JPH0464362B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0464362B2
JPH0464362B2 JP62182658A JP18265887A JPH0464362B2 JP H0464362 B2 JPH0464362 B2 JP H0464362B2 JP 62182658 A JP62182658 A JP 62182658A JP 18265887 A JP18265887 A JP 18265887A JP H0464362 B2 JPH0464362 B2 JP H0464362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
levitation
magnetic
magnet
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62182658A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6424901A (en
Inventor
Tomio Iwamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP18265887A priority Critical patent/JPS6424901A/ja
Publication of JPS6424901A publication Critical patent/JPS6424901A/ja
Publication of JPH0464362B2 publication Critical patent/JPH0464362B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気浮上走行装置に関し、特にレー
ルと浮上用マグネツトとの相対的位置関係に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の小形の磁気浮上走行装置のレールと浮上
用マグネツトの幅との関係は、第7図から第9図
に示すごときものであつた。即ち、第7図の場合
は、両側の梁4に幅Wの強磁体のレール3を支持
し、磁気浮上搬送台車1上面に左右一対の浮上用
マグネツト2を前後に取付けたものであり、各マ
グネツト2の内側磁極面の端面がレール3の内側
面と一致している。マグネツト2の内外磁極の端
面間の距離Lは、レール3の幅Wより小さい。各
マグネツト2は、垂直方向の吸引力Fyをレール
3に及ぼす。また内側磁極面とレール3の側面間
の磁束による水平方向の力Fxが案内力となる。
第8図に示すものは、梁4に固定した支持体5
の下面に幅Wのレール3を取付けたものであり、
マグネツト2(両磁極の端面間の距離L)は、上
記レール3の幅W内にある。この場合は、各磁極
面とレール3の両側端面に存在する磁束は零か又
は微小であるので、水平方向の力Fxが発生せず、
垂直方向の力Fyのみが発生する。
第9図に示すものは、レール3の幅Wとマグネ
ツト2の両磁極の端面間の距離Lと等しく、かつ
マグネツト2はレール3の真下に位置する。
この場合は、両側の磁極面とレール3の両側面
間に磁束が存在するので、垂直方向の力Fyのほ
かに各磁極ごとに水平方向の力Fxが生じる。
以上の第7図及び第9図の構成において、水平
の力Fxは、搬送台車1に作用する左右方向の力
Fに対抗して搬送台車1を案内する力となる。第
9図の場合は、第7図の場合の2倍の力となる。
第8図の場合は、水平方向の力Fxは生じない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、案内力となる水平方向の力Fx
は第9図の場合が第7図の場合の2倍となるが、
この程度の力では未だ拘束力が弱く、搬送台車1
が左右に振れることがあり、特にカーブ通過時に
おいて遠心力により磁極面がレールより外れ、走
行不能になる問題がある。また、各停止ステーシ
ヨンにおいて、荷物の移載時、搬送台車1が位置
ずれを起こすため、物資の取扱いに支障を来すお
それがあつた。
この発明は、上述の水平方向の力Fxを増大す
ることにより、これらの問題点を解決することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題点を解決するために、
第1図及び第2図に示すように、搬送台車1に取
付けた浮上用マグネツト2の両磁気極面をその上
方に布設した断面長方形のレール3と上下で対面
するように設置し、浮上用マグネツト2のレール
3に対する吸引力と搬送台車1の自重との均衡に
より磁気浮上せしめるようにした磁気浮上走行装
置において、レール3は浮上用マグネツトの両磁
極の外端面間に存在し、該レール3の各端面がそ
れぞれ対応する浮上用マグネツト2の両磁極の外
端面から、各磁極の厚さの半分の範囲内に存在す
るよう構成したものである。即ち、レール3の各
端面の磁極の外端面からの距離Xは、磁極の厚さ
bの1/2の範囲内(0<X<b/2)に存在する。
なお、第1図において、4は梁、5は支持体、
8はマグネツト2のコイル、Wはレール3の幅、
Lは両磁極間の端面間の距離である。
レール3の断面形状は、第1図のように長方形
にする場合のほかに、第3図のように断面長方形
のレールを補強した形状の型鋼を用いる場合が
ある。
〔実施例〕
第5図及び第6図にこの発明の実施例を示す。
断面長方形のレール3は、アングル形の支持体5
を介して梁4に取付けられる。搬送台車1には、
レール3に対抗して、左右一対の浮上用マグネツ
ト2が前後に取付けられ、また搬送台車1の下面
にはリアクシヨンプレート6が設けられている。
また、搬送台車1には、支持体5上に臨むギヤ
ツプセンサー7が設けられ、その検出信号はレー
ル3と浮上用マグネツト2との間隔を一定に保持
する制御回路の信号に用いられる。
レール3の間にはリニアモータ用の対抗一対の
コイル8が進行方向に沿つて配置され、リアクシ
ヨンプレート6がコイル8間を通過する際に加速
又は減速される。
上記構成の磁気浮上走行装置において、レール
3の幅Wは、浮上用マグネツト2の両磁極の端面
間距離Lより小さく形成され、かつレール3をそ
の両磁極の端面間レール3の各端面がそれぞれ対
応する磁極の外端面から各磁極の厚さの半分の範
囲にあるように構成している。
〔実験例〕
レールの幅Wと、両磁極の端面距離Lの関係の
変化による水平方向の力Fxの変化を示す実験結
果を第4図に示す。第4図の横軸は、搬送台車の
重量の変化を示す。浮上用マグネツトは各レール
に対応して1個づつ合計2個を使用した。縦軸
は、水平方向の力を示す。水平方向の力は、第2
図のように、レール3とマグネツト2の位置関係
を定め、レール3の各端面とマグネツト2の外端
面間の距離をXとし、そのXを0から4mmまで変
えた場合について、基準位置から4mm水平方向へ
偏位させるに必要な力をプロツトしたものであ
る。
なお、マグネツト2を構成する鉄心の磁極間の
距離Lは4mm、コイル8部分の長さaは28mm、磁
極の厚さbは8mmである。
上記の実験結果から、Xが0、即ちL=Wの場
合に比べ、Xを次第に大きくすると水平方向の力
が次第に大きくなり、X=3mmで最大となる。
しかし、Xが4mmになると、却つて小さくな
る。Xが4mmというのは、磁極の厚さbの半分で
ある。したがつて、0<X<b/2の範囲で使用
する。
なお、上記の範囲でマグネツト2の吸引の低下
は最小限にとどまり、支障を来たさないことを確
認した。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は従来はレールの幅W
と浮上用マグネツトの両磁極の端面間距離Lの関
係が、L≧Wとなるよう設定されていたものを、
L<Wの関係、即ち、レールがマグネツトの両磁
極の外端面間に存在するよう設定し、かつレール
の各端面がそれぞれ対応する各磁極の外端面から
各磁極の厚さの半分の範囲内に存在するように構
成したので、一層大きな水平方向の力(案内力)
を得ることができるようになつた。そのため、直
線走行時の横振れが防止されると共に、曲線通過
時の遠心力の影響が緩和され、また停止時の位置
決め精度の向上を図ることができるという優れた
効果を発揮する。
また、レールは断面が長方形であり、その下面
とマグネツトの磁極面とが上下で対面するので、
搬送台車に横振れが生じても磁極面がレールと接
触するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本的構成を示す、第2図
はその一部拡大図、第3図は他の基本的構成を示
す断面図、第4図は実験結果のグラフ、第5図は
実施例の平面図、第6図は第5図のX−X線の断
面図、第7図から第9図は従来例の基本構成を示
す断面図である。 1……搬送台車、2……浮上用マグネツト、3
……レール、4……梁、5……支持体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送台車に取付けた浮上用マグネツトの両磁
    極面をその上方に布設した断面長方形のレールと
    上下で対面するよう配置し、上記浮上用マグネツ
    トのレールに対する吸引力と搬送台車の自重との
    均衡により磁気浮上せしめるようにした磁気浮上
    走行装置において、上記レールは浮上用マグネツ
    トの両磁極の外端面間に存在し、該レールの各端
    面がそれぞれ対応する各磁極の外端面から各磁極
    の厚さの半分の範囲内に存在することを特徴とす
    る磁気浮上走行装置。
JP18265887A 1987-07-21 1987-07-21 Magnetic float running apparatus Granted JPS6424901A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18265887A JPS6424901A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Magnetic float running apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18265887A JPS6424901A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Magnetic float running apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6424901A JPS6424901A (en) 1989-01-26
JPH0464362B2 true JPH0464362B2 (ja) 1992-10-14

Family

ID=16122168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18265887A Granted JPS6424901A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Magnetic float running apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6424901A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100895899B1 (ko) * 2007-12-13 2009-05-04 한국기계연구원 LSRM과 Halbach 배열을 이용한 자기부상열차시스템

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837808A (ja) * 1971-09-15 1973-06-04
JPS50149003A (ja) * 1974-05-22 1975-11-28
JPS557323A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Tokyo Shibaura Electric Co Track structure of electroconductive magnet float vehicle

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837808A (ja) * 1971-09-15 1973-06-04
JPS50149003A (ja) * 1974-05-22 1975-11-28
JPS557323A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Tokyo Shibaura Electric Co Track structure of electroconductive magnet float vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6424901A (en) 1989-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3857049B2 (ja) 磁気浮上車両を備えた搬送装置のオペレーション装置
US3780668A (en) Electromagnetic suspension and/or guide system especially for magnetically suspended vehicles
JPS62268307A (ja) 浮上式搬送装置
JPH01255404A (ja) 浮上用電磁石装置
US5601027A (en) Positioning system with damped magnetic attraction stopping assembly
JPH0464362B2 (ja)
JPS61224808A (ja) 浮上式搬送装置
JPH0340566B2 (ja)
JPS63167119A (ja) 磁気浮上スライド
JPH01126114A (ja) 磁気浮上走行装置
JPH0556085B2 (ja)
JPH07123321B2 (ja) 吸引式磁気浮上案内装置
JPH0616240A (ja) 磁気浮上搬送車の停止保持装置
JP2542139B2 (ja) 電磁式ブレ―キ装置
JP2713885B2 (ja) 浮上式搬送装置
JPH0479702A (ja) 搬送装置
JPS62166706A (ja) 磁気浮上式のリニアモ−タ利用の搬送設備
JPH03200468A (ja) リニア台車の停止位置決め装置
JPH0442214Y2 (ja)
JPH04169415A (ja) 磁気浮上式搬送装置
JPS6331320Y2 (ja)
JPH0345106A (ja) 磁気浮上式搬送装置
JP3393696B2 (ja) 停止位置決め装置
JPH0545490B2 (ja)
JPH06211350A (ja) 非磁性パイプ内搬送装置