JPH0460914A - テープエッジ検出方法 - Google Patents

テープエッジ検出方法

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JPH0460914A
JPH0460914A JP16741590A JP16741590A JPH0460914A JP H0460914 A JPH0460914 A JP H0460914A JP 16741590 A JP16741590 A JP 16741590A JP 16741590 A JP16741590 A JP 16741590A JP H0460914 A JPH0460914 A JP H0460914A
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JP
Japan
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tape
magnetic tape
magnetic
edge
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16741590A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ono
均 小野
Hideo Usuki
臼杵 英男
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Publication of JPH0460914A publication Critical patent/JPH0460914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置におけるテープエツジ検出方
法に関する。
〔従来の技術〕
コンピータのデータバックアップ用テープレコーダ等の
磁気記録再生装置では磁気テープの幅方向のエツジを検
出してこのエツジを基準として磁気テープ上のトラック
の位置を決めている。磁気テープの幅方向のエツジを検
出するテープエツジ検出方法は、米国特許第4,476
.503号明細書に記載されている方法がある。この方
法では第14図に示すように書き込み用ギャップ1及び
読み取り用ギャップ2が磁気テープ3の走行方向と平行
に配列されている磁気ヘット4が用いられてこの磁気ヘ
ッド4にはねじ5が螺入され、ステッピングモータ6が
ねじ5を回転させることにより磁気ヘッド4を磁気テー
プ3の幅方向に移動させるようになっている。磁気テー
プ3はBOT(BCgin Of Tape)。
EOT(End  Of  Tape)、EI#(Ea
rly  llarning)1.P(Load  P
o1nt)の番孔が走行方向の両端部に設けられている
磁気テープが用いられ、トラックが磁気テープのエツジ
を基準として位置決めされてそのトラツりにリファレン
ス信号やデータが磁気ヘッドにより書き込まれる。磁気
テープの幅方向のエツジを検出する際には第15図に示
すように磁気テープ3を走行させてステッピングモータ
6により磁気ヘッド4を書き込み用ギャップ1及び読み
取り用ギャップ2が磁気テープ3から全く外れないよう
な位置より磁気テープ3の幅方向へ移動させながら、磁
気テープ3に磁気ヘラ1り4の書き込み用ギャップ1を
有する書き込み部により一定周波数で一定振幅のテープ
エツジ検出用信号を書き込んでその書き込み信号7を磁
気ヘッド4の読み取り用ギャップ2を有する読み取り部
により読み取り、その読み取り信号のレベルが1/2に
低下したことを検出することによって磁気ヘッド4が磁
気テープ3の幅方向のエツジに達したことを検出する。
この場合、エツジ検出用信号の書き込み及び読み取りは
磁気テープ3上の孔がある端部を避けて孔が無い部分に
対して行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記テープエツジ検出方法では磁気テープ3を走行させ
て磁気ヘット4を書き込み用ギャップ1及び読み取り用
ギャップ2が磁気テープ3から全く外れないような位置
より磁気テープ3の幅方向へ移動させながら、磁気テー
プ3に磁気ヘッド4の書き込み部によりテープエツジ検
出用信号を書き込んでその書き込み信号7を磁気ヘッド
4の読み取り部により読み取り、その読み取り信号のレ
ベルが1/2に低下したことを検出するので、磁気テー
プ3をかなり走行させなければ磁気テープ3のエツジを
検出することができず、磁気テープ3上のリファレンス
信号やデータが書き込まれるデータエリアにエツジ検出
用信号の書き込みを行わなければならない。このため、
磁気テープ3が何も書き込まれていない無記録の磁気テ
ープでなければ磁気テープのエツジを検出することがで
きず、オーバーライド時(データの書き直し時)やデー
タの継ぎ足し書き込み時には磁気テープのエツジを検出
することができなくてトラック位置を正確に決めること
ができない。
本発明は上記欠点を改善し、磁気テープが無配録の磁気
テープでなくてもそのエツジを検出することができるテ
ープエツジ検出方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は磁気テープを走行さ
せてこの磁気テープに磁気ヘッドで信号の記録、再生を
行う磁気記録再生装置におけるテープエツジ検出方法に
おいて、前記磁気ヘッドのギャップが磁気テープのエツ
ジと交叉する位置を予め記憶しておき、この位置に前記
磁気ヘッドを移動させてテープエツジ検出用信号を記録
再生することにより前記位置でのテープエツジ検出用信
号に対する再生信号を求め、この再生信号と、前記磁気
ヘッドのギャップが全て磁気テープと接した状態でのテ
ープエツジ検出用信号に対する再生信号との比を検出し
てこの比から磁気テープのエツジを検出する。
〔実施例〕
第2図は本発明を応用したデータバックアップ用テープ
レコーダの一例の回路構成を示す。
このデータバックアップ用テープレコーダは磁気テープ
に磁気ヘッドでデータの書き込み、読み取りを26トラ
ツクという高密度で行うものである。
磁気ヘッドは前述した書き込み用ギャップ1及び読み取
り用ギャップ2が磁気テープの走行方向と平行に配列さ
れている磁気ヘッド4が用いられ、通常は磁気ヘッド4
における読み取り用ギャップ2を有する読み取り部15
からの読み取り信号がスイッチ回路51を介して増幅器
】6により増幅されて包絡線回路17により包絡線が検
出され、マイクロコンピュータ(CP U)18のアナ
ログ/ディジタル(A/D)変換部19に入力されてA
/D変換される。
またホールセンサー回路20は磁気テープの穴を検出し
てその検出信号をCPU18に入力し、トラック指定回
路21はオペレータにより指定されたトラックを示すト
ラック信号をCPU18に入力する。
ライト回路22はCPU18からの制御信号に応じて書
き込み用ギャップ1を有する書き込み部23を選択的に
駆動する。ステッパ24は磁気ヘッド4を磁気テープ走
行方向と直角な方向(磁気テープの幅方向)に移動させ
るものであり、駆動回路25はCPU1.8からの制御
信号に応じてステッパ24を駆動する。モータ26は駆
動回路27により駆動されて磁気テープを走行させ、駆
動回路27はCPU18がらの制御信号に応じてモータ
26を駆動する。この駆動回路27はモータ26の回転
を検出するタコジェネレータを有し、このタコジェネレ
ータからのパルスをCPU18に出力する。モー1〜設
定回路48はオペレータにより設定されたモードを示す
信号をCPU18に入力し、E2FROMからなる不揮
発性メモリ49はCPU18によりデータが読み書きさ
れる。また、磁気テープ装着検出回路50はこのテープ
レコーダに磁気テープのカートリッジがセットされたこ
とを検出して検出信号をCPU18に出力し、スイッチ
回路51はCPU18からの制御信号により読み取り部
15と書き込み部23とを選択的に増幅器16に接続す
る。
さらに、このデータバックアップ用テープレコーダは第
4図に示すようなりOT、EOT、Eす、LPの各マー
ク28〜31を有する磁気テープ32が用いられ、また
他の磁気テープも使用可能である。マーク28〜31は
磁気テープ32に開けられた孔からなっていてホールセ
ンサー回路20により検出され、磁気テープ32におい
て走行方向と直角な上下方向に2分された上側部分及び
下側部分の各中央部に磁気テープ32の走行方向と平行
に配列されている。EId30.LP01は磁気テープ
32における上側部分の中央部であってn0T28.E
OT29より一定の距離だけ内側に設けられる。第3図
に示すようにBOT28は磁気テープ32の先端部にお
ける」二側部分及び下側部分の各中央部に3つづつのマ
ーク281〜283,284〜286として設けられ、
EOT29は磁気テープ32の後端部における下側部分
の中央部に3つのマーク291〜293として設けられ
る。この磁気テープ32は第5図に示すようにカートリ
ッジ52の内部にセットされ、このカートリッジ52が
テープレコーダにセットされる。カートリッジ52のセ
ット時には磁気テープ32はキャプスタン53及びピン
チローラ54の間に通され、キャプスタン53がモータ
26で回転されることによって走行する。この磁気テー
プ32はガイドローラ55,56によりガイドされ、磁
気ヘッド4に当接して信号の記録再生が磁気ヘッド4に
より行われる。
CPU]8はスイッチ回路51を通常は読み取り部15
が増幅器16に接続されるように制御する。そして、C
PU18はデータ書き込み動作時には駆動回路27にモ
ータ26を駆動させることによって磁気テープ32を右
方向へ走行させ、ライト回路22を介して磁気ヘッド4
の書き込み用ギャップ1を有する書き込み部を動作させ
て磁気テープ32における上側部分の中央にBOT28
より内側からリファレンス信号領域33に特定周波数f
。のりファレンス信号を書き込ませた後にデータ領域t
oにデータを書き込ませる。次にCPU18は磁気テー
プ32を左方向へ走行させて磁気ヘッド4の書き込み部
を動作させて磁気テープ32の下側部分における中央の
BOT29より内側のリファレンス信号領域34に特定
周波数f。のりファレンス信号を書き込ませた後にデー
タ領域t1にデータを書き込ませる。次にCPU18は
磁気テープ32を右方向へ走行させて磁気ヘッド4の書
き込み部に磁気テープ32の上側部分におけるBOT2
8より内側のリファレンス信号領域35に特定周波数f
□のリファレンス信号を書き込ませた後にデータ領域t
2にデータを書き込ませ、磁気テープ32を左方向へ走
行させて磁気ヘッド4の書き込み部を動作させて磁気テ
ープ32の下側部分におけるBOT29より内側のリフ
ァレンス信号領域36に特定周波数f.のりファレンス
信号を書き込ませた後にデータ領域t3にデータを書き
込ませる。
以下同様にCPU18は磁気テープ32を右方向と。
左方向へ交互に走行させながら磁気ヘッド4により磁気
テープ32の下側部分と上側部分とにおけるリファレン
ス信号領域37.3g,・・・44及びデータ領域t4
,t5,・・・tllに特定周波数f□のリファレンス
信号及びデータを書き込ませ、さらに磁気テープ32を
右方向と,左方向へ交互に走行させながら磁気ヘッド4
により磁気テープ32の上側部分と下側部分との各デー
タ領域t12,t13,・・・t24にデータを書き込
ませ、最後に磁気テープ32を右方向へ走行させてリフ
ァレンス信号領域45及びデータ領域t25に特定周波
数f□のリファレンス信号及びデータを書き込ませる。
また、CPU18はデータ読み取り動作時には駆動回路
25にステッパ24を駆動させることによって磁気ヘッ
ド4を磁気テープ32の走行方向と直角な方向に移動さ
せて読み出すべきデータが書き込まれているトラックを
シークし、このトラックのデータ領域から磁気ヘッド4
における読み取り用ギャップ2を有する読み取り部にデ
ータを読み取らせてその読み取り信号を増幅器16゜包
絡線回路17を介して取り込み、A/D変換部19でA
/D変換して処理する。この場合CPU1.8は読み取
るべきデータが書き込まれているトラックが磁気テープ
32の下側部分にあれば磁気テープ32を右方向へ走行
させて磁気ヘッド4の読み取り部によりデータの読み取
りを行い、読み出すべきデータが書き込まれているトラ
ックが磁気テープ32の」二側部分にあれば磁気テープ
32を左方向へ走行させて磁気ヘッド4の読み取り部に
データの読み取りを行わせる。尚、この場合磁気ヘッド
4は図示しない反転機構により上側部分では第14図に
対し180°転回し、ギャップ1,2を左右逆に位置さ
せる。
第6図及び第7図はCPU18のテープエツジ検出を行
うための処理フローを示す。
テープレコーダの製造時(ユーザに渡される以前)には
オペレータによりモード指定回路48でE2PROMラ
イ1〜モードが指定され、CPU]、8はモード指定回
路48からの信号によりE2PROMライ1−モーI〜
で第6図に示すような処理を行う。即ち、CPU]8は
磁気テープ装着検出回路50からの検出信号によりテー
プレコーダに磁気テープ32のカートリッジ52がセッ
トされたことを検出すると、駆動回路27にモータ26
を駆動させて磁気テープ32を全部巻戻すと共にスイッ
チ回路51を読み取り部15側へ切換え、駆動回路25
を介してステッパ24を駆動し、0トラツクに対応する
と想定される位置に磁気ヘッド4を移動させた後に、駆
動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32を
走行させる。
このとき、磁気ヘッド4の書き込み用ギャップ1及び読
み取り用ギャップ2の全てが磁気テープ32と接してい
る。CPU18はホールセンサー回路20の出力信号か
ら磁気ヘッド4が磁気テープ32上のBOT285.2
8.の間の部分を通過する期間を検出してこの期間にテ
ープエツジ検出用信号、例えば一定周波数、一定振幅の
パルス信号をライト回路22を介して磁気ヘッド4の書
き込み部に出力することにより磁気テープ32に書き込
ませる。次に、CPU18は駆動回路27にモータ26
を駆動させて磁気テープ32をBOT28.の直後まで
巻戻した後に、スイッチ回路51を読み取り部23、即
ちギャップ1が増幅器16に接続されるように切換え、
駆動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32
を再び走行させて磁気ヘッド4が磁気テープ32上のB
OT28. 、286の間の部分を通過する期間に、磁
気テープ32に記録されているテープエツジ検出用信号
を磁気ヘッド4の書き込み部23、即ちギャップ1で読
み取らせる。この書き込み部23からの読み取り信号は
スイッチ回路51を介して増幅器16により増幅されて
包絡線回路17により包絡線が検出され、(j)Ulg
のA/D変換部19によりA/D変換されてCPU]8
により平均化されてE2FROM49に書き込まれる。
この場合、テープエツジ検出用信号はCPU18で平均
化されることにより、ドロップアウトに影響されなくな
る。
また、CPU1.8はテープレコーダがユーザに渡され
た後には第7図に示すような処理を行って磁気テープ3
2のエツジを検出する。すなわち、CPU18は磁気テ
ープ装着検出回路50からの検出信号によりテープレコ
ーダに磁気テープ32のカートリッジ52が装着された
ことを検出すると、駆動回路27にモータ26を駆動さ
せて磁気テープ32を全部巻戻すと共にスイッチ回路5
1を読み取り部15側へ切換え、メモリに予め記憶され
ている磁気テープ32の下側エツジの位置の情報により
駆動回路25を介してステッパ24を駆動し磁気ヘッド
4を磁気テープ32の下側エツジがギャップ1と交叉す
ると想定される位置に移動させた後に、駆動回路27に
モータ26を駆動させて磁気テープ32を走行させる。
CPU18はテープ位置カウンタの値から磁気ヘッド4
が磁気テープ32上のBOT28. 、28.の間の部
分を通過する期間を検出してこの期間に上述したテープ
エツジ検出用信号をライト回路22を介して磁気ヘッド
4の書き込み部に出力することにより磁気テープ32に
書き込ませる。ここで、磁気テープ3zは消去用磁気ヘ
ッドで以前に書き込まれたテープエツジ検出用信号が消
去された後に、新たにテープエツジ検出用信号が上述の
ように書き込まれる1、次に、CPU18は駆動回路2
7にモータ26を駆動させて磁気テープ32をBOT2
85の直後まで巻戻した後に、スイッチ回路51を読み
