JPH0462279A - 引戸の中間停止装置 - Google Patents

引戸の中間停止装置

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JPH0462279A
JPH0462279A JP17298090A JP17298090A JPH0462279A JP H0462279 A JPH0462279 A JP H0462279A JP 17298090 A JP17298090 A JP 17298090A JP 17298090 A JP17298090 A JP 17298090A JP H0462279 A JPH0462279 A JP H0462279A
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Shinichi Kaneda
金田 信一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば、重力により開成位置に自己復帰させ
得るように構成した引戸等を、所望の中間位置で停止さ
せておきたい場合に好適に使用される引戸の中間停止装
置に関するものである。
[従来の技術] 引戸として、例えば、第7図に示すようなものが知られ
ている。すなわち、このものは開口部aを有した壁面す
にレールCを架設し、このレールCに引戸dを車輪eを
介して懸吊支持させるようにしたものであり、その車輪
eが前記レールC上を転動することにより前記引戸dが
幅方向に開閉動作し得るようになっている。前記レール
Cは開成位置方向に向けて若干の下り傾斜を有しており
、手を放すと前記引戸dが重力により閉成位置にまで自
己復帰するようにしである。なお、図中fは閉成位置の
手前で、引戸dのアームgと当接して該引戸dの速度を
低下させるための緩衝用シリンダである。
ところが、このような構成のものでは、引戸dか自動的
に閉まってしまうため、所望の位置で引戸dを開成させ
たままにしておくことができない。
そのため、このような方式の引戸dを所望の中間位置で
停止させておくための中間停止装置が種々考えられてい
るが、従来のものはいずれも、レバー操作等により係止
手段を動作させて引戸dを停止させるようになっており
、再びそのレバーに操作を加えないと、その係止状態を
解除できないようにしである。
このため、事情を知らない者が半開きの引戸dを無理に
開閉しようとして強い力を加えることがあり、かかる不
測の外力により中間停止装置が破損してしまう虞がある
このような不具合を解消するために、特願平2−820
97号および特願平2−86681号に示すように、上
端をレールの下面に対向させて左右方向に開閉可能に設
けられ、可動範囲一端側へ自己復帰し得るように懸吊支
持された引戸に押圧子を設け、その押圧子の上端を前記
レールの下面に弾接させて前記引戸を開成位置の途中で
停止させ得るように構成するとともに、前記引戸に左右
方向の外力を加えることによって前記押圧子を退避さて
引戸の停止状態を解除し得るようにし、手動操作部に操
作力を加えることにより退避した押圧子の上端を再度前
記レールの下面に弾接させ得るように構成された引戸の
中間停止装置が開発されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、以上のような構成のものは、いづれも手
動操作部が引戸の表面に露出しているため、その手動操
作部が目立ち易く、引戸の外観が損なわれてしまう。ま
た、手動操作部が引戸の一方の面倒にのみ設けである場
合には、他方の面側からは手動操作部を操作することが
できないため、使い勝手は必ずしもよくない。引戸の両
面側に手動操作部が設けである場合には、両面側から手
動操作部を各別に操作して引戸を開成位置の途中で停止
させておくことはできる。しかしながら、この場合には
、手動操作部が壁と干渉する手前で引戸が停止するよう
にしておく必要があり、引戸を全開位置まで移動させる
ことができない。
本発明は、以上のような不都合を簡単な構成により確実
に解消することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る引戸の中間停止装置は、上端を
レールの下面に対向させて左右方向に開閉可能に設けら
れ、可動範囲一端側へ自己復帰し得るように懸吊支持さ
れた引戸に押圧子を設け、その押圧子の上端を前記レー
ルの下面に弾接させて前記引戸を開成位置の途中で停止
させ得るように構成するとともに、前記引戸に左右方向
