JPH0463933B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0463933B2
JPH0463933B2 JP58230332A JP23033283A JPH0463933B2 JP H0463933 B2 JPH0463933 B2 JP H0463933B2 JP 58230332 A JP58230332 A JP 58230332A JP 23033283 A JP23033283 A JP 23033283A JP H0463933 B2 JPH0463933 B2 JP H0463933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
passage
set pressure
relief valve
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58230332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60123630A (ja
Inventor
Masahiko Oozeki
Haruhiko Kawasaki
Masaharu Asaoka
Hideaki Shinohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP58230332A priority Critical patent/JPS60123630A/ja
Publication of JPS60123630A publication Critical patent/JPS60123630A/ja
Publication of JPH0463933B2 publication Critical patent/JPH0463933B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2292Systems with two or more pumps

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、2つの回路系統を備え、それぞれ
の回路系統に、1つずつの走行モータを設けた建
設車両の制御回路に関する。
(従来の技術) 第1図はパワーシヨベルについての従来の制御
回路で、ポンプP1に接続した一方の回路系統に
は、走行モータに接続した切換弁1、ブームシリ
ンダ2に接続した切換弁2、バケツトシリンダに
接続した切換弁3及びアーム合流用の切換弁4
を、センタバイパス通路5を介して接続するとと
もに、上記切換弁1〜3はパラレル通路6を介し
ても連通させている。
また、ポンプP2に接続した他方の回路系統に
は、走行モータに接続した切換弁7、ブーム合流
用の切換弁8、旋回モータに接続した切換弁9及
びアームシリンダに接続した切換弁10を、セン
タバイパス通路11及びパラレル通路12を介し
て接続している。
(発明が解決しようとする課題) このようにした従来の制御回路では、上記両ポ
ンプP1,P2の容積効率が相違したり、あるいは
走行モータ以外のアクチユエータの負荷が相違し
たりすると、それぞれの走行モータの速度が一定
にならず、そのために当該車両の直進性が損なわ
れる欠点があつた。
また、上記回路系統は、それぞれのリリーフ弁
13,14によつて、その設定圧を維持している
が、例えば、当該車両の走行中に、上記リリーフ
弁13,14の設定圧では、乗越えられない障害
物に当つたとき、そのパワーをわずかにアツプさ
せれば、上記障害物を乗越えられる場合でも、こ
の従来の回路では、そのパワーアツプができない
欠点もあつた。
この発明の第1の目的は、両ポンプの容積効率
が異なつても、当該車両の直進性を保証した制御
回路を提供することである。
第2の目的は、当該車両が障害物に当つたと
き、回路圧を高めに維持して、それを乗越えるだ
けのパワーアツプを図れるようにした制御回路を
提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、一対の回路系統のそれぞれに、ポ
ンプと、走行モータとその他のアクチユエータと
を接続するとともに、一方の回路系統の走行モー
タ用切換弁を、他の切換弁に対して最上流に位置
させ、かつ少なくとも他の切換弁の1つとパラレ
ル通路を介して接続してなる建設車両の制御回路
を前提にするものである。
上記の制御回路を前提にしつつ、この発明は、
他方の回路系統の走行モータ用切換弁の供給通路
にチエツク弁を設け、前記一方の回路系統のパラ
レル通路には、通常、このパラレル通路の連通状
態を維持する一方、いずれかの一方の走行モータ
の駆動信号で切換わり、パラレル通路の連通を制
