JPH0460861A - 操作マニュアル作成装置 - Google Patents

操作マニュアル作成装置

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JPH0460861A
JPH0460861A JP2173263A JP17326390A JPH0460861A JP H0460861 A JPH0460861 A JP H0460861A JP 2173263 A JP2173263 A JP 2173263A JP 17326390 A JP17326390 A JP 17326390A JP H0460861 A JPH0460861 A JP H0460861A
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JP2173263A
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Takao Saka
隆雄 坂
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作マニュアル作成装置に関し、詳細には、機
器の機能を実行するのに必要な操作マニュアルをオペレ
ータの要求に応じて編集・作成して出力する操作マニュ
アル作成装置に関する。
〔従来の技術〕
情報処理装置やワードプロセッサ等のOA機器やファク
シミリメール装置等の通信機器等においてはその機能の
高度化に伴って操作内容が複雑となり、機器の有する機
能を十分に利用するにはその機器に対する詳細な知識が
要求される。そのため、従来より機器には詳細な操作マ
ニュアルが添付されており、オペレータは該操作マニュ
アルを参照しながら機器の操作を行なっている。
ところが、機器の機能が高度化するにしたがって操作マ
ニュアルも詳細で、分厚いものとなり、操作マニュアル
を十分に活用することが困難となってきている。
そこで、従来、機器自体にいわゆるヘルプ機能を持たせ
、機器の操作が分からなくなった時点で、ヘルプキー等
を投入することにより、キーの持っている意味やオペレ
ータの要求にあった情報をデイスプレィ等に表示するこ
とが行なわれている。
このような従来のヘルプ機能においては、機器の操作状
態のいかんにかかわらず、ヘルプキーが投入されると、
あらかじめ作成されているヘルプ情報をデイスプレィ等
に表示している。ところが、このようなあらかじめ用意
されたヘルプ情報を単にデイスプレィに表示するだけで
は、オペレータの習熟度や操作の段階に適したヘルプ情
報を提供することが出来ない。
そこで、従来、例えば、特開昭61−243518号公
報に記載されているように、利用者の入力履歴情報およ
び応用システムからの出力情報を解析して、ヘルプ項目
を絞り込んでヘルプ項目表として表示し、利用者が知り
たい項目を数個、順次選択すると、この利用者の選択に
より利用者の知りたい項Hに最も適したヘルプ情報を検
索して表示する。このヘルプ情報は利用者の要求するで
あろうヘルプ項目毎にあらかじめ作成されて記憶部に格
納されており、利用者が選択したヘルプ項目に該当する
ヘルプ情報がない場合にはヘルプ項目の選択の範囲を適
宜広げ、表示するヘルプ情報を決定する。また、特開昭
62−262120号公報に記載されているように、同
一操作者や同一グループに属する操作者が一定回数操作
を行なったとき、あるいは、操作者があるガイダンス情
報を不要であると指示したとき、次回の操作過程におい
て、このガイダンス情報の表示を禁止することにより、
操作者の習熟度に対応して適切かつ必要なガイダンス情
報だけを表示するものが提案されている。この場合のガ
イダンス情報も操作者の習熟度等を想定してあらかじめ
用意されたものであり、この複数のガイダンス情報から
適宜選択して表示する。
さらに、特開昭63−66623号公報に記載されてい
るように、利用者の個人データおよび操作履歴に関する
データと、端末装置の設置環境および操作履歴に関する
データと、から利用者が欲していると思われるサービス
に最短時間で到達できる操作方法を検出して表示部を介
して利用者に提供し、個人個人の習熟度に対応したヘル
プ情報を提供するものが提案されている。
この場合のヘルプ情報も、利用者の習熟度を想定してあ
らかじめ用意されたものであり、この複数のヘルプ情報
から適宜選択して出力する。
また、従来、特願平1−280821号公報に記載され
ているように、応用プログラムの操作の各々に関する一
連の操作手順列を記憶する手段と、ガイドヘルプ情報を
状態と操作の各単位毎のガイドヘルプメツセージの集合
として記憶する手段と、利用者・応用プログラムからの
ガイド要求を識別する手段と、ガイド要求時に応用プロ
グラムの状態と操作手順列から、掲記質間の要求操作を
完了するために、要求時の状態から操作終了までの一連
の操作手順列を作成する手段と、上記ガイドヘルプ情報
から掲記の一連の操作手順列の各々に対応するメツセー
ジを検索する手段と、同手段により検索されたガイドヘ
ルプ情報を合成して表示出力する手段と、を設け、ガイ
ド要求内容(質問)と応用プログラムの状態及び状態フ
ローをあらかじめ記憶しである状態フロー表により、ガ
イド要求時点の状態から目的の処理を行なうまでの操作
手順状態列を作成し、次に操作手順状態列の各々に対す
るガイダンスメツセージを検索し、最後にそれを手順と
同じ順序にしたがって合成して表示出力するものが提案
されている。この場合のガイドヘルプ情報は、状態と操
作の各単位毎のガイドヘルプメツセージの集合として合
成されるが、各単位毎のガイドヘルプメツセージを応用
プログラムに合わせて自由に編集するものではなく、あ
らかじめ設定された手順列にしたがって合成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のヘルプ機能、特に、特
開昭61−243518号公報、特開昭62−2621
20号公報及び特開昭63−66623号公報に記載さ
れたヘルプ機能にあっては、個人の習熟度等に対応した
ヘルプ情報等を出力するとしてもそれらのヘルプ情報は
あらかじめ作成されて記憶部等に格納されており、これ
らの複数のヘルプ情報から個人の習熟度等に応じて適宜
選択して出力していたため、広範な要求に十分対応する
ことができないだけでなく、広範な要求に対応しようと
すればするほどヘルプ情報を記憶するために大きな容量
の記憶部を必要とし、コストが高くなるという問題があ
った。
また、特願平1−280821号公報に記載されている
ヘルプ機能にあっては、利用者が操作に困った時点から
目的の処理を行なうための具体的な操作手順に関するガ
イドを検索、表示するために、ガイド情報を状態と操作
の各単位毎のガイドヘルプメツセージの集合として合成
しているが、ガイド情報を各単位毎のヘルプメツセージ
を自由に組み合わせて合成しているものでないため、こ
の従来例においても、広範な要求に十分対応するもので
はなく、広範な要求に対応しようとすると、大容量の記
憶部を必要とし、コストが高くなるという問題があった
さらに、従来のヘルプ機能にあっては、いずれも機器に
添付されている操作マニュアルの補助的機能として位置
付けされ、操作マニュアルをある程度熟読していること
が前提とされていたため、全くの初心者が機器を操作す
る場合や機器に添付の操作マニュアルを紛失した場合に
は、十分なヘルプ機能を発揮せず、機器を十分利用する
ことができないという問題があった。
特に、機器の機能の高度化と多様化に伴ってその操作方
法も複雑化し、機器に添付される操作マニュアルも分厚
く、かつ、複雑なものとなってきている今日、このよう
な操作マニュアルを熟読して操作方法をマスターするこ
とは困難になっている。そこでは、従来のヘルプ機能と
は異なり、機器に添付されている操作マニュアルを読ま
なくてモ十分に機器を利用することのできるマンマシン
インターフェースの向上が要望されている。
さらに、また、従来のヘルプ機能にあっては、ヘルプ機
能を要求する際に入力コード等を忘れた場合に、オーダ
リングを中断して調査しなければならず、各ステップを
おって入力してきたコードが無駄になってしまう。特に
、第16図に示ずオーダリング手順のように、ヘルプ機
能を得るためのサービスコードを入力した後でサービス
を受ける宛先コードを入力するような場合、サービスコ
ードの入力が正しくても最後に入力する宛先コードを間
違えてしまうと、それまで順をおって人力したサービス
コードが全て無駄になり、操作性を損ねる原因となる。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、通信機能を備えた機器において、通
信端末からの操作の問い合わせを受は付け、機器の目的
とする機能の実現に必要な操作マニュアルを作成し、機
器の機能の実現に必要な種々のシステム情報があらかじ
め人力されているときには、これらのシステム情報を組
み込んで操作マニュアルを作成し、該操作マニュアルの
作成に際しては、各処理ステップ毎に必要となる操作を
要求する指示情報を通信端末に送信してオペレータの操
作を促し、また、作成した操作マニュアルを送信する際
には、通信端末から指示される宛先情報あらかじめ記憶
している宛先情報を通信端末に送信することによって確
認することにより、通信端末から問い合わせする際のオ
ペレータの操作ミスを極力回避するとともに、操作マニ
ュアルをその内容どおりに操作することによりシステム
情報をも入力操作できる内容のものとし、システム情報
をオペレータが忘れているか、知らない場合にも操作マ
ニュアルどおりの操作を行なうことにより、目的とする
通信機能を備えた機器の機能を実現できるようにして、
マンマシンインターフェースをさらに向上させ、通信機
能を備えた機器の機能を通信端末からより一層簡単かつ
十分に利用することができるようにすることを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、通信端末で所定の操作が行な
われると、該操作内容に対応する操作データを該通信端
末から受信し、該操作データに応じて複数の処理ステッ
プを組み合わせて実行して複数の機能を実現する通信機
能を備えた機器の操作マニュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手段
と、 受信制御手段の受信したデータのうち操作マニュアルを
作成するのに必要なデータを取り出して記憶するデータ
記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デー
タを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 複数の通信宛先のID番号や電話番号等の宛先情報を記
憶する宛先情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入力
操作された各種システム情報を記憶するシステム情報記
憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインスト
ラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの操
作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム情
報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目的
とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
求に応じて通信端末に送信するとともに該操作マニュア
ルを作成するに際して上記各処理ステップ毎に通信端末
に操作を要求する指示情報を送信する送信制御手段と、 を、備え、通信端末からの操作マニュアル要求に応じて
操作マニュアルを編集・作成して出力するとともに、該
操作マニュアルを編集・作成するに際して各処理ステッ
プ毎に操作を要求する指示情報を通信端末に送信し、該
操作マニュアルを出力するに際して通信端末から示され
る宛先情報に対して宛先情報記憶手段に記憶された宛先
情報を送信して該示された宛先情報を確認することを特
徴とするものである。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は、本願発明の操作マニュアル作成装置の適用さ
れるファクシミリメール装置1のブロック図であり、フ
ァクシミリメール装置1は、システム制御部2、ディス
ク制御部3.4、フロッピィディスク装置5、ハードデ
ィスク装置6.7、ホストインターフェース部8および
通信処理部FCU1〜FCUn等を備えている。
システム制御部2は、内部メモリあるいはフロッピィデ
ィスク装置5またはハードディスク装置6.7に格納さ
れているプログラムに従ってファクシミリメール装置1
の各部を制御、特に、画像データのフロッピィディスク
装置5やハードディスク装置6.7への書き込みおよび
読み取り、さらには、各通信処理部FCUI〜FCUn
の制御等を行ない、ファクシミリメール装置1としての
シーケンスを実行する。ファクシミリメール装置1は、
代行通信機能、−斉回報機能、親展通信機能、時刻指定
送信機能、掲示板サービス機能、私書箱機能、列信機能
等の各種機能サービスを有しており、システム制御部2
は、これらの各機能の実行、制御を各通信処理部FCU
I〜FCUnを制御して行なわせる。
また、ファクシミリメール装置1のこれらの各機能を利
用するには、ファクシミリメール装置1に接続された通
信端末(例えば、ファクシミリ装置)からファクシミリ
メール装置1に対し一定の操作を行なってサービス要求
を行なう必要があり、本発明では、後述するように、こ
のサービス要求の操作内容を示した操作マニュアルを通
信端末からファクシミリメール装置1に要求することが
できる。
ディスク制御部3およびディスク制御部4は、フロッピ
ィディスク装置5およびハードディスク装置6.7の駆
動制御を行ない、フロ・ンピイディスク装置5およびハ
ードディスク装置6.7にはファクシミリメール装置と
しての基本プログラムや各種データ、特に、通信端末か
ら送信されてきた電文やホスト装置(後述する)から送
られてきた電文等を蓄積する。また、ハードディスク装
置6.7には、第2図に示すような複数の宛先情報ファ
イルを蓄積しており、宛先情報記憶手段としての機能を
有する。この宛先情報ファイル内のデータ(ユーザーI
D、No、宛先電話番号、代行電話番号および通知フラ
グ)は、ファクシミリメール装置1のユーザーがファク
シミリメール装置1を利用する際に利用者端末を確認す
るための情報として、又は、ファクシミリメール装置1
を利用して電文を送信する際に送信先を確認するための
情報として使用される。
ホストインターフェース部8にはホスト装置、例えば、
コンピュータ装置等が接続され、ホストインターフェー
ス部8は、ホスト装置との間の通信制御を実行する。こ
のホストインターフェース部8に接続されるのはコンピ
ュータ装置等のホスト装置に限定されるものではなく、
例えば、他のファクシミリメール装置等であってもよい
。また、このホストインターフェース部8としては、ホ
スト装置とファクシミリメール装置1とを直接接続する
DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセスコントローラ
)や回線を介してホスト装置とファクシミリメール装置
1とを接続する通信制御部等が利用される。
通信処理部FCUI〜FCUnは、収納回線の数だけ設
けられており、各通信処理部PCU1=FCUnは、そ
の通信処理部FCIJI、PCUnについて図示するよ
うに、網制御部11、モデム12、通信制御部13、マ
ニュアル生成バッファ14、符号化・復号化部15、チ
ャネル制御部16、制御プログラム記憶部17、OMR
処理部18、データ記憶部19、蓄積用メモリ20、イ
ンストラクト情報記憶部21、システム情報記憶部22
、編集制御部23およびバス制御部24等を備えている
網制御部11には、回線L1〜Lnが接続され、回線L
1〜Lnとしては、例えば、電話回線が接続される。網
制御部11は、いわゆるAA−NCUと称されているも
のであり、自動発・着呼処理等を行なう。
モデム12は、送信信号の変調を行ない、また、受信信
号の復調を行なう。
通信制御部13は、回線L1〜Lnを介して接続された
相手通信端末(例えば、ファクシミリ装置)との間でフ
ァクシミリ制御信号の交換を行なってファクシミリ通信
手順を実行し、後述する操作マニュアルのオーダリング
時には各処理ステップ毎に相手通信端末に繰作を要求す
るオーダリング情報(指示情報)を送信する。
マニュアル生成バッファ14には、後述する本願発明の
操作マニュアルが展開される。
符号化・復号化部15は、所定の符号化方式により電文
を符号化し、また、符号化された電文を復号化する。
制御プログラム記憶部17は、通信処理部FCUI〜F
CLInとしての基本プログラムや本願発明の操作マニ
ュアル生成・出力処理プログラムおよびエラー情報シー
ト生成・出力プログラム等を格納しており、チャネル制
御部16は、制御プログラム記憶部17のプログラムに
従って通信処理部FCUI〜FCUnの各部を制御して
通信処理部FCUI〜FCUnとしてのシーケンスを実
行するとともに、本願発明の操作マニュアル生成・出力
処理およびエラー情報シートの生成・出力処理を実行す
る。
OMR処理部(OMR処理手段)18は、受信電文がO
MRシートの電文であるかどうかの検出、および受信電
文がOMRシートの電文であるとき、該受信したOMR
シートの電文からそのOMRシートに施されているマー
クおよびマーク位置の検出を行なって、その検出結果を
蓄積用メモリ20に蓄積する。
データ記憶部(データ記憶手段)19は、回線Ll〜L
nを介して相手通信端末から送られてきたデータ(電文
やダイヤルトーン等)のうち操作マニュアルの作成に必
要なデータのみを記憶し、この操作マニュアル作成に必
要なデータとは、例えば、操作マニュアル要求コマンド
、要求する操作マニュアルの種類(すなわち、相手オペ
レータがファクシミリメール装置1に要求するサービス
機能)の種類)、相手オペレータの種別(例えば、相手
端末のIDやオペレータのID等)、および相手オペレ
ータの習熟度を示すデータ等に関するデータである。
蓄積用メモリ20は、上述のように、OMR処理部18
で検出したOMRシートの電文の検出結果やOMRシー
ト以外の電文をフロッピィディスク装置5やハードディ
スク装置6.7へ転送する際に一時的に記憶し、またフ
ロッピィディスク装置5やハードディスク装置6.7内
の電文を通信処理部FCUI〜FCUnを介して送信す
る際に、−時記憶する。
インストラクト情報記憶部(インストラクト情報記憶手
段)21は、ファクシミリメール装置lの提供するサー
ビス(機能)を実現するための複数の処理ステップ毎に
要求される通信端末での操作内容の説明データを記憶す
る。すなわち、ファクシミリメール装置1にサービスを
要求する場合、第3図に示すように、その処理ステップ
PO〜P11毎に一定の操作が要求され、インストラク
ト情報記憶部21にはこの各処理ステップPO−pH毎
に要求される通信端末での操作内容を説明する説明デー
タがあらかじめ記憶されている。したがって、インスト
ラクト情報記憶部21にはファクシミリメール装置1の
各機能を実現するために必要な処理ステップPO〜pH
毎の説明データのみを格納しておけばよく、従来のよう
に各機能毎に個人の習熟度に対応した何種類ものヘルプ
情報を記憶しておく必要がない。
システム情報記憶部(システム情報記憶手段)22はフ
ァクシミリメール装置1の機能を実現するために要求さ
れる所定のシステム情報を記憶しており、このシステム
情報としては、例えば、ユーザーID、Noや宛先ID
、Noさらには宛先電話番号(Te1.No)等がある
編集制御部(編集制御手段)23は、PB)−ンあるい
はOMRシートによって操作マニュアルの要求があると
、データ記憶部19に記憶されたデータを解析して相手
オペレータの要求している操作マニュアルの種類(すな
わち、オペレータの目的とするファクシミリメール装置
1の機能)やオペレータの習熟度等を判断し、目的とす
るファクシミリメール装置1の機能の実現に必要な処理
ステップPO〜pH毎の操作の説明データをインストラ
クト情報記憶部21から読み出してマニュアル生成バッ
ファ14に操作マニュアルとして編集・作成する。また
、このときシステム情報記憶部22に当該機能を実現す
るのに必要なシステム情報が記憶されていると、これら
のシステム情報を組み込んで操作マニュアルを作成する
このファクシミリメール装置1は、各通信処理部FCU
I〜PCIIn毎に回線L1〜Lnを収納しており、こ
の回線L1〜Lnを介して接続された相手通信端末との
間でファクシミリ通信を行なう。ファクシミリメール装
置1は、回線L1〜L’nを介して接続された相手通信
端末からサービス要求があると、要求されたサービス内
容を解析してそのサービスを提供する。このサービス要
求はOMRシートにより行なうこともできるし、また、
トーン信号等により行なうこともできる。
相手通信端末がOMRシートによりサービス要求を行な
ってくると、ファクシミリメール装置1は、そのOMR
処理部18によりOMRシートのマーク位置を読み取り
、その読み取り結果を蓄積用メモリ20に展開する。チ
ャネル制御部16は、この蓄積用メモリ20の内容を解
析してサービス要求の内容を判断し、要求されたサービ
スを実行する。
例えば、サービス要求が時刻指定送信サービスであると
きには、ファクシミリメール装置1は、受信した符号化
された電文を一旦蓄積用メモリ20に蓄積し、符号化・
復号化部15で復号化して再度所定の符号化方式で符号
化しなおした後、あるいは、そのままハス制御部24を
介してフロッピィディスク5あるいはハードディスク6
.7に蓄積する。
その後、指定の送信時刻になると、フロッピィディスク
5あるいはハードディスク6.7から電文を読み出し、
空いている通信処理部FCUI〜FC1lnにそのハス
制御部24を介して転送する。通信処理部FCUI〜P
CIInは、転送されてきた電文を一旦蓄積用メモリ2
0に蓄積し、符号化・復号化部15で所定の符号化方式
で符号化しなおし、あるいは、そのまま指定された送信
先に送信する。
なお、上記網制御部11、モデム12、通信制御部13
およびOMR処理部18は通信端末からの操作データを
受信する受信制御手段を構成し、図示しないがファクシ
ミリメール装置1のキーボードやその制御部は機器とし
てのファクシミリメール装置1への操作が行われると操
作内容を操作データとして取り込む入力手段を構成する
次に作用について説明する。
ファクシミリメール装置1は、上述のように、通信端末
からサービス要求があると、要求されたサービスを提供
するが、通信端末のオペレータがその操作方法が分から
ない場合には、該通信端末からの操作マニュアル要求を
受は付け、オペレータが要求しようとするサービス(フ
ァクシミリメール装置1の機能)に対応した操作マニュ
アルを作成して該通信端末に送信する。
すなわち、通信端末のオペレータは、ファクシミリメー
ル装置lに操作マニュアルを要求する場合、まず、ファ
クシミリメール装置1を発呼し、操作マニュアルの要求
を行なう。この操作マニュアルの要求は、ファクシミリ
メール装置1からの音声ガイダンスに従ったキー操作を
行なうことによりトーン信号を使用しておこなうことも
できるし、また、OMRシートを使用して操作マニュア
ルの要求を行なうことも出来る。例えば、OMRシート
を使用して繰作マニュアル要求を行なうときにばあらか
しめ操作マニュアル要求用に作成されたOMRシート(
第4図参照)30を使用して操作マニュアル要求を行な
う。この操作マニュアル要求用0MRシー)30は、例
えば、第4図に示すように、通常のOMRシートと同様
に、スタートマーク30a、初期傾き許容限界判定マー
ク30b、ガイドマーク30C、モード切替マーク30
d、田型数字30e、自由領域区分指定マーク30f、
エンドマーク30g等を有するとともに、操作マニュア
ル要求用に特別に設けられたマーク、すなわち、問い合
わせマーク30h、ボイスガイダンス要・不要マーク3
01、メイルの種類(サービスの種@)マーク30j、
時刻指定有無および指定時刻マーク30に等を有してい
る。
通信端末のオペレータは、OMRシート30で操作マニ
ュアル要求を行なう場合、ファクシミリメール装置1を
発呼し、通信端末(例えば、ファクシミリ装置)にOM
Rシート30を読み取らせ送信するだけでよい。
次に、ファクシミリメール装置1での処理について第5
図〜第9図に基づいて説明する。
ファクシミリメール装置1と相手通信端末との間のファ
クシミリ通信手順は第5図に示すように、オーダリング
の各処理ステップ毎にファクシミリメール装置1から相
手通信端末に対してオーダリングの内容を確認する情報
が交換されており、オペレータのオーダリングに対する
操作確認が行なわれる。また、オーダリング要求の操作
が終了した後の宛先情報の入力に対しては、上記ハード
ディスク装置6.7にあらかじめ蓄積されている宛先情
報ファイルがファクシミリメール装置1から通信端末に
送信されて、宛先の内容が確認される。
これらの操作マニュアルのオーダリングおよび宛先情報
の処理について以下に詳細を説明する。
ファクシミリメール装置1は、第6図に示すように、着
呼があると(ステップS1)、ユーザー■Dを受信しく
ステップS2)、受信したユーザーIDが登録されてい
るかどうかチエツクする(ステップ33)。このユーザ
ーIDは、ファクシミリメール装置1を利用するもので
あり、システム情報記憶部22に記憶される。受信した
ユーザーIDが登録されていない場合には、エラー処理
を行ない(ステップS4)、再入力するかどうかチエツ
クする(ステップ35)。再入力が行なわれる場合には
、ステップS2に戻って、ユーザーIDの受信を行ない
、再入力をしない場合には、エラー処理および回線の切
断を行なって本フローを終了する(ステップS6.37
)。
ステップS3で、受信したユーザーIDが登録されてい
るときには、PB)−ンによるオーダリングかどうかチ
エツクしくステップS8)、PBオーダリングのときに
は、PBオーダリングの受信を行なう(ステップS9)
。PBオーダリングの受信を完了すると、該オーダリン
グが正常かどうかチエツクしくステップ5IO)、オー
ダリングが正常に行なわれたときには、電文の受信を開
始する(ステップ511)。全ての電文の受信を完了す
ると(ステップ12)、電文の受信が正常に行なわれた
かどうかチエツクしくステップ513)、電文の受信が
正常に行なわれた場合には、回線L1〜Lnを切断して
受信処理を終了する(ステップ514)。ステップ31
3で、電文の受信が正常に行なわれなかった場合には、
エラー処理を行なった後、回線L1〜Lnを切断する(
ステップS15.514)。また、ステップ310で、
PB)−ンによるオーダリングが正常に行なわれなかっ
た場合には、エラー処理(例えば、オーダリングが正常
に行なわれなかった旨の通信端末へのフィードバック等
)を行ない(ステップ316)、再入力されるかどうか
チエツクする(ステップ517)。再入力が行なわれる
場合には、ステップS9に戻って、PB)−ンによるオ
ーダリングを受信し、再入力が行なわれない場合には、
エラー処理(例えば、回線を切断する旨の通信端末への
フィードバック等)を行なった後、回線L1〜Lnの切
断を行なう(ステップS15.514)。上記ステップ
S9からステップS17はファクシミリメール装置1の
通常のサービス要求受信処理のフローである。
一方、ステップS8で、PB)−ンによるオーダリング
でない場合には、電文の受信を行ない(ステップ31B
)、受信した電文がOMRシートの電文か、また、問い
合わせ用、すなわち操作マニュアル要求用のOMRシー
トかどうかチエツクする(ステップS19.520)。
問い合わせ要求(操作マニュアル要求)でないときには
、OMRシートによるオーダリング処理を行なう(ステ
ップ521)。すなわち、受信したOMRシートの電文
からOMR処理部18でOMRシートのマーク位置を読
み取って蓄積用メモリ20に展開し、この蓄積用メモリ
20に展開されたOMRシートの内容をチャネル制御部
16で解析してオーダリングの内容を判断する。オーダ
リングが正常に行なわれたかどうかチエツクしくステッ
プ522)、オーダリングが正常に行なわれていない場
合には、エラー処理を行なった後、回線L1〜Lnを切
断する(ステップS23.514)。オーダリングが正
常に行なわれている場合には、電文の受信を行ない、全
ての電文を正常に受信すると、回線L1〜Lnを切断し
て本フローを終了する(ステップSll〜515)。
ステップ320で、問い合わせ要求(操作マニュアル要
求)のときには、OMRシートによる問い合わせ処理(
操作マニュアル要求)が正常に行なわれたかどうかチエ
ツクしくステップ324.525)、正常に行なわれな
かった場合には、エラー処理を行なった後、回線L1〜
Lnを切断する(ステップS6.37)。
問い合わせ要求が正常に行なわれた場合には、−旦回線
L1〜Lnを切断しくステップ526)、問い合わせの
解析(操作マニュアルの要求内容の解析)を行なう(ス
テップ527)。次に、問い合わせ要求の内容が正常で
あるかどうかチエツクしくステップ328)、問い合わ
せ要求の内容が正常でない場合には、エラー処理、例え
ば、通信端末への問い合わせ要求の内容が正常でない旨
の通知等を行なって本フローを終了する(ステップ52
9)。
問い合わせ内容が正常であるときには、操作マニュアル
編集処理および操作マニュアル出力処理を行ない、本フ
ローを終了する(ステップS30.531)。この操作
マニュアル出力処理としては、作成した操作マニュアル
を操作マニュアル要求を行なってきた通信端末に直接送
信してもよいし、また、ファクシミリメール装置1の私
書箱に入れ、当該通信端末が出力要求してきたときに送
信してもよい。
次に、ステップS27での問い合わせ解析処理について
説明する。
各通信処理部FCUI〜FC1lnは、受信した操作マ
ニュアル要求用0MRシート30の電文からOMR処理
部18でOMRシート30のマーク位置を読み取って蓄
積用メモリ20に展開し、蓄積用メモリ20に展開され
たOMRシートの内容をチャネル制御部16で解析して
操作マニュアル要求の要求内容を判断する。
すなわち、チャネル制御部16は、蓄積用メモリ20に
展開された内容を解析し、第7図に示すように、まず、
ボイスガイダンスの要・否を判断する(ステップR1)
。OMRシートのボイスガイダンス用マーク30iの要
の位置にマークがあると判断した場合には、システムパ
ラメータdOをaOにセットしくステップR2)、OM
Rシートのボイスガイダンス用マーク30iの否の位置
にマークがあると判断した場合には、システムパラメー
タdoをalにセットする(ステップR3)。ここで、
システムパラメータとは第3図で示した各処理ステップ
PO〜pHから次の処理ステップPO〜pHへ移行する
際に次にどの処理ステップPO〜pHに移行するかを決
定するパラメータであり、第8図に示すように、インス
トラクト情報記憶部21に形成されたシステムパラメー
タ格納用のバッファに格納される。なお、システムパラ
メータdOは、ボイスガイダンスの要・否のパラメータ
を、システムパラメータd1、d2、d3は、私書箱や
掲示板の選択、時刻指定の要・否及び宛先を宛先ID、
Noで入力するか電話番号(Te1.No)で入力する
かの選択等を、また、d4は、同報か否かのパラメータ
を格納する。
チャネル制御部16は、ボイスガイダンスの要・否とそ
のシステムパラメータの設定を行なうと、次に、私書箱
サービスか否かを判断しくステップR4)。私書箱サー
ビスでないときには、システムパラメータd1をb2に
設定して私書箱NO。
(ユーザーが私書箱に投入する電文に付与するシリアル
ナンバー)が有るかどうかをチエツクする(ステップR
5、R6)。私書箱NO,が有るときには、その私書箱
NO0をシステム情報記憶部22に格納して次のステッ
プに進み(ステップR7)、私書箱NO,かないときに
は、そのまま次のステップに進む。
ステップR4で、私書箱サービスでないときには、掲示
板サービスかどうかチエツクしくステップR8)、掲示
板サービスのときには、システムパラメータd1をbl
に設定して掲示板N00(ユーザーが掲示板に投入する
電文に付与するシリアルナンバー)が有るかどうかチエ
ツクする(ステップR9、R10)。掲示板NO9が有
るときには、その掲示板NO6をシステム情報記憶部2
2に格納して次のステップに進み(ステップR11) 
、掲示板NO,が無いときには、そのまま次のステップ
に進む。
ステップR4で、掲示板サービスでないときには、普通
の電文かどうかチエツクしくステップR12)、普通の
電文でないときには、エラー処理をして本フローを終了
する(ステップR13)。普通の電文のときには、シス
テムパラメータd1をd2に設定して次の処理に移行す
る(ステップR14)。
このように、私書箱か、掲示板か、普通電文かによるシ
ステムパラメータの設定が終了すると、次に、時刻指定
かどうかのチエツクを行ない(ステップR15)、時刻
指定でないときには、システムパラメータd2をd3に
設定する(ステップR16)。このシステムパラメータ
d3は後の処理で再度設定される。時刻指定のときには
、システムパラメータd2をb3に設定しくステップR
17)、指定時刻が正常かどうかチエツクする(ステッ
プR18)。指定時刻が正常でないときには、エラー処
理をして本フローを終了しくステップR19)、指定時
刻が正常のききには、指定された時刻をシステム情報記
憶部22に格納する(ステップR20)。
次いで、宛先はTe1.Noによる指定かどうかチエy
りしくステップR21) 、宛先がTel。
NOで指定されたときは、受信した番号列上に“′*“
コードがあるかどうかをチエyりする(ステップ522
)。“*”コードがあるときには、ハードディスク装置
6.7に蓄積した上記宛先情報ファイルをサーチして“
*”コードまでの番号コードと一致する宛先情報を読み
出して整理し、第2図に示した宛先情報ファイルの通知
フラグに基づいて音声データあるいは画像データで通信
端末に通知して宛先情報の新たな入力操作を促す(ステ
ップS23.524)。ここで、画像データによる通知
例を第9図に示し、音声による通知例を第10図に示す
次いで、再度宛先はTe1.Noによる指定かどうかチ
エツクしくステップ525) 、Te 1.N。
で指定されるときには、システムパラメータd3をb4
に設定しくステップR26)、次の処理に進む。宛先が
Te1.Noで指定されないときには、宛先はID、N
oによる指定かどうかチエツクする(ステップR27)
、宛先がTe1.Noでも、またID、Noでも指定さ
れないときには、エラーと判断して、エラー処理を行な
った後、本フローを終了する(ステップR19)。宛先
がI D、N。
で指定されるときには、システムパラメータd3をb5
に設定して(ステップR28)、同報サービスかどうか
チエツクする(ステップR29)。同報サービスでない
ときには、システムパラメータd4をc2に設定しくス
テップR30)、同報サービスのときには、システムパ
ラメータd4をCIに設定する(ステップR31)。こ
のように各システムパラメータを設定すると設定したシ
ステムパラメータからサービスコードを決定し、レジス
タに格納する(ステップR32)。すなわち、システム
パラメータを検出して設定することにより、通信端末の
オペレータの要求する機能(サービス)の種類が判明し
、この通信端末のオペレータの要求するサービスの種類
に対応する操作マニュアルを次に作成する。
次に、この操作マニュアル作成処理について第11図の
フローチャートに基づいて説明する。
編集制御部23は、まず、カウンタn、m、1を“0°
”に設定(リセット)シ(ステップQl)、処理ステッ
プPnのコードをマニュアル生成バッファ14に格納す
る(ステップQ2)。すなわち、まず、処理ステップP
Oのコードをマニュアル生成バッファ14に格納する。
次に、編集制御部23はインストラクト情報記憶部21
からこの処理ステップPnのシステムパラメータ(上記
第7.8図で設定したシステムパラメータdO〜d4等
)を読み出しくステップQ3)、システムパラメータが
“0゛かどうかチエツクする(ステップQ4)。
システムパラメータが“0°′であると、処理ステップ
Pnでシステムパラメータが“0”に対応する説明デー
タのアドレスと次の処理ステップPnのコードを読み出
し、マニュアル生成バッファ14に格納する(ステップ
Q5)。一方、システムパラメータが“0“でないとき
には、システム情報記憶部22からシステムパラメータ
dmの値を読みだしくステップQ6)、処理ステップP
n及びシステムパラメータdmに対応する説明データの
アドレスと次の処理ステップPnのコードをインストラ
フ情報記憶部21から読みだしてマニュアル生成バッフ
ァ14にアドレスAAとして入れる(ステップQ7)。
すなわち、処理ステップPnとシステムパラメータとは
、第12図に示すように、対応しており、処理ステップ
Pnとシステムパラメータとが決定されると、次の処理
ステップPnが定まり、これに対応してその処理ステッ
プPnでの説明データが決定される。したがって、処理
ステップPnとシステムパラメータとを自由に組み合わ
せることにより次の処理ステップPnを自由に設定する
ことができるとともに、この処理ステップPnでの操作
に必要な説明データを自由に組み合わせることができる
このように、まず、処理ステップPO、システムパラメ
ータaOに対応する次の処理ステップPn及びシステム
パラメータdmの説明データのアドレス設定を完了する
と、パラメータmとしてm+1を設定しくステップQ8
)、最終処理ステップPnかどうかチエツクする(ステ
ップQ9)。
最終処理ステップPnでないときには、ステップQ3に
戻って、同様に、各処理ステップPn毎にシステムパラ
メータに基づいて次の処理ステップPn及び説明データ
のアドレスのマニュアル生成バッファ14への格納を行
なう(ステップQ3〜ステップQ8)。上記処理を最終
処理ステップPnまで繰り返して実行すると、マニュア
ル生成バッファ14には、第13図に示すように、アド
レスA/2順にオペレータが要求したサービスの実行に
必要な処理ステップPnのコードとその処理ステップP
nでの説明データのアドレスが展開されている。
したがって、システムパラメータを自由に設定すること
により、ファクシミリメール装置の有する複数の機能の
各機能に対応した処理ステップPnを設定し、目的とす
る機能に対応した各処理ステップPnの説明データを自
由に組み合わせることができる。
次に、システム情報記憶部22に記憶されているサービ
スコードを読み出しくステップQ11)、対応するヘッ
ダ一部を取り出して、第14図に示すように、マニュア
ル生成バッファ14の操作マニュアルのへラダー位置4
0aに展開する(ステップQ12)。
ここで、カウンタiを“0”に設定しくステップQ13
) 、アドレスAI!、に格納されている説明データを
読み出してマニュアル生成バッファ14の操作マニュア
ルのキャラクタデータ領域40bに展開する(ステップ
Q14)。また、説明図形(あらかじめインストラクト
情報記憶部21に当該処理ステップPnの説明データと
関連させて、あるいは説明データとは関係なく単独で記
憶されている。)とシステム情報記憶部22に記憶され
ているシステム情報(Te1.NoやTD、No等)を
読み出し、マニュアル生成バッファ14のイメージ領域
40cに展開する(ステップQ15)。対応するアドレ
スの各データのマニュアル生成バッファ14への展開が
終了すると、最終データかどうかチエツクしくステップ
Q16)、最終データでないときには、カウンタiを■
だけインクリメント(I!、−4+1)してステップQ
14に戻る。同様に、マニュアル生成バッファ14に入
れた各アドレスAi!、について説明データ、説明図形
およびシステム情報をマニュアル生成バッファ14に展
開し、全てのアドレスleについて処理を終了すると、
操作マニュアルの編集・生成処理を終了する。
このようにしてマニュアル生成バッファ14に展開され
た操作マニュアルは操作マニュアルを要求してきた通信
端末にファクシミリメール装置1から出力し、該通信端
末では、第15図に示すような操作マニュアル50を受
は取ることができる。操作マニュアルを受は取った通信
端末のオペレータは、送信されてきた操作マニュアルを
見てその操作マニュアルに記載されている通りの操作を
行なうことにより、目的とするファクシミリメール装置
1のサービスを受けることができる。
この出力処理は操作マニュアルの生成が完了した時点で
直接送信してもよいし、あるいは、ファクシミリメール
装置1の私書箱に入れて該通信端末から該私書箱の操作
マニュアルの送信要求があった時点で送信してもよく、
その出力方法は限定されない。
なお、上記実施例においては、通信端末から操作マニュ
アル要求があった場合について、説明しているが、機器
としてのファクシミリメール装置自体のオペレータがキ
ーボード等からファクシミリメール装置自体の操作やフ
ァクシミリメール装置のサービス要求の操作について操
作マニュアルを要求した場合にも同様に適用することが
できる。
したがって、機器としてのファクシミリメール装置1は
オペレータの要求する機器の機能を実現するのに必要な
操作の操作マニュアルを、該機能の実現に必要な各処理
ステップ毎の説明データを相手通信端末との間でオーダ
リング内容を確認しながら自由に組み合わせて編集・作
成し、宛先情報を確認した上で出力することができる。
その結果、オペレータのオーダリングの際の操作ミスを
極力回避させて無駄な操作を大幅に削減し、広範な要求
に十分対応することのできる操作マニュアルを大容量の
記憶手段を使用することなく生成して提供することがで
きる。また、機器の機能の実現に必要な操作当初から操
作完了までの一連の操作の操作マニュアルを提供するこ
とができ、初心者でも、また、機器に添付の操作マニュ
アルがなくても目的とする機器の機能を確実に実現する
ことができる。したがって、マンマシンインターフェー
スを向上させることができ、機器の機能を十分に活用す
ることができる。
また、通信機能を備えた機器としてのファクシミリメー
ル装置において、通信端末から操作マニュアルの要求を
受は付け、該要求先のオペレータの目的とする機能の実
現に必要な操作マニュアルを編集・作成して該通信端末
に送信することができ、通信機能を備えた機器としての
ファクシミリメール装置の機能を通信端末から簡単かつ
十分に活用することができる。
さらに、通信機能を備えた機器としてのファクシミリメ
ール装置において、通信端末からのOMRシートによる
操作の問い合わせを受け、該要求先のオペレータの目的
とする機能の実現に必要な操作マニュアルをオペレータ
のオーダリングの操作内容を確認しながら編集・作成し
て該通信端末に送信することができ、通信機能を備えた
機器としてのファクシミリメール装置への通信端末がら
の操作の問い合わせをより操作性良く一層簡単に行なう
ことができる。その結果、マンマシンインターフェース
をさらに向上させることができ、通信機能を備えた機器
の機能を通信端末がらより一層簡単かつ十分に活用する
ことができる。
また、上記実施例においては、操作マニュアルの作成に
際し、あらかじめシステム情報記憶部22に記憶されて
いるシステム情報を組み込んで操作マニュアルヲ編集・
作成しているので、オペレータは操作マニュアルに記載
されている内容をそのまま操作することにより、目的と
するサービスをファクシミリメール装置に要求すること
ができる。
したがって、さらにマンマシンインターフェースを向上
させることができ、機器の機能をより一層簡単かつ十分
に利用することができる。
〔効果〕
本発明によれば、通信機能を備えた機器において、通信
端末からの操作の問い合わせを受は付け、機器の目的と
する機能の実現に必要な操作マニュアルを作成し、機器
の′機能の実現に必要な種々のシステム情報があらかじ
め入力されているときには、これらのシステム情報を組
み込んで操作マニュアルを作成し、該操作マニュアルの
作成に際しては、各処理ステップ毎に必要となる操作を
要求する指示情報を通信端末に送信してオペレータの操
作に促し、また、作成した操作マニュアルを送信する際
には、通信端末から指示される宛先情報あらかじめ記憶
している宛先情報を通信端末に送信することによって確
認しているので、通信端末から問い合わせする際のオペ
レータの操作ミスを極力回避するとともに、操作マニュ
アルをその内容どおりに操作することによりシステム情
報をも入力操作できる内容のものとし、システム情報を
オペレータが忘れているか、知らない場合にも操作マニ
ュアルどおりの操作を行なうことにより、目的とする通
信機能を備えた機器の機能を実現でき、マンマシンイン
ターフェースをさらに向上させ、通信機能を備えた機器
の機能を通信端末からより一層簡単かつ十分に利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本願発明の操作マニュアル作成装置
の一実施例を示す図であり、 第1図はその操作マニュアル作成装置を適用したファク
シミリメール装置のブロック図、第2図はそのハードデ
ィスク装置に蓄積される宛先情報ファイルの一例を示す
図、 第3図はそのファクシミリメール装置の処理ステップの
遷移図、 第4図はその操作マニュアル要求用のOMRシートを示
す図、 第5図はそのファクシミリメール装置と通信端末の間の
ファクシミリ通信シーケンスを示す図、第6図はそのフ
ァクシミリメール装置の基本的な処理を示すフローチャ
ート、 第7図はその操作マニュアル要求解析処理を示すフロー
チャート、 第8図はそのシステムパラメータ格納用バッファを示す
図、 第9図はそのファクシミリメール装置から通信端末に通
知される画像データによる宛先情報の一例を示す図、 第10図はそのファクシミリメール装置から通信端末に
通知される音声データによる宛先情報の一例を示す図、 第11図はその操作マニュアル編集・作成処理を示すフ
ローチャート、 第12図はそのインストラクト情報記憶部に記憶される
処理ステップやシステムパラメータの状態を示す図、 第13図はそのマニュアル生成バッファに格納される処
理ステップや説明データのアドレス設定を示す図、 第14図はそのマニュアル生成バッファに展開される操
作マニュアルの各データを示す図、第15図はその出力
された操作マニュアルを示す図である。 第16図は従来の操作マニュアル作成装置における通信
端末との間のオーダリングの際の通信手順の一例を示す
図である。 1・・・・・・ファクシミリメール装置、2・・・・・
・システム制御部、 3・・・・・・ディスク制御部、 4・・・・・・ディスク制御部、 5・・・・・・フロッピィディスク装置、6・・・・・
・ハードディスク装置、 7・・・・・・ハードディスク装置、 8・・・・・・ホストインターフェーfス部、11・・
・・・・網制御部、 12・・・・・・モデム、 13・・・・・・通信制御部、 14・・・・・・マニュアル生成バッファ、15・・・
・・・符号化・復号化部、 16・・・・・・チャネル制御部、 17・・・・・・制御プログラム記憶部、18・・・・
・・OMR処理部、 19・・・・・・データ記憶部、 20・・・・・・蓄積用メモリ、 21・・・・・・インストラクト情報記憶部、22・・
・・・・システム情報記憶部、23・・・・・・編集制
御部、 24・・・・・・バス制御部、 30・・・・・・操作マニュアル要求用0MRシート、
30h・・・・・・問い合わせマーク、30i・・・・
・・ボイスガイダンス要・不要マーク、30j・・・・
・・メイルの種類(サービスの種類)マーク、 30k・・・・・・時刻指定有無および指定時刻マーク
、40a・・・・・・ヘソグ一部、 40b・・・・・・キャラクタデータ領域、40c・・
・・・・イメージデータ領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通信端末で所定の操作が行なわれると、該操作内容に対
    応する操作データを該通信端末から受信し、該操作デー
    タに応じて複数の処理ステップを組み合わせて実行して
    複数の機能を実現する通信機能を備えた機器の操作マニ
    ュアル作成装置であって、 上記通信端末からの操作データを受信する受信制御手段
    と、 受信制御手段の受信したデータのうち操作マニュアルを
    作成するのに必要なデータを取り出して記憶するデータ
    記憶手段と、 上記各処理ステップ毎に要求される操作内容の説明デー
    タを記憶するインストラクト情報記憶手段と、 複数の通信宛先のID番号や電話番号等の宛先情報を記
    憶する宛先情報記憶手段と、 機器の有する各機能を実現させるためにあらかじめ入力
    操作された各種システム情報を記憶するシステム情報記
    憶手段と、 データ記憶手段に記憶されたデータを解析してインスト
    ラクト情報記憶手段に記憶された各処理ステップでの操
    作内容の説明データを組み合わせるとともにシステム情
    報記憶手段に記憶されたシステム情報を組み込んで目的
    とする機能の実現に必要な操作マニュアルを編集・作成
    する編集制御手段と、 編集制御手段で作成した操作マニュアルを通信端末の要
    求に応じて通信端末に送信するとともに該操作マニュア
    ルを作成するに際して上記各処理ステップ毎に通信端末
    に操作を要求する指示情報を送信する送信制御手段と、 を、備え、通信端末からの操作マニュアル要求に応じて
    操作マニュアルを編集・作成して出力するとともに、該
    操作マニュアルを編集・作成するに際して各処理ステッ
    プ毎に操作を要求する指示情報を通信端末に送信し、該
    操作マニュアルを出力するに際して通信端末から示され
    る宛先情報に対して宛先情報記憶手段に記憶された宛先
    情報を送信して該示された宛先情報を確認することを特
    徴とする操作マニュアル作成装置。
JP2173263A 1990-06-29 1990-06-29 操作マニュアル作成装置 Pending JPH0460861A (ja)

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