面図である。
ドを装着したコラムをベ−スマシンに取付けた状態の側
面図である。
【図2】図2は掘削機用攪拌装置の正面図である。
【図3】掘削機用攪拌装置の平面図である。
【図4】主回転ロッドの先端部の斜視図である。
【図5】図5(A)乃至図5(D)はこの発明の掘削機
用攪拌装置で地面を掘削して深い穴を穿孔し柱状パイル
を形成する際の作業手順を示す図である。
用攪拌装置で地面を掘削して深い穴を穿孔し柱状パイル
を形成する際の作業手順を示す図である。
【図6】従来の掘削機用攪拌装置で回転ロッドの先端部
の回転翼と該ロッドの回りに嵌挿した径の大きな筒体に
固着して取付けた不回転翼とを装着したタイプの斜視図
である。
の回転翼と該ロッドの回りに嵌挿した径の大きな筒体に
固着して取付けた不回転翼とを装着したタイプの斜視図
である。
【図7】従来の掘削機用攪拌装置で回転ロッドの先端部
に回転翼とロッドの回りに嵌挿した径の大きな筒体に固
着して取付けた逆回転翼とを装着したタイプの斜視図で
ある。
に回転翼とロッドの回りに嵌挿した径の大きな筒体に固
着して取付けた逆回転翼とを装着したタイプの斜視図で
ある。
【図8】従来の掘削機用攪拌装置で土中に深い穴を穿孔
しつつ土とコンクリ−トや硬化剤とを混合・攪拌し地盤
を形成する様子を示す図である。
しつつ土とコンクリ−トや硬化剤とを混合・攪拌し地盤
を形成する様子を示す図である。
【図9】改良した地盤とその上に立つ建造物とを示す図
である。
である。
1 回転ロッド 2 主回転ロッド 3 主掘削翼 4 回転ア−ム 5 補助回転翼 6 先端ヘッド 7 蓋 10 ベ−スマシン 11 コラム 14 硬化剤注入口
Claims (1)
- 【請求項1】 中空内部よりコンクリ−ト液或いは硬化
剤を噴出させる主回転ロッド周囲に土砂を混合・攪拌す
る複数枚の主掘削翼と回転ア−ムとを固着すると共に該
回転ア−ムの先端部に、外径端の公転直径が該主掘削翼
の回転直径より少し大きくなるように複数の補助回転翼
を回動自在に枢着したことを特徴とする掘削機用攪拌装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9578092A JPH05272127A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 掘削機用攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9578092A JPH05272127A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 掘削機用攪拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05272127A true JPH05272127A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14146998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9578092A Pending JPH05272127A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 掘削機用攪拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05272127A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6098009A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-01 | Takechi Koumushiyo:Kk | 掘削攪拌装置 |
JPS60166234A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-29 | Toda Kogyo Corp | マグネトプランバイト型フエライト微粒子粉末の製造法 |
JPH01263313A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Kenji Kawasaki | 掘削装置及び掘削施工法 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP9578092A patent/JPH05272127A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6098009A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-06-01 | Takechi Koumushiyo:Kk | 掘削攪拌装置 |
JPS60166234A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-29 | Toda Kogyo Corp | マグネトプランバイト型フエライト微粒子粉末の製造法 |
JPH01263313A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-19 | Kenji Kawasaki | 掘削装置及び掘削施工法 |
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