限するとともに、前記一方の回路系統のポンプ通
路を、前記チエツク弁の下流側に連通させる制御
弁を設け、さらに一方の回路系統の走行モータを
駆動しているとき、通常の設定圧よりも多少高い
設定圧を維持するリリーフ機構に連通させ、上記
走行モータ以外のアクチユエータを駆動している
ときは、通常の設定圧を維持するリリーフ機構に
連通させるセレクタバルブを上記一方の回路系統
のポンプ通路に接続してなる点に特徴を有する。
(作用) この発明は、上記のように構成したので、走行
モータの駆動信号が入力されると、制御弁が切換
わり、両回路系統に接続したポンプを連通させ
る。このように両ポンプが連通するので、それら
ポンプの吐出量が相違したとしても、両走行モー
タに供給される流量は等しくなる。したがつて、
当該車両は直進走行することになる。
また、一方の回路系統の走行モータを駆動して
いるとき、通常の設定圧よりも多少高い設定圧を
維持し、上記走行モータ以外のアクチユエータを
駆動しているときは、通常の設定圧を維持するリ
リーフ機構を、上記一方の回路系統をポンプ通路
に接続したので、当該車両の走行中に、負荷が大
きくなつても、それを乗り越えることができる。
(発明の効果) この発明は、当該車両の走行中に、その回路圧
を通常の設定圧よりも多少高く設定できるので、
例えば、障害物を乗越えるときなどに、上記設定
圧が高い分大きな力を発揮する。
また、走行中は、両回路系統のポンプの吐出量
が合流するか、あるいは一方の回路系統のポンプ
のみで、両走行モータを駆動するので、常に、両
走行モータへの供給流量が等しくなる。このよう
に供給流量が等しくなるので、当該車両の直進性
が必ず保証される。
(実施例) 第2図に示した第1実施例は、そのポンプP1
を接続した一方の回路系統に、走行モータ15、
バケツトシリンダ16及びブームシリンダ17を
接続しているが、これら各アクチユエータに切換
弁18〜20を接続している。また、可変吐出ポ
ンプP2を接続した他方の回路系統には、走行モ
ータ21、旋回モータ22及びアームシリンダ2
3を接続するとともに、これら各アクチユエータ
に切換弁24〜26を接続している。
そして、上記ポンプP1のポンプ通路27には
パラレル通路28を接続するとともに、このパラ
レル通路28に上記各切換弁18〜20をパラレ
ルに接続している。さらに、この実施例では、上
記各切換弁18〜20の最下流に、アーム合流用
の切換弁29を、同じく上記パラレル通路28に
接続している。
また、上記ポンプP2のポンプ通路30にもパ
ラレル通路31を接続するとともに、このパラレ
ル通路31に上記各切換弁24〜26をパラレル
に接続しているが、このパラレル通路31にブー
ム合流用の切換弁32を接続している。
上記のようにした各切換弁は、それぞれの回路
系統に設けたパイロツト操作機構33〜35,3
6〜38の操作量に比例して切換わるが、これら
パイロツト操作機構を操作して発生したパイロツ
ト圧は、シヤトル弁39〜43,44〜48によ
つて最高圧が選択され、その最高圧がポンプP1
P2のレギユレータ49,50に供給されるよう
にしている。
そして、上記のようにした一方の回路系統のポ
ンプ通路27には、セレクタバルブ51を接続し
ているが、このセレクタバルブ51は、そのパイ
ロツト圧室51aを、シヤトル弁39に接続して
いる。
したがつて、このセレクタバルブ51は、走行
モータ15を駆動させない限り、図示のノーマル
位置Sを保持する。このノーマル位置Sにおいて
は、ポンプ通路27を、通常の設定圧のリリーフ
弁52に連通させる。
また、走行モータ15を駆動させると、そのと
きのパイロツト圧がシヤトル弁39を介して、上
記パイロツト圧室51aに流入するので、このセ
レクタバルブ51が切換位置Tに切換わる。この
切換位置Tにおいては、ポンプ通路27がリリー
フ弁53に連通するが、このリリーフ弁53は、
上記リリーフ弁52よりもその設定圧を多少高く
している。
このことからも明らかなように、走行モータ1
5を駆動しているときは、その走行モータ15を
駆動していないときよりも、当該回路の設定圧が
多少高くなる。
さらに、上記パラレル通路28には、制御弁5
4を接続しているが、この制御弁54のパイロツ
ト圧室54aを、上記セレクタバルブ51と同様
にシヤトル弁39に接続している。
したがつて、走行モータ15を駆動させていな
いとき、当該制御弁54が図示のノーマル位置X
を保持するが、この走行モータ15を駆動させる
と、そのときのパイロツト圧で、制御弁54が切
換位置Yに切換わる。
制御弁54が上記切換位置Yに切換わると、パ
ラレル通路28が閉じるので、ポンプ通路27
と、切換弁18を除いた他の切換弁19,20,
29との連通が遮断される一方、当該ポンプ通路
27が、他方の回路系統の供給通路55に設けた
チエツク弁56の下流側に連通する。この供給通
路55は、他方のポンプP2の上記ポンプ通路3
0に連通するとともに、上記チエツク弁56の上
流側に優先弁57を接続している。ただし、この
チエツク弁56は、上記供給通路55内であれ
ば、優先弁57の上流側に設けてもよい。
上記優先弁57は、シヤトル弁47と、ブーム
合流用の切換弁32のパイロツトライン58とに
接続したシヤトル弁59に接続しているので、切
換弁25,26,32のいずれかを操作したとき
に、当該優先弁57がノーマル位置Fから切換位
置Gに切換わる。
なお、図中符号60,61はアンロード弁で、
通常は、図示のアンロード位置を保持している
が、レギユレータ49,50に流入するパイロツ
ト圧の作用を受けて閉位置に切換わるようにして
いる。
また、符号62は他方の回路系統の回路圧を制
御するリリーフ弁で、上記ポンプ通路29に接続
するとともに、前記リリーフ弁52と同様に、通
常の設定圧を維持している。
しかして、走行モータ15を駆動すると、上記
したようにセレクタバルブ51と制御弁54と
が、それぞれ切換位置T、Yに切換わる。
したがつて、一方のポンプP1の最高圧が、リ
リーフ弁53の設定圧に維持され、通常の設定圧
よりも多少高めになる。
そして、ポンプP1が、走行モータ15に連通
するとともに、制御弁54を経由して、供給通路
55のチエツク弁56の下流側にも連通する。
このとき他方の走行モータ21を駆動させるた
めに、パイロツト操作機構36を同時に操作する
と、他方のポンプP2も、上記パイロツト操作機
構36の操作量に応じた吐出量を確保する。
このように両ポンプを同時に駆動して直進走行
する場合に、それら両ポンプの吐出油が、供給通
路55で合流するので、結局、両走行モータ1
5,21に供給される流量が等しくなる。そのた
めに当該車両の直進性が保証される。
そして、当該車両の平常走行時には、さほどの
パワーを必要としないが、坂道走行や、障害物を
乗越えるときなどに、当該回路圧を通常の設定圧
よりも多少高めにして、パワーアツプしなければ
ならないことがある。
このようなとき、例えば、障害物を乗越えると
き、その負荷圧がリリーフ弁62の設定圧以上に
なると、この負荷圧がチエツク弁56に背圧とし
て作用する。この状態で、他方のポンプP2の最
高圧が、リリーフ弁62で通常の設定圧に維持さ
れ、一方のポンプP1の最高圧が、リリーフ弁5
3で多少高めの設定圧に維持されているので、一
方のポンプP1側の圧力によつて、上記チエツク
弁56が閉じる。
チエツク弁56が上記のように閉じると、供給
通路55とポンプP2との連通が遮断されるので、
走行モータ15,21とポンプP1とを連通する
回路が独立する。この独立回路は、通常の設定圧
よりも高めの設定圧を維持するリリーフ弁53に
よつて制御されるので、当該走行モータのパワー
アツプを図れる。
ただし、この回路圧の上昇は、上記独立の回路
だけであり、特に、ポンプP2に接続した他方の
回路系統の他のアクチユエータは、リリーフ弁6
2によつて制御されるので、その回路圧は、通常
の設定圧に維持される。つまり、上記他のアクチ
ユエータには、通常の設定圧以上の高圧が作用し
ないので、この他のアクチユエータ及びそれに接
続した回路系統の耐圧強度を高めなくても、十分
に耐えることができ、それだけ耐久性が向上す
る。
また、当該車両の停止状態では、セレクタバル
ブ51のパイロツト室51aに圧力が導入されな
いので、当該セレクタバルブ51が図示のノーマ
ル位置Sを保持し、ポンプ通路27をリリーフ弁
52に連通させる。したがつて、ポンプP1側の
回路圧は、このリリーフ弁52によつて、通常の
設定圧に維持される。
上記したように一方のポンプP1のみで走行す
るとき、その走行用回路を独立させたので、その
設定圧を切換えるセレクタバルブ51及びリリー
フ弁52,53は、一方の回路系統にのみ設けれ
ば足りることになる。
なお、上記セレクタバルブ51及びリリーフ弁
52,53で、この発明のリリーフ機構を構成す
るものである。
また、この実施例では、走行モータを駆動して
いる状態で、切換弁25,26,32のいずれか
あるいはそれらを同時に切換えたときは、そのと
きの最高パイロツト圧が優先弁57に作用し、当
該優先弁57をノーマル位置Fから切換位置Gに
切換え、ポンプ通路27と供給通路55との連通
を遮断する。
したがつて、例えば、走行モータの負荷が、そ
の他のアクチユエータの負荷よりも低い場合で
も、切換弁25,26あるいは32に、他方のポ
ンプP2の吐出油が確実に流入し、それに接続し
たアクチユエータの作動速度が遅くなることもな
くなる。
なお、前記制御弁54のパイロツト室54a
は、シヤトル弁39に接続し、一方の回路系統の
走行モータ15を駆動したときに切換わるように
したが、上記パイロツト室54aを、シヤトル弁
44側に接続してもよい。つまり、他方の走行モ
ータ21を駆動したとき、この制御弁54が切換
わるようにしてもよい。
ただし、上記の場合には、チエツク弁56とは
別のチエツク弁を、一方の回路系統のポンプ通路
27等に設け、一方のポンプP1の吐出量がゼロ
のとき、他方のポンプP2の吐出油がアンロード
弁60からアンロードされることを防止にしなれ
ばならない。
第3図に示した第2実施例は、一方の回路系統
の設定圧を制御するリリーフ弁を、上記第1実施
例と相違させたもので、その他の構成は、上記第
1実施例と同様である。
つまり、この第2実施例は、ポンプ通路27に
メインリリーフ弁63を接続するとともに、この
メインリリーフ弁63のベント通路64に、3位
置を有するセレクタバルブ65を接続している。
上記セレクタバルブ65には、2つのパイロツ
ト室65a,65bとを設け、一方のパイロツト
室65aは、シヤトル弁39に接続し、他方のパ
イロツト室65bは、前記レギユレータ49の流
入側に接続している。
したがつて、切換弁18〜20及び29のいず
れかを切換えたときは、上記一方のパイロツト室
65aにパイロツト圧が導かれる。また、走行モ
ータ15のみを駆動させた場合は、そのときのパ
イロツト圧が、上記他方のパイロツト室65bに
導かれることになる。
そして、いずれのパイロツト室にもパイロツト
圧が流入していないとき、換言すれば、すべての
切換弁18〜20及び29を中立位置に保持し
て、いずれのアクチユエータも駆動していないと
きは、上記セレクタバルブ65が、スプリング6
6の作用で、図示の右側位置Aを保持する。
セレクタバルブ65が上記右側位置Aを保持し
ている状態では、メインリリーフ弁63のベント
通路64がタンクTに連通するので、メインリリ
ーフ弁63が、実質的にアンロード弁として機能
し、ポンプ通路27の作動油をタンクTに戻す。
そして、一方のパイロツト室65aにパイロツ
ト圧が流入したときは、セレクタバルブ65が中
間位置Bに切換わり、他方のパイロツト室65b
にパイロツト圧が流入したときは、左側位置Cに
切換わるようにしている。
セレクタバルブ65が上記中間位置Bを保持し
ているときは、上記ベント通路64が第1パイロ
ツトリリーフ弁67に連通し、左側位置Cに切換
えたとき、上記ベント通路64が第2パイロツト
リリーフ弁68に連通するようにしている。
上記のようにした第1パイロツトリリーフ弁6
7は、通常の設定圧を維持し、第2パイイロツト
リリーフ弁68は、上記通常の設定圧よりも多少
高い設定圧にしている。
そして、ベント通路64が、第1パイロツトリ
リーフ弁67に連通しているときは、上記メイン
リリーフ弁63が、第1パイロツトリリーフ弁6
7の通常の設定圧で動作し、ベント通路30が、
第2パイロツトリリーフ弁68に連通していると
きは、メインリリーフ弁63が、多少高くした第
2パイロツトリリーフ弁68の設定圧で動作す
る。
したがつて、ベント通路64が上記両パイロツ
トリリーフ弁67あるいは68のいずれに連通し
ているかによつて、メインリリーフ弁63の設定
圧が決まる。
しかして、すべての切換弁18〜20及び29
を図示の中立位置に保持した状態では、パイロツ
ト圧が発生せず、したがつて、セレクタバルブ6
5のいずれのパイロツト室にも圧力が流入せず、
当該セレクタバルブ65が図示の右側位置Aを保
持する。
この右側位置Aをを保持した状態では、前記し
たようにメインリリーフ弁63がアンロード弁と
して機能するので、ポンプP1からの吐出量が、
このメインリリーフ弁63を経由してタンクTに
戻り、スタンバイ流量を確保する。
また、上記切換弁18〜20及び29のうちの
いずれかを切換えたときは、そのパイロツト圧
が、セレクタバルブ65のパイロツト室65aに
流入し、セレクタバルブ65を中間位置Bに切換
える。
したがつて、このときはベント通路64が第1
パイロツトリリーフ弁67に連通するので、メイ
ンリリーフ弁63は、通常の設定圧で動作するこ
とになる。
一方、走行モータ15を駆動すると、そのパイ
ロツト圧が他方のパイロツト室65bに流入し、
当該セレクタバルブ65を、左側位置Cに切換え
る。左側位置Cにセレクタバルブ65が切換わる
と、ベント通路64が第2パイロツトリリーフ弁
68に連通するので、上記メインリリーフ弁63
設定圧が、通常の設定圧よりも多少高くなる。
したがつて、上記第1実施例と同様に、車両の
走行中には、通常の圧力設定の場合よりもパワー
アツプされる。
なお、この第2実施例においては、メインリリ
ーフ弁63、セレクタバルブ65及び第1、2パ
イロツトリリーフ弁67,68によつて、この発
