JPH046500B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH046500B2
JPH046500B2 JP62275344A JP27534487A JPH046500B2 JP H046500 B2 JPH046500 B2 JP H046500B2 JP 62275344 A JP62275344 A JP 62275344A JP 27534487 A JP27534487 A JP 27534487A JP H046500 B2 JPH046500 B2 JP H046500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
felt
nonwoven fabric
shaft
roll
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62275344A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01115576A (ja
Inventor
Noboru Kitazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo-Rikagaku Co Ltd
Original Assignee
Sankyo-Rikagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo-Rikagaku Co Ltd filed Critical Sankyo-Rikagaku Co Ltd
Priority to JP27534487A priority Critical patent/JPH01115576A/ja
Publication of JPH01115576A publication Critical patent/JPH01115576A/ja
Publication of JPH046500B2 publication Critical patent/JPH046500B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱ロール、研削研磨ロール等のロー
ル及びその製造方法に関するもので、経済的かつ
耐久性に優れ、製造が容易であることを特徴とす
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種ロールとして、特開昭56−114670
号公報に記載されているごとく、樹脂による砥粒
の付着等の必要処理を施した平板状の素材を必要
径の円盤状に打抜き、その際、同時にその中央部
にシヤフト挿通孔を打抜き、該シヤフト挿通孔周
囲の樹脂密度を高めて補強し、それらをシヤフト
にネツトとともに重合加圧してフランジで締付け
た研削研磨ロールが提供されている。
さらに、特開昭56−95581号公報に記載されて
いるごとく、シヤフトと円盤状素材との肉ばなれ
を防止するため、シヤフト部に小径のスペーサを
介在させたもの等が提供されている。
さらにまた、特開昭60−90673号公報に記載さ
れているごとく、一側に彎曲するように彎曲癖を
つけて編織した帯状原布に必要処理を施し、その
内側端をシヤフトに螺旋状に巻回したロールが提
供されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の研削研磨ロールは第3図示のごと
く、平板状のフエルト状不織布20を円盤状に打
抜き、同時にその中央部にシヤフト挿通孔21を
打抜くものであるが、打抜きに手数を要するとと
もに、同図に斜線で表わした部分が無駄となり、
不経済である欠点があり、さらに、シヤフト挿通
孔部を補強するために別に手段を講ずる必要があ
つた。
上記欠点を除去するため、第4図イのごとく平
板状のフエルト状不織布20の一側端に三角形状
の切込み22を設け、つぎに、第4図ロに示すご
とく彎曲させてシヤフトに螺旋状に巻回すること
が考えられたが、この場合には摩耗が進行し、上
記切込み22部近くに達するとフエルト不織布2
0が飛散してしまう欠点があり、さらにシヤフト
挿通孔部を補強する必要があり、また、上記切込
み22構成部分の無駄とともに飛散による無駄が
生じる欠点があつた。
さらに、特開昭60−90673号公報に記載された
ロールは、「一側に彎曲するよう彎曲癖をつけて
編織した帯状原布」を準備する必要があり、その
製造には特別の編織機が必要で、手数を要し、さ
らに編織りされた帯状原布は弯曲させられている
ため、ドラム状に巻回できず、格納、運搬等の取
扱いに手数を要するとともに、シヤフトに接触す
る部分の強度の向上を別の手段により図らなけれ
ばならなかつた。
本発明は、上記のごとき欠点を除去したロール
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決したロール及びその
製造方法であり、ロールの発明は、当初同幅直線
状で、一側端に彎曲する彎曲癖がつけられ、内側
端の密度が高められ、必要処理が施こされた帯状
のフエルト状不織布の上記内側端がシヤフトに螺
線状に巻回され、その両側に締付けフランジが設
けられてなるものであり、方法の発明は同幅直線
状かつ帯状のフエルト状不織布をテーパーロール
間に搬送して一側端に彎曲する彎曲癖をつけ、該
フエルト状不織布に必要処理を施し、つぎにその
内側端をシヤフトに螺線状に巻回し、重合された
フエルト状不織布の両側をフランジで締付けるこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明のロールは従来のごとく、円盤状に打抜
かれた平板状のフエルト状不織布を使用するもの
ではなく、当初同幅直線状で、その後彎曲癖のつ
けられた一枚あるいは数枚のフエルト状不織布を
シヤフトに螺旋状に巻回して構成される。
