JPH0460789B2 - - Google Patents

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JPH0460789B2
JPH0460789B2 JP7018587A JP7018587A JPH0460789B2 JP H0460789 B2 JPH0460789 B2 JP H0460789B2 JP 7018587 A JP7018587 A JP 7018587A JP 7018587 A JP7018587 A JP 7018587A JP H0460789 B2 JPH0460789 B2 JP H0460789B2
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JP
Japan
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gun
wide
jet
gun body
angle
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Expired
Application number
JP7018587A
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English (en)
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JPS63237869A (ja
Inventor
Tomio Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seiki Machine Works Ltd
Original Assignee
Fuji Seiki Machine Works Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Seiki Machine Works Ltd filed Critical Fuji Seiki Machine Works Ltd
Priority to JP7018587A priority Critical patent/JPS63237869A/ja
Priority to US07/168,186 priority patent/US4917708A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は湿式、乾式ホーニング装置等において
使用される、噴射ガンの改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来一般に使用されている噴射ガンは、ジエツ
トの中央部から圧縮空気を噴射させ、ジエツトの
周辺から混合液または研摩材を供給してノズルか
ら噴出させる加工式のものがほとんどで、ノズル
やジエツトの内径は、それぞれ円筒状のものが使
用されていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来の噴射ガンは、ノズルやジエツ
トの内径が円筒状になつているために、噴射され
る混合液または研摩材によつて加工されるワーク
表面上の研削面積、バリ取り面積、梨地化面積等
の加工範囲が円形状となり、ワークの表面積が噴
射ガン1個で加工できる面積より広い場合には、
噴射ガンを自動的に振動させるか、またはワーク
を移動させて加工しなければならず、噴射ガンを
固定すると、ワークの表面が均一に処理できない
という欠点があつた。又、樹脂モールドされた電
子部品のように、長物で種類も多く、幅も大きい
ものから小さいものまであるワークを従来の噴射
ガンで加工するには、複数個の噴射ガンを傾平列
的に取付けて、加工面を一部ラツプさせないと、
ワークの表面全体をもれなく均一に加工すること
ができず、噴射ガンのセツトや加工範囲の調整が
困難であるばかりか、加工室の空間スペースを多
く必要とするという欠点があつた。
本発明は上記従来の欠点に鑑みて提案されたも
ので、加工範囲を長方形または楕円形等の広角に
して、加工範囲を拡大すると共に、回転可能にし
て樹脂モールドされた電子部品のように、長物で
種類も多く、幅も大小あるワークの表面や裏面を
もれなく均一に加工することができ、加工室の空
間スペースも少なくてすむ、メンテナンスの容易
な噴射ガンを提供せんとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、エアー
経路と混合液または研摩材経路とを有するガンホ
ルダーに、軸芯回りに回転自在なガン本体を取付
け、そのガン本体の内部に、ガンホルダーのエア
ー経路と連通するし、先端に広角方向に対応して
配置された多数の孔を有するジエツトと、後端が
混合液または研摩材経路と連通する広角ノズル
が、ガン本体の軸芯に対し同芯状に、かつ、ジエ
ツトの先端を広角ノズルの後端に臨ませて配置す
ることにより、噴射ガンを構成したことを特徴と
するものである。
(作用) 本発明の噴射ガンは上記のように構成されてい
るので、圧縮空気はガンホルダーのエアー経路と
連通するジエツトの先端の広角方向に対応して配
置された多数の孔より広角ノズルの後端に向つて
噴出され、混合液または研摩材は、ガンホルダー
の混合液または研摩材経路と連通する広角ノズル
の後端へ供給され、ジエツトの先端の多数の孔よ
り広角方向に対応して噴出される圧縮空気と混合
して、広角ノズルの先端より長方形または楕円形
等の広角に噴射されることになる。又、ガン本体
をその軸芯回りに回転させると、広角ノズルの先
端より噴射されてできる加工範囲は、ガン本体が
回転すると共に広角方向が回転することになる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は本発明の1実施例を示す噴射ガンの断
面図で、第2図はその平面図である。又、第3図
はジエツトの正面図で、第4図はその側面図、第
5図は広角ノズルの正面図で、第6図及び第7図
は、第5図における矢視A−A線及び矢視B−B
線に沿つて切断した断面図である。
図中、1,1は1対のガンホルダーで、その各
ガンホルダー1には中央のブラケツト2より導管
を介して圧縮空気Pを供給するエアー経路3と、
ブラケツト2より内部をくり抜いて混合液または
研摩材Qを供給する混合液または研摩材経路4が
設けられている。なお、両ガンホルダー1,1は
同一構造であるため、以下片側のみについて説明
する。5はガン本体で、ガンホルダー1の端部を
筒状にくり抜き、その内部に軸芯L−L回りに任
意に回転自在に取付けられている。6は押え板
で、ボルト7を締付けることにより、ガン本体5
はガンホルダー1に固定されている。なお、ガン
本体5は軸芯L−L回りに回転しても、混合液ま
たは研摩材経路4と常に連通するように、ガン本
体5の内部には空洞8が設けられている。
9はガン本体5内に装着されたジエツトで、そ
の後端にはボルト10により蓋11が取付けられ
ており、蓋11の中央部にはエアー経路3の先端
が着脱可能に接続され、ジエツト9とエアー経路
3が連通されている。又、ジエツト9の先端に
は、広角方向に対応して多数の孔12が2列に半
ピツチずらして配置されている。又、13はジエ
ツト9をガン本体5に固定するためのボルトであ
る。
但し、本実施例においては、ジエツト9の先端
には多数の孔12が2列に半ピツチずらして配置
されているが、孔12の配列は、広角方向に応じ
て1列、二列、或は三列にしたり、千鳥列等にす
ることができ、必要に応じて孔12の先端をラツ
パ状に開口せしめてもよい。
次に、14は後端が空洞8を介してガンホルダ
ー1の混合液または研摩材経路4と連通する広角
ノズルで、後部には円錐状の溝15が、又、前部
には長方形状の穴16が設けられている。但し穴
16は楕円形にしてもよい。
又、ジエツト9と広角ノズル14は、ガン本体
5の軸芯L−Lに対し同心状に、かつ、ジエツト
9の先端を広角ノズル14の後端に臨ませて配置
されている。なお、ボルト7にてガンホルダー1
の端部に締付固定されている押え板6には切欠6
aが設けられているので、ボルト7をゆるめれ
ば、ガン本体5を軸芯L−L回りに回転させるこ
とができるだけでなく、押え板6をボルト7を中
心に回転させて、切欠6aの位置を移動させれ
ば、ガンホルダー1の端部よりガン本体5を抜き
取ることができる。
又、ガンホルダー1の端部周面とガン本体5の
端部周面には、ガン本体5の回転角度を表示する
目盛17がえがかれている。
18はガン本体5の下端部に広角ノズル14を
取付けるための止ネジである。なお、図中19は
ワークである。
上記構成よりなる噴射ガンにおいては、圧縮空
気Pは、ブラケツト2から導管で構成されるエア
ー経路3を通つて蓋11の中央部からジエツト9
に供給され、ジエツト9の先端の広角方向に対応
して配置された多数の孔12より広角ノズル14
の後端に向つて噴出されることになる。他方、混
合液または研摩材Qは、ブラケツト2からガンホ
ルダー1の混合液または研摩材経路4、空洞8を
通つて広角ノズル14の後端へ供給され、ジエツ
ト9の先端より広角方向に噴出される圧縮空気P
と混合して加速され、広角ノズル14の先端より
前部の穴16の形状に応じて広角に噴射され、ワ
ーク19の加工面を加工することになる。
次に、ガン本体5を軸芯L−L回りに回転させ
ると、広角ノズル14の先端より噴射されてでき
る加工範囲は、ガン本体5が回転すると共に広角
方向が回転するので、加工するワーク19の寸法
形状に応じてガン本体5を適宜軸芯L−L回りに
回転させ、必要な加工範囲に合せてセツトすれば
よい。
なお、本実施例においては、1対のガンホルダ
ー1の各々の端部にガン本体5を取付けて、ワー
ク19の表裏を同時に加工できるようにしている
が、この場合には共打加工を防止するために、ガ
ン本体5の軸芯L−Lが一致しないよう、第2図
に示すように軸芯L−Lを少し傾斜させておくこ
とが望ましい。又、エアー経路3の途中にバルブ
を設けて圧縮空気Pの圧力を調整したり、片側の
ガンホルダー1にのみ圧縮空気Pを供給して片面
加工ができるようにしてもよい。但し、ガンホル
ダー1を1本にして平面加工専用にしてもよい。
[発明の効果] 以上具体的に説明したように、本発明の噴射ガ
ンによれば、広角ノズルを使用しているため、加
工範囲を拡大することができ、樹脂モールドされ
た電子部品のように、長物で種類が多く、幅も大
小あるワークでも対処することができる。
又、ジエツトの先端には広角方向に対応して多
数の孔が配置されているので、先端に大きな孔が
1つしかないジエツトの場合には、広角ノズルを
使用しても加工範囲がまゆ型になるのに対し、長
方形または楕円形に近いきれいな加工範囲が得ら
れ、加工中に加工範囲が変動することもなく、き
わめて安定しているため、仕上面も良好となる。
又、従来の噴射ガンと比較すると、噴流力は4
倍、使用空気量は3倍となり、能力アツプを図る
ことができる。又、広角ノズルの前部の穴の長さ
により、加工範囲の幅を長くすることができる。
又、ガン本体を任意に回転させることにより、ワ
ークの幅に応じて加工範囲を自由にしかも簡単に
変更することができるため、加工室の空間スペー
スを小さくすることができる。又、広角ノズルや
ジエツトが消耗した時は、ガンホルダーからガン
本体を取り出し、広角ノズルやジエツトを機外に
て交換することができるので、メンテナンスも容
易である。等多くの利点を有し、研削やバリ取
り、梨地化等の加工をする上で実用上きわめて有
効な噴射ガンを提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す噴射ガンの断
面図で、第2図はその平面図、第3図はジエツト
の正面図で、第4図はその側面図、第5図は広角
ノズルの正面図で、第6図及び第7図は、第5図
における矢視A−A線及び矢視B−B線に沿つて
切断した断面図である。 1…ガンホルダー、2…ブラケツト、3…エア
ー経路、4…混合液または研摩材経路、5…ガン
本体、6…押え板、6a…切欠、7…ボルト、8
…空洞、9…ジエツト、10…ボルト、11…
蓋、12…孔、13…ボルト、14…広角ノズ
ル、15…溝、16…穴、17…目盛、18…止
ネジ、19…ワーク、P…圧縮空気、Q…混合液
または研摩材、L−L…軸芯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エアー経路と混合液または研摩材経路とを有
    するガンホルダーに、軸芯回りに回転自在なガン
    本体を取付け、そのガン本体の内部に、ガンホル
    ダーのエアー経路と連通し、先端に広角方向に対
    応して配置された多数の孔を有するジエツトと、
    後端が混合液または研摩材経路と連通する広角ノ
    ズルを、ガン本体の軸芯に対し同心状に、かつ、
    ジエツトの先端を広角ノズルの後端に臨ませて配
    置したことを特徴とする噴射ガン。
JP7018587A 1987-01-19 1987-03-26 噴射ガン Granted JPS63237869A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7018587A JPS63237869A (ja) 1987-03-26 1987-03-26 噴射ガン
US07/168,186 US4917708A (en) 1987-01-19 1988-03-15 Deburring and cleaning apparatus with multi-station rotary drum and reciprocating blasting guns

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7018587A JPS63237869A (ja) 1987-03-26 1987-03-26 噴射ガン

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Publication Number Publication Date
JPS63237869A JPS63237869A (ja) 1988-10-04
JPH0460789B2 true JPH0460789B2 (ja) 1992-09-29

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JP7018587A Granted JPS63237869A (ja) 1987-01-19 1987-03-26 噴射ガン

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CN113478397B (zh) * 2021-08-02 2023-08-29 安徽达必立新能源科技有限公司 一种塔筒喷砂除锈装置

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