の外力を加えることによって前記押圧子を退避させて引
戸の停止状態を解除し得るようにし、手動操作部に操作
力を加えることにより退避した押圧子の上端を再度前記
レールの下面に弾接させ得るように構成した引戸の中間
停止装置において、前記手動操作部を前記引戸の小口に
形成した凹部に臨設していることを特徴とする特 引戸に左右方向の外力が加えられた場合に、押圧子を簡
単に退避させるには、押圧子を、上端にレールの下面に
当接する一定幅の摩擦面を有したものにし、その中間部
を引戸に固定した部材に昇降および左右傾動可能に支持
させておくとよい。
押圧子を強度の高いものにするとともに、摩擦面とレー
ルの下面との摩擦力を高めておきたい場合には、押圧子
を、板金製の押圧子本体と、この押圧子本体の上端に固
着した摩擦部材とを具備してなるものにし、その摩擦部
材の上面に一定幅の摩擦面を形成しておくとよい。
押圧子を傾動させることにより退避させる場合、押圧子
の中間部の真下に昇降体を昇降可能に配設するとともに
、その昇降体と押圧子の下端部とを左右傾動可能な中間
リンクを介して連結し、前記昇降体をスプリングにより
上方に弾性付勢しておくようにすると、構造の簡略化や
部品点数の削減が図り易くなる。この場合、手動操作部
は、前記昇降体に設けておけばよい。
特に、組立作業の簡略化を図りたい場合には、角柱パイ
プ状のハウジングを引戸に固定し、このハウジング内に
昇降体を上下摺動可能に収容するとともに、このハウジ
ングに押圧子を支持させるとよい。
[作用] このような構成のものであれば、手動操作部に操作力が
加えられていない状態で、押圧子の上端をレールの下面
に密着させると、引戸の自走が停止される。このような
状態から引戸に力を加えて左右いづれかの方向へ移動さ
せると、押圧子の上端とレールの下面との摩擦により前
記押圧子の上端がレールの下面と非接触の位置まで退避
し、引戸の係止状態が解除される。その結果、引戸は左
右に自由に移動させることができる。かかる状態から手
動操作部に操作力を加えて、退避した押圧子の上端を再
度前記レールの下面に当接させた後、操作力を解除する
と、前述のように、押圧子の上端がレールの下面と密着
し、引戸の自走が停止される。
また、前記手動操作部は、その先端が引戸の小口に臨む
とともに、引戸の小口から退避した位置となる。このた
め、手動操作部が引戸の両面側から目立つことがなく、
しかも、引戸が開成位置にある場合には、引戸の両面側
から前記手動操作部を各別に操作して引戸を開成位置の
途中で停止させることができる。また、引戸が全閉位置
にある場合には、前記手動操作部が戸当り等により干渉
することなく隠されることになるが、全開位置では、前
記手動操作部を操作する必要は全くないため、操作上の
問題が発生することはない。外観的には、手動操作部が
完全に隠れるため、むしろ好都合である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図を参照して説
明する。
開口部1aを有した壁1の一側面1bにレール11を固
設し、このレール11に懸吊支持された引戸2に中間停
止装置3を設けである。
レール11は、前記開口部1aの幅寸法に対して約2倍
の長さ寸法を有したもので、引戸2の閉成位置方向に向
けて若干の下り傾斜を有している。
引戸2は、上端2aをレール11の下面11aに対向さ
せであるとともに、上端2aの左右両側に設けた車輪2
1を介して前記レール11に懸吊支持させである。この
引戸2は、車輪21が前記レール11上を転動すること
により左右に開閉動作し得るようになっており、開成位
置の途中で手を放すと、重力により車輪21がレール1
1上を転動して、小口2bが壁1の戸当り1cに当接す
る開成位置にまで自己復帰するようにしである。
中間停止装置3は、第1図および第3図に示すように、
押圧子4と、昇降体5と、中間リンク6と、スプリング
7とを具備している。
押圧子4は、中間部4aを引戸2に固定した部材たるハ
ウジング8にピン41を介して昇降および左右傾動可能
に保持されており、板金製の押圧子本体42と、この押
圧子本体42の上端42aに固着した摩擦部材43とを
具備し、その摩擦部材43に前記レール11の下面11
aに当接する一定幅の摩擦面43aを形成しである。
昇降体5は、前記押圧子4の中間部4aの真下に昇降可
能に配設されたもので、下端に手動操作部51を有して
いる。この手動操作部51の先端は、前記ハウジング8
に設けた切欠8aを介して引戸2の小口2b側に延出さ
せであるとともに、先端のつまみ51゛aを引戸2の小
口2bに形成した凹部22a内に臨ませである。凹部2
2aは、第3図および第4図に示すように、引戸2の小
口2b側に配置した横断面コ字形の構造材22の中央部
に形成してあり、その底に設けた窓22bから前記つま
み51aを外部に臨ませている。
中間リンク6は、上端6aを前記押圧子4の下端部4b
にピン61を介して枢着し、下端6bを前記昇降体5の
上端部5aにピン62を介して枢着しである。
スプリング7は、引張りコイルスプリングで、その上端
7aを前記ハウジング8に止着してあり、下端7bを前
記昇降体5の下端部5bに止着しである。
ハウジング8は、横断面コ字形の基体81と、その開口
部に蓋着した横断面コ字形の薄肉の蓋体82とを備えた
角柱パイプ状のもので、内部に前記昇降体5を上下慴動
可能に収容しているとともに、このハウジング8で前記
押圧子4を支持している。基体81における前記各ピン
41.62に対応する部分には、ピン41.62の上下
移動を許容する長孔81a、81bと、ピン61の上下
移動および左右移動を許容する窓81cをそれぞれ設け
である。しかして、この中間停止装置3は、ハウジング
8に組付けてユニット化したもので、このハウジング8
を引戸2の内部に複数のビス等(図示せず)を用いて固
定しである。なお、第2図中、83は、開成位置の手前
で、引戸2のアーム23と当接して該引戸2の速度を低
下させるための緩衝用シリンダである。また、84は、
前記レール11の上端部にビス等(図示せず)を介して
固着した薄肉のカバーである。
このような構成によると、第3図に示すように、押圧子
4と昇降体5と中間リンク6とが上下方向へ一直線に揃
った状態で手動操作部51のつまみ51aに操作力が加
えられていない場合には、スプリング7の弾性付勢力に
より中間リンク6および押圧子4が真上に付勢され、押
圧子4の摩擦面43aをレール11の下面11aに密着
させる。
その結果、引戸2の自走が停止される。このような状態
から引戸2に力を加えて左右いづれかの方向へ移動させ
ると、レール11の下面11aと摩擦部材43の摩擦面
43aとの摩擦により第5図に示すように、前記押圧子
4の上端側が引戸2の移動方向Rとは逆の方向へ傾動す
るとともに、中間リンク6の上端6a側が引戸2の移動
方向へ傾動する。このため、前記摩擦面43aがレール
11の下面11aから離れて、引戸2の係止状態が解除
される。その際には、スプリング7の弾性付勢力が中間
リンク6および押圧子4を傾動させる方向へ作用するこ
とになるため、中間リンク6および押圧子4の傾斜状態
が維持され、引戸2は左右に自由に移動させることがで
きる。この状態では、昇降体5が最も上昇した位置にあ
る。かかる状態から第6図に示すように、手動操作部5
1のつまみ51aに操作力Fを加えて昇降体5を引下げ
ると、昇降体5と押圧子4と中間リンク6とが上下方向
へ一直線に揃った状態になる。操作力Fを解除すると、
スプリング7の弾性付勢力により昇降体5と中間リンク
6と押圧子4とが真上に引上げられて、前述のように、
押圧子4の摩擦面43aがレール11の下面11aに密
着し、引戸2の自走が停止される。
したがって、このような構成のものであれば、引戸2を
所望の中間位置まで移動させた後、前述のように手動操
作部51のつまみ51aを操作すると、簡単かつ確実に
引戸2を所望の中間位置で開成させたままにしておくこ
とができる。また、引戸2の係止状態を解除したい場合
には、引戸2を左右のいづれかへ若干移動させるだけで
確実にその係止状態を解除することができる。そのため
、事情を知らない者によって半開きの引戸2が開閉操作
されるようなことがあっても、中間停止装置3に無理な
外力が加えられるような不具合が生じることもない。
また、前記手動操作部51aは、その先端のつまみ51
aを引戸2の小口2bに設けた凹部22a内に臨ませで
あるとともに、引戸2の小口2bから退避させであるの
で、手動操作部51のつまみ51aが引戸2の両面側か
ら目立つこともなく、外観がすっきりとした見栄えの良
好な引戸2にできる。しかも、このようなものであれば
、引戸2が開成位置にある場合には、手動操作部51の
つまみ51aを引戸2の両面側から各別に操作すること
ができるので、引戸2の両面側から該引戸2を開成位置
の途中で停止させることができ、使い勝手を高めること
ができる。また、手動操作部51のつまみ51aを前記
の位置に設けておけば、引戸2を全閉位置まで移動させ
た際に前記つまみ51aが戸当り1cと干渉するような
ことがなく、引戸2を開成位置に移動させる場合に壁1
の一側面1bと干渉するようなこともない。このため、
壁1の開口部1aが全開となる位置まで引戸2を移動さ
せることができ、開口部1aの使用範囲が制限されてし
まうようなこともない。
押圧子4を、上端にレール11の下面11aに当接する
一定幅の摩擦面43aを有したものにし、押圧子4の中
間部をハウジング8に昇降および左右傾動可能に支持さ
せておけば、引戸2に左右方向の外力が加えられた場合
に、押圧子2を簡単に退避させることができ、押圧子4
を退避させるための構造の複雑化を招くことがない。
また、押圧子4を、板金源の押圧子本体42と、この押
圧子本体42の上端42aに固着した摩擦部材43とを
具備してなるものにし、その摩擦部材43に一定幅の摩
擦面43aを形成すれば、押圧子4を強度の高いものに
することができ、その耐久性を有効に高めることができ
る。しかも、摩擦部材43に滑り摩擦の高いものを用い
て、摩擦面43aとレール11の下面11aとの摩擦力
を有効に高めることができるので、所望の中間位置で確
実に引戸2を停止させておくことができる。
押圧子4の中間部4aの真下に昇降体5を昇降可能に配
設するとともに、その昇降体5と押圧子4の下端部4b
とを左右傾動可能な中間リンク6を介して連結し、前記
昇降体5をスプリング7により上方に弾性付勢しておけ
ば、少ない部品点数で、引戸2の係止機能と、押圧子4
の退避状態の保持機能とを営むことができるとともに、
引戸2を開成位置の途中で係止させる場合に、押圧子4
の退避姿勢を簡単に矯正することができる。
さらに、角柱パイプ状のハウジング8を引戸2に固定し
、このハウジング8内に昇降体5を上下摺動可能に収容
するとともに、このハウジング8に押圧子4を支持させ
るようにすれば、中間停止装置3をユニット化しておく
ことができる。このため、引戸2への組付けを簡便に行
うことができ、組立作業の簡略化を図ることができる。
なお、レールの下面と摩擦部材の摩擦面とを相互に噛合
する凹凸面にしてもよく、このようにしておけば、両面
間の滑りを有効に回避することが可能である。しかして
、このようにすれば、所望の係止位置で確実に引戸を停
止させておくことができるとともに、係止状態を解除す
る際に確実に押圧子を退避させることが可能である。
また、前記実施例では、引戸に左右方向の外力が加えら
れた場合に押圧子を左右のいづれかへ傾動させて退避さ
せるようにしたが、本発明はこのようなものに限定され
ないのは勿論である。例えば、引戸に左右方向の外力が
加えられた場合に、押圧子を左右方向へ若干傾動させる
とともに、その傾動をきっかけにして押圧子全体が下方
に偏位するように構成しておき、手動操作部に操作力を
加えて押圧子を押し上げ、その上端をレールの下面に当
接させるようにしてもよい。
さらに、手動操作部は、昇降体に直結したものに限定さ
れないのは勿論である。例えば、手動操作部を引戸内に
シーソー動作可能に枢着された天秤状のものにし、その
一方の回動端を引戸の小口に臨ませるとともに、他方の
回動端をリンクメンバを介して前記昇降体に連結しても
よい。このような手動操作部であれば、操作力を倍力し
て昇降体に伝達したり、操作量を増減させて昇降体に伝
えるなど、種々の設定が可能となる。
[発明の効果] 本発明は以上のような構成であるから、引戸の両面側か
ら手動操作部を各別に操作して、引戸を所望の中間位置
で確実かつ簡単に開成させたままにしておくことができ
るとともに、引戸を左右のいづれかへ若干移動させるだ
けで容易に引戸の係止状態を解除することができ、格別
な解除操作が不要となる。その結果、中間停止装置の使
い勝手を高めることができるとともに、中間停止装置に
無理な外力が加えられるようなことがなく、その機能を
長期に亙って維持することができる。また、前記手動操
作部は、その先端を引戸の小口から退避させた状態で前
記小口に臨ませであるので、手動操作部によって引戸の
外観が損なわれるの有効に回避することができ、外観の
すっきりとした見栄えの良好な引戸にできる。しかも、
このようなものであれば、手動操作部と壁の側面および
戸当り等とが干渉することもないので、引戸を全開位置
と全閉位置との間で自由に移動させることができ、開口
部の使用範囲が制限されるようなことがない。
押圧子を、上端にレールの下面と当接する一定幅の摩擦
面を有したものにし、その中間部を引戸に固定した部材
に昇降および左右傾動可能に支持させておけば、引戸に
左右方向の外力が加えられた場合に、押圧子を簡単に退
避させることができるので、押圧子を退避させるための
構造の複雑化を招くようなことがない。
また、押圧子を、板金製の押圧子本体と、この押圧子本
体の上端に固着した摩擦部材とを具備してなるものにし
、その摩擦部材に一定幅の摩擦面を形成するようにした
場合には、押圧子を強度の高いものにできるとともに、
摩擦面とレールの下面との摩擦力を有効に高めることが
できる。そのため、押圧子の耐久性を高めることができ
るとともに、所望の中間位置で確実に引戸を停止させて
おくことができる。
押圧子を傾動させることにより退避させる場合、押圧子
の中間部の真下に昇降体を昇降可能に配設するとともに
、その昇降体と押圧子の下端部とを左右傾動可能な中間
リンクを介して連結し、前記昇降体をスプリングにより
上方に弾性付勢しておけば、構造の簡略化を図ることが
できるとともに、部品点数を無理なく抑えることができ
る。
さらに、角柱パイプ状のハウジングを引戸に固定し、こ
のハウジング内に昇降体を上下摺動可能に収容するとと
もに、このハウジングに押圧子を支持させるようにした
場合には、中間停止装置をユニ・ント化しておくことが
できる。このため、上戸への組付けを簡便に行うことが
でき、組立作業の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第1図は一
部断面の側面図、第2図は全体の正面図、第3図は中間
停止装置の正面図、第4図は凹部付近の右側面図、第5
図と第6図は第3図に対応する作用説明図である。第7
図は従来例を示す第2図相当の正面図である。 2・・・引戸      2a・・・上端2b・・・小
口     3・・・中間停止装置4・・・押圧子  
   4a・・・中間部5・・・昇降体 7・・・スプリング 11・・・レール 22a・・・凹部 43・・・摩擦部材 51・・・操作部 6・・・中間リンク 8・・・ハウジング 11a・・・下面 42・・・押圧子本体 43a・・・摩擦面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上端をレールの下面に対向させて左右方向に開閉可
    能に設けられ、可動範囲一端側へ自己復帰し得るように
    懸吊支持された引戸に押圧子を設け、その押圧子の上端
    を前記レールの下面に弾接させて前記引戸を開成位置の
    途中で停止させ得るように構成するとともに、前記引戸
    に左右方向の外力を加えることによって前記押圧子を退
    避させて引戸の停止状態を解除し得るようにし、手動操
    作部に操作力を加えることにより退避した押圧子の上端
    を再度前記レールの下面に弾接させ得るように構成した
    引戸の中間停止装置において、前記手動操作部を前記引
    戸の小口に形成した凹部に臨設していることを特徴とす
    る引戸の中間停止装置。 2、押圧子が、上端にレールの下面に当接する一定幅の
    摩擦面を有したもので、中間部を引戸に固定した部材に
    昇降および左右傾動可能に支持されていることを特徴と
    する請求項1記載の引戸の中間停止装置。 3、押圧子が、板金製の押圧子本体と、この押圧子本体
    の上端に固着した摩擦部材とを具備してなり、その摩擦
    部材の上面に一定幅の摩擦面を形成していることを特徴
    とする請求項2記載の引戸の中間停止装置。 4、押圧子の中間部の真下に昇降体を昇降可能に配設す
    るとともに、その昇降体と押圧子の下端部とを左右傾動
    可能な中間リンクを介して連結し、前記昇降体をスプリ
    ングにより上方に弾性付勢したものであって、その昇降
    体に手動操作部を設けていることを特徴とする請求項2
    記載の引戸の中間停止装置。 5、角柱パイプ状のハウジングを引戸に固定し、このハ
    ウジング内に昇降体を上下慴動可能に収容するとともに
    、このハウジングで押圧子を支持していることを特徴と
    する請求項4記載の引戸の中間停止装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61108493U (ja) * 1984-12-14 1986-07-09
JPS6441584U (ja) * 1987-04-06 1989-03-13

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