明のリリーフ機構を構成するものである。
第4図に示した第3実施例は、ポンプP1に接
続した一方の回路系統に、通常の設定圧を維持し
たリリーフ弁69と、設定圧を多少高めにしたリ
リーフ弁70とを、ポンプ通路27に対してパラ
レルに接続するとともに、上記通常の設定圧のリ
リーフ弁69の上流側には、セレクタバルブ71
を接続している。
また、この一方の回路系統のパラレル通路28
には、第1実施例の制御弁54に対応する制御弁
72を接続している。
そして、走行モータに接続した切換弁18の両
パイロツト室のいずれか高い方の圧力をシヤトル
弁75で選択して、そのパイロツト圧を、上記セ
レクタバルブ71のパイロツト室71a及び制御
弁72のパイロツト室72aに導くようにしてい
る。
上記セレクタバルブ71は、それが図示のノー
マル位置に保持されているときは、ポンプ通路2
7とリリーフ弁69とを連通させるが、上記切換
弁18を切換えたときは、ポンプ通路27とリリ
ーフ弁69との連通を遮断する。
また、上記制御弁27は、図示のノーマル位置
にあるとき、パラレル通路28を開くが、図面右
側の切換位置にあるとき、上記パラレル通路28
を閉じるとともに、ポンプ通路27を、他方の回
路系統の切換弁24の供給通路55に設けたチエ
ツク弁56の下流側に連通させる。
なお、この実施例における各切換弁18〜2
0,29,24〜26,32は、センタオープン
形にしたもので、それら各切換弁が図示の中立位
置にあるとき、ポンプP1及びP2がセンタバイパ
ス通路73,74を介してタンクTに連通する。
しかして、車両を停止した状態では、切換弁1
8を中立位置に保持するので、セレクタバルブ7
1及び制御弁72の両者がノーマル位置に保持さ
れる。したがつて、一方の回路系統の回路圧は、
リリーフ弁69で、通常の設定圧以内に制御され
る。
また、パラレル通路28も開状態を維持するの
で、ポンプP1の吐出油は、このパラレル通路2
8を介して所定のアクチユエータに供給される。
この状態から切換弁18,24を切換えて走行
モータを駆動すると、セレクタバルブ71及び制
御弁72の双方が、切換位置に保持される。
このように制御弁72が切換われば、ポンプ
P1が、供給通路55におけるチエツク弁56の
下流側に連通するので、両走行モータに供給され
る流量が等しくなり、当該車両の直進性が保証さ
れる。
さらに、障害物等を乗越えるために、当該走行
モータの負荷圧がリリーフ弁62の設定圧以上に
なると、一方のポンプP1の吐出圧が高圧のリリ
ーフ弁70で制御され、他方のポンプP2の吐出
圧が通常の設定圧を維持するリリーフ弁62で制
御されているので、チエツク弁56の下流側の圧
力が高くなる。そのために、切換弁24と他方の
ポンプP2との連通が遮断されるとともに、一方
のポンプP1と切換弁19,24とを接続する回
路が独立する。そして、この独立した回路は、高
圧のリリーフ弁70によつて制御されるので、第
1実施例と同様にパワーアツプが可能になる。
なお、この実施例におけるリリーフ弁69,7
0及びセレクタバルブ71が、この発明のリリー
フ機構を構成するものである。
第5図に示した第4実施例は、一方の回路系統
のポンプ通路27にメインリリーフ弁76を接続
するとともに、このメインリリーフ弁76のベン
ト通路77に、セレクタバルブ78を接続してい
る。そして、このセレクタバルブ78の下流側に
は、通常の設定圧を維持した第1パイロツトリリ
ーフ弁79と、高圧の設定圧を維持した第2パイ
ロツトリリーフ弁80とを接続している。
このようにしたセレクタブルブ78は、そのパ
イロツト室78aを、上記第3実施例と同様のシ
ヤトル弁75に接続している。
なお、この第4実施例においても、メインリリ
ーフ弁76、セレクタバルブ78及び第1、2パ
イロツトリリーフ弁79,80で、この発明のリ
リーフ機構を構成するものである。
また、他方の回路系統には、そのポンプ通路3
0に、第1実施例と同様の優先弁81を接続した
ものである。
第6図に示した第5実施例は、少なくとも走行
モータを制御する切換弁18を手動切換とすると
ともに、この切換弁18に、一方の回路系統と他
方の回路系統とを連通させる制御弁82を連動さ
せたものである。
したがつて、この制御弁82は、切換弁18と
対応して3位置としてあり、図示の中立位置にあ
るときは、パラレル通路28を開くようにしてい
る。そして、走行モータに接続した切換弁18を
左右いずれかに切換えることによつて、上記パラ
レル通路28を他方の回路系統の供給通路55に
連通させる。ただし、この実施例では、当該制御
弁82が上記のように切換わつたときにも、絞り
83を介して他の切換弁19,20にポンプP1
の吐出油が供給されるようにしている。つまり、
