JPH03142168A - 遊離砥粒噴射式加工装置 - Google Patents

遊離砥粒噴射式加工装置

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JPH03142168A
JPH03142168A JP27920989A JP27920989A JPH03142168A JP H03142168 A JPH03142168 A JP H03142168A JP 27920989 A JP27920989 A JP 27920989A JP 27920989 A JP27920989 A JP 27920989A JP H03142168 A JPH03142168 A JP H03142168A
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JP
Japan
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nozzle
gas
workpiece
free abrasive
cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP27920989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kuroda
正幸 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH03142168A publication Critical patent/JPH03142168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に産業上の利用分野) 本発明は遊離砥粒噴射式加工装置に係り、とくに遊離砥
粒とガスの固気2相流を噴射ノズルによって被加工物の
表面に噴射してその表面の加工を行なうようにした加工
装置に関する。
K発明の概要舅 遊M砥粒とガスとの固気2相流を噴射ノズルから被加工
物に噴射する装置において、上記噴射ノズルの噴口に臨
むように流体障害壁を設けるようにし、この流体障害壁
によって局部的に速度欠損効果を生ずるようにし、これ
によって被加工物に選択的な噴射油エバターンを形成す
るようにしたものである。あるいはまた固気2相流を噴
射する噴射ノズルの噴口の断面形状を異形とし、この断
面形状に応じた選択的な形状に被加工物の表面を加工す
るようにしたものである。
K従来の技術I 粒径が25〜60μmの比較的大きな′MthII凪粒
を空気とともに噴射するようにしたサンドブラストが知
られている。このようなサンドブラストはパリ取りやペ
イント剥がし、装飾用の粗加工等に用いられている。こ
のようなサンドブラスト加工において、装飾等のために
被加工物の表面に選択的な加工を行なう場合には、加工
を行なわない部分にレジストマスクを形成するようにし
ている。
づなわち従来は膜厚が250〜500μm程度のレジス
ト膜を形成して遊l1it砥粒を噴射することにより、
選択的な加工を行なうようにしている。
K発明が解決しj;うとする問題点刃 このような従来のサンドブラストの欠点は、被加工物の
表面性および表面粗さが良好でないことである。またこ
のようなサンドブラスト法は微細加工に適しないもので
ある。さらに分解能が悪く、しかも選択加工を行なう場
合におけるレジストの膜厚が250〜500timに達
するために、曲線性が悪い欠点がある。また固気2相流
に乱れが多く、圧力分布が一定でない欠点を有しており
、流一 速分布の一様性に欠けるものである。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、レジストマスクを用いることなくしかも高い分解能
で選択的な加工を行ない得るJ:うにした遊離砥粒噴射
式加工装置を提供づることを目的とするものである。
K問題点を解決するための手段l 第1の発明は、遊離砥粒とガスとの固気2相流を噴射ノ
ズルによって被加工物に噴射してその表面の加工を行な
うようにした装置において、前記噴射ノズルの噴口に臨
んで局部的に速度欠損効果を生ずる障害壁を設けるよう
にしたものである。
また第2の発明は、遊離砥粒とガスとの固気2相流を噴
射ノズルによって被加工物に噴射してその表面の加工を
行なうようにした装置において、前記噴射ノズルの噴口
の断面形状を異形とし、該異形の断面形状に応じた加工
を行なうようにしたものである。
 − (作用刃 従って第1の発明においては、速度欠損効果を生ずる障
害壁によって固気2相流の噴流が液加]二物の表面に選
択的に噴射されることになり、これによってレジス1へ
を用いることなく選択的な噴射加工を行なうことが可能
になる。
また第2の発明によれば、異形断面の噴口に応じた噴流
が被加工物に噴射されるために、異形断面の形状に対応
した形状に被加工物の表面加工が行なわれることになる
K実施例刃 第1図および第2図は本発明の第1の実施例に係る噴射
加工装置を示すものであって、この装置は噴射ノズル1
1を備えている。噴射ノズル11はその上端に円筒状の
突部12を有しており、その外周面に形成されている雄
ねじ13が支持体14の下面に形成されている雌ねじ1
5を有する凹部にねじ込まれるようになっており、これ
にょってノズル11は支持体14の下部に支持されてい
る。
支持体14にはその中心部を貫通するように通路16が
形成されるとともに、この通路16と連通される通路1
7がノズル11に、形成されている。
またノズル11の先端部は噴口18になっており、この
噴口18に臨むように複数枚、例えば4枚の障害壁19
がこの噴口18を横切るように一定の間隔で配されてい
る。障害壁19の上端側のエツジの部分は円弧状断面に
構成されており、これらの障害壁19間を通過する固気
2相流が噴[118を通して噴流21となって被加工物
22の表面に噴射され、溝23が形成されるようにして
いる。
以上のような構成において、噴射ノズル11をその突部
12の雄ねじ13によって支持体14の雌ねじ15の部
分に結合する。また締結部から固気2相流が漏れないよ
