JPH0460644A - 電子写真用ポリエステルフィルム - Google Patents

電子写真用ポリエステルフィルム

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JPH0460644A
JPH0460644A JP17218790A JP17218790A JPH0460644A JP H0460644 A JPH0460644 A JP H0460644A JP 17218790 A JP17218790 A JP 17218790A JP 17218790 A JP17218790 A JP 17218790A JP H0460644 A JPH0460644 A JP H0460644A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明性および走行性の優れた電子写真用フィ
ルムに関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
、マイクロフィルム、オーバーヘッドプロジェクタ−(
OHP)用フィルム等の電子写真用フィルムとして、金
属板、祇以外に合成樹脂フィルムとしてポリエチレンテ
レフタレートの単層フィルムあるいはフィルム上に樹脂
を塗布したものが使用されている。
しかしながら、従来の電子写真用フィルムは、フィルム
の易滑性の点で必ずしも充分とはいえないものであった
。特に原稿を転写するに際し、ゼロックス、ニービレ・
ンクスのような既存の感熱複写機を用いる場合、トナー
の固定ゾーンにおいて180°C以上の温度に保持され
るため、走行性に劣るフィルムには余分の熱が加わり、
変形、平面性の劣化が生じる。
フィルムの走行性を良くするためには、フィルムに粒子
等の滑剤を添加して表面粗度を粗くしたり、表面に滑剤
を塗布したりすることが一般に行われているが、これら
の方法ではフィルムの透明性が損なわれ、実用上問題が
あった。
〔課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討の結果、
ある特定の構成から成る複合ポリエステルフィルムが、
電子写真用フィルムとして有用であることを見いだし、
本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の要旨は、共押出法により得られる、少
なくとも2層から成る二軸配向積層ポリエステルフィル
ムであって、下記(1)〜(8)式を同時に満足するこ
とを特徴とする電子写真用ポリエステルフィルムに存す
る。
0、005≦Ra^≦0.030    −・・■0、
020≦Ra” ≦0.300     川■120≦
GsA≦250     −・・■80≦GsI′≦2
00      ・・・■0、 OO2≦Ra”−Ra
A≦0.300 −・・■1≦GsA−Gs” ≦80
   川■0、5≦H≦20        ・・・■
0、005≦dI/d≦0.3      ・・・■以
下、本発明の詳細な説明する。
本発明にいう二軸配向積層フィルムとは、全ての層が口
金から共溶融押出される共押出法により押出されたもの
を、二輪延伸、熱固定したものを指す。以下、積層フィ
ルムとして2層のフ、・ルムについて説明するが、本発
明において、複合化される層は2層に限定されず、それ
以上の多層であってもよい。
本発明において、各層を構成する原料ポリエステルとし
ては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,
6−ジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸又はそのエス
テルと、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコール等
のグリコールとを重縮合させて得られるポリマーが挙げ
られる。
このようなポリエステルは、芳香族ジカルボン酸とグリ
コールとを直接重縮合させて得られる他、芳香族ジカル
ボン酸ジ“フルキルエステルとグリコールとをエステル
交換反応させた後重縮合せしめるか、あるいは芳香族ジ
カルボン酸のジグリコールエステルを重縮合せしめる等
の方法によっても得られる。かかるポリマーの代表的な
ものとしで、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−26−ナフタレンジカルホキシレート等が挙げられ
る。
このポリマーは共重合されていないホモポリマーてあっ
てもよく、ノカルボン酸成分の15モル%以下の非芳香
族ジカルボン酸成分および/またはジオール成分の15
モル%以下の脂肪族グリコール以外のジオール成分を有
するような共重合ポリエステルであってもよい。さらに
これらのポリエステルと他の重合体とのポリマーブレン
ドであってもよい。ブレンドできる他の重合体止しては
、ポリアミド、ポリオレフィン、その他各種ポリエステ
ル(ボリカーボ名−トを含む)等が例示される。
また、前記ポリエステルは、必要に応じて安定剤、着色
剤、酸化防止剤、消泡剤等の添加剤を含有するものであ
ってもよい。
本発明においては、このようなポリエステルを、共溶融
押出しすることにより、複合化するが、複合化する2層
共、通常、微粒子を含有させる。含有させる微粒子とし
ては、フッ化リチウム、カオリン、クレー、炭酸カルシ
ウム、酸化ケイ素、テレフタル酸カルシウム、酸化アル
ミニウム、リン酸カルシウム、酸化チタン等の元素周期
律表の第1族、第■族、第■族、第■族、その他から選
ばれる元素を含む塩または酸化物からなる不活性粒子、
ポリエステル樹脂の溶融製膜に際して不溶な高融点有機
化合物、架橋化ポリマー等の不活性粒子(これらの外部
から添加される粒子を外部粒子という)、あるいは、ポ
リエステル合成時に使用する金属化合物触媒、例えばア
ルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等、によっ
てポリエステル製造時にポリマー内部に形成される粒子
(ポリエステル製造時に形成される粒子を内部粒子とい
う)が挙げられる。
これらの不活性外部粒子、内部粒子は単独で又は2種以
上を併用して用いることができる。
これらの粒子の平均粒径は、0.01〜3.5μmの範
囲であることが好ましく、また、フィルム中に含まれる
微粒子の量は、易滑面(B面)を構成する層においては
0.03〜0.9重量%、平滑面(A面)を構成する層
においては0.005〜0.1重量%の範囲とすること
が好ましい。
なお、本発明においては、より優れた効果を得るために
、添加粒子としては、ポリエチレンテレフタレートと屈
折率が同程度でしかもフィルム延伸時にボイドを生じに
くい粒子が好ましい。このような、粒子としては、特に
無定形シリカの粒子が好適である。無定形シリカの粒子
を用いる場合、単独で用いても他の粒子と併用してもよ
いが、特に平滑面(A面)における最も好ましい形態と
しては、大粒子と小粒子のバイモーダル系、具体的には
平均粒径0.01〜0.8μmの小粒子と平均粒径0.
8〜1.5μmの大粒子とのバイモーダル系で両者共に
無定形シリカのものが挙げられる。この場合、フィルム
中の大粒子の含有量はO,OO3〜0.015重量%、
小粒子の含有量は(1)〜(8).05重量%とするの
が好ましい。添加される大粒子の平均粒径が0.8μm
未満ではフィルムの易滑性への寄与が極めて小さく、逆
に1.5μmを超えるとフィルム表面に帯状のムラが生
し、好ましくない。
また、大粒子の含有量が0.003重量%未満では得ら
れるフィルムの易滑性が低く、一方、0.015重量%
を超えると透明性が悪化する恐れがある。
本発明においては、上記微粒子の他、フィルムの易滑性
を向上させるために、フィルムの露出する1層又は2層
に有機滑剤を含有させることも好ましい手法である。有
機滑剤の種類としては、特に限定するものではないが、
脂肪族化合物、脂肪酸エステル類、アルキレンビス脂肪
族類及び芳香族アミド等が好ましい。脂肪族化合物とし
ては、モンクン酸等炭素数の多いものが好ましい。また
脂肪族エステルとしては、モンタン酸エチレングリコー
ルエステル等が挙げられる。アルキレンビス脂肪族およ
び/または芳香族アミドとしては、ヘキサメチレンビス
ベヘンアミド、ヘキサメチレンビスステアリルアミド、
N、N’ −ジステアリルテレフタルアミド等が挙げら
れる。これらの有機滑剤のフィルム中の含有量としては
0〜500ppm 、好ましくは0〜200ppmの範
囲である。
これらの滑剤が余りに多量に混入すると、フィルムに蒸
着または塗布等の処理を施す際、接着性が低下したり、
フィルムの色目として黄味が強くなり過ぎたりするため
好ましくない。
更に、フィルムの印刷性や蒸着の際の接着性を向上させ
る目的で、フィルムの露出する2層にポリアルキレング
リコール類を含有させることも好適である。ポリアルキ
レングリコールとしてはポリエチレングリコール、ポリ
テトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール
等を挙げることができる。これらのポリアルキレングリ
コールをフィルム中に含有させる方法としては、エステ
ル交換中、重合中に反応系に添加する、ポリアルキレン
グリコールを共重合させた重合体をブレンドする、ポリ
エステルの乾燥時又は押出時に練り込む等、いかなる方
法でもよい。ただし、本発明のフィルムの透明性を損な
わないように、ポリアルキレングリコールとしては、分
子量10000以下、好ましくは8000以下のものを
用い、また、そのフィルム中の含有量は1重量%以下、
好ましくは0.5重量%以下とする。
本発明において、平滑面(A面)の中心線平均粗さ(R
aA)は0.005〜0.030の範囲であり、好まし
くは、o、 o o s〜0. O25の範囲である。
平滑面のRaAが0.030を超えるフィルムでは、透
明性に劣り不適当である。一方、RaAがO,OO5未
満のフィルムでは、易滑面(B面)が粗れたフィルムで
あっても走行性に劣り不適当である。易滑面(B面)の
中心線平均粗さ(Ra ”)は、0.02(1)〜(8
).300の範囲であり、好ましくは、0.03(1)
〜(8).200、更に好ましくは0.04(1)〜(
8).150の範囲である。
A面とB面のRaの差(Ra”−RaA)は0゜002
〜0.300の範囲であり、好ましくは、0゜01〜0
.200、更に好ましくは0.02〜0.100の範囲
である。RaO差が0.002未満では、本発明の目的
である透明易滑性に劣り不適当である。一方、RaO差
が0.300を超えるものでは、易滑面のヘーズが高(
なり過ぎ実用に供することができない。
本発明のフィルムのA面の光沢度(GsA)は120〜
250の範囲であり、好ましくは、140〜200の範
囲である。GSAが120未満のものでは、透明性に劣
り不適当である。一方、GsAが250を超えるもので
は、フィルムの走行性が極めて悪く好ましくない。B面
の光沢度Gs”は80〜200の範囲であり、好ましく
は、100〜190、更に好ましくは120〜170の
範囲である。
A面とB面の光沢度の差(GsA−Gs” )は、1〜
80の範囲であり、好ましくは、2〜50、更に好まし