この実施例では、走行モータの駆動を優先させつ
つ、他のアクチユエータも同時に駆動できる。
また、一方のポンプP1のポンプ通路27には、
第4実施例と同様にリリーフ機構を構成するメイ
ンリリーフ弁76、セレクタバルブ78、通常の
設定圧に維持した第1パイロツトリリーフ弁79
及び多少高めの設定圧にした第2パイロツトリリ
ーフ弁80を設けている。
ただし、この実施例では、上記のように切換弁
18を手動で切換えるようにしたので、上記セレ
クタバルブ78のパイロツト室78aには、走行
モータ15に接続したアクチユエータ通路84,
85の圧力をシヤトル弁86で選択して、導くよ
うにしている。
なお、上記第3実施例〜第5実施例の他方の回
路系統は、タンデム接続、パラレル接続あるいは
それらの組合わせのいずれであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は従来の回路図、第2図はこの発明
の第1実施例の回路図、第3図は第2実施例の要
部回路図、第4図は第3実施例の回路図、第5図
は第4実施例の回路図、第6図は第5実施例の回
路図である。 P1,P2……ポンプ、15,21……走行モー
タ、18〜20,24〜26,29,32……切
換弁、27,30……ポンプ通路、28,31…
…パラレル通路、52,53,69,70,76
……リリーフ弁、54,72,82……切換弁、
56……チエツク弁、83……絞り。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の回路系統のそれぞれに、ポンプと、走
    行モータとその他のアクチユエータとを接続する
    とともに、一方の回路系統の走行モータ用切換弁
    を、他の切換弁に対して最上流に位置させ、かつ
    少なくとも他の切換弁の1つとパラレル通路を介
    して接続してなる建設車両の制御回路において、
    前記他方の回路系統の走行モータ用切換弁の供給
    通路にチエツク弁を設け、前記一方の回路系統の
    パラレル通路には、通常、このパラレル通路の連
    通状態を維持する一方、いずれか一方の走行モー
    タの駆動信号で切換わり、パラレル通路の連通を
    制限するとともに、前記一方の回路系統のポンプ
    通路を、前記チエツク弁の下流側に連通させる制
    御弁を設け、さらに一方の回路系統の走行モータ
    を駆動しているとき、通常の設定圧よりも多少高
    い設定圧を維持するリリーフ機構に連通させ、上
    記走行モータ以外のアクチユエータを駆動してい
    るときは、通常の設定圧を維持するリリーフ機構
    に連通させるセレクタバルブを上記一方の回路系
    統のポンプ通路に接続してなる建設車両の制御回
    路。 2 リリーフ機構は、セレクタバルブに接続した
    通常の設定圧を維持するリリーフ弁と、同じくセ
    レクタバルブに接続した高圧設定のリリーフ弁と
    からなり、上記セレクタバルブは、そのノーマル
    位置で、ポンプ通路を通常の設定圧を維持するリ
    リーフ弁に接続し、走行モータを駆動する信号で
    切換わつて、ポンプ通路を高圧設定のリリーフ弁
    に接続する構成にした特許請求の範囲第1項記載
    の建設車両の制御回路。 3 上記リリーフ機構は、ベント通路をセレクタ
    バルブに接続したメインリリーフ弁と、このセレ
    クタバルブに接続されるとともに、通常の設定圧
    を維持するためのパイロツトリリーフ弁と、同じ
    くセレクタバルブに接続されるとともに、高い設
    定圧を維持するためのパイロツトリリーフ弁とか
    らなり、しかも、上記セレクタバルブは、走行モ
    ータを駆動する信号が入力されない限り、上記ベ
    ント通路を通常の設定圧を維持するパイロツトリ
    リーフ弁に連通させ、走行モータを駆動する信号
    が入力されることによつて、上記ベント通路を高
    い設定圧を維持するパイロツトリリーフ弁に連通
    させる構成にした特許請求の範囲第1項記載の建
    設車両の制御回路。 4 リリーフ機構は、通常の設定圧を維持するリ
    リーフ弁と、高い設定圧を維持するリリーフ弁と
    からなり、しかも、高い設定圧を維持したリリー
    フ弁をポンプ通路に接続し、通常の設定圧を維持
    したリリーフ弁はセレクタバルブを介してポンプ
    通路に接続するとともに、上記セレクタバルブ
    は、通常、開位置を保持し、走行モータを駆動す
    る信号で切換わつて閉弁する構成にした特許請求
    の範囲第1項記載の建設車両の制御回路。
