JP2512214B2 - 電子写真用ポリエステルフィルム - Google Patents

電子写真用ポリエステルフィルム

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明性および走行性の優れた電子写真用フ
ィルムに関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
従来、マイクロフィルム,オーバーヘッドプロジェク
ター(OHP)用フィルム等の電子写真用フィルムとし
て、金属板,紙以外に合成樹脂フィルムとしてポリエチ
レンテレフタレートの単層フィルムあるいはフィルム上
に樹脂を塗布したものが使用されている。
しかしながら、従来の電子写真用フィルムは、フィル
ムの易滑性の点で必ずしも充分とはいえないものであっ
た。特に原稿を転写するに際し、ゼロックス,ユーピレ
ックスのような既存の感熱複写機を用いる場合、トナー
の固定ゾーンにおいて180℃以上の温度に保持されるた
め、走行性に劣るフィルムには余分の熱が加わり、変
形、平面性の劣化が生じる。
フィルムの走行性を良くするためには、フィルムに粒
子等の滑剤を添加して表面粗度を粗くしたり、表面に滑
剤を塗布したりすることが一般に行なわれているが、こ
れらの方法ではフィルムの透明性が損なわれ、実用上問
題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討の結
果、ある特定の構成から成る複合ポリエステルフィルム
が、電子写真用フィルムとして有用であることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の要旨は、共押出法により得られる、
少なくとも2層から成る二軸配向積層ポリエステルフィ
ルムであって、下記〜式を同時に満足することを特
徴とする電子写真用ポリエステルフィルムに存する。
0.008≦RaA≦0.025 … 0.030≦RaB≦0.300 … 140≦GsA≦200 … 100≦GsB≦190 … 0.01≦RaB−RaA≦0.200 … 2≦GsA−GsB≦30 … 2≦H≦10 … 0.05≦dB/d≦0.2 … 以下、本発明を詳細に説明する。
本発明にいう二軸配向積層フィルムとは、全ての層が
口金から共溶融押出される共押出法により押出されたも
のを、二軸延伸、熱固定したものを指す。以下、積層フ
ィルムとして2層のフィルムについて説明するが、本発
明において、複合化される層は2層に限定されず、それ
以上の多層であってもよい。
本発明において、各層を構成する原料ポリエステルと
しては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,
6−ジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸又はそのエス
テルと、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ネオペンチルグリコール等
のグリコールとを重縮合させて得られるポリマーが挙げ
られる。
このようなポリエステルは、芳香族ジカルボン酸とグ
リコールとを直接重縮合させて得られる他、芳香族ジカ
ルボン酸ジアルキルエステルとグリコールとをエステル
交換反応させた後重縮合せしめるか、あるいは芳香族ジ
カルボン酸のジグリコールエステルを重縮合せしめる等
の方法によっても得られる。かかるポリマーの代表的な
ものとして、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,5−ナフタレンジカルボキシレート等が挙げられ
る。
このポリマーは共重合されていないホモポリマーであ
ってもよく、ジカルボン酸成分の15モル%以下の非芳香
族ジカルボン酸成分および/またはジオール成分の15モ
ル%以下の脂肪族グリコール以外のジオール成分を有す
るような共重合ポリエステルであってもよい。さらにこ
れらのポリエステルと他の重合体とのポリマーブレンド
であってもよい。ブレンドできる他の重合体としては、
ポリアミド、ポリオレフィン、その他各種ポリエステル
(ポリカーボネートを含む)等が例示される。
また、前記ポリエステルは、必要に応じて安定剤、着
色剤、酸化防止剤、消泡剤等の添加剤を含有するもので
あってもよい。
本発明においては、このようなポリエステルを、共溶
融押出しすることにより、複合化するが、複合化する2