くは2〜30の範囲である。(GSA−Gs” )が1
未満では、平滑性と易滑性を同時に満足することができ
ない。一方、(GsA−Gs” )が80を超えるもの
では、ヘーズが高くなり過ぎ好ましくない。
本発明のフィルムは、フイルムベース(H)が0.5〜
20の範囲であり、好ましくは、2〜15、更に好まし
くは5〜10の範囲である。フイルムベースが0.5未
満では走行性に劣り、20を超えるものでは、透明性に
劣り電子写真用フィルムとしては不適当である。
本発明のフィルムの易滑面(B面)を構成する層の厚さ
(am )は全フィルム厚さ(d)に対して0.0 O
5〜0.3の範囲であり、好ましくは0.O1〜0.2
5、更に好ましくは0.05〜0.20の範囲である。
dB/dがO,OO5未満では、B面を構成する層の厚
さが均一でなくなり好ましくなく、0.3を超えるとフ
イルムベースが高くなり過ぎ不適当である。
本発明のポリエステルフィルムの厚さは特に限定されな
いが、通常、25〜150μm程度である。
次に本発明のポリエステルフィルムの製膜方法について
具体的に説明するが、本発明のフィルムは以下の製造例
に何ら限定されるものではない。
カオリン、シリカ等の微細粒子を、必要により安定剤、
着色側、消泡剤、有機滑剤、ポリアルキレングリコール
等の添加剤と共に混合添加したポリエステル原料(1)
と、別途調製したポリエステル原料(II)とを、それ
ぞれ別々に乾燥し、別個の押出機により押出し、共押出
法により、原料(1)および(II)が互いに表層とな
るよう複合化し、キャスティングドラム上に冷却固化さ
せて、2層からなる未延伸ポリエステルシートを形成す
る。この際、常法の静電印加冷却法を用いることが好適
である。
このようにして得たシートは、次いで第一軸方向、通常
は縦方向に延伸する。その際、延伸温度は75°C以上
130°C以下が好ましい。
また、ロールとしては、ハートクロムメツキロール、セ
ラミックロール、テフロン等のエラストマーロール等を
適宜使用することが可能であるが、特にハードクロムメ
ツキロールを用い、延伸温度は80〜90°Cで、−段
階で延伸するのが最適である。
このように第一軸方向に延伸した一軸延伸フィルムは、
次いで第二軸方向に延伸する。第二軸方向延伸は、−軸
延伸フィルムを−旦ガラス転移点以下に冷却するか、ま
たは冷却することなく、例えば90〜150°Cの温度
に予備加熱し、更にほぼ同程度の温度下において第二軸
方向に3.5〜5゜0倍に延伸することにより行う。第
二軸方向の延伸倍率が3.5倍未満では、第二軸方向の
厚さ斑が増幅するので好ましくない。第二軸方向の延伸
倍率は、好ましくは3.8〜5.0倍、更に好ましくは
4.0〜5.0倍である。
次いで、得られた二輪延伸フィルムは、200〜250
°Cで1秒〜10分間熱固定されるが、本発明において
は、該熱固定ゾーンにおいて、200℃以上で1−15
%、フィルム幅方向に弛緩することが重要である。弛緩
処理は、熱固定ゾーンの最大熱固定温度域で幅方向に行
うのが特に好ましい。
更に平面性を悪化させない範囲で縮方向に弛緩すること
も好ましい。
本発明においては、得られるフィルムの透明性及び易滑
性を更に向上させる目的で、このように200°C以上
で熱固定した後、−旦120°C以下に冷却し、更に再
び200°C以上で熱固定する、いわゆる二段熱固定を
採用することも好ましい。
このようにして得られたフィルムの耐熱性を更に向上さ
せるため、オフラインで、低張力上弛緩処理を施すこと
も好ましい。
〔実施例] 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
なお、実施例及び比較例におけるフィルム特性の評価方
法は以下に示す通りである。
(1)表面粗さ(Ra) 中心線平均粗さRa(μm)をもって表面粗さとした。
■小板研究所社製表面粗さ測定機(SE3F)を用い、
フィルム断面曲線からその中心線の方向に基準長さL(
2,5mm)の部分を抜き取り、この抜き取り部分の中
心線をy軸、縦倍率の方向をy軸として粗さ曲線y=f
 (x)で表したとき、下記式で与えられた値を〔μm
〕で表し、中心線平均粗さは、試料フィルム表面から1
0本の断面曲線を求め、これらの断面曲線から求めた抜
き取り部分の中心線平均粗さの平均値で表した。
なお、触針の先端半径は2μm、荷重30■とし、カッ
トオフ値は0.08陥とした。
(2)  フィルムの光沢度(Gs) 日本重色工業■製VGS−1001DP型光型光針を用
いて、60度鏡面光沢度Gs (60°)ちJIS  
Z8741に準じて測定した。すなわち入射角、反射角
60度における黒色標準板の反射率を基準に試料の反射
率を求め光沢度とした。
(3)  フィルムヘーズ J I SK6714に準じ、日本重色工業社製分球式
濁度計NDH−20Dによりフィルムの濁度を測定した
(4)  フィルム厚さおよび層厚さ フィルム断面を切断し、その断面写真から測定した。
実施例1 平均粒径1.4μmのサイロイドを2000ppm含有
するポリエステル(B1)と、平均粒径0.7μmのイ
オン交換樹脂を240ppmと平均粒径1゜4μmのサ
イロイドを40ppm含むポリエステル(A1)を、そ
れぞれ別々に、乾燥し、直径9゜胴の別個の溶融押出機
により原料(A1)と原料(Bl )を互いに表層とし
、厚み比B+ /A+ =10μm/65μmで2層複
合化させて未延伸シートを製造した。
このシートを、まずIR上ヒータ加熱して、ハードクロ
ムの鏡面メンキロールにて85゛cで縮方向に3.6倍
に延伸し、Δnを0.090とした後、120″Cで横
方向に4.0倍延伸した。次いで、240°Cで熱固定
を行い、熱固定時に10%の弛緩率で幅方向の弛緩処理
を行って、厚さ75μmの二輪延伸フィルムを得た。
実施例2 平均粒径1.4μmのサイロイドを11000pp含有
するポリエステル(B2)と平均粒径0.7μ−のイオ
ン交換樹脂を240 ppmと平均粒径1.4μmのサ
イロイドを40ppm含むポリエステル(A2)を実施
例1と同様に製膜し、厚さ75μmの二軸延伸フィルム
を得た。
比較例1 平均粒径2.3μmのサイロイドを1wt%含有するポ
リエステル(A、)の代わりにポリエステルを用いるこ
と以外は実施例1と同様にして、厚さ75μmの二軸延
伸フィルムを得た。
比較例2 実施例1のポリエステル(Bl )のみで75μmのフ
ィルムを得た。
比較例3 実施例1のポリエステル(A1)のみで75μmのフィ
ルムを得た。
以上、得られたフィルムの緒特性を下記表1に示す。
実施例1.2のフィルムを実際の複写機で平滑面側に連
続複写したところ、極めて良好なOHPフィルムが得ら
れた。それに対し、比較例1,3ではヘーズが高<OH
Pフィルムとしては不適当であったし、比較例2のフィ
ルムでは、複写機の途中でつまったりしたためか複写さ
れたフィルムの平面歪みが見られた。
〔発明の効果〕
本発明のフィルムは優れた透明性および走行性を有して
おり電子写真用として極めて有用であり、その工業的価
値は高い。
出 願 人  ダイアホイル株式会社 代 理 人 −弁理士 長谷用 ほか1名 −38唾

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共押出法により得られる、少なくとも2層から成
    る二軸配向積層ポリエステルフィルムであって、下記(
    1)〜(8)式を同時に満足することを特徴とする電子
    写真用ポリエステルフィルム。 0.005≦Ra^A≦0.030・・・(1) 0.020≦Ra^B≦0.300・・・(2) 120≦Gs^A≦250・・・(3) 80≦Gs^B≦200・・・(4) 0.002≦Ra^B−Ra^A≦0.300・・・(
    5) 1≦Gs^A−Gs^B≦80・・・(6) 0.5≦H≦20・・・(7) 0.005≦d_B/d≦0.3・・・(8) (ただし上記式中、Ra^AおよびRa^Bは露出する
    2面(A面およびB面)の中心線平均粗さ(μm)、G
    s^AおよびGs^BはA面およびB面の光沢度、Hは
    フィルムベース(%)、dはフィルム全厚さ(μm)、
    d_BはB面を構成する層の厚さ(μm)を表す)
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