JPH0464489B2 - - Google Patents

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JPH0464489B2
JPH0464489B2 JP62199306A JP19930687A JPH0464489B2 JP H0464489 B2 JPH0464489 B2 JP H0464489B2 JP 62199306 A JP62199306 A JP 62199306A JP 19930687 A JP19930687 A JP 19930687A JP H0464489 B2 JPH0464489 B2 JP H0464489B2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
cooling
rolling roll
heating
cylindrical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62199306A
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English (en)
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JPS6442211A (en
Inventor
Masaharu Kawazoko
Koichi Akamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Engineering Co
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Engineering Co
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Priority to JP62199306A priority Critical patent/JPS6442211A/ja
Publication of JPS6442211A publication Critical patent/JPS6442211A/ja
Publication of JPH0464489B2 publication Critical patent/JPH0464489B2/ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転円筒型処理装置に関する。詳しく
は、熱可塑性合成樹脂、魚や肉の粉砕品等、冷却
や加熱処理を行ないたい物品をシート状等の適宜
の形態で供給し、冷却又は加熱されている回転円
筒体の表面に押圧して処理する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の装置は、例えば熱可塑性合成樹脂
の製造プロセスにおける粉砕装置の一部である冷
却装置として用いられており、その機構は、溶融
状態にある熱可塑性合成樹脂を冷却されたスチー
ル製のベルトコンベア上に流し、これを一定時間
滞溜させて冷却するような構成とされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような従来の装置にあつては、溶融樹脂
がベルトコンベア上に供給された後冷却され固化
するに従い、熱収縮等による変形を起し、スチー
ルコンベアとの接触面積が減小するため冷却効率
が低下し、冷却時間に長時間を要するという問題
点があつた。
また、この種の装置は、機器の占有面積が大き
く、機器全体を密閉化するのが難かしいため、被
処理物への異物の混入防止対策にも不都合である
こと等の問題もあつた。
このような問題を解決した処理装置として、円
筒体とその外周に沿つて張架されたエンドレスベ
ルトとからなる処理装置を先に提案した(特願昭
61−70361号(特開昭62−225882号公報)参照)。
本発明は該処理装置の性能をより向上させ、安
定処理を可能とさせた装置に関する。
〔発明の構成〕
本発明の要旨は、冷却又は加熱状態にある回転
可能な円筒体の表面に被処理物を密着させること
により冷却又は加熱処理を行なう回転円筒処理装
置であつて、回転軸が水平に支承された円筒体の
内部に該円筒体を冷却又は加熱するための冷却又
は加熱機構を備え、円筒体の上方には被処理物を
円筒体の表面に供給する被処理物供給部を設け、
円筒体の周囲には供給部から供給された被処理物
を円筒体に押しつけて圧延する、円筒体との間の
間隙が調節可能とされた圧延ロールと、該圧延ロ
ールで圧延された被処理物を円筒体に密着させた
まま移送させる円筒体の外周に沿つて張架された
エンドレスベルトとを設けてなり、該圧延ロール
は、円筒体に向つて弾性的に附勢されていること
を特徴とする回転円筒型処理装置に存する。
以下図面を用いて本発明装置の一例につき更に
詳細に説明する。図に示した装置は合成樹脂の製
造プロセスにおける熱可塑性合成樹脂の冷却装置
に係り、本発明装置の応用の一例である。
第1図は本発明の装置の一例の概略説明図、第
2図は圧延ロールの取付構造の一例を示す側面
図、第3図は圧延ロールに設けたスクレーパーの
取付構造を示す側面図である。
図中1は回転円筒型処理装置、2は被処理物供
給部、3は被処理物、4は円筒体、5は圧延ロー
ル、6は冷却又は加熱機構、7はエンドレスベル
ト、8,8′,8″はローラー、9は粗砕機、10
は粗砕片、11は粉砕機、12は粉砕片、13は
スクリユーコンベア、14,15はスクレーパ
ー、16は気体導入口、17はカバー、18はア
ーム、19は支軸、20は支持板、21は間隔調
