JPH046096B2 - - Google Patents

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JPH046096B2
JPH046096B2 JP12566986A JP12566986A JPH046096B2 JP H046096 B2 JPH046096 B2 JP H046096B2 JP 12566986 A JP12566986 A JP 12566986A JP 12566986 A JP12566986 A JP 12566986A JP H046096 B2 JPH046096 B2 JP H046096B2
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JP
Japan
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cap
case body
welding
case
view
Prior art date
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Expired
Application number
JP12566986A
Other languages
English (en)
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JPS62283646A (ja
Inventor
Yoshinori Kinoshita
Takayuki Nakayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12566986A priority Critical patent/JPS62283646A/ja
Publication of JPS62283646A publication Critical patent/JPS62283646A/ja
Publication of JPH046096B2 publication Critical patent/JPH046096B2/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 平坦な1片の薄板の周辺を1段薄く加工するこ
とによりケース本体の内寸にはめ合すことがで
き、内寸の近くは断面でR(アール)をもたせた
形状の平板型キヤツプを提供する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はケース本体封着用キヤツプに関するも
ので、さらに詳しく言えば、フラツトな1片の薄
板の周辺を1段薄く加工することによりケース本
体の内寸にはめ合すことができ、内寸の近くは断
面でRをもたせた形状のフラツト型キヤツプに関
するものである。
〔従来の技術〕
第9図の平面図と第10図の側断面図に示され
る半導体ケース11は知られたものであり、それ
は例えば半導体光学素子を収納するもので、ケー
ス本体12、リード13、信号線用ケース14お
よび取付板15からなり、この取付板15を介し
て装着される構成となつている。
ケース本体内に図示しない半導体光学素子が取
り付けられた後に、第10図に点線で模式的に示
すキヤツプ21を封着し、ケース本体内を気密に
保つ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来キヤツプとして、 フラツトな単なる1枚板の場合、 フラツトな単なる2枚版をはり合せた場合、 とがあり、電気溶接によつてキヤツプをケース本
体に封着するのであるが、いずれもケース本体と
の組合せ面が面で接触していたために、ケース本
体とキヤツプの溶接に大電力を必要としていた。
それに代えてガストーチで溶接することが試みら
れたが、そのときケース本体が400℃程度に加熱
され内部の半導体光学素子に好ましくない影響を
与える。
さらには、前記した2枚板のはり合せは加工が
難しい問題もある。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもの
で、ケース本体とキヤツプの接触抵抗を大きくし
集中電流が流れ溶接時ケースの温度上昇をできる
だけ小にし、ケース本体とキヤツプの位置ずれを
皆無にし、溶接の安定化、気密性の向上に適した
キヤツプを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明実施例の断面図、第2図は第1
図のキヤツプの底面図である。
本発明においては、ケース本体12の外寸より
幾分小なる外寸からなる平坦な一枚の板でキヤツ
プ21を作るのであり、キヤツプ21の周辺をケ
ース本体12の内寸より幾分小なる形状になるま
で、ケース本体12の内寸の近くでキヤツプの板
厚程度のR(アール)をもつた形状となるよう加
工したものである。
〔作 用〕
ケース本体の内寸に組み合せられるようキヤツ
プに段差を設け、溶接する部分をできるだけ薄く
加工する。さらに、段差を設ける部分にRをもた
せ、溶接時の加圧により、ケース本体の内寸角と
R部分が接触し周辺の薄く加工した部分に曲げが
生じ、キヤツプ周辺のエツジがケース本体の溶接
面に接触する形状が得られ、それによつて本発明
の前記した目的が達成されるのである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
本発明の第1実施例であるキヤツプ21は第1
図にケース本体12と共に、またキヤツプ21の
底面図は第2図に示される。
キヤツプ21は第1図の断面図に示される如く
段差部22をもつように形成され、この段差部の
Rが0.5〜0.8になるよう設計した。
第1図は溶接前の状態を示す。ケース本体12
の外寸とキヤツプ21の第1図に見て上表面の外
寸をそれぞれ第1図に示される如くS1,C1とす
ると、S1≧C1になるように設計しケース本体と
キヤツプとの間には、d1=0〜0.2mm程度のギヤ
ツプがある。また、ケース本体12の内寸とキヤ
ツプ21の第1図に見て下方平坦部の寸法をそれ
ぞれ第1図に示される如く、S2,C2とするとS2
>C2となる如くに設計し、d2=0.2mm〜0.5mmのギ
ヤツプを作る。
キヤツプ21のRは前記した如くに設計したか
ら、キヤツプの段差部22はケース本体12の内
側16の周辺に沿つて当接し、溶接部23のとこ
ろにd3=0.1mm〜0.2mmのギヤツプが作られる。ケ
ース本体12に相対的なキヤツプ21の位置ぎめ