取り部23が増幅器16に接続されるように切換え、駆
動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32を
再び走行させて磁気ヘッド4が磁気テープ32上のBO
T28. 、286の間の部分を通過する期間に、磁気
テープ32に記録されているテープエツジ検出用信号を
磁気ヘッドIIの書き込み部23で読み取らせる。この
書き込み部23からの読み取り信号はスイッチ回路51
を介して増幅器16により増幅されて包絡線回路17に
より包絡線が検出され、CP U18のA/D変換部1
9によりA/D変換される。CPU18はそのA/D変
換されたテープエツジ検出用信号を平均化し、このテー
プエツジ検出用信号の平均値と、E2FROM49にテ
ープレコーダの製造時に書き込んだテープエツジ検出用
信号の平均値との比を算出する。この2つのテープエツ
ジ検出用信号の平均値は磁気ヘッド4の書き込み用ギャ
ップ]が全て磁気テープ32と接した状態でのテープエ
ツジ検出用信号の平均値と、磁気ヘッド4の書き込み用
ギャップ1が磁気テープ32のエツジと接した状態での
テープエツジ検出用信号の平均値とであるから、前者と
後者の比が2:1であれば想定位置でギャップ1の中心
位置(上下方向の)が磁気テープ32のエツジと一致し
ていることとなるのであるが、この一致の可能性は殆ど
無く、これらの比から実際の磁気テープ32の幅方向の
エツジの位置が分かり、つまりメモリに予め記憶されて
いる磁気テープ32の下側エツジと想定した位置の情報
がどの位の誤差を持つかが分かる。そこで、CPU18
は上記比から実際の磁気テープ32の幅方向のエツジの
位置を検出する。これを1例で述べると、E2PROM
49に書き込んだ平均値が100であり、第7図にて検
出した平均値が40であったとする。この場合、両者の
比は0.4であり、ギャップ1の中心が磁気テープ32
のエツジよりもギャップ幅の10%下にずれていること
になる。そこで、ギャップ幅が150μとすると、磁気
ヘッド4を15μ上昇させればギャップの中心と磁気テ
ープ32のエツジが一致するので、この15μメモリに
記憶した位置を修正してやればよい。そして、CPU1
.8はこの磁気テープ32の幅方向のエツジの位置をメ
モリに記憶し、この位置を基準として磁気テープ上の1
〜ラツクの位置を決める。ここに、磁気テープ32は第
5図(b)に示すように磁気テープ32の幅方向のエツ
ジとカートリッジ52の内側下面との距離dは1.14
mm±50μ位であるので、磁気テープ32のエツジ検
出精度も十分に高くなる。
上述のテープレコーダでは製造時にCPU18が第6図
の処理を行ったが、本発明を応用したデータバックアッ
プ用テープレコーダの他の例では上記テープレコーダに
おいて、CP U18が第8図に示すようにカートリッ
ジ52のセット時に第6図の処理を第7図の処理に先立
って行うようにしている。
第9図は本発明を昆;用したデータバックアップ用テー
プレコーダの他の例の回路構成を示す。
この例では上述の例において、磁気ヘッド4の代りに第
10図に示すような磁気ヘッド11が用いられる。この
磁気ヘット11は消去用ギャップ12を有するコアに巻
線を巻いた消去部と、書き込み用ギャップ13a、13
bを有する各コアに巻線をそれぞれ巻いた2つの書き込
み部と、読み取り用ギャップ14a、14bを有する各
コアに巻線をそれぞれ巻いた2つの読み取り部とが一体
的に設けられている。磁気テープの順走行方向に配列さ
れている書き込み用ギャップ]3aを有する書き込み部
及び読み取り用ギャップ14aを有する読み取り部は1
チャンネル分の書き込み部及び読み取り部を構成し、磁
気テープの逆走行方向に配列されている書き込み用ギャ
ップ13bを有する書き込み部及び読み取り用ギャップ
14bを有する読み取り部が他の1チャンネル分の書き
込み部及び読み取り部を構成していてこれらの2チャン
ネル分の書き込み部及び読み取り部が磁気テープの走行
方向と直角な方向に所定のピッチをおいて配置されてい
る。書き込み用ギャップ]3a、13bの幅は150μ
川であり、書き込み用ギャップ13a、]、3bの中心
間の距離は約3cmである。スイッチ回路51′はCP
U1gからの制御信号に応じて磁気ヘッド11における
読み取り用ギャップ14a、14bを有する読み取り部
15′と、書き込み用ギャップ13a、13bを有する
書き込み部23′とを選択的に増幅器16に接続し、ラ
イト回路22はCPU]、8からの制御信号に応じて磁
気ヘッド11の消去用ギャップ12を有する消去部、書
き込み用ギャップ13a。
13bを有する書き込み部23′を選択的に駆動する。
CPU]、8は磁気テープ32上の読み取り又は書き込
みを行うトラックが磁気テープ32の下側部分にあれば
磁気テープ32を右方向へ走行させて磁気ヘッド11の
下側チャンネルの読み取り部又は書き込み部によりデー
タの読み取り又は書き込みを行い、磁気テープ32上の
読み出し又は書き込みを行う1〜ラツクが磁気テープ3
2の上側部分にあれば磁気テープ32を左方向へ走行さ
せて磁気ヘッド11の」二側チャンネルの読み取り部又
は書き込み部にデータの読み取り又は書き込みを行わせ
る。
また、このテープレコーダではCPU18が第6図及び
第7図の処理の代りに第11図及び第12図の処理を行
う。
テープレコーダの製造時(ユーザに渡される以前)には
オペレータによりモード指定回路48でE2PROMラ
イトモードが指定され、CPU18はモード指定回路4
8からの信号によりE”PROMライトモードで第11
図に示すような処理を行う。すなわち、CPU18は磁
気テープ装着検出回路50からの検出信号によりテープ
レコーダに磁気テープ32が装着されたことを検出する
と、駆動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ
32を全部巻戻すと共にスイッチ回路51′を読み取り
部15′側に切換え、駆動回路25を介してステッパ2
4を駆動し、0トラツクにギャップ13aが対応すると
想定される位置に磁気ヘッド11を移動させた後に、駆
動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32を
左方向へ走行させる。このとき、磁気ヘッド11の書き
込み用ギャップ13a、13bの全てが磁気テープ32
と接している。CPU18はホールセンサー回路20の
出力信号から磁気ヘッド11が磁気テープ32上のBO
T28、 、286の間の部分を通過する期間を検出し
てこの期間に上述のテープエツジ検出用信号をライト回
路22を介して磁気ヘッド11の書き込み用ギャップ1
3a、13bを有する書き込み部に出力することにより
磁気テープ32に書き込ませる。次に、CPU]8は駆
動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32を
BOT28.の直後まで巻戻した後に、スイッチ回路5
1″を書き込み部23′側に切換えさせ、駆動回路27
にモータ26を駆動させて磁気テープ32を再び走行さ
せて磁気へラド11の書き込み用ギャップ13a。
1.3bを有する書き込み部が磁気テープ32上のBO
T285.28.の間の部分を通過する期間に、磁気テ
ープ32に記録されているテープエツジ検出用信号を磁
気ヘッド11の書き込み用ギャップ13aを有する書き
込み部で読み取らせる。この書き込み部からの読み取り
信号はスイッチ回路51′を介して増幅器16により増
幅されて包絡線回路17により包絡線が検出され、CP
U18のA/D変換部19によりA/D変換されてCP
U18により平均化されて夫々ギャップ]、3a、13
b側のテープエツジ検出用信号の平均値■、■としてE
”PROM49に書き込まれる。
また、CPU18はテープレコーダがユーザに渡された
後には第12図に示すような処理を行って磁気テープ3
2のエツジを検出する。すなわち、CPU18は磁気テ
ープ装着検出回路50からの検出信号によりテープレコ
ーダに磁気テープ32のカートリッジ52が装着された
ことを検出すると、駆動回路27にモータ26を駆動さ
せて磁気テープ32を全部巻戻すと共にスイッチ回路5
1′を読み取り部15′側に切換え、メモリに予め記憶