したがつて、素材の全部を有効に利用でき経済
的であるとともに均一かつ強靭に構成され、耐久
性が向上させられる。
さらに、上記従来の打抜きタイプのロールでは
重合された円盤状のフエルト状不織布間の独立し
た接合線が円周方向に平行状態に多数表われ、例
えば研削研磨ロールとした場合に被研削研磨材に
縞模様が生じる可能性があつたが、本発明では上
記接合線は螺旋状の一本あるいは数本であり、平
行状態にないため、縞模様等が生じることがない
ものである。
さらに当初同幅直線状かつ帯状のフエルト状不
織布に彎曲癖をつけることにより、必然的に内側
端の密度が高められ、シヤフトに接触する部分の
強度が向上させられるため、従来の特開昭60−
90673号公報に記載されたロールのごとく、シヤ
フトに接触する部分の強度の向上のためスペーサ
を介在させたりする別の手段を講ずる必要がない
ものである。
また、本発明の方法の発明によれば、円筒状に
巻回された単なる同幅直線状かつ帯状のフエルト
状不織布に彎曲癖をつけながら、同時に上記優れ
た効果を有するロールを簡単に製造できるもので
ある。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
第1図には本発明のロールの製造方法が示され
ている。
本発明ではまず、同幅直線状かつ帯状のフエル
ト状不織布1が準備される。
上記フエルト状不織布は用途に応じて天然繊
維、有機繊維、無機繊維、金属繊維等の単体ある
いは混合体により同幅直線状かつ帯状に構成さ
れ、通常は円筒状に巻回されている。
本発明では上記同幅直線状かつ帯状のフエルト
状不織布1を適数のテーパーロール2間に搬送し
て一側端に彎曲する彎曲癖をつける。
すなわち、テーパーロール2間の搬送中に該テ
ーパーロール2の小径部(内側)に比べて大径部
(外側)が早送りの状態となり、内側に比べて外
側が伸ばされた状態、逆に言えば内側が押縮され
た状態となり、彎曲癖がつけられる。
その結果、必然的に外側に比べて内側の密度が
高められた状態となる。
つぎに、上記彎曲癖がつけられたフエルト状不
織布1aに必要処理が施こされる。すなわち、研
削研磨ロールを構成する場合には例えば、砥粒と
熱硬化性樹脂の混合流動体槽3内で回転する塗布
ローラー4及び挾持ローラー5により上記彎曲癖
がつけられたフエルト状不織布1aに砥粒と熱硬
化性樹脂等の混合流動体が付着せしめられる(特
公昭48−2158号公報参照)。
もつとも、上記混合流動体の付着は彎曲癖のつ
けられたフエルト状不織布1aを混合流動体中に
浸漬し、あるいは上記フエルト状不織布に混合流
動体を吹付けることにより行つてもよい。
つぎに、上記彎曲癖につけられたフエルト状不
織布1aの内部端がシヤフト6に螺旋状に巻回さ
れる。
すなわち、上記シヤフト6が上下動自在のター
ンテーブル7上に支持され、上記彎曲癖のつけら
れたフエルト状不織布1aの巻付け及び重合にし
たがつてターンテーブル7を少しずつ下降させ、
重合された彎曲癖をつけられたフエルト状不織布
1aの上面部が常に彎曲癖のつけられたフエルト
状不織布1aの移送路と略水平位置を保つように
ターンテーブル7を制御することにより行われ
る。
なお、図面実施例の場合、上記シヤフト6には
キー6aが構成され、さらに彎曲癖のつけられた
フエルト状不織布1aの移送路には該フエルト状
不織布1aの内側端に上記キー6aに適合するキ
ー溝8を打抜く装置9が設けられている。
したがつて、彎曲癖のつけられたフエルト状不
織布1aの巻付け重合によりシヤフト6に対して
ロール状に構成された上記フエルト状不織布が一
体となり、シヤフト6をそのまま必要とする装置
に使用することができるものである。
もつとも、上記キー溝8はロール状に構成した
後に別工程で打抜いてもよいものである。
つぎに、上記巻付け重合完了とともに上方から
プレス板10を下降させ、全体を加圧あるいは必
要に応じて加熱加圧する。
その後、上記ロール状に構成されたフエルト状
不織布1a両側のシヤフト6の両端からフランジ
11を螺合等して締付け状態を保持すればよいも
のである。
なお、長尺ロールの場合で充分な締付けが必要
な場合には、ブロツク単位で締付けを行ないその
後全体の締付けを行うとよい。
〔発明の効果〕
本発明のロールは経済的かつ耐久性に優れた効
果があり、本発明の方法によれば上記経済的かつ
耐久性にすぐれたロールを容易に製造できる効果
が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は製造工程を示す斜視図、第2図はロールの正面
図、第3図は従来の素材打抜き状態を示す平面
図、第4図イ,ロは他の従来例を示す素材の平面
図である。 1……フエルト状不織布、1a……彎曲癖がつ
けられたフエルト状不織布、2……テーパーロー
ル、6……シヤフト、11……フランジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 当初同幅直線状で、一側端に弯曲する弯曲癖
    がつけられ、内側端の密度が高められ、必要処理
    が施された帯状のフエルト状不織布の上記内側端
    がシヤフトに螺線状に巻回され、その両側に締付
    けフランジが設けられてなることを特徴とするロ
    ール。 2 同幅直線状かつ帯状のフエルト状不織布をテ
    ーパーロール間に搬送して一側端に弯曲する弯曲
    癖をつけ、該フエルト状不織布に必要処理を施
    し、つぎにその内側端をシヤフトに螺線状に巻回
    し、重合されたフエルト状不織布の両側をフラン
    ジで締付けることを特徴とするロールの製造方
    法。