JP58230332A 1983-12-06 1983-12-06 建設車両の制御回路 Granted JPS60123630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58230332A JPS60123630A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 建設車両の制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58230332A JPS60123630A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 建設車両の制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60123630A JPS60123630A (ja) 1985-07-02
JPH0463933B2 true JPH0463933B2 (ja) 1992-10-13

Family

ID=16906174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58230332A Granted JPS60123630A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 建設車両の制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60123630A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2736774B2 (ja) * 1987-05-28 1998-04-02 富士重工業株式会社 ロックアップトルコン付無段変速機の油圧制御装置
JPH086354B2 (ja) * 1989-10-31 1996-01-24 株式会社小松製作所 油圧式掘削機の油圧回路
JP4541209B2 (ja) * 2005-03-31 2010-09-08 ナブテスコ株式会社 油圧回路
JP4795875B2 (ja) * 2006-07-06 2011-10-19 ナブテスコ株式会社 建設機械の昇圧回路、建設機械の昇圧回路の供給部体
KR100974283B1 (ko) * 2008-08-08 2010-08-06 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 굴삭 및 파이프 레잉 작업을 위한 유량 분배 시스템
KR100974285B1 (ko) 2008-08-12 2010-08-06 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 노멀 오픈식 유압 회로
CN104179738B (zh) * 2014-08-07 2016-04-13 龙工(上海)精工液压有限公司 一种滑移装载机开式液压系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60123630A (ja) 1985-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3124094B2 (ja) 複数アクチュエータの制御装置
US5201803A (en) Hydraulic system for a vehicle
JPH0463933B2 (ja)
JPH0694679B2 (ja) 建設車両の油圧装置
JP3139792B2 (ja) 建設車両の直進走行回路
JP3447094B2 (ja) ロードセンシング回路
JP3072804B2 (ja) 車両の走行直進制御回路
JPH083194B2 (ja) 建設車両の油圧回路
JPS60250132A (ja) 建設車両の油圧制御回路
JPH0468413B2 (ja)
JPS60258336A (ja) 建設車両の合流回路
JPH0463932B2 (ja)
JPS6354639B2 (ja)
JP3074937B2 (ja) 車両の走行直進制御回路
JPH0337642B2 (ja)
JP3186827B2 (ja) 車両の走行直進制御回路
JPH049922B2 (ja)
JP2002089511A (ja) 建設機械の油圧回路
JPS6131535A (ja) 建設車両等の油圧制御回路
JP3662623B2 (ja) ロードセンシング回路
JP2821923B2 (ja) アクチュエータの合流制御回路
JPH0124405Y2 (ja)
JPH0337641B2 (ja)
JPH06241203A (ja) 走行用油圧回路
JPH0411690B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees