JPH0464466A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0464466A
JPH0464466A JP17528890A JP17528890A JPH0464466A JP H0464466 A JPH0464466 A JP H0464466A JP 17528890 A JP17528890 A JP 17528890A JP 17528890 A JP17528890 A JP 17528890A JP H0464466 A JPH0464466 A JP H0464466A
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JP
Japan
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sheet material
conveyance
rollers
pair
image recording
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JP17528890A
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Hideaki Takada
英明 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像記録装置のシート材搬送に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、シリアル印字を行なう画像記録装置は第8図のよ
うに構成されている。101は画像記録装置の本体で、
その底部にはシート材102を複数枚積層したカセット
103が配置されている。
又、本体101左側には記録ヘッド104を搭載したキ
ャリッジ105が配置され、記録ヘッド104の下方に
はプラテン106が配置されている。
ここで、記録ヘッド104は、シート材102に記録を
行うインクジェット方式のヘッドであって、図示しない
が、内部にインク室を有し、複数ノズルから画像信号に
応じてインクを吐出する。
また、キャリッジ105には、図示しないが、タイミン
グベルトを介してキャリッジ駆動モータが連結されてお
り、該キャリッジ駆動モータによりガイドシャフト10
5aに沿って往復移動する。
前記記録装置では、給送信号によって前記給紙ローラ1
11が回転すると、シート材102のうち最上部の一枚
だけ分離されて、給紙ガイド109.110間に送り出
される。
次いで、シート材102は、給紙ガイド109.110
に案内されて、図示しない駆動モータにより回転する第
1搬送下ローラー107と、この第1搬送下ローラー1
07により従動的に回転する第1搬送上ローラー108
との間に送られて挾まれる。
次いで、シート材102は、更に第1搬送下ローラ10
7、第1搬送上ローラー108による搬送力でプラテン
106上を通って、下流側にある第2搬送上下ローラー
113,112に導かれ、シート材102先端が該第2
搬送上下ローラー113,112間に挾み込まれると一
旦停止する。 ここで、第2搬送下ローラー112は第
1搬送下ローラー107に対して連動して回転し、しか
も若干周速が速く設定されて駆動し、かつシート材10
2の挟持力を第1搬送上下ローラー108.107より
弱くしているため、シート材102には適度なテンショ
ンが作用して弛まないようになる。
この状態において、記録ヘッド104がキャリッジ10
5により第8図の手前側から奥側に移動しながら画像信
号に応じてインクを吐出してシート材102上に一定幅
(記録幅)記録を行う。
一行の記録が終了する毎に第1搬送下ローラー107、
第1搬送上ローラー108によりシート材102は記録
幅と同量送り出され、次の行の記録を行う。
以上の動作を繰り返すことによりシート材102上に記
録が行われ、シート材102−校分の記録が終了すると
、シート材102は、第2搬送上下ローラー113,1
12から排紙トレイ114上に排出される。
又、各行の記録を正常につなぎ合わせるためには、第1
搬送下ローラー107によるシート材102の送り精度
は高精度が要求される。このため、第1搬送下ローラー
107は外径が精度良く仕上げられ、又駆動モータとし
ては、停止精度の高いパルスモータ−を使用し、回転角
度をパルスにより制御している。
又、第9図に示す構成のように、シート材102の進行
方向下流に前述と同じ構成の第2搬送上下ローラー12
8,127およびプラテン1o6.それにインク吐出部
を有する記録ヘッド1、04が配置され、シート材10
2の進行方向上流に配置された第1搬送上下ローラー1
08゜107が第2搬送下ローラー127に対して若干