JP27534487A 1987-10-30 1987-10-30 ロール及びその製造方法 Granted JPH01115576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27534487A JPH01115576A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 ロール及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27534487A JPH01115576A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 ロール及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01115576A JPH01115576A (ja) 1989-05-08
JPH046500B2 true JPH046500B2 (ja) 1992-02-06

Family

ID=17554164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27534487A Granted JPH01115576A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 ロール及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01115576A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2052717C (en) * 1991-10-03 1995-03-28 Yoshimi Fukushige Felting coiled sleeve and method for preparing the same
US5556438A (en) * 1994-09-21 1996-09-17 Norton Company Composite abrasive products
ATE370269T1 (de) * 2003-04-25 2007-09-15 3M Innovative Properties Co Scheuerlappen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090673A (ja) * 1983-10-21 1985-05-21 Noboru Kitazawa 各種ロ−ルの製造方法
JPS60174209A (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 Kobe Zairyo Kk 搬送用繊維質ロ−ル及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090673A (ja) * 1983-10-21 1985-05-21 Noboru Kitazawa 各種ロ−ルの製造方法
JPS60174209A (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 Kobe Zairyo Kk 搬送用繊維質ロ−ル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01115576A (ja) 1989-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0375673B2 (ja)
AU658808B2 (en) Endless belt for dewatering press
JPH05505428A (ja) 異方性織成基部をもつ広幅ニッププレス用ブランケット
US5609811A (en) Method for manufacturing an endless reinforced elastomeric press belt
JPH03130488A (ja) 伸長ニッププレス用の支持ブランケットとその製造方法
US2643494A (en) Grinding wheel
US2682733A (en) Flexible abrasive band
US4765554A (en) Relating to compression type rolling machines
EP0970805B1 (en) Unit for joining paper sheets together in corrugated board manufacturing equipment
JPH046500B2 (ja)
CA1290232C (en) Method of making a paper machine press belt
GB2032382A (en) Making bead rings for vehicle tyres
JPH05156587A (ja) 特に抄紙機に用いられるプレスベルト
JPS6142402A (ja) 無端金属ベルトの製造装置
JPS6221413Y2 (ja)
JP2001123385A (ja) シュープレス用ベルト及びその製造方法
US1146125A (en) Fibrous ring and method of making the same.
JPS6090673A (ja) 各種ロ−ルの製造方法
JPH02251657A (ja) 高密度フェルト円筒体の製造方法
US5791029A (en) Blanket construction for a compressive shrinkage apparatus
JPH0452217Y2 (ja)
JPH0121767Y2 (ja)
US4941239A (en) Method to reduce forming fabric edge curl
JP4869934B2 (ja) 溝を有する表面ベルト又はロール及びその製造方法
US3544423A (en) Loom roll cover

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees