JPH046218A - Ｃｒ―Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法 - Google Patents
Ｃｒ―Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法Info
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- JPH046218A JPH046218A JP10808490A JP10808490A JPH046218A JP H046218 A JPH046218 A JP H046218A JP 10808490 A JP10808490 A JP 10808490A JP 10808490 A JP10808490 A JP 10808490A JP H046218 A JPH046218 A JP H046218A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は適正な強度と延性を有するＣｒ−Ｍ。
鋼継目無鋼管の製造方法に関する。
［従来技術］
Ｃｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管は、高温における耐酸化性、耐
食性および強度に優れているいることがら、主として特
殊な配管、化学用配管、ボイラ熱交換器用配管および構
造用強度部材等として使用されており、小径サイズのも
のは生産性の良いマンネスマン・マンドレルミル法によ
り製造されている。
食性および強度に優れているいることがら、主として特
殊な配管、化学用配管、ボイラ熱交換器用配管および構
造用強度部材等として使用されており、小径サイズのも
のは生産性の良いマンネスマン・マンドレルミル法によ
り製造されている。
上記マンネスマン・マンドレルミル法においては、高温
に加熱されたビレットを傾斜穿孔機で穿孔した後、マン
ドレルミルで圧延して素管とし、再熱炉で再加熱してス
トレッチレデューサ−で所定の寸法に仕上げる。そして
、その後再加熱して焼ならしを行ない、更に焼もどしを
行なって強度を調整する。
に加熱されたビレットを傾斜穿孔機で穿孔した後、マン
ドレルミルで圧延して素管とし、再熱炉で再加熱してス
トレッチレデューサ−で所定の寸法に仕上げる。そして
、その後再加熱して焼ならしを行ない、更に焼もどしを
行なって強度を調整する。
「発明が解決しようとする課題］
しかしながら、上述した従来のマンネスマン・マンドレ
ルミル法による圧延は、一連のライン中で連続的になさ
れ、鋼管が高温のまま仕上げられるなめ、ストレッチレ
デューサ−を通過した後の鋼管は粗粒で強度が高すぎ、
焼もどしを行なうだけでは適正な強度に強度を低下させ
てやることができず、延性に乏しいという問題点があり
、再加熱して焼ならし焼もどしの熱処理を行なう必要が
ある。このため、 （１）圧延後の工程が複雑になる、 （２）再加熱による焼ならしのため、高温まで加熱でき
る炉が必要となる、 （３）焼ならし時に管内外面に酸化スケールが生成され
、熱処理後に酸洗、ショツトブラスト等の脱スケール処
置が必要となる、 という問題点があった。
ルミル法による圧延は、一連のライン中で連続的になさ
れ、鋼管が高温のまま仕上げられるなめ、ストレッチレ
デューサ−を通過した後の鋼管は粗粒で強度が高すぎ、
焼もどしを行なうだけでは適正な強度に強度を低下させ
てやることができず、延性に乏しいという問題点があり
、再加熱して焼ならし焼もどしの熱処理を行なう必要が
ある。このため、 （１）圧延後の工程が複雑になる、 （２）再加熱による焼ならしのため、高温まで加熱でき
る炉が必要となる、 （３）焼ならし時に管内外面に酸化スケールが生成され
、熱処理後に酸洗、ショツトブラスト等の脱スケール処
置が必要となる、 という問題点があった。
本発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、再
加熱して焼ならしを行なうことなく焼もどしを行なうだ
けで、適正強度と良好な延性な有するＣｒ−Ｍｏ鋼継目
無鋼管が製造できるＣｒＭｏ＊継目無鋼管の製造方法を
提供することを目的としている。
加熱して焼ならしを行なうことなく焼もどしを行なうだ
けで、適正強度と良好な延性な有するＣｒ−Ｍｏ鋼継目
無鋼管が製造できるＣｒＭｏ＊継目無鋼管の製造方法を
提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］
この発明に傷るＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法は、
圧延可能な温度に加熱されたＣｒ−Ｍ。
圧延可能な温度に加熱されたＣｒ−Ｍ。
鋼ビレットを穿孔機で穿孔した後、マンドレルミルで圧
延して素管とし、この素管を再熱炉で再加熱してストレ
ッチレデューサ−で所定寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ＃ｌ
継目無鋼管の製造方法において、前記再熱炉装入前に前
記素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温を制
御して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オーステ
ナイト結晶粒を成長させないように該素管を再加熱する
Ｃｒ−Ｍｏ＊継目無鋼管の製造方法である。
延して素管とし、この素管を再熱炉で再加熱してストレ
ッチレデューサ−で所定寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ＃ｌ
継目無鋼管の製造方法において、前記再熱炉装入前に前
記素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温を制
御して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オーステ
ナイト結晶粒を成長させないように該素管を再加熱する
Ｃｒ−Ｍｏ＊継目無鋼管の製造方法である。
またこの発明に係るＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法
の実施態様としてのＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法
は、再加熱する前記素管の温度がＡＣ３変態点直上にな
るように再熱炉の炉温を制御して該素管を再加熱し、析
出炭化物の再固溶を抑えるとともにオーステナイト結晶
粒を成長させないままストレッチレデューサ−で所定の
寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法であ
る。
の実施態様としてのＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法
は、再加熱する前記素管の温度がＡＣ３変態点直上にな
るように再熱炉の炉温を制御して該素管を再加熱し、析
出炭化物の再固溶を抑えるとともにオーステナイト結晶
粒を成長させないままストレッチレデューサ−で所定の
寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法であ
る。
［作用］
この発明に係るＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法は、
圧延可能な温度に加熱されたＣｒ−Ｍ。
圧延可能な温度に加熱されたＣｒ−Ｍ。
鋼ビレットを穿孔機で穿孔した後、マンドレルミルで圧
延して素管とし、この素管を再熱炉で再加熱してストレ
ッチレデューサ−で所定寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ鋼継
目無鋼管の製造方法において、前記再熱炉装入前に前記
素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温を制御
して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オーステナ
イト結晶粒を成長させないように該素管を再加熱するよ
うにしている。このようにしたのは次の理由によるもの
である。すなわち、一連の継目無鋼管圧延工程の中て鋼
管の温度を下げることなく、高温の状態を維持したまま
ストレッチレデューサーで所定寸法に仕上げると、圧延
された継目無鋼管は結晶粒が粗大となり、強度か高すぎ
て焼もとじを行なうだけでは適正な強度に強度を低下さ
せてやることかできす、延性に乏しく実用性に欠ける。
延して素管とし、この素管を再熱炉で再加熱してストレ
ッチレデューサ−で所定寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ鋼継
目無鋼管の製造方法において、前記再熱炉装入前に前記
素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温を制御
して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オーステナ
イト結晶粒を成長させないように該素管を再加熱するよ
うにしている。このようにしたのは次の理由によるもの
である。すなわち、一連の継目無鋼管圧延工程の中て鋼
管の温度を下げることなく、高温の状態を維持したまま
ストレッチレデューサーで所定寸法に仕上げると、圧延
された継目無鋼管は結晶粒が粗大となり、強度か高すぎ
て焼もとじを行なうだけでは適正な強度に強度を低下さ
せてやることかできす、延性に乏しく実用性に欠ける。
そこで、マンドレルミルで素管に圧延した後再加熱する
前に、素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温
を制御して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オー
ステナイト結晶粒を成長させないように素管を再加熱す
るようにしたのである。
前に、素管を変態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温
を制御して析出炭化物の固溶量を抑えるとともに、オー
ステナイト結晶粒を成長させないように素管を再加熱す
るようにしたのである。
そして、このような処理により、焼もどしのみで所定の
強度および延性が得られるのである。
強度および延性が得られるのである。
また、この発明に俤るＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方
法の実施態様としてのＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方
法は、再加熱する前記素管の温度がＡＣ３変態点直上に
なるように再熱炉の炉温を制御して該素管を再加熱し、
析出炭化物の再固溶を抑えるとともにオーステナイト結
晶粒を成長させないままストレッチレデューサ−で所定
の寸法に仕上げるようにしている。このようにしたのは
、結晶粒の制御がもっとも適正に行なえるからである。
法の実施態様としてのＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方
法は、再加熱する前記素管の温度がＡＣ３変態点直上に
なるように再熱炉の炉温を制御して該素管を再加熱し、
析出炭化物の再固溶を抑えるとともにオーステナイト結
晶粒を成長させないままストレッチレデューサ−で所定
の寸法に仕上げるようにしている。このようにしたのは
、結晶粒の制御がもっとも適正に行なえるからである。
［実施例］
本発明の実施例を第１表および第２表に基づき説明する
。第１表は本発明を適用した２種類のＣｒ−Ｍｏ＠継目
無鋼管の化学成分（重量％）を示す。
。第１表は本発明を適用した２種類のＣｒ−Ｍｏ＠継目
無鋼管の化学成分（重量％）を示す。
第 １ 表
たが、装入時の素管の温度は従来どおり８００℃のもの
と、空気により冷却して３００°Ｃにしたもの（本発明
法）の２水準を採用した。再熱炉での加熱温度は９５０
’Ｃとし、最終的にストレッチレデューサ−で外径１
１４．３叩、肉厚６．５＋ｕ＋の鋼管に仕上げた。そし
て、鋼種Ａおよび鋼種Ｂとも７８０℃で３０分の焼戻し
を行なった後、引張試験用の試験片を採取し、引張試験
を行なった。
と、空気により冷却して３００°Ｃにしたもの（本発明
法）の２水準を採用した。再熱炉での加熱温度は９５０
’Ｃとし、最終的にストレッチレデューサ−で外径１
１４．３叩、肉厚６．５＋ｕ＋の鋼管に仕上げた。そし
て、鋼種Ａおよび鋼種Ｂとも７８０℃で３０分の焼戻し
を行なった後、引張試験用の試験片を採取し、引張試験
を行なった。
その結果を第２表に示す。
第２表
Ａは５％Ｃｒ−０，５％ＭＯ鋼、Ｂは９％Ｃｒ−１％Ｍ
Ｏ＃！であり、それぞれの丸ビレツトを加熱炉で１２５
０℃に加熱した後、穿孔機で穿孔しマンドレルミルで圧
延し、９００℃の温度で素管として取り出した。
Ｏ＃！であり、それぞれの丸ビレツトを加熱炉で１２５
０℃に加熱した後、穿孔機で穿孔しマンドレルミルで圧
延し、９００℃の温度で素管として取り出した。
そして、この素管を再熱炉に装入して再加熱し本発明法
で製造したものは、鋼種Ａおよび鋼種Ｂとも従来のもの
と比較して、焼戻しのみで引張強さ、耐力とも十分に下
がり、伸びが著しく向上しており、実用的な延性を有し
ていることが分かる。
で製造したものは、鋼種Ａおよび鋼種Ｂとも従来のもの
と比較して、焼戻しのみで引張強さ、耐力とも十分に下
がり、伸びが著しく向上しており、実用的な延性を有し
ていることが分かる。
［発明の効果］
本発明により、再加熱して焼ならしを行なうことなく焼
戻しをするだけで、適正強度と良好な延性を有するＣｒ
−Ｍｏ鋼継目無鋼管を得ることができる。また焼ならし
が不要であるため、高温熱処理炉が不要であるとともに
、焼ならしによる酸化スケールの発生がなく、酸洗、シ
ョット等の工程が不要となる等により生産性、経済性の
大幅な向上が図れる。
戻しをするだけで、適正強度と良好な延性を有するＣｒ
−Ｍｏ鋼継目無鋼管を得ることができる。また焼ならし
が不要であるため、高温熱処理炉が不要であるとともに
、焼ならしによる酸化スケールの発生がなく、酸洗、シ
ョット等の工程が不要となる等により生産性、経済性の
大幅な向上が図れる。
Claims (2)
- （１）圧延可能な温度に加熱されたＣｒ−Ｍｏ鋼ビレッ
トを穿孔機で穿孔した後、マンドレルミルで圧延して素
管とし、この素管を再熱炉で再加熱してストレッチレデ
ューサーで所定寸法に仕上げるＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管
の製造方法において、前記再熱炉装入前に前記素管を変
態温度以下に冷却し、更に再熱炉の炉温を制御して析出
炭化物の固溶量を抑えるとともに、オーステナイト結晶
粒を成長させないように該素管を再加熱することを特徴
とするＣｒ−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法。 - （２）再加熱する前記素管の温度がＡ＿Ｃ＿３変態点直
上になるように再熱炉の炉温を制御して該素管を再加熱
し、析出炭化物の再固溶を抑えるとともにオーステナイ
ト結晶粒を成長させないままストレッチレデューサーで
所定の寸法に仕上げることを特徴とする請求項１のＣｒ
−Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808490A JPH046218A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Ｃｒ―Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808490A JPH046218A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Ｃｒ―Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046218A true JPH046218A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14475471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10808490A Pending JPH046218A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Ｃｒ―Ｍｏ鋼継目無鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046218A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09263830A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合金鋼鋼管の製造方法 |
| JP2016169409A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | マルテンサイト系高Ｃｒ鋼の継目無鋼管の製造方法 |
| CN105964721A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 金堆城钼业股份有限公司 | 一种钼及钼合金管材的制备方法 |
| EP4169634A4 (en) * | 2020-08-19 | 2024-04-17 | JFE Steel Corporation | SEAMLESS STEEL PIPE AND METHOD FOR MANUFACTURING SAME |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10808490A patent/JPH046218A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09263830A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 合金鋼鋼管の製造方法 |
| JP2016169409A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | マルテンサイト系高Ｃｒ鋼の継目無鋼管の製造方法 |
| CN105964721A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-28 | 金堆城钼业股份有限公司 | 一种钼及钼合金管材的制备方法 |
| EP4169634A4 (en) * | 2020-08-19 | 2024-04-17 | JFE Steel Corporation | SEAMLESS STEEL PIPE AND METHOD FOR MANUFACTURING SAME |
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