JPH0463790A - ガスフリー手段付き貨油流出防止型タンカー - Google Patents

ガスフリー手段付き貨油流出防止型タンカー

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Publication number
JPH0463790A
JPH0463790A JP17310090A JP17310090A JPH0463790A JP H0463790 A JPH0463790 A JP H0463790A JP 17310090 A JP17310090 A JP 17310090A JP 17310090 A JP17310090 A JP 17310090A JP H0463790 A JPH0463790 A JP H0463790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
tanks
inert gas
air supply
fresh air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17310090A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Takeshi Shudo
周藤 武
Eiji Fukuda
栄二 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、貨油の流出を防止できるようにしたタンカー
に間し、特に揚荷後に貨油タンクに充満したイナートガ
スを排出させるガスフリー手段をそなえたタンカーに関
する。
〔従来の技術〕
船内タンクを隔壁で上部タンクと下部タンクとに仕切ら
れた貨油流出防止型タンカーにおいて、上部タンクから
のイナートガス排出に関連して下部タンクからのイナー
トガス排出も行なえるようにしたものは、従来、見あた
らない。
〔発明が解決しようとする課題〕
タンカーの座礁等により船底部に破孔を生じた場合、同
破孔を通じ船内タンクから貨油が流出するのを防止する
ためには、船内タンクを隔壁により上部タンクと下部タ
ンクとに仕切ることが有効であるとされている。
しかしながら、貨油の揚貨後にイナートガスの充満した
上部タンクと下部タンクとについて、それぞれ別個にフ
レッシュエアとの置換を行なうカスフリー手段を設ける
と、大幅なコスト高を招くという問題点がある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、上記の上部タンクおよび下部タンクにおけるイナ
ートガスのフレッシュエアとの置換を、共通のガスフリ
ー手段で一斉に行なえるようにした、ガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーを提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明のガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーは、船内タンクを隔壁により
上部タンクと下部タンクとに仕切られた貨油流出防止型
タンカーにおいて、上記の上部タンクおよび下部タンク
に充満したイナートガスを一斉にフレッシュエアと置換
すべく、上記の上部タンクと下部タンクとにそれぞれガ
ス吸入枝管を開口させたイナートガス排出系と、上記の
上部タンクと下部タンクとにそれぞれ空気供給枝管を介
してフレッシュエアを供給しうる空気供給系とが設けら
れたことを特徴としている。
〔作  用〕
上述の本発明のガスフリー手段付き貨油流出防止型タン
カーでは、上部タンクおよび下部タンクの貨油を揚貨し
た際に、各タンクに満たされたイナートガスは、空気供
給系から各空気供給枝管を介して上部タンクおよび下部
タンクにフレッシュエアが供給されるのに伴い、上部タ
ンクおよび下部タンクにそれぞれ開口したガス吸入枝管
により同時に吸入されて、イナートガス排出系を通じ船
外へ排出され、このようにして上部タンクおよび下部タ
ンクにおけるイナートガスのフレッシュエアとの置換か
、共通のガスフリー手段により一斉に行なわれるように
なる。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図は本発明の第1実施例としてのガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーを示す船体横断面図であり、
第2図は本発明の第2実施例としてのガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーを示す船体横断面図である。
本発明の第1実施例では、第り図に示すように、両側を
左右のウォーターバラストタンクとしての舷側タンク7
.7に接するように縦隔壁3,3で仕切られるとともに
、図示しない横隔壁で相互に仕切られた上甲板8下の複
数の貨油積込用船内タンクが、それぞれ隔壁9で上部タ
ンクlと下部タンク2とに仕切られている。
そして、揚貨後に上部タンク1と下部タンク2とに充満
したイナートガスを一斉にフレッシュエアと置換できる
ように、上部タンク1の下部と下部タンク2の下部とに
それぞれガス吸入枝管4a1.4m−2を開口させたイ
ナートガス排出系4aが設けられるとともに、上部タン
ク1と下部タンク2とにそれぞれ空気供給枝管5−1.
5−2を介してフレッシュエアを供給しうる空気供給系
5が設けられている。
なお、この第1実施例では、空気供給系5は、貨油の荷
役を行なう貨油ポンプ付き配管を兼用している。
上述の構成により、上部タンク1および下部タンク2の
貨油を揚貨した際に、各タンク1,2に満たされたイナ
ートガスは、空気供給系5から各空気供給枝管5−1.
5−2を介して上部タンク1および[部タンク2にフレ
ッシュエアが供給されるのに伴い、上部タンク1および
下部タンク2にそれぞれ開口したガス吸入枝管4m  
1.4m−2により同時に吸入されて、イナートガス排
出系4aを通じ船外へ排出され、このようにして上部タ
ンク1および下部タンク2におけるイナートガスのフレ
ッシュエアとの置換が、共通のガスフリー手段により一
斉に行なわれるのである。
したがって、上部タンク1と下部タンク2とに別個にカ
スフリー手段を設ける必要がなくなり、これにより全体
として構造の簡素化と建造コストの低下とをもたらす利
点がある。
第2図に示す本発明の第2実施例では、イナートガス排
出系4bのガス吸入枝管4b−1,4b−2が上部タン
ク1および下部タンク2の各上部に開口し、菱付き新鮮
空気吸入用エアパージとしての空気供給系6が、貨油の
荷役系とは別個に設けられて、その空気供給枝管6−1
.6−2が上部タンク1および下部タンク2の各下部に
開口している以外は、前述の第1実施例と同様である。
そして、この第2実施例の場合も、第1実施例について
述べたと同様の作用効果を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明のガスフリー手段付き貨
油流出防止型タンカーによれば、次のような効果ないし
利点が得られる。
(1)上部タンクと下部タンクとに共通のガスフリー手
段か装備されるようになる。
<2)上記(1)項により、上部タンクおよび下部タン
クに充満したイナートガスを一斉にフレッシュエアと置
換することができる。
(3)上記(1)項により構造の簡素化および建造コス
トの低下がもたらされる。
〈4)上記(2)項により、上部タンクおよび下部タン
クにおけるイナートガスをフレッシュエアに置換する作
業が簡易化され、ランニングコストの低下をもたらす利
点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例としてのガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーを示す船体横断面図であり、
第2図は本発明の第2実施例としてのガスフリー手段付
き貨油流出防止型タンカーを示す船体横断面図である。 1・・・上部タンク、2・・・下部タンク、3・・−縦
隔壁、4 a 、 4 b−イナートガス排出系、4m
 −1,4a −2。 4b−1,4b−2・・・ガス吸入枝管、5・・・荷役
用配管を兼ねる空気供給系、5−1.5−2・・・空気
供給枝管、6・・・イナートガス排出系、6−1.62
・・・ガス吸入管、7・・・舷側タンク、8・・・上甲
板、9・・・隔壁。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船内タンクを隔壁により上部タンクと下部タンクとに仕
    切られた貨油流出防止型タンカーにおいて、上記の上部
    タンクおよび下部タンクに充満したイナートガスを一斉
    にフレッシュエアと置換すべく、上記の上部タンクと下
    部タンクとにそれぞれガス吸入枝管を開口させたイナー
    トガス排出系と、上記の上部タンクと下部タンクとにそ
    れぞれ空気供給枝管を介してフレッシュエアを供給しう
    る空気供給系とが設けられたことを特徴とする、ガスフ
    リー手段付き貨油流出防止型タンカー。
JP17310090A 1990-06-30 1990-06-30 ガスフリー手段付き貨油流出防止型タンカー Pending JPH0463790A (ja)

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JPH0463790A true JPH0463790A (ja) 1992-02-28

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