周速が遅く設定され、駆動し、かつ、シート材102の
挟持力が第2搬送上下ローラー128゜127より弱く
設定されているため、シート材102には適度なテンシ
ョンが作用して弛まないよう構成されている例も有る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記第8図従来例では、シート材102が
第1搬送上下ローラー108,107を抜けた後は、第
2搬送上下ローラー113,112により搬送されるが
、前述した様にプラテン106でのたるみ防止のため、
第2搬送上下ローラー113,112の搬送速度が速く
設定されており、同量のパルスモータ−回転角度(パル
ス数)では、搬送量が大きくなってしまい、高精度の搬
送量を満足する事は不可能で有った。このため、シート
材102への高精度記録可能範囲は、シート材102が
第1搬送下ローラー107で搬送可能な範囲までとなり
、シート材102の後端に大きな余白を発生する欠点が
有った。
又、同様に第9図の場合、シート材102が第2搬送上
下ローラー128,127に達するまでは第1搬送上下
ローラー108,107により送られるため、搬送速度
が遅く設定されており、同量のパルスモータ−回転角度
(パルス数)では、搬送量が小さくなってしまう。この
ため、シート材102への高精度記録可能範囲はシート
材102が第2搬送上下ローラー128.127で搬送
可能な範囲までとなり、シート材102の先端に大きな
余白を発生する欠点が有った。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、シート材全域
において正確な画像を確保する画像記録装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明にあっては、シート材
の搬送ローラー対を少なくとも2組有する画像記録装置
において、シート材搬送中に、前記複数組の搬送ローラ
ー対のうちの少なくとも一組の搬送ローラー対の加圧さ
れるローラーの加圧力を変化させることを特徴とする。
そして、前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくと
も一組の搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力
を変えた時に、加圧力を変えた該搬送ローラー対の搬送
速度を変えるか、あるいは加圧力を変えなかった搬送ロ
ーラー対の搬送速度を変えるように構成するのが好まし
い。
また、前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも
一組の搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力を
変えた時に、加圧力を変えた該搬送ローラー対の回転角
度を変えるか、あるいは加圧力を変えなかった搬送ロー
ラー対の回転角度を変える制御を行うように構成するの
もよい。
さらに、前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくと
も一組の搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力
を変えた時に、画像記録手段の制御を変えるよう構成す
るのもよい。
そして、前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくと
も一組の搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力
を変える時期を、シート搬送路内にあるシート検知手段
により制御するように構成すると効果的である。
また、画像記録手段に熱エネルギーを用いて液滴を吐出
エレメントから吐出させ、記録を行なうバブルジェット
方式の記録ヘッドを用いるとよい。
(作 用) シート材搬送中に、複数組の搬送ローラー対のうちの少
なくとも一組の搬送ローラー対の加圧されるローラーの
加圧力を変化させることにより、シート材にたるみを作
らずにシート材送りがなされる。
そして、加圧力を変化させた際に、加圧力を変えた搬送
ローラー対の搬送速度を変えるか、あるいは加圧力を変
えなかった残りの搬送ローラー対の搬送速度を変えるこ
とにより、−層精度の高いシート材送りがなされる。
また、加圧力を変化させた際に加圧力を変えた搬送ロー
ラー対の回転角度を変えるか、あるいは加圧力を変える
なかった残りの搬送ローラー対の回転角度を変える制御
を行うことによっても、高精度のシート材送りがなされ
る。
さらに、加圧力を変化させた際に、画像記録手段の制御
を変えることによっても、高精度のシ−ト材送りがなさ
れる。
また、画像記録手段にバブルジェット方式のヘッドを用
い、吐出エレメントから液滴を吐出させることによって
シート材に高精度の画像が確保される。
(実施例) 本発明の実施例を第1図及び第2図を用いて説明する。
本実施例においては、第1搬送ローラー対7と第2搬送
ローラー対12によって、複数組の搬送ローラー対が構
成されている。そして、第1搬送ローラー対7は、複数
組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の搬送ロー
ラー対に相当している。また、第1搬送下ローラー7a
は、複数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の
搬送ローラー対の加圧されるローラーに相当する。
さて、給送ローラ11が回転すると、カセット3に積載
されたシート材2のうち最上部の一枚だけ分離されて、
給送ガイド9.10間に送り出される。
次いで、シート材2は、給送ガイド9,10に案内され
て、第1搬送ローラー対7に送られる。
第1搬送上ローラー7bの加圧は加圧アーム15を介し
てバネ16で行なわれる。バネ16の一方の端部はバネ
かけ板17に引っかけられ、図示されないパルスモータ
−により回転させられるカム18の回転により、バネか
け板17が、装置本体1に固定された軸17aを中心に
動くことにより、バネ16の長さを変え、第1搬送下ロ
ーラー78への加圧力を変化させる。
カム18がバネかけ板17を上方向におし上げている時
(第1図)の状態では、バネ16の長さは長くなり、第
1搬送上ローラー7bの加圧力は大きい。この時、第1
搬送ローラー対7のシート材2への挟持力は、第2搬送
ローラー対12の挟持力より強くなる様設定される。
又カム18が回転し、バネかけ板17が最も下に位置し
ている時(第2図)の状態ではバネ16の長さは短くな
り、第1搬送上ローラー7bの加圧力は小さくなる。こ
の時には、第1搬送ローラー対7のシート材2への挟持
力は、第2搬送ローラー対12の挟持力より小さくなる
次いで、シート材2は、更に第1搬送ローラー対7によ
る搬送力でプラテン6を通って、下流側にある第2搬送
上ローラ12bと第2搬送下ローラー12aのニップへ
導かれ、シート材2先端がこの第2搬送ローラー対12
に挾み込まれると一旦停止する。
この状態において記録ヘッド4が、キャリッジ5により
ガイドシャフト5aに沿って移動して、シート材2上に
記録を行う。記録終了後、シート材2は排送トレイ14
上に排出される。
ここで、シート材2の給送時から、シート材2後端がシ
ート搬送路8内にあるシート検知手段としての透過型の
シート材センサー19を通過するステップのシート材送
り時まではカム18がバネかけ板17を上に押し上げた
第1図の状態となり、(第1搬送ローラー対7の挟持力
)〉(第2搬送ローラー対12の挟持力)となり、シー
ト材2の送り量は第1搬送ローラー対7により決められ
る。ただし、シート材センサー19から第1搬送ローラ
ー対7のニップまでの距離は、1ステツプの送り量より
大きくなる様に設定されている。
シート材2後端がシート材センサー19を通過したステ
ップ送り後のシート材送りからは、カム18を回転させ
、バネかけ板17が最も下に位置する様にしく第2図)
、第1搬送ローラー対7の挟持力を小さくすることによ
り、(第1搬送ローラー対7の挟持力)<(第2搬送ロ
ーラー対12の挟持力)となり、シート材2の送り量は
第2搬送ローラー対12により決められる。ここで、第
2搬送ローラー対12によるシート材送り量が、第1搬
送ローラー対7によるシート材送り量よりも、例えば2
%多い場合、シート材2後端がシート材センサー19を
通過した時のステップに対し、その後のステップで、シ
ート材送り量が2%増えてしまう。そこでシート材2後
端がシート材センサー19を通過した後のステップから
は、第2搬送ローラー対12のシート材送り量が第1搬
送ローラー対7によるシート材送り量と同じになる様に
第1搬送ローラー対7と第2搬送ローラー対12を駆動
する不図示のパルスモータ−の駆動パルス数を、バネか
け板17が上方向に押し上げなわちバネかけ板17が上
方向に押し上げられている時のパルス数が102ならば
、バネかけ板17が最も下に位置する時のパルス数を1
00とする。この様にすることにより、シート材2が第
1搬送ローラー対7と第2搬送ローラー対12の少なく
とも一方に噛まれている限り、シート材2にたるみを作
ることなく、高精度の送り量を得ることができ、シート
材2の先端から後端までの画像の記録が行える。
又本実施例ではシート材センサー19をシート材2後端
が通過するまでバネかけ板17がカム18により上方向
に押し上げられ、挟持力の強い状態の第1搬送ローラー
対7で送り量を決め、シート材センサー19より上流側
にあるカセット3等によるシート材2への負荷が、シー
ト材送り量に与える影響を少なくしているが、カセット
3等のシート材2への負荷を無視できる様な場合には、
シート材センサー19をなくし、シート材2がシート材
給送時より一定量送られ、シート材2先端が第2搬送ロ
ーラー対12に噛まれた後のステップから、バネかけ板
17を下げることによって、バネかけ板17が上方向に
押し上げられた状態の第1搬送ローラー対7の挟持力よ
りも弱い第2搬送ローラー対12の挟持力により、シー
ト材送り量を決めることも可能である。
本実施例におけるカム18を動かすパルスモータ−(不
図示)の制御、及びシート材センサー19人力、等を行
なうマイクロコンピュータ(不図示)の制御内容を、第
3図のフローチャートで説明する。
まずシート材2の給送命令を待ち(201)、給送命令
を受けると、カム18を動かす図示されないパルスモー
タ−が回転し、カム18を図1の状態にして、シート材
2を記録ヘッド4の印字位置まで搬送しく202)、給
送終了を待つ(203)。その後−行の印字開始命令を
待ち(204)、命令を受けると、不図示の記録ヘッド
走査モーターを駆動する印字サブルーチン(205)を
実行する。−行終了時、その行が最終行でなければ(2
06)、その時点でシート材センサーのON10 F 
Fを判断する(207)。
1)シート材2が有る場合にはシート材送り制御1ルー
チン(パルスモータ−によるシート材送りを102パル
ス分)を実行(208)2)シート材が無い場合にはシ
ート材送り制御2ルーチン(カム18を図2の状態にし
たのち、パルスモータ−によるシート材送りを100パ
ルス分)を実行しく209)、 次の印字開始待ちルーチンへもどる。
又最終行を印字したならば排送サブルーチンを実行しく
210)、排送終了後は(211)、次の給送待ちのス
タンバイへもどる。
第二の実施例について第4図及び第5図を用いて説明す
る。本実施例において第一実施例と同一の構成部分につ
いては同一の符号を付して説明すると、本実施例は第一
の実施例がシリアルスキャンで印字を行うものであった
のに対し、紙幅分のノズル13を持つバブルジェット方
式の記録ヘッド2oが、装置本体1に固定されている。
ここで記録ヘッド20は画像記録手段で、ノズル13は
吐出エレメントである。そして、第1搬送ローラー対7
と第2搬送ローラー対12によりプラテン6上をある速
度で搬送されるシート材2に対してインクを吐出し、精
度の高い画像を形成する。この場合シート材2の後端が
透過型のシート材センサー19を通過するまでは、ソレ
ノイド30は弓かれた状態(第4図)となり、第1の実
施例の場合と同様に(第1搬送ローラー対7の挟持力)
〉(第2搬送ローラー対12の挟持力)となり、シート
材2の搬送速度は第1搬送ローラー対7で決定される。
シート材2の後端がセンサー19を通過してから第1搬
送旧−ラ一対7を通過するまでの間に、ソレノイド30
を解放し、第5図の状態とし、第1の実施例の場合と同
様に(第1搬送ローラー対7の挟持力)〈(第2搬送ロ
ーラー対12の挟持力)となり、シート材2の搬送速度
は第2搬送ローラー対12で決定される。
したがって、ソレノイド30が解放された瞬間から二組
の搬送ローラー対7.12を駆動する不図示のパルスモ
ータ−の回転速度を変えることにより、シート材2を一
定速度で送ることが可能となる。
すなわち、ソレノイド30が引かれている時のパルスモ
ータ−の回転速度を01とし、また第1搬送ローラー対
7によるシート材2の搬送速度なり1とし、さらに第2
搬送ローラー対12によってシート材2を搬送しようと
する速度が、2%増速で引張るとすると、第2搬送ロー
ラー対12による搬送速度はv1×1ooになる。
また、ソレノイド30が解放された後のシート材2の搬
送速度は、第2搬送ローラー対12で決定されるため、
パルスモータ−の回転速度がそのままθ1であると、シ
ート材2の搬送速度はv1102となってしまう。
そこでソレノイド30が解放された時からのパルスモー
タ−の回転速度を02とし、θ2=01常に一定の速度
vIで搬送され、シート材2全域において良好な画像が
得られる。
又ソレノイド30が解放された時、パルスモータ−の回
転速度を変えず、シート材2の搬送速度が変わるのに合
せて、記録ヘッド20より吐出されるインクの駆動周波
数をソレノイド30が開放される前の駆動周波数の丁「
カ音にすることで、インクのシート材2への着弾間隔を
変化させないことも可能である。
第3の実施例について第6図及び第7図を用いて説明す
る0本実施例においても第1実施例と同一の構成部分に
ついては同一の符号を付して説明すると、本実施例では
第1搬送ローラー対7の加圧力は一定で、第2搬送ロー
ラー対21の加圧力が変化する構成となっている。すな
わち、第1搬送ローラー対7と第2搬送ローラー対12
によって、複数組の搬送ローラー対が構成されており、
第2搬送ローラー対21が、複数組の搬送ローラー対の
うちの少なくとも一組の搬送ローラー対に相当している
。また、このことに応じて第2搬送下ローラ21aが、
複数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の搬送
ローラー対の加圧されるローラーに相当する。
シート材2は第1の実施例の場合と同様に記録ヘッド4
の所まで搬送され、画像記録される。ここからシート材
2先端がシート材センサー19を通過するステップまで
は、図示しないパルスモータ−で動くカム23により、
バネ25は第6図に示すように伸びた状態となり、第2
搬送上ローラー21bを、軸24aを中心に動く加圧ア
ーム24が、軸受26を通じて弱い力で加圧する。
この状態では(第2搬送ローラー対21の挟持力)<(
第1搬送ローラー対7の挟持力)となり、シート材2の
送り量は第1搬送ローラー対7により決められる。シー
ト材センサー19をシート材2先端が通過した時のステ
ップより後のステップからは、第7図の様にカム23が
回転し、加圧アーム24が右回転してバネ25が縮み、
軸受26を通して第2搬送上ローラー21bを加圧する
力が強くなる。
この状態では(第2搬送ローラー対21の挟持力)〉(
第1搬送ローラー対7の挟持力)となり、シート材2の
送り量は第2搬送ローラー対21により決まる。この状
態での第1搬送ローラー対7の送り量が、第2搬送ロー
ラー対21の送り量に比べ2%少なく設定され、シート
材2のたるみを防止しているとする。シート材2先端が
シート材センサー19を通過してカム23が回転してバ
ネ25が縮む前の搬送時の送り量は、第1搬送ローラー
対7で決められるため、不図示の駆動パルスモータ−の
パルス数を同一のままにしておくと、バネ25が縮んだ
後の送り量に比べ2%少なくなってしまう。
そこでバネ25が縮むまでのステップ送り時には、モー
ターのパルス数を、バネ25が縮んでいこの様にするこ
とにより第1の実施例と同様にシート材2の先端から後
端まで画像の記録が行える。
本実施例では挟持力の強い搬送ローラー対が下流側にあ
るため、2組の搬送ローラー対7.21より下流側でシ
ート材2に負荷がかかったりする場合でも送り量に影響
が出にくい。
又本第3実施例の様に記録ヘッド4の下流側に圧を変化
させる構成の搬送ローラー対を持ってきて、第2の実施
例に用いることも可能である。
又第1及び第2の実施例において第2搬送ローラー対1
2の加圧方法を第1搬送ローラー対7の加圧方法と同様
に可変にして第1搬送上ローラー7bの圧が高い時には
第2搬送上ローラー12bの圧を低くし第1搬送上ロー
ラー7bの圧が下げられた時に第2搬送上ローラー12
bの圧を高くしても同様の効果が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、シート材搬送中に、複数組の搬送
ローラー対のうちの少なくとも一組の搬送ローラー対の
加圧されるローラーの加圧力を変化させることにより、
シート材にたるみを作らずにシート材を送ることができ
、シート材全域において良好な画像を確保することがで
きる。
そして、加圧力を変化させた際に、加圧力を変えた搬送
ローラー対の搬送速度を変えるか、もしくは加圧力を変
えなかった残りの搬送ローラー対の搬送速度を変えるこ
とにより、−層精度の高いシート材送りがなされ、高品
質の画像をシート材全域にわたって確保することができ
る。
また、加圧力を変化させた際に加圧力を変えた搬送ロー
ラー対の回転角度を変えるか、もしくは加圧力を変えな
かった残りの搬送ローラー対の回転角度を変える制御を
行うことによっても、高精度のシート材送りがなされ、
品質の優れた画像をシート材全域にわたって確保するこ
とができる。
さらに、加圧力を変化させた際に、画像記録手段の制御
を変えることによっても、品質の高い画像をシート材全
域にわたって確保することができる。
また、画像記録手段にバブルジェット方式のヘッドを用
い、吐出エレメントから液滴を吐出させることによって
、シート材に高精度の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るバネかけ板が押し上
げられた状態の画像記録装置の断面図、第2図は同実施
例に係るバネかけ板が下げられた状態の画像記録装置の
断面図、第3図は同実施例のフローチャート、第4図は
本発明の第2実施例に係るソレノイドが引かれた状態の
画像記録装置の断面図、第5図は同実施例に係るソレノ
イドが解放された状態の画像記録装置の断面図、第6図
は本発明の第3実施例に係るバネが伸びた状態の画像記
録装置の断面図、第7図は同実施例に係るバネが縮んだ
状態の画像記録装置の断面図、第8図は従来の画像記録
装置の断面図、第9図は従来の他の画像記録装置の断面
図である。 符号の説明 2・・・シート材    8・・・シート搬送路20・
・・バブルジェット方式の記録ヘッド(画像記録手段) 13・・・吐出エレメント 19・・・シート材センサー(シート検知手段)7・・
・第1搬送ローラー対 7a・・・第1搬送下ローラー 12.21・・・第2搬送ローラー対

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート材の搬送ローラー対を少なくとも2組有す
    る画像記録装置において、 シート材搬送中に、前記複数組の搬送ローラー対のうち
    の少なくとも一組の搬送ローラー対の加圧されるローラ
    ーの加圧力を変化させることを特徴とする画像記録装置
  2. (2)請求項1に記載の画像記録装置において、 前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の
    搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力を変えた
    時に、加圧力を変えた該搬送ローラー対の搬送速度を変
    えるか、あるいは加圧力を変えなかった搬送ローラー対
    の搬送速度を変えることを特徴とする画像記録装置。
  3. (3)請求項1に記載の画像記録装置において、前記複
    数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の搬送ロ
    ーラー対の加圧されるローラーの加圧力を変えた時に、
    加圧力を変えた該搬送ローラー対の回転角度を変えるか
    、あるいは加圧力を変えなかった搬送ローラー対の回転
    角度を変える制御を行うことを特徴とする画像記録装置
  4. (4)請求項1に記載の画像記録装置において、前記複
    数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の搬送ロ
    ーラー対の加圧されるローラーの加圧力を変えた時に、
    画像記録手段の制御を変えることを特徴とする画像記録
    装置。
  5. (5)請求項1〜4から選ばれる1つの項に記載の画像
    記録装置において、 前記複数組の搬送ローラー対のうちの少なくとも一組の
    搬送ローラー対の加圧されるローラーの加圧力を変える
    時期を、シート搬送路内にあるシート検知手段により制
    御することを特徴とする画像記録装置。
  6. (6)請求項1〜5から選ばれる1つの項に記載の画像
    記録装置において、 画像記録手段に熱エネルギーを用いて液滴を吐出エレメ
    ントから吐出させて記録を行なうバブルジェット方式の
    記録ヘッドを用いることを特徴とする画像記録装置。
JP17528890A 1990-07-04 1990-07-04 画像記録装置 Pending JPH0464466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17528890A JPH0464466A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 画像記録装置

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JP17528890A JPH0464466A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 画像記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5521438A (en) * 1993-09-24 1996-05-28 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ceramic base and metallic member assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5521438A (en) * 1993-09-24 1996-05-28 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ceramic base and metallic member assembly

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