において、キヤツプの周辺には段差部22が形成
されているので、位置ずれのおそれは皆無とな
り、溶接が安定してなされ、かつ封着後において
気密性が向上されるのである。
かかる状態にケース本体12とキヤツプ21を
配置して溶接を行うのであるが、第3図を参照す
ると、溶接のために電極31で図にPで示す圧力
をキヤツプの段差部22に加え、この加圧時にケ
ース本体12とキヤツプ21の溶接部は第3図に
示すように、キヤツプ21の辺が少し曲り、キヤ
ツプの溶接部23の先端部分がケース本体12の
上表面と点接触し、そこに溶接電流が集中する。
電極31とキヤツプ21の曲つた部分24とは
接触面積が大になつて、抵抗溶接における電極と
被接触物との間に抵抗は小になり、曲つた部分2
4に火花が発生することが防止され、酸化が少な
くなり、安定した溶接が実現される。
上記した如くに溶接した結果は第4図と第5図
の断面図に示される。第4図はケース本体とキヤ
ツプにAu−Niメツキを施した場合を示すが、ケ
ース本体とキヤツプの素材(FeおよびFe系合金)
の直接溶接接合がなくても、溶接条件を小にし
て、すなわち溶接電流を小にしてAu−Niろう付
けの状態で溶接することができる。なお第4図で
符号25を付した部分は約900℃の温度で形成さ
れたAu−Niの共晶を示す。この方法によると、
ケース本体とキヤツプの温度上昇が少なく、内部
に収納された半導体光学素子に与える悪影響を小
に抑えることができる。第5図には、ケース本体
をキヤツプの素材が直接溶接する状態を示すが、
熱影響が問題にならないときはこの方法によるか
またはNiだけのメツキ処理をしてもよい。なお
第5図において、溶接部は符号26を付して示
す。
第6図はキヤツプに凸部27を設けた本発明第
2実施例を示す。この例ではAu−Niメツキをし
なくてもよく、さらに凸部27が前記した点接触
を確実に実現する利点がある。
第7図はAu−Niメツキしたキヤツプの断面図
で、図中、28はニツケル(Ni)メツキ、29
は金(Au)メツキを示す。
第8図は本発明にかかるキヤツプの製造方法を
示す工程図である。先ず、同図aに示す素材
(FeおよびFe系合金)21aの平板を用意する。
なお、第8図にはキヤツプの段差部となる部分の
みを示す。
次いで、上下全面にレジスト41を塗布し、段
差部を形成する部分のみレジストを除くよう同図
bに示す如くレジストをパターニングし、次いで
素材21aをエツチングすると、エツチングは横
方向にも進行して図に示す如くにエツチングされ
る。ここでレジスト41を除去する。
次いで、同図eに示す如く新たにレジスト42
を全面に塗布し、図示の如くパターニングして素
材21aをエツチングすると、同図dに示される
如く素材21aは分離されてキヤツプ21が作ら
れる。図にはキヤツプの段差部しか示されない
が、図の右の段差部の右の部分に図の左に示す段
差部が形成されるのであり、一枚の素材21aか
ら所定の数のキヤツプ21が作られるのである。
続いて所定のAu−Niメツキ処理を施すと、Au
−Niメツキされたキヤツプが得られる。
〔発明の効果〕 以上述べてきたように本発明によれば、溶接時
の温度を低くし、ケース本体とキヤツプとの位置
ずれがなく、溶接が安定になされ、気密性に優れ
たケース本体封着用キヤツプが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例断面図、第2図は第1図
のキヤツプの底面図、第3図は本発明実施例の溶
接前の断面図、第4図と第5図は本発明実施例の
溶接後の断面図、第6図は本発明の第2の実施例
の断面図、第7図はメツキした本発明のキヤツプ
の断面図、第8図は本発明のキヤツプの製造工程
の断面図、第9図はケース本体平面図、第10図
はケース本体断面図である。 第1図ないし第10図において、11は半導体
ケース、12はケース本体、13はリード、14
は信号線用ケース、15は取付板、16はケース
本体内側、21はキヤツプ、22は段差部、23
は溶接部、24は曲つた部分、25はAu−Ni共
晶、26は溶接部、27は凸部、28はNiメツ
キ、29はAuメツキ、31は電極、41と42
はレジストである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体ケース11を封着するためのキヤツプ
    21であつて、 キヤツプ21は半導体ケース11のケース本体
    12の外寸よりは大でない輪郭の平板からなり、 キヤツプ21の周辺にはケース本体12の内寸
    より小なる形状に段差部22が形成され、 該段差部22は曲率Rをもつて周辺に向け薄く
    なる形状であることを特徴とするケース本体封着
    用キヤツプ。
JP12566986A 1986-06-02 1986-06-02 ケ−ス本体封着用キャップ Granted JPS62283646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12566986A JPS62283646A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 ケ−ス本体封着用キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12566986A JPS62283646A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 ケ−ス本体封着用キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62283646A JPS62283646A (ja) 1987-12-09
JPH046096B2 true JPH046096B2 (ja) 1992-02-04

Family

ID=14915723

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12566986A Granted JPS62283646A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 ケ−ス本体封着用キャップ

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JPS62283646A (ja) 1987-12-09

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