JP3315672B2 - 湿式ブラスト噴射ノズル - Google Patents
湿式ブラスト噴射ノズルInfo
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- JP3315672B2 JP3315672B2 JP30219999A JP30219999A JP3315672B2 JP 3315672 B2 JP3315672 B2 JP 3315672B2 JP 30219999 A JP30219999 A JP 30219999A JP 30219999 A JP30219999 A JP 30219999A JP 3315672 B2 JP3315672 B2 JP 3315672B2
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- Japan
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- air
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- chamber
- slurry chamber
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は湿式ブラスト用噴
射ノズル、詳しくは被加工物表面に向けて細巾直線状に
スラリ−を噴射する湿式ブラスト用噴射ノズルに関する
ものである。
射ノズル、詳しくは被加工物表面に向けて細巾直線状に
スラリ−を噴射する湿式ブラスト用噴射ノズルに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】スラリ−を被加工物表面に向けて噴射す
る湿式ブラストは、各種プリント基板のバリ取り、金属
部品の表面加工等に広く使用されており、その中でも細
巾直線状にスラリ−を噴射する湿式ブラスト加工は、平
面状の被加工物を効率良く加工できるものとして用途に
応じて多く採用されている。
る湿式ブラストは、各種プリント基板のバリ取り、金属
部品の表面加工等に広く使用されており、その中でも細
巾直線状にスラリ−を噴射する湿式ブラスト加工は、平
面状の被加工物を効率良く加工できるものとして用途に
応じて多く採用されている。
【０００３】この細巾直線状にスラリ−を噴射する為に
は、専用の噴射ノズルが必要であり、特開平７−１８６
０５０号、特開平９−１３１９２号等において、この種
の噴射ノズルが提案されている。又、本件出願人も実公
平２−５８９９号、特公平４−６０７８９号として、こ
の細巾直線状にスラリ−を噴射する噴射ノズルを提案済
みである。
は、専用の噴射ノズルが必要であり、特開平７−１８６
０５０号、特開平９−１３１９２号等において、この種
の噴射ノズルが提案されている。又、本件出願人も実公
平２−５８９９号、特公平４−６０７８９号として、こ
の細巾直線状にスラリ−を噴射する噴射ノズルを提案済
みである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら、湿式ブラスト
においては、通常極めて摩耗性の強い研磨材を使用する
ので、十分な摩耗対策を取らないと、短時間でノズルが
摩耗してしまい、ノズルとしての用をなさなくなってし
まう。従って、今までの湿式ブラスト用噴射ノズルにつ
いての発明のほとんどは、主にこの摩耗対策についての
ものであった。一方、細巾直線状にスラリ−を噴射する
噴射ノズルにおいては、スラリ−が水に均一に分散して
良く混じり合っていないと、加工ムラが起こりやすく、
一様な加工効果は得られないが、この均一な加工効果の
実現は、技術的にかなりむずかしく、なかなか満足の出
来る噴射ノズルは見当たらなかった。
においては、通常極めて摩耗性の強い研磨材を使用する
ので、十分な摩耗対策を取らないと、短時間でノズルが
摩耗してしまい、ノズルとしての用をなさなくなってし
まう。従って、今までの湿式ブラスト用噴射ノズルにつ
いての発明のほとんどは、主にこの摩耗対策についての
ものであった。一方、細巾直線状にスラリ−を噴射する
噴射ノズルにおいては、スラリ−が水に均一に分散して
良く混じり合っていないと、加工ムラが起こりやすく、
一様な加工効果は得られないが、この均一な加工効果の
実現は、技術的にかなりむずかしく、なかなか満足の出
来る噴射ノズルは見当たらなかった。
【０００５】これは、細巾直線状にスラリ−を噴射する
噴射ノズルにおいては、スラリ−を一旦滞溜させるスラ
リ−チャンバ−は横長形状となるので、どうしてもスラ
リ−中に分散されている研磨材がスラリ−チャンバ−中
の特定の箇所によどんだり、偏在してしまい、水に均一
に分散しにくいのが原因である。
噴射ノズルにおいては、スラリ−を一旦滞溜させるスラ
リ−チャンバ−は横長形状となるので、どうしてもスラ
リ−中に分散されている研磨材がスラリ−チャンバ−中
の特定の箇所によどんだり、偏在してしまい、水に均一
に分散しにくいのが原因である。
【０００６】本発明者は、この細巾直線状にスラリ−を
噴射する噴射ノズルに関する上記問題点を解決すべく研
究を行った結果、研磨材がスラリ−中に常に均一に分散
して良く混じり合い、被加工物に噴射したとき、均一な
加工効果を得ることができる、新規な湿式ブラスト用噴
射ノズルを開発することに成功し、本発明としてここに
提案するものである。
噴射する噴射ノズルに関する上記問題点を解決すべく研
究を行った結果、研磨材がスラリ−中に常に均一に分散
して良く混じり合い、被加工物に噴射したとき、均一な
加工効果を得ることができる、新規な湿式ブラスト用噴
射ノズルを開発することに成功し、本発明としてここに
提案するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、両端が閉塞
壁面６，７によって閉塞された筒状をなしたスラリ−チ
ャンバ−８を長手方向に形成し、前記閉塞壁面６，７の
スラリ−チャンバ−長手方向軸線に対して左右方向へそ
れぞれ食い違い状に偏位した位置に小径のスラリ−流入
孔９，１０を設け、該スラリ−流入孔９，１０からスラ
リ−をスラリ−チャンバ−８内に導入したとき、スラリ
−チャンバ−８内にスラリ−の回転流が形成されるよう
にしたノズル本体１と；前記スラリ−チャンバ−８と平
行した細長い矩形状の噴射用ノズル２０を有し、該噴射
用ノズル２０の上端にテ−パ状の導入部２１を形成し、
該導入部２１を前記スラリ−チャンバ−８と連通するよ
うにノズル本体１の下方に取付けたフラットノズル本体
２と；前記スラリ−チャンバ−長手方向中央を貫通し、
先端を前記フラットノズル本体２の導入部２１の上部に
位置させ、先端に高圧エア−を噴射する小径のエア−ノ
ズル３０が一列に配置されたエア−ノズル列３１を設け
ると共に、上端には前記スラリ−チャンバ−８と平行に
エア−取り入れ溝３２を設け、該エア−取り入れ溝３２
の両端にエア−取り入れ孔３３、３３′を連通せしめ、
エア−取り入れ溝３２の両側から高圧エア−を導入する
ようにしたエア−ノズル本体４；とによって湿式ブラス
ト噴射ノズルを構成することにより、上記課題を解決せ
んとするものである。
壁面６，７によって閉塞された筒状をなしたスラリ−チ
ャンバ−８を長手方向に形成し、前記閉塞壁面６，７の
スラリ−チャンバ−長手方向軸線に対して左右方向へそ
れぞれ食い違い状に偏位した位置に小径のスラリ−流入
孔９，１０を設け、該スラリ−流入孔９，１０からスラ
リ−をスラリ−チャンバ−８内に導入したとき、スラリ
−チャンバ−８内にスラリ−の回転流が形成されるよう
にしたノズル本体１と；前記スラリ−チャンバ−８と平
行した細長い矩形状の噴射用ノズル２０を有し、該噴射
用ノズル２０の上端にテ−パ状の導入部２１を形成し、
該導入部２１を前記スラリ−チャンバ−８と連通するよ
うにノズル本体１の下方に取付けたフラットノズル本体
２と；前記スラリ−チャンバ−長手方向中央を貫通し、
先端を前記フラットノズル本体２の導入部２１の上部に
位置させ、先端に高圧エア−を噴射する小径のエア−ノ
ズル３０が一列に配置されたエア−ノズル列３１を設け
ると共に、上端には前記スラリ−チャンバ−８と平行に
エア−取り入れ溝３２を設け、該エア−取り入れ溝３２
の両端にエア−取り入れ孔３３、３３′を連通せしめ、
エア−取り入れ溝３２の両側から高圧エア−を導入する
ようにしたエア−ノズル本体４；とによって湿式ブラス
ト噴射ノズルを構成することにより、上記課題を解決せ
んとするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１はこの発明に係る湿式ブラス
ト用噴射ノズルの一実施形態の正面断面図、図２はその
図１における矢視Ａ−Ａ線横断面図、図３はその図１に
おける矢視Ｂ−Ｂ線縦断面図、図４はその図１における
矢視Ｃ−Ｃ線縦断面図である。この発明に係る湿式ブラ
スト用噴射ノズルは、ノズル本体１と、フラットノズル
本体２と、エア−ノズル本体４とで構成されている。
ト用噴射ノズルの一実施形態の正面断面図、図２はその
図１における矢視Ａ−Ａ線横断面図、図３はその図１に
おける矢視Ｂ−Ｂ線縦断面図、図４はその図１における
矢視Ｃ−Ｃ線縦断面図である。この発明に係る湿式ブラ
スト用噴射ノズルは、ノズル本体１と、フラットノズル
本体２と、エア−ノズル本体４とで構成されている。
【０００９】ノズル本体１は、全体を立方体状に形成
し、その内部には両端が閉塞壁面６，７で閉塞された若
干左右に偏平した略円筒状をしたスラリ−チャンバ−８
がその長手方向を向って形成されている。又、前記閉塞
壁面７，８のスラリ−チャンバ−８長手方向軸線に対し
て左右方向へ食い違い状にそれぞれ偏位した位置に小径
のスラリ−流入孔９，１０が形成されている。更に、閉
塞壁面７，８にはそれぞれ前記スラリ−流入孔９，１０
に連通したスラリ−流路１１が形成されたノズル本体側
面ブロック１２、１２′が固定されており、このノズル
本体側面ブロック１２，１２′のスラリ−流路１１，１
１′を通してスラリ−流入孔９及び１０からスラリ−チ
ャンバ−８内にスラリ−が流入する様になっている。つ
まり、スラリ−はスラリ−チャンバ−８内に、対向する
２箇所からそれぞれ流入する様になっている。
し、その内部には両端が閉塞壁面６，７で閉塞された若
干左右に偏平した略円筒状をしたスラリ−チャンバ−８
がその長手方向を向って形成されている。又、前記閉塞
壁面７，８のスラリ−チャンバ−８長手方向軸線に対し
て左右方向へ食い違い状にそれぞれ偏位した位置に小径
のスラリ−流入孔９，１０が形成されている。更に、閉
塞壁面７，８にはそれぞれ前記スラリ−流入孔９，１０
に連通したスラリ−流路１１が形成されたノズル本体側
面ブロック１２、１２′が固定されており、このノズル
本体側面ブロック１２，１２′のスラリ−流路１１，１
１′を通してスラリ−流入孔９及び１０からスラリ−チ
ャンバ−８内にスラリ−が流入する様になっている。つ
まり、スラリ−はスラリ−チャンバ−８内に、対向する
２箇所からそれぞれ流入する様になっている。
【００１０】又、スラリ−チャンバ−８の下部には、ス
ラリ−チャンバ−８の両端部を除いて、スラリ−チャン
バ−８よりも巾が狭く、ほぼ同じ長さのフラットノズル
本体嵌合孔１３をスラリ−チャンバ−８とノズル本体１
下面とを連通する様に開口し、一方、スラリ−チャンバ
−８の上側には、エア−ノズル本体取孔１４をスラリ−
チャンバ−８とノズル本体１の上面とを連通する様に開
口する。
ラリ−チャンバ−８の両端部を除いて、スラリ−チャン
バ−８よりも巾が狭く、ほぼ同じ長さのフラットノズル
本体嵌合孔１３をスラリ−チャンバ−８とノズル本体１
下面とを連通する様に開口し、一方、スラリ−チャンバ
−８の上側には、エア−ノズル本体取孔１４をスラリ−
チャンバ−８とノズル本体１の上面とを連通する様に開
口する。
【００１１】フラットノズル本体２は、２個の矩形状を
したノズル１５，１５′からなっており、ノズル本体１
の下端から垂設された挾持片１６，１６′によってその
両面を挟み込み、ボルト１７によって締め付けることに
より、ノズル本体１の下部に固定されている。図中１８
は、このフラットノズル本体２の中央付近に設けられた
挾持板であり、ボルト３６で締め付けることにより、フ
ラットノズル本体２のノズル体１５，１５′の下方部分
を挟み込んで一体化させている。
したノズル１５，１５′からなっており、ノズル本体１
の下端から垂設された挾持片１６，１６′によってその
両面を挟み込み、ボルト１７によって締め付けることに
より、ノズル本体１の下部に固定されている。図中１８
は、このフラットノズル本体２の中央付近に設けられた
挾持板であり、ボルト３６で締め付けることにより、フ
ラットノズル本体２のノズル体１５，１５′の下方部分
を挟み込んで一体化させている。
【００１２】両ノズル体１５，１５′はその中央部分に
夫々ノズル溝１９，１９を設け、このノズル溝１９，１
９を合せて細長い矩形状の噴射用ノズル２０を形成し、
前記ノズル溝１９，１９のそれぞれ上端に、テ−パ状に
なった導入部２１を形成している。そして、このフラッ
トノズル本体２はノズル本体１のフラットノズル本体嵌
合孔１３に嵌合する様になっている。
夫々ノズル溝１９，１９を設け、このノズル溝１９，１
９を合せて細長い矩形状の噴射用ノズル２０を形成し、
前記ノズル溝１９，１９のそれぞれ上端に、テ−パ状に
なった導入部２１を形成している。そして、このフラッ
トノズル本体２はノズル本体１のフラットノズル本体嵌
合孔１３に嵌合する様になっている。
【００１３】エア−ノズル本体４は、ノズル構成体２２
とその上端に一体的に形成された係止部２３、及び張出
し部２７，２７′とによって構成されている。即ち、ノ
ズル構成体２２は、それぞれ上端外側にそれぞれ係止部
２３を突出させ、下端には中央に向って傾斜したそれぞ
れ傾斜面２４を設けている。又、それぞれ長手方向両端
には張出し部２７，２７′を設けている。そして、上面
長手方向軸芯には、両端が張出し部２７，２７′に設け
られたエア−取り入れ孔３３，３３′に連通した巾の広
いエア−取入溝３２が形成されており、このエア−取入
溝３２の底から下方に巾の狭いエア−スリット２９が設
けられている。このエア−スリット２９の下端には小径
のエア−ノズル３０が長手方向一列に配置されて、エア
−ノズル列３１が形成されている。この様に形成したエ
ア−ノズル本体４は、エア−ノズル列３１が下になる様
にノズル本体１のエア−ノズル本体取付孔１４からスラ
リ−チャンバ−８内に挿入され、上面に上ぶた３４を重
畳して複数のボルト３５によって固定されている。
とその上端に一体的に形成された係止部２３、及び張出
し部２７，２７′とによって構成されている。即ち、ノ
ズル構成体２２は、それぞれ上端外側にそれぞれ係止部
２３を突出させ、下端には中央に向って傾斜したそれぞ
れ傾斜面２４を設けている。又、それぞれ長手方向両端
には張出し部２７，２７′を設けている。そして、上面
長手方向軸芯には、両端が張出し部２７，２７′に設け
られたエア−取り入れ孔３３，３３′に連通した巾の広
いエア−取入溝３２が形成されており、このエア−取入
溝３２の底から下方に巾の狭いエア−スリット２９が設
けられている。このエア−スリット２９の下端には小径
のエア−ノズル３０が長手方向一列に配置されて、エア
−ノズル列３１が形成されている。この様に形成したエ
ア−ノズル本体４は、エア−ノズル列３１が下になる様
にノズル本体１のエア−ノズル本体取付孔１４からスラ
リ−チャンバ−８内に挿入され、上面に上ぶた３４を重
畳して複数のボルト３５によって固定されている。
【００１４】この実施の形態は上述の通りの構成を有す
るものであり、ノズル本体１のスラリ−流入孔９，１０
からスラリ−チャンバ−８内に水と研磨材とを混合した
スラリ−を送り込み、一方、エア−取入れ孔３３，３
３′から高圧エア−をエア−ノズル本体４に送り込む。
すると、スラリ−チャンバ−８内のスラリ−は高圧エア
−の圧力によって加速されてフラットノズル本体２の噴
射用ノズル２０から噴射されることになる。このとき、
ノズル本体１のスラリ−チャンバ−８内にスラリ−を送
り込む為のスラリ−流入孔９，１０は、スラリ−チャン
バ−８長手方向軸線に対して、それぞれ左右方向に食い
違い状に偏位して位置せしめられているので、このスラ
リ−チャンバ−８内に導入されたスラリ−は図３に矢印
で示す様に、エア−ノズル本体４を中心として回転運動
を行う。従って、これによって絶えず、水と研磨材とは
撹拌され、研磨材は水に均一に分散され、良く混じり合
い、研磨材のよどみや偏在は阻止される。一方、エア−
ノズル４に導入される高圧空気は、その長手方向両端に
対向して設けられたエア−取入れ孔３３，３３′から導
入され、エア−取入れ溝３２内において混じり合った後
にエア−ノズル４のエア−溝２９に送られるので、均等
な空気圧になり、エア−ノズル列３１で更に均等に分割
され、スラリ−はこの均等な空気圧でフラットノズル本
体２の噴射用ノズル２０に均一濃度で送られる。
るものであり、ノズル本体１のスラリ−流入孔９，１０
からスラリ−チャンバ−８内に水と研磨材とを混合した
スラリ−を送り込み、一方、エア−取入れ孔３３，３
３′から高圧エア−をエア−ノズル本体４に送り込む。
すると、スラリ−チャンバ−８内のスラリ−は高圧エア
−の圧力によって加速されてフラットノズル本体２の噴
射用ノズル２０から噴射されることになる。このとき、
ノズル本体１のスラリ−チャンバ−８内にスラリ−を送
り込む為のスラリ−流入孔９，１０は、スラリ−チャン
バ−８長手方向軸線に対して、それぞれ左右方向に食い
違い状に偏位して位置せしめられているので、このスラ
リ−チャンバ−８内に導入されたスラリ−は図３に矢印
で示す様に、エア−ノズル本体４を中心として回転運動
を行う。従って、これによって絶えず、水と研磨材とは
撹拌され、研磨材は水に均一に分散され、良く混じり合
い、研磨材のよどみや偏在は阻止される。一方、エア−
ノズル４に導入される高圧空気は、その長手方向両端に
対向して設けられたエア−取入れ孔３３，３３′から導
入され、エア−取入れ溝３２内において混じり合った後
にエア−ノズル４のエア−溝２９に送られるので、均等
な空気圧になり、エア−ノズル列３１で更に均等に分割
され、スラリ−はこの均等な空気圧でフラットノズル本
体２の噴射用ノズル２０に均一濃度で送られる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明に係る湿式ブ
ラスト用噴射ノズルにおいては、スラリ−チャンバ−へ
のスラリ−の導入に工夫をこらすことにより、スラリ−
チャンバ−内におけるスラリ−に回転運動を惹起せし
め、常に流動化させ、研磨材の偏在に起因する加工ムラ
を防ぐことができる効果を有し、極めて実用的なもので
ある。
ラスト用噴射ノズルにおいては、スラリ−チャンバ−へ
のスラリ−の導入に工夫をこらすことにより、スラリ−
チャンバ−内におけるスラリ−に回転運動を惹起せし
め、常に流動化させ、研磨材の偏在に起因する加工ムラ
を防ぐことができる効果を有し、極めて実用的なもので
ある。
【図１】この発明に係る湿式ブラスト用噴射ノズルの一
実施形態の正面断面図。
実施形態の正面断面図。
【図２】図１における矢視Ａ−Ａ線横断面図。
【図３】図１における矢視Ｂ−Ｂ線縦断面図。
【図４】図１における矢視Ｃ−Ｃ線縦断面図。
１ ノズル本体 ２ フラットノズル本体 ４ エア−ノズル本体 ６ 閉塞壁面 ７ 閉塞壁面 ８ スラリ−チャンバ− ９ スラリ−流入孔 １０ スラリ−流入孔 １１ スラリ−流路 １２ ノズル本体側面ブロック １３ フラットノズル本体嵌合孔 １４ エア−ノズル本体取付孔 １５ ノズル体 １５′ ノズル体 １６ 挾持片 １７ ボルト １８ 挾持板 １９ ノズル溝 ２０ 噴射用ノズル ２１ 導入部 ２２ ノズル構成体 ２３ 係止部 ２４ 傾斜面 ２５ ノズル溝 ２６ エア−導入溝 ２７ 張出し部 ２９ エア−スリット ３０ エア−ノズル ３１ エア−ノズル列 ３２ エア−取入れ溝 ３３ エア−取入孔 ３４ 上ぶた ３５ ボルト ３６ ボルト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B24C 5/04
Claims (1)
- 【請求項１】 両端が閉塞壁面６，７によって閉塞され
た筒状をなしたスラリ−チャンバ−８を長手方向に形成
し、前記閉塞壁面６，７のスラリ−チャンバ−長手方向
軸線に対して左右方向へそれぞれ食い違い状に偏位した
位置に小径のスラリ−流入孔９，１０を設け、該スラリ
−流入孔９，１０からスラリ−をスラリ−チャンバ−８
内に導入したとき、スラリ−チャンバ−８内にスラリ−
の回転流が形成されるようにしたノズル本体１と；前記
スラリ−チャンバ−８と平行した細長い矩形状の噴射用
ノズル２０を有し、該噴射用ノズル２０の上端にテ−パ
状の導入部２１を形成し、該導入部２１を前記スラリ−
チャンバ−８と連通するようにノズル本体１の下方に取
付けたフラットノズル本体２と；前記スラリ−チャンバ
−長手方向中央を貫通し、先端を前記フラットノズル本
体２の導入部２１の上部に位置させ、先端に高圧エア−
を噴射する小径のエア−ノズル３０が一列に配置された
エア−ノズル列３１を設けると共に、上端には前記スラ
リ−チャンバ−８と平行にエア−取り入れ溝３２を設
け、該エア−取り入れ溝３２の両端にエア−取り入れ孔
３３、３３′を連通せしめ、エア−取り入れ溝３２の両
側から高圧エア−を導入するようにしたエア−ノズル本
体４；とからなることを特徴とする湿式ブラスト噴射ノ
ズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30219999A JP3315672B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 湿式ブラスト噴射ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30219999A JP3315672B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 湿式ブラスト噴射ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001121424A JP2001121424A (ja) | 2001-05-08 |
| JP3315672B2 true JP3315672B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17906141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30219999A Expired - Lifetime JP3315672B2 (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 湿式ブラスト噴射ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3315672B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011245597A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Iwatani Electronics Corp | ブラスト用噴射ノズル |
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|---|---|---|---|---|
| JP4737327B2 (ja) | 2009-08-31 | 2011-07-27 | 新東工業株式会社 | ブラスト加工用噴射ノズル |
| JP5773842B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2015-09-02 | 東芝機械株式会社 | 液体ホーニング用噴射ガン |
| KR101468329B1 (ko) * | 2012-10-19 | 2014-12-03 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 습식 블라스트용 분사 건 |
| JP5749324B2 (ja) * | 2013-11-29 | 2015-07-15 | マコー株式会社 | ウエットブラスト処理装置 |
| JP6239367B2 (ja) * | 2013-12-13 | 2017-11-29 | 東芝機械株式会社 | ワーク加工装置及びワーク切断方法 |
| JP7041943B2 (ja) * | 2017-11-21 | 2022-03-25 | 株式会社チップトン | ウエットブラスト用噴射ガン、ウエットブラスト用ガスノズル及びウエットブラスト用噴射ノズル |
| CN114043553B (zh) * | 2022-01-12 | 2022-03-25 | 四川英创力电子科技股份有限公司 | 一种用于电路板生产的自动收放板系统及其方法 |
| JP7496649B1 (ja) | 2023-07-19 | 2024-06-07 | マコー株式会社 | ノズル体 |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30219999A patent/JP3315672B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
| JP2011245597A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Iwatani Electronics Corp | ブラスト用噴射ノズル |
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