層共、通常、微粒子を含有させる。含有させる微粒子と
しては、フッ化リチウム、カオリン、クレー、炭酸カル
シウム、酸化ケイ素、テレフタル酸カルシウム、酸化ア
ルミニウム、リン酸カルシウム、酸化チタン等の元素周
期律表の第I族、第II族、第III族、第IV族、その他か
ら選ばれる元素を含む塩または酸化物からなる不活性粒
子、ポリエステル樹脂の溶融製膜に際して不溶な高融点
有機化合物、架橋化ポリマー等の不活性粒子(これらの
外部から添加される粒子を外部粒子という)、あるい
は、ポリエステル合成時に使用する金属化合物触媒、例
えばアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等、
によってポリエステル製造時にポリマー内部に形成され
る粒子(ポリエステル製造時に形成される粒子を内部粒
子という)が挙げられる。
これらの不活性外部粒子、内部粒子は単独で又は2種
以上を併用して用いることができる。
これらの粒子の平均粒径は、0.01〜3.5μmの範囲で
あることが好ましく、また、フィルム中に含まれる微粒
子の量は、易滑面(B面)を構成する層においては0.03
〜0.9重量%、平滑面(A面)を構成する層においては
0.005〜0.1重量%の範囲とすることが好ましい。
なお、本発明においては、より優れた効果を得るため
に、添加粒子としては、ポリエチレンテレフタレートと
屈折率が同程度でしかもフィルム延伸時にボイドを生じ
にくい粒子が好ましい。このような、粒子としては、特
に無定形シリカの粒子が好適である。無定形シリカの粒
子を用いる場合、単独で用いても他の粒子と併用しても
よいが、特に平滑面(A面)における最も好ましい形態
としては、大粒子と小粒子のバイモーダル系、具体的に
は平均粒径0.01〜0.8μmの小粒子と平均粒径0.8〜1.5
μmの大粒子とのバイモーダル系で両者共に無定形シリ
カのものが挙げられる。この場合、フィルム中の大粒子
の含有量は0.003〜0.015重量%、小粒子の含有量は0〜
0.05重量%とするのが好ましい。添加される大粒子の平
均粒径が0.8μm未満ではフィルムの易滑性への寄与が
極めて小さく、逆に1.5μmを超えるとフィルム表面に
帯状のムラが生じ、好ましくない。また、大粒子の含有
量が0.003重量%未満では得られるフィルムの易滑性が
低く、一方、0.015重量%を超えると透明性が悪化する
恐れがある。
本発明においては、上記微粒子の他、フィルムの易滑
性を向上させるために、フィルムの露出する1層又は2
層に有機滑剤を含有させることも好ましい手法である。
有機滑剤の種類としては、特に限定するものではない
が、脂肪族化合物、脂肪酸エステル類、アルキレンビス
脂肪族類及び芳香族アミド等が好ましい。脂肪族化合物
としては、モンタン酸等炭素数の多いものが好ましい。
また脂肪族エステルとしては、モンタン酸エチレングリ
コールエステル等が挙げられる。アルキレンビス脂肪族
および/または芳香族アミドとしては、ヘキサメチレン
ビスベヘンアミド、ヘキサメチレンビスステアリルアミ
ド、N,N′−ジステアリルテレフタルアミド等が挙げら
れる。これらの有機滑剤のフィルム中の含有量としては
0〜500ppm、好ましくは0〜200ppmの範囲である。これ
らの滑剤が余りに多量に混入すると、フィルムに蒸着ま
たは塗布等の処理を施す際、接着性が低下したり、フィ
ルムの色目として黄味が強くなり過ぎたりするため好ま
しくない。
更に、フィルムの印刷性や蒸着の際の接着性を向上さ
せる目的で、フィルムの露出する2層にポリアルキレン
グリコール類を含有させることも好適である。ポリアル
キレングリコールとしてはポリエチレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等を挙げることができる。これらのポリアルキレング
リコールをフィルム中に含有させる方法としては、エス
テル交換中、重合中に反応系に添加する、ポリアルキレ
ングリコールを共重合させた重合体をブレンドする、ポ
リエステルの乾燥時又は押出時に練り込む等、いかなる
方法でもよい。ただし、本発明のフィルムの透明性を損
なわないように、ポリアルキレングリコールとしては、
分子量10000以下、好ましくは8000以下のものを用い、
また、そのフィルム中の含有量は1重量%以下、好まし
くは0.5重量%以下とする。
本発明において、平滑面(A面)の中心線平均粗さ
(RaA)は0.008〜0.025の範囲である。平滑面のRaAが0.