節ボルト、22は押圧力調節ボルト、23はスプ
リング、24はローラー軸、25はスクレーパー
軸をそれぞれ示す。
本発明の回転円筒型処理装置1は概略、回転軸
が水平方向に支承された筒状体4と該円筒体4の
内部に設けられた冷却又は加熱機構6と、円筒体
4の上方に設けられた被処理物供給部2と円筒体
上に供給された被処理物3を押圧し圧延する圧延
ロール5と被処理物3を円筒体4に押しつけたま
ま移送するためのエンドレスベルト7とからな
る。
その各々の作動を説明する。
被処理物供給部2から供給された、溶融状態に
ある熱可塑性合成樹脂、魚や肉の粉砕物等の被処
理物3は円筒体4の表面に連続的に供給される。
円筒体4の内部には円筒体4を冷却又は加熱する
冷却又は加熱機構6が設けられており、例えば溶
融熱可塑性合成樹脂を冷却処理し、固化させるよ
うな場合には、水、エチレングリコール水溶液、
塩化カルシウム水溶液、フレオンガス、アンモニ
アガス等通常冷却媒体として用いられる液体状又
は気体状の冷却媒体を円筒体4の内部に供給する
ようにし、また、例えば魚や肉のすり身等のよう
な加工食品を加熱処理するような場合には、温
水、蒸気、ダウサム油、SK油、鉱物油、シリコ
ーン油、融解塩等の適宜の加熱媒体を円筒体4の
内部に供給するようにすれば良い。
円筒体4の表面に供給された被処理物3は円筒
体4の回転に従つて移動するが、その厚さが不均
一であると冷却又は加熱にむらが出来るので一定
の厚さとされる。これには、圧延ロール5が用い
られるが、圧延ロール5は被処理物供給部2よ
り、被処理物3の進行方向側に、筒状体4との間
〓がスプリング構造やエアーシリンダ等により調
節自在に設けられており、被処理物の厚さを所定
厚さに調節する。
圧延ロール5の取付構造の一例を第2図に示し
た。圧延ロール5の軸24はアーム18の中間部
分に固定されており、アーム18の一端部分は支
軸19により本体(図示せず)に回転可能に支持
されている。これにより圧延ロール5は筒状体4
に接近したり遠ざかつたりすることが可能とされ
ている。そしてアーム18の他端は本体に取付け
られた支持板20に螺子止めされたボルト21及
び22によつてその位置及び押圧力を調節可能に
取付けられている。
すなわち、第2図において間隔調節ボルト21
を上下させれば、圧延ロール5が筒状体4に対し
て上下することとなり、両者の間隔が調節でき、
押圧力調節ボルト22を上下させればスプリング
23の反撥力を調節することができ圧延ロール5
の被処理物に対する押圧力を調節できる。
このような構造とすることにより一定の押圧力
で被処理物を押圧することができる。また多少大
きな固形物等が混入していてもスプリングの作用
によりロール5の表面に傷が付くようなことがな
い。
この圧延ロール5も、筒状体4と同様に、その
内部に冷却又は加熱機構を内蔵していても良いこ
とは勿論である。
更に、圧延ロール5は、例えば溶融状態にある
ポリマー等を押圧するものであるから、その表面
に被処理物が付着するような場合があるので、圧
延ロール5にはスクレーパー14が設けられる。
スクレーパー14は軸25により振り子状に取り
付けられており、スクレーパー14の自重により
圧延ロール5に押しつけられた状態とされてい
る。
このような構造とすることにより、圧延ロール
5の表面に付着した被処理物が除去される。
更に圧延ロール5の回転数を可変としておけ
ば、被処理物の厚さによつて変わる被処理物の周
速度に対応することができるので好ましい。
このようにして同筒体4の表面に所定の厚さで
押圧、密着された被処理物3は、円筒体4の温度
に応じて、冷却又は加熱処理されることとなる
が、筒状体4が回転するに従い、被処理物3は筒
状体4の下側に移動することとなり、自重によつ
て筒状体4から剥離することも考えられ、剥離を
起すと冷却又は加熱処理の不良部が発生するの
で、筒状体4の側方から下方にかけて被処理物3
を筒状体4に密着させておくためのエンドレスベ
ルト7が設けられる。エンドレスベルト7は例え
ば図に示すようにローラー8,8′,8″に張架さ
れた構造とされていれば良い。ローラー8,8′,
8″の位置を調節することによりエンドレスベル
ト7による押圧位置、押圧力等が調節し得る。
エンドレスベルト7は、被処理物3の材質に応
じ、軟質塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹
脂、合成ゴム、天然ゴム、金属等任意の材質から
選ばれる。
エンドレスベルト7により筒状体4に押圧され
たまま移送されて冷却又は加熱処理が行なわれた
被処理物3は、次いで後工程に附されるが、図に
示した工程は熱可塑性合成樹脂の粉砕品を作る場
合の例示である。
第1図に示すように、冷却処理を終えた熱可塑
性合成樹脂(被処理物3)は筒状体4さら剥れ、
エンドレスベルト7に沿つて移送される。エンド
レスベルト7の前方には粗砕機9が設けられてお
り、被処理物4は粗く砕かれる。図に示す粗砕機
9は丸棒状の芯体の周囲に多数のピンが植え込ま
れた構造をしており、回転して被処理物を砕くも
のであるが、用途に応じその構造は任意である。
粗砕機9により砕かれた粗砕片10は次いでカ
ツターミル等の粉砕機11により粉砕されて粉砕
片12とされ、スクリユーコンベア13により搬
出され、製品とされる。
筒状体4及び圧延ロール5の表面に被処理物が
付着するようなことも考えられるので、例えばス
クレーパー14,15等を設け、かき取るように
すると良い。
また、本発明の装置は大変コンパクトにまとめ
ているので、例えば、カバー17によつて装置全
体を覆い、その内部に気体導入口から脱湿空気、