されている磁気テープ32の下側エツジの位置の情報に
より駆動回路25を介してステッパ24を駆動し磁気テ
ープ32の下側エツジにギャップ13aを交叉させた後
に、駆動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ
32を走行させる。この場合、磁気テープ32のエツジ
は磁気テ−プ32の下側エツジが磁気ヘッド11の書き
込み用ギャップ13aと接することになり、書き込み用
ギャップ]、3bは全部が磁気テープ32と接すること
になる。CPU1.8はテープ位置カウンタの値から磁
気ヘッド11が磁気テープ32上のBOT285.28
6の間の部分を通過する期間を検出してこの期間に上述
したテープエツジ検出用信号をライト回路22を介して
磁気ヘッド11の書き込み用ギャップ13a 、 13
bを有する書き込み部に出力することにより磁気テープ
32に書き込ませる。ここで、磁気テープ32は消去用
磁気ヘッドで以前に書き込まれたテープエツジ検出用信
号が消去された後に、新たにテープエツジ検出用信号が
上述のように書き込まれる。次に、CPU18は駆動回
路27にモータ26を駆動させて磁気テープ32をBO
T28.の直後まで巻戻した後に、スイッチ回路51を
書き込み部23″が増幅器16に接続されるように切換
え、駆動回路27にモータ26を駆動させて磁気テープ
32を再び走行させて磁気ヘッド11が磁気テープ32
上のBOT28s 、28sの間の部分を通過する期間
に、磁気テープ32に記録されているテープエツジ検出
用信号を磁気ヘッド11の書き込み用ギャップ13a、
13bを有する書き込み部で読み取らせる。この書き込
み部からの読み取り信号はスイッチ回路51′を介して
増幅器16により増幅されて包絡線回路17により包絡
線が検出され、CPU18のA/D変換部19によりA
/D変換される。
CPU18はそのA/D変換されたテープエツジ検出用
信号を平均化し、夫々ギャップ13a、13b側のテー
プエツジ検出用信号の平均値■、■をメモリに記・:−
する。そして、CPUl8は上記メモリに記憶したテー
プエツジ検出用信号の平均値■、■と。
E2FROM49にテープレコーダの製造時に書き込ん
だテープエツジ検出用信号の平均値■、■とから磁気テ
ープ32の幅方向の下側エツジの位置を算出する。ここ
で、テープエツジ検出用信号の平均値■、■は磁気ヘッ
ド11の書き込み用ギャップ13a、13bの全てが磁
気テープ32と接した状態で書き込み用ギャップ13a
、13bによりそれぞれ得られるテープエツジ検出用信
号の平均値であり、テープエツジ検出用信号の平均値■
は磁気ヘッド11の書き込み用ギャップ13aが磁気テ
ープ32のエツジと接した状態でのテープエツジ検出用
信号の平均値とであり、テープエツジ検出用信号の平均
値■は磁気ヘッド11の書き込み用ギャップ13bの全
てが磁気テープ32と接した状態で書き込み用ギャップ
13bにより得られるテープエツジ検出用信号の平均値
である。したがって、テープエツジ検出用信号の平均値
■とテープエツジ検出用信号の平均値■との比は磁気ヘ
ッド11の書き込み用ギャップ13aを有する書き込み
部により得られる信号と、磁気ヘッド11の書き込み用
ギャップ13bを有する書き込み部により得られる信号
との比■/■であり、この比の/■をテープエツジ検出
用信号の平均値■に掛けた値■は磁気テープ32の下側
エツジがギャップ13aの中心に位置決めされていれば
テープエツジ検出用信号の平均値■の2倍の値と一致す
るはずである。実際の磁気テープ32の幅方向のエツジ
の位置はこれらの値■■から分かり、つまりメモリに予
め記憶されている磁気テープ32の下側エツジと想定し
た位置の情報がどの位の誤差を持つかが上記値■、■か
ら分かる。そこで、CPUl8は上記テープエツジ検出
用信号の平均値の、■。
■、■から実際の磁気テープ32の幅方向のエツジの位
置を演算により検出する。そして、CPU18はこの磁
気テープ32の幅方向のエツジの位置をメモリに記憶し
、この位置を基準として磁気テープ上のトラックの位置
を決める。