025を超えるフィルムでは、透明性に劣り不適当であ
る。一方、RaAが0.008未満のフィルムでは、易滑面(B
面)が粗れたフィルムであっても走行性に劣り不適当で
ある。易滑面(B面)の中心線平均粗さ(RaB)は、0.0
30〜0.300、好ましくは0.040〜0.150の範囲である。
A面とB面のRaの差(RaB−RaA)は0.01〜0.200、好
ましくは0.02〜0.100の範囲である。Raの差が0.01未満
では、本発明の目的である透明易滑性に劣り不適当であ
る。一方、Raの差が0.200を超えるものでは、易滑面の
ヘーズが高くなり過ぎ実用に供することができない。
本発明のフィルムのA面の光沢度(GsA)は140〜200
の範囲である。GsAが140未満のものでは、透明性に劣り
不適当である。一方、GsAが200を超えるものでは、フィ
ルムの走行性が極めて悪く好ましくない。B面の光沢度
GsBは100〜190、好ましくは120〜170の範囲である。
A面とB面の光沢度の差(GsA−GsB)は、2〜30の範
囲である。(GsA−GsB)が2未満では、平滑性と易滑性
を同時に満足することができない。一方、(GsA−GsB
が30を超えるものでは、ヘーズが高くなり過ぎ好ましく
ない。
本発明のフィルムは、フィルムヘーズ(H)が2〜10
の範囲である。フィルムヘーズが2未満では走行性に劣
り、10を超えるものでは、透明性に劣り電子写真用フィ
ルムとしては不適当である。
本発明のフィルムの易滑面(B面)を構成する層の厚
さ(dB)は全フィルム厚さ(d)に対して0.05〜0.20の
範囲である。dB/dが0.05未満では、B面を構成する層の
厚さが均一でなくなり好ましくなく、0.20を超えるとフ
ィルムヘーズが高くなり過ぎ不適当である。
本発明のポリエステルフィルムの厚さは特に限定され
ないが、通常、25〜150μm程度である。
次に本発明のポリエステルフィルムの製膜方法につい
て具体的に説明するが、本発明のフィルムは以下の製造
例に何ら限定されるものではない。
カオリン、シリカ等の微細粒子を、必要により安定
剤、着色剤、消泡剤、有機滑剤、ポリアルキレングリコ
ール等の添加剤と共に混合添加したポリエステル原料
(I)と、別途調製したポリエステル原料(II)とを、
それぞれ別々に乾燥し、別個の押出機により押出し、共
押出法により、原料(I)および(II)が互いに表層と
なるよう複合化し、キャスティングドラム上に冷却固化
させて、2層からなる未延伸ポリエステルシートを形成
する。この際、常法の静電印加冷却法を用いることが好
適である。
このようにして得たシートは、次いで第一軸方向、通
常は縦方向に延伸する。その際、延伸温度は75℃以上13
0℃以下が好ましい。
また、ロールとしては、ハードクロムメッキロール、
セラミックロール、テフロン等のエラストマーロール等
を適宜使用することが可能であるが、特にハードクロム
メッキロールを用い、延伸温度は80〜90℃で、一段階で
延伸するのが好適である。
このように第一軸方向に延伸した一軸延伸フィルム
は、次いで第二軸方向に延伸する。第二軸方向延伸は、
一軸延伸フィルムを一旦ガラス転移点以下に冷却する
か、または冷却することなく、例えば90〜150℃の温度
に予備加熱し、更にほぼ同程度の温度下において第二軸
方向に3.5〜5.0倍に延伸することにより行う。第二軸方
向の延伸倍率が3.5倍未満では、第二軸方向の厚さ斑が
増幅するので好ましくない。第二軸方向の延伸倍率は、
好ましくは3.8〜5.0倍、更に好ましくは4.0〜5.0倍であ
る。
次いで、得られた二軸延伸フィルムは、200〜250℃で
1秒〜10分間熱固定されるが、本発明においては、該熱
固定ゾーンにおいて、200℃以上で1〜15%、フィルム
幅方向に弛緩することが重要である。弛緩処理は、熱固
定ゾーンの最大熱固定温度域で幅方向に行うのが特に好
ましい。
更に平面性を悪化させない範囲で縦方向に弛緩するこ
とも好ましい。
本発明においては、得られるフィルムの透明性及び易
滑性を更に向上させる目的で、このように200℃以上で
熱固定した後、一旦120℃以下に冷却き、更に再び200℃
以上で熱固定する、いわゆる二段熱固定を採用すること
も好ましい。
このようにして得られたフィルムの耐熱性を更に向上
させるため、オフラインで、低張力下弛緩処理を施すこ
とも好まし。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
なお、実施例及び比較例におけるフィルム特性の評価
方法は以下に示す通りである。
(1) 表面粗さ(Ra) 中心線平均粗さRa(μm)をもって表面粗さとした。
(株)小坂研究所社製表面粗さ測定機(SE−3F)を用
い、フィルム断面曲線からその中心線の方向に基準長さ
L(2.5mm)の部分を抜き取り、この抜き取り部分の中
心線をx軸、縦倍率の方向をy軸として粗さ曲線y=f
(x)で表したとき、下記式で与えられた値を〔μm〕
で表し、中心線平均粗さは、試料フィルム表面から10本
の断面曲線を求め、これらの断面曲線から求めた抜き取
り部分の中心線平均粗さの平均値で表した。なお、触針
の先端半径は2μm、荷重30mgとし、カットオフ値は0.