脱湿窒素等を導入することにより、外気と遮断す
ることが可能となり、食品等の加工に用いる際等
の衛生上の問題等も解決できる。
〔発明の効果〕
本発明の装置によれば冷却又は加熱効率が大変
優れているので装置全体をコンパクトにすること
が可能である。また、装置がコンパクトであるこ
とから、装置全体を密閉系とすることが可能とな
り、衛生上の問題も解決し得る等、実用上大変効
果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一例の概略説明図、第
2図は圧延ロールの取付構造の一例を示す側面
図、第3図は圧延ロールに設けたスクレーパーの
取付構造を示す側面図である。 図中1は回転円筒型処理装置、2は被処理物供
給部、3は被処理物、4は円筒体、5は圧延ロー
ル、6は冷却又は加熱機構、7はエンドレスベル
ト、8,8′,8″はローラー、9は粗砕機、10
は粗砕片、11は粉砕機、12は粉砕片、13は
スクリユーコンベア、14,15はスクレーパ
ー、16は気体導入口、17はカバー、18はア
ーム、19は支軸、20は支持板、21は間隔調
節ボルト、22は押圧調節ボルト、23はスプリ
ング、24はローラー軸、25はスクレーパー軸
をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷却又は加熱状態にある回転可能な円筒体の
    表面に被処理物を密着させることにより冷却又は
    加熱処理を行なう回転円筒型処理装置であつて、
    回転軸が水平方向に支承された円筒体の内部に、
    該円筒体を冷却又は加熱するための冷却又は加熱
    機構を備え、円筒体の上方には被処理物を円筒体
    の表面に供給する被処理物供給部を設け、円筒体
    の周囲には供給部から供給された被処理物を円筒
    体に押しつけて圧延する、円筒体との間の間〓が
    調節可能とされた圧延ロールと、該圧延ロールで
    圧延された被処理物を円筒体に密着させたまま移
    送させる、円筒体の外周に沿つて張架されたエン
    ドレスベルトとを設けてなり、該圧延ロールは、
    円筒体に向つて弾性的に附勢されていることを特
    徴とする回転円筒型処理装置。
JP62199306A 1987-08-10 1987-08-10 Rotating cylinder type treatment device Granted JPS6442211A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62199306A JPS6442211A (en) 1987-08-10 1987-08-10 Rotating cylinder type treatment device

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JP62199306A JPS6442211A (en) 1987-08-10 1987-08-10 Rotating cylinder type treatment device

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JPS6442211A JPS6442211A (en) 1989-02-14
JPH0464489B2 true JPH0464489B2 (ja) 1992-10-15

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ID=16405606

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JP62199306A Granted JPS6442211A (en) 1987-08-10 1987-08-10 Rotating cylinder type treatment device

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03272817A (ja) * 1990-03-22 1991-12-04 Mitsubishi Kasei Eng Co 回転円筒型処理装置
US5295805A (en) * 1990-03-02 1994-03-22 Ryoka Techno Engineering & Construction Co. Rotating cylindrical treatment apparatus
JP2808251B2 (ja) * 1994-11-29 1998-10-08 千葉機械工業株式会社 合成樹脂製シートの成型方法及びその成型装置
DK1249487T3 (da) 2001-04-14 2006-04-03 Zentis Gmbh & Co Franz Fremgangsmåde og anvendelse af en indretning til fremstilling af partikler af chokolade
DE10124471A1 (de) 2001-05-19 2002-11-28 Zentis Gmbh & Co Franz Vorrichtung zur Herstellung von Partikeln eines Lebensmittels

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6442211A (en) 1989-02-14

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