この3番目のテープレコーダでは製造時にCPU18が
第11図の処理を行ったが、本発明を応用したデータバ
ックアップ用テープレコーダの他の例では上記3番目の
テープレコーダにおいて、CPU18が第13図に示す
ようにカートリッジ52のセット時に第11図の処理を
第12図の処理に先立って行うようにしている。尚、こ
の場合はギャップ13aのみを用いて第8図と同様の処
理を行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば磁気テープを走行させてこ
の磁気テープに磁気ヘッドで信号の記録。
再生を行う磁気記録再生装置におけるテープエッジ検出
方法において、前記磁気ヘッドのギャップが磁気テープ
のエツジと交叉する位置を予め記憶しておき、この位置
に前記磁気ヘッドを移動させてテープエツジ検出用信号
を記録再生することにより前記位置でのテープエツジ検
出用信号に対する再生信号を求め、この再生信号と、前
記磁気ヘッドのギャップが全て磁気テープと接した状態
でのテープエツジ検出用信号に対する再生信号との比を
検出してこの比から磁気テープのエツジを検出するので
、磁気テープの長手方向の端部で磁気テープのエツジを
検出することができ、磁気テプのデータエリアを使わず
に磁気テープのエツジを検出することができる。このた
め、磁気テープが無記録の磁気テープでなくてもそのエ
ツジを検出することができ、オーバーライド時やデータ
の継ぎ足し書き込み時にも磁気テープのエツジを検出し
てトラック位置を正確に決めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すフローチャート、第2図は本発明
を応用したデータバックアップ用テープレコーダの一例
の回路構成を示すブロック図、第3図及び第4図は同テ
ープレコーダで用いる磁気テープの例を示す平面図、第
5図(a)(b)は同テープレコーダの磁気テープカー
トリッジの一部を示す図、第6図及び第7図は同テープ
レコーダにおけるCPUのテープエツジ検出を行うため
のルーチンを示すツーチャー1−1第8図は本発明を応
用したデータバックアップ用テープレコーダの他の例に
おけるCPUのテープエツジ、検出を行うためのルーチ
ンを示すツーチャート、第9図は本発明を応用したデー
タバックアップ用テープレコーダの他の例の回路構成を
示すツーチャ−1・、第10図は同テープレコーダの磁
気ヘッドを示す正面図、第11図及び第12図は本発明
を応用したデータバックアップ用テープレコーダの他の
例におけるCPUのテープエツジ検出を行うためのルー
チンを示すツーチャ−1・、第13図(a)(b)は本
発明を応用したデータバックアップ用テープレコーダの
他の例におけるCPUのテープエツジ検出を行うための
ルーチンを示すツーチャート、第14図及び第15図は
従来のテープレコーダのテープエツジ検出を説明するた
めの図である。 15.15’・・・読み取り部、17・・・包絡線回路
、18・・・CPU、22・・・ライト回路、23.2
3’・・・書き込み部、24・・・ステッパ、25.2
7・・・駆動回路、26・・・モータ、51・・・スイ
ッチ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気テープを走行させてこの磁気テープに磁気ヘッドで
    信号の記録、再生を行う磁気記録再生装置におけるテー
    プエッジ検出方法において、前記磁気ヘッドのギャップ
    が磁気テープのエッジと交叉する位置を予め記憶してお
    き、この位置に前記磁気ヘッドを移動させてテープエッ
    ジ検出用信号を記録再生することにより前記位置でのテ
    ープエッジ検出用信号に対する再生信号を求め、この再
    生信号と、前記磁気ヘッドのギャップが全て磁気テープ
    と接した状態でのテープエッジ検出用信号に対する再生
    信号との比を検出してこの比から磁気テープのエッジを
    検出することを特徴とするテープエッジ検出方法。
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