08mmとした。
(2) フィルムの光沢度(Gs) 日本電色工業(株)製VGS−1001DP型光沢度計を用い
て、60度鏡面光沢度Gs(60゜)ちJIS Z8741に準じて測
定した。すなわち入射角、反射角60度における黒色標準
板の反射率を基準に試料の反射率を求め光沢度とした。
(3) フィルムヘーズ JISK6714に準じ、日本電色工業社製分球式濁度計NDH
−20Dによりフィルムの濁度の測定した。
(4) フィルム厚さおよび層厚さ フィルム断面を切断し、その断面写真から測定した。
実施例1 平均粒径1.4μmのサイロイドを2000ppm含有するポリ
エステル(B1)と、平均粒径0.7μmのイオン交換樹脂
を240ppmと平均粒径1.4μmのサイロイドを40ppm含むポ
リエステル(A1)を、それぞれ別々に、乾燥し、直径90
mmの別個の溶融押出機により原料(A1)と原料(B1)を
互いに表層とし、厚み比B1/A1=10μm/65μmで2層複
合化させて未延伸シートを製造した。
このシートを、まずIRヒータで加熱して、ハードクロ
ムの鏡面メッキロールにて85℃で縦方向に3.6倍に延伸
し、Δnを0.090とした後、120℃で横方向に4.0倍延伸
した。次いで、240℃で熱固定を行い、熱固定時に10%
の弛緩率で幅方向の弛緩処理を行って、厚さ75μmの二
軸延伸フィルムを得た。
実施例2 平均粒径1.4μmのサイロイドを1000ppm含有するポリ
エステル(B2)と平均粒径0.7μmのイオン交換樹脂を2
40ppmと平均粒径1.4μmのサイロイドを40ppm含むポリ
エステル(A2)を実施例1と同様に製膜し、厚さ75μm
の二軸延伸フィルムを得た。
比較例1 平均粒径2.3μmのサイロイドを1wt%含有するポリエ
ステル(A1)の代わりにポリエステルを用いること以外
は実施例1と同様にして、厚さ75μmの二軸延伸フィル
ムを得た。
比較例2 実施例1のポリエステル(B1)のみで75μmのフィル
ムを得た。
比較例3 実施例1のポリエステル(A1)のみで75μmのフィル
ムを得た。
以上、得られたフィルムの諸特性を下記表1に示す。
実施例1,2のフィルムを実際の複写機で平滑面側に連
続複写したところ、極めて良好なOHPフィルムが得られ
た。それに対し、比較例1,3ではヘーズが高くOHPフィル
ムとしては不適当であったし、比較例2のフィルムで
は、複写機の途中でつまったりしたためか複写されたフ
ィルムの平均歪みが見られた。
〔発明の効果〕
本発明のフィルムは優れた透明性および走行性を有し
ており電子写真用として極めて有用であり、その工業的
価値は高い。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共押出法により得られる、少なくとも2層
    から成る二軸配向積層ポリエステルフィルムであって、
    下記〜式を同時に満足することを特徴とする電子写
    真用ポリエステルフィルム。 0.008≦RaA≦0.025 … 0.030≦RaB≦0.300 … 140≦GsA≦200 … 100≦GsB≦190 … 0.01≦RaB−RaA≦0.200 … 2≦GsA−GsB≦30 … 2≦H≦10 … 0.05≦dB/d≦0.2 … (ただし上記式中、RaAおよびRaBは露出する2面(A面
    およびB面)の中心線平均粗さ(μm),GsAおよびGsB
    はA面およびB面の光沢度,Hはフィルムヘーズ(%),d
    はフィルム全厚さ(μm),dBはB面を構成する層の厚
    さ(μm)を表す)
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