うに、両者の接合部はシールされるようになっている。
そして図示されない加工台上に被加工物22を載置し、
支持体14の通路16を通して固気2相流を供給する。
本実施例においては粒径が約1μmのAj2203、S
Cの砥粒を使用づるとともに、これらの砥粒が混合され
るガスとしてドライ窒素あるいは高圧の空気を使用する
ようにしている。また通路16を通しで加えられるガス
圧を2〜7 kg / cJどし−Cいる。
このような条件で噴射ノズル11の噴口18から被加工
物22の表面に噴流21を噴射させるようにしている。
般に流体障害壁19を設けない場合には、噴口18の断
面形状が矩形ノズルにおいては矩形状になり、円筒ノズ
ルにおいて円形になる。従ってこのような噴口の横断面
形状に応じて被加工物22が加工されることになる。と
ころが本実施例にようにノズル11の噴口18に臨んで
複数の流体障害壁19を設(づるよう(こし【いるため
に、通路16.17を通して供給される固気2相流は噴
口18の障害壁19の間の部分を通過することになる。
すなわち流体障害壁19で固気2相流は速度欠損を生じ
、速度欠損のない障害壁19間を通過する遊離砥粒の噴
流の速度エネルギが加工エネル 7 ギとなるために、第1図に示すように被加工物22の表
面に複数の溝23を同時に加工することを可能にしてい
る。
このようにノズル11の噴口18に流体障害壁19を具
備させることによって、種々の加工条件でパターンの微
細加工を行なうことができるようになる。例えばアルチ
ック材のような難削材を使用しても約5μm7secの
加IIを得ることが可能になる。第3図は流体障害壁1
9による圧力損失による被加工物22の表面の圧力係数
を示している。この図から明らかなように、圧力係数に
比例して固気2相流の加工エネルギが発生し、第1図に
示すような加工溝23を得ることが可能になる。
つぎに第2の実施例を第4図によって説明する。
なおこの図において、上記第1の実施例と対応する部分
には同一の符号を付すとともに、同一の構成の部分につ
いてはその説明を省略する。
本実施例に係る噴射ノズル11は接続部26を介して図
外の支持体に支持されるようになっている。そして接続
部26には断面が矩形の通路27が形成されるとともに
、この通路27と連通する通路17をノズル11に設け
るようにしている。
ここで注意しなければならないのは、ノズル11の通路
17の断面形状が異形であって、例えば口字状に構成さ
れている。
このように本実施例に係るノズルは平行部から成る接続
部26と接続されるとともに、この接続部26の通路2
7に連通するテーパ状の通路17を備えており、しかも
この通路17の断面形状を口字型にしている。すなわち
噴劃ノズル11内に臼型の断面形状を有する通路17を
形威し、この通路17を通過した噴流を被加工物22に
印加するようにしている。従って固気2相流を接続部2
6の通路27およびノズル11の通路17を通して被加
工物22の表面に噴射すると、この噴口18の異形の断
面形状に応じた噴流が供給されるために、(1型の溝2
3が被加工物22−Lに研削されて形成されるようにな
る。
このように′gIll11砥粒を含んだ固気2相流を噴
射ノズル11から被加工物22に噴劃するようにした装
置において、ノズル11の噴口18に流体障害壁19を
設けてこの障害壁19によって速度欠損効果を発生させ
るか、噴口18の断面形状を異形とすることによって、
被加工物に選択的な噴射加エバターンを形成するように
したものである。
従って従来の選択的なエツチングを行なう場合に必要と
していたレジストパターンが不要になり、マスクレスで
選択的なエツチングを行なうことが可能になる。また噴
射を行なわない部分にレジストパターンを施すことを妨
げるものではないが、このようなノズルを使用すること
によって、レジストパターンの損傷を防止し、その寿命
を延ばすことが可能になる。またノズル11内に障害壁
19を設けるかその断面形状を異形にすることによって
、選択的エツチングの分解力も良好になる。
K発明の効果l 第1の発明は、噴射ノズルの噴口に臨んで局部的に速度
欠損効果を生ずる障害壁を設けるようにしたものである
。従ってこの障害壁のある部分では速度欠損効果によっ
て噴流のエネルギが減殺され、選択的な加工を被加工物
の表面に施すことが可能になる。
また第2の発明は、噴射ノズルの噴口の断面形状を異形
とし、異形の断面形状に応じた加工を行なうようにした
ものである。従って噴口の異形の断面形状に対応したパ
ターンの加工を被加工物の表面に施すことが可能にな、
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る噴射加工装置のノ
ズルの縦断面図、第2図は第1図における■〜■線断面
図、第3図は障害壁による圧力損失を示すグラフ、第4
図は第2の実施例の噴射ノズルを示す斜視図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 11・・・噴射ノズル 17・・・通路 18・・・噴口 19・・・障害壁 21・・・噴流 22・・・被加工物 23・・・溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遊離砥粒とガスとの固気2相流を噴射ノズルによっ
    て被加工物に噴射してその表面の加工を行なうようにし
    た装置において、 前記噴射ノズルの噴口に臨んで局部的に速度欠損効果を
    生ずる障害壁を設けるようにしたことを特徴とする遊離
    砥粒噴射式加工装置。 2、遊離砥粒とガスとの固気2相流を噴射ノズルによつ
    て被加工物に噴射してその表面の加工を行なうようにし
    た装置において、 前記噴射ノズルの噴口の断面形状を異形とし、該異形の
    断面形状に応じた加工を行なうようにしたことを特徴と
    する遊離砥粒噴射式加工装置。
JP27920989A 1989-10-25 1989-10-25 遊離砥粒噴射式加工装置 Pending JPH03